JP5594837B2 - 引出し型切替開閉器 - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源と非常用電源のような2種類の電源の切替を行う切替開閉器に関するものであり、特に遮断部を備えた本体フレームをマウント用架台から引出し可能とした引出し型切替開閉器に関するものである。
2種類の電源の切替を行う切替開閉器は、特許文献1に示されるように古くから知られている。なお、本明細書では2種類の電源を区別するためにA電源、B電源と記載するが、何れが常用電源であっても差し支えない。
このような切替開閉器は、A電源用の遮断部とB電源用の遮断部とを、マウント用架台の内部に収納したものである。これらの遮断部は、点検その他のメンテナンス作業のためにマウント用架台から引き出すことができる構造であることが好ましい。またA電源とB電源とが同時にオンとされると電源混触の問題が生ずるので、A電源用の遮断部とB電源用の遮断部との間には電気的インターロックが形成されているほか、機械的インターロックも設けられている。
このため特許文献1では、A電源用の遮断部とB電源用の遮断部とを共通の本体上に搭載し、マウント用架台から引出し可能とするとともに、本体が主回路と接続された状態、すなわちマウント用架台に収納された状態においては、一方の電源がオンであるときには他方の電源をオンとすることができない機械的インターロックを本体に設けてある。
この構造の切替開閉器は、2つの遮断部が同一本体上に搭載されているので、機械的インターロックを取ることは容易である。しかしその反面、メンテナンスの際にはA電源用の遮断部とB電源用の遮断部とを同時に引き出さねばならず、その間は必然的に負荷は停電状態となるという欠点がある。
特公昭64−9804号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、A電源用の遮断部とB電源用の遮断部とをマウント用架台からそれぞれ個別に引き出すことができ、しかも収納状態においてはこれらの遮断部間に機械的インターロックを取ることができるが、引き出された状態では機械的インターロックから開放されて自由にオンオフのテストを行えるようにした引出し型切替開閉器を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、上下方向に揺動する左右の操作レバーによりオンオフされる遮断部を備えたA電源側の本体フレームとB電源側の本体フレームとを、マウント用架台の内部に個別に引出し可能に上下2段に収納した引出し型切替開閉器であって、各本体フレームの左右それぞれの操作レバーの外側面に駆動ピンを突出させるとともに、マウント用架台の両側には、一端に昇降する端末金具を備え他端に水平方向に出没するロックピンを備えたプッシュプルケーブルからなる第1インターロックと第2インターロックとを、互いに上下を逆向きとして設け、第1インターロックは、A電源側の本体フレームの操作レバーがオン位置にあるとき端末金具が駆動ピンにより押し込まれ、他端のロックピンをB電源側の操作レバーの上方位置に前進させてオフ位置に固定するものであり、第2インターロックは、B電源側の本体フレームの操作レバーがオン位置にあるとき端末金具が駆動ピンにより押し込まれ、他端のロックピンをA電源側の操作レバーの上方位置に前進させてオフ位置に固定するものであることを特徴とするものである。
本発明の引出し型切替開閉器は、A電源側の本体フレームとB電源側の本体フレームとをマウント用架台の内部に個別に引出し可能に収納したものであるから、負荷に給電した状態を保ちながら、遮断部を片方ずつ引き出してメンテナンスすることができる。また一方の電源がオン状態にあるときには他方の電源をオフ位置に固定する第1、第2のインターロックを設けたので、電源混触の危険をさけることができる。さらにこれらのインターロックはマウント用架台に設けられているため、本体フレームをマウント用架台から引き出した状態では機械的インターロックから開放され、自由にオンオフのテストを行うことができる。
実施形態の引出し型切替開閉器の全体構成を示す正面図である。 実施形態の引出し型切替開閉器の全体構成を示す側面図である。 オン状態の本体フレームを示す側面図である。 オン状態の本体フレームを示す背面図である。 オフ状態の本体フレームを示す側面図である。 オフ状態の本体フレームを示す背面図である。 第1インターロックの作動説明図である。(A電源オン、B電源オフ) 第2インターロックの作動説明図である。(A電源オフ、B電源オフ) 第1インターロックの作動説明図である。(A電源オフ、B電源オフ) 第2インターロックの作動説明図である。(A電源オフ、B電源オン)
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の引出し型切替開閉器は、上下2段型のマウント用架台1の内部にA電源側の本体フレーム2とB電源側の本体フレーム3とを、個別に引出し可能収納したものである。これらの本体フレーム2と本体フレーム3とは同一構造であるので、以下に上側の本体フレーム2についてのみ説明する。
図2〜図4に示すように、本体フレーム2は底部の四隅に車輪4を備えた台車5上に、接点を内蔵する真空バルブ6、その上端に接続された上部主回路断路部7、その下部にフレキシブル導体8を介して接続された下部主回路断路部9、絶縁操作ロッド10、圧接バネ11などの遮断部を搭載したものである。本体フレーム2の下部には固定ピンからなる主軸12が水平に配置されており、この主軸12を中心として上下方向に揺動できる操作レバー13が本体フレーム2の左右両側に配置されている。これらの操作レバー13は本体フレーム2の機構部14によって駆動されるもので、図3に示すように機構部14によって前端が押し下げられると後端が上昇して絶縁操作ロッド10を押し上げて接点をオンとし、図5に示すように機構部14によって前端が引き上げられると後端が下降して接点をオフとする。なお左右の操作レバー13は連動して昇降する。また図4等に示すように、本体フレーム2には3極分の遮断部が並列に設置されていることはいうまでもない。
本体フレーム2は図2に示すようにマウント用架台1に収納された状態から、前方(図2の左方向)に引出し可能である。図2の収納状態では、上部主回路断路部7は主回路端子15に接続され、下部主回路断路部9は負荷側の主回路端子16に接続されているが、本体フレーム2をマウント用架台1から引き出すと、主回路端子15、16から分離して断路状態となる。なお、下側の本体フレーム3においては、上部主回路断路部7が負荷側の主回路端子16に接続され、下部主回路断路部9が主回路端子15に接続されている。以上に説明した本体フレーム1の構造は、個別に引出し可能とした点を除き従来のものと特に変わるものではないが、以下に本発明の特徴的構成について説明する。
図3、図4に示すように、左右の操作レバー13の後端部の外側面には、駆動ピン20が突出している。上記のように操作レバー13の後端部はオン状態では上昇し、オフ状態では下降するので、駆動ピン20もオン状態では上昇位置(オン位置)にあり、オフ状態では下降位置にある。
図7、図8に示すように、マウント用架台1には駆動ピン20がオン位置にあるかオフ位置にあるかを検出し、それによって他方の電源側の操作レバー13の作動を規制する第1、第2の2つのインターロックが設けられている。
図7は第1インターロックの説明図であり、上側がA電源側、下側がB電源側である。A電源側の操作レバー13の駆動ピン20の上部には、プッシュプルケーブル21のインナーケーブル22に連結された端末金具23が配置されている。この端末金具23は復帰スプリング24によって常に駆動ピン20の上面に押付けられているが、駆動ピン20が上昇したオン位置にあるときには図7のように復帰スプリング24に抗して押し上げられる。プッシュプルケーブル21の他端はB電源側の駆動ピン20の上面にまで延びており、インナーケーブル22の先端にはロックピン25が連結されている。ロックピン25は一対のガイド26によってガイドされて水平方向にスライドするものであり、図7の状態ではB電源側の駆動ピン20の上側に突出している。この状態ではロックピン25によってB電源側の駆動ピン20が抑えられるので、B電源側の操作レバー13は上昇不可となり、下側のオフ位置にロックされる。すなわち、図7はA電源側がオン状態にあるとき、B電源側はオフ状態にロックされることを示すものである。
マウント用架台1の第1インターロックが設けられた側とは反対側には、図8に示す第2インターロックが設けられている。第2インターロックは第1インターロックの上下を反転させ、B電源側に端末金具23、A電源側にロックピン25を配置したものである。上記したようにB電源側がオフ状態にあるとき駆動ピン20は下降位置にあるので、端末金具23は図8のように復帰スプリング24によって下側に押し下げられる。その結果、A電源側のロックピン25はガイド26側に後退し、A電源側の駆動ピン20の上側に存在しなくなる。従ってA電源側の操作レバー13をオン位置に向かって上昇させることが可能となる。すなわち、図8はB電源側がオフ状態にあるとき、A電源側をオン状態とすることが可能であることを示すものである。
図9と図10は上記と同じく第1インターロックと第2インターロックを示すものであるが、図7、図8とは逆にA電源側がオフ状態、B電源側がオン状態を示すものである。図9ではA電源側がオフ状態であるから端末金具23が押し下げられ、B電源側のロックピン25が後退してB電源側をオンとすることが可能となる。また図10はB電源側がオン状態であるため端末金具23が押し上げられ、A電源側のロックピン25が前進してA電源側はオフ状態にロックされる状態を示している。
以上に説明したように、本発明では第1、第2のインターロックによって一方の電源がオン状態にあるときには他方の電源をオフ位置に固定することができるので、電源混触の危険をさけることができる。しかしこれらのインターロックはマウント用架台1に設けられているため、何れかの本体フレーム2をマウント用架台1から引き出した状態ではその本体フレーム2はこれらの機械的インターロックから開放され、自由にオンオフすることが可能となる。前記したように本体フレーム2をマウント用架台1から引き出すと主回路端子15との接続が絶たれるので、自由にオンオフしても支障はない。なお、本発明では一方の本体フレーム2をマウント用架台1から引き出した状態においても、他方の本体フレーム2により負荷への給電が可能である。
1 マウント用架台
2 A電源側の本体フレーム
3 B電源側の本体フレーム
4 車輪
5 台車
6 真空バルブ
7 上部主回路断路部
8 フレキシブル導体
9 下部主回路断路部
10 絶縁操作ロッド
11 圧接バネ
12 主軸
13 操作レバー
14 機構部
15 主回路端子
16 主回路端子
20 駆動ピン
21 プッシュプルケーブル
22 インナーケーブル
23 端末金具
24 復帰スプリング
25 ロックピン
26 ガイド

Claims (1)

  1. 上下方向に揺動する左右の操作レバーによりオンオフされる遮断部を備えたA電源側の本体フレームとB電源側の本体フレームとを、マウント用架台の内部に個別に引出し可能に上下2段に収納した引出し型切替開閉器であって、
    各本体フレームの左右それぞれの操作レバーの外側面に駆動ピンを突出させるとともに、
    マウント用架台の両側には、一端に昇降する端末金具を備え他端に水平方向に出没するロックピンを備えたプッシュプルケーブルからなる第1インターロックと第2インターロックとを、互いに上下を逆向きとして設け、
    第1インターロックは、A電源側の本体フレームの操作レバーがオン位置にあるとき端末金具が駆動ピンにより押し込まれ、他端のロックピンをB電源側の操作レバーの上方位置に前進させてオフ位置に固定するものであり、第2インターロックは、B電源側の本体フレームの操作レバーがオン位置にあるとき端末金具が駆動ピンにより押し込まれ、他端のロックピンをA電源側の操作レバーの上方位置に前進させてオフ位置に固定するものであることを特徴とする引出し型切替開閉器。
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