JP6535423B2 - サンルーフ装置のデフレクタ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サンルーフ装置のデフレクタ構造に関する。
動作時に張架展開して走行風を受け、非動作時に折り畳まれルーフ下方に収納されるネットデフレクタ(以下、「作用部」とも言う。)を備えるサンルーフ装置のデフレクタ構造が知られている。例えば、特許文献1には、作用部の上端側を保持し上下に回動するアーム部と、アーム部を上方に付勢するバネとを備え、動作時には、アーム部がバネにより上方に付勢されることで作用部が展開するデフレクタ構造が開示されている。
ところで、車両の高速走行時などに展開した作用部が強い走行風を受けると、風の力により作用部が後方に押し遣られバネの付勢力に抗してアーム部が引き下げられる事象が生じるおそれがある。また、高速走行時に前走車に追従して走行する場合、前走車に起因する乱流の影響によって走行風に強弱が生じ、バネの付勢力に抗してアーム部が上下にバタつくおそれがある。
そこで、特許文献1のデフレクタ構造では、作用部の展開時にバネの変形をロックするロッキングレバーを設けることで、アーム部の回動を抑制している。
特開2016−60480号公報
しかし、当該従来技術では、ロッキングレバーによりバネをロックし、当該バネを介してアーム部の回動を間接的にロックする構造であるため、構造が複雑になるとともに組み付け性も低下するという問題がある。
本発明は、このような観点から創案されたものであり、簡易な構造により走行時におけるアーム部の回動を防ぐことができるサンルーフ装置のデフレクタ構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明は、車体に固定される固定部と、前記固定部よりも前方に配置され、走行風が作用する作用部と、一端側が前記固定部に回動自在に接続されるとともに、他端側が前記作用部を保持し、前記固定部を支点に上下方向に回動するアーム部と、一端側が前記アーム部に回動自在に接続され、前記アーム部の回動に連動して他端側が回動するロック部材と、を備え、前記ロック部材は、所定回動位置で他端側が前記固定部に対して当接して起立し、前記固定部に接近する方向への前記アーム部の回動をロックすることを特徴とする。
本発明によれば、ロック部材によりアーム部の回動を直接的にロックできるため、簡易な構造により走行時におけるアーム部の回動を防ぐことができる。
また、前記ロック部材は、ロック状態において押圧荷重が作用すると前記ロック状態が解除される解除部を有することが好ましい。
このようにすると、簡易な構成によりロック状態を容易に解除することができる。
また、本発明は、一端側が前記アーム部に接続され、他端側が前記ロック部材に接続された誘導部材を備え、前記誘導部材は、前記ロック部材が前記固定部に対して当接して起立する位置へと前記ロック部材の回動を誘導することが好ましい。
このようにすると、誘導部材によりロック部材をロック位置へ的確かつ迅速に誘導することができる。
また、本発明は、前記ロック部材の他端は、起立した状態において、下方に凸となる曲面形状を呈し、前記固定部には、下方に凹となる曲面を備えた当接面が形成されていることが好ましい。
このようにすると、作用部やアーム部、ロック部材等の公差によりロック部材の起立時における所定回動位置が変動する場合であってもロック部材によるロック機能を発揮させられるため、走行時におけるアーム部の回動をより確実に防ぐことができる。
本発明に係るサンルーフ装置のデフレクタ構造によれば、簡易な構造により走行時におけるアーム部の回動を防ぐことができる。
本実施形態に係るサンルーフ装置のデフレクタを示す一部破断斜視図である。 展開状態のデフレクタを示す側面図である。 図1のIII−III断面図である。 固定部とロック部材を示す側面図である。 ロック部材を示す斜視図である。 ルーフパネルが開くときのデフレクタの作用を説明するための側面図であって、全閉状態を示す。 ルーフパネルが開くときのデフレクタの作用を説明するための側面図であって、中間状態を示す。 ルーフパネルが開くときのデフレクタの作用を説明するための側面図であって、張架展開状態を示す。 ルーフパネルが開じるときのデフレクタの作用を説明するための側面図であって、ロック状態が解除された直後を示す。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。説明における上下左右前後は、運転席から見た上下左右前後を基準とし、車幅方向は左右方向と同義である。図1では、説明の便宜上、デフレクタ1を実線及び破線で示し、デフレクタ1以外を二点鎖線で描画している。
図1に示すように、サンルーフ装置Rは、車体の固定ルーフ3に形成された略矩形状の開口部3aを開閉するルーフパネル2と、ルーフパネル2が後方にスライドして開口部3aが開いたとき開口部3aの前縁に沿って固定ルーフ3から上方に突出するデフレクタ1と、を備えている。
ルーフパネル2の下面には、ルーフパネル2が前方にスライドするとき、デフレクタ1を押し下げる押圧シュー2aが設けられている。開口部3aの両側縁の下方には、ルーフパネル2のスライドのガイド機能やデフレクタ1の支持機能等を担うサイドフレーム(図示せず)が配置されている。開口部3aの前縁の下方には、両サイドフレームの各前端を連結するフロントフレーム(図示せず)が配置されている。
デフレクタ1は、図2に示すように、車体のサイドフレームに固定される固定部10と、固定部10よりも前方に配置され走行風が作用する作用部20と、作用部20の下端側を保持する下部ホルダ30と、作用部20の上端側を保持するとともに上下に回動する上部ホルダ40と、を備えている。また、デフレクタ1は、上部ホルダ40を上方に付勢する付勢部材50と、所定回動位置で上部ホルダ40の下方回動をロックするロック部材60と、ロック部材60を所定回動位置まで誘導する誘導部材70と、を備えている。
固定部10は、開口部3aの側縁に沿って前後方向に延設されている。固定部10は、基部11と、支持部12とを有している。基部11には、上部ホルダ40の回動を支持する回動支持ピン13が車幅方向に沿って設けられている。基部11には、回動支持ピン13よりも前方において、付勢部材50を取り付けるための取付支持ピン14が車幅方向に沿って設けられている。支持部12は、基部11の前端に連続して形成されている。支持部12は、板状を呈しロック部材60を支持する部位である。支持部12の前端側の上面には、ロック部材60の他端61aが当接する当接面15が形成されている。当接面15は、下方に凹となる曲面を備えている。
作用部20は、動作時に張架展開して走行風を受け、非動作時に折り畳まれルーフ下方に収納される部位である。作用部20は、開口部3aの前縁から側縁前側に亘って延設されている。作用部20は、例えば目の細かい布製又は樹脂製の網状部材からなる。図3に示すように、作用部20の下縁は、側断面視して袋状に形成されている。袋部には、金属製のワイヤ80が挿通されている。ワイヤ80は、開口部3aの前縁から側縁前側に亘り固定部10まで連続して延設されている。袋部に挿通されたワイヤ80は、下部ホルダ30の溝部に挿入保持されている。
図1に示すように、下部ホルダ30は、開口部3aの前縁に沿って車幅方向に延びる中央固定部31と、中央固定部31の両端から車幅方向外側に延び、さらに直交状に湾曲して後方に延びるカバー部32とを有している。中央固定部31は、例えば金属製又は樹脂製の板状材からなる。中央固定部31は、フロントフレームに締結部材等で固定されている。中央固定部31の前縁には、U字状を呈し後方に開口する溝部33が形成されている(図3参照)。カバー部32は、袋部に挿通されたワイヤ80を被覆している。カバー部32は、例えば、可撓性の樹脂材により形成されている。
上部ホルダ40は、開口部3aの前縁に沿って車幅方向に延びる中央ホルダ部41と、中央ホルダ部41の両端から直交状に湾曲して後方に延びるアーム部42,42とを有している。作用部20の両端は、アーム部42の途中まで回り込むように上部ホルダ40、下部ホルダ30間に取り付けられている。上部ホルダ40は、例えば樹脂材により形成されている。アーム部42の前端側は、図2に示すように、作用部20の上端側を保持している。アーム部42の後端側は、回動支持ピン13を介して固定部10に上下方向に回動自在に接続されている。アーム部42の後端側には、ストッパ部43が形成されている。ストッパ部43は、本実施形態ではアーム部42の一部を車幅方向外側に膨出させて形成した段部からなる。ストッパ部43は、ロック部材60が回動した際に、後記する解除部62と当接することによりロック部材60の回動を規制する部位である。アーム部42の下面には、係止部44が下方へ突出形成されている。
付勢部材50は、図2に示すように、アーム部42を上方に付勢する部材であって、例えば捩りコイルばねからなる。付勢部材50は、回動支持ピン13よりも前方において固定部10の取付支持ピン14に取り付けられている。付勢部材50の一端側は、アーム部42の下面に当接し、他端側は支持部12の上面に当接している。
ロック部材60は、所定回動位置でアーム部42の下方回動を規制する部材である。ロック部材60は、図2に示すように、例えば樹脂製の板状材からなる。ロック部材60は、付勢部材50よりも前方に配置されている。ロック部材60の一端側は、アーム部42に形成されたロック回動軸64に前後方向に回動自在に取り付けられている。ロック部材60は、アーム部42の回動に連動してロック回動軸64周りに回動する。ロック部材60は、ロック本体部61と、解除部62と、貫通孔63とを主に備えている。
ロック本体部61は、ルーフパネル2が後方にスライドして開口部3aが開いたとき、固定部10に対して当接し固定部10とアーム部42との間において略鉛直に起立して、アーム部42の下方回動をロックする部位である。図4に示すように、ロック本体部61の他端61aは、起立状態において、下方に凸となる曲面形状を呈する。
図5に示すように、ロック本体部61の車幅方向の側面には、強度を高めるためのリブ65が膨出形成されている。リブ65の一部(実施形態では他端61a側)には、他の部位よりも高い当接リブ66が形成されている。当接リブ66は、図示せぬサイドフレームに当接(摺接)するか又はわずかな隙間をあけて配置され、ロック部材60の車幅方向のガタつきを抑制する役割を果たす。ロック本体部61の他端61a側において、車内側の側面には、係止部67が突出形成されている。
貫通孔63は、ロック本体部61の一端側(解除部62に隣接する部位)に形成され、ロック回動軸64が挿通される部位である。貫通孔63は、ロック回動軸64を介してアーム部42に取り付けられる取付部として機能する。
図2に示すように、解除部62は、ロック本体部61と連続して形成されている。解除部62は、ロック本体部61がアーム部42の下方回動をロックしているロック状態において、貫通孔63から後方側に斜め上方に延設された部位である。解除部62は、ロック状態において、ストッパ部43に対向配置されている。解除部62の先端側は、ロック状態において、アーム部42の上面よりも上方に突出している。ロック状態において押圧シュー2aで解除部62が前方に押圧されると、ロック回動軸64を支点にロック本体部61の先端側が後方に回動して起立状態から傾倒状態に移行することで、アーム部42のロック状態が解除される。
誘導部材70は、ロック本体部61が固定部10に対して当接して起立する位置へとロック本体部61の前方回動を誘導する部材である。誘導部材70は、ロック本体部61の前方に配置された引張ばねからなる。誘導部材70の一端側はアーム部42の係止部44に係止されており、他端側はロック本体部61の係止部67(図5参照)に係止されている。
本発明の実施形態に係るサンルーフ装置のデフレクタ構造は、基本的に以上のように構成されるものである。次に、図6及び図7を参照して、その作用について説明する。まず、ルーフパネル2が開くときの作用について説明する。
図6Aに示すルーフパネル2が閉じた状態では、ルーフパネル2の下面に設けられた押圧シュー2aが付勢部材50の付勢力に抗してアーム部42を押し下げている。この状態では、作用部20が折り畳まれてルーフ下方に収納されている。また、ロック本体部61は、固定部10とアーム部42との間において倒伏した状態となる。
続いて、図6Bに示すように、ルーフパネル2が後方にスライドすると、アーム部42に対する押圧シュー2aの押圧が徐々に解かれていき、付勢部材50の付勢力により回動支持ピン13を支点としてアーム部42が上方に回動する。アーム部42の上方回動に連動して、作用部20が上方かつ後方に引っ張られるとともに、ロック回動軸64を支点としてロック本体部61が前方に回動する。このとき、ロック本体部61の他端61aが固定部10の当接面15に摺接するとともに、誘導部材70の付勢力によりロック本体部61の前方回動が誘導される。
図6Cに示すように、ルーフパネル2が完全に開いた状態では、アーム部42に対する押圧シュー2aの押圧が完全に解かれ、作用部20は上端側が後方に位置するように傾斜状に立設して張架展開する。ロック本体部61は、固定部10に対して当接し固定部10とアーム部42との間において略鉛直に起立した状態となる。言い換えると、当接面15の法線と、ロック本体部61の中心軸とが概ね重なるように起立する。この状態では、ロック本体部61によりアーム部42の下方回動がロックされる。なお、ルーフパネル2は開いているため、押圧シュー2aは解除部62の後方に位置する。また、アーム部42の回動量は、作用部20の長さ(高さ寸法)で決定するように構成されている。
次に、ルーフパネル2が閉じるときの作用について説明する。
図6Cに示す状態からルーフパネル2が前方にスライドすると、図7に示すように、最初に押圧シュー2aが解除部62を前方に押圧する。これにより、ロック回動軸64を支点としてロック本体部61の先端側が後方(上方)に回動して起立状態から傾倒状態に移行することで、アーム部42のロック状態が解除される。
続いて、ルーフパネル2がさらに前方にスライドして、押圧シュー2aが解除部62を乗り越えると、押圧シュー2aが付勢部材50の付勢力に抗してアーム部42を押し下げる(図6B参照)。このとき、アーム部42の下方回動に連動して、作用部20の上端側が下方かつ前方に変位するとともに、ロック本体部61の先端側がさらに後方に回動する。
図6Aに示すように、ルーフパネル2が完全に閉じた状態では、アーム部42が倒伏した状態となる。この状態では、作用部20が折り畳まれてルーフ下方に収納されている。また、ロック本体部61は、固定部10とアーム部42との間において倒伏した状態となる。
以上説明した本実施形態によれば、ロック部材60によりアーム部42の下方回動を直接的にロックできるため、走行時におけるアーム部42の回動を防ぐことができる。また、本実施形態によれば、簡易な構造によりロック機構を形成することができるため、組み付け性も良好となる。
また、本実施形態によれば、アーム部42のロック状態において、押圧シュー2aで解除部62が前方に押圧されると、ロック本体部61が後方に回動して起立状態から傾倒状態に移行することで、アーム部42のロック状態が解除される。このため、ロック部材60に解除部62を付設する簡易な構成によりロック状態を容易に解除することができる。また、本実施形態では、アーム部42を押し下げる既存の押圧シュー2aを利用して、解除部62を押圧できるので、ロック部材60を設けたことによるコストの増加を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、ロック本体部61が固定部10に対して当接して起立する位置へとロック本体部61の前方回動を誘導する誘導部材70を備えるため、誘導部材70によりロック部材60をロック位置へ的確かつ迅速に誘導することができる。
また、本実施形態のロック本体部61の他端61aは、起立した状態において、下方に凸となる曲面形状を呈し、固定部10には、ロック本体部61の他端61aが当接し、下方に凹となる曲面を備えた当接面15が形成されている。当接面15は平坦でもよいが、曲面を形成することにより、ロック本体部61をスムーズに回動させることができる。つまり、作用部20やアーム部42、ロック部材60等の公差によりロック部材60の起立時における所定回動位置が変動する場合であってもロック部材60によるロック機能を発揮させられるため、走行時におけるアーム部42の回動をより確実に防ぐことができる。
走行時におけるアーム部42の下方回動を抑制する別の手段として、付勢部材50の付勢力を強く設定する方法が考えられる。付勢部材50の付勢力を高めに設定すると、アーム部42が下がりにくくなるもの、アーム部42とルーフパネル2との摺動抵抗が増大し、ルーフパネル2の開閉性が悪化する。この点、本実施形態では、ロック部材60によりアーム部42の下方回動を直接的にロック及びロック解除できるため、付勢部材50の付勢力を高める必要がなく、ルーフパネル2の開閉性を好適に確保しながら、走行時におけるアーム部42の下方回動を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、ロック部材60の形状は、アーム部42の下方回動をロックできれば適宜変更してよい。また、当接面15の曲面の曲率半径は、ロック部材60がスムーズに回動し、所定の位置で起立するとともに、各部材の公差を吸収できる程度に適宜設定することが好ましい。なお、当接面15の形状は、平坦面でもよい。ロック部材60が好適に回動可能であれば、誘導部材70を省略してもよい。
R サンルーフ装置
1 デフレクタ
10 固定部
15 当接面
20 作用部
30 下部ホルダ
40 上部ホルダ
42 アーム部
50 付勢部材
60 ロック部材
61 ロック本体部
61a 他端
62 解除部
70 誘導部材

Claims (4)

  1. 車体に固定される固定部と、
    前記固定部よりも前方に配置され、走行風が作用する作用部と、
    一端側が前記固定部に回動自在に接続されるとともに、他端側が前記作用部を保持し、前記固定部を支点に上下方向に回動するアーム部と、
    一端側が前記アーム部に回動自在に接続され、前記アーム部の回動に連動して他端側が回動するロック部材と、を備え、
    前記ロック部材は、所定回動位置で他端側が前記固定部に対して当接して起立し、前記固定部に接近する方向への前記アーム部の回動をロックすることを特徴とするサンルーフ装置のデフレクタ構造。
  2. 前記ロック部材は、ロック状態において押圧荷重が作用すると前記ロック状態が解除される解除部を有することを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のデフレクタ構造。
  3. 一端側が前記アーム部に接続され、他端側が前記ロック部材に接続された誘導部材を備え、
    前記誘導部材は、前記ロック部材が前記固定部に対して当接して起立する位置へと前記ロック部材の回動を誘導することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサンルーフ装置のデフレクタ構造。
  4. 前記ロック部材の他端は、起立した状態において、下方に凸となる曲面形状を呈し、
    前記固定部には、下方に凹となる曲面を備えた当接面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のデフレクタ構造。
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