JPH09322518A - 永久磁石使用同期形リニアモータ - Google Patents

永久磁石使用同期形リニアモータ

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JPH09322518A
JPH09322518A JP8133911A JP13391196A JPH09322518A JP H09322518 A JPH09322518 A JP H09322518A JP 8133911 A JP8133911 A JP 8133911A JP 13391196 A JP13391196 A JP 13391196A JP H09322518 A JPH09322518 A JP H09322518A
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mover
linear motor
synchronous linear
load
magnet
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JP8133911A
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Inventor
Nobutaka Morohashi
信孝 諸橋
Toru Kato
亨 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石使用同期形リニアモータの1次側、
2次側磁極部材間における吸引力による静止摩擦力を低
減し、高精度の位置制御が行われ得るようにすること。 【解決手段】 永久磁石使用同期形リニアモータにおい
て、可動子101と固定基盤103とに相互反発による
斥力発生用の1次側磁極部材107(三相巻線110)
と2次側磁極部材108(永久磁石112)とを配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、永久磁石使用同
期形リニアモータに関し、特に精密移動テーブル、ステ
ージなどのように精密な位置精度を要求されるファクト
リーオートメーション機器に利用される永久磁石使用同
期形リニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11、図12、図13は従来における
永久磁石使用同期形リニアモータの構造例を示してい
る。このリニアモータはリニアモータ可動子101と固
定基盤103とを有しており、可動子101は固定基盤
103と1次側フレーム(可動子フレーム)104とに
設けられた直線ガイド部102に案内されて固定基盤1
03上を図12で見て左右方向に直線移動する。可動子
101の下底面には1次側磁極部材105が、固定基盤
103の上面には2次側磁極部材106が取り付けられ
ており、1次側磁極部材105と2次側磁極部材106
とは上下に所定間隔を保って対向している。
【0003】1次側磁極部材105は、移動方向に所定
間隔をおいて形成された複数個の溝部105bを有する
鉄心105aと、鉄心105aの溝105bの各々に埋
め込まれたUVWの三相巻線109とにより構成されて
いる。
【0004】2次側磁極部材106は、ベース板部材1
06aと、ベース板部材106aの上面に隣り合う磁極
が互いに異極になるように、即ちN極とS極とが交互に
なるように移動方向に所定間隔をおいて設置された複数
個の永久磁石(固定側マグネット)111とにより構成
されている。
【0005】また、他の従来例として、特開平2−10
8995号公報に示されているようなものがある。この
公報に示されているリニアモータは、図14、図15に
示されているように、推力を発生するための1次側磁極
部材105、2次側磁極部材106以外に、可動子10
1と固定基盤103とに反発力発生磁石140が互いに
対をなして配置されている。102は直線ガイド部であ
る。
【0006】従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータの動作原理を図16、図17を参照して説明する。
図16はリニアモータのサーボ制御システムを示してい
る。このサーボ制御システムは、位置制御ループをメイ
ンループとし、速度制御ループ、電流制御ループとをマ
イナループとするフィードバック制御系をなしており、
位置指令器201と、位置制御器202と、速度制御器
203と、電流制御器204と、三相変換器205と、
PWMによる電力増幅器206と、電流センサ207
と、リニアスケール208と、微分器209と、振幅変
換器210と、磁極検出器211とにより構成され、位
置指令器201が出力する位置指令目標値に対して可動
子101の位置をリニアスケール208によって検出
し、位置指令目標値と位置検出値との偏差が零になるよ
うにフィードバック制御するものである。
【0007】図17(a)は、上述のようなサーボ制御
システムによってリニアモータへの操作量としてUVW
の三相巻線に流す電流の波形を示している。各相の電流
iu、iv、iwは対向する磁極位置に応じて各々12
0度の時間遅れを有する正弦波状である。
【0008】図17(b)は、図17(a)に示す特定
の時間(1)(2)(3)におけるUVWの三相巻線に
流れている電流とその時の1次側磁極部材105と2次
側磁極部材106との相対関係を示す。図17(b)に
おいて、時間(1)の時には、N極上にあるU1
1 、W1 の電流は紙面の表側より裏側へ(順方向)流
れ、U2 、V2 、W2 の電流は紙面の裏側より表面へ
(逆方向)流れる。従ってフレミングの左手の法則によ
り、可動子101は矢印の方向へ進む。
【0009】次に時間(2)の時には、U1 、V1 、W
2 の電流は順方向に流れ、U2 、V 2 、W1 の電流は逆
方向へ流れる。従って可動子101は同様に矢印の方向
へ進む。
【0010】次に時間(3)の時には、U1 、V2 、W
2 の電流は順方向に流れ、U2 、V 1 、W1 の電流は逆
方向へ流れる。従って可動子101は同様に矢印の方向
へ進む。
【0011】ここで、UVWの三相巻線に流す正弦波の
周期を変化させることにより、任意の速度をもって可動
子101は一定の方向へ進行することができる。
【0012】特開平2−108995号公報に示されて
いるリニアモータにおいては、可動子101を駆動する
1次側磁極部材105と2次側磁極部材106が推力発
生と同時に発生する吸引力が、反発力発生磁石140の
反発力により相殺され、見掛け上、可動子101と固定
基盤103との間に吸引力が作用しなくなり、直線ガイ
ド部102が有する静止摩擦力が非常に小さくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来における永久磁石
使用同期形リニアモータの1次側磁極部材105は鉄心
であり、1次側磁極部材105を含む可動子101の自
重、可動子101の積載荷重は直線ガイド部102の荷
重となり、また2次側磁極部材106に設けられた永久
磁石111の吸引力によって直線ガイド部102の荷重
となる。この荷重は可動子101の直線ガイド部102
における静止摩擦力となり、この静止摩擦力が微少な位
置指令目標値に対応する微少な推力に打ち勝つことによ
り、可動子101の移動が妨げられ、またリニアサーボ
システムの感知する追従偏差を解消するための大きな推
力指令に対しては可動子101の静止摩擦力の消滅に伴
う過度の応答を生じるため、精密な位置決めができない
と云う問題点が生じる。
【0014】リニアモータの1次側磁極部材105に電
流を流さないで、可動子101を動かした時には、1次
側磁極部材105と2次側磁極部材106との相互作用
により発生する推力であって一般的にコギングトルク
(コギング推力)と云われている推力リップルが発生す
る。この推力リップルはリニアモータを駆動させた時も
推力リップルとして現れるため、このことによっても従
来型の永久磁石使用同期形リニアモータでは精密な位置
決めができないと云う問題点がある。
【0015】また2次側磁極部材106に設けられた永
久磁石111は使用過程において、摩耗鉄粉などを吸着
するため、従来型の永久磁石使用同期形リニアモータで
は1次側磁極部材105と2次側磁極部材106との間
のエアーギャップが狭くなる経時変化が生じて上述のコ
ギングトルクが大きくなり、長期間使用によって益々精
密な位置決めができなくなると云う問題点がある。
【0016】図18は、1次側磁極部材105と2次側
磁極部材106との間のエアーギャップを変化させた時
のコギングトルクの変化を示している。エアーギャップ
が小さくなると、コギングトルクが大きくなることが解
る。これは、永久磁石111の強力な吸引力のために磁
石表面に鉄粉が吸着すると、コギングトルクが大きくな
る現象と同等である。
【0017】従って永久磁石111の表面に付着した鉄
粉は、定期的に永久磁石111より除去する必要がある
が、永久磁石111の吸引力が強力なため、これを物理
的に除去することは困難である場合が多い。
【0018】また、特開平2−108995号公報に示
されているリニアモータでは、推力を発生する磁極間に
生じる吸引力を相殺するために、反発力発生磁石を別途
設ける必要があり、また推力を発生する磁極間に生じる
吸引力と反発力発生磁石との斥力を等しくするための磁
石の選定と設定調整をする必要があり、可動子の負荷変
動による直線ガイド部の静止摩擦力の変化に対処するこ
とについて問題点がある。
【0019】この発明は、上述のような問題点に着目し
てなされたものであり、可動子の直線ガイド部における
静止摩擦力やコギングトルクを低減して位置決め精度の
向上を図り、また鉄粉の吸着がもたらす経時的なコギン
グトルクの増大による位置決め精度の経年劣化を防止し
て常に安定した位置決め精度を保つ永久磁石使用同期形
リニアモータを得ることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による永久磁石使用同期形リニアモータ
は、電機子コイルを有する可動子と、前記可動子の移動
方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極となるように固
定基盤に配設された固定側マグネットとを有し、前記可
動子が直線ガイド部に案内されて直線移動する永久磁石
使用同期形リニアモータにおいて、前記可動子と前記固
定基盤とに相互反発により可動子荷重受け止め方向の斥
力を発生する斥力発生用の電機子コイルと固定側マグネ
ットとが配置されているものである。
【0021】この発明による永久磁石使用同期形リニア
モータでは、斥力発生用の電機子コイルと固定側マグネ
ットとが、相互反発により可動子の自重及び可動子積載
荷重により生じる荷重を相殺するための斥力を発生し、
直線ガイド部の荷重を低減する。
【0022】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータは、上述の永久磁石使用同期形リニアモータに
おいて、前記可動子の荷重を検出する荷重検出センサを
有し、前記荷重検出センサにより検出される荷重が零に
なるように斥力発生用の前記電機子コイルに対する通電
が制御されるものである。
【0023】この発明による永久磁石使用同期形リニア
モータでは、荷重検出センサにより検出される荷重が零
になるように斥力発生用の前記電機子コイルに対する通
電が制御され、斥力発生用の電機子コイルと固定側マグ
ネットとが可動子の自重及び可動子積載荷重により生じ
る荷重を完全に相殺するように斥力を発生し、可動子の
自重及び可動子積載荷重による直線ガイド部の荷重が零
になる。
【0024】また上述の目的を達成するために、つぎの
発明による永久磁石使用同期形リニアモータは、電機子
コイルを有する可動子と、前記可動子の移動方向に沿っ
て隣り合う磁極が互いに異極となるように固定基盤に配
設された固定側マグネットとを有し、前記可動子が直線
ガイド部に案内されて直線移動する永久磁石使用同期形
リニアモータにおいて、前記固定側マグネットに付着し
た鉄粉を非磁性化する温度にまで加熱するヒータが設け
られているものである。
【0025】この発明による永久磁石使用同期形リニア
モータでは、固定側マグネットに付着した鉄粉がヒータ
によって加熱され、その鉄粉が熱的に非磁性化され、固
定側マグネットより簡単に排除され得るようになる。
【0026】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータは、上述の永久磁石使用同期形リニアモータに
おいて、固定側マグネットへ風を吹き付ける鉄粉吹き飛
ばし用の送風装置が設けられているものである。
【0027】この発明による永久磁石使用同期形リニア
モータでは、ヒータによる加熱により熱的に非磁性化さ
れた鉄粉が固定側マグネットより吹き飛ばし排除され
る。
【0028】また上述の目的を達成するために、つぎの
発明による永久磁石使用同期形リニアモータは、電機子
コイルを有する可動子と、前記可動子の移動方向に沿っ
て隣り合う磁極が互いに異極となるように固定基盤に配
設された固定側マグネットとを有し、前記可動子が直線
ガイド部に案内されて直線移動する永久磁石使用同期形
リニアモータにおいて、前記固定基盤の可動子移動方向
の配置位置を調整する調整機構が設けられているもので
ある。
【0029】この永久磁石使用同期形リニアモータで
は、2台の永久磁石使用同期形リニアモータの同期駆動
によりクロスビームなどを駆動する場合、調整機構によ
って2台のモータの固定側マグネットのピッチを相対的
にずらすことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0031】(実施の形態1)図1、図2はこの発明に
よる永久磁石使用同期形リニアモータの実施の形態1を
示している。この永久磁石使用同期形リニアモータで
は、固定基盤103は横転コ字状の横断面形状をなす溝
形に形成され、この固定基盤103の両左右側壁部と可
動子101の1次側フレーム104の両左右垂直側壁部
に、各々推力を発生するための推力用2次側磁極部材1
06と推力用1次側磁極部材105とが所定の間隔を保
って対向設置されている。この推力用2次側磁極部材1
06と推力用1次側磁極部材105は、図13に示され
ている従来のものと同等に構成されている。
【0032】この可動子101の左右両側にある推力用
1次側磁極部材105の三相巻線109と推力用2次側
磁極部材106の固定側マグネット111(図13参
照)は当該両者間に作用する吸引力を相互に相殺するよ
うに設けられている。
【0033】この左右2組の三相巻線109と固定側マ
グネット111がこの両者間に作用する吸引力を左右方
向に相互に相殺し、吸引力によって直線ガイド部102
の荷重が増大することを回避する。
【0034】1次側フレーム104の下底面と固定基盤
103の上面には、相互反発によって可動子荷重受け止
め方向の斥力を発生する斥力用1次側磁極部材107と
斥力用2次側磁極部材108とが所定の間隔を保って対
向設置されている。
【0035】斥力用1次側磁極部材107は、図3に示
されているように、移動方向に所定間隔をおいて形成さ
れた複数個の溝部107bを有する鉄心107aと、鉄
心107aの溝107bの各々に埋め込まれたuvwの
三相巻線110とにより構成されている。
【0036】斥力用2次側磁極部材108は、図3に示
されているように、ベース板部材108aと、ベース板
部材108aの上面にN極とS極とが交互になるように
移動方向に所定間隔をおいて設置された永久磁石112
とにより構成されている。
【0037】また、図1に示すように、固定基盤103
にはスケール112が、1次側フレーム104には位置
検出センサ113が各々取り付けられており、位置検出
センサ113がスケール112と共働して可動子101
の絶対位置を検出する。このスケール112と位置検出
センサ113とがリニアスケール(208)をなしてい
る。
【0038】図4は上述の構成による永久磁石使用同期
形リニアモータのサーボ制御システムを示している。こ
のサーボ制御システムは、位置制御ループをメインルー
プとし、速度制御ループ、電流制御ループとをマイナル
ープとする従来のものと同等の推力用のフィードバック
制御系、換言すれば推力用1次側磁極部材105の三相
巻線109に対する通電を制御する制御系に加えて、斥
力用1次側磁極部材107の三相巻線110に対する通
電を制御する制御系として、電流指令器221と、三相
変換器223と、PWMによる電力増幅器224を有し
ている。
【0039】三相変換器223は、電流指令器221よ
り電流指令を、位置検出センサ113より可動子101
の絶対位置情報を各々入力し、可動子101の絶対位置
に対応した位相で電流指令に応じて三相変換を行い、u
vwの各相のPWM指令を電力増幅器224に出力す
る。
【0040】このサーボ制御システムにより、位置指令
目標値と位置検出値との偏差が零になるようにフィード
バック制御式に推力用1次側磁極部材105の三相巻線
109に対する通電を制御して位置制御が行われ、これ
と同時に斥力用1次側磁極部材107が斥力用2次側磁
極部材108に対して所定の斥力を発生するようにuv
wの三相巻線110に流す電流が制御される。
【0041】図5(a)は図4に示されているサーボ制
御システムよりUVWの三相巻線109及びuvwの三
相巻線110に流す電流の時間に対する変化を示してい
る。
【0042】図5(a)より解るように、UVWの三相
巻線109に流す電流iU、iV、iW及びuvwの三
相巻線110に流す電流iu、iv、iwは各々相互に
120度の時間遅れを有する正弦波状であり、且つUV
Wの三相巻線109に流す電流iU、iV、iWとuv
wの三相巻線110に流す電流iu、iv、iwとで同
相で60度の位相差を有している。
【0043】図5(b)は、UVWの三相巻線109及
びuvwの三相巻線110に電流が流れた時の可動子1
01の動きを説明したものである。図5(a)に示す
(1)の時には、推力発生用の三相巻線109のV相巻
線が永久磁石111のN極とS極との中央にあって最大
の電流が流れ、フレミングの左手の法則に従って可動子
101は矢示方向(右方向)に動く。
【0044】この時には斥力発生用の三相巻線110の
u相巻線に最大の電流が流れており、永久磁石112の
N極、S極上に三相巻線110による電磁石のN、S極
が形成され、磁気相互反発作用により斥力が発生する。
【0045】可動子101が移動して(2)の位置にき
た時には、推力発生用の三相巻線109のU相巻線と斥
力発生用の三相巻線110のw相巻線とに最大の電流が
流れており、前述と同じメカニズムで斥力を発生した状
態で、可動子101が(3)の位置に移動する。
【0046】(3)の位置では、推力発生用の三相巻線
109のW相巻線と斥力発生用の三相巻線110のv相
巻線に最大の電流が流れており、この時も同様のメカニ
ズムで斥力を発生し、可動子101が同方向に移動す
る。
【0047】従って、この場合も正弦波の周期を変化さ
せることにより、可動子101は任意の速度で一定の方
向に進行する。
【0048】この時に、前述の斥力及び可動子101の
荷重は均衡がとれているので、直線ガイド部102に外
力を与えない。これにより可動子101の直線ガイド部
102における静止摩擦力が大幅に低減され、低慣性力
状態で、精密な位置決めを行うことができるようにな
る。
【0049】(実施の形態2)図6はこの発明による永
久磁石使用同期形リニアモータとこのリニアモータのサ
ーボ制御システムの実施の形態2を示している。尚、図
6に於いて、図4に対応する部分は図4に付した符号と
同一の符号により示されている。
【0050】実施の形態2によるリニアモータは、左右
の直線ガイド部102の各々に歪みゲージ等による荷重
検出センサ115が取り付けられている。荷重検出セン
サー115は可動子101の負荷(可動子101の自重
による荷重と積載荷重)Rを検出する。
【0051】サーボ制御システムは、荷重検出センサ1
15による負荷Rの検出値の平均値演算を行う平均化処
理増幅器225を有しており、平均化処理増幅器225
は負荷Rの平均値信号をフィードバック信号として出力
する。
【0052】これによりサーボ制御システムにおける斥
力用の制御系において、荷重検出センサ115により検
出される荷重が零になるようにフィードバック制御が行
われる。
【0053】この実施の形態では、積載荷重などによっ
て可動子101の負荷Rが変化しても、荷重検出センサ
115が、その時の荷重を検出して荷重検出値が零にな
るように、斥力用2次側磁極部材108に対して斥力を
発生する斥力用1次側磁極部材107のuvwの三相巻
線110に流す電流が制御され、負荷荷重が変化した時
でも、直線ガイド部102に外力が与えられることがな
い。これにより可動子101の直線ガイド部102にお
ける静止摩擦力が大幅に低減され、低慣性力状態で精密
な位置決めを行うことができるようになる。
【0054】(実施の形態3)図7はこの発明による永
久磁石使用同期形リニアモータの実施の形態3を示して
いる。尚、図7に於いて、図4に対応する部分は図4に
付した符号と同一の符号により示されている。
【0055】この実施の形態による永久磁石使用同期形
リニアモータは、推力用および斥力用の2次側磁極部材
106及び108に設置されたヒータ117と、鉄粉吹
き飛ばし用のブロワ118およびブロワ118の風を導
き且つこれを推力用および斥力用の2次側磁極部材10
6及び108の永久磁石111、112へ向けて高速噴
射する通風ダクト・ノズル119とを有している。
【0056】ヒータ117は、電源回路121と接続さ
れ、推力用および斥力用の2次側磁極部材106、10
8の温度に感応するサーモスタット120によって通電
を制御され、永久磁石111、112の表面に付着して
いる鉄粉dをキューリ点以上に加熱する。
【0057】この実施の形態では、再生時(付着鉄粉除
去作業時)には、ヒータ117によって推力用および斥
力用の2次側磁極部材106、108が加熱され、これ
に伴い永久磁石111、112の温度が上昇する。
【0058】これにより永久磁石111、112の表面
に付着している鉄粉dが加熱され、これの温度がキュー
リ点を越えると、磁性を消失する。酸化鉄のキューリ点
は、含有金属により変化するが、一般に約100〜60
0℃程度位であり、永久磁石111、112を構成する
材料である希土類の焼結磁性より低い。例えば、Sm−
Co系焼結磁石のキューリ点は、700度から850度
位である。このキューリ点の温度差を利用し、永久磁石
111、112に付着している鉄粉dの磁性だけを消失
させる。
【0059】またブロワ118により発生した風が通風
ダクト・ノズル119より永久磁石111、112へ向
けて高速噴射され、加熱により磁性を失った鉄粉dが吹
き飛ばされる。
【0060】これにより推力用および斥力用の1次側磁
極部材105、107と2次側磁極106、108との
間における各々のエアーギャップとが初期状態に戻り、
初期設定のコギングトルクに戻る。その結果、推力およ
び斥力の経時変動が低減し、長期間に亙って高精度な位
置決めが行われるようになる。
【0061】(実施の形態4)図8はこの発明による永
久磁石使用同期形リニアモータの実施の形態4を示して
おり、図9は、図8に示したA−Aの断面図である。
【0062】この実施の形態では、永久磁石使用同期形
リニアモータ130が2台、平行に取り付けられ、2台
のリニアモータ130がクロスビーム131で結合さ
れ、同期駆動によりクロスビーム131を平行移動させ
る。
【0063】片側のリニアモータ130の固定基盤10
3は可動子101の移動方向にアジャスタスクリュウに
よる固定位置調整装置132によって位置調整可能にな
っている。
【0064】図10はコギングトルクの測定結果を示し
ている。このコギングトルクの変化は永久磁石111の
配置ピッチpによるものであり、コギングトルクが正弦
波状に変化する時に固定基盤103の位置がp/2だ
け、もう一方よりシフトする時に最小となる。
【0065】しかし、図10に示す波形のように正弦波
でない時、必ずしもp/2だけ、もう一方よりシフトし
た時にコギングトルクが最小になるとは限らない。コギ
ングトルクを最小にするには、固定基盤103のシフト
量を調整する必要がある。この時、固定位置調整装置1
32によって固定基盤103の位置調整が行われること
により、コギングトルクを最小にして推力リップルを小
さくすることで、高精度な位置決めが行われるようにな
る。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による永久磁石使用同期形リニアモータによれば、斥
力発生用の電機子コイルと固定側マグネットとが相互反
発により、可動子の自重及び可動子積載荷重により生じ
る荷重を相殺するための斥力を発生し、直線ガイド部の
荷重を低減するから、可動子の直線ガイド部における静
止摩擦力が低減し、高精度の位置決めが実現する。
【0067】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータによれば、荷重検出センサにより検出される荷
重が零になるように斥力発生用の前記電機子コイルに対
する通電が制御され、斥力発生用の電機子コイルと固定
側マグネットとが可動子の自重及び可動子積載荷重によ
り生じる荷重を完全に相殺するように斥力を発生し、可
動子の自重及び可動子積載荷重による直線ガイド部の荷
重が零になるから、可動子の直線ガイド部における静止
摩擦力が低減し、高精度の位置決めが実現する。
【0068】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータによれば、固定側マグネットに付着した鉄粉が
ヒータによって加熱され、その鉄粉が熱的に非磁性化さ
れるから、固定側マグネットより簡単に排除され得るよ
うになり、電機子コイルと固定側マグネットとの間のエ
アーギャップを所定値に保つことができ、コギングトル
クの経時増大を防止できる。これにより長期間に亙って
高精度な位置決めが行われるようになる。
【0069】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータによれば、ヒータによる加熱により熱的に非磁
性化された鉄粉が固定側マグネットより吹き飛ばし排除
されるから、電機子コイルと固定側マグネットとの間の
エアーギャップを所定値に保つことができ、コギングト
ルクの経時増大を防止できる。これにより長期間に亙っ
て高精度な位置決めが行われるようになる。
【0070】つぎの発明による永久磁石使用同期形リニ
アモータによれば、2台の永久磁石使用同期形リニアモ
ータの同期駆動によってによりクロスビームなどを駆動
する場合、調整機構によって2台のモータの固定側マグ
ネットのピッチを相対的にずらすことができるから、コ
ギングトルクを最小となるように調整でき、推力リップ
ルを低減して高精度の位置決めが行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による永久磁石使用同期形リニアモ
ータの実施の形態1を可動子の進行方向から見た説明図
である。
【図2】 図1に示したA−A断面図である。
【図3】 斥力発生用の電機子コイルと固定側マグネッ
トとの詳細構造を示す説明図である。
【図4】 この発明による永久磁石使用同期形リニアモ
ータのためのサーボ制御システムの構成を示すブロック
線図である。
【図5】 (a)、(b)はこの発明による永久磁石使
用同期形リニアモータの駆動原理を示す説明図である。
【図6】 この発明による永久磁石使用同期形リニアモ
ータの実施の形態2とサーボ制御システムを示す説明図
である。
【図7】 この発明による永久磁石使用同期形リニアモ
ータの実施の形態3を示す斜視図である。
【図8】 この発明による永久磁石使用同期形リニアモ
ータの実施の形態4を示す平面図である。
【図9】 図8に示したA−A拡大断面図である。
【図10】 モータ単体のコギングトルクの測定結果を
示すグラフである。
【図11】 従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータを可動子の進行方向から見た説明図である。
【図12】 従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータの側面図である。
【図13】 図11に示したA−A断面図である。
【図14】 従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータの正面図である。
【図15】 従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータの斜視図である。
【図16】 従来における永久磁石使用同期形リニアモ
ータのためのサーボ制御システムの構成を示すブロック
線図である。
【図17】 (a)、(b)は従来の永久磁石使用同期
形リニアモータの駆動原理を示す説明図である。
【図18】 ギャップとコギングトルクの関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
101 可動子,102 直線ガイド部,103 固定
基盤,104 1次側フレーム,105 推力用1次側
磁極部材,106 推力用2次側磁極部材,107 斥
力用1次側磁極部材,108 斥力用2次側磁極部材,
109 UVWの三相巻線,110 uvwの三相巻
線,111 永久磁石,112 スケール,113 位
置検出センサ,115 荷重検出センサ,117 ヒー
タ,118ブロワ,119 通風ダクト・ノズル,13
0 永久磁石使用同期形リニアモータ,131 クロス
ビーム,132 固定位置調整装置,201 位置指令
器,202 位置制御器,203 速度制御器,204
電流制御器,205 三相変換器,206 電力増幅
器,207 電流センサ,208 リニアスケール,2
09 微分器,210 振幅変換器,211 磁極検出
器,221 電流指令器,223 三相変換器,224
電力増幅器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子コイルを有する可動子と、前記可
    動子の移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極とな
    るように固定基盤に配設された固定側マグネットとを有
    し、前記可動子が直線ガイド部に案内されて直線移動す
    る永久磁石使用同期形リニアモータにおいて、 前記可動子と前記固定基盤とに相互反発により可動子荷
    重受け止め方向の斥力を発生する斥力発生用の電機子コ
    イルと固定側マグネットとが配置されていることを特徴
    とする永久磁石使用同期形リニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記可動子の荷重を検出する荷重検出セ
    ンサを有し、前記荷重検出センサにより検出される荷重
    が零になるように斥力発生用の前記電機子コイルに対す
    る通電が制御されることを特徴とする請求項1に記載の
    永久磁石使用同期形リニアモータ。
  3. 【請求項3】 電機子コイルを有する可動子と、前記可
    動子の移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極とな
    るように固定基盤に配設された固定側マグネットとを有
    し、前記可動子が直線ガイド部に案内されて直線移動す
    る永久磁石使用同期形リニアモータにおいて、 前記固定側マグネットに付着した鉄粉を非磁性化する温
    度にまで加熱するヒータが設けられていることを特徴と
    する永久磁石使用同期形リニアモータ。
  4. 【請求項4】 固定側マグネットへ風を吹き付ける鉄粉
    吹き飛ばし用の送風装置が設けられていることを特徴と
    する請求項3に記載の永久磁石使用同期形リニアモー
    タ。
  5. 【請求項5】 電機子コイルを有する可動子と、前記可
    動子の移動方向に沿って隣り合う磁極が互いに異極とな
    るように固定基盤に配設された固定側マグネットとを有
    し、前記可動子が直線ガイド部に案内されて直線移動す
    る永久磁石使用同期形リニアモータにおいて、 前記固定基盤の可動子移動方向の配置位置を調整する調
    整機構が設けられていることを特徴とする永久磁石使用
    同期形リニアモータ。
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