JP5839996B2 - 車両のグローブボックス用ダンパ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両、特に自動車のグローブボックスに用いられるグローブボックス用ダンパ装置に関する。
一般に、自動車のグローブボックスは、ボックス本体及びリッドを有している。ボックス本体は、インストルメントパネルの一部として設けられており、助手席側を向く部分に開口部が形成されている。一方、リッドは、ボックス本体の開口部を開閉するためのものであり、ボックス本体に開閉回転可能に設けられている。
ボックス本体とリッドとの間には、ダンパ装置が設けられている。ダンパ装置は、リッドの回転速度を低速に抑えるためのものであり、例えば下記特許文献1に記載のものがある。このダンパ装置は、ボックス本体に位置固定されたシリンダと、このシリンダに移動可能に設けられたピストンとを有している。ピストンは、リッドに連結されている。したがって、リッドが開閉すると、ピストンがシリンダ内を移動する。ピストンには、オリフィスが設けられている。ピストンが移動すると、シリンダ内の空気がオリフィス内を流通する。このときの流通抵抗によってピストンの移動速度が低速に抑えられ、ひいてはリッドの回転速度が低速に抑えられる。
特開2005−132342号公報
上記従来のダンパ装置においては、シリンダ内の空気の温度が高くなると流通抵抗が小さくなり、空気の温度が低くなると流通抵抗が大きくなる。このため、外気温が高くなり、それに伴ってシリンダ内の空気の温度が高くなると、ダンパ効果が小さくなり、リッドが比較的高速で回転してしまう。一方、外気温が低くなり、それに伴ってシリンダ内の空気の温度が低くなると、ダンパ効果が過度に大きくなり、リッドの回転速度が過度に低速に抑えられてしまう。このように、従来のダンパ装置においては、リッドの回転速度が外気温の変化に応じて変化してしまうという問題があった。
また、リッドを閉位置から開位置まで開回転させる場合、閉位置近傍では比較的高速で回転させ、開位置近傍では比較的低速で回転させることが要望される。ところが、従来のダンパ装置では、空気がオリフィス内を流通するときの流通抵抗がリッドの位置に拘わらず一定であるから、リッドの回転速度を変えることができず、上記要望には応えることができないという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、車両のグローブボックスのボックス本体とこのボックス本体に開閉回転可能に設けられたリッドとのいずれか一方に取り付けられるダンパ本体と、基端部が上記ボックス本体と上記リッドとのいずれか他方に取り付けられ、先端部が上記ダンパ本体に移動可能に設けられた可動部材とを備え、上記リッドの閉位置から開位置側への回転に伴って上記可動部材が上記ダンパ本体に対して退縮位置から突出位置へ移動させられる車両のグローブボックス用ダンパ装置において、上記ダンパ本体は、互いに対向する2つの側壁部を有し、上記2つの側壁部の少なくとも一方の対向面には、上記可動部材の移動方向に沿って延びるカム面が形成され、上記可動部材は、弾性を有する板材又は棒材で構成され、巻回部と、該巻回部の両端部から延びる2つの延出部とを有し、上記2つの延出部は、上記2つの側壁部間に配置されるとともに、上記可動部材が退縮位置と突出位置の間を移動するとき、上記可動部材の弾性によりそれぞれ上記側壁部上を押圧接触した状態で摺動し、上記2つの延出部の少なくとも一方の先端部は、上記カム面に押圧接触して摺動する摺動部として提供され、上記摺動部を上記カム面に押圧接触させる上記可動部材の弾性力が上記可動部材の突出位置側で大きく、退縮位置側で小さくなるよう、上記2つの側壁部の間隔は、上記可動部材の上記基端部に向かって狭まることを特徴としている。
この場合、上記ダンパ本体は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記一方に対して回動可能であり、上記可動部材の基端部は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記他方に対して回動可能であり、上記ダンパ本体の他方の側壁部には、上記一方の側壁部のカム面と対向して配置され、かつ上記可動部材の移動方向と平行に延びるガイド面が形成され、上記可動部材の他方の延出部には、直線状に延びるガイド部が設けられ、このガイド部が上記ガイド面に摺動可能に押圧接触させられていることが望ましい。
上記可動部材の巻回部は、上記基端部として提供されることが望ましい。
上記ダンパ本体には、上記2つの側壁部間に配置されるとともにこれら側壁部から離間した当接部が設けられ、上記延出部が上記側壁部と上記当接部との間に挿入されており、上記リッドが開く過程で上記可動部材が所定の位置から上記突出位置まで移動する間、上記一方の延出部の長手方向の中間部が上記当接部に突き当たることにより、上記一方の延出部の上記摺動部に対する押圧力が増大させられることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ダンパ効果をカム面と摺動部との間の摩擦抵抗によって得ており、空気が用いられていない。したがって、外気温の変化に応じてダンパ効果が変化することがない。よって、リッドの回転速度が外気温の変化に応じて変化することを防止することができる。
また、カム面の形状を適宜に設計変更することにより、カム面の各部と摺動部との間に発生する摩擦抵抗の大きさを所望の大きさにし、それによってリッドの回転速度、特に開回転速度を所望の速度にすることができる。
図1は、この発明に係るダンパ装置が用いられたグローブボックスを、リッドを閉位置に位置させた状態で示す一部省略側面図である。 図2は、同グローブボックスを、リッドを閉位置と開位置との間の中間位置に位置させた状態で示す一部省略側面図である。 図3は、同グローブボックスを、リッドを開位置に位置させた状態で示す一部省略側面図である。 同グローブボックスにおいて用いられている、この発明のダンパ装置の第1実施の形態を、リッドが閉位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第1実施の形態を、リッドが中間位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第1実施の形態を、リッドが開位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 この発明のダンパ装置の第2実施の形態を、リッドが閉位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第2実施の形態を、リッドが中間位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第2実施の形態を、リッドが開位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 この発明のダンパ装置の第3実施の形態を、リッドが閉位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第3実施の形態を、リッドが中間位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。 同第3実施の形態を、リッドが開位置に位置しているときの状態で示す一部省略側面図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図3は、この発明に係るダンパ装置10が用いられた自動車のグローブボックス1を示す。グローブボックス1は、ボックス本体2及びリッド3を有している。
ボックス本体2は、インストルメントパネルの一部として構成されており、助手席(図示せず)の前方に配置されている。ボックス本体2の助手席と対向する前面部には、開放部2aが形成されている。この開放部2aにより、ボックス本体2の内部に形成された受容空間2bが助手席側に向かって開放されている。受容空間2bの左右方向の一端部、つまり図1〜図3において図面の手前側の一端部は、端板部によって閉じられているが、説明の便宜上、その端板部は図1〜図3から省略されている。
リッド3は、互いに別体である収容ケース部3A及び化粧板部3Bを有している。収容ケース部3Aは、上部が開口した容器状をなしており、下端部がボックス本体2の下端部に左右方向へ水平に延びる軸線C1を中心として図1に示す閉位置と図3に示す開位置との間を回転可能に支持されている。収容ケース部3Aが閉位置に位置すると、収容ケース部3Aのほぼ全体が受容空間2b内に入り込む。この結果、収容ケース部3Aの上端開口部がボックス本体2によって覆われ、収容ケース部3Aの内部に形成された収容部3aに対して物品の出し入れが不能になる。収容部3aの左右方向の両端部は、収容ケース部3Aの両端部に設けられた端板部によって閉じられているが、その端板部は、説明の便宜上、図1〜図3から省略されている。
化粧板部3Bは、収容ケース部3Aの前面部に取り付けられている。化粧板部3Bは、図1に示すように、収容ケース部3Aが閉位置に位置しているとき、収容ケース部3Aの下端部を除く前面のほぼ全体が助手席側から目視されないように、収容ケース部3Aの前面部を覆っている。
ボックス本体2とリッド3との間には、ロック機構(図示せず)が設けられている。このロック機構は、リッド3が閉位置に回転すると、リッド3をボックス本体2に係止して閉位置に維持する。その状態において、リッド3の前面上部に設けられたハンドル4の下端部を図1において想像線で示すように手前側(図1において右側)へ移動させると、ロック機構によるロック状態が解除され、リッド3が閉位置から開位置側へ回転可能になる。ロックが解除されたリッド3は、その自重によって閉位置から開位置まで回転する。勿論、ボックス本体2とリッド3との間に捩りコイルばね等の回転付勢手段(図示せず)を設け、この回転付勢手段によってリッド3を閉位置から開位置まで回転させてもよい。リッド3が開位置に位置すると、収容ケース部3Aの上端開口部の手前側の略半分がボックス本体2から露出する。そして、その露出した開口部から収容ケース部3Aの収容部3aに対して物品を出し入れすることができる。開位置に位置したリッド3は、手動で閉位置まで戻される。
なお、上記グローブボックス1では、リッド3に物品を収容する収容部3aが設けられているが、リッド3は、ボックス本体2の開口部を単に開閉するだけのものであってもよい。その場合には、ボックス本体2の内部にリッド3の収容部3aに代わる収容部が形成される。
ボックス本体2とリッド3との間には、この発明に係るダンパ装置10が設けられている。ダンパ装置10は、ボックス本体2の助手席側(図1〜図3において紙面の手前側)に配置された端板部とリッド3の一端側(運転席側)に配置された端板部との間に配置されている。なお、上記のように、ボックス本体2及びリッド3の各端板部は、図1〜図3において省略されている。
ダンパ装置10は、リッド3が閉位置から開位置まで開回転するときにその回転速度を低速に抑えるためのものである。しかも、ダンパ装置10は、リッド3の開回転速度を一定に抑えるものではなく、閉位置側ではリッド3が比較的高速で開回転することを許容し、開位置側ではリッド3の開回転速度をより低速に抑えるように構成されている。
ダンパ装置10は、図1〜図7に示すように、ダンパ本体20及び可動部材30を有している。ダンパ本体20は、ボックス本体2に位置固定され、可動部材30は、リッド3に位置固定されている。したがって、リッド3が開閉回転すると、可動部材30がダンパ本体20に対して移動する。このとき、ダンパ本体20と可動部材30との間に摩擦抵抗が発生する。この摩擦抵抗によって可動部材30の移動速度が低速に抑えられ、ひいてはリッド3の開回転速度が低速に抑えられる。このような機能を有するダンパ装置10の詳細な構成を以下に説明する。
図4〜図6に示すように、ダンパ本体20は、本体部21を有している。本体部21は、深さが浅い箱状をなしており、深さ方向の一端部が底部21aによって閉じられ、他端部が開放されている。そして、ダンパ本体20は、その深さ方向を左右方向に向けた状態で配置されている。なお、ダンパ本体20の開放部は、蓋部(図示せず)によって閉じられている。
本体部21は、その深さ方向から見たときの形状が略四角形状になっている。本体部21の四つの側壁の内、長手方向の一端部(以下、先端部と称し、他端部を後端部と称する。)に位置する側壁部が切り欠かれている。それにより、本体部21の先端部には、本体部21の内部と外部とを連通する連通口21bが形成されている。
本体部21の側壁部のうち、本体部21の長手方向に延びる二つの側壁部22,23の各内面は、本体部21の内部を間にして互いに対向している。一方の側壁部22の内面には、ガイド面24が形成されている。このガイド面24は、本体部21の長手方向と平行に延びる平面によって構成されている。
他方の側壁部23の内面は、本体部21の長手方向に延びるカム面25とされている。カム面25は、第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cを有している。第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cは、本体部21の先端側から後端側に向かって順次配置されている。第1カム部25aの後端と第2カム部25bの先端とは、円弧面その他の凸曲面によって滑らかに連結され、第2カム部25bの後端と第3カム部25cの先端とは、円弧面その他の凸曲面によって滑らかに連結されている。
第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cは、いずれも先端側から後端側へ向かうにしたがってガイド面24から離間するように傾斜させられている。したがって、ガイド面24と第1カム部25aとの間の距離、ガイド面24と第2カム部25bとの間の距離、及びガイド面24と第3カム部25cとの間の距離は、いずれも先端側から後端側へ向かって大きくなっている。しかも、ガイド面24と第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cとの各間の距離は、ガイド面24と第1カム部25aとの間の距離、ガイド面24と第2カム部25bとの間の距離、ガイド面24と第3カム部25cとの間の距離の順に大きくなっている。
ガイド面24に対する第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cの各傾斜角度は、その順に大きくなっている。この結果、ガイド面24と第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cとの各間の距離の変化割合が、第1カム部25aにおいて最も小さく、第3カム部25cにおいて最も大きなっている。
カム面25は、必ずしも上記の構成を採用する必要がなく、カム面25の後端側の部分が先端側の部分よりガイド面24に対して大きく離間するような形状である限り他の形状でもよい。例えば、後述する第2実施の形態のような構成を採用してもよく、あるいはカム面25全体をガイド面24側に向かって膨出するような滑らかな凸曲面によって構成してもよい。
本体部21の側壁部22の先端部には、取付部26が形成されている。この取付部26には、当該取付部26を本体部21の深さ方向に貫通する貫通孔26aが形成されている。
一方、ボックス本体2の端板部には、図1〜図3に示すように、軸J1が位置固定して設けられている。軸J1は、その長手方向を左右方向に向けて配置されている。つまり、リッド3のボックス本体2に対する回転軸線C1と平行に配置されている。軸J1は、貫通孔26aに回転可能に挿通されている。したがって、本体部21は、ボックス本体2に軸J1を介して上下方向へ回転可能に、かつ位置固定して連結されている。しかも、本体部21は、軸J1の中心からガイド面24に下ろした垂線と、回転軸線C1からガイド面24に下ろした垂線とのなす角度が小さな角度、例えば30°以下になり、かつ連通口21bがリッド3の化粧板部3Bと対向する方向を向くように配置されている。
図4〜図6に示すように、本体部21には、可動部材30が設けられている。可動部材30は、ばね鋼等の弾性を有する金属製の板材又は棒材からなるものであり、取付部31、第1延出部(ガイド部)32及び第2延出部(弾性部)33を有している。
取付部31は、可動部材30を構成する金属製の板材又は棒材をコイル状に巻回することによって形成されている。取付部31の外径は、連通口21bの図4〜図6における上下方向の幅より小径になっている。取付部31は、本体部21の外部に連通口21bと対向して配置されている。しかも、取付部31は、その外周面のうちの図4〜図6において下端に位置する部分がガイド面24と同一平面上に位置するように配置されている。この結果、取付部31の上部は、連通口21bの上端より下側に位置させられている。
図1〜図3に示すように、取付部31には、軸J2が回転可能に挿通されている。軸J2は、その長手方向を左右方向に向けて配置されており、リッド3に位置固定して設けられている。この結果、取付部31がリッド3に回転可能に、かつ位置固定して設けられている。したがって、リッド3が開閉回転すると、それに伴って可動部材30が本体部21に対して移動する。可動部材30は、少なくとも図4に示す退縮位置と図6に示す突出位置との間を移動可能である。退縮位置は、リッド3が閉位置に位置しているときの可動部材30の位置であり、突出位置は、リッド3が開位置に位置しているときの可動部材30の位置である。
第1延出部32は、コイル状に巻回された取付部31の一端部に一体に形成されており、第2延出部33は、取付部31の他端部に一体に形成されている。そして、第1及び第2延出部32,33は、取付部31からその接線方向へ、それもほぼ同一方向へ延び出している。第1及び第2延出部32,33は、連通口21bを移動可能に貫通しており、それぞれの先端部が本体部21の内部に挿入されている。
第1延出部32は、真っ直ぐに延びている。しかも、第1延出部32は、図4〜図6における下面が、ガイド面24と同一平面上に位置するように配置されている。この結果、第1延出部32が、ガイド面24上をその長手方向へ摺動可能に面接触させられている。これにより、可動部材30が本体部21に対しガイド面24の長手方向(本体部21の長手方向)に沿って移動するようになっている。したがって、このダンパ装置10においては、第1延出部32のガイド面24に接触する部分がガイド部になっている。
なお、第1延出部32をそのままガイド部とすることなく、第1延出部32のガイド面24との対向面に一又は複数の突出部を第1延出部32と一体に又は別体に設け、その突出部をガイド面24に対して摺動するガイド部としてもよい。また、第1延出部32の先端部が折り返して重ねられているが、この折り返し部は必ずしも形成する必要がない。
第2延出部33は、基端側(取付部31側)の緩傾斜部33a、先端側の急傾斜部33b、及び緩傾斜部33aと急傾斜部33bとを滑らかに接続する円弧面その他の凸曲面からなる連結部33cを有している。緩傾斜部33a及び急傾斜部33bは、いずれも真っ直ぐに延びており、それぞれの基端側から先端側へ向かうにしたがって第1延出部32及びガイド面24から離間するように傾斜させられている。緩傾斜部33a及び急傾斜部33bの第1延出部32(ガイド面24)に対する傾斜角度は、後者の傾斜角度が前者の傾斜角度より大きい角度に設定されている。しかも、第2延出部33が自然状態になっているとき、つまり第2延出部33に外力が作用しない状態になっているとき、緩傾斜部33aの傾斜角度は第1カム部25aの傾斜角度より大きくなっており、急傾斜部33bの傾斜角度は、第3カム部25cの傾斜角度より大きくなっている。
図4に示すように、可動部材30は、退縮位置に位置しているとき、緩傾斜部33aが第1カム部25aと対向し、連結部33cが第2カム部25bと対向し、急傾斜部33bが第3カム部25cと対向するように配置されている。しかも、可動部材30は、仮に第2延出部33が自然状態になっているものとすると、ガイド面24からカム面25へ向かう方向においては、緩傾斜部33aの先端部が第1カム面25aの先端部より前方に位置し、連結部33cが第2カム部25bより前方に位置し、さらに急傾斜部33bが第3カム部25cより前方に位置するように構成されている。したがって、可動部材30を退縮位置に位置させた状態では、可動部材30自体の弾性により、第1延出部32がガイド面24に面接触させられるとともに、第2延出部33がカム面25に接触させられる。特に、このダンパ装置10においては、第1延出部32がガイド面24に面接触させられるとともに、第2延出部33の急傾斜部33b全体が第3カム部25cに面接触するようになっている。
急傾斜部33bの先端部には、可動部材30を構成する板材又は棒材の先端部を折り返すことによって重ね部(摺動部)33dが形成されている。この重ね部33dは、可動部材30が退縮位置に位置しているときには、急傾斜部33bの他の部分と一緒に第3カム部25cに接触しているが、図5及び図6に示すように、可動部材30が退縮位置から突出位置側へ移動し始めると、直ちに重ね部33dだけが第3カム部25cに接触するようになる。その後、重ね部33dは、可動部材30の退縮位置から突出位置側への移動に伴って、第3カム部25c上を摺動し、さらに第2カム部25b及び第1カム部25a上を順次摺動する。逆に、可動部材30が突出位置から退縮位置まで移動するときには、重ね部33dは、第1カム部25a、第2カム部25b及び第3カム部25c上を順次摺動する。そして、可動部材30が退縮位置に達すると、重ね部33dを含む急傾斜部33b全体が第3カム部25cに接触する。なお、急傾斜部33bの先端部には、必ずしも重ね部33dを形成する必要がなく、急傾斜部33bの先端部を折返し部が無い状態でカム面25に接触させてもよい。
図4〜図6に示すように、本体部21の底部21aには、規制突出部27が形成されている。この規制突出部27は、第1カム部25aの長手方向のほぼ中央部と対向するように配置されている。しかも、規制突出部27は、図5に示すように、可動部材30が退縮位置に位置してときには第2延出部33に対し第1延出部32側に若干離間しているが、重ね部33dが第3カム部25cに接触している範囲において可動部材30が退縮位置から突出位置側へ所定距離以上移動すると、第2延出部33の長手方向の中間部に接触するように配置されている。これにより、重ね部33dのカム面25に押圧接触させる第2延出部33の弾性力を大きくすることができる。
すなわち、規制突出部27が形成されていない場合には、重ね部33dがカム面25によってガイド面24側へ移動させられるとき、第2延出部33全体が弾性変形する。これに対し、規制突出部27が形成されている場合には、第2延出部33全体が変形することなく、第2延出部33は、第2延出部33と規制突出部27との接触箇所と、カム面25と重ね部33dとの接触箇所との間においてのみ変形する。したがって、重ね部33dをカム面25に押圧接触させる弾性力を大きくすることができる。
上記構成のダンパ装置10を備えたグローブボックス1において、いま図1及び図4に示すように、リッド3が閉位置に位置し、可動部材30が退縮位置に位置しているものとする。この状態において、ハンドル4を操作してロック機構のロックを解除すると、リッド3がその自重によって閉位置から開位置に向かって回転し始め、それに伴って可動部材30が退縮位置から突出位置側へ移動する。このとき、可動部材30の重ね部33dがカム面25上を摺動するので、それらの間に発生する摩擦抵抗によって可動部材30の移動速度が低速に抑えられ、リッド3の開回転速度が低速に抑えられる。
リッド3の開回転当初は、重ね部33dが第3カム部25c上を摺動しており、第3カム部25cは第1及び第2カム部25a,25bよりガイド面24から大きく離間している。したがって、取付部31及び第2延出部33の弾性変形量が小さく、重ね部33dを第3カム部25cに押し付ける弾性力も小さい。このため、第3カム部25cと重ね部33dとの間に発生する摩擦抵抗も小さい。よって、開回転当初はリッド3の回転速度が低速に抑えられるものの、その抑制度合いが小さい。したがって、リッド3は比較的高速で回転することができる。
第3カム部25cは、先端部側へ向かうにしたがってガイド面24に接近するように傾斜している。したがって、第3カム部25cと重ね部33dとの間に発生する摩擦抵抗は、リッド3が開回転するにしたがって増大する。その一方、リッド3が開回転すると、その自重による回転軸線C1回りの回転モーメントが大きくなる。リッド3の回転量に対する摩擦抵抗の増大量は、リッド3の回転量に対する回転モーメントの増大量より大きくなるように設計されている。したがって、リッド3の回転速度は、若干ではあるが、リッド3の回転量が大きくなるにしたがってより低速に抑えられる。第3カム部25cと重ね部33dとの間の摩擦抵抗の増大量は、リッド3の自重による回転モーメントの増大量より小さく設定してもよく、ほぼ同一に設定してもよい。
なお、第1延出部32がガイド面24に面接触しているので、可動部材30はガイド面24に沿って、つまりガイド面24と平行に移動する。可動部材30が移動すると、ダンパ本体20の回転中心たる軸J1と可動部材30の回転中心たる軸J2との位置関係が変化するので、それに対応してダンパ本体20が軸J2を中心として回転する。これにより、第1延出部32とガイド面24との面接触状態が維持されている。
可動部材30が退縮位置から所定距離だけ前方へ移動すると、図5に示すように、緩傾斜部33aが規制突出部27に押圧接触し始める。この結果、重ね部33dの第3カム部25cに対する押圧力が増大し、それらの間に発生する摩擦抵抗が増大する。したがって、可動部材30の開回転速度がより低速に抑えられる。
可動部材30が前方へ移動して重ね部33dが第3カム部25cを前方へ向かって乗り越えると、重ね部33dは第2カム部25bに押圧接触する。第2カム部25bは、第3カム部25cよりガイド面24に接近している。しかも、第2カム部25bも前方へ向かうにしたがってガイド面24に接近するように傾斜させられている。したがって、可動部材30の前方への移動速度がより低速に抑えられ、リッド3の開回転速度がより低速に抑えられる。
重ね部33dは、第2カム部25bを乗り越えると、図3及び図6に示すように、第1カム部25aに押圧接触する。第1カム部25aは、第2及び第3カム部25b,25cよりガイド面24に接近している。しかも、第1カム部25aも前方へ向かうにしたがってガイド面24に接近するように傾斜させられている。したがって、可動部材30の前方への移動速度がより一層低速に抑えられ、リッド3の開回転速度がより一層低速に抑えられる。リッド3は、開位置まで回転すると停止する。それに伴って可動部材30が突出位置において停止する。
リッド3を開位置から閉位置まで回動させる場合には、リッド3を手動で回転させる。リッド3が位置から位置側へ向かって回転し始めると、可動部材30が突出位置から退縮位置に向かって移動する。リッド3の閉回転当初は、重ね部33dが第1カム部25aに接触しており、それらの間に発生する摩擦抵抗が大きい。したがって、リッド3の閉回転には比較的大きな力を必要とする。その後、リッド3が閉位置側へ回転すると、重ね部33dが第1カム部25a、第2カム部25b及び第3カム部25cの順に接触するようになるので、リッド3の閉回転に要する力は小さくなる。特に、第2延出部33が規制突出部27から離間すると、リッド3を閉回転させるのに必要な力はより一層小さくなる。リッド3を閉位置まで回転させると、ロック機構がリッド3をボックス本体2にロックして閉位置に維持する。それに伴って可動部材30が退縮位置において停止する。
上記構成のダンパ装置10においては、ダンパ効果をカム面25と重ね部33dとの間の摩擦抵抗によって得ており、空気が用いられていない。したがって、外気温の変化に応じてダンパ効果が変化することがない。よって、リッド3の回転速度が外気温の変化に応じて変化するという不都合が発生することを確実に防止することができる。
また、ダンパ効果をカム面25と重ね部33dとの間の摩擦抵抗によって得ているので、カム面25の形状を適宜に設計変更することにより、カム面25の各部と重ね部33dとの間に発生する摩擦抵抗の大きさを所望の大きさにし、それによってリッドの回転速度、特に開回転速度を所望の速度にすることができる。事実、このダンパ装置10においては、リッド3の回転速度が回転当初では比較的速く、回転終了近傍ではより遅くなっている。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。なお、以下に述べる実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成だけを説明することとし、上記実施の形態と同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図7〜図9は、この発明に係る車両のグローブボックス用ダンパ装置の第2実施の形態を示す。この実施の形態のダンパ装置10Aにおいては、ダンパ本体20A及び可動部材30Aが用いられている。
ダンパ本体20Aにおいては、この発明に関連する構成としてカム面25が変更されている。カム面25の第1カム部25a及び第3カム部25cがガイド面24と平行に延びる平面によって構成されている。したがって、第1カム部25aとガイド面24との間の距離及び第3カム部25cとガイド面24との各間の距離は、いずれも一定であり、前者が後者より小さくなっている。第2カム部25bは、上記実施の形態と同様であり、その前端部が第1カム部25aの後端部に連なり、その後端部が第3カム部25cの前端部に連なっている。そして、後端側へ向かうにしたがってガイド面24から離間するように傾斜させられている。
また、ダンパ本体20Aの本体部21の先端部には、連通口21bが形成されておらず、前側壁28が形成されている。この前側壁28のガイド面24側の端部は、ガイド面24から離間しており、当該端部には、ガイド面24に沿って後方へ延びるガイド壁部28aが形成されている。このガイド壁部28aとガイド面24との間に挿通孔29が形成されている。この挿通孔29は、その内周面に第1延出部32が摺接するようにその形状及び寸法が定められている。したがって、第1延出部32がガイド面24に常時接触し、それによって可動部材30Aがガイド面24に沿って確実に移動するようになっている。なお、ダンパ本体20Aには、規制突出部27が形成されていない。
一方、可動部材30Aにおいては、第1延出部32の先端部に可動部材30Aを構成する板材又は棒材を巻回することによってコイル部32aが形成されている。このコイル部32aの巻回端には、腕部(摺動部)32bが形成されている。この腕部32bは、コイル部32aから前方へ向かうにしたがってガイド面24から離間するように傾斜させられている。図7に示すように、可動部材30Aが退縮位置に位置しているときには、腕部32bの先端部がコイル部32aの弾性力によって第3カム部25cに押圧接触させられている。腕部32bの先端部は、可動部材30Aが退縮位置から突出位置まで移動すると、第3カム部25cを越えて第2カム部25bに接触し、さらに第2カム部25bを越えて第1カム部25aに接触する。
ここで、第3カム部25cは、ガイド面24から最も離間している。したがって、腕部32bが第3カム部25cに接触しているときには、それらの間に発生する摩擦抵抗が小さい。よって、リッド3が閉位置及びその近傍に位置しているときには、リッド3が比較的高速で回転することができる。腕部32bが第2カム部25bに接触しているときには、可動部材30Aが突出位置側へ移動するにしたがって第2カム部25bと腕部32bとの間に発生する摩擦抵抗が大きくなる。よって、リッド3の回転速度が、退縮位置側から突出位置側へ向かうにしたがってより一層低速に抑えられる。腕部32bが第1カム部25aに接触しているときには、それらの間に発生する摩擦抵抗が、腕部32bと第2及び第3カム部25b,25cとの各間に発生する摩擦抵抗より大きいので、リッド3の回転速度が最も低速に抑えられる。
図10〜図12は、この発明の第3実施の形態を示す。この実施の形態のダンパ装置10Bにおいては、ダンパ本体20B及び可動部材30Bが用いられている。
ダンパ本体20Bにおいては、ガイド面24に代えてカム面25Aが形成されている。カム面25Aは、可動部材30Bの移動方向と平行で、かつ取付部31の中心を通る直線に関しカム面25と対称に形成されている。したがって、カム面25Aも、第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cを有している。勿論、カム面25Aの第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cは、カム面25の第1、第2及び第3カム部25a,25b,25cと対称である。
可動部材30Bにおいては、第1延出部32に代えて第2延出部(弾性部)33Bが形成されている。第2延出部33Bは、可動部材30Bの移動方向と平行で、かつ取付部31の中心を通る直線に関し第2延出部33と対称に形成されている。したがって、第2延出部33Bも、緩傾斜部33a、急傾斜部33b、連結部33c及び重ね部33dを有している。勿論、第2延出部33Bの急傾斜部33b、連結部33c及び重ね部33dは、第2延出部33の急傾斜部33b、連結部33c及び重ね部33dと対称であり、第2延出部33Bの重ね部33dは、カム面25Aに押圧接触させられている。
この実施の形態においては、二つのカム面25,25Aが対称に形成されている。しかも、二つのカム面25,25Aは、前方へ向かうにしたがって漸次接近するように傾斜させられている。したがって、重ね部33d,33dをカム面25,25Aにそれぞれ押圧接触させる弾性力が第1実施の形態の弾性力に比して2倍変化し、それらの間に発生する摩擦抵抗も2倍変化する。よって、リッド3の回転速度の変化を上記の実施の形態に比して大きくすることができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、摺動部たる重ね部33dが可動部材30,30Bと一体に形成され、同様に摺動部たる腕部32bが可動部材30Aと一体に形成されているが、摺動部は可動部材と別体に設けてもよい。その場合には、摺動部を可動部材に対しその移動方向には移動不能に、かつカム面25,25Aに接近離間する方向には移動可能に設ける。そして、その摺動部材を可動部材30,30A,30Bの第2延出部33,33Bと別体であるコイルばねその他の付勢手段によってカム面25,25Aに押圧接触させるように構成する。
この発明に係るダンパ装置は、車両のグローブボックスのリッドの回転速度を低速に抑えるためのダンパ装置として用いることができる。
1 グローブボックス
2 ボックス本体
3 リッド
10 ダンパ装置
20 ダンパ本体
20A ダンパ本体
20B ダンパ本体
24 ガイド面
25 カム面
25A カム面
30 可動部材
30A 可動部材
30B 可動部材
32 第1延出部(ガイド部)
32b 腕部(摺動部)
33 第2延出部(弾性部)
33B 第2延出部
33d 重ね部(摺動部)

Claims (4)

  1. 車両のグローブボックスのボックス本体とこのボックス本体に開閉回転可能に設けられたリッドとのいずれか一方に取り付けられるダンパ本体と、
    基端部が上記ボックス本体と上記リッドとのいずれか他方に取り付けられ、先端部が上記ダンパ本体に移動可能に設けられた可動部材とを備え、
    上記リッドの閉位置から開位置側への回転に伴って上記可動部材が上記ダンパ本体に対して退縮位置から突出位置へ移動させられる車両のグローブボックス用ダンパ装置において、
    上記ダンパ本体は、互いに対向する2つの側壁部を有し、上記2つの側壁部の少なくとも一方の対向面には、上記可動部材の移動方向に沿って延びるカム面が形成され、
    上記可動部材は、弾性を有する板材又は棒材で構成され、巻回部と、該巻回部の両端部から延びる2つの延出部とを有し、
    上記2つの延出部は、上記2つの側壁部間に配置されるとともに、上記可動部材が退縮位置と突出位置の間を移動するとき、上記可動部材の弾性によりそれぞれ上記側壁部上を押圧接触した状態で摺動し、
    上記2つの延出部の少なくとも一方の先端部は、上記カム面に押圧接触して摺動する摺動部として提供され、
    上記摺動部を上記カム面に押圧接触させる上記可動部材の弾性力が上記可動部材の突出位置側で大きく、退縮位置側で小さくなるよう、上記2つの側壁部の間隔は、上記可動部材の上記基端部に向かって狭まることを特徴とする車両のグローブボックス用ダンパ装置。
  2. 上記ダンパ本体は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記一方に対して回動可能であり、上記可動部材の基端部は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記他方に対して回動可能であり、
    上記ダンパ本体の他方の側壁部には、上記一方の側壁部のカム面と対向して配置され、かつ上記可動部材の移動方向と平行に延びるガイド面が形成され、上記可動部材の他方の延出部には、直線状に延びるガイド部が設けられ、このガイド部が上記ガイド面に摺動可能に押圧接触させられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。
  3. 上記可動部材の巻回部は、上記基端部として提供されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。
  4. 上記ダンパ本体には、上記2つの側壁部間に配置されるとともにこれら側壁部から離間した当接部が設けられ、上記延出部が上記側壁部と上記当接部との間に挿入されており、
    上記リッドが開く過程で上記可動部材が所定の位置から上記突出位置まで移動する間、上記一方の延出部の長手方向の中間部が上記当接部に突き当たることにより、上記一方の延出部の上記摺動部に対する押圧力が増大させられることを特徴とする請求項3に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。
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