JP2004227899A - 引出型回路遮断器 - Google Patents

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Masao Horikawa
雅夫 堀川
Tetsuo Yamakawa
哲夫 山川
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Abstract

【課題】遮断器本体の移動や保持を安定して行うことができる品質のよい構造の簡単な引出型回路遮断器を提供する。
【解決手段】引出枠3の側板6に固定された略C字状のレール7、レール7によって保持されレール7に沿ってスライドするスライド板8、遮断器本体4が引出枠内にある時スライド板8の引き出しを阻止する回転自在のフック14を設け、レール7にはフック14と係合するフック受け7aを形成し、スライド板8には水平溝9aと上部が開口されている垂直溝9bとからなるL字状の溝9とスライド溝10を形成し、L字状の溝9には遮断器本体4の側面に設けられたローラ5を嵌め込み、スライド溝10には側板6に設けられたストッパ11を嵌め込む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引出枠、引出枠内で接続位置と断路位置との間で移動可能な遮断器本体、遮断器本体を移動させる引出機構及び遮断器本体の移動を案内する引出枠に設けられるレールを有する引出型回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
引出型回路遮断器は、共に主回路端子を有する遮断器本体及び引出枠並びに引出操作機構とからなり、引出操作機構を操作することによって、遮断器本体を双方の端子が接触した接続位置と開離した断路位置との間で往復移動が可能なように構成されている。さらに、点検などのために遮断器本体を引出枠外の引出位置に移動させるための延長レールが設けられることもある。
【0003】
図5は、実開昭58−51609号公報で紹介されている延長レールが設けられた従来の引出型回路遮断器であって、遮断器本体21は引出枠22に設けられた延長レール23上に引き出された状態を示している。遮断器本体21はその側面にローラ24を備え、引出枠22の側板には溝25が形成され、この溝25にローラ24がはまり込むようになっているため、移動中脱落することがなく、遮断器本体21の開閉操作を行って機械的ショックが生じても、遮断器本体21が上下方向に躍ることもなく、良好な品質を維持する上で好ましい構成となっている。溝25の下側の縁は延長レール23と実質的に連続的なレールを形成するように構成されているため、自在に遮断器本体21を引出枠22外に引き出したり引出枠内に挿入することができる。なお、延長レール23の先端には遮断器本体21が前方へ脱落しないように突起23aが形成されており、また遮断器本体21が引出枠22内に挿入されているとき延長レール23を引出枠22内にスライドさせて収納することができるようになっている。なお、26及び27は引出枠22及び遮断器本体21に備えられた主回路端子である。
この引出型回路遮断器の遮断器本体21を引出枠22内において接続位置と図5に示されている引出位置に移動させる動作は、図示されていない引出操作機構を操作して遮断器本体21を図示されていない断路位置まで移動させ、延長レール23を引出枠22内から引き出して手で遮断器本体21を延長レール23上に移動させればよい
【特許文献】実開昭58−51609号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の引出型回路遮断器は延長レール23を特別に設ける必要があるとともに、溝25の構造を補強するための部材28が必要であるなどの問題があった。
したがって、本発明はこのような問題を解決するためになされたものであって、遮断器本体の移動や保持を安定して行うことができる構造の簡単な引出型回路遮断器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明は、引出枠、引出枠内の接続位置と断路位置との間で移動可能な遮断器本体、遮断器本体の両側面に備えられたローラ、引出枠の両側板に固定されたレール、レールに引出可能に保持されるとともにローラと係合して遮断器本体を保持するスライド板、スライド板が前記引出枠外に移動することを阻止するロック手段、及びスライド板が引き出されたとき該スライド板がレールから脱落することを防止するストッパ手段を備えた引出型回路遮断器において、スライド板にはローラがはめ込まれる下縁と上縁を有する水平溝と該スライド板の上面に開口部を有する垂直溝からなるL字状の溝が形成されていることとしている。
【0006】
このような構成により、遮断器本体はローラを介して引出枠内にある場合も引出枠から引き出される場合も共通のスライド板において保持される。また、遮断器本体が引出枠内にあるとき、スライド板はロック手段により引出枠内で停止状態にあり、遮断器本体はローラがはめ込まれるスライド板の水平溝の下縁において保持及び移動される。このため、引出枠内で開閉ショックなどがあってもローラが水平溝の上縁と係合して遮断器本体の上方への躍りが防止される。
さらに、遮断器本体がスライド板と共に引出枠外に引き出されスライド板の先端方向へ移動してもローラが水平溝の端部と係合するため遮断器本体がスライド板から脱落することもなく、また、ローラが水平溝と垂直溝の交点にあるとき遮断器本体を上方へ持ち上げるとローラが垂直溝の開口部を通過するため遮断器本体を上方に取り出せる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1ないし図4に示されている実施例において説明する。
図1及び図2を参照して、この実施例の引出型回路遮断器は、それぞれ主回路端子1及び2を備えた引出枠3と遮断器本体4とからなり、遮断器本体4の両側面にはそれぞれ一対のローラ5が取り付けられている。
引出枠3の左側板6の内側には正面方向から見たときの断面が略C字状のレール7が固定的に設けられ、その先端部には鉤型のフック受け7aが形成されている。レール7にはスライド板8が図1において左右方向にスライド自在なるように嵌め込まれている。スライド板8には上部に2個のL字状の溝9、下部に水平方向に長いスライド溝10が形成されている。それぞれのL字状の溝9の溝幅はローラ5の直径より大きく、少なくとも水平溝9aの上縁と下縁との溝幅はローラ5の直径よりわずかに大きいように形成され、L字状の溝9の垂直溝9bはスライド板8の上縁に開口部を有している。また、スライド溝10には左側板6に取り付けられたスタッド状のストッパ11が嵌め込まれている。さらに、スライド板8の先端部には、軸12によって回転自在に保持され、ねじりばね13によって時計方向に付勢されたフック14が設けられている。フック14はその端部に係合部14aを有するとともに、フックストッパ15によって時計方向の回転が制限されている。以上の構成は引出枠3の右側板16に関しても左側板の構成とは左右対称に設けられている。
【0008】
以上のように構成されている本実施例の引出型回路遮断器の引出動作について説明する。遮断器本体4が接続位置にある状態を示している図1において、主回路端子1と主回路端子2が接触し、ローラ5はスライド板8に形成されている水平溝9aの右端部に位置している。このため、この位置で遮断器本体4の開閉操作を行っても開閉ショックにより遮断器本体4が上下方向に躍ることはない。また、フック14の係合部14aがレール7のフック受け7aと係合しているうえ、スライド溝10の左端にストッパ11が接しているためスライド板8がスライドしない状態となっている。この状態で、図示されていない引出操作機構を操作すると、ローラ5が水平溝9aの下縁に沿って回転移動し遮断器本体4が左方向に移動し主回路端子2が主回路端子1から離脱した試験位置に達する。試験位置の状態は図示されていないが、図示されていない制御回路が接続されている位置であって遮断器本体4を電気的に開閉操作を行える位置である。この試験位置において、ローラ5は水平溝9aの部分に位置するため、この位置で開閉操作が行われても遮断器本体4が躍ることはない。さらに、引出操作機構を操作すると遮断器本体4は制御回路も断路した断路位置に達する。図3を参照して、この位置ではローラ5が水平溝9aと垂直溝9bとが交差する部分に位置する。
【0009】
この断路位置において直角に曲げられた取っ手部14bを操作してフック14を反時計方向に回転させるとフック14の係合部14aとレール7のフック受け7aとの係合を解消させることができる。この状態で取っ手部14bをさらに反時計方向へ回転させると、取っ手部14bがスライド板8の取っ手部8aと接してその回転が阻止され、さらに左方へ力を加えるとスライド板8が遮断器本体4と共に引出枠3から引き出される。そして、スライド溝10の右端がストッパ11に接したときスライド板8の移動が停止し遮断器本体4は引出枠3から完全に引き出された引出位置に位置する。この位置において、スライド板8は遮断器本体4と共にストッパ11を支点としてその自重によって反時計方向に付勢されるがレール7とスライド板8との接点Aにおいてその回転が阻止される。また、図4を参照して、この引出位置では、ローラ5が水平溝9aの左端と係合するため遮断器本体4が左方向へ移動して脱落する心配がなく、遮断器本体4を上方に持ち上げるとローラ5は垂直溝9bを通過するため容易に遮断器本体4をスライド板8から取り外すことができる。遮断器本体4を引出枠に挿入する操作は、上述の逆の操作をすればよい。なお、遮断器本体が軽量であるときはローラ5の代わりにスタッド状の軸を使用してもよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、遮断器本体は引出枠内にある場合も引出枠から引き出されている場合も共通のスライド板によって保持されるため特別な延長レールを必要としないため簡単な構造で、スライド板の水平溝によって遮断器本体を安定して移動させるとともに開閉ショックなどによる遮断器本体の上方への躍りを防止できるため良好な品質を維持でき、さらに、遮断器本体が引出枠外に引き出されたときはスライド板の水平溝によって遮断器本体がスライド板から脱落しないように保持されるため安全で、垂直溝がスライド板上面に開口部を有しているため遮断器本体を簡単に取り出せるという取り扱いの簡単な引出型回路遮断器を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による引出型回路遮断器の実施例を示す図であって、遮断器本体が接続位置にある時の引出枠の左側板を示す側面図である。
【図2】図1の引出型回路遮断器の正面図である。
【図3】遮断器本体が断路位置にある時の図1に相当する図である。
【図4】遮断器本体が引出位置にある時の図1に相当する図である。
【図5】従来の引出型回路遮断器を示す側面図である。
【符号の説明】
1、2 主回路端子
3 引出枠
4 遮断器本体
5 ローラ
6 左側板
7 レール
7a フック受け
8 スライド板
8a 取っ手部
9 L字状の溝
9a 水平溝
9b 垂直溝
10 スライド溝
11 ストッパ
12 軸
13 ばね
14 フック
14a 係合部
14b 取っ手部
15 フックストッパ
16 右側板

Claims (1)

  1. 引出枠、前記引出枠内の接続位置と断路位置との間で移動可能な遮断器本体、前記遮断器本体の両側面に備えられたローラ、前記引出枠の両側板に固定されたレール、前記レールに引出可能に保持されるとともに前記ローラと係合して前記遮断器本体を保持するスライド板、前記スライド板が前記引出枠外に移動することを阻止するロック手段、及び前記スライド板が引き出されたとき該スライド板が前記レールから脱落することを防止するストッパ手段を備えた引出型回路遮断器において、
    前記スライド板には前記ローラがはめ込まれる下縁と上縁を有する水平溝と該スライド板の上面に開口部を有する垂直溝からなるL字状の溝が形成されていることを特徴とする引出型回路遮断器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103825210A (zh) * 2014-02-24 2014-05-28 泰豪科技股份有限公司 一种防低压柜抽屉跌落的悬挂装置
KR101733705B1 (ko) 2016-12-20 2017-05-08 주식회사 서호산전 진공 차단기 인입출 안전장치가 장착된 배전반
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JP2020063117A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 東芝エレベータ株式会社 防音装置

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