JP6389203B2 - 引込み装置取付け用テンプレート、扉用装置及び扉用装置の製造方法 - Google Patents

引込み装置取付け用テンプレート、扉用装置及び扉用装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、引込み装置及び受け座のいずれか一方を扉に取り付け、引込み装置及び受け座の他方を上枠の下面に取り付ける際に使用される引込み装置取付け用テンプレートに関する。
受け座を引き込むアームを有する引込み装置が知られている(特許文献1参照)。上枠の下面には受け座が取り付けられ、扉には引込み装置が取り付けられる。利用者が開き位置にある扉を所定角度まで閉めると、引き出された状態のアームが受け座に係合する。すると、アームが引込み方向に回転し、受け座を引き込む。これにより、自動的に扉が閉まる。
引込み装置を正常に作動させるためには、引込み装置及び受け座を正確に位置決めする必要がある。引き出された状態のアームが受け座に係合しないと、扉を引き込むことができないからである。
出願人は、上記特許文献1において、引込み装置及び受け座を正確に位置決めするために、引込み装置及び受け座を扉及び上枠の下面に取り付けた後、引込み装置にアームに相当する位置調整治具を着脱可能に取り付け、位置調整治具が受け座に係合するように(ひいては引き出された状態のアームが受け座に係合するように)、扉を開け閉めしながら受け座の位置を微調整する取付け方法を提案している。
特許文献1に記載の取付け方法において、扉を開け閉めしながら受け座の位置を微調整するのは、扉の厚さやヒンジの種類によって、アームの軌跡が変わるからである。アームの軌跡が変わることを考慮して、受け座の位置を微調整することで、引込み装置に対して受け座を正確に位置決めすることができる。
特許第5662509号
しかしながら、特許文献1に記載の取付け方法にあっては、引込み装置及び受け座を扉及び上枠の下面に取り付けた後、受け座の位置を微調整する必要があるので、引込み装置及び受け座の取付けに手間がかかるという課題がある。
そこで、本発明は、引込み装置及び受け座の取付けを容易にすることができる引込み装置取付け用テンプレート、この引込み装置取付け用テンプレートを使用する扉用装置、及び扉用装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、扉に着脱可能に固定され、受け座を引き込むアームを有する引込み装置及び前記受け座のいずれか一方の取付け用の印を前記扉につけるための垂直部と、前記垂直部に対して直角に曲がっていて、前記引込み装置及び前記受け座の他方の取付け用の印を上枠の下面につけるための水平部と、を備え、前記水平部は、前記扉が閉じ位置にあるときに、前記上枠の下面に左右方向の線を罫書くための第一の手段と、前記第一の手段に対して傾斜する線と、前記扉が所定角度だけ開いて前記左右方向の線が前記傾斜する線に重なったときに、前記上枠の下面に前後方向の線を罫書くための第二の手段と、を備え、前記左右方向の線と前記前後方向の線との交点が、前記他方の前記取付け用の印である引込み装置取付け用テンプレートである。
本発明の他の態様は、前記引込み装置取付け用テンプレートと、前記引込み装置と、前記受け座と、を備える扉用装置である。
本発明のさらに他の態様は、前記引込み装置取付け用テンプレートを用いて、前記扉に前記一方の前記取付け用の印をつけ、前記上枠の下面に前記他方の前記取付け用の印をつける工程と、前記扉に前記一方を取り付ける工程と、前記上枠の下面に前記他方を取り付ける工程と、を備える扉用装置の製造方法である。
本発明によれば、直角に曲がっている引込み装置取付け用テンプレートを用いて、扉に引込み装置及び受け座のいずれか一方の取付け用の印をつけ、上枠の下面に引込み装置及び受け座の他方の取付け用の印をつけることができる。引込み装置及び受け座を最初から正確に位置決めすることができるので、引込み装置及び受け座の取り付けが容易である。
扉及び上枠に取り付けられた引込み装置及び受け座を示す斜視図である(図1(a)は扉の開き位置を示し、図1(b)は扉の閉じ位置を示す)。 引込み装置の平面図である(図2(a)はアームの引出し位置を示し、図2(b)はアームの中間位置を示し、図2(c)はアームの引込み位置を示す)。 引込み装置の水平断面図である。 本実施形態のテンプレートの上面図である(折り曲げる前)。 本実施形態のテンプレートの底面図である(折り曲げる前)。 手順1の工程図である(図6(a)は枠及び扉の斜視図を示し、図6(b)は図6(a)のA部拡大図を示す)。 手順2〜4の工程図である(図7(a)は枠及び扉の斜視図を示し、図7(b)及び図7(c)は図7(a)のA部拡大図を示す)。 手順5,6の工程図である(図8(a)は枠及び扉の斜視図を示し、図8(b)は図8(a)のA部拡大図を示し、図8(c)は図8(b)のB部拡大図を示す)。 扉の厚さの違いによるアームの軌跡の変化を示す水平断面図である(図9(a)は扉が厚い場合、図9(b)は扉が薄い場合)。 手順7の工程図である(受け座を上枠の下面に取り付ける工程図)。 手順7の工程図である(引込み装置を扉に取り付ける工程図)。 引込み装置及びブラケットを示す斜視図である。 扉に受け座を取り付け、上枠の下面に引込み装置を取り付けた変形例を示す図である(扉の開き位置を示す)。 扉に受け座を取り付け、上枠の下面に引込み装置を取り付けた変形例を示す図である(扉の閉じ位置を示す)。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態の引込み装置取付け用テンプレート(以下、単にテンプレートという)を詳細に説明する。ただし、本発明のテンプレートは、種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
図1は、引込み装置1及び受け座3の斜視図を示す。引込み装置1は、扉6の表面に取り付けられる。引込み装置1には、受け座3を引き込むアーム2が設けられる。受け座3は、扉6を囲む枠7の上枠7aの下面に取りけられる。
利用者が図1(a)に示す開き位置にある扉6を所定角度まで閉めると、アーム2と受け座3とが係合する。すると、アーム2が受け座3を引き込むように回転し、図1(b)に示すように扉6が自動的に閉まる。アーム2には、受け座3の軸4を受け入れる溝2aが形成される。アーム2が受け座3を引き込むとき、軸4は溝2aに嵌まったまま溝2aに沿ってスライドする。反対に、利用者が図1(b)に示す閉じ位置にある扉6を所定角度以上開くと、図1(a)に示すようにアーム2が受け座3から離れる。このため、扉6を軽く開くことができる。
なお、以下においては、説明の便宜上、特に明示がない限り、扉6を引いて開く側から見たときの方向、すなわち図1に示す上下、左右、前後の各方向を用いて、各部の構成を説明する。
(引込み装置1の構成)
図2は引込み装置1の平面図を示す。アーム2は図2(a)に示す引き出された状態から図2(c)に示す引込み状態まで回転する。引込み装置1は、引込み機能とダンパ機能とを有し、扉6を閉じるときの衝撃をやわらげ、ゆっくりと確実に扉6が閉まるようにする。
図3は、引込み装置1の水平断面図を示す。引込み装置1は、ケース11、ケース11に固定されるアーム軸12、アーム軸12に回転可能に支持されるアーム2、アーム2に引き出される方向又は引き込まれる方向のトルクを与えるスライダクランク機構21、アーム2が引き込まれるときの衝撃を緩和するダンパ機構22、を備える。
スライダクランク機構21は、第一のリンク13、スライダ14、コイルばね15、ばねベース16を備える。第一のリンク13の一端部はアーム2に回転可能に連結され、第一のリンク13の他端部はスライダ14に回転可能に連結される。スライダ14は、ケース11に対して一方向にスライド可能である。コイルばね15は、スライダ14とばねベース16との間に介在し、スライダ14に付勢力を与える。
ダンパ機構22は、スライドブロック31、ダンパ32、ダンパベース34、ダンパ調節軸33を備える。スライドブロック31には、アーム2のダンパ軸2bが通される長孔31aが形成される。スライドブロック31は、ケース11に対して一方向にスライド可能である。アーム2の回転に伴い、スライドブロック31が一方向にスライドする。ダンパ32は、スライドブロック31とダンパベース34との間に介在する。ダンパ32は、本体部32aに対してロッド32bがストロークする伸縮式のダンパである。アーム2の引込み方向の回転に伴い、ダンパ32が縮まり、ダンパ力が発生する。ケース11には、ダンパベース34が結合される。ダンパベース34には、ダンパ32の本体部32aの位置を調節するダンパ調節軸33が組み込まれる。
引込み装置1の動きは、以下のとおりである。アーム2は図2(a)に示す引き出された状態から図2(c)に示す引込み状態まで回転する。図2(a)に示す引き出された状態では、スライダクランク機構21はアーム2にさらに引出し方向にトルクを与える。このため、アーム2の引き出された状態が維持される。受け座3の軸4が引き出された状態のアーム2に当たると、図2(b)に示すようにアーム2が引込み方向に回転する。アーム2がスライダクランク機構21の思案点を超えるまで回転すると、スライダクランク機構21がアーム2に引込み方向のトルクを与える。これにより、アーム2が図2(c)に示す引込み状態まで自動的に回転する。引込み状態ではスライダクランク機構21はアーム2にさらに引込み方向のトルクを与える。このためアーム2の引込み状態が維持される。
図2(a)に示す引き出された状態から図2(c)に示す引込み状態までアーム2が引込み方向に回転するとき、スライドブロック31がダンパ32を縮め、ダンパ力が発生する。
図2(c)に示す引込み状態から図2(a)に示す引き出された状態までアーム2が引出し方向に回転するとき、スライダクランク機構21は上記と逆の動作を行う。アーム2が引出し方向に回転するとき、ダンパ機構22はダンパ力を発揮することはない。
(受け座3の構成)
図10に示すように、受け座3は、上枠7aの下面にねじ41によって取り付けられるベース42と、ベース42に対して前後方向に位置調節可能な調節体43と、調節体43に対して上下方向に位置調節可能な軸4と、軸4を突出させた状態でベース42及び調節体43を覆うカバー44と、を備える。軸4は、前後方向の位置、上下方向の位置が調節可能である。ねじ45を緩めれば、調節体43の前後方向の位置を調節できるようになっている。ナット46を緩めれば、軸4の上下方向の位置を調節できるようになっている。詳しくは後述するが、左右方向の位置調節機能は引込み装置1のブラケット18に設けられる(図11参照)。
(テンプレート8の構成)
本実施形態のテンプレート8は、L字状に折り曲げ可能な板状の型紙から構成される。図4は、折り曲げる前のテンプレート8の上面図を示し、図5は折り曲げる前のテンプレート8の底面図を示す。テンプレート8には、折り目の線8cが印刷等によって表される。図4の折り目の線8cに沿って山折りすることで、L字状に折り曲げられたテンプレート8が形成される(図6参照)。図4の折り目の線8cの下側が垂直部8aを構成し、上側が水平部8bを構成する。
水平部8bには、上枠7aの下面に受け座3の取付け用の印をつけるための第一の手段としての第一孔53(垂直部8aに近い側の流線形の第一孔53)、及び第二の手段としての第二孔54(垂直部8aから離れた側の第二孔54)が設けられる。第二孔54は、一対の半円状の孔54aと、これらの間の四角形の孔54bと、を備える。垂直部8aには、扉6に引込み装置1の取付け用の印をつけるための第三の手段としての第三孔51(半円状の第三孔51)、及び第四の手段としての第四孔52(幅方向の両端部に設けられる一対の小円の第四孔52)が設けられる。
(テンプレート8を用いて引込み装置1及び受け座3を取り付ける手順)
テンプレート8には、扉6に引込み装置1を取り付け、上枠7aの下面に受け座3を取り付けるための手順1〜7が印刷等によって表される。手順1〜3は、扉6に引込み装置1の取付け用の印61(図11参照)をつけるための手順である。手順4〜6は、上枠7aの下面に受け座3の取付け用の印62(図10参照)をつけるための手順である。手順7は、印61,62に基づいて引込み装置1及び受け座3を扉6及び上枠7aの下面に取り付けるための手順である。以下にこの手順を順番に説明する。
<手順1>
まず、図6(a)(b)に示すように、テンプレート8をL字状に折り曲げ、開き位置にある扉6の表面に垂直部8aを接触させ、扉6の上面に水平部8bを接触させる。そして、テンプレート8の幅方向(図6(b)の前後方向)の端8を扉6の吊元側の小口6に合わせる。この状態で、垂直部8aの第三孔51を基準にして扉6に上下方向の線56(破線で示す)を罫書く。テンプレート8の幅(図6(b)の前後方向の長さ)は、引込み装置1の幅(図1(a)の左右方向の長さ)に略等しい。扉6に上下方向の線56を罫書くのは、テンプレート8を幅方向に大きくすることなく、扉6に引込み装置1の取付け用の印61をつけるためである。この上下方向の線56は、扉6の小口6から幅方向に所定距離だけ離れた位置に罫書かれる。
<手順2>
次に、図7(a)に示すように、扉6を閉じる。そして、テンプレート8を裏返し、テンプレート8の垂直部8aを扉6の表面に接触させ、水平部8bを上枠7aの下面に合わせる。また、テンプレート8の幅方向の端8を上下方向の線56に合わせる。そして、図7(c)に示すように、テンプレート8の垂直部8aをシール57等の固定手段で扉6に着脱可能に固定する。
<手順3>
図7(c)に示す状態で、垂直部8aの第四孔52を基準にして扉6に引込み装置1の取付け用の印61(図11参照、引込み装置1の取付位置)をつける。
<手順4>
また、図7(c)に示す状態で、上枠7aの下面に水平部8bの第一孔53を基準にして左右方向の線58を罫書く。この左右方向の線58は、受け座3の前後方向の位置を決める線である。
<手順5>
次に、図8(a)に示すように扉6を開いていき、図8(c)に示すように手順4で罫書いた左右方向の線58がテンプレート8の線59(図5参照)に重なった位置で扉6を止める。左右方向の線58とテンプレート8の線59が重なったかどうかは、第二孔54の四角形の孔54bを見ることでわかる。
<手順6>
図8(c)に示すように、手順4で罫書いた線58を第二孔54に合わせ、第二孔54(一対の半円状の孔54a)を基準にして上枠7aの下面に前後方向の線60を罫書く。この前後方向の線60は、受け座3の左右方向の位置を決める線である。左右方向の線58と前後方向の線60との交点62(図10参照)が受け座3の取付け用の印(すなわち受け座3の取付位置)である。
図9に示すように、引込み装置1の取付位置(X寸法)は常に一定である。扉6の板厚が図9(a)に示すAから図9(b)に示すaに変化したり、ヒンジ64,64´の種類が異なったりすると、扉6の軌跡が変化するので、引込み装置1のアーム2の軌跡も変化する。アーム2の軌跡が変化すると、受け座3の軸4に左右位置の差異(※寸法)が生じる。テンプレート8を用いて左右方向の線58と前後方向の線60との交点62を求めることで、アーム2の軌跡が変化しても、正確な受け座3の位置を導き出すことができる。
<手順7>
図10に示すように、上枠7aの下面には、左右方向の線58と前後方向の線60とが罫書かれる。ねじ41を受け座3の取付け用の印である交点62に合わせて、受け座3を上枠7aの下面に取り付ければ、受け座3を正確に位置決めすることができる。
また、図11に示すように、扉6の表面には、引込み装置1の取付け用の印61がつけられる。ねじ63を印61に合わせて引込み装置1を扉6の表面に取り付ければ、引込み装置1を正確に位置決めすることができる。取付け後、引込み装置1はカバー17で覆われる。
なお、図12に示すように、引込み装置1は、ブラケット18を介して扉6に取り付けられる。ブラケット18は、引込み装置1を扉6の表面に取り付け易くするために設けられる。引込み装置1は、垂直方向を向くねじ19a,19bによってブラケット18に取り付けられる。図11に示すように、ブラケット18は、水平方向を向くねじ63によって扉6の表面に取り付けられる。ブラケット18の取付け孔は左右方向に長い長孔になっており、ねじ63を緩めれば、引込み装置1の左右方向の位置を調節できるようになっている。
(扉6に受け座3を取り付け、上枠7aの下面に引込み装置1を取り付けた変形例)
図13及び図14に示すように、扉6に受け座3を取り付け、上枠7aの下面に引込み装置1を取り付けることも可能である。図13は扉6の開き位置(引込み装置1のアーム2と受け座3との係合が外れた直後の状態)を示し、図14は扉6の閉じ位置を示す。引込み装置1及び受け座3の構成は、上記実施形態と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。受け座3はブラケット65を介して扉6に取り付けられる。
この変形例において、テンプレートの垂直部には、扉6に受け座3の取付け用の印(ねじ66の位置)をつけるための孔が設けられる。テンプレートの水平部には、上枠7aの下面に引込み装置1の取付け用の印67をつけるための孔が設けられる。上記の手順1〜3を経ることで、扉6に受け座3の取付け用の印(ねじ66の位置)をつけることができる。上記の手順4〜6を経ることで、上枠7aの下面に引込み装置1の取付け用の印67をつけることができる。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に変更できる。
上記実施形態では、扉を引いて開く側から見て左側に吊元がある左吊元の例を示したが、扉を引いて開く側から見て右側に吊元がある右吊元にすることもできる。この場合、図4及び図5に示されるテンプレートを左右反転すればよい。図2及び図3に示される引込み装置も左右反転すればよい。
上記実施形態の引込み装置及び受け座の構成は一例にすぎず、他の構成も採用し得る。
例えば、上記実施形態では、アームに溝を設け、受け座にアームの溝に嵌まる軸を設けたが、アームの先端に軸を設け、受け座にアームの軸に嵌まる溝を設けてもよい(例えば出願人が公開した国際公開第2011/142046号参照)。また、ダンパ機構は省略することもできる。さらに、引出し位置のアームを保持するロック機構を設け、アームが引込み方向にのみトルクを発生するように構成することもできる。
テンプレートは、紙製に限られることはなく、例えば樹脂製、木製にすることも可能である。テンプレートは、折り曲げ可能ではなく、最初からL字状に曲がっていてもよい。
第一ないし第四の手段として、孔の替わりに切欠き等を用いることもできる。
本実施形態のテンプレートを使用すれば、最初から受け座を正確に位置決めできるので、受け座の軸の前後、左右及び上下方向の位置調節機能を省略することも可能である。
1…引込み装置
2…アーム
3…受け座
6…扉
7…枠
7a…上枠
…扉の吊元側の小口
8…テンプレート(引込み装置取付け用テンプレート)
8a…垂直部
8b…水平部
51…第三孔(第三の手段、引込み装置の取付け用の印を扉につけるための孔)
52…第四孔(第四の手段、引込み装置の取付け用の印を扉につけるための孔)
53…第一孔(第一の手段、受け座の取付け用の印を上枠の下面につけるための孔)
54…第二孔(第二の手段、受け座の取付け用の印を上枠の下面につけるための孔)
61…引込み装置の取付け用の印
62…受け座の取付け用の印(左右方向の線と前後方向の線との交点)

Claims (8)

  1. 扉に着脱可能に固定され、受け座を引き込むアームを有する引込み装置及び前記受け座のいずれか一方の取付け用の印を前記扉につけるための垂直部と、
    前記垂直部に対して直角に曲がっていて、前記引込み装置及び前記受け座の他方の取付け用の印を上枠の下面につけるための水平部と、を備え
    前記水平部は、
    前記扉が閉じ位置にあるときに、前記上枠の下面に左右方向の線を罫書くための第一の手段と、
    前記第一の手段に対して傾斜する線と、
    前記扉が所定角度だけ開いて前記左右方向の線が前記傾斜する線に重なったときに、前記上枠の下面に前後方向の線を罫書くための第二の手段と、を備え、
    前記左右方向の線と前記前後方向の線との交点が、前記他方の前記取付け用の印である引込み装置取付け用テンプレート。
  2. 前記垂直部は、
    前記扉の吊元側の小口から左右方向に所定距離だけ離れた位置に上下方向の線を罫書くための第三の手段と、
    前記上下方向の線に前記引込み装置取付け用テンプレートを合わせた状態において、前記扉に前記一方の前記取付け用の印をつけるための第四の手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の引込み装置取付け用テンプレート。
  3. 前記水平部における前記第一の手段と前記第二の手段とは、前記他方の前記取付け用の印を前記上枠の下面につけるための孔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の引込み装置取付け用テンプレート。
  4. 前記垂直部における前記第三の手段と前記第四の手段とは、前記一方の前記取付け用の印を前記扉につけるための孔であることを特徴とする請求項に記載の引込み装置取付け用テンプレート。
  5. 前記引込み装置取付け用テンプレートは、L字状に折り曲げ可能な板状の型紙から構成されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の引込み装置取付け用テンプレート。
  6. 前記引込み装置取付け用テンプレートには、前記扉に前記一方の前記取付け用の印をつけ、前記上枠の下面に前記他方の前記取付け用の印をつけるための手順が表されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の引込み装置取付け用テンプレート。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の前記引込み装置取付け用テンプレートと、
    前記引込み装置と、
    前記受け座と、を備える扉用装置。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の前記引込み装置取付け用テンプレートを用いて、前記扉に前記一方の前記取付け用の印をつけ、前記上枠の下面に前記他方の前記取付け用の印をつける工程と、
    前記扉に前記一方を取り付ける工程と、
    前記上枠の下面に前記他方を取り付ける工程と、を備える扉用装置の製造方法。
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