JP4336194B2 - 回路遮断器収納箱のインターロック装置 - Google Patents
回路遮断器収納箱のインターロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4336194B2 JP4336194B2 JP2003420249A JP2003420249A JP4336194B2 JP 4336194 B2 JP4336194 B2 JP 4336194B2 JP 2003420249 A JP2003420249 A JP 2003420249A JP 2003420249 A JP2003420249 A JP 2003420249A JP 4336194 B2 JP4336194 B2 JP 4336194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- circuit breaker
- door
- drawer
- breaker body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 208000036829 Device dislocation Diseases 0.000 claims 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Trip Switchboards (AREA)
Description
一方、引出型回路遮断器には、開閉接触子が接触している状態で遮断器本体を移動操作させたとき、引出枠と遮断器本体の端子間でアークが発生するという危険性がある。このため、このような移動操作を阻止するための開閉インターロック装置と呼ばれる装置が設けられるのが一般的である。特許文献1の実施例に記載されている回路遮断器は、段落番号(0012)に記載のごとく、開閉インターロック装置用として収納箱のインターロック装置用とは別のシャッタを必要としていた。
したがって、本願発明の目的は、遮断器本体が断路位置になければ扉を開閉することができず、シャッタが閉じた状態でなければ扉を開けることができず、扉が開いた状態ではシャッタを開けることができない安全性に優れた回路遮断器収納箱のインターロック装置を提供することである。
引出枠に設けられた第1レバー(62)と扉(1a)との間に形成され、係合することによって扉の開放を阻止する第1係合手段(62b,73)と、
第1レバーを第1係合手段が係合する方向に付勢するばね(61)と、
遮断器本体が断路位置以外の位置にあるとき第1レバーが第1係合手段の係合が解消する方向へ回転することを阻止する遮断器本体に設けられる第1ブロック手段(64)と、
扉の開閉に追随して回転する遮断器本体に設けられた第2レバー(70)と、
第1係合手段の係合が解消する方向へ回転する第1レバーの回転に連動して一方向へ移動するスライダ(67)と、
スライダを復帰移動する方向に付勢するばね(66)と、
第2レバーとスライダとの間に形成され、第1レバーが復帰回転したとき該スライダの復帰移動を阻止する第2係合手段(67c,70b)と、
を備え、
シャッタは、装着孔が開放された位置にあるときスライダの一方向への移動を阻止する第2ブロック手段(40a)を有し、
スライダは、一方向に移動した状態にあるときシャッタの装着孔を開放する方向への移動を阻止する第3ブロック手段(67b)を有することとしている。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の回路遮断器収納箱のインターロック装置において、シャッタは、遮断器本体の開閉接触子が接触しているとき装着孔を開放することを阻止する遮断器本体の開閉機構と連結された開閉インターロック装置のシャッタを兼ねることとしている。
請求項2の発明は、安全を確保して収納箱の扉を開閉できる収納箱のインターロック機能と開閉接触子が閉路状態にあるときに遮断器本体を移動させることを防止できる開閉インターロック機能を一つのシャッタで実現できるという効果を奏する。
図2は、この発明によるインターロック装置の要部を示す回路遮断器収納箱の全体図を示す平面図であって、1は回路遮断器収納箱、1aは収納箱1のヒンジ形の扉、外形が鎖線で示されている2は遮断器本体、3は遮断器本体と共に引出形回路遮断器を構成し回路遮断器収納箱1に固定される引出枠、4はこの発明によるインターロック装置の一部である。なお、図2及び図4を参照して、断路位置にあるとき遮断器本体2の主回路端子2a及び制御回路端子2bはそれぞれ引出枠3の主回路端子3a及び制御回路端子3bから開離し、遮断器本体2が完全に電気的に絶縁された状態にある。図2を参照して、この断路位置において、遮断器本体2は、扉1aから寸法Aだけ突き出た位置にある。すなわち、扉1aには遮断器本体2の正面部分が突き出るに十分な孔が形成されている。この断路位置から右方向に移動して遮断器本体2が接続位置になったとき、遮断器本体2の後述するフロントカバー5と扉1aが略同一平面に位置する状態となる。
図4を参照して、断路位置にある遮断器本体2の挿入操作を行うとレバー14が時計方向に回転し、ローラ17が下方に移動しながら垂直溝の左縁を押し,相対的に遮断器本体2が右方向へ移動して試験位置になる。さらに挿入操作を行うとレバー14が時計方向に回転し,ローラ17が上方に移動しながら垂直溝の左縁を押し,遮断器本体2がさらに右方向へ移動して接続位置になる。なお、遮断器本体2は、挿入操作とは逆に、レバー14を反時計方向に回転させることによって、ローラ17が溝16の右縁を押すことによって引き出される。
図5を参照して、この位置決め装置は、軸27によって回転自在に設けられた中継レバー28と、軸29上に回転自在に設けられ図示されていないばねによって時計方向に付勢されているロック解除レバー30と、それぞれ連結ピン25及び26によってロック解除レバー30及び中継レバー28との間に連結されたリンク板A31と、中継レバー28に連結されたリンク板B32と、引出メインシャフト18と共に回転するカム板33とを有し、中継レバー28にはロック孔19cにはまり込むロックピン37が取り付けられている。
遮断器本体2を試験位置に移動させるためにロック解除レバー30を反時計方向に回転させると, リンク板A31を介して中継レバー28が時計方向に回転し,ロックピン37がロック孔19cから離脱し、引出ねじ19は回転可能な状態となる。この動作と並行して、中継レバー28の回転によってリンク板B32が左方向に移動し,ローラ34が窪み33dの開口部付近まで移動する。この状態でロック解除レバー30を自由状態にしても時計方向に復帰回転しないため、ローラ34が窪み33dの開口部にとどまった状態が維持される。すなわち、自由状態にしたとき、ロック解除レバー30がストッパ35に接し,ロック解除レバー30に加わる時計方向の付勢力と中継レバー28に加わる反時計方向の付勢力がリンク板A31の両端から作用し合って,ロック解除レバー30が反時計方向に回転した状態が維持される。(この状態は図示されていない。)
この収納箱のインターロック装置は、回路遮断器の下部に設けられる遮断器側部材とこの遮断器側部材に対向するように扉1aの内側に設けられる扉側部材とによって構成される。図1、図7及び図8は、扉1aが閉じられ、且つ、前述したシャッタ40が閉じられているときのこの収納箱のインターロック装置の要部部分図であって、それぞれ回路遮断器の上方から見たときの図、側方から見たときの図及び正面から見たときの図である。前述したように、断路位置にある遮断器本体2は、その正面部分が収納箱の扉1aから突き出た状態にある。
1a 扉
2 遮断器本体
3 引出枠
12 引出操作ハンドル用開口部
19 引出ねじ
19a ハンドル装着穴
24 引出操作ハンドル
40 シャッタ
40a 回転腕
61 ばね
62 第1レバー
62b、62d 窪み
64 ピン
66 ばね
67 スライダ
67b 肩部
67c 窪み
67d 端部
69 ばね
70 第2レバー
70a 一方の腕
70b 他方の腕
72 レバー
73 ピン
Claims (2)
- 遮断器本体(2)と、引出枠(3)と、着脱自在の引出操作ハンドル(24)及び該引出操作ハンドルの装着孔(19a)を開閉するシャッタ(40)を有し前記遮断器本体を前記引出枠内で移動させる引出操作装置とを有する引出形回路遮断器を収納する扉付きの収納箱(1)のインターロック装置において、
前記引出枠に設けられた第1レバー(62)と前記扉(1a)との間に形成され、係合することによって前記扉の開放を阻止する第1係合手段(62b,73)と、
前記第1レバーを前記第1係合手段が係合する方向に付勢するばね(61)と、
前記遮断器本体が断路位置以外の位置にあるとき前記第1レバーが前記第1係合手段の係合が解消する方向へ回転することを阻止する前記遮断器本体に設けられる第1ブロック手段(64)と、
前記扉の開閉に追随して回転する前記遮断器本体に設けられた第2レバー(70)と、
前記第1係合手段の係合が解消する方向へ回転する前記第1レバーの回転に連動して一方向へ移動するスライダ(67)と、
前記スライダを復帰移動する方向に付勢するばね(66)と、
前記第2レバーと前記スライダとの間に形成され、前記第1レバーが復帰回転したとき該スライダの復帰移動を阻止する第2係合手段(67c,70b)と、
を備え、
前記シャッタは、前記装着孔が開放された位置にあるとき前記スライダの前記一方向への移動を阻止する第2ブロック手段(40a)を有し、
前記スライダは、前記一方向に移動した状態にあるとき前記シャッタの前記装着孔を開放する方向への移動を阻止する第3ブロック手段(67b)を有する、
ことを特徴とする回路遮断器収納箱のインターロック装置。 - 前記シャッタは、前記遮断器本体の開閉接触子が接触しているとき前記装着孔を開放することを阻止する前記遮断器本体の開閉機構と連結された開閉インターロック装置のシャッタを兼ねることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器収納箱のインターロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003420249A JP4336194B2 (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 回路遮断器収納箱のインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003420249A JP4336194B2 (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 回路遮断器収納箱のインターロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005184943A JP2005184943A (ja) | 2005-07-07 |
JP4336194B2 true JP4336194B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=34781843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003420249A Expired - Fee Related JP4336194B2 (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 回路遮断器収納箱のインターロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4336194B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7821775B2 (en) * | 2008-04-15 | 2010-10-26 | General Electric Company | Racking mechanism for a circuit breaker |
JP2014033573A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Fuji Electric Co Ltd | 駆動ユニットおよび閉鎖配電盤 |
CN103904577B (zh) * | 2013-08-23 | 2016-02-24 | 华荣科技股份有限公司 | 联锁机构和包含其的真空配电装置 |
CN104953496B (zh) | 2014-03-31 | 2019-04-05 | 通用电气公司 | 用于挡板的联锁系统 |
CN107732692B (zh) * | 2017-11-27 | 2023-08-11 | 国家电网公司 | 高压开关柜安全装置及其使用方法 |
CN111585185A (zh) * | 2020-06-15 | 2020-08-25 | 安徽万华电气股份有限公司 | 一种安全性能高的开关柜结构 |
CN114976979B (zh) * | 2022-06-02 | 2024-10-18 | 华翔翔能科技股份有限公司 | 中置柜五防联锁结构 |
-
2003
- 2003-12-18 JP JP2003420249A patent/JP4336194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005184943A (ja) | 2005-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5337210A (en) | Drawout type switch gear | |
KR101010764B1 (ko) | 회로 차단기의 외부 조작 핸들 장치 | |
KR100907641B1 (ko) | 장착된 상태 그대로 역전이 가능한 래치볼트를 구비한 모티스 잠금장치 | |
CN201498907U (zh) | 一种断路器联锁装置 | |
US5719363A (en) | Mechanical switching device such as a circuit breaker and a safety device for the circuit breaker | |
US4754367A (en) | Electric switchboard cell having a positioning drive for a movably arranged switchgear and locking device for switchboard cell door | |
EA014194B1 (ru) | Рабочее устройство электрического защитного прибора и содержащий его электрический защитный прибор | |
JP4336194B2 (ja) | 回路遮断器収納箱のインターロック装置 | |
JP5123817B2 (ja) | 回路遮断器の外部操作ハンドル装置 | |
CN111477511A (zh) | 插入式断路器 | |
JP4933208B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JP2000341812A (ja) | 引出形回路遮断器の収納箱のインターロック装置 | |
US7978458B2 (en) | Locking device and withdrawable rack provided with said locking device | |
JP4994979B2 (ja) | 住宅用分電盤 | |
JP4018005B2 (ja) | 回路遮断器の外部操作ハンドル装置 | |
JP4842045B2 (ja) | 引出形回路遮断器 | |
KR100852436B1 (ko) | 진공차단기의 도어 및 투입 인터록장치 | |
JP4720059B2 (ja) | 回路しゃ断器のトリップ表示装置 | |
JP4994980B2 (ja) | 住宅用分電盤 | |
JP4449667B2 (ja) | 引出形開閉機器のインターロック装置 | |
JPH09320408A (ja) | 回路遮断器収納箱のインタ−ロック装置 | |
CN213817024U (zh) | 联锁机构和包括该联锁机构的开关柜 | |
CN217239998U (zh) | 开关柜 | |
EP0575216B1 (fr) | Dispositif de verrouillage à volet pour disjoncteur | |
CN216698144U (zh) | 一种自动转换开关 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090626 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4336194 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140703 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |