JP5004296B2 - ダンパーを有する自動閉鎖装置付き3枚引戸式家具 - Google Patents

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本発明は、ダンパーを有する自動閉鎖装置付きの3枚引戸式家具に関する。
中央引戸と左右引戸を合わせた3枚の引戸式の家具は、2枚引戸の家具に比べて、開放した際の開口幅が大きくなると共に、大きな物や家具中央部への収納物の出し入れに便利であるため使用されている。単に引戸を3枚設けただけの場合は、1つの引戸を開放しただけでは開口幅は大きくはできず、もう一つ引戸を開放させる必要がある。閉じる場合も同様に各引戸を個別に閉鎖操作しなければならない。そこで3枚の引戸を連動させるリンク機構を設けることが行われている。下記2つの文献にはそうした3枚引戸の連動リンク機構の例が開示されている。
特開2005−188066号公報 特開2006−257698号公報
しかし、上記の各引戸式家具においては、引戸を完全に閉鎖するまで人の手で閉鎖操作を行わなければならず、その閉鎖の操作力が大きい場合は、引戸側縁が筐体側部に当たり、大きな衝突音を発したり、或いは閉鎖操作の勢いが過ぎて、衝突した後、引戸が跳ね返ることもあり、より静かに確実に閉鎖できる高級感のある家具が望まれる。
本発明の解決しようとする課題は、より静かに確実に閉鎖できる3枚引戸式家具を提供することである。
第1の発明では、中央引戸と左右引戸とを合わせて3枚となる引戸式の家具であって、左右何れの引戸を開閉する際にも中央の引戸を連動させるリンク機構を有し、中央引戸には上下方向に延伸したガイドレールを設けており、該ガイドレールに沿って案内されつつ上下に移動できる移動体を有し、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が左引戸に対する固定位置に取り付けられた左バー部材と、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が右引戸に対する固定位置に取り付けられた右バー部材とを有し、前記各バー部材の各端部は、夫々引戸面に垂直な方向である前後方向に指向した軸を中心軸として回転自在であり、引戸を閉じきる手前の位置において前記移動体に係合して該移動体を弾性部材の付勢力によって自動的に引き寄せて引戸を自動的に閉鎖させる自動閉鎖装置を有すると共に、自動閉鎖時の衝撃を吸収するダンパーを設けていることを特徴とするダンパーを有する自動閉鎖装置付き3枚引戸式家具を提供する。
第2の発明では、中央引戸と左右引戸とを合わせて3枚となる引戸式の家具であって、左右何れの引戸を開閉する際にも中央の引戸を連動させるリンク機構を有し、中央引戸には上下方向に延伸したガイドレールを設けており、該ガイドレールに沿って案内されつつ上下に移動できる移動体を有し、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が左引戸に対する固定位置に取り付けられた左バー部材と、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が右引戸に対する固定位置に取り付けられた右バー部材とを有し、前記各バー部材の各端部は、夫々引戸面に垂直な方向である前後方向に指向した軸を中心軸として回転自在であり、前記ガイドレールに設けられていると共に、左又は右の引戸が完全に開放された位置における前記移動体の開放位置から見て、当該引戸を閉鎖させる際に前記移動体が近づいて行く側に設けられている正面視L字状の係合条を有し、該係合条において、そのL字の横辺は縦辺の両端部のうち、前記開放位置の移動体に近い側に配置されており、該係合条に係合していると共に、該係合条に沿って移動可能な駒部品を有し、該駒部品は、前記係合条の縦辺に係合すると共に該縦辺に沿って移動可能な前後方向指向の枢軸を有して、該枢軸を中心軸として回転自在であり、該枢軸を基準として、前記L字の横辺の両端の内、縦辺から離隔している側の端の存在する側に偏倚した位置に係止した弾性部材は、該駒部品に対する付勢力を、左又は右の引戸を閉鎖する際の移動体の移動方向に常に作用させており、該駒部品には、前記枢軸が縦辺に係合した状態で横辺に係合できる係合軸を設けており、該係合軸は前記係合条に沿って移動可能であり、前記枢軸を中心軸とした駒部品の回転では、前記開放位置の移動体が移動してきて係合し、該移動体の移動方向に力を受けた際に、前記弾性部材の付勢力による回転とは逆方向に回転させる位置に係合部を設けており、前記移動体には、該移動体がガイドレールに沿って移動した際に前記係合部と係合できる移動体側係合部を設けており、前記係合部は、前記係合軸がL字の縦辺に位置している状態で駒部品が上下何れの方向に移動しても、該係合部と前記移動体側係合部との係合が外れない形状であり、左又は右の引戸を閉鎖させる際の前記の両係合部同士が係合した駒部品と移動体との組合体の移動を受け止める位置にダンパーを設けており、該ダンパーには、前記組合体を直接に受け止める受止部を常時突出させるように作用する他の弾性部材を設けていることを特徴とするダンパーを有する自動閉鎖装置付き3枚引戸式家具を提供する。
L字状の係合条は、溝の場合もあり、凸条の場合もある。
駒部品の係合部は凹部の場合も凸部の場合もある。従って、係合の相手側となる移動体側係合部は凸部の場合も凹部の場合もある。
第1の発明では、3枚の引戸を連動させるリンク機構として、左右のバー部材を有するハの字状又はV字状のリンク機構とし、その機構の中間部に設けた上下方向延伸ガイドレールにそって移動できる移動体に対し、それに係合してそれを自動引き込みし、引戸を自動閉鎖する装置と、その自動閉鎖の衝撃を吸収するダンパーを備えているため、3枚引戸を静かに確実に自動閉鎖できる。
第2の発明では、3枚の引戸を連動させるリンク機構として、左右のバー部材を有するハの字状又はV字状のリンク機構とし、その機構の中間部に設けた上下方向延伸ガイドレールに設けた係合条に沿って移動可能な駒部品は、その係合軸を、係合条であるL字の横辺部分に係合させれば、移動体の移動方向、即ち、縦方向に常に作用する弾性部材の付勢力に抗して停止できる。この駒部品の回転につき、弾性部材の係止位置とは逆側に設けた係合部に対して移動体が移動しつつ移動体側係合部が係合すれば、枢軸を中心軸として駒部品を弾性部材の付勢力による回転方向とは逆方向に回転させつつ、係合軸を横辺に沿って移動させて縦辺に位置させることができる。こうして枢軸も係合軸も縦辺に位置した駒部品は移動体を伴った状態で、弾性部材の付勢力によって自動的に引き込まれ、引戸の自動閉鎖が可能となる。この際、その自動閉鎖の衝撃を吸収するダンパーを備えているため、3枚引戸を静かに確実に自動閉鎖できる。
図1は本発明に係る3枚引戸式収納庫家具の閉鎖状態の正面図、図2は図1の家具の開放状態における正面図、図3は図1の家具のガイドレールを透視した状態で描いた自動閉鎖装置要部拡大図、図4は図3の要部部品の側面図、図5は図3と異なる状態のガイドレールを透視した状態で描いた拡大図、図6は図5の矢視線F−Fによる拡大横断面図、図7はダンパーの断面略示図である。
収納庫家具は、その筐体12の前面開口部を塞ぐ3枚の引戸10A,10B,10Cを有している。中央引戸10Bの右側端部近くには、上下方向に延伸したガイドレールGRが配設されており、このガイドレールには、これに沿って上下に移動可能な移動体14が配設されている。この移動体には前後方向に指向した軸14Jを設けており、左バー部材B1と右バー部材B2の各端部が、当該軸14Jを中心軸として回転自在に装着されている。各バー部材の他端部は、左バー部材B1は左引戸10Aの固定位置である右下方部AEに、右バー部材B2は右引戸10Cの固定位置である右下方部CEに、夫々、前後方向軸を中心軸として回転自在に装着されている。
従って、所謂、ハの字状のリンク機構を構成している。このため、例えば、完全閉鎖位置状態の図1の右引戸10Cを左方向へ開放させる際には、中央引戸10Bをも左方向に押しつつ連動移動し、図2に図示するような開放位置状態になる。この位置状態における移動体を開放位置の移動体という。左引戸10Aを右方に開放させる際にも中央引戸を連動させる。
図3は、上記図2の開放位置状態における自動閉鎖装置の要部正面図であり、開放位置にある移動体14の下方位置のガイドレール内には、正面視L字状の係合条としての係合溝Lが配設されている。この係合溝は縦辺L2と横辺L1とから構成されており、横辺L1は縦辺の上端部に一端部があって連通している。また、この例では、横辺は縦辺の上端から左方向に延伸しているが、右方向に延伸させることもできる。縦辺と横辺との交差部は、後述の係合軸16J’が滑らかに移動できるように円弧状に形成されている。
一方、上記係合溝の縦辺L2に係合しており、該縦辺に沿って上下方向に移動可能な前後方向指向の枢軸16Jを設けた駒部品16が配設されている。該駒部品は枢軸16Jを中心軸として回転自在である。更には、この形態例では、駒部品の枢軸16Jの左方部位に対して常に下方に引張作用をするように弾性部材としてのコイルバネ18が張設されており、これは、枢軸を中心軸として、図3において駒部品を反時計回り方向に回転させる作用をしている。
一方、開放位置の移動体14が下方に移動して係合した場合に、駒部品を上記コイルバネとは反対方向に回転させる作用をする位置に係合部16Kを設けている。具体的には、駒部品の図3における右側に略矩形状の凹部を設けている。更に、駒部品には、枢軸16Jが係合溝Lの縦辺L2の所定位置に位置している際に横辺L1に係合できる係合軸16J’を設けている。この係合軸が横辺に係合することにより、常時作用するコイルバネの付勢力による枢軸回りの駒部品の回転力に抗して該駒部品をその位置に静止保持させることができる。
前記移動体14には、上記静止状態駒部品の係合部16Kに係合できる位置に、移動体側係合部14Kを設けている。具体的には、図3において、移動体の上部右端部で前方に突設している。
また、静止状態駒部品の所定量下方位置には、前記移動体の下部を受け止める受止部20Uを上側に突出させたダンパー20を配設している。このダンパーは、ケーシング内にオイルを封入しており、市販されているものであるが、適宜なダンパーを設計製作し、これを使用してもよい。
開放位置の図2の状態から、右引戸10Cを右方向に引いて閉鎖状態にさせる閉鎖操作をすると、図3の移動体は、ガイドレールGRに沿って下方に移動する。やがて移動体の移動体側係合部14Kが静止状態駒部品の係合部16Kに係合し、枢軸16Jが幾分下降しつつこの枢軸16Jを中心軸として、コイルバネ18の付勢力に抗して駒部品16を時計回り方向に回転させ、係合軸16J’を図3の右方に移動させる。こうして係合軸は横辺L1と縦辺L2との交差部に移動し、以後は、枢軸16Jと共に縦辺に沿って下方に移動する。この状態の駒部品を図5において2点鎖線16’で示す。
上記16’の位置は、右引戸10Cを閉じきる手前の位置であり、以後は、コイルバネ18の作用によって右引戸と中央引戸とは自動的に引かれ、自動閉鎖が行われる。この自動閉鎖中の適宜な位置において、移動体と駒部品との組合体の何処か、この例では、移動体の下端部が、前記ダンパーの受止部20Uを押圧し始める。こうしてダンパーの作用によって、自動閉鎖のコイルバネの力を緩和しつつ、音静かに確実に閉鎖できる。
コイルバネ18の力は、ダンパーの中に配設されているバネ20Kによる受止部20Uに対する押出力よりも強く、3枚引戸の閉鎖状態が維持できる。また、バネ20Kは常時圧縮された状態であり、常に受止部20Uを押し出す力が作用している。従って、閉鎖状態の引戸を開放させると、ダンパーでは自動的に受止部が押し出され、再び引戸が閉鎖される際に移動体を受け止める準備がなされる。
閉鎖状態の引戸を開放させる際、移動体14は駒部品16の係合部16Kに係合しており、該係合状態を維持したまま移動体と駒部品との組合体は上昇し、やがて縦辺の上端部に係合軸16J’が至り、枢軸16Jが幾分上昇しつつこれを中心軸として駒部品16を図3の視点で反時計回りに回転させ、係合軸を横辺の奥部に押しやり、係合部16Kは移動体側係合部14Kとの係合を解除し、その後は、駒部品は停止し、移動体が上昇移動する。
なお、3枚引戸の左右両側の引戸10A,10Cには、引手(取手)が設けてあり、この引手を把持することによって解除する図示しないラッチが設けてあって、開放位置の図2の状態から、右引戸10Cを右方向に引いて閉鎖状態にさせる閉鎖操作をする場合、左引戸10Aはラッチ係合によって引き摺られることなく停止している。左引戸10Aを右方に移動して開放させた状態から閉鎖する場合も同様に、右引戸10Cはラッチ係合によって引き摺られることなく停止している。
上記形態例では、正面視において、係合溝LのL字は横辺L1が左方に延伸しているが、右方に延伸する形態とすることもできる。この場合は、コイルバネ20は駒部品の右側に係止させ、駒部品の左側部に係合部を設け、移動体側係合部14Kを移動体14の左端部に設ける。また、係合溝Lに代わって係合突条としてもよく、この係合突条を抱きかかえるように係合させた枢軸16Jは、駒部品16の本体部とは相対回転自在な構成とする。この場合、係合軸16J’も、上記係合突条を抱きかかえるように係合させる。
更には、上記形態例では、リンク機構としては、閉鎖状態でハの字状のリンク機構を有しているが、図1の上下を逆にしたような形態とすることもできる。即ち、リンク機構はV字状となり、開放位置の移動体14は下方位置にあり、引戸を閉鎖する際に、移動体はこの下方位置から上に向かって移動し、そこで駒部品と係合し、あと少し上方に移動する構造となる。その他の変更は上記形態例から容易に判るであろう。
また、コイルバネに代わってゴム材等の弾力性のある部材を使用してもよい。
本発明は、3枚引戸を有する家具に利用できる。
図1は本発明に係る3枚引戸式家具の閉鎖状態の正面図である。 図2は図1の家具の開放状態における正面図である。 図3は図1の家具のガイドレールを透視した状態で描いた自動閉鎖装置要部拡大図である。 図4は図3の要部部品の側面図である。 図5は図3と異なる状態の図である。 図6は図5の矢視線F−Fによる拡大横断面図である。 図7はダンパーの断面略示図である。
符号の説明
10A,10B,10C 引戸
12 筐体
14 移動体
14J 軸
14K 移動体側係合部
16 駒部品
16J 枢軸
16J’ 係合軸
16K 係合部
18 コイルバネ(弾性部材)
20 ダンパー
20U 受止部
B1,B2 バー部材
GR ガイドレール
L 係合溝(係合条)
L1 横辺
L2 縦辺

Claims (2)

  1. 中央引戸(10B)と左右引戸(10A,10C)とを合わせて3枚となる引戸式の家具であって、左右何れの引戸を開閉する際にも中央の引戸を連動させるリンク機構を有し、
    中央引戸には上下方向に延伸したガイドレール(GR)を設けており、
    該ガイドレールに沿って案内されつつ上下に移動できる移動体(14)を有し、
    一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が左引戸に対する固定位置(AE)に取り付けられた左バー部材(B1)と、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が右引戸に対する固定位置(CE)に取り付けられた右バー部材とを有し、
    前記各バー部材の各端部は、夫々引戸面に垂直な方向である前後方向に指向した軸(14J等)を中心軸として回転自在であり、
    引戸を閉じきる手前の位置において前記移動体に係合して該移動体を弾性部材(18)の付勢力によって自動的に引き寄せて引戸を自動的に閉鎖させる自動閉鎖装置を有すると共に、自動閉鎖時の衝撃を吸収するダンパー(20)を設けている
    ことを特徴とするダンパーを有する自動閉鎖装置付き3枚引戸式家具。
  2. 中央引戸(10B)と左右引戸(10A,10C)とを合わせて3枚となる引戸式の家具であって、左右何れの引戸を開閉する際にも中央の引戸を連動させるリンク機構を有し、
    中央引戸には上下方向に延伸したガイドレール(GR)を設けており、
    該ガイドレールに沿って案内されつつ上下に移動できる移動体(14)を有し、
    一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が左引戸に対する固定位置(AE)に取り付けられた左バー部材(B1)と、一端部が前記移動体に取り付けられ、他端部が右引戸に対する固定位置(CE)に取り付けられた右バー部材(B2)とを有し、
    前記各バー部材の各端部は、夫々引戸面に垂直な方向である前後方向に指向した軸(14J等)を中心軸として回転自在であり、
    前記ガイドレールに設けられていると共に、左又は右の引戸が完全に開放された位置における前記移動体の開放位置から見て、当該引戸を閉鎖させる際に前記移動体が近づいて行く側に設けられている正面視L字状の係合条(L)を有し、該係合条において、そのL字の横辺(L1)は縦辺の両端部のうち、前記開放位置の移動体に近い側に配置されており、
    該係合条に係合していると共に、該係合条に沿って移動可能な駒部品(16)を有し、
    該駒部品は、前記係合条の縦辺(L2)に係合すると共に該縦辺に沿って移動可能な前後方向指向の枢軸(16J)を有して、該枢軸を中心軸として回転自在であり、
    該枢軸を基準として、前記L字の横辺の両端の内、縦辺から離隔している側の端の存在する側に偏倚した位置に係止した弾性部材(18)は、該駒部品に対する付勢力を、左又は右の引戸を閉鎖する際の移動体の移動方向に常に作用させており、
    該駒部品には、前記枢軸が縦辺に係合した状態で横辺に係合できる係合軸(16J’)を設けており、該係合軸は前記係合条に沿って移動可能であり、
    前記枢軸を中心軸とした駒部品の回転では、前記開放位置の移動体が移動してきて係合し、該移動体の移動方向に力を受けた際に、前記弾性部材の付勢力による回転とは逆方向に回転させる位置に係合部(16K)を設けており、
    前記移動体には、該移動体がガイドレールに沿って移動した際に前記係合部と係合できる移動体側係合部(14K)を設けており、
    前記係合部は、前記係合軸がL字の縦辺に位置している状態で駒部品が上下何れの方向に移動しても、該係合部と前記移動体側係合部との係合が外れない形状であり、
    左又は右の引戸を閉鎖させる際の前記の両係合部同士が係合した駒部品と移動体との組合体の移動を受け止める位置にダンパー(20)を設けており、該ダンパーには、前記組合体を直接に受け止める受止部(20U)を常時突出させるように作用する他の弾性部材(20K)を設けている
    ことを特徴とするダンパーを有する自動閉鎖装置付き3枚引戸式家具。
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