JP5432682B2 - ドアヒンジ - Google Patents

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Description

本発明はドア及びドア枠の一方に取り付けられてドア及びドア枠の他方に設けられたピボット孔に嵌合されるピボット軸を備えるドアヒンジに関する。
この種のドアヒンジでは、ドアのドア枠への取付作業を容易に行うことができるようにするために、ドア枠に取り付けられたドアヒンジのピボット軸を一旦ドア枠内に引き込んでおき、ピボット軸とドアに設けられたピボット孔との位置を整合させた後に、ねじを回転させてレバーを押し下げてピボット軸をドア枠から突出させてピボット孔に挿入するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特許第3643346号
上記のようなドアヒンジにおいては、ピボット軸を受け入れるピボット孔の直径が、ピボット軸の直径と略同じとされ、ドアの回動の際にガタツキが生じないようにしている。このため、ピボット軸とピボット孔との整合が正確でないと、ドア枠から突出されたピボット軸がピボット孔の縁に係合してしまい、該ピボット孔内に適正に挿入されないことが生じうる。この場合、突出したピボット軸はピボット孔が形成されているドアの上部縁に係合されているために、作業者がピボット軸の不完全な装着に気づかず取付完了と誤認してしまう場合があり、このため、その後で、ドアが倒れる虞がある。
本発明はこのような点に鑑み、ピボット軸を確実且つ適正にピボット孔内に挿入できるようにするとともに、たとえピボット軸の挿入が不完全であってもドアが倒れない安全なドアヒンジを提供することを目的とする。
本発明は、
ピボット軸(以下に述べる実施形態においては参照番号12で示す。以下において括弧書きは同様の表示である。)と、ドア(D)及びドア枠(F)の一方に固定されて該ピボット軸をその軸線方向で変位可能に支持するするガイド部材(14)と、該ピボット軸を該ガイド部材から突き出してドア及びドア枠の他方に設けられたピボット孔(H)に嵌合させる駆動装置(20)とを有するドアヒンジ(10,50)であって、
ピボット軸(12)が、該ピボット孔内に嵌合される大径軸部(12a)と、該大径軸部と同軸状とされ該大径軸部内に摺動可能に取り付けられた小径軸部(12b)とを備え、
該駆動装置(20)が、
該ドア及びドア枠の該一方に対して枢着される基端(26)と、該大径軸部に係合された第1自由端(28)とを有する第1レバー(30)であって、該基端の周りで一方向に枢動されることにより該大径軸部(12a)を該ガイド部材(14)から突き出して該ピボット孔(H)内に嵌合させるようになされた第1レバー(30)と、
該小径軸部(12b)との第2自由端(40b、52b)を有する第2レバー(40,52)であって、該大径軸部(12a)を該ピボット孔内に嵌合させるための該基端の周りでの該第1レバー(30)の動きに伴って動かされ、それにより、該第1レバー(30)の該第1自由端(28)よりも大きく変位される第2自由端(40b、52b)によって、該小径軸部(12b)を、該大径軸部(12a)とともに該ピボット孔(H)に向けて変位すると共に該大径軸部(12a)に対して相対的に変位させて該大径軸部(12a)から該ピボット孔(H)側に突出させて、該大径軸部(12a)よりも早く該ピボット孔内に挿入されるようになされた第2レバー(40,52)とを備えることを特徴とするドアヒンジを提供する。
このドアヒンジでは、ピボット軸(12)をピボット孔(H)内に嵌合させるときに、該ピボット軸を構成する小径軸部(12b)が先ずピボット孔内に入り、次に、大径軸部(12a)が同ピボット孔内に嵌合される。小径軸部(12b)は、大径軸部(12a)に比べてピボット孔(H)よりも、その径が小さく、ピボット軸(12)とピボット孔(H)との整合が十分でなくとも、ピボット孔内に挿入することが可能であり、ピボット孔内に入った小径軸部(12b)は大径軸部(12a)のピボット孔内へのガイドの作用もすることになり、ピボット軸のピボット孔への嵌合をより確実にすることができる。万が一、大径軸部(12a)がピボット孔内に嵌合されない場合でも、小径軸部(12b)がピボット孔(H)内に入っているのでドアが倒れるのを防止することができ、また、ピボット孔への小径軸部の係合であるためにドアに傾きが生じるため、ピボット軸のピボット孔への嵌合が完全でないことを知ることができる。
具体的には、第2レバー(40,52)が、該基端(26)よりも該第1自由端(28)寄りの位置で該ドア及びドア枠の該一方に係合された係合端(40a、52a)と、該係合端(40a、52a)よりも該第2自由端(40b、52b)寄りの位置で、該第1レバー(30)に係合する係合部(40c、52c)とを有し、該大径軸部(12a)を該ピボット孔(H)内に嵌合させるために該第1レバーが該基端の周りで枢動されるときに、第2レバーが該係合部(40c、52c)の該第1レバー(30)との係合を保ちながら該係合端(40a、52a)を中心に枢動し、それにより、該該第1レバーの該第1自由端よりも大きく変位される第2自由端によって、該小径軸部を、該大径軸部とともに該ピボット孔に向けて変位すると共に該大径軸部に対して相対的に変位させて該大径軸部から該ピボット孔側に突出させて、該大径軸よりも早く該ピボット孔内に挿入されるようにすることができる。
より具体的には、本発明に係るドアヒンジは、ドア及びドア枠の上記一方に固定されるベース部材(16)を備え、第1レバーの基端(26)が該ベース部材に枢着されるようにすることができる。要するに、第1レバーを該ベース部材を介してドア又はドア枠に枢着するものである。
1つの実施形態としては、上記第2レバー(40)は、上記係合端(40a)がベース部材(16)に枢着され、上記係合部(40c)は第1レバー(30)に対して押圧係合されるようになされ、該係合部(40c)が第1レバーと摺動係合する状態で、係合端(40a)を中心に枢動するようにされる。具体的には、第2レバーの係合部(40c)を、第1レバーに対して押圧するバネ部材(44)を有するようにすることができる。
この場合、第2レバーの係合部(40c)は、第1レバーの基端(26)の周りの一方向で該第1レバーに押圧係合されるようにすることができる。第1レバー(30)に対する係合部(40c)の係合は逆方向から行うこともできるが、上記一方向で押圧係合するようにした場合、大径軸部をピボット孔内に嵌合するために第1レバーが該一方向に枢動するときに、それに伴い動かされる第2レバーが小径軸部を大径軸部から突出させた状態でピボット孔内に挿入した時点で、第2レバーがガイド部材に係合して第1レバーと共に動くのを阻止され、大径軸部だけが第1レバーの一方向での動きによってピボット孔内に挿入されるようにすることができる。
他の実施形態としては、第2レバー(52)の係合部(52c)が、第1レバー(30)に対して枢着され、第1レバー(30)の上記一方向への枢動に伴い該係合部(52c)が変位することにより第2レバー(52)が係合端(52a)を中心に枢動されて小径軸部(12b)を軸線方向で変位させるようにすることができる。
この場合、係合端(52a)がベース部材(16)から係合解除可能に係合され、第2レバー(52)が小径軸部(12b)をピボット孔(H)内に挿入した状態で、第2レバー(52)がガイド部材(14)によって係止され、第1レバー(30)が続けて枢動されて該係合部(52c)が変位したときに係合端(52a)がベース部材(16)から外れるようにすることができる。
上記第1レバー(30)は、基端(26)から第1自由端側(28)とは反対側に延びる延長部(30a)を有し、駆動装置(20)が、該延長部(30a)に係合されて第1レバー(30)を基端(26)の周りで上記一方向に駆動するための駆動部材(34)を有するようにすることができる。この駆動部材は、上記ベース部材(16)にネジ係合されて、回転されることにより軸線方向で変位して該第1レバー(30)を該基端(26)の周りで駆動するようにすることもできる。
以下、添付図面に基づき本発明に係るドアヒンジの実施形態につき説明する。
本発明の第1の実施形態に係るドアヒンジの一部を断面で示した正面図であり、ピボット軸が引き込み位置にある状態を示す。 図1のドアヒンジの平面図である。 図1と同様の図であり、ピボット軸の小径軸部がピボット孔に向けて動かされ始めた状態を示す。 図1と同様の図であり、ピボット軸の小径軸部がピボット孔内に挿入された状態を示す。 図1と同様の図であり、ピボット軸の大径軸部がピボット孔内に挿入された状態を示す。 図1のドアヒンジの斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るドアヒンジの一部を断面で示した正面図であり、ピボット軸が引き込み位置にある状態を示す。 図7のドアヒンジの平面図である。 図7と同様の図であり、ピボット軸の小径軸部がピボット孔に向けて動かされ始めた状態を示す。 図7と同様の図であり、ピボット軸の小径軸部がピボット孔内に挿入された状態を示す。 図7と同様の図であり、ピボット軸の大径軸部がピボット孔内に挿入された状態を示す。 図7のドアヒンジの斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るドアヒンジ10は、ドア上部枠Fに装着されるようになっており、図5に示すように、ドアDに取り付けられるピボット孔Hに嵌合されるピボット軸12と、該ピボット軸をその軸線方向(図示の例では垂直方向)で変位可能にガイドする筒状のガイド部材14と、ピボット軸12をガイド部材14から突き出してピボット孔Hに嵌合させる位置(図5)と、ガイド部材14内に引き込めた位置(図1)との間で駆動する駆動装置20とを有している。ドアヒンジ10は、ガイド部材14及び駆動装置20を支持するプレート状のベース部材16を備え、ガイド部材14及び駆動装置20をドア上部枠Fに形成される取付凹部内に配置した状態で、ベース部材16をネジ18によって固定することにより、該ドア上部枠Fに取り付けられるようになっている。
ピボット軸12は、ピボット孔H内に嵌合される大径軸部12aと、大径軸部12aと同軸状とされ該大径軸部内に摺動可能に取り付けられた小径軸部12bとを備える。
駆動装置20は、ベース部材16から相互に間隔をあけて立ち上げられた一対の取付ブラケット22(図2)にピボットピン24によって枢着された基端26と、大径軸部12aに係合された自由端28とを有する第1レバー30を有し、該第1レバー30は、ピボットピン24の周りで図1で見て反時計方向に枢動されることにより大径軸部12aをガイド部材14から突き出してピボット孔内に嵌合させ、反対に時計方向に枢動することにより大径軸部12aをガイド部材14内に引き込めるように作用する。
第1レバー30の自由端28は、筒状のガイド部材14にその軸線方向で延びるように形成されたスリット32を通してガイド部材14内に延び、大径軸部12aの側壁に形成された係合開口12cに係合されている。第1レバー30は、基端26から自由端28とは反対方向に延びる延長部30aを有しており、該延長部は、ベース部材16のメネジが形成された貫通孔16aにネジ係合されて延びる駆動部材34に係合されている。具体的には、駆動部材34の上端の拡大頭部34aが延長部30aに形成された係合凹部30bに係合されており、該駆動部材34を回転して上下方向に変位させることにより、該第1レバー30を該レバーの基端26にあるピボットピン24を中心に枢動するようになっている。
駆動装置20は更に、一方の取付ブラケット22に枢着された第2レバー40を有している。第2レバー40は、第1レバー30の基端26よりも第1レバー30の自由端28寄りの位置で、一方の取付ブラケット22のガイド部材14側に延びた部分22aにピボットピン24により枢動可能に係合された係合端40aと、小径軸部12bに係合された自由端40bと、係合端40aよりも自由端40b寄りの位置で、第1レバー30に係合する係合部40cとを有している。図示の例では、ピボットピン24の周りに廻され、一端が第1レバー30に係合し、他端が第2レバー40に係合するように設定された捻りバネ44によって、第2レバー40の係合部40cが、第1レバー30の上面に押圧係合されるようになされている。このようにすることにより、大径軸部12aをピボット孔H内に嵌合させるために第1レバー30がピボットピン24の周りで動くときに、第2レバー40の係合部40cが第1レバー30との係合を保ちながら係合端40aを中心に枢動し、それにより、第2レバー40の自由端40bが第1レバー30の第1自由端28よりも大きく変位されるようになっている。このような第1及び第2レバーの動きによって、大径軸部12aと小径軸部12bとはピボット孔Hに向けて動かされると共に、小径軸部12bは大径軸部12aに対して相対的に変位し、大径軸部12aからピボット孔H側に突出して、大径軸部30よりも早くピボット孔H内に挿入されるようにされている。尚、自由端40bには長孔40dが設けられており、小径軸部12bの上端に取り付けられたピン12dが該長孔40dに緩く挿入されており、第2レバー40の枢動による小径軸部12bの上下動が円滑に行えるようにしている。
図示の例では、大径軸部12aをピボット孔H内に嵌合するために第1レバー40が枢動さるときに、それに伴い動かされる第2レバー40が小径軸部12bを大径軸部12aから突出させた状態でピボット孔H内に挿入した時点で(図4)、第2レバー40がガイド部材14の上端14bに係合して第1レバー30と共に動くのを阻止され、大径軸部12aだけが第1レバー30の動きによってピボット孔H内に挿入されるようになっている(図5)。
上述の実施形態において、第1アーム30から下方に突出している突起30bは、ピボット軸12がピボット孔H内に完全に入ったときに、ベース部材16に形成された開口16bから僅かに下方に延びるようにされて、ピボット軸の設定が完了したことを示す表示である。
図7に示す第2の実施形態に係るドアヒンジ50は、基本的な構成は上述の第1実施形態に係るドアヒンジ10と同じで、第1実施例と同じ参照番号で示す同じ構成要素を有するが、第2レバー52の構成が異なる。すなわち、第2レバー52は、第1実施形態の第2レバーの係合端40aに相当する係合端部52aが、上記一方の取付ブラケット22の部分22aに形成された切欠き状凹部22bに当接して係合されている。また、第1実施形態における第2レバー40の係合部40cに対応する係合部52cが、枢軸53により第1レバー30に対して枢着されている。このドアヒンジ50では、第1実施形態における捻りバネ44は設けられていないが、第2レバー52は、その自重及び小径軸部12bの重さによって、係合部52cを中心に反時計方向での付勢力がかけられており、係合端52aは取付ブラケット22の角部22bに押圧係合されている。第2レバー52がこのように構成されているので、第1レバー30が反時計方向に枢動されるときに、第2レバー52は、第1レバー30に枢着された係合部52cが変位され、それに伴って、第2レバー52はその係合端52aを中心に反時計方向に枢動され、それにより第2レバー52の自由端52bが第1レバーの自由端28よりも大きく下方に変位するようになっている。自由端52bには、第1の実施形態と同様に長孔52dが形成され、小径軸部12bの上端のピン12dを緩く受け入れるようになっている。
図10及び図11に示すように、上述のような第2レバー52の枢動により小径軸部12bがピボット孔H内に挿入された時点で、第2レバー52はガイド部材14の上端に係止され、第1レバー30が更に枢動されることにより大径軸部12aだけが下方に変位して、ピボット孔H内に嵌合されるようにされており、このとき第2レバー52の係合端52aは、取付ブラケット22の切欠き状凹部22bから外れるようにされている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。例えば、第2レバーは、小径軸部をピボットホールHに挿入した時点で、ガイド部材に係止されるようになっているが、大径軸部がピボットホールに嵌合されるまで、該大径軸部と一緒に動くようにすることも可能である。
ドアD;ドア上部枠F;ドアヒンジ10;ピボット軸12;大径軸部12a;小径軸部12b;係合開口12c;ガイド部材14;ベース部材16;貫通孔16a;開口16b;ネジ18;駆動装置20;取付ブラケット22;取付ブラケットの部分22a;切欠き状凹部22b;ピボットピン24;基端26;自由端28;第1レバー30;延長部30a;係合凹部30b;スリット32;駆動部材34;拡大頭部34a;第2レバー40;係合端40a;自由端40b;係合部40c;ピボットピン42;捻りバネ44;ドアヒンジ50;第2レバー52;係合端52a;自由端52b;係合部52c

Claims (11)

  1. ピボット軸と、ドア及びドア枠の一方に固定されて該ピボット軸をその軸線方向で変位可能に支持するガイド部材と、該ピボット軸を該ガイド部材から突き出してドア及びドア枠の他方に設けられたピボット孔に嵌合させる駆動装置とを有するドアヒンジであって、
    ピボット軸が、該ピボット孔内に嵌合される大径軸部と、該大径軸部と同軸状とされ該大径軸部内に摺動可能に取り付けられた小径軸部とを備え、
    該駆動装置が、
    該ドア及びドア枠の該一方に対して枢着される基端と、該大径軸部に係合された第1自由端とを有する第1レバーであって、該基端の周りで一方向に枢動されることにより該大径軸部を該ガイド部材から突き出して該ピボット孔内に嵌合させるようになされた第1レバーと、
    該小径軸部との第2自由端を有する第2レバーであって、該大径軸部を該ピボット孔内に嵌合させるための該基端の周りでの該第1レバーの動きに伴って動かされ、それにより、該第1レバーの該第1自由端よりも大きく変位される第2自由端によって、該小径軸部を、該大径軸部とともに該ピボット孔に向けて変位すると共に該大径軸部に対して相対的に変位させて該大径軸部から該ピボット孔側に突出させて、該大径軸よりも早く該ピボット孔内に挿入されるようになされた第2レバーと
    を備えることを特徴とするドアヒンジ。
  2. 該第2レバーが、該基端よりも該第1自由端寄りの位置で該ドア及びドア枠の該一方に係合された係合端と、該係合端よりも該第2自由端寄りの位置で、該第1レバーに係合する係合部とを有し、該大径軸部を該ピボット孔内に嵌合させるために該第1レバーが動くときに、該第2レバーが該係合部の該第1レバーとの係合を保ちながら該係合端を中心に枢動し、それにより、該第1レバーの該第1自由端よりも大きく変位される第2自由端によって、該小径軸部を、該大径軸部とともに該ピボット孔に向けて変位すると共に該大径軸部に対して相対的に変位させて該大径軸部から該ピボット孔側に突出させて、該大径軸よりも早く該ピボット孔内に挿入されるようになされている請求項1に記載のドアヒンジ。
  3. 該ドア及びドア枠の該一方に固定されるベース部材を備え、該第1レバーの該基端が該ベース部材に枢着されている請求項2に記載のドアヒンジ。
  4. 該第2レバーは、該係合端が該ベース部材に枢着され、該係合部は該第1レバーに対して押圧係合されるようになされ、該係合部が該第1レバーと摺動係合する状態で、該係合端を中心に枢動するようになされている請求項3に記載のドアヒンジ。
  5. 該第2レバーの該係合部を、該第1レバーに対して押圧するバネ部材を有する請求項4に記載のドアヒンジ。
  6. 該第2レバーの該係合部は、該第1レバーの該基端の周りの該一方向で該第1レバーに押圧されるようになされている請求項5に記載のドアヒンジ。
  7. 該大径軸部を該ピボット孔内に嵌合するために該第1レバーが該一方向に枢動するときに、それに伴い動かされる該第2レバーが該小径軸部を該大径軸部から突出させた状態で該ピボット孔内に挿入した時点で、該第2レバーが該ガイド部材に係合して該第1レバーと共に動くのを阻止され、該大径軸部だけが該第1レバーの該一方向での動きによって該ピボット孔内に挿入されるようになされた請求項6に記載のドアヒンジ。
  8. 該第2レバーの該係合部が、該第1レバーに対して枢着され、該第1レバーの該一方向への枢動に伴い該枢着された係合部が変位することにより該第2レバーが該係合端を中心に枢動されて該小径軸部を軸線方向で変位させるようにした請求項3に記載のドアヒンジ。
  9. 該係合端が該ベース部材から係合解除可能に係合されており、該第2レバーが該小径軸部を該ピボット孔内に挿入した状態で、該第2レバーが該ガイド部材によって係止され、該第1レバーが続けて枢動されて該係合部が変位したときに該係合端が該ベース部材から外れるようにされている請求項8に記載のドアヒンジ。
  10. 該第1レバーが、該基端から該第1自由端側とは反対側に延びる延長部を有し、該駆動装置は、該延長部に係合されて該第1レバーを該基端の周りで該一方向に駆動するための駆動部材を有する請求項2乃至9のいずれかに記載のドアヒンジ。
  11. 該第1レバーが、該基端から該第1自由端側とは反対側に延びる延長部を有し、該駆動装置は、該ベース部材にネジ係合されて該延長部に係合され、回転されることにより軸線方向で変位して該第1レバーを該基端の周りで駆動するようにした駆動部材を有する請求項2乃至9のいずれかに記載のドアヒンジ。
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