JP5839996B2 - 車両のグローブボックス用ダンパ装置 - Google Patents
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Description
この場合、上記ダンパ本体は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記一方に対して回動可能であり、上記可動部材の基端部は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記他方に対して回動可能であり、上記ダンパ本体の他方の側壁部には、上記一方の側壁部のカム面と対向して配置され、かつ上記可動部材の移動方向と平行に延びるガイド面が形成され、上記可動部材の他方の延出部には、直線状に延びるガイド部が設けられ、このガイド部が上記ガイド面に摺動可能に押圧接触させられていることが望ましい。
上記可動部材の巻回部は、上記基端部として提供されることが望ましい。
上記ダンパ本体には、上記2つの側壁部間に配置されるとともにこれら側壁部から離間した当接部が設けられ、上記延出部が上記側壁部と上記当接部との間に挿入されており、上記リッドが開く過程で上記可動部材が所定の位置から上記突出位置まで移動する間、上記一方の延出部の長手方向の中間部が上記当接部に突き当たることにより、上記一方の延出部の上記摺動部に対する押圧力が増大させられることが望ましい。
また、カム面の形状を適宜に設計変更することにより、カム面の各部と摺動部との間に発生する摩擦抵抗の大きさを所望の大きさにし、それによってリッドの回転速度、特に開回転速度を所望の速度にすることができる。
図1〜図3は、この発明に係るダンパ装置10が用いられた自動車のグローブボックス1を示す。グローブボックス1は、ボックス本体2及びリッド3を有している。
一方、ボックス本体2の端板部には、図1〜図3に示すように、軸J1が位置固定して設けられている。軸J1は、その長手方向を左右方向に向けて配置されている。つまり、リッド3のボックス本体2に対する回転軸線C1と平行に配置されている。軸J1は、貫通孔26aに回転可能に挿通されている。したがって、本体部21は、ボックス本体2に軸J1を介して上下方向へ回転可能に、かつ位置固定して連結されている。しかも、本体部21は、軸J1の中心からガイド面24に下ろした垂線と、回転軸線C1からガイド面24に下ろした垂線とのなす角度が小さな角度、例えば30°以下になり、かつ連通口21bがリッド3の化粧板部3Bと対向する方向を向くように配置されている。
例えば、上記の実施の形態においては、摺動部たる重ね部33dが可動部材30,30Bと一体に形成され、同様に摺動部たる腕部32bが可動部材30Aと一体に形成されているが、摺動部は可動部材と別体に設けてもよい。その場合には、摺動部を可動部材に対しその移動方向には移動不能に、かつカム面25,25Aに接近離間する方向には移動可能に設ける。そして、その摺動部材を可動部材30,30A,30Bの第2延出部33,33Bと別体であるコイルばねその他の付勢手段によってカム面25,25Aに押圧接触させるように構成する。
2 ボックス本体
3 リッド
10 ダンパ装置
20 ダンパ本体
20A ダンパ本体
20B ダンパ本体
24 ガイド面
25 カム面
25A カム面
30 可動部材
30A 可動部材
30B 可動部材
32 第1延出部(ガイド部)
32b 腕部(摺動部)
33 第2延出部(弾性部)
33B 第2延出部
33d 重ね部(摺動部)
Claims (4)
- 車両のグローブボックスのボックス本体とこのボックス本体に開閉回転可能に設けられたリッドとのいずれか一方に取り付けられるダンパ本体と、
基端部が上記ボックス本体と上記リッドとのいずれか他方に取り付けられ、先端部が上記ダンパ本体に移動可能に設けられた可動部材とを備え、
上記リッドの閉位置から開位置側への回転に伴って上記可動部材が上記ダンパ本体に対して退縮位置から突出位置へ移動させられる車両のグローブボックス用ダンパ装置において、
上記ダンパ本体は、互いに対向する2つの側壁部を有し、上記2つの側壁部の少なくとも一方の対向面には、上記可動部材の移動方向に沿って延びるカム面が形成され、
上記可動部材は、弾性を有する板材又は棒材で構成され、巻回部と、該巻回部の両端部から延びる2つの延出部とを有し、
上記2つの延出部は、上記2つの側壁部間に配置されるとともに、上記可動部材が退縮位置と突出位置の間を移動するとき、上記可動部材の弾性によりそれぞれ上記側壁部上を押圧接触した状態で摺動し、
上記2つの延出部の少なくとも一方の先端部は、上記カム面に押圧接触して摺動する摺動部として提供され、
上記摺動部を上記カム面に押圧接触させる上記可動部材の弾性力が上記可動部材の突出位置側で大きく、退縮位置側で小さくなるよう、上記2つの側壁部の間隔は、上記可動部材の上記基端部に向かって狭まることを特徴とする車両のグローブボックス用ダンパ装置。 - 上記ダンパ本体は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記一方に対して回動可能であり、上記可動部材の基端部は、上記ボックス本体と上記リッドのうちの上記他方に対して回動可能であり、
上記ダンパ本体の他方の側壁部には、上記一方の側壁部のカム面と対向して配置され、かつ上記可動部材の移動方向と平行に延びるガイド面が形成され、上記可動部材の他方の延出部には、直線状に延びるガイド部が設けられ、このガイド部が上記ガイド面に摺動可能に押圧接触させられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。 - 上記可動部材の巻回部は、上記基端部として提供されることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。
- 上記ダンパ本体には、上記2つの側壁部間に配置されるとともにこれら側壁部から離間した当接部が設けられ、上記延出部が上記側壁部と上記当接部との間に挿入されており、
上記リッドが開く過程で上記可動部材が所定の位置から上記突出位置まで移動する間、上記一方の延出部の長手方向の中間部が上記当接部に突き当たることにより、上記一方の延出部の上記摺動部に対する押圧力が増大させられることを特徴とする請求項3に記載の車両のグローブボックス用ダンパ装置。
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