JP4965359B2 - インターロック装置 - Google Patents
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Description
開閉器は、ヒューズ、真空装置等で構成され、二方から接触子が引き出されている。接触子の一方は母線に接続された固定断路部に接続される。他方は、モータ側に接続された固定断路部に接続される。なお、母線とは、互いに隣り合うコンビネーションスタータの単位同士を相互に接続する共通の接続線である。また、固定断路とは、回路を接続または接触させるための接触装置である。
高圧コンビネーションスタータ(社団法人日本電機工業会、1969年2月21日制定、2007年4月25日改正(JEM−1225):17頁、38、39行)
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、配電盤の扉が開いた状態で移動形機器と固定断路との電気的な接続または切断が行われることを防止しながら、移動形機器の既存の構成を利用することによって構成がより簡易であり、かつ低コストのインターロック装置を提供することを目的とする。
また、本発明の請求項5に記載のインターロック装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、前記移動形機器が接続位置、断路位置間を移動することに伴う動作レバーの回動の範囲に規模が略等しい規制穴と、配電盤内に固定され、かつ当該規制穴に挿入される規制軸と、有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のインターロック装置によれば、配電盤扉を閉じることによって受部と掛部とを係合して自動的に配電盤扉をロックすることができる。
配電盤1は、扉5を有している。扉5を開放することによって配電盤1に開口面2が開口される。配電盤の開口面のある側の面を、本実施形態では、以降正面とも記す。扉5は、開口面2の片側に設けられた配電盤金具3と扉金具4との間に挿入された扉支軸5Aに支持されている。扉5は扉支軸を中心に回動し、扉5を開閉する。
開閉器9からは接触子9Aが引き出されていて、接触子9Aは、開閉器9が接続位置にあるときには固定断路6と電気的に接続され、断路位置に移動されたとき固定断路6から電気的に切り離される。図1、図2に示した開閉器9は接続位置12に位置している。取り外しが可能な操作ハンドル10は、外部から扉5を貫通して配電盤1に挿入され、正面板8に支持されている。
延長部19Aは、開閉器9が接続位置12に位置している状態で正面板8と接触し、正面板8によって下方から支持される。延長部19Aには、さらに延長部19Aの端部を配電盤1の上面(配電盤において開閉器9の設置面側を下面とする)に向けて折り曲げた突出部25が形成されている。
開閉器9を断路位置13に移動する場合、操作者は、図3に示すように、配電盤1の外部から操作ハンドル10を操作して開閉器9を断路位置13に移動する。このとき、接触子9Aと固定断路6とが電気的に切り離される。開閉器9が断路位置13に移動したことによって引掛け部20と掛部15との仕掛が解除されて扉5が開放可能になる。図4は、扉5が開放された状態を示した側面図である。
規制穴23、規制軸24は、動作レバーの回動を、開閉器が接続位置12にあって引掛け部20が掛部15に係合している角度から開閉器が断路位置13に移動して係合が外れた角度までに制限することができる。なお、ここでいう動作レバー19の回動の範囲とは、動作レバーのうちの規制軸24の挿入位置を含む領域が回動によって移動する範囲をいうものとする。
操作ハンドル10が操作され、開閉器9が接続位置12から断路位置13に移動すると、図6、図7に示すように、正面板8が延長部19Aから外れ、延長部19Aは正面板8が外部から配電盤1の接続位置まで挿入されるときに通る経路(挿入路)上に移動する。このため、扉5が開放された状態で開閉器9が断路位置13から接続位置12に移動されることが防止される。
引掛け部25の係合に伴い、延長部19Aの突出部25が上昇し、開閉器9の挿入路外に移動する。本実施形態では、上昇した挿入路外である正面板8の上端よりも上の位置に突出部25が移動し、突出部25による開閉器9の挿入阻止が解除される。
また、本実施形態は、インターロックに既存の構成である正面板8と、比較的簡易な構成の動作レバー19によってインターロックを実現することができる。このため、追加される構成部品が少なく、かつ構造が簡易で低コストのインターロック装置を実現することができる。
また、このような動作レバーの回動を制限する構成を、規制穴23と規制軸24という簡易な構成によって実現することができるから、本実施形態は、簡易かつ低コストのインターロック装置を提供することにいっそう有利である。
2 開口面
4 扉金具
5 扉
5A 扉支軸
6 固定断路
7 台車
7A 車輪
8 正面板
9 開閉器
9A 接触子
10 操作ハンドル
12 接続位置
13 断路位置
14 インターロック
15 掛部
16 受部
17 扉金具
18 支持金具
19 動作レバー
19A 延長部
23 規制穴
24 規制軸
25 突出部
Claims (5)
- 配電盤内部の接続位置と断路位置とを移動し、接続位置にあっては配電盤内部の固定断路部と電気的に接続され、断路位置にあっては前記固定断路部と電気的に切り離される移動形機器のインターロック装置であって、
配電盤内部の軸に一方の端部が回動可能に軸支された本体部、当該本体部が軸支された端部と異なる他方の端部に設けられた引掛け部、前記本体部から前記移動形機器に向かって延長された延長部を備えた動作レバーを備え、
前記移動形機器を接続位置に移動させる場合、前記移動形機器と共に移動する板部材が前記延長部を押圧し、前記引掛け部を配電盤扉の内面の治具と係合させることによって配電盤扉の開放を防止し、前記移動形機器を断路位置に移動させた場合、前記板部材が前記延長部から外れて前記引掛け部と前記冶具との係合が解除されることにより配電盤扉を開放可能な状態にすることを特徴とするインターロック装置。 - 配電盤内部の接続位置と断路位置とを移動し、接続位置にあっては配電盤内部の固定断路部と電気的に接続され、断路位置にあっては前記固定断路部と電気的に切り離される移動形機器のインターロック装置であって、
配電盤内部の軸に一方の端部が回動可能に軸支された本体部、当該本体部が軸支された端部と異なる他方の端部に設けられた引掛け部、前記本体部から前記移動形機器に向かって延長された延長部を備えた動作レバーを備え、
前記延長部の先端を折り曲げて形成された突出部を有し、
配電盤扉を閉じた状態で前記移動形機器を接続位置に移動させる場合、前記移動形機器と共に移動する板部材が前記延長部を押圧して前記引掛けを配電盤扉の内面の治具と係合させることによって前記突出部を前記板部材の挿入路外に移動すると共に、前記移動形機器を断路位置にある場合には前記板部材が前記延長部から外れて前記突出部が前記挿入路上に移動することにより、配電盤扉が開放されている状態で前記移動形機器が断路位置から接続位置に移動されることを防ぐことを特徴とするインターロック装置。 - 配電盤内部の接続位置と断路位置とを移動し、接続位置にあっては配電盤内部の固定断路部と電気的に接続され、断路位置にあっては前記固定断路部と電気的に切り離される移動形機器のインターロック装置であって、
配電盤内部の軸に一方の端部が回動可能に軸支された本体部、当該本体部が軸支された端部と異なる他方の端部に設けられた引掛け部、前記本体部から前記移動形機器に向かって延長された延長部、当該延長部の先端を折り曲げて形成された突出部を備えた動作レバーを備え、
前記移動形機器を接続位置に移動させる場合、前記移動形機器と共に移動する板部材が前記延長部を押圧し、前記引掛け部を配電盤扉の内面の治具と係合させることによって配電盤扉の開放を防止し、前記移動形機器を断路位置に移動させた場合、前記板部材が前記延長部から外れて前記引掛け部と前記掛部との係合が解除されると共に、配電盤扉を閉じた状態で前記移動形機器を接続位置に移動させる場合、前記板部材が前記延長部を押圧して前記引掛けを配電盤扉の内面の治具と係合させることによって前記突出部を前記板部材の挿入路外に移動し、前記移動形機器を断路位置に移動させた場合、前記板部材が前記延長部から外れて前記突出部が前記挿入路上に移動することにより、配電盤扉が開放されている状態で前記移動形機器が断路位置から接続位置に移動されることを防ぐことを特徴とするインターロック装置。 - 配電盤扉の内面の前記治具は、前記引掛け部と係合する掛部と、前記引掛け部を載せて前記掛部に導く受部とを有し、
前記引掛け部は、配電盤扉が閉じられるにしたがって前記受部にそって上昇し、前記掛部と係合することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインターロック装置。 - 前記動作レバーが、
前記移動形機器が接続位置、断路位置間を移動することに伴う動作レバーの回動の範囲に規模が略等しい規制穴と、配電盤内に固定され、かつ当該規制穴に挿入される規制軸と、有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインターロック装置。
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