JP4237335B2 - 引出形回路遮断器の収納箱のインターロック装置 - Google Patents

引出形回路遮断器の収納箱のインターロック装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引出形回路遮断器を収納する扉付きの収納箱のインターロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
引出形回路遮断器の引出枠と遮断器本体とからなり、遮断器本体は主回路や制御回路が電源に接続される接続位置から制御回路だけが接続される試験位置を経由して両回路が断路した断路位置へ引き出されるまで引出枠内を移動可能であり、また逆に挿入されることができる。
【0003】
このような引出形回路遮断器の遮断器本体を移動するための引出装置には、特開平10−271623号公報に開示されているように、遮断器本体の移動方向に軸心がのびるおねじを遮断器本体に設けこのおねじと同軸のめねじを引出枠に設け、遮断器本体の前面に設けられた開口部から着脱式のハンドルをおねじに形成された装着穴に挿入しておねじを回転させると、おねじとめねじの係合量を変化させることによって遮断器本体を移動させ得るものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような引出形回路遮断器は、塵埃などから保護するため1台ずつ扉付きの箱に収納して設置されることがあるが、遮断器本体が接続位置や試験位置にあるときは遮断器本体には電圧が印可されているため感電事故などが生じる可能性があるという問題があった。
【0005】
したがって、この発明は遮断器本体が断路位置にあるときだけ扉を開けることができる安全な引出形回路遮断器の収納箱を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項1の発明は、引出枠(3)と遮断器本体(4)とからなり着脱式ハンドル(8)を遮断器本体に設けられた装着穴(15a)に装着して回転することによって遮断器本体を引出枠内の断路位置と接続位置との間で移動させることができる引出形回路遮断器(2)を収納する収納箱(1)のインターロック装置であって、収納箱の扉(11)の内側に設けられた扉側ロック部材(12)と、扉が閉じられているときの扉側ロック部材方向に回転付勢され該付勢方向と逆方向への回転が阻止されるとき扉側ロック部材と係合して扉が開くことを阻止する固定部材に設けられる固定側ロックレバー(29)と、遮断器本体が移動するとき該移動に追随して変位するものであって該変位中に固定側ロックレバーに形成された遮断器本体の移動方向の回転阻止係合縁(29d)と係合して該固定側ロックレバーの付勢方向とは逆方向への回転を阻止する回転阻止部材(30)と、遮断器本体に設けられる、装着穴を覆う方向に付勢されるシャッタ(13)、シャッタと連動するレバーであって断路位置で扉が閉じられたとき回転して該シャッタを全閉状態から略半開状態に開けるとともに該シャッタが全開状態に変位させられたときさらに回転して回転阻止部材を回転阻止係合縁と係合可能にするシャッタ駆動レバー(20)、遮断器本体が断路位置から移動した位置においてハンドルが取り外されたとき遮断器本体の移動方向のガイド手段(18a)と係合してシャッタを略半開状態に保持するとともに回転阻止部材と回転阻止係合縁との係合可能状態を維持するシャッタ駆動レバーに設けられる開扉ロック保持部材(25)及び装着穴の略半開状態でハンドルを装着するとき自動的に該シャッタを全開するシャッタ全開手段(13b)と、を備えることとしている。
【0007】
このような構成により、遮断器本体が断路位置にあり扉が閉じられているときはシャッタ駆動レバーが回転してシャッタを半開状態としてハンドルの装着を可能にし、ハンドルを装着するときシャッタ全開手段によりシャッタが全開位置まで変位することによってシャッタ駆動レバーが回転して回転阻止部材を変位させて固定側ロックレバーの回転を阻止することによって開扉を阻止し、断路位置から接続位置方向に挿入されたどの位置においてハンドルが取り外されても開扉ロック保持手段によりシャッタが半開状態が維持されるため再装着が可能であるとともに回転阻止部材を固定側ロックレバーの回転を阻止できる状態に維持するため開扉を阻止できる。
【0008】
請求項2の発明は、回転阻止部材は、固定部材に設けられるとともに、扉が閉じられたとき及び遮断器本体が接続位置方向に移動するとき、回転阻止部材上を遮断器本体の巾方向に変位自在であってシャッタ駆動レバーに設けられる駆動部材(23)を介して前記遮断器の移動方向に駆動されることとしている。
【0009】
このような構成により、回転阻止部材が固定側ロックレバーと同じ固定部材に設けられている上、この回転阻止部材上を変位可能な状態で遮断器本体側に設けられる駆動部材によって遮断器本体の移動方向に駆動されるため、遮断器本体がその移動中に引出枠などの固定部材に対してその巾方向に多少変位しても確実に回転阻止部材の機能が達成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1ないし図7に示される実施例において説明する。
【0011】
図1は外形のみが鎖線であらわされている収納箱1に収納された引出形回路遮断器2の正面図であり、引出形回路遮断器2は引出枠3と紙面の裏表方向に移動自在の4とからなる。引出枠3の底板5と遮断器本体4の底部との間には後述する枠側ロック部材6が備えられ、遮断器本体4の正面カバー7には後述する引出操作ハンドル8を挿入するハンドル挿入口9が形成されている。
【0012】
図2及び図3は引出形回路遮断器2を収納した収納箱1のそれぞれ側板及び天板を省略した側面図及び平面図であって、図2は遮断器本体4が接続位置にあり図3は断路位置にある状態を示している。収納箱1は箱本体10と図3に開いた状態が鎖線で示されているヒンジ形の扉11とからなり、扉11には後述する扉側ロック部材12が備えられ、遮断器本体4の底部には後述するシャッタ13を含む本体側ロック部材14が備えられている。
【0013】
図4ないし図7は図3と同一方向から見た本実施例の主要部とその動作を示す部分図である。本実施例のインターロック装置が取り付けられている引出形回路遮断器の引出装置は従来の技術において説明したようなおねじとめねじとを採用したものであって、その詳細は本願発明の主要部ではないためその詳細説明を省略するが、その一方の部材である引出操作用おねじ15は遮断器本体4の底部に固定されている基板16によって回転自在に保持されハンドル挿入口9に対応する先端部にはハンドル装着穴15aが形成されている。なお、これらの図において基板16の外形形状は鎖線で示され、引出操作用おねじ15を保持する部分などL字状に曲げられた部分の断面がハッチングを施して示されている。
【0014】
本体側ロック部材14は基板16上に形成されており、上下方向にスライド自在であって開口部13a及び傾斜折曲部13bが形成されたシャッタ13と、左右方向にスライド自在であって基板16に形成されたフック16aとの間に設けられたコイルばね17によって右方(遮断器本体4の挿入方向)に付勢されているスライド板18と、軸19によって回転自在に保持されるシャッタ駆動レバー20とからなる。
【0015】
スライド板18は、基板16に設けられたガイドピン21及びガイド突起16bと左右方向にスライド板18に形成されたガイド孔18b及びガイド孔18cとによってガイドされ、その先端はコイルばね17の作用によって引出枠3の底板5に設けられたスライド板ストッパ22に押し付けられているため、遮断器本体4が移動しても基板16に対しては相対的にスライドするが引出枠3かに対しては静止状態を維持する構成となっている。また、シャッタ駆動レバー20には連動ピン24、スライド板駆動ピン23及び開扉ロック保持ピン25が設けられており、連動ピン24はシャッタ13に形成されている切欠き13cにはめ込まれている。
【0016】
枠側ロック部材6は、左右方向にスライド自在であって引出枠3の底板5に形成されたフック5aとの間に設けられたコイルばね26によって左方向に付勢されているスライド板27と、ねじりばね28によって時計方向に付勢されている固定側ロックレバー29から構成され、スライド板27は、固定側ロックレバー回転阻止ピン30、ガイドピン31及びガイドピン32を備え、このガイドピン31及びガイドピン32と引出枠3の底板5に形成された左右方向に長いガイド孔5b及びガイド孔5cによってガイドされる。
【0017】
扉側ロック部材12はねじりばね33によって時計方向に付勢されるロックピン34を備えるロックレバー35から構成される。
【0018】
このように構成される本実施例の動作について説明する。図4は扉11が矢印のごとく時計方向に回転されて閉じられる直前の図であって、扉11が閉じられる方向に回転するにしたがってロックピン34がくちばし状端部29aを押して固定側ロックレバー29を反時計方向に回転させている状態である。この図4の状態では固定側ロックレバー29は本体側ロック部材14に何も作用せず、ねじりばね36によって反時計方向に付勢されているシャッタ駆動レバー20がストッパ37によって静止し、連動ピン24に駆動されてシャッタ13がハンドル装着穴15aを完全に覆っているため引出操作ハンドル8を引出操作用おねじ15に装着することはできない。すなわち、上記のように閉じられる寸前も含めて扉11が開いた状態においては、引出操作ハンドル8を装着できないため遮断器本体を接続位置方向に移動できないため安全である。
【0019】
図4の状態からさらに扉11を閉じる動作を続けると、ロックピン34が固定側ロックレバー29のくちばし状端部29aを離脱して固定側ロックレバー29が時計方向に復帰回転し固定側ロックレバー29の切欠き部29bにはまり込みストッパ38によってその回転が停止する。この扉11を閉じる動作中、駆動部材11aがスライド板駆動ピン23を押してシャッタ駆動レバー20を時計方向に回転させた図5に示される状態となる。このように扉11が閉じられると、シャッタ駆動レバー20の回転によりシャッタ13が上方向にスライドし引出操作用おねじ15のハンドル装着穴15aが半開きの状態となる。また、扉11を再び開くため扉11を反時計方向に回転させるとロックピン34が開扉ロック係合縁29cを押しながら固定側ロックレバー29を反時計方向に回転させることができ開扉できる。
【0020】
このように扉が11が閉じられているときであって引出操作ハンドル8が装着されていないときは、遮断器本体4がどの位置にあっても以下の理由によりシャッタ13は略半開状態としておく必要がある。すなわち、遮断器本体4は少なくとも接続位置から移動するとき又は接続位置に挿入されるときは開閉接点を開離させておかなければ危険である。このため、引出操作ハンドルを装着するとき自動的に開閉接点を開離させるような連動機構が必要であり、詳細説明は省略するが、本実施例の遮断器本体はシャッタ13が完全に閉じられていると及び半開状態ではこの連動機構が動作せず全開状態になったとき動作するような構成になっている。
【0021】
図5の状態において、引出操作ハンドル8をハンドル挿入口9から挿入するとその先端がシャッタ13の傾斜折曲部13bに沿って移動しながらシャッタ13をさらに上方向に移動させてハンドル装着穴15aに挿入される。すなわち、扉11が閉じた状態では遮断器本体4の挿入方向への移動操作が可能となる。この状態が図6に示されており、シャッタ駆動レバー20が図5で示される状態よりさらに時計方向に回転しており、スライド板駆動ピン23が駆動辺27aを押してスライド板27を右方向に押して固定側ロックレバー回転阻止ピン30が固定側ロックレバー29の回転阻止係合縁29dと係合可能なように位置する。このため、扉11を開けようとして反時計方向に回転させるとロックピン34が開扉ロック係合縁29cを押す。しかし、固定側ロックレバー29が反時計方向に回転できないため扉11を開けることはできない。
【0022】
図6の状態から引出操作ハンドル8を操作して引出操作用おねじ15を回転させると、遮断器本体4と共に本体側ロック部材14が右方に移動しスライド板駆動ピン23に押されてスライド板27が右方に移動する以外は図6の状態が略維持され、固定側ロックレバー回転阻止ピン30は固定側ロックレバー29の回転阻止係合縁29dに沿って移動するため扉11を開けることはできない。このとき、前述のごとくスライド板18は静止状態であり、スライド板27はスライド板駆動ピン23に押されて右方に移動する。
【0023】
図7は遮断器本体4が接続位置に達し引出操作ハンドル8が取り外された状態であって、ねじりばね36の作用によりシャッタ駆動レバー20が反時計方向に回転し、開扉ロック保持ピン25が左右方向に延びるスライド板18のガイド腕18aの縁に接してその回転が停止する。この状態ではシャッタ13はハンドル装着穴15aに対して半開きの状態となり、再び引出操作ハンドル8を装着して遮断器本体4を引き出すことができる。しかし、固定側ロックレバー29は固定側ロックレバー回転阻止ピン30によってその反時計方向の回転が阻止されるため扉11を開けることはできない。このガイド腕18aは、遮断器本体4が断路位置からわずかに接続位置方向へ移動されたときに引出操作ハンドル8が取り外されても固定側ロックレバー29の反時計方向への回転を阻止する位置まで上方に延びているため、断路位置において扉11が閉じられてから接続位置までのいずれの位置でも引出操作ハンドル8の着脱が自由であり、引出及び挿入の操作ができる。
【0024】
なお、図示されていないが扉11には小孔が形成されており、緊急時又は点検時など必要な場合に、小孔からピンを差し込んでロックレバー35を反時計方向に回転させればロック状態にある扉11を開けることができる。
【0025】
上記の実施例では、固定側ロックレバー29の反時計方向への回転を阻止する部材はスライド板27に設けられた固定側ロックレバー回転阻止ピン30であるが、このスライド板27及び固定側ロックレバー回転阻止ピン30を省略してスライドピン駆動ピン24を適切に配置をして固定側ロックレバー回転阻止ピン30と同じ機能を持たせることができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、引出枠と遮断器本体とからなり着脱式ハンドルを遮断器本体に設けられた装着穴に装着して回転することによって遮断器本体を引出枠内の断路位置と接続位置との間で移動させることができる引出形回路遮断器を収納する収納箱のインターロック装置において、収納箱の扉の内側に設けられた扉側ロック部材と、扉が閉じられているときの扉側ロック部材方向に回転付勢され該付勢方向と逆方向への回転が阻止されるとき扉側ロック部材と係合して扉が開くことを阻止する固定部材に設けられる固定側ロックレバーと、遮断器本体が移動するとき該移動に追随して変位するものであって該変位中に固定側ロックレバーに形成された遮断器本体の移動方向の回転阻止係合縁と係合して該固定側ロックレバーの付勢方向とは逆方向への回転を阻止する回転阻止部材と、遮断器本体に設けられる、装着穴を覆う方向に付勢されるシャッタ、シャッタと連動するレバーであって断路位置で扉が閉じられたとき回転して該シャッタを全閉状態から略半開状態に開けるとともに該シャッタが全開状態に変位することによってさらに回転して回転阻止部材を回転阻止係合縁と係合可能にするシャッタ駆動レバー、遮断器本体が断路位置から移動した位置においてハンドルが取り外されたとき遮断器本体の移動方向のガイド手段と係合してシャッタを略半開状態に保持するとともに回転阻止部材と回転阻止係合縁との係合可能状態を維持するシャッタ駆動レバーに設けられる開扉ロック保持部材及び装着穴の略半開状態でハンドルを装着するとき自動的に該シャッタを全開するシャッタ全開手段と、を備えることによって、収納箱の扉が閉じられているときはいつでも遮断器本体の移動操作が可能であり、遮断器本体が断路位置にあるとき以外は扉を開けることができないような安全なインターロック機構が簡単な構成で実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアーインターロックの実施例を装着した引出形回路遮断器の正面図である。
【図2】図1の引出形回路遮断器を収納した収納箱の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1ないし図3に示されたドアーインターロックの要部動作説明図である。
【図5】図1ないし図3に示されたドアーインターロックの要部動作説明図である。
【図6】図1ないし図3に示されたドアーインターロックの要部動作説明図である。
【図7】図1ないし図3に示されたドアーインターロックの要部動作説明図である。
【符号の説明】
1 収納箱
2 引出形回路遮断器
3 引出枠
4 遮断器本体
5 底板
6 枠側ロック部材
8 引出操作ハンドル
10 箱本体
11 扉
11a 駆動部材
12 扉側ロック部材
13 シャッタ
13a 開口部
13b 傾斜折曲部
14 本体側ロック部材
15 引出操作用おねじ
15a ハンドル装着穴
16 基板
18 スライド板
18a ガイド腕
20 シャッタ駆動レバー
21 ガイドピン
22 スライド板ストッパ
23 スライド板駆動ピン
24 連動ピン
25 開扉ロック保持ピン
27 スライド板
27a 駆動辺
28 ねじりばね
29 固定側ロックレバー
29c 開扉ロック係合縁
29d 回転阻止係合縁
30 固定側ロックレバー回転阻止ピン
33 ねじりばね
34 ロックピン
35 ロックレバー
36 ねじりばね

Claims (2)

  1. 引出枠(3)と遮断器本体(4)とからなり着脱式ハンドル(8)を前記遮断器本体に設けられた装着穴(15a)に装着して回転することによって前記遮断器本体を前記引出枠内の断路位置と接続位置との間で移動させることができる引出形回路遮断器(2)を収納する収納箱(1)のインターロック装置であって、
    前記収納箱の扉(11)の内側に設けられた扉側ロック部材(12)と、
    前記扉が閉じられているときの前記扉側ロック部材方向に回転付勢され該付勢方向と逆方向への回転が阻止されるとき前記扉側ロック部材と係合して前記扉が開くことを阻止する固定側ロックレバー(29)と、
    前記遮断器本体が移動するとき該移動に追随して変位するものであって該変位中に前記固定側ロックレバーに形成された前記遮断器本体の移動方向の回転阻止係合縁(29d)と係合して該固定側ロックレバーの前記付勢方向とは逆方向への回転を阻止する回転阻止部材(30)と、
    前記遮断器本体に設けられる、前記装着穴を覆う方向に付勢されるシャッタ(13)、前記シャッタと連動するレバーであって断路位置で前記扉が閉じられたとき回転して該シャッタを全閉状態から略半開状態に開けるとともに該シャッタが全開状態に変位させられたときさらに回転して前記回転阻止部材を前記回転阻止係合縁と係合可能にするシャッタ駆動レバー(20)、前記遮断器本体が断路位置から移動した位置において前記ハンドルが取り外されたとき前記遮断器本体の移動方向のガイド手段(18a)と係合して前記シャッタを略半開状態に保持するとともに前記回転阻止部材と前記回転阻止係合縁との係合可能状態を維持する前記シャッタ駆動レバーに設けられる開扉ロック保持部材(25)及び前記装着穴の略半開状態で前記ハンドルを装着するとき自動的に該シャッタを全開するシャッタ全開手段(13b)と、
    を備えることを特徴とする引出形回路遮断器の収納箱のインターロック装置。
  2. 前記回転阻止部材は、前記固定部材に設けられるとともに、前記扉が閉じられたとき及び前記遮断器本体が接続位置方向に移動するとき、前記回転阻止部材上を前記遮断器本体の巾方向に変位自在であってシャッタ駆動レバーに設けられる駆動部材(23)を介して前記遮断器の移動方向に駆動されることを特徴とする請求項1の引出形回路遮断器の収納箱のインターロック装置。
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