JP4409900B2 - 引出型回路遮断器 - Google Patents
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Description
したがって,本願発明の目的は,引出操作装置のハンドルを一方向に回転させて接続位置から断路位置まで移動させることができる引出型回路遮断器において,遮断器本体を引出枠から取り外す前に必要な動作を確実に行える引出型回路遮断器を提供することである。
また,アクチュエータが投入ばねの蓄勢状態を保持するラッチ機構を釈放する連動部材であるため,断路位置まで引き出される操作では投入ばねが放勢されず,遮断器本体を引出枠から取り外すときだけ放勢されるため寿命の長い引出型回路遮断器を提供できるという効果を奏する。
図1ないし図6を参照して,この実施例の引出型回路遮断器の各位置における遮断器本体1と引出枠2との関係について説明する。図2はこの引出型回路遮断器を正面から見た概略図であって,遮断器本体1の左右両側にはローラ3とレバー4とが設けられており,引出枠2の左右の側板にはローラ3が移動するレール5と溝6とが設けられている。
図3は図2を側面から見た概略図であって,引出枠2の溝6は,水平溝7と垂直溝8を有している。また,レール5には遮断器本体1を引出枠2から取り外すときに使用される着脱自在の延長レール9を取り付けることができる。さらに,引出枠2の背面部には枠側補助回路端子10及び枠側主回路端子11を備えている。一方,遮断器本体1のレバー4は,その腕の先端にローラ12を備え,後述する引出し操作装置の動作によって回転する引出メインシャフト13の回転に追随して回転する。ローラ12は溝6の垂直溝8にはめ込まれており,垂直溝8の右縁8a及び左縁8bと係合可能である。また,遮断器本体1の背面部には本体側補助回路端子14及び本体側主回路端子15を備えている。
この図3は遮断器本体1が接続位置にある状態を示しており,この状態では枠側補助回路端子10と本体側補助回路端子14及び枠側主回路端子11と本体側主回路端子15は接触状態にある。また,この引出型回路遮断器が取り付けられる配電盤の表面パネル16と遮断器本体1の表面との間にはDなる隙間がある。
この引出操作装置は,操作ハンドルを操作して引出ねじ19を回転させるとナット22を介してラック20が左右方向に移動するラック方式である。このラック20が移動することによって孔20bと歯車23の歯がかみ合って歯車23と共に引出メインシャフト13が回転する構造となっている。この引出操作装置は,ラック20が右方向に移動するように操作ハンドルを回転させれば遮断器本体1は引き出される方向に移動し,逆に回転させれば挿入される方向に移動する。
図7を参照して,この位置決め装置は,軸27によって回転自在に設けられた中継レバー28と,軸29上に回転自在に設けられ図示されていないばねによって時計方向に付勢されたロック解除レバー30と,ロック解除レバー30と中継レバー28との間に設けられたリンク板A31と,中継レバー28に連結されたリンク板B32と引出メインシャフト13と共に回転するカム板33とを有する。
カム板33の外周縁33aには,遮断器本体1の接続位置,試験位置及び断路位置に対応する位置決め窪み33b,33c及び33d並びに上述した遮断器本体1の取外し可能状態に対応する窪み33eが形成されている。リンク板B32は左右方向にスライド自在であり,先端にローラ34が設けられている。なお,図示されていないばねによって,中継レバー28は反時計方向に付勢されているとともにリンク板B32が右方向へ付勢されている。このためローラ34は,カム板33が回転したとき外周縁33a上を相対的に移動し,窪み33bなどの窪みにはまり込むようになっている。
図12を参照して,投入ばね自動放勢装置は,遮断器本体のラッチ軸44に設けられラッチ軸44と共に回転するピン61と,上下方向にスライド自在であって下方にスライドすることによって上端部がピン61と係合してラッチ軸44を反時計方向に回転させるスライド板62と,一方の腕がスライド板62の下端と連結されたレバー状のアクチュエータ63とを備える。アクチュエータ63は図示されていないばねによって時計方向に付勢されており,その他方の腕には下向きの突起63aを有する下縁が表示レバー25の動作指26と兼用される動作指26と接触可能な構成となっている。なお,図7ないし図10では,この自動放勢装置のアクチュエータ63と動作指26が図示されている。
図7及び図8を参照して,接続位置と試験位置では,アクチュエータ63は動作指26と接触することなく図示されていないストッパと接している。そして,図9を参照して,断路位置においてはアクチュエータ63が突起63aの左側の斜縁63bが動作指26と接している。接続位置,試験位置及び断路位置のいずれの場合もスライド板62は下方にスライドした状態ではない。すなわち,接続位置から断路位置まで移動する間投入ばね35が自動的に放勢されることはない。
断路位置からラック20が右方向へ移動するように引出操作装置を操作すると,動作指26がアクチュエータ63の左側の斜縁63bから突起63aの頂上を越えて右側の斜縁63cに相対的に移動する。この突起の頂上を越えるときアクチュエータ63が反時計方向に回転する。この回転によって,スライド板62が下方にスライドし,ピン61を介してラッチ軸44が回転して,ラッチレバー43とラッチ軸44からなるラッチ機構の係合が解消して投入ばね35が自動的に放勢される。
Claims (3)
- 遮断器本体(1)と,前記遮断器本体(1)を移動自在に収納する引出枠(2)と,一方向に回転させることによって前記遮断器本体(1)を接続位置から断路位置へ移動させるハンドルを有する引出操作装置と,前記遮断器本体(1)の位置を表示する位置表示装置とを有する引出型回路遮断器であって,
前記遮断器本体(1)は蓄勢された力を放勢することによって開閉接触子(57,60)を接触させる投入ばね(35)と前記投入ばね(35)を蓄勢状態で保持するラッチ機構(43,44)を備え,
前記引出操作装置が,いずれか一方が前記遮断器本体(1)に設けられ他方が前記引出枠(2)に設けられた前記遮断器本体(1)の移動方向と交差する方向に形成された溝(8,108)と前記溝(8,108)に嵌め込まれるローラ(12,112)が取り付けられ前記ハンドルの回転に応じて回転するレバー(4,104)とを備え,引出操作において前記ローラ(12,112)が前記溝(8,108)の一方の縁(8a,108a)を押圧して前記遮断器本体(1)が移動するように構成されたものにおいて,
前記溝(8,108)の他方の縁(8b,108b)は,前記ハンドルを一方向に回転させて前記遮断器本体(1)が断路位置に引き出されたとき前記ローラ(12,112)と係合可能状態にあり,前記ハンドルをさらに同一方向へ追加回転させたとき前記係合可能状態が解消するように形成され,
前記ハンドルの追加回転によって前記ラッチ機構(43,44)を釈放する動作を行わせるアクチュエータ(63)を備えていることを特徴とする引出型回路遮断器。 - 前記溝(108)の一方の縁(108a)は,前記ハンドルの追加回転によって前記溝(108)の他方の縁(108b)と前記係合可能状態が解消する状態になるまでは前記ローラ(112)からの押圧作用を受けるように形成されていることを特徴とする請求項1の引出型回路遮断器。
- 前記溝(8)の一方の縁(8a)は,前記ハンドルの追加回転によって前記ローラ(12)からの押圧作用を受けないように形成されていることを特徴とする請求項1の引出型回路遮断器。
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