JP6080445B2 - 引出形機器の保持装置 - Google Patents
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Description
また、この発明に係る引出形機器の保持装置は、引出形機器を上下2段に配置し得るようにした引出形機器の保持装置であって、上段の上記引出形機器を保持する上部床部材と、下段の上記引出形機器を保持する下部床部材と、これら上部床部材及び下部床部材を所定位置に固定する上下段共通の複数の柱部材と、背面側の上記柱部材に対して直接的または間接的に絶縁支持され、上記引出形機器の背面側に設けられた接続部材に対して電気的に接続される複数の接続端子を備え、上段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子、並びに下段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子からなる上記接続端子が、相数に応じた数だけ水平方向に並設されているとともに、上記接続端子は、背面側の上記柱部材に対して固定された区画部材を兼ねるブッシングによって絶縁支持されているものである。
また、この発明においては、上下の床部材を上下段共通の柱部材で固定するようにしたので、柱部材の数を減らすことが可能となり、さらに上段側の上部床部材と下段側の引出形機器の充電部となる接続部材または接続端子との距離を必要な絶縁距離にまで小さくすることが可能となるので装置を小型化でき、導体長を短縮することが可能となるとともに、上段の引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子、並びに下段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子からなる接続端子は、背面側の上記柱部材に対して固定された区画部材を兼ねるブッシングによって絶縁支持されていることにより、組立が容易となる。
図1はこの発明の実施の形態1に係る引出形機器の保持装置に真空遮断器を搭載した状態を側面から見た構成図、図2は図1に示された引出形機器の保持装置を概略的に示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図2(a)のIIc−IIc線における矢視断面図である。図3は図1の円Aで囲んだ部分の拡大図である。図において、引出形機器の保持装置は、四隅部に配設された上下段共通の柱部材11、12、13、14と、柱部材11〜14の上下方向中央部に固定され、真空遮断器などの引出形機器7Aを上段側に保持する上部床部材21と、柱部材11〜14の下端部に固定され、引出形機器7Bを下段側に保持する下部床部材22と、背面側(図1の右側)に設けられた水平方向のフレーム部材30、31、32に対して絶縁部材4を介して支持された複数の接続端子51(上端子51a、下端子51b)、接続端子52(上端子52a、下端子52b)を備えている。
先ず、上部床部材21と下部床部材22は、共通の柱部材11、12、13、14に対して直接固定されている。このため、上部床部材21と下部床部材22を固定する柱部材を個別に製作した場合に比べて、その数を例えば4本と、部品点数として半分に減らすことができ、それに伴ってその加工数や加工時間なども削減できる。また、上段の上部床部材21を柱部材11〜14で直接固定、支持することにより、従来必要であった床部材をスイッチギヤの筐体に対して固定するためのフレーム材が不要となる。
さらに、上記のように上部床部材21と下部床部材22を柱部材11〜14で固定するようにしたことにより、上段の上部床部材21と下段の引出形機器7Bの充電部である上端子52aとの距離を、絶縁に必要な最小の安全距離にまで小さくすることが可能となる。このため、装置を小型化できる。また、小型化されることで、図示していない主母線からの分岐導体や、図示の接続導体6などの導体長を短縮化することが可能となる。
なお、ここでの引出形機器は下部に車輪を備えて、スイッチギヤから引出しが可能な真空遮断器や真空コンタクタ等が該当する。
図4はこの発明の実施の形態2に係る引出形機器の保持装置を概略的に示す側面断面図であり、図2(c)の矢視断面図に相当する図である。図5は図4に示された引出形機器の保持装置の変形例を概略的に示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図5(a)のVc−Vc線における矢視断面図である。なお、図5は前方側のフレーム33、34を透視した状態で示している。図4において、上段の引出形機器に対応する下端子51bと、下段の引出形機器に対応する上端子52aは、コ字形状に成形された1本の導体60によって構成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図6はこの発明の実施の形態3に係る引出形機器の保持装置を概略的に示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図6(a)のVIc−VIc線における矢視断面図である。図において、上段の接続端子51(上端子51a、下端子51b)は、三相分を一括して上段側のブッシングからなる絶縁部材4Bによって絶縁支持され、下段の接続端子52(上端子52a、下端子52b)は、同様に三相分を一括して下段側のブッシングからなる絶縁部材4Bによって絶縁支持されている。また、上段側の下端子51bと下段側の上端子52aは、図4、図5の例と同様に、1本の導体60Bによって一体的に形成されている。なお、絶縁部材4Bは、図1〜図4に示す背面側の水平方向のフレーム部材30、31、32を利用して取り付けるようにしても良い。
図7はこの発明の実施の形態4に係る引出形機器の保持装置を用いた金属閉鎖形スイッチギヤを概略的に示す側面図である。図において、スイッチギヤは図1に示すものと同様の引出形真空遮断器を2段積状態で収納する保持装置の柱部材11、12、13、14に対して、保持装置の背面側に柱部材100(図7の紙面奥側)、101(同手前側)などを追加して外箱200を構成し、さらに正面扉300、裏面扉400を設けることでスイッチギヤを構成したものである。
上記のように構成された実施の形態4によれば、図1に示すものと同様の保持装置の幅がそのままスイッチギヤの幅となっており、従来のようにスイッチギヤの筐体枠の内部に引出形機器の保持装置を組込むものに比べてスイッチギヤの外幅寸法を小さくすることができる。そのため、設置スペースが狭い場所へも据え付けられるほか、小型化により資源の節約もできるなど多くの効果が得られる。
図8、図9はこの発明の実施の形態5に係る引出形機器の保持装置を用いた金属閉鎖形スイッチギヤを説明する図であり、図8は真空遮断器を1回路分収容する1つの箱としてユニット状に構成した保持装置を概略的に示す側面図、図9は図8に示す保持装置を2段積み重ねて構成した金属閉鎖形スイッチギヤを概略的に示す側面図である。図8において、真空遮断器でなる引出形機器7を1回路分収容するユニット状の箱250は、図1、2に示す2回路分の保持装置から1回路分切り取ったものに相当する高さが2分の1の1回路分の柱部材11、12、13、14に対して、その裏面側に柱部材100、101を用いてひとつの箱からなる保持装置として形成されている。
上記実施の形態5によれば、実施の形態4と同様、図1に示すものと同様の保持装置の幅がそのままスイッチギヤの幅となり、従来のようにスイッチギヤの筐体枠の内部に引出形機器の保持装置を別途組込むものに比べてスイッチギヤの外幅寸法を小さくきるため、設置スペースが狭い場所へも据え付けられるほか、資源の節約もできるなど多くの効果が得られる。
図10はこの発明の実施の形態6に係る引出形機器の保持装置を用いた金属閉鎖形スイッチギヤを側面方向から見た組立分解図である。図において、実施の形態6の金属閉鎖形スイッチギヤは、図1、図2に示すものと同様の保持装置の柱部材11、12、13、14に設けられた固定用の穴11a、12a、13a、14a(図2(a)、(b)にも図示)を利用して、正面側に制御部を収容する箱500を接続し、裏面側に外線ケーブルを収容する箱600を接続し、さらに正面扉300、及び裏面扉400を取付けることで真空遮断器2回路分のスイッチギヤとして構成したものである。
Claims (4)
- 引出形機器を上下2段に配置し得るようにした引出形機器の保持装置であって、上段の上記引出形機器を保持する上部床部材と、下段の上記引出形機器を保持する下部床部材と、これら上部床部材及び下部床部材を所定位置に固定する上下段共通の複数の柱部材と、背面側の上記柱部材に対して直接的または間接的に絶縁支持され、上記引出形機器の背面側に設けられた接続部材に対して電気的に接続される複数の接続端子を備え、上段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子、並びに下段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子からなる上記接続端子が、相数に応じた数だけ水平方向に並設されているとともに、上段の上記下端子及び下段の上記上端子は、背面側の上記柱部材における上下方向中央部に水平方向に固定された上下段共通のフレーム部材に対して絶縁支持されていることを特徴とする引出形機器の保持装置。
- 上段の上記下端子及び下段の上記上端子は、上下方向に延在する接続導体によって最短距離で電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の引出形機器の保持装置。
- 引出形機器を上下2段に配置し得るようにした引出形機器の保持装置であって、上段の上記引出形機器を保持する上部床部材と、下段の上記引出形機器を保持する下部床部材と、これら上部床部材及び下部床部材を所定位置に固定する上下段共通の複数の柱部材と、背面側の上記柱部材に対して直接的または間接的に絶縁支持され、上記引出形機器の背面側に設けられた接続部材に対して電気的に接続される複数の接続端子を備え、上段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子、並びに下段の上記引出形機器の接続部材に接続される上端子及び下端子からなる上記接続端子が、相数に応じた数だけ水平方向に並設されているとともに、上記接続端子は、背面側の上記柱部材に対して固定された区画部材を兼ねるブッシングによって絶縁支持されていることを特徴とする引出形機器の保持装置。
- 上段の上記下端子、下段の上記上端子、及び、これら上段の上記下端子と下段の上記上端子を電気的に接続する接続導体を、成形された1本の導体によって構成したことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の引出形機器の保持装置。
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