JP2003308764A - 引出形遮断器 - Google Patents

引出形遮断器

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JP2003308764A JP2002110615A JP2002110615A JP2003308764A JP 2003308764 A JP2003308764 A JP 2003308764A JP 2002110615 A JP2002110615 A JP 2002110615A JP 2002110615 A JP2002110615 A JP 2002110615A JP 2003308764 A JP2003308764 A JP 2003308764A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B11/00Switchgear having carriage withdrawable for isolation
    • H02B11/12Switchgear having carriage withdrawable for isolation with isolation by horizontal withdrawal
    • H02B11/127Withdrawal mechanism
    • H02B11/133Withdrawal mechanism with interlock
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点が溶着したとき遮断器を引き出せない引
出形遮断器を提供する。 【解決手段】 操作ハンドル4の回転により遮断器1を
引出枠2内から引き出すことができる引出形遮断器であ
って、可動接触子15に連動する第1リンク15Bに連
動して移動し、表示部40bにON/OFFを表示する
インジケータリンク40と、一端44bが略Z字状に形
成されインジケータリンク40の孔40gに挿入してリ
ンク接続され、その長手方向に移動するインターロック
線材44と、インターロック線材44の他端44aがリ
ンク接続され、ピン46aを中心に回動し、可動接触子
15がON位置にあるとき、当接部46cがハンドルロ
ックピン56の当接部56aと当接することによって、
操作ハンドル4の挿入を遮蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電盤等に装着
され、必要に応じて内部に収容する遮断器の取外しがで
きる引出形遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の引出形遮断器は、例えば特開平1
0−271623号公報、実開平6−68275号公
報、特開昭50−84851号公報等に示されるよう
に、操作ハンドルを遮断器の挿入孔に挿入し回転するこ
とにより、引出機構を構成する引出スクリューが回転
し、引出レールが伸長し、遮断器が引出枠に出し入れで
きるものであった。この出し入れ動作により、遮断器の
本体側導体と引出枠の引出枠側導体とが接離するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の引出形回路遮断
器は上述のように構成されているので、開閉機構の開動
作にも拘らず遮断器の接点の溶着や開閉機構の不動作に
より接点が閉成状態にあるときも遮断器を引き出すこと
ができ、即ち導通状態で本体側導体と引出枠側導体を離
間させるという問題があった。この発明は上述のような
問題を解決するためになされたもので、開閉機構の開動
作にも拘らず接点が閉成状態にあるときは遮断器を引き
出すことができない引出形遮断器を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る引出形遮
断器は、開閉機構のON動作によりリンク機構を伸長さ
せ可動接点と固定接点が所定の接圧力で接触するON位
置に可動接触子を移動させるとともに、上記開閉機構の
OFF動作により上記接圧力に基づく上記リンク機構と
トリップラッチ間の拘束力が解放され上記リンク機構が
屈曲し上記可動接触子をOFF位置に移動させるように
構成された遮断器と、上記遮断器を引出可能に収納する
引出枠と、外部から操作ハンドルを挿入しその操作によ
り上記遮断器を引出枠内において引出方向及び挿入方向
に移動させる引出機構部とを備えた引出形遮断器であっ
て上記可動接触子がON位置にあるとき上記操作ハンド
ルの挿入を阻止する阻止部材を備えたものである。
【0005】また、上記可動接触子乃至上記リンク機構
のいずれかの部材に連動して移動する第1のリンクと、
一端が上記第1のリンクに接続され、上記第1のリンク
の移動に伴ってその長手方向に移動する線材により形成
された第2のリンクと、上記第2のリンクの他端が接続
され、上記第2のリンクの移動に伴ってその支点を中心
に回動し、上記可動接触子がON位置にあるとき、その
他端が阻止部材と当接し上記阻止部材を阻止位置に拘束
するインターロックレバーとを備えたものである。
【0006】また、上記第2のリンクの一端は略Z字形
状に曲げ形成されたものであって、そのZ字形状の中間
部位が上記第1のリンクの相通孔に相通されリンク軸と
なるように接続されたものである。また、OFF動作時
に、衝撃力により上記第1のリンクが過剰に移動したと
き、上記第1のリンクに当接し上記第1のリンクを停止
させる第1のストッパと、衝撃力により上記インターロ
ックレバーが過剰に移動したとき、上記第1のリンクが
上記第1のストッパに当接する前に、上記インターロッ
クレバーに当接し上記インターロックレバーを停止させ
る第2のストッパとを備えたものである。
【0007】また、外部からの操作により、上記遮断器
をOFF動作させるとともに、上記阻止部材に係合させ
なくするインターロック手段を備え、上記インターロッ
ク手段が外部から操作され、かつ上記インターロックレ
バーが上記阻止部材の非拘束位置にあるとき、上記阻止
部材は上記操作ハンドルの挿入を許容するように構成さ
れたものである。また、上記インターロック手段は、外
部から操作されるOFFボタンと、上記阻止部材と当接
する当接部を有するインターロックプレートとを備え、
上記OFFボタンの操作時に上記当接部と上記阻止部材
を非当接とするとともに、上記OFFボタンの非操作時
に、上記当接部が上記阻止部材に当接し、かつ上記イン
ターロックレバーの他端が上記阻止部材に非当接となる
ように構成されたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施
の形態1に係る引出形遮断器の斜視図、図2は図1の要
部を示す説明図であり、OFF状態を示し、説明の便宜
上図3以降で図示するフレーム30を取り去った一部断
面形状を示している。図1において、1は遮断器、2は
引出枠、3は引出枠2に設けられ一端で遮断器1が取付
けられる伸縮可能な引出レール、4は引出ハンドルであ
る。1Aは投入機構8(図2)を動作させ可動接触子1
5(図2)を投入させるONボタン、1Bは引きはずし
機構7(図2)を動作させ可動接触子15を引きはずす
OFFボタン、1Cはチャージ機構9(図2)を手動で
チャージするチャージハンドル、6は遮断器1のカバ
ー、11は引出機構、40bは可動接触子15(図2)
のON/OFF状態を表示する表示部である。
【0009】図1に示す引出状態から所定の位置まで遮
断器1を引出枠2に挿入した後、挿入孔1Dより挿入し
た引出ハンドル4を図1において時計方向に回転させる
と、引出レール3が縮み、遮断器1が引出枠2に挿入さ
れ、最終的に遮断器1の本体側導体16、17(図2)
が引出枠2の主回路ジャンクション23、23(図2)
に圧入され電気的に接続され、図2に示す挿入状態とな
る。他方、図2に示す挿入状態から引出ハンドル4を図
1において反時計方向に回転させると、引出レール3が
伸び遮断器1が引出枠2から所定の位置まで引出され、
本体側導体16、17と主回路ジャンクション23、2
3は電気的に非接続となり、その後、遮断器1を引出枠
2から引き出すことにより図1に示す引出状態となる。
【0010】図2において、6はカバー、7は可動接触
子15を引きはずす即ち可動側主接点15aを固定側主
接点16aから開離させる引きはずし機構、8は可動接
触子15を投入即ち可動側主接点15aを固定側主接点
16aに接触させる投入機構、9は投入ばね10を図示
しない電動モータ或いはチャージハンドル1Cによる手
動で圧縮するチャージ機構、11は引出ハンドル4と係
合するメインスクリュー11Aの回転により遮断器1を
移動させる引出機構、12は遮断器1の引きはずし機構
7、投入機構8、チャージ機構9等を収納する機構側
と、可動側主接点15a、固定側主接点16a等を収納
する消弧側を分離する中間ベースである。
【0011】13は可動側主接点15aと固定側主接点
16aの間に発生したアークを消弧するデアイオングリ
ッドを有する消弧室、15は可動側主接点15aが固着
された可動接触子、16は一端に可動側主接点15aに
対向して固定側主接点16aが固着され、他端が遮断器
1の外部に突出して設けられた本体側導体、17は一端
が可動接触子15と電気的に接続された可とう性導体
(付番なし)が接続され、他端が遮断器1の外部に突出
して設けられた本体側導体、18は本体側導体16、1
7等を固定するベース、19は遮断器1がON状態のと
き可動接触子15を開方向に付勢する接圧ばね、20は
過電流を検出したとき引きはずし機構7を動作させる過
電流引きはずし装置(図示しない)用の電源用CT(Cu
rrent Transfer)、21は過電流を検出する電流検出用
CTである。
【0012】23は引出枠2に設けられ、引出枠側導体
24、25に固着された主回路ジャンクションであり、
上述した引出ハンドル4の回転による遮断器1の挿入に
より、主回路ジャンクション23、23に本体側導体1
6、17が圧入され電気的に接続される。図2に示す状
態で、引出枠側導体24、主回路ジャンクション23、
本体側導体16、固定側主接点16a、可動側主接点1
5a、可動接触子15、可とう導体、本体側導体17、
主回路ジャンクション23、引出枠側導体25により電
路が形成され、この電路が可動接触子15の開閉により
導電或いは非導電となる。
【0013】次に、遮断器1の機構側について説明す
る。図3は図1の遮断器のOFF状態における機構側の
側面図、図4は図1の遮断器のON状態でかつチャージ
が完了した状態における機構側の側面図である。30は
金属により形成されたプレート状のフレームであり、図
3、図4では1枚のみが示されているが、紙面手前にも
フレーム30が配置される。2枚のフレーム30間に引
きはずし機構7、投入機構8、チャージ機構9等が配置
され、2枚のフレーム30の外側には一対の投入ばね1
0(図2)が配置されている。
【0014】図3を参照して、ON動作について説明す
る。 (1−1)図3に示すOFF状態において、ONボタン
1A(図1)を押下すると、断面半月状のクロースバー
(close bar)8Bが矢印A方向に回転し、第1クロー
スラッチ(close latch)8Aとの係合が外れる。 (1−2)次いで、第1クロースラッチ8Aが図示しな
い付勢ばねの収縮により、軸7aを中心に矢印Bの方向
に回転し、第2クロースラッチ8C及び第3クロースラ
ッチ8Dに固定されたローラ(roller)8Eとの係合が
外れる。 (1−3)次いで、第2クロースラッチ8C及び第3ク
ロースラッチ8Dが図示しない付勢ばねの収縮により、
軸8cを中心に矢印Cの方向に回転し、カム9Aに固定
されたカムローラ9Cとの係合が外れる。
【0015】(1−4)次いで、カム9Aが投入ばね1
0(図2)の伸長により、軸9aを中心に矢印Dの方向
に回転する。 (1−5)同時に、両端に投入ばね10が接続されたメ
インバネピン9Eがガイド孔30aを矢印Eの方向に移
動し、メインバネピン9Eに固定されたチャージアーム
9Bが軸8cを中心に矢印Cの方向に回転し、チャージ
アーム9Bの当接部9bが軸14bに回動可能に設けら
れたローラ14dに当接し、リンク下14A及びリンク
上14Bを伸長させる。
【0016】(1−6)このとき、リンク下14A及び
リンク上14Bは軸14a、14b、14cを関節とし
て回動し、第1アーム15B及び及びメインシャフト1
5bを矢印Fの方向に回転させ、メインシャフト15b
に固定され可動接触子15をリンク15A(図2)を介
して回動させる第2アーム15C(図5)も回転し、可
動接触子15を可動側主接点15aと固定側主接点16
a間が所定の接圧力となるようにON位置に投入する。
また、リンク下14A、リンク上14Bが伸長し、ピン
14cが矢印Lの方向(図4)に移動し、トリップラッ
チ7Aの先端がトリップバー7Bに係合して停止する。
この状態において、ローラ7Dとトリップラッチ7A間
には、接圧用ばね19の接圧力に基づく拘束力が(図4
において上下の方向に)作用している。 (1−7)次いで、チャージカム9Aが軸9aを中心に
カムローラ9Cが第3クロースラッチ8Dに当接するま
で矢印Dの方向に回転し、チャージアームローラ9Dが
チャージカム9Aの外周に沿って移動することによっ
て、投入ばね10(図2)をチャージするとともに投入
機構8を図3に示す状態に移行させる。この状態が図4
に示すON状態である。
【0017】図4を参照して、OFF動作を説明する。 (2−1)図4に示すON状態において、OFFボタン
1B(図1)を押下すると、オフレバー(off lever)
50(図5)がトリップバー7Bに取り付けられた係止
部材7B1(図5)に当接し、断面半月状のトリップバ
ー7Bが矢印H方向に回転し、トリップラッチ(trip l
atch)7Aとの係合が外れる。 (2−2)次いで、トリップラッチ7Aが図示しない付
勢ばねの付勢力に抗する接圧用ばね19(図2)の矢印
L方向の伸長により、軸7aを中心に矢印Jの方向に回
転する。
【0018】(2−3)次いで、リンクレバー7Cが図
示しない付勢ばねの収縮により軸7cを中心に矢印Kの
方向に回転する。トリップラッチ7Aの回転及びリンク
レバー7Cの回転に伴って、ON状態における接圧用ば
ね19からの接圧力に基づいて発生していたローラ7D
とトリップラッチ7Aの拘束力から解放されるので、ロ
ーラ7Dは、トリップラッチ7Aの凹部(付番しない)
から出て、トリップラッチ7Aは図示しない付勢ばねに
より矢印Jと反対方向に付勢されているのでトリップラ
ッチ7Aの側面に沿って移動する。同時に、接圧用ばね
19(図2)の伸長により、第2アーム15C(図5)
とともにメインシャフト15b、第1アーム15Bが矢
印Fと反対の方向に第2アームが軸7cに当接するまで
回転し、リンク下14A及びリンク上14Bが屈曲す
る。このとき、可動接触子15はOFF位置に移動す
る。また、リンク下14A及びリンク上14Bが屈曲
し、ピン14cに接圧用ばね19からの力が作用しなく
なるので、トリップラッチ7Aは図示しない付勢ばねに
よる矢印Jと反対方向の付勢力を受け、トリップラッチ
ストッパ7Eに当接して停止するとともに、その側面に
沿って移動していたローラ7Dがトリップラッチ7Aの
凹部(付番しない)に入った状態となる。この状態が図
3に示すOFF状態である。
【0019】次に、引出機構11のインターロックにつ
いて説明する。図5は図1の遮断器のON状態における
機構側の側面図、図6は図5に対応する正面図、図7は
図1の遮断器のOFF状態における機構側の側面図、図
8は図7の要部を拡大して示す図、図9は図1の遮断器
の接点が溶着した状態における機構側の側面図、図10
は図9の要部を拡大して示す図である。図11は図5〜
図10に示すハンドルロックピンの上面図である。な
お、図5、図7、図9は、図3、図4よりも投入ばね1
0側の図を示しており、投入ばね10の図示は省略して
いる。図6は、説明の便宜上、インターロックに関連す
る箇所のみを示すものであり、側面図における引出機構
11の正面プレート11Cの図示を省略している。
【0020】まず、遮断器1のON状態における引出機
構11のインターロックについて説明する。遮断器1の
ON状態では、図5を参照し、メインシャフト15bに
固定された第2アーム15Cのピン15cに挿通された
リンク15A(図2)により可動接触子15を投入位置
に拘束している。第2アーム15Cは第1アーム15B
(図3、図4)とほぼ同じ形状で同じ角度でメインシャ
フト15bに固定されている。
【0021】図5、図6において、40はプレート状の
金属(鋳鉄、黄銅、アルミ合金など)を折り曲げて形成
され、第2アーム15Cの位置に応じて表示部40bに
可動接触子15のON/OFF状態を表示するインジケ
ータリンク(第1のリンク)であり、図5、図6の場合
には「ON」を表示している。41はフレーム30に設
けられ、ガイド孔40dに沿ってインジケータリンク4
0を矢印P(図8)の方向に移動させるピン、42は係
止部40cとピン41間に張架され、インジケータリン
ク40を図5に示す位置に付勢する付勢ばねである。
【0022】44は線材の金属(鋳鉄、黄銅、アルミ合
金など)を折り曲げて形成されたインターロック線材
(第2のリンク)であり、他端44aは略C字状に形成
され、インターロックレバー46に設けられたピン46
bに回動可能に接続され、一端44aは略Z字状に形成
され、インジケータリンク40に対して直交する中間折
り曲げ部44b1が孔40gに回動可能に挿入され、イ
ンジケータリンク40に平行な端部折り曲げ部44b2
が抜け止めとなっている。46はプレート状の金属(鋳
鉄、黄銅、アルミ合金など)を折り曲げて形成され、当
接部46cが当接部56aに当接することによってハン
ドルロックピン56の回動を抑制するインターロックレ
バーであり、フレーム30に設けたピン46aを中心に
回動する。
【0023】50はオフレバーであり、オフトリップ係
合部50Aとインターロック係合部50Bからなる一体
物で、プレート30に設けた軸50bを中心に回動す
る。52はインターロック係合部50Bとピン50cで
連接されたインターロックプレート(inter lock plat
e)であり、OFFボタン1Bの操作により、付勢ばね
54に抗して移動し、当接部52cと当接部56aとを
離間させハンドルロックピン56を回動せしめるもので
ある。53はフレーム30に設けられたピン、54はイ
ンターロックプレート52の係止部52bとピン53間
に張架され、インターロックプレート52を図5、図6
において下方に付勢する付勢ばねである。
【0024】図5、図6、図11を参照し、56は線材
の金属(鋳鉄、黄銅、アルミ合金など)を折り曲げて形
成されたハンドルロックピン(阻止部材)であり、引出
ハンドル4(図1)の引出機構11への挿入を阻止或い
は許容させる。56aはインターロックレバー46の当
接部46c及びインターロックプレート52の当接部5
2cに当接する当接部、56bはプレート11Bの孔1
1bに回動可能に挿通された軸部、56cは引出ハンド
ルの挿入を阻止するロック部、56dはプレート(図示
しない)の孔(図示しない)に回動可能に挿通された軸
部である。ハンドルロックピン56はトーションバネ
(図示しない)により軸部56b、56dを中心に矢印
Nの方向に常時付勢されており、当接部46c及び当接
部52cが当接部56aに当接しないとき、ロック部5
6cが図6において下方に移動し、引出ハンドル4の挿
入が可能となる。
【0025】次に、引出機構11のインターロック機構
の組立てについて説明する。フレーム30に、引出機構
11、インターロックプレート52、ハンドルロックピ
ン56を取り付ける。次いで、インジケータリンク40
をフレーム30に取り付ける。次いで、インターロック
線材44の他端44aのC字状の開口部をピン46bに
対して直交する方向に引っ張ることにより、ピン46b
に圧入し、インターロック線材44をインターロックレ
バー46に一体に接続する。次いで、インターロック線
材44の一端44aをインジケータリンク40の孔40
gに挿入した後、インターロックレバー46の孔(付番
しない)をピン46aに挿入し、C字状のワッシャ等を
ピン46aに嵌め込み抜け止め固定する。
【0026】インターロック線材44は、中間折り曲げ
部44b1が孔40gに回動可能に挿入され、インジケ
ータリンク40に平行な端部折り曲げ部44b2が抜け
止めとなるように略Z字状に形成すればよく、その形成
が容易である。また、一端44aをプレート状或いは他
端44aと同様にC字状とし、カシメ、リベット接合、
圧入等によりインジケータリンク40とリンク結合して
もよいが、カシメ、リベット接合、圧入等による結合が
インターロック線材44の両端において必要となり、部
品点数や組立て工程数が増え組立て作業性に劣ることと
なる。したがって、図5の構成は上述したように、イン
ターロック線材44の一端44aを略Z字状としインジ
ケータリンク40の孔40gに挿入すればよいので組立
て性に優れる。
【0027】次に、遮断器の引出動作について説明す
る。OFF操作により可動側主接点15aと固定側主接
点16aが開離した通常の場合と、可動側主接点15a
と固定側主接点16aの溶着等により両接点15a、1
6aが開離しない溶着等の場合について説明する。
【0028】まず、通常の場合について図5〜図8を参
照して、引出動作に加えて過電流検出時のOFF動作
(一般にトリップ動作とも称す)を説明する。 (3−1)図5に示すON状態から、OFFボタン1B
を押下すると、OFFボタン1Bは軸1bを中心に矢印
Pの方向(図7において半時計方向)に回動し、オフレ
バー50に当接する。 (3−2)次いで、オフレバー50が軸50bを中心に
矢印Pの方向に回動するので、ピン50cが軸50bを
中心に矢印Pの方向に回動するとともに、オフトリップ
係合部50Aが係止部材7B1に当接する。
【0029】(3−3)次いで、ピン50cの回動によ
り、インターロックプレート52が付勢ばね54の引っ
張り力に抗して矢印Rの方向(図7において上方)に移
動する。この移動により、ハンドルロックピン56の当
接部56aは当接部52cから離れ、ハンドルロックピ
ン56の当接部56aはインターロックレバー46の当
接部46cに当接するまで軸部56bを中心に矢印Qの
方向に回動する。 (3−4)上述した(3−3)の動作に僅かながら遅れ
て、係止部材7B1が固定されたトリップバー7Bが矢
印Q(図7において時計方向)に回動し、上述した(2
−1)〜(2−3)のOFF動作により、第2アーム1
5Cはメインシャフト15bを中心に矢印Pの方向に回
動し、インジケータリンク40の当接部40eに当接
し、最終的に軸7cに当接して停止する。なお、インジ
ケータリンク40は第2アーム15Cの位置により、可
動接触子15のON/OFF状態を判別しているが、第
2アーム15Cに限らず、ON状態とOFF状態でその
位置が変化する部材(可動接触子15乃至リンク機構迄
の部材)であればよく、可動接触子15、アーム15
A、第2アーム15C、メインシャフト15b、リンク
下14A、リンク上14B、トリップラッチ7A、リン
クレバー7C等の動作により判別してもよい。
【0030】(3−5)第2アーム15Cの当接によ
り、インジケータリンク40は付勢ばね42の引っ張り
力に抗して軸40aを中心に矢印Qの方向に回動する。 (3−6)インジケータリンク40の回動により、イン
ターロック線部材44は図5の状態から図7の状態に移
行する際に図5、図7においてほぼ下方に移動する。即
ち、他端44aは軸46aを中心に矢印Pを中心に回動
し図5、7、8においてほぼ下方に移動し、一端44b
は軸40aを中心に矢印Qの方向に回動し図5、7、8
においてほぼ右下の方向に移動する。
【0031】(3−7)インターロック線材44の移動
により、インターロックレバー46は軸46aを中心に
矢印Pの方向に回動する。この動作により、上述した
(3−3)状態から当接部46cはハンドルロックピン
56の当接部56aから離れ、ハンドルロックピン56
はロック部56cが正面プレート11Cの内側に設けら
れたストッパ11c(図8)に当接するまで軸部56b
を中心に矢印Qの方向に回動する。この状態は、ハンド
ルロックピン56のロック部56cが引出機構11のメ
インスクリュー11Aの引出ハンドル4の挿入口よりも
図5〜図8において下方に位置する。したがって、引出
ハンドル4を挿入孔1Dを通して、メインスクリュー1
1Aの挿入口に嵌め込むことができ、引出ハンドル4を
回転させて遮断器1を引出枠2から引き出すことができ
る。
【0032】なお、上述した遮断器1のON状態からO
FFボタン1Bを押下して遮断器1を引出枠2から引き
出す例について説明したが、遮断器1のOFF状態(第
2アーム15Cが図7に示すような状態)から遮断器1
を引出枠2から引き出すことも当然可能である。この場
合には、インターロックレバー46が図7に示すように
ハンドルロックピン56と当接しない位置に拘束されて
いる。したがって、OFFボタン1Bを押下することに
より、上述した(3−1)〜(3−3)と同様の動作
し、ハンドルロックピン56が図7、図8に示す状態と
なり、引出ハンドル4をメインスクリュー11Aの挿入
口に挿入可能となる。但し、上述した(3−3)の動作
において、ハンドルロックピン56の当接部56aはイ
ンターロックレバー46の当接部46cに当接しないの
で、図7、図8に示す位置まで回動することとなる。
【0033】ここで、過電流検出時のOFF動作につい
て説明する。 (4−1)遮断器1の電流検出用CT21(図2)から
の出力により図示しないい過電流引きはずし装置が過電
流を検出すると、電磁リレー等からなる図示しない引き
はずしコイル部の動作により係止部材7B1を矢印Qの
方向に回動させる。 (4−2)上述した(4−1)以降、上述した(3−
3)〜(3−6)と同様の動作により、最終的にインジ
ケータリンク40、インターロック線材44、インター
ロックレバー46、インターロックプレート52、ハン
ドルロックピン56等は図7、図8に示す状態となる。
【0034】図2を参照し、過電流が発生した場合に
は、その電流が大きいほど、可動側主接点15a及び本
体側主接点16a間、並びに可動接触子15と本体側導
体間に、可動接触子15をOFF位置に移動させる方向
の電磁反発力が作用する。即ち、上述した(4−2)に
おいて発生する接圧用ばね19の伸長に基づく付勢力に
加え、電磁反発力が発生する。
【0035】(4−3)発生した過電流が大きいとき電
磁反発力は、接圧用ばね19の付勢力に比し、格段に強
くかつ上述した(4−2)のOFF動作よりも可動接触
子15を格段に速く、瞬間的に移動させる。図5〜図8
に戻って、第2アーム15Cがインジケータリンク40
の当接部40eに衝突する際の衝撃力が上述した(2−
1)〜(2−3)のOFF動作のときよりも格段に大き
い。 (4−4)インジケータリンク40eに第2アーム15
Cが衝突すると、インジケータリンク40、インターロ
ック線材44、及びインターロックレバー46が夫々移
動する。
【0036】(4−4)この際、まず、インターロック
レバー46の当接部46d(図7)は、正面プレート1
1Cの内側面であるストッパ(第2のストッパ)11d
(図7)に当接して矢印Pの方向の回動を停止する。 (4−5)その直後に、インジケータリンク40におけ
るガイド孔40dの一端を構成する当接部40fは、ピ
ン41に当接し矢印Qの方向の回動を停止する。なお、
電磁反発力による可動接触子15の移動は、図示しない
過電流引きはずし装置の図示しない電磁リレーの動作よ
りも速い。 (4−6)上述した(4−4)及び(4−5)の後、最
終的にインジケータリンク40、インターロック線材4
4、及びインターロックレバー46は図7に示す位置と
なる。
【0037】ここで、インターロック線材44は、プレ
ートではなく撓むやすい線材としたので、上述した(4
−4)及び(4−5)の際に、インターロック線材44
のほぼ長手方向に圧縮力が作用するが、この圧縮力によ
りインターロック線材44はしなって撓み、衝撃力を吸
収する。したがって、インジケータリンク40、オフレ
バー50、インターロックレバー46等に剛性が低く小
型のものを使用でき、さらに、これらの回動中心を構成
する軸40a及びその挿通孔、ピン46a及びその相通
孔、ピン46b及び他端44a、並びに孔40g及び一
端44b特にフレーム30にピン等の回動中心を設けて
いないピン46b及び他端44a、並びに孔40g及び
一端44bのリンク連結部を小型にできるという特筆す
べき効果がある。
【0038】また、プレート状の線材に比し剛体である
インジケータリンク40とオフレバー50が当接する前
に、インターロックレバー46と正面パネル11Cが当
接するので、その当接による衝撃力がインターロック線
材44によりある程度吸収された後、インジケータリン
ク40とピン41が当接するので、インジケータリンク
40とその回動中心40aに剛性が低く小型なものを使
用できる。
【0039】次に、接点が溶着等した場合について図
5、図6、図9、図10を参照して説明する。 (5−1)図5に示すON状態から、OFFボタン1B
を押下すると、OFFボタン1Bは軸1bを中心に矢印
Pの方向(図9において半時計方向)に回動し、オフレ
バー50に当接する。 (5−2)次いで、オフレバー50が軸50bを中心に
矢印Pの方向に回動するので、ピン50cが軸50bを
中心に矢印Pの方向に回動するとともに、オフトリップ
係合部50Aが係止部材7B1に当接する。
【0040】(5−3)次いで、ピン50cの回動によ
り、インターロックプレート52が付勢ばね54の引っ
張り力に抗して矢印Rの方向(図9において上方)に移
動する。この移動により、ハンドルロックピン56の当
接部56aは当接部52cから離れ、ハンドルロックピ
ン56の当接部56aはインターロックレバー46の当
接部46cに当接するまで軸部56bを中心に矢印Qの
方向に回動する。即ち、ハンドルロックピン56は、図
10の一点破線で示す位置から直線及び破線で示す位置
(図9に示す位置)まで、軸部56bを中心に矢印Qの
方向に僅かに回動する。
【0041】(5−4)上述した(5−3)の動作に僅
かながら遅れて、係止部材7B1が固定されたトリップ
バー7Bが矢印Q(図7において時計方向)に回動する
ものの、可動側主接点15aと本体側主接点16aとが
溶着し、その溶着力が接圧用ばね19の伸長力よりも大
きい場合、第1アーム15B(図4)に矢印Lの方向の
付勢力は発生せず、トリップラッチ7Aは常時矢印J
(図4)とは反対方向に付勢ばね(図示しない)により
付勢されているので、トリップラッチ7A、リンクレバ
ー7C、リンク下14A、リンク上14Bは何れも動作
せず、図4に示す状態を保つ。
【0042】つまり、OFFボタン1Bを押下した状態
では、引きはずし機構7、投入機構8、リンク下14
A、リンク上14B等はトリップバー7Bが回動するこ
とを除き図4に示す状態となり、他方、ハンドルロック
ピン56は、図10に示すように僅かに回動しインター
ロックプレート52に当接して停止する。この状態で
は、操作ハンドル4を挿入孔1D(図1)からメインス
クリュー11Aの挿入穴(図示しない)には挿入できな
い。 (5−5)その後、OFFボタン1Bの押下を停止する
と、トリップバー7B(図4)は矢印Pの反対方向に図
示しない付勢ばねの付勢により回動し、図4に示す状態
となるとともに、オフレバー50、インターロックプレ
ート52、ハンドルロックピン56は、図5に示す状態
となる。
【0043】以上のように、可動側主接点15aが開路
していない場合は、OFFボタン1Bを押下していても
遮断器1の引出操作が禁止されるため電気的に非常に安
全である。また、インターロックプレート52とインタ
ーロックレバー46が、一つのハンドルロックピン56
に当接してその回動を抑制するので、インターロックプ
レート52とインターロックレバー46の夫々に対応し
たハンドルロックピン56(阻止部材)を設ける場合に
比較し、その構造を単純にできる。
【0044】また、オフレバー50が回動しないとき
は、ハンドルロックピン56にプレート状のインターロ
ックプレート52に当接し、その移動を拘束しているの
で、オフレバー50が回動したときのみ、ハンドルロッ
クピン56からの当接力を受けるインターロックレバー
46、インターロック線材44、インジケータリンク4
0及びこれらの回動中心40a、50b、46a、46
b、44gに剛性の低いものを適用することができる。
【0045】
【発明の効果】この発明に係る引出形遮断器は、開閉機
構のON動作によりリンク機構を伸長させ可動接点と固
定接点が所定の接圧力で接触するON位置に可動接触子
を移動させるとともに、上記開閉機構のOFF動作によ
り上記接圧力に基づく上記リンク機構とトリップラッチ
間の拘束力が解放され上記リンク機構が屈曲し上記可動
接触子をOFF位置に移動させるように構成された遮断
器と、上記遮断器を引出可能に収納する引出枠と、外部
から操作ハンドルを挿入しその操作により上記遮断器を
引出枠内において引出方向及び挿入方向に移動させる引
出機構部とを備えた引出形遮断器であって、上記可動接
触子がON位置にあるとき上記操作ハンドルの挿入を阻
止する阻止部材を備えたので、上記開閉機構の開動作に
も拘らず接点が閉成状態にあるときは上記遮断器を引き
出すことができない引出形遮断器を提供できる。
【0046】また、上記可動接触子乃至上記リンク機構
のいずれかの部材に連動して移動する第1のリンクと、
一端が上記第1のリンクに接続され、上記第1のリンク
の移動に伴ってその長手方向に移動する線材により形成
された第2のリンクと、上記第2のリンクの他端が接続
され、上記第2のリンクの移動に伴ってその支点を中心
に回動し、上記可動接触子がON位置にあるとき、その
他端が阻止部材と当接し上記阻止部材を阻止位置に拘束
するインターロックレバーとを備えたので、上記第2の
リンクが撓って衝撃力を吸収でき、リンク関節や上記第
1のリンクや上記インターロックレバーに剛性の低いも
のを適用できる。
【0047】また、上記第2のリンクの一端は略Z字形
状に曲げ形成されたものであって、そのZ字形状の中間
部位が上記第1のリンクの相通孔に相通されリンク軸と
なるように接続されたので、構成が単純かつ組立て性に
優れる。
【0048】また、OFF動作時に、衝撃力により上記
第1のリンクが過剰に移動したとき、上記第1のリンク
に当接し上記第1のリンクを停止させる第1のストッパ
と、衝撃力により上記インターロックレバーが過剰に移
動したとき、上記第1のリンクが上記第1のストッパに
当接する前に、上記インターロックレバーに当接し上記
インターロックレバーを停止させる第2のストッパとを
備えたので、上記第1のリンクに剛性の低いものを適用
できる。
【0049】また、外部からの操作により、上記遮断器
をOFF動作させるとともに、上記阻止部材に係合させ
なくするインターロック手段を備え、上記インターロッ
ク手段が外部から操作され、かつ上記インターロックレ
バーが上記阻止部材の非拘束位置にあるとき、上記阻止
部材は上記操作ハンドルの挿入を許容するように構成さ
れたので、上記インターロック手段及び上記インターロ
ックレバーが上記阻止部材を共用でき小型化できる。
【0050】また、上記インターロック手段は、外部か
ら操作されるOFFボタンと、上記阻止部材と当接する
当接部を有するインターロックプレートとを備え、上記
OFFボタンの操作時に上記当接部と上記阻止部材を非
当接とするとともに、上記OFFボタンの非操作時に、
上記当接部が上記阻止部材に当接し、かつ上記インター
ロックレバーの他端が上記阻止部材に非当接となるよう
に構成されたので、リンク関節や上記第1のリンクや上
記インターロックレバーに剛性の低いものを適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る引出形遮断器
の斜視図である。
【図2】 図1の要部を示す説明図であり、OFF状態
を示している。
【図3】 図1の遮断器のOFF状態における機構側の
側面図である。
【図4】 図1の遮断器のON状態でかつチャージが完
了した状態における機構側の側面図である。
【図5】 図1の遮断器のON状態における機構側の側
面図である。
【図6】 図5に対応する正面図である。
【図7】 図1の遮断器のOFF状態における機構側の
側面図である。
【図8】 図7の要部を拡大して示す図である。
【図9】 図1の遮断器の接点が溶着した状態における
機構側の側面図である。
【図10】 図9の要部を拡大して示す図である。
【図11】 図5〜図10に示すハンドルロックピンの
上面図である。
【符号の説明】
1 遮断器、 1A ONボタン、 1B OFF
ボタン、 1D挿入孔、 2 引出枠、 3 引
出レール、 4 引出ハンドル、 7引きはずし機
構、 7A トリップラッチ、 7B トリップバ
ー、7C リンクレバー、 8 投入機構、 8A
第1クロースラッチ、8B クロースバー、 8F
第2クロースラッチ、 8G 第3クロースラッ
チ、 8H ローラ、 9 チャージ機構、 9
A カム、 9Bチャージアーム、 9C カムロ
ーラ、 9D チャージローラ、 9E メインバ
ネピン、 10 投入ばね、 11 引出機構、
11C正面プレート、 11c ストッパ、 1
1d ストッパ、 14A リンク下、 14B
リンク上、 15 可動接触子、 15A リン
ク、15B 第1アーム、 15C 第2アーム、
15a 可動側主接点、 15b メインシャフ
ト、 16 本体側導体、 16a 固定側主接
点、 17 本体側導体、 19 接圧用ばね、
21 電流検出用CT、 23 主回路ジャンクシ
ョン、 24 引出枠側導体、 30 フレーム、
40 インジケータリンク(第1のリンク)、
40a 軸、40b 表示部、 40c 係止部、
40d ガイド孔、 40e当接部、 40f
当接部、 42 付勢ばね、 44 インターロッ
ク線材(第2のリンク)、 44a 他端、 44
b 一端、 44b1 中間折り曲げ部(中間部
位)、 46 インターロックレバー、 46a
ピン、 46b ピン、 46c 当接部、 4
6d 当接部、 50オフレバー、 50b 軸、
50c ピン、 52 インターロックプレート
(インターロック手段)、 52a ガイド孔、
52c 当接部、53 ピン、 54 付勢ばね、
56 ハンドルロックピン(阻止部材)、 56a
当接部、 56b 軸部、 56c ロック部、
56d 軸部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉機構のON動作によりリンク機構を
    伸長させ可動接点と固定接点が所定の接圧力で接触する
    ON位置に可動接触子を移動させるとともに、上記開閉
    機構のOFF動作により上記接圧力に基づく上記リンク
    機構とトリップラッチ間の拘束力が解放され上記リンク
    機構が屈曲し上記可動接触子をOFF位置に移動させる
    ように構成された遮断器と、上記遮断器を引出可能に収
    納する引出枠と、外部から操作ハンドルを挿入しその操
    作により上記遮断器を引出枠内において引出方向及び挿
    入方向に移動させる引出機構部とを備えた引出形遮断器
    であって、 上記可動接触子がON位置にあるとき上記操作ハンドル
    の挿入を阻止する阻止部材を備えたことを特徴とする引
    出形遮断器。
  2. 【請求項2】 上記可動接触子乃至上記リンク機構のい
    ずれかの部材に連動して移動する第1のリンクと、 一端が上記第1のリンクに接続され、上記第1のリンク
    の移動に伴ってその長手方向に移動する線材により形成
    された第2のリンクと、 上記第2のリンクの他端が接続され、上記第2のリンク
    の移動に伴ってその支点を中心に回動し、上記可動接触
    子がON位置にあるとき、その他端が阻止部材と当接し
    上記阻止部材を阻止位置に拘束するインターロックレバ
    ーとを備えたことを特徴とする請求項1記載の引出形遮
    断器。
  3. 【請求項3】 上記第2のリンクの一端は略Z字形状に
    曲げ形成されたものであって、そのZ字形状の中間部位
    が上記第1のリンクの相通孔に相通されリンク軸となる
    ように接続されたものであることを特徴とする請求項2
    記載の引出形遮断器。
  4. 【請求項4】 OFF動作時に、 衝撃力により上記第1のリンクが過剰に移動したとき、
    上記第1のリンクに当接し上記第1のリンクを停止させ
    る第1のストッパと、 衝撃力により上記インターロックレバーが過剰に移動し
    たとき、上記第1のリンクが上記第1のストッパに当接
    する前に、上記インターロックレバーに当接し上記イン
    ターロックレバーを停止させる第2のストッパとを備え
    たことを特徴とする請求項2記載の引出形遮断器。
  5. 【請求項5】 外部からの操作により、上記遮断器をO
    FF動作させるとともに、上記阻止部材に係合させなく
    するインターロック手段を備え、 上記インターロック手段が外部から操作され、かつ上記
    インターロックレバーが上記阻止部材の非拘束位置にあ
    るとき、上記阻止部材は上記操作ハンドルの挿入を許容
    するように構成されたことを特徴とする請求項2記載の
    引出形遮断器。
  6. 【請求項6】 上記インターロック手段は、外部から操
    作されるOFFボタンと、上記阻止部材と当接する当接
    部を有するインターロックプレートとを備え、 上記OFFボタンの操作時に上記当接部と上記阻止部材
    を非当接とするとともに、上記OFFボタンの非操作時
    に、上記当接部が上記阻止部材に当接し、かつ上記イン
    ターロックレバーの他端が上記阻止部材に非当接となる
    ように構成されたことを特徴とする請求項5記載の引出
    形遮断器。
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