JPS62110472A - 非接触型アクチユエ−タ - Google Patents

非接触型アクチユエ−タ

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JPS62110472A
JPS62110472A JP24873785A JP24873785A JPS62110472A JP S62110472 A JPS62110472 A JP S62110472A JP 24873785 A JP24873785 A JP 24873785A JP 24873785 A JP24873785 A JP 24873785A JP S62110472 A JPS62110472 A JP S62110472A
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magnetic pole
linear motor
gap
stator
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Toshiro Higuchi
俊郎 樋口
Atsushi Horikoshi
敦 堀越
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塵埃をきらう半導体やバイオテクノロジー関
連の工場などに用いて好適な非接触型アクチュエータに
関する。
(従来の技術) 従来、リニアパルスモータ(以下、LPMという)を使
用した直接駆動方式の搬送装置が開発されてきている。
この種の先行技術は、例えば、編集者兼発行者「電気学
会」 rリニアモータとその応用1124〜127頁に
記載されている。
しかし、この搬送装置はワークを含めた搬送部はLPM
と切り離して機械的な直線軸受で支持されるようになっ
ている。つまり、LPMは搬送部の移動に必要な推力の
みを与える機械構造を採用している。
(発明が解決しようとする問題点) このように、LPMを用いた搬送装置においても機械的
な軸受を有するために次のような問題点を内在している
(1)機械的な摩擦接触をさけることができず、この摩
擦接触部から塵埃が発生する。
(2)真空状態においては潤滑油は蒸発し、雰囲気を汚
すと共に軸受の焼損を招く。
(3)摩擦接触部から騒音や振動が発生する。
(4)機械的な接触部を有うするため高精度の位置決め
が難しい。
本発明は、上記問題点を除去し、可動子の磁気浮上と推
進をコンパクトに構成された固定子と可動子間の磁気力
により行い、しかも作動部を有する可動子が円滑に進退
自在に直接駆動される非接触型アクチュエータを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、(a)所定の
間隔で設置される複数の極片を有する芯部材を有し、該
極片上に巻回される推進案内用コイルによって励磁され
る推進案内用磁極と該推進案内用磁極に隣接して前記芯
部材上に巻回される吸引用コイルによって励磁される吸
引用磁極とを一体化したリニアモータ磁極と、該リニア
モータ磁極と協働して磁場を発生する磁極を有する補助
電磁石とを具えた固定子と、 (b)前記固定子と対向し、少なくとも一面に−定のピ
ンチを有して整列した歯列が形成され、かつ作動部を有
する可動子と、 (c)前記固定子と前記可動子間の相対変位を検出する
変位検出手段と、 (d) if変位検出手段からの検出値に基づいて前記
固定子と前記可動子間の間隙を調整し、かつ前記可動子
の磁気浮上状態での推進を行う制御手段とを設けるよう
にし、たものである。
(作用) 本発明によれば、リニアモータ磁極中の吸引用磁極の磁
気力により作動部を有する可動子は非接触状態に保持さ
れ、リニアモータ磁極中の推進案内用磁極の磁気力によ
り、可動子は推進し、作動部は進退動作を行う。また、
補助電磁石の磁気力により、リニアモータ磁極と協働し
可動子の姿勢制御及び推進制御が行われる。
更に、可動子の姿勢制御は、可動子の変位状態を変位検
出手段を介して電子制御装置によってモニタされ、その
変位状態に応じて、リニアモータ1m中の吸引用磁極及
び前記補助電磁石のそれぞれの励磁電流が調整されるこ
とにより、円滑に遂行される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照しなが
ら詳細に説明する。
図中、1は固定枠、2.2a〜2d、2a’ 〜2d’
はこの固定枠に固定されるリニアモータ磁極、3.3a
〜3Cは補助電磁石であり、このリニアモータ磁極と補
助電磁石はそれぞれ固定枠lに取り付けられ、固定子を
構成している。4は可動子、5は可動子と一体的に形成
される作動部であるロンド、5.5a 〜5c、7.7
a〜7cは変位検出器、Aは制御手段である。また、8
は電子制御装置、8−1はCPU (中央処理装置)、
8−2はメモリ、8−3は入力インターフェース、8−
4はI10インターフェース、8−5はMDI (マニ
アルデータインプット)装置、9は駆動回路、10は電
源、11は変位検出用基準面(ターゲット)である。
次に、このアクチュエータの構造及び作用の概略につい
て説明する。
(1)ロンドを有する可動子の非接触状態保持可動子4
は、非接触状態で支持されることになる。即ち、可動子
4は、図に示されるように、可動子4の上下面に対向し
て配設されるリニアモータ磁極2a〜2d、2a’〜2
d’の吸引用磁極の磁気力により吸引され、非接触状態
に保持される。また、可動子4の水平面内の姿勢を制御
するために補助電磁石3a〜3Cが配設される。
(2)ロンドを有する可動子の推進 リニアモータ磁極2a〜2d、2a’〜2d’は可動子
4を推進させる推進案内用磁極を有しており、この磁極
が励磁されることにより、可動子4は歩進する。
(3)ロンドを有する可動子の姿勢制御可動子4の姿勢
制御は、可動子4に磁気力が作用するリニアモータ磁極
中の吸引用磁極及び前記補助電磁石のそれぞれの励磁電
流の調整により行う、即ち、平板状の可動子4が水平状
態になるようにリニアモータ磁極中の吸引用磁極の励磁
電流を調整して位置決めを行う。その後横方向を所定位
置に調整するために可動子4の両側面に配置されている
補助電磁石の励磁電流を調整する。可動子4と吸引用磁
極及び補助電磁石間の距離は変位検出器によって検出さ
れ、電子制御装置によって、適性な姿勢制御が行われる
以下、本発明の一実施例を順次説明する。
第1図及び第2図に示されるように、ロンドを有する可
動子4 (以下、可動子という)には一定のピンチを有
して整列した複数の歯列を形成する。
この可動子4を磁気的に吸引し非接触状態にすると共に
推進させるためにこの可動子4に対しである間隙をもつ
位置にリニアモータ磁極2を設ける。
このリニアモータ磁極2には芯部材21の基部に可動子
4の吸引用コイル、先端線に推進案内用コイルが巻装さ
れる。即ち、可動子4を磁気的に吸引して非接触支持を
行う吸引用磁極と可動子4を磁気的に推進する推進案内
用磁極は一体化されている。即ち、凹形を持つ連接した
形状に打ち抜かれた電磁鋼板等の強磁性材料を積み重ね
て構成され、この芯部材の各々凹部の外周には吸引用コ
イル26及び27(第2図参照)を互いに逆極性になる
ように巻装している。この芯部材の各先端部は第1極片
、第2極片、第3極片、第4極片よりなり、各橋片には
それぞれ推進案内用コイル28.29.30゜31カf
l装サレ、第1磁極22、第2VA極z3、第3磁極2
4、第4磁極25(第4図(a)参照)を形成している
。これらの磁極22.23.24.25に設けられた歯
のピッチは可動子の歯のピンチと同一にするが、磁極の
歯のピッチはずれており、第1磁極22を基準にすると
、これに対して第2磁極23は1/2ピツチ、第3磁極
24は1/4ピツチ、また第4iff極25は3/4ピ
ツチだけ可動子の歯のピンチに対して相対的にずらすよ
うに配設する。
次に、このリニアモータ磁極の動作について第4図を用
いて説明する。
(1)吸引用コイル26.27のみに図示の矢印方向(
正方向とする)の電流を流すと、起磁力を生じ、第4図
(a)に示されるように磁束が流れる。
(2)第1磁極及び第2磁極を励磁する推進案内用コイ
ル28.29のみに電流を流すと、起磁力を生じ、第4
図(b)に示されるように磁束が流れる。
また、負の方向に電流を流すと、起磁力の方向は逆にな
り、磁束も逆の方向に流れる。第3磁極及び第4磁極を
励磁する推進案内用コイル30.31についても同様の
ことが言える。
ここで、吸引用コイルに、ある一定電流1cを流してお
く。つまり、第4図(a)に示される起磁力を発生させ
て磁束を流しておき、同時に推進案内用コイル28.2
9に正の電流1aを流すと、第1磁極22では電流1c
と電流1aの起磁力が強め合い、一方、第2磁極23で
は電流1cと電流1aの起磁力が打ち消し合い、可動子
4は第4図(b)の位置に安定するような復元力を発生
する。つまり、第1磁極22の歯の凸部と可動子4の歯
の凸部が一致するような位置に安定しようとする。
次に、電流1aを零にし、電流1bを正にすると、第3
磁極24に磁束が流れようとし、第4図(C)に示す位
置に安定するように可動子4に推力が発生し、可動子4
は1/4ピツチだけ歩進する。
次に電流1bを零にし、電流1aを負にすると、第2磁
極23に対する起磁力が強め合い磁束が流れるため、さ
らに、1/4ピツチ歩進する。このようにして、Ia(
正)−1b(正)−1a(負)−1lb(負)というよ
うに推進案内用コイル2日。
29及び30.31の電流を切り換えることによって、
1/4ピツチ毎に可動子4が歩進することになる。
なお、前記したようにリニアモータ磁極は可動子4を挟
んで両面に配設するようにし、この可動子4の両面に配
設されるリニアモータ磁極は可動子4の推進方向に対し
て線対称に均等に励磁されるようにすると、リニアモー
タ磁極の第1磁極乃至第4磁極の磁気力のアンバランス
が発生してもこれは相殺され、特性が基準点のまわりで
対称化されるために可動子4の円滑な移動が遂行される
このように構成することにより、可動子の非接触支持と
可動子の推進をコンパクトなリニアモータ磁極によって
達成し、従来のころがり軸受等の機械的な軸受機構を全
廃することができる。
次に、可動子の姿勢制御について説明する。
第1図及び第3図に示されるように、平板状の可動子4
の上方にはそれぞれ4個のリニアモータ磁極2a〜2c
i、同様に可動子4の下方には4個のリニアモータM1
樟2a′〜2d′が所定の空隙を有して対向するように
固定されている。また、この可動子4の側方には補助電
磁石3a、3b。
3cがそれぞれ配設されている。この補助電磁石は可動
子4の横方向の位置規制を行うものである。
なお、ここで、次の定義を行う、第5図に示されるよう
に、可動子のロッド方向をZ方向とし、これと直行する
可動子の横方向をY方向、これらのZ方向及びY方向に
直行する方向をX方向とする。従って、Z方向軸まわり
の回転がロールΦ、Y方向軸まわりの回転がピッチ〇、
X方向軸まわりの回転をヨーψとする。 ゛ ここで、可動子4のロールψの制御は、Z軸を中心にし
たリニアモータ磁i2aと2b、2cと2dとのそれぞ
れの間の励磁電流の調整により行うことができる。即ち
、この調整状態は変位検出器6a、6bと5a、5cに
よって検出され、電子制御装置8はこの検出値に基づい
て各リニアモータ磁極の励磁電流を調整する。また、可
動子4のピッチθの制御は、同様にY軸を中心にしたリ
ニアモータ磁11i2aと2c、2bと2dとそれぞれ
の間の励磁電流の調整により行うことができる。
更に、可動子4のヨーψ制御はX軸を中心にした補助電
磁石3a、3b、3c間の励磁電流の調整により行うこ
とができる。
次に、Z方向への推進の制御は前記したように、リニア
モータ磁極の推進案内用コイルへの起磁力の発生により
行う。
次に、非接触型アクチュエータの推進時の姿勢制御につ
いて説明する。
一般に、可動子の磁気浮上を行わせる場合の電磁石の吸
引力Fは、 F(I、D) −K (I” /D ”)・・・(1)
F:磁気吸引力、   I:電磁石励磁電流。
D:磁極のギャップ、に:比例定数 として表される。
そこで、磁気吸引力を使用した制御においては一般に上
記(1)式が非線形なため各定数を基準値のまわりで線
形化して一次近イ以を行い制御するようにしている。即
ち、■定常吸引力F0を決め、■ギャンプ設定値D0を
決め、その時に必要な電磁石の励磁電流I0を上記(1
)式から求めて、この時の基準値からの変化分を F−F、+ΔF D−D、+ΔD 1=I。+ΔI として、上記(1)式をテーラ−展開して一次近似を行
うと、 F(1,D)  =F (Is +ΔI、DO+ΔD)
=p、+ (2K Io /Do ” )ΔI−(2K
IO” /D、’ )ΔD となり、定常分を除くと、 ΔF= (2K re /DO” )Δ■−(2KI。
” /Do ” )ΔD ・・・(2)となり、この(
2)式に基づいて制御を行っている。
この制御は一般にギャップ検出器より磁極のギャップを
検出し、設定値からの差をΔDとしてこのΔDから補償
回路を通して操作量ΔIヘフイードバソクする方法であ
る。
この際に、補償回路として例えば、比例−微分(PD)
回路や比例−積分一徹分(PID)回路を用いたりして
いる。
また、電磁石の及び検出器がそれぞれ多数の時は多入力
多出力の制御方法が用いられている。
そして、上記(2)式を用いた補償要素を加えたギャッ
プ制御のブロック図は第15図のようになる。
ここで、Mは磁気浮上可動体の等価質量Ka=2KI。
! /D、 2 Kt = 2 K i o / Do ”であり、補償
回路92はPD或いはPIDなどから構成され、外乱a
がブロック91に加えられ、ギャップ検出器のギャップ
bが変化すると、この変化量は補償回路92、ブロック
93を介してブロック910入力側にフィードバックさ
れる。
このような制御系で二つのTH,T11石で一つの可動
子を、第16図のように、固定体121に二つの電磁石
122及びギャップ検出器123を設は可動子124を
磁気浮上させる場合は、第17図に示されるような回路
構成をとる。ここで、101 、102はギヤツブ検出
器、103は上下変位変換器、104は回転変位変換器
、105 、106は補償回路、107 、108は分
配器、109 、110は加算点、111 、112は
駆動アンプ、113 、114は電磁石である。
そのギャップ検出器101 、102からのギャップの
検出値に基づくこの2自由度(紙面上のみの2自由度)
の制御を行う制御方法の例として、第17図に示される
補償回路105 、106にPD回路を用いると、第1
8図のように、磁気浮上可動子の重心Gの位置がずれる
ことにより、二つの電磁石はその設定ギャップを保つた
めに重心に近い方の側の電磁石は大きな力を生じる必要
がある。
第18図に示されるPD制御の場合はその左右異なる力
を生じさせるために定常偏差(傾き)が生じる。換言す
れば、この傾きが生じるためにその設定ギャップとの誤
差のゲイン倍の電流差、即ち、力の差を出すことができ
る。
また、この定常偏差(傾き)をなくすために、第17図
に示される補償回路105 、106に比例−徹分一積
分回路を用いて制御を行うと、第19図に示されるよう
に可動子124は設定ギャップを保ちつつ傾きのない状
態に制御できる。即ち、制御系に積分要素が入っている
場合には、この磁極に重心が近付くと、この磁極が支持
すべき荷重が増加する。そのために電磁石のギャップが
広がる。すると、積分要素はこのギャップの誤差をOに
するためように、誤差を徐々に積分して行く、そこで、
駆動アンプはその積分要素出力を使用して、コイル電流
を増加させる。コイル電流はその積分出力がある値で一
定値となる、即ち、誤差がOとなるまで増加し続ける。
このようi、積分要素を含む制御系では、「荷重の増加
−ギャップの拡大−誤差の積分−電流の増加−ギャップ
の復帰Jとなり、制御できるため一般に使用されている
しかしながら、積分要素が入るため外部からの外乱力に
対する応答性が悪くなるなどの問題が生じる。
また、本発明の実施例においては、可動子が能動的な磁
極を持たないで固定側に磁極を持つ構成となっており、
このような構成では可動子の重心位置の移動よって各々
の磁極が受は持つ荷重が変化する。高速移動をさせると
荷重の変化する周波数は高くなる。一般にサーボ系に積
分要素を加えると定常偏差をなくすことができるが積分
時間が必要なため高周波数での特性は期待できない。さ
らに信号の遅れのために不安定になりがちである。
本発明の非接触型アクチュエータを駆動させれば可動子
の重心位置の移動は必ず起こり各磁極の支持荷重は変化
する。従って、本発明においては、この荷重変化を先取
りしてリニアモータ磁極に重心移動情報を用いて荷重変
化に等しい磁気吸引力変化を与えるようにする。この重
心移動情報は積分要素を使用するような遅れがないため
安定である。更に、このアクチュエータは、推進用磁極
と吸引用磁極とが一体であるため、可動子の浮上初期の
重心位置がわかれば、以後の移動は一体化されたリニア
モータ磁極でおこでうため、重心位置変化は検出器なし
でリニアモータ磁極への入力量でわかるようにすること
もできる(但し、負荷はあまり変動しないものとする)
そこで、この実施例においては、第13図及び第14図
に示されるように、可動子の重心位置を検出する位置検
出器79を設け、その位置情報から重心位置算出器80
において、重心位置を算出し、分配器81を介して加算
点82.83に入力し、各電磁石86.87へ分配する
ことにより、円滑で、しかも安定な浮上制御を行うこと
ができる。なお、ここで、71゜72はギャップ検出器
、73は浮上変位変換器、74は推進変位変換器、75
.76は補償回路、77、78は分配器、84.85は
駆動アンプである。
このように、可動子の重心位置に基づいて電磁石によっ
て支えるための力を算出し、それぞれの電磁石の励磁電
流を算出し、駆動アンプへ加えて!磁石の励磁電流値を
制御する方法を採用する。
なお、位置検出器としては、可動子に付される位置に対
応して変化するマークを読み取る光電式のエンコーダな
ど各種の手段を採用することができる。
このような可動子の姿勢制御手段を用いて、本発明の前
記実施例のロッド型アクチュエータを制御する場合には
、前記した重心位置検出器からの重心位置情報に基づい
て4個の各吸引用磁極が吸引すべき吸引力を算出し、4
個の各吸引用磁極に励磁電流を分配することにより、ロ
ッド型アクチュエータの姿勢制御を行うことができる。
更に、可動子の制御について順次説明する。
まず、原点において、重心G(第3図参照)が存在する
場合に、この状態において、可動子4に作用する各磁極
間の磁気力が平衡するように各リニアモータ磁極及び補
助電磁石に励磁電流を流す。
この原点における励磁電流の状態は電子制御装置8のメ
モリ8−2に記憶する。つまり、各リニアモータ磁極2
a〜2d、2a’〜2d’の吸引用磁極及び各補助電磁
石3a〜3cの励磁電流を電子制御装置8の人力インタ
ーフェース8−3より読み込んでメモリ8−2へ記憶し
ておき、初期値としてもちいる。そこで、リニアモータ
磁極の推進案内用コイルに励M1電流を付与すると、可
動子4は歩進し、ロッド5は推進する。この時の推進案
内用コイルにはマイクロステップ状の電圧(後に詳述)
を加える。
ここで、第3図に示されるように、X方向の変位を検出
する変位検出器6a〜6C及びY方向の変位を検出する
変位検出器7a〜7Cをそれぞれ配置する。なお、変位
検出器の数はこの数に限られるのではなく、増加するこ
ともできる。また、この配置も適宜換えることができる
そこで、ロッド5が推進し、可動子4が移動すると、そ
の移動に伴い変位検出器63〜6CがX方向の可動子4
との間隙を変位検出器7a〜7CがY方向の可動子4と
の間隙をモニタしており、たえず、可動子4と各検出器
間の間隙が一定になるように、電子制御装置f8によっ
て固定子の吸引力が調整される。
即ち、X方向の位置制御は可動子の上方に固定される変
位検出器6a〜6Cが可動子のX方向の間隙を検出し、
基準値との偏差が生じるとその偏差をなくすようにリニ
アモータ磁極の吸引用コイルの励磁電流を調整すること
により行われる。
次に、Y方向の位置制御は可動子4の側面に設けられた
補助電磁石3a、3b、3cの各励磁電流の調整により
行う。即ち、可動子4の側面と電磁石間の間隙を変位検
出器7a〜7Cが検出し、基準値との偏差が生じるとそ
の偏差をなくすように補助電磁石3a〜3Cの励磁電流
を調整することにより、Y方向の位置制御を行う。
なお、2方向の位置は予め原点位置を記憶しておき、こ
の位1からリニアモータ磁極に加えられるパルス数によ
ってその変位量を認識すると共に可動子4の位置を制御
することができる。
また、可動子の制御は次のようにして行うこともできる
まず、可動子4の原点位置をドグスイッチなどによって
定め、この位置で可動子4の非接触支持を行う。つまり
、リニアモータ磁極及び補助電磁石に予め駆動回路9を
介して励磁電流を流して可動子4を非接触状態にする。
次に、その非接触状態において、各変位検出器からの検
出値を電子制御袋W8に人力インターフェース8−3を
介して読み込み、その読み込まれた値と各変位検出器の
基準値(基準となる空隙値)とが比較され、偏差が零に
なるようにI10インターフェース8−4を介して駆動
回路9において各リニアモータ磁極中の吸引用コイルの
励磁電流値を調整する。
この様に、フィードバック制御を行うことにより、円滑
な可動子の姿勢制御を行うことができる。
次に、可動子のマイクロステップ駆動について説明する
ここで、マイクロステップ駆動とはリニアモータ磁極の
2つの巻線に90″位相のずれた二相電流を流し、同期
モータとして駆動する方法であり、例えば、可動子の推
進用電流IaとIbとして第6図に示されるような波形
を供給する。第7図はマイクロステップ駆動システム構
成図であり、図中、41はリングカウンタ、42.43
はROM、44゜45はD/Aコンバータ、46.47
は駆動アンプであり、この駆動アンプ46.47以降に
リニアモータ磁極2が接続される。
なお、ここでは吸引用コイル26.27への駆動回路は
省略されている。
この図に示されるように、リングカウンタ41に移動指
令値が人力されると、ROM42.43に記憶されてい
る波形データ、つまり、正弦、余弦値が読み出され、D
/Aコンバータ44.45を介してアナログ量が駆動ア
ンプ46.47に入力され、増幅されて推進案内用コイ
ル2B、 29.30.31に加えられる。波形はA相
とB相の比率が電気角位置(時間)によって決められて
おり、それを電気角位置に応じて出力して可動子4を移
動させる。なお、駆動アンプとして電圧アンプを用いる
場合は受動的なダンピングを期待できる。このように構
成することによって、可動子4は滑らかに移動し、また
微小距離の位置決めが可能となる。
ところで、このアクチュエータは可動子を非接触状態に
して駆動させるために、可動子の動きに対する機械的ダ
ンピングが非常に小さい。従って、マイクロステップ駆
動を行っても若干の振動を伴う。この振動を抑制するに
は、次の様に構成する。
推進方向に配設される複数のリニアモータ磁極間の可動
子4の歯に対する位相を互いにπ/4ずらすようにする
。即ち、ある時点においてリニアモータ磁極2a、2b
の推進案内用コイルにおいては、第8図(a)に示され
る起磁力を生じるように、一方、リニアモータ磁極2C
12dの推進案内用コイルにおいては第8図(b)に示
されるような起磁力を生じるようにそれぞれのリニアモ
ータ磁極を配置する。
このように、リニアモータ磁極の位置を電気角でπ/4
ずらした場合、推力及びダンピング特性は均一化され、
同位相の配置にした場合に比して、よりダンピングが大
きくなり、円滑な駆動が可能となる。つまり、分解能向
上と低振動化を図ることができる。
なお、上記ではマイクロステップ駆動の場合について説
明したが、通常のステップモータとして考えると、第9
図のようなパターンとなる。即ち、モータ磁極I (リ
ニアモータ磁極2a或いは2b)がl相励磁の時はモー
タ磁極■(リニアモータ磁I!i2C或いは2d)は2
相励磁となり、逆の場合は逆となる。
ここで表のプラスマイナスはステップモータのバイポー
ラ駆動の時のコイル電圧(或いは電流)の極性である。
このように、マイクロステップ駆動時だけでなく、通常
のステップモータの場合も、励磁位相をずらすことによ
りダンピングを行わせることができる。
なお、上記によれば、リニアモータ磁極2c。
2dの位相がリニアモータ磁極2a、2bに対してπ/
4進んでいる場合について説明したが、逆にリニアモー
タ磁極2a、2bに対して、リニアモータ磁極2c、2
dがπ/4遅れるようにしてもよい。この場合は可動子
の進行方向が変わつたのと同じである。更に、n×π/
4 (n−1,3゜5.7)進んでいても遅れるように
しても上記の作用効果を奏することができる。つまり、
片一方が2相励磁の場合、もう一方がl相励磁になるよ
うにするとよい。
次に、この非接触ロッド型アクチュエータの位置閉ルー
プ制御の一実施例を第10図を用いて説明する。
ここでは進行方向位置検出器を設ける。そして、リニア
モータ磁極と進行方向位置検出器は固定枠に支持され固
定される。また、吸引用コイル26゜27の駆動回路や
ギャップ検出器とギャップ制御回路などは省略されてい
る。
図中、51は現在位置と移動指令値との誤差を出力する
偏差カウンタ、52はD/Aコンバータ、53はPID
ili1節器などからなる制御器、54は符号判別器で
あり、位相を進めるか遅らせるか、つまり、プラスかマ
イナスかの信号を出力する。55は絶対値回路、56は
位相出力器であり通常は90″に固定しており、57は
位相加減算器、58.59はROM。
60、61はD/A変換器、62.63は乗算器、64
.65は駆動アンプ、66は進行方向位置検出器であり
、可動子4の歯に対する位相を検出する。波形は、例え
ば、正弦波、余弦波形として出力する。67は位置変換
器であり、例えば、R/D (レゾルバ/デジタル)コ
ンバータであり、現在位相出力を位相加減算器57に出
力すると共に、速度出力を加算点68に出力し、速度ル
ープを形成する。また、この位置変換器67からは現在
位置信号を偏差カウンタ51に出力し、位置ループを形
成する。
このように構成することにより、オーブンループ制御の
場合陥り易い脱調を防止をすることができる。
上記実施例においては、リニアモータ磁極を可動子を挟
んで上側に4個、下側にも4個配置し、対向する可動価
のそれぞれの面には歯列を形成するようにし、また、側
面には3個の補助電磁石を配設するようにしているが、
これらの構造は可動子の重量、形状に応じて種々の変形
を行うことができる0例えば、 (1)第11図に示されるように、固定子側の構成とし
ては、上側に1個のリニアモータ磁極2eを配設し、下
側に補助電磁石3g〜3jの合計4個、側方に補助電磁
石3d〜3fの合計3個の補助電磁石を配置する。可動
子4aには上面側のみに歯列を形成する。また、図示さ
れないが、上側に2個、或いは3個のリニアモータ磁極
を配設するようにしてもよい。また、下側に配設される
リニアモータ磁極或いは補助電磁石の数及び配置も任意
に設計することができる。
(2)第12図に示されるように、可動子4を挟んで上
側には進行方向にリニアモータ磁極2f、2gの2個、
下側には横方向にリニアモータ磁極2h。
21の2個設け、側方には補助電磁石3d〜3fの合計
3個のを配設するようにし、可動子4の上下両面には歯
列を形成するようにする。また図示されないが、可動子
4の上側に1個又は3個のリニアモータ磁極を設けるよ
うにすることができ、下側へのリニアモータ磁極或いは
補助電磁石の個数及び配置は適宜設計することができる
また、可動子に設けられる作動部はロンドに限定される
ものではなく、各種の形状に変形可能である。
更に、前記実施例ではデジタル制御の制御手段の例を示
したが、従来のPIDII整をアナログ回路を用いて行
うことも可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、所定の間
隔で設置される複数の極片を有する芯部材を有し、該橋
片上に巻回される推進案内用コイルによって励磁される
推進案内用!tff極と該推進案内用磁極に隣接して芯
部材上に巻回される吸引用コイルによって励磁される吸
引用磁極とを一体化したリニアモータ磁極と、該リニア
モータ磁極と協働して磁場を発生する磁極を有する補助
電磁石とを具えた固定子と、前記固定子と対向し、少な
くとも一面に一定のピッチを有して整列した複数の歯列
が形成され、かつロンドを有する可動子と、前記固定子
と前記可動子間の相対変位を検出する変位検出手段と、
該変位検出手段からの検出値に基づいて前記固定子と前
記可動子間の間隙を調整し、かつ前記可動子の磁気浮上
状態での推進を行う制御手段とを具備するようにしたの
で、(1)作動部を有する可動子を非接触状態で推進可
能であり、その制御も極めて円滑である。
(2)作動部は可動子に設けられており、直接駆動型の
゛アクチュエータが構成され、その構成は簡単であり、
しかもコンパクトである。
(3)可動子に電気を供給するためのワイヤを接続する
必要がなく、可動子がワイヤをひくことがなく、可動子
の動きが円滑である。
(4)駆動のためには可動子には歯列を設けるだけでよ
く、推進案内用コイル及び吸引用コイルは固定子側に設
けられているからコイルの発熱は固定子側の熱伝導によ
り有効に吸収でき作動部の温度上昇をもたらすことがな
い。
(5)機械的な軸受を必要としないため、■塵埃が発生
しない。
■真空中においても使用できる。
■駆動源からの騒音や振動が発生しない。
■高精度の位置決めができる。
■給油などのメンテナンスが不要である。
このように、本発明によれば、種々の利点を有し、特に
、塵埃をきらう半導体工場やバイオテクノロジー関連工
場、或いは宇宙工場などの高真空雰囲気などの厳しい環
境下での使用に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す非接触ロンド型アクチ
ュエータの概略構成図、第2図はその要部説明図、第3
図はその全体構成図、第4図はリニアモータ磁極の動作
説明図、第5図は可動子の動作方向の説明図、第6図及
び第8図はマイクロステップ駆動電流波形図、第7図は
マイクロステップ駆動システム構成図、第9図は励磁シ
ーケンス図、第10図は閉ループ制御システム構成図、
第11図及び第12図は他の実施例を示す電磁装置の配
置図、第13図は重心位置検出手段を有する可動子制御
の説明図、第141mはその可動子制御のブロック図、
第15図は一般のギャップ制御のブロック図、第16図
及び第18図は一般の可動子のPD制御の説切回、第1
7図は一般の可動子制御のブロック図、第19図は一般
の可動子のPID制御の説明図である。 1・・・固定枠、2.2a 〜2d、2a’〜2d’・
・・リニアモータ磁極、3,3a〜3C・・・補助磁石
、4・・・可動子、5・・・ロッド、6,6a〜6c、
7゜7a〜7C・・・変位検出器、8・・・電子制御装
置、9・・・駆動回路、IO・・・電源、11・・・基
準面、21・・・芯部材、22・・・第1磁極、23・
・・第2磁挽、24・・・第3磁極、25・・・第4磁
極、26.27・・・吸引用コイル、28〜31・・・
推進案内用コイル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (a)所定の間隔で設置される複数の極片を有する芯部
    材を有し、該極片上に巻回される推進案内用コイルによ
    って励磁される推進案内用磁極と該推進案内用磁極に隣
    接して前記芯部材上に巻回される吸引用コイルによって
    励磁される吸引用磁極とを一体化したリニアモータ磁極
    と、該リニアモータ磁極と協働して磁場を発生する磁極
    を有する補助電磁石とを具えた固定子と、 (b)前記固定子と対向し、少なくとも一面に一定のピ
    ッチを有して整列した歯列が形成され、かつ作動部を有
    する可動子と、 (c)前記固定子と前記可動子間の相対変位を検出する
    変位検出手段と、 (d)該変位検出手段からの検出値に基づいて前記固定
    子と前記可動子間の間隙を調整し、かつ前記可動子の磁
    気浮上状態での推進を行う制御手段とを具備することを
    特徴とする非接触型アクチュエータ。
  2. (2)前記制御手段は変位検出手段からの検出値に基づ
    いて前記吸引コイルの励磁電流を変化させ前記固定子と
    前記可動子間の間隙を調整するギャップ制御手段と、前
    記推進コイルの電流を変化させ前記可動子の磁気浮上状
    態での推進を行う推進制御手段とを具備することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の非接触型アクチュエ
    ータ。
  3. (3)前記リニアモータ磁極は前記可動子を挟んで両面
    に配設するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の非接触型アクチュエータ。
  4. (4)前記可動子の両面に配設されるリニアモータ磁極
    は前記可動子の推進方向に対して線対称に均等に励磁さ
    れるように配置したことを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の非接触型アクチュエータ。
  5. (5)前記推進案内用コイルには正弦波状と余弦波状の
    電流を供給し、これらの各相に流れる電流によりマイク
    ロステップ駆動を行う手段を具備することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の非接触型アクチュエータ。
  6. (6)前記マイクロステップ駆動時に変位検出手段によ
    り前記可動子の進行方向の変位を検出し、その検出値に
    基づいて一定の励磁進み角となるようにクローズドルー
    プ制御を行う手段を具備することを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の非接触型アクチュエータ。
  7. (7)前記可動子の進行方向に配設される複数のリニア
    モータ磁極間の各励磁位相をπ/4ずらすように配置し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非接触
    型アクチュエータ。
  8. (8)前記変位検出手段は、上下動、左右動、ヨーイン
    グ、ピッチング及びローリングの状態を検出し、該検出
    値に基づいて前記可動子を前記制御手段によって予め設
    定された位置に制御する手段を具備することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の非接触型アクチュエータ
  9. (9)前記制御手段は、前記可動子の重心位置を検出す
    る手段と、該検出された重心位置を記憶する手段と、そ
    の重心位置と前記固定子の変位を積算して絶対位置とし
    、その絶対位置情報から重心を各磁極で支えるための各
    磁極の吸引力を算出し、該算出値に適合するように各磁
    極の励磁電流を調整する重心位置制御手段を具備するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非接触型ア
    クチュエータ。
  10. (10)前記制御手段は前記可動子の制御開始時に各磁
    極のギャップを所定値に保持し、この状態における各磁
    極の励磁電流を検出し、その電流値から各磁極に働いて
    いる吸引力を算出し、それらの吸引力に基づいて可動子
    の重心位置を検出する手段を具備することを特徴とする
    特許請求の範囲第9項記載の非接触型アクチュエータ。
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