JP2007107301A - 引戸などのガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引戸など移動体の位置調整のためにガイド軸を傾いた状態にすることなく移動体を常に安定した状態で案内できるガイド装置を提供する。
【解決手段】ガイド軸130は、ケース110に設けられたガイド軸調整孔112a、112bと調整部材160に設けられたガイド軸挿通孔161、162とに挿通されている。調整螺子150を回動させると調整部材160がケース110内を矢印A方向に進退移動する。調整部材160の進退移動により、ケース110のガイド軸調整孔112a、112bと調整部材160のガイド軸挿通孔161、162との交差位置が矢印B方向に変位する。その結果、ガイド軸130が矢印B方向に変位する。その際、ガイド軸130はその軸長方向2箇所が調整部材160の一対のガイド軸挿通孔161、162の部分によって支持されて平行移動するため傾いた状態にならない。
【選択図】図2

Description

本発明は、引戸や折戸など移動体をガイドレールに沿って案内するべく移動体に取り付けられるガイド装置に関し、より詳細には、移動体をガイドレールによる案内方向と水平方向に直交する方向に位置調整する機構を備えたガイド装置に関する。
引戸などをガイドレールによる案内方向と直交する方向に位置調整する機構を備えたガイド装置として、引戸の上端部に固定された本体ケースの内部に上方に行くほど横幅を大きくした長孔状の挿入孔を有し、この挿入孔にガイド軸を本体ケースの横幅方向(引戸の移動方向と水平方向に直交する方向)に揺動可能に挿入し保持したものが知られている。ガイド軸の上端部にはガイドレールに案内される球状のガイドローラが回転自在に支持されている。本体ケース内には斜行ガイド孔が形成された調整部材が設けられており、この調整部材の斜行ガイド孔をガイド軸が貫通している。調整部材本体には調整螺子が螺合している。この調整螺子は外部から回動操作することができ、これを回動させると、調整部材本体が摺動し、それに伴って、斜行ガイド孔を貫通しているガイド軸がその下端を支点として本体ケースの横幅方向に揺動する。その結果、ガイドローラがガイド軸の揺動量に応じた距離だけ移動し、引戸の位置調整がなされる。(特許文献1)
特開平10−102885号公報([0024]、図3〜図6)
しかし、上述した従来のガイド装置は、調整螺子を回動させると、ガイド軸がその下端を支点として本体ケースの横幅方向に揺動するため、ガイド軸が上下方向に対して傾いた状態でガイドレールに沿って引戸が案内されることになる。したがって、引戸を安定して走行させるためには、上記のようにガイドローラの形状を球状など特殊形状にするといった対処が必要になる。
本発明は、上記のような事情に鑑み創案されたものであり、その目的は、引戸など移動体の位置調整のためにガイド軸を傾いた状態にすることなく、移動体を常に安定した状態で案内できるガイド装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のガイド装置は、移動体をガイドレールに沿って案内すべく当該移動体に取り付けられるガイド装置であって、前記移動体に取り付けられるケースと、このケースから突出し前記ガイドレールに案内されるガイド軸と、前記ケース内に外部から回動操作可能に設けられた調整螺子と、この調整螺子の回動によりケース内を進退する調整部材と、を有し、前記ガイド軸は、前記ケースの前記ガイドレールとの対向部に設けられたガイド軸調整孔に挿通されるとともに、前記調整部材に前記ガイド軸の軸長方向に離間して設けられた一対のガイド軸挿通孔に挿通されており、前記ガイド軸調整孔は、前記調整部材の進退方向と水平方向に直交する方向への前記ケースと前記ガイド軸との相対移動を許容する長孔であり、前記一対のガイド軸挿通孔は、前記調整部材の進退方向に対して水平方向に傾斜した方向への前記調整部材と前記ガイド軸との相対移動を許容する長孔であることを特徴としている。
上記構成によれば、調整螺子を回動させると調整部材がケース内を進退移動する。この調整部材の進退移動により、ケースに設けられたガイド軸調整孔と調整部材に設けられた一対のガイド軸挿通孔との交差位置が移動体の移動方向と水平方向に直交する方向に変位する。その結果、ガイド軸調整孔と一対のガイド軸挿通孔とに挿通されたガイド軸が移動体の移動方向と水平方向に直交する方向に変位することになる。その際、ガイド軸はその軸長方向2箇所が調整部材の一対のガイド軸挿通孔の部分によって支持されて平行移動するため、ガイド軸が傾いた状態になることはない。
本発明のガイド装置において、前記一対のガイド軸挿通孔間には、前記ガイド軸を前記ケースから突出させる方向に付勢するスプリングが設けられていることが望ましい。
上記構成によれば、移動体の慣性による上下運動をスプリングの弾性によって吸収及び抑制して引戸を水平状態に保つことができる。また、調整部材の一対のガイド軸挿通孔間にスプリングを配置することにより、スプリングの設置スペースを調整部材の外に別途確保する必要がないので、スプリングの設置スペースを確保するためにケースを大型化する必要がない。
本発明のガイド装置において、前記ケースは、予め移動体に取り付けられるベースと、このベースに着脱可能に取り付けられるケース本体とを有し、このベースとケース本体との互いの着脱が、前記ガイド軸の軸長方向に沿った方向への相対移動によってのみなされるように構成されていることが望ましい。
上記構成によれば、予め移動体に取り付けられたベースに対し、ケース本体をガイド軸の軸長方向に沿った方向にのみ移動させて着脱するので、ベースとケース本体との間でガイド軸の軸長方向に直交する方向のがたつきを防止できる。ガイド軸を捕捉して閉止方向に引き込むことにより移動体を強制的に閉止する閉止装置を使用する場合、ガイド軸にはその軸長方向に直交する方向に閉止装置の力が作用することになるが、ベースに対するケース本体の着脱の際にケース本体がガイド軸の軸長方向に沿った方向にしか移動できない構造になっているので、閉止装置を使用する場合でもケース本体が脱落する虞がない。
本発明のガイド装置によれば、ガイド軸を揺動させず平行移動させることにより移動体の位置調整がなされるように構成したので、移動体を常に安定に案内できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明のガイド装置を備えた開閉体装置としての下荷重タイプの引戸装置の主要部を例示する斜視図である。図2は本発明のガイド装置の第1の実施形態を示す分解斜視図である。図3は図2に示すガイド装置の使用状態の断面図である。
図1に示す引戸装置10は、上下一対のガイドレール20、30と、両レール20、30間に装着された引戸(移動体)40とを備えている。
上側レール20は、断面形状が下向きに開いた略C字形のレール本体21と、レール本体21の下面に一体的に固定された前後一対の裾板22、23とからなる。レール本体21の下部の前後方向(奥行き方向)中央には、その長手方向全長に亘ってガイドスリット24が形成されている。
下側レール30は、断面形状が略V字形の細長い部材であり、その上面部に長手方向全長に亘ってレール溝31が形成されている。
引戸40は、その下端部の左右両端部に一対の走行輪45、46を内蔵している。両走行輪45、46は、引き戸40の下端面から一部突出し、下側レール30のレール溝31に嵌合している。両走行輪45、46は、引き戸40の荷重を支えつつ従動回転することによりレール溝31に沿って走行する。
引戸40の上端部の左右両端近傍には、上側レール20に案内される一対のガイド装置100A、100Bが設けられている。各ガイド装置100A、100Bは、引戸40の上端面の前後方向(厚さ方向)中央部に上方に突出して設けられたガイド軸130と、ガイド軸130の先端部(上端部)にこれを軸にして回転可能に保持されたピボット135とを備えている。そして、ピボット135がレール本体21のガイドスリット24の開口縁に摺動可能に係合することにより、引戸40の外れを防止するとともに、引戸40の前後方向への変位(がたつき)を抑えつつ開閉方向(左右)への円滑な移動を可能としている。
上側レール20のレール本体21内には、引戸40を閉じたときにこれが位置する側(図1では左側)の領域に閉止装置60が設けられている。閉止装置60は、引戸40を荒閉まりを防止しつつ確実に閉止するための装置である。閉止装置60は、引戸40を閉止する際に、ガイド軸130を捕捉して閉止方向へ引き込む捕捉引き込み機構を備えている。
ガイド装置100は、引戸40をガイドレール(この例では上ガイドレール)20に沿って案内すべく引戸40の上端角部に取り付けられるものであり、引戸40に取り付けられるケース110と、このケース110から突出(この例では上方に突出)し引戸40に案内されるガイド軸130と、ケース110内に外部から回動操作可能に設けられた調整螺子150と、この調整螺子150の回動によりケース110内を進退する調整部材160と、を有する。
ケース110は、引戸40の上端角部の厚さ方向中央部に形成された凹部210に嵌合させて取り付けられ、2つの螺子211、212で上下方向及び水平方向から締着固定される。
ケース110には、調整部材160を引戸40の横幅方向(矢印Aで示す方向)に進退移動可能に収容する調整部材収容空間111が内部に形成されるとともに、この調整部材収容空間111を介して上下に対向(連通)する一対のガイド軸調整孔112a、112bが形成され、下側のガイド軸調整孔112bの下方にはガイド軸130の下端部の移動(上下方向及び調整部材160の進退方向と水平に直交する方向(矢印Bで示す方向)への移動)を許容するべく切欠部113が形成されている。ガイド軸調整孔112a、112bは、調整部材160の進退方向と水平方向に直交する方向(矢印Bで示す方向)へのケース110とガイド軸130との相対移動を許容する長孔である。また、ケース110の端部側壁には、調整螺子150を調整部材収容空間111内に水平に挿入できるように調整螺子操作孔114が形成されるとともに、螺子212を締める際にドライバなどの工具を挿入するための工具孔115が形成されている。また、ケース110の前後の側壁には、調整螺子150の抜けを防止するための金属製の細い棒状の抜止ピン156を挿着するための小孔116が設けられている。
調整部材160は、調整螺子操作孔114に対して反対向きに開口したコ字形の金具であり、上下に対向する水平部160a、160bに一対のガイド軸挿通孔161、162が形成されている。ガイド軸挿通孔161、162は、調整部材160の進退方向に対して水平方向に傾斜した方向(矢印Cで示す方向)への調整部材160とガイド軸130との相対移動を許容する長孔である。調整部材160の垂直部160cには調整螺子150が螺合する調整用螺子孔163が形成されている。
ガイド軸130は、ケース110の一対のガイド軸調整孔112a、112bに挿通されるとともに、調整部材160の一対のガイド軸挿通孔161、162に挿通されている。調整部材160の一対のガイド軸挿通孔161、162間には、ガイド軸130をケース110から突出(この例では上方に突出)させる方向に付勢するスプリング165が設けられている。スプリング165の上下両端には円環状の座金166、167が設けられており、一方の座金166がガイド軸130の中間部に形成された大径部130aの下端に係合し、他方の座金167が調整部材160の下側の水平部160bの上面に係合している。
ガイド軸130の上端部には、ガイドレール20に摺動可能に係合するピボット135が設けられている。ガイド軸130の下端には、スプリング165によって上方に付勢されているガイド軸130の調整部材160からの抜けを防止するために、調整部材160の下側の水平部160bの下面に係合する座金136が取り付けられている。
調整螺子150は、調整部材160の調整用螺子孔163に螺合しており、そのヘッド部151がケース110の調整螺子操作孔114に挿入されている。調整螺子150にはケース110の側壁内面部に係合する円環状の座金155が装着されている。この座金155が抜止ピン156によって押さえ付けられることにより、調整螺子150の軸長方向先端側(図視左側)への移動が阻止され、調整螺子150をケース110に対して常に一定の位置で回動操作できるようになっている。
上記のように構成されたガイド装置100において、調整螺子150を回動させると調整部材160がケース110内を進退移動する。この調整部材160の進退移動により、ケース110に設けられた一対のガイド軸調整孔112a、112bと調整部材160に設けられた一対のガイド軸挿通孔161、162との交差位置が調整部材160の進退方向(矢印A方向)と水平方向に直交する方向(矢印B方向)に変位する(図4、図5参照)。その結果、一対のガイド軸調整孔112a、112bと一対のガイド軸挿通孔161、162とに挿通されたガイド軸130が調整部材160の進退方向(矢印A方向)と水平方向に直交する方向(矢印B方向)に変位することになる。その際、ガイド軸130はその軸長方向2箇所が調整部材160の一対のガイド軸挿通孔161、162の部分によって支持されて平行移動するため、ガイド軸130が傾いた状態になることはない。したがって、このガイド装置100によれば、引戸40の位置調整のためにガイド軸130を傾いた状態にすることなく、引戸40を常に安定した状態で案内することができる。
また、ガイド軸130がスプリング165によって上下方向に移動可能に支持され且つケース110から突出する方向に付勢されているので、引戸40の慣性による上下運動をスプリング165の弾性によって吸収及び抑制して引戸40を水平状態に保つことができる。また、引戸40を閉止する際、図6に示すように、ガイド軸130は閉止装置60のフック体61の傾斜面61bに倣って待避移動(この例では下降)した後復帰(この例では上昇)してフック体61に捕捉されることができる。スプリング165を調整部材160の上下の水平部160a、160b間に配置したことにより、スプリング165の設置スペースを調整部材160の外に別途確保する必要がないので、スプリング165の設置スペースを確保するためにケース110を大型化する必要がない。
[第2の実施形態]
図7は本発明のガイド装置の第2の実施形態を示す分解斜視図である。図8は図7の状態におけるガイド装置の断面図である。図9は第2の実施形態のガイド装置の移動体への取り付けが完了した状態を示す断面図である。
この実施形態のガイド装置100のケース170は、予め引戸40に取り付けられる略L字形のベース170Aと、このベース170Aに着脱可能に取り付けられるケース本体170Bとからなる。そして、ベース170Aとケース本体170Bとの互いの着脱が、ガイド軸130の軸長方向に沿った方向すなわち上下方向への相対移動によってのみなされるように構成されている。ベース170Aとケース本体170Bは高強度の合成樹脂で形成されている。ベース170Aは、引戸40の凹部210に嵌合させて取り付けられ、2つの螺子181、182で上下方向及び水平方向から締着固定される。
ベース170Aには、その下部を構成する水平部の内面四箇所に上下方向に延びる断面矩形状の凸部176が形成されるとともに、その水平部の一端から上方に延びる起立部に上下方向に延びる断面台形状の袋状凹部178が形成されている。一方、ケース本体170Bの下部外面には、ベース170Aの凸部176を各々受け入れるようにして嵌合する凹部177と、ベース170Aの袋状凹部178に収容されるようにして嵌合する断面台形状の凸部179が形成されている。このような互いの嵌合構造により、ベース170Aとケース本体170Bとが、上下方向への相対移動によってのみ互いに着脱可能となっている。
ケース本体170Bには、フック部171が設けられている。一方、ベース170Aには、ケース本体170Bの挿着完了時にフック部171が係合する係合部173が設けられている。フック部171が係合部173に係合することにより、ベース170Aとケース本体170Bとが互いに連結される。フック部171はそれ自体が弾性変形することによって係合部173に係脱する。フック部171の係合部173との当接面171aは、ケース本体170Bをベース170Aに挿着する際、係合部173に倣ってフック部171がスムーズに弾性変形するようにテーパ状に形成されている。一方、係合部173のフック部171との当接面173aは、フック部171とのスムーズな係脱を可能とすべく断面円弧状の滑らかな凸面状に形成されている。
ベース170A及びケース本体170Bには、ケース本体170Bをベース170Aから外す際にドライバなどの工具190を挿入するための工具孔174、172が形成されており、ケース本体170Bをベース170Aから外す際、工具孔174、172に工具190(図9参照)を挿入し、その工具190でフック部171の先端部を押すことにより、係合部173に対するフック部171の係合を解除することができるようになっている。
上記構成によれば、予め引戸40に取り付けられたベース170Aに対し、ケース本体170Bをガイド軸130の軸長方向に沿った方向すなわち上下方向にのみ移動させて着脱するので、ベース170Aとケース本体170Bとの間でガイド軸130の軸長方向に直交する方向すなわち水平方向のがたつきを防止できる。ガイド軸130を捕捉して閉止方向に引き込むことにより引戸40を強制的に閉止する閉止装置60を使用する場合、ガイド軸130にはその軸長方向に直交する方向に閉止装置60の力が作用することになるが、ベース170Aに対するケース本体170Bの着脱の際にケース本体170Bがガイド軸130の軸長方向に沿った方向にしか移動できない構造になっているので、閉止装置60を使用する場合でもケース本体170Bがベース170Aから脱落する虞がない。
本発明のガイド装置は、移動体の位置調整のためにガイド軸を傾いた状態にすることなく、移動体を常に安定した状態で案内できるので、引戸に限らず折戸のガイド装置としても利用可能である。
本発明のガイド装置を備えた開閉体装置としての下荷重タイプの引戸装置の主要部を例示する斜視図 本発明のガイド装置の第1の実施形態を示す分解斜視図 図2に示すガイド装置の使用状態の断面図 (a)調整部材を一方の移動限界に移動させた状態を示す断面図、(b)調整部材を他方の移動限界に移動させた状態を示す断面図 図4(a)に対応する正面図、図4(b)に対応する正面図 閉止機構のフック体が既に捕捉状態になっている時に、閉止機構作動部であるガイド装置がフック体の傾斜面に倣って待避移動している途中の過程を示す要部断面図 本発明のガイド装置の第2の実施形態を示す分解斜視図 図7の状態におけるガイド装置の断面図 第2の実施形態のガイド装置の移動体への取り付けが完了した状態を示す断面図
符号の説明
10 引戸装置
20 ガイドレール
40 引戸(移動体)
60 閉止装置
100A、100B ガイド装置
110 ケース
112a、112b ガイド軸調整孔
114 調整螺子操作孔
130 ガイド軸
150 調整螺子
160 調整部材
161、162 ガイド軸挿通孔
163 調整用螺子孔
165 スプリング
170 ケース
170A ベース
170B ケース本体
171 フック部
173 係合部

Claims (3)

  1. 移動体をガイドレールに沿って案内すべく当該移動体に取り付けられるガイド装置であって、
    前記移動体に取り付けられるケースと、
    このケースから突出し前記ガイドレールに案内されるガイド軸と、
    前記ケース内に外部から回動操作可能に設けられた調整螺子と、
    この調整螺子の回動によりケース内を進退する調整部材と、を有し、
    前記ガイド軸は、前記ケースの前記ガイドレールとの対向部に設けられたガイド軸調整孔に挿通されるとともに、前記調整部材に前記ガイド軸の軸長方向に離間して設けられた一対のガイド軸挿通孔に挿通されており、
    前記ガイド軸調整孔は、前記調整部材の進退方向と水平方向に直交する方向への前記ケースと前記ガイド軸との相対移動を許容する長孔であり、
    前記一対のガイド軸挿通孔は、前記調整部材の進退方向に対して水平方向に傾斜した方向への前記調整部材と前記ガイド軸との相対移動を許容する長孔であることを特徴とするガイド装置。
  2. 前記一対のガイド軸挿通孔間に、前記ガイド軸を前記ケースから突出させる方向に付勢するスプリングを設けたことを特徴とする請求項1のガイド装置。
  3. 前記ケースは、予め移動体に取り付けられるベースと、このベースに着脱可能に取り付けられるケース本体とを有し、このベースとケース本体との互いの着脱が、前記ガイド軸の軸長方向に沿った方向への相対移動によってのみなされるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2のガイド装置。
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