JP3773004B2 - 保管庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は本体の前面開口部を開閉する引違い式の扉を備えた保管庫に係り、特に前側扉、中間扉および後側扉を備え、これら全ての扉の裏面側に一組のリンク機構が設けられて、開閉時に全ての扉が連動して開閉移動されるように構成された保管庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な物品収納用の大型保管庫はその前面の開口に引違い式の扉を2枚配して構成され、保管庫開口幅の約1/2を開口できるように構成されている。このような構成では保管庫開口の中央部分に収納することや、この部分に収納された物を取り出すことが困難である。つまり、保管庫の中央に保管してあるファイル等はその脇のものを取り出してからでなければ取り出すことができない。
【0003】
また、従来の2枚扉構造または3枚扉構造の保管庫においては、扉の開放時に一方の扉が他方の扉を通過して反対側へ移動してしまうことを防止するストッパが設けられているが、こうしたストッパは扉の開閉の際に係合部同士の衝突音を発生してしまい耳障りなものである。
【0004】
一方、特公平07−068817号公報に示される保管庫の扉装置は開口部の中央部を開放可能とするために前後3列のレール上に合計5枚の扉を備えている。すなわち、前列のレール上および中間列のレール上にそれぞれ2枚の扉が左右に移動自在に設けられ、後列のレール上に前列の扉のほぼ2倍の幅を有する1枚の扉が設けられている。さらに、前列の2枚の扉と後列の1枚の扉は閉扉時に後列の扉が開口部の中央に、また前列の扉が開口部の左右端にそれぞれ位置するようにX字形のリンク機構を介して左右方向に拡縮動作可能に連結されている。一方、中間レール上の扉は該中間列の扉と後列の扉とに設けられたストッパにより引き違い移動が規制され且つ閉扉時に前列の左右の扉と後列の中央の扉との間を塞ぐように構成されている。
【0005】
しかし、中間列レール上の扉は中間開度のとき中間列の扉が一定の範囲内で自由に横移動し得るため、5枚組の扉の開閉動作時にストッパが耳障りな衝突音を発生してしまう。また、X字形のリンク機構は2本のリンクの両端部を同時に前列のガイドレールまたは枢着部に取り付ける必要があるため、組付け作業が困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この発明の目的は部品点数の増加を避けることができ、扉が中間開度の時に扉間の衝突音を防止でき、しかも横揺れ等によって扉がかってに開くことを防止できる保管庫を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、保管庫本体の前面開口部の上下内面にそれぞれ3本のスライドレールが前後に並べて設けられ、該スライドレールには前側扉、中間扉および後側扉がそれぞれ左右方向に移動自在に配設された保管庫において、前側扉の裏面の左右何れか一側の上部には上下に長い上ガイドレールが固着され、中間扉の裏面の左右何れか一側の略中央部には上下に長い中間ガイドレールが固着され、上記3枚の扉の裏面側にはy字状に組み合わされた長尺レバーと短尺レバーとを備えるリンク機構が設けられ、上記長尺レバーの上端は上ガイドレールに上下動自在に装着され、該長尺レバーの中央部と上記短尺レバーの上端との枢着部は上記中間ガイドレールに上下動自在に装着され、長尺レバーの下端は後側扉の裏面の左右何れか一側の下部に枢着され、短尺レバーの下端は前側扉の裏面の左右何れか一側の下部に枢着されていることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、3枚の扉のそれぞれの幅寸法を保管庫の本体の開口部の全幅の1/2未満に設定することができるので、保管庫の中央部付近も開放可能に構成できる。また、3枚の扉は全てリンク機構により互いに連結されており、扉の開閉に従って上ガイドレールおよび中間ガイドレールに沿って、長尺レバーおよび短尺レバーの上端側が上下動され、且つ長尺レバーおよび短尺レバーの下端の枢着部分が回動される。従って、上記前側扉または後側扉の開閉の開始から終了までの間、該開閉の開度に応じて常に上記リンク機構が連動され、中間扉を自動的且つ連続的に左右移動するので、従前のような衝突音等を一切生じる虞れがない。また、全ての扉は長尺レバーおよび短尺レバーの自重による倒れ込み作用により、常に閉鎖方向に付勢され、横揺れ等を受けて開放されることを防止できる。各扉とリンク機構の部品点数は必要にして最小限に抑えられており、組立作業に際しても、先ず長尺レバーの上端を上ガイドレールに装着し、その後に長尺レバーの中央部と短尺レバーの上端との枢着部を中間ガイドレールに装着し、次に、長尺レバーの下端を後側扉の一側の下部に枢着し、短尺レバーの下端を前側扉の一側の下部に枢着して完成されるので、狭い保管庫内であっても両手を使わずに片手で簡単に組立作業ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
【第1実施例】
本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。図1は保管庫の斜視図、図2は3枚の扉の裏面の構造を示す斜視図、図3はリンク機構を扉の裏面に取り付ける状態を示す斜視図、図4はリンク機構が組み込まれた扉の裏面を示す斜視図、図5はリンクの構造を示す要部の平面図、図6はリンク機構の構成を扉の上部を切断して示す平断面図、図7はリンク機構の下端の枢着部分を扉の下部を切断して示す平断面図である。
【0010】
保管庫の本体1はその前面に矩形状の開口部2を有し、該開口部2の上部内側面および下部内側面にはそれぞれその全幅に亘って延びる3本のスライドレール2aが前後に並べられて設けられている。該スライドレール2aには前側扉3、中間扉4、および後側扉5がそれぞれ左右方向に移動自在に配設されている。
【0011】
上記前側扉3は開口部2の全横幅寸法の1/2に満たない幅寸法に設定されており、例えば、閉鎖時には保管庫の本体1の正面視右側に位置され、前側扉3の前面右側の上下略中央には把手31が凹設されている。上記中間扉4の幅は前側扉3の把手31を除く幅寸法に対応するように設定されており、前側扉3の把手31を除く後側に重ねることのできるように構成されている。上記後側扉5はその幅寸法を上記前側扉3と略同じに設定されており、該後側扉5の前面左側の上下略中央には器状の把手51が取り付けられている。
【0012】
上述のように構成された3枚の扉3,4,5の裏面には一組のリンク機構6が設けられている。
【0013】
前側扉3の裏面の上部左側には平面視略C字状の断面であり上下に長い上ガイドレール32が固着されており、該上ガイドレール32の上側右側にリンク機構6を取り付けるための切欠形状の挿入口32aが形成されている。上記前側扉3の裏面の下部左側にはリンク機構6を取り付けるための取付用ブラケット33が固着されており、該取付用ブラケット33の中央にはリンク機構6を枢着する枢着孔33aが穿設されている。また、中間扉4の裏面の左側の上下中央には平面視略C字状の断面をもち上下に長い中間ガイドレール41が固着されており、該中間ガイドレール41の上端には上方に開口する挿入口41aが形成されている。上記後側扉5の裏面の下部左側には取付用ブラケット52が固着されており、該取付用ブラケット52の中央には枢着孔52aが穿設されている。
【0014】
上記リンク機構6は長尺な平板材からなる長尺レバー61と、該長尺レバー61の約1/2の長さの平板材からなる短尺レバー62とがy字状に配置され、短尺レバー62の上端が長尺レバー61の中央部に重ね合わせられ、該重ね合わせ部分が揺動自在に連結されている。
【0015】
上記長尺レバー61の上端と、該長尺レバー61の短尺レバー62が枢着される中央部とには、それぞれボールベアリングからなる転動ローラ61aが枢着されており、長尺レバー61の上端の転動ローラ61aは上ガイドレール32に上下動自在に装着され、長尺レバー61の短尺レバー62が枢着される中央部の転動ローラ61aは中間ガイドレール41に上下動自在に装着されるよう構成されている。また、長尺レバー61の下端は上記取付用ブラケット52の枢着孔52aに枢着され、短尺レバー62の下端は上記取付用ブラケット33の枢着孔33aに枢着可能に構成されている。
【0016】
長尺レバー61の上端にはボルトナット構造によって転動ローラ61aが取り付けられており、該長尺レバー61と転動ローラ61aとの間には所定厚のスペーサ61bが挟み込まれている。また、長尺レバー61の中央部には基端部に転動ローラ61aが枢着された支軸62cが貫通状に取り付けられており、該長尺レバー61と転動ローラ61aとの間には所定厚のスペーサ61bが挟み込まれている。該支軸62cの先端側には摩擦抵抗を低減する樹脂ワッシャ62dが挿通され、さらに、短尺レバー62の上端が貫通状に挿通されている。したがって、該長尺レバー61と短尺レバー62は互いに揺動自在に連結されている。該短尺レバー62から突出された支軸62cの先端側には環状の溝が刻設されており、該環状の溝にEリング62eが嵌着されることによって抜止めされている。長尺レバー61および短尺レバー62のそれぞれの下端には枢着孔61c,62fが板厚方向に穿設されている。
【0017】
以上のように構成されたリンク機構6は次のような手順に従って扉3,4,5の裏面に装着される。先ず、既に保管庫の本体1に組み込まれている3枚の扉3,4,5を摺動して重ね合わせ、該本体1の開口部2の正面視右側を開放するように移動させる。次に、リンク機構6として組み立て済みの長尺レバー61と短尺レバー62を本体1内に収容し、長尺レバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール32の挿入口32aに挿入し、さらに、長尺レバー61の中央部に設けられた転動ローラ61aを中間ガイドレール41の挿入口41aに挿入し、その後に、長尺レバー61と短尺レバー62の下端を振り分けて、短尺レバー62の下端を、前側扉3の取付用ブラケット33に対応させ、枢着孔62f,33aに樹脂製のプッシュリベット63を圧入する。また、長尺レバー61の下端を取付用ブラケット52に対応させ、枢着孔61c,52aを一致させ樹脂製のプッシュリベット63を押し込み組み立てを完了する。
【0018】
【第1参考例】
図8はこの発明の第1参考例の要部を示す斜視図である。図中に示される前側扉3の裏面の上部左側には上下に長い上ガイドレール32が設けられ、該上ガイドレール32の上部右側には切欠状の挿入口32aが形成されている。中間扉4の裏面の左側の上下中央には上下に長い中間ガイドレール41が設けられ、その上端には挿入口41aが形成されている。後側扉5の裏面の上部左側には、上下に長い上ガイドレール54が設けられ、該上ガイドレール54の上部左側には切欠状の挿入口54aが形成されている。上記後側扉5の下部左側には取付用ブラケット52が設けられ、該取付用ブラケット52には図示しない枢着孔が穿設されている。
【0019】
リンク機構6は長尺レバー61と、該長尺レバー61の中央部に下端を枢着された短尺レバー62とを備えており、長尺レバー61の上端と、該長尺レバー61と短尺レバー62の枢着部と、該短尺レバー62の上端とのそれぞれには転動ローラ61aが枢着されている。上記長尺レバー61の下端には図示しない枢着孔が穿設されている。
【0020】
以上のように構成されたリンク機構6は次のような手順に従って扉3,4,5の裏面に装着される。上記長尺レバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール32の挿入口32aに挿入し、短尺レバー62の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール54の挿入口54aに挿入し、さらに、長尺レバー61の中央部と短尺レバー62の下端の枢着部に設けられた転動ローラ61aを中間ガイドレール41の挿入口41aに挿入する。上記長尺レバー61の下端の枢着孔を、取付用ブラケット52の枢着孔に対応し、樹脂製のプッシュリベット63を圧入し枢着する。
【0021】
【第2参考例】
図9はこの発明の第2参考例の要部を示す斜視図である。図中に示される前側扉3の裏面の上部左側には上下に長い上ガイドレール32が設けられ、該上ガイドレール32の上部右側には切欠状の挿入口32aが形成されている。該前側扉3の裏面の下部左側には取付用ブラケット33が設けられており、該取付用ブラケット33には図示しない枢着孔が穿設されている。中間扉4の裏面の左側の上下中央には上下に長い中間ガイドレール41が設けられ、その上端には挿入口41aが形成されている。後側扉5の裏面の上部左側には上下に長い上ガイドレール54が設けられ、該上ガイドレール54の上部左側には切欠状の挿入口54aが形成されている。上記後側扉5の裏面の下部左側には取付用ブラケット52が設けられ、該取付用ブラケット52には図示しない枢着孔が穿設されている。
【0022】
リンク機構6は同一の長さの2本のレバー61をX字状に枢着して構成され、双方のレバー61の上端と、互いの枢着部とにはそれぞれ転動ローラ61aが枢着されている。上記2本のレバー61の下端にはそれぞれ図示しない枢着孔が穿設されている。
【0023】
以上のように構成されたリンク機構6は次のような手順に従って扉3,4,5の裏面に装着される。上記2本のうちの一方のレバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール32の挿入口32aに挿入し、また、他方のレバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール54の挿入口54aに挿入し、さらに、2本のレバー61の中央部の転動ローラ61aを中間ガイドレール41の挿入口41aに挿入する。上記一方のレバー61の下端の枢着孔を取付用ブラケット52の枢着孔に対応し樹脂製のプッシュリベット63を圧入して枢着し、他方のレバー61の下端の枢着孔を取付用ブラケット33の枢着孔に対応し樹脂製のプッシュリベット63を圧入して枢着する。
【0024】
【第3参考例】
図10はこの発明の第3参考例の要部を示す斜視図である。図中に示される前側扉3の裏面の上部左側には上下に長い上ガイドレール32が設けられ、該上ガイドレール32の上部右側には切欠状の挿入口32aが形成されている。該前側扉3の裏面の下部左側には上下に長い下ガイドレール34が設けられ、該下ガイドレール32の下部右側には切欠状の挿入口34aが形成されている。中間扉4の裏面の左側の上下中央には取付用ブラケット42が設けられ、該取付用ブラケット42の中央には図示しない枢着孔が穿設されている。後側扉5の裏面の上部左側には上下に長い上ガイドレール54が設けられ、該上ガイドレール54の上部左側には切欠状の挿入口54aが形成されている。上記後側扉5の裏面の下部左側には上下に長い下ガイドレール55が設けられ、該下ガイドレール55の下部左側には切欠状の挿入口55aが形成されている。
【0025】
リンク機構6を構成する同一の長さの2本のレバー61は、それぞれの中央部に図示しない枢着孔が穿設されており、双方のレバー61の全ての上下端にはそれぞれ転動ローラ61aが枢着されている。
【0026】
リンク機構6は次のような手順に従って扉3,4,5の裏面に装着される。上記2本のうちの一方のレバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール32の挿入口32aに挿入し、該一方のレバー61の下端の転動ローラ61aを下ガイドレール55の挿入口55aに挿入する。他方のレバー61の上端の転動ローラ61aを上ガイドレール54の挿入口54aに挿入し、該他方のレバー61の下端の転動ローラ61aを下ガイドレール34の挿入口34aに挿入する。2本のレバー61の中央部間に摩擦抵抗を低減する図示しない樹脂ワッシャを挟み込み、双方のレバー61の中央部の枢着孔と、上記取付用ブラケット42の枢着孔とを一致させ、樹脂製のプッシュリベット63を圧入して枢着する。
【0027】
【第4参考例】
図11は第4参考例の要部を示す斜視図である。図中に示される扉装置は2枚の扉を一組として構成された保管庫に対しても、上記第1実施例に説明済みのリンク機構6を適用可能であることを示すものである。つまり、上記第1実施例では後部扉5の裏面の下部左側に枢着されていた長尺レバー61の下端を、中間扉4に対応する2枚目の扉4の裏面の下部右側に枢着することによって、2枚組の扉に対してもy字形状のリンク機構6を適用可能である。
【0028】
また、上述した全ての実施例において、何れか1枚、何れか2枚、または全ての扉を蛇腹状に折り畳み可能な構成とすることも可能である。さらに、上記実施例では図1に示されるように保管庫の本体1の正面視で右側から左側に前側扉3、中間扉4,後側扉5と順次配置されるように設定されていたが、これに限定されず、左側から右側へ前側扉3、中間扉4,後側扉5と順次配置されるように設定することも可能である。この際、リンク機構、ガイドレール、枢着孔等もまた、左右反転された構造とする必要があるのは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば前側扉、中間扉および後側扉を設けたことにより保管庫の本体の中央部への収納を容易にし、且つ、部品点数を必要最低限に抑えることが可能なので、製造時の組立工数を削減することができる。また、リンク機構は扉同士の衝突を無くし、開閉時の静粛性を向上し、リンク機構の自重による自動的な扉閉鎖機能をもつので、横揺れを受けた場合であっても、自動的に閉鎖して開放を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の保管庫の本体を示す斜視図である。
【図2】 図1の3枚の扉の裏面形状を示す斜視図である。
【図3】 扉に組み込まれるリンク機構を示す分解斜視図である。
【図4】 図1のリンク機構を備えた3枚の扉の裏面構造を示す斜視図である。
【図5】 リンク機構の要部を示す平面図である。
【図6】 全開された図1の扉をリンク機構上部で切断して示す平断面図である。
【図7】 全開した図1の扉をリンク機構の下端部で切断して示す平断面図である。
【図8】 第1参考例のリンク機構を備えた3枚の扉の裏面構造を示す斜視図である。
【図9】 第2参考例のリンク機構を備えた3枚の扉の裏面構造を示す斜視図である。
【図10】 第3参考例のリンク機構を備えた3枚の扉の裏面構造を示す斜視図である。
【図11】 第4参考例のリンク機構を備えた2枚の扉の裏面構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 保管庫の本体
2 開口部
2a スライドレール
3 前側扉
31 把手
32 上ガイドレール
32a 挿入口
33 取付用ブラケット
33a 枢着孔
34 下ガイドレール
34a 挿入口
4 中間扉
41 中間ガイドレール
41a 挿入口
42 取付用ブラケット
5 後側扉
51 把手
52 取付用ブラケット
52a 枢着孔
54 上ガイドレール
54a 挿入口
55 下ガイドレール
55a 挿入口
6 リンク機構
61 長尺レバー
61a 転動ローラ
61b スペーサ
61c 枢着孔
62 短尺レバー
62c 支軸
62d 樹脂ワッシャ
62e Eリング
62f 枢着孔
63 プッシュリベット
Claims (1)
- 保管庫本体の前面開口部の上下内面にそれぞれ3本のスライドレールが前後に並べて設けられ、該スライドレールには前側扉、中間扉および後側扉がそれぞれ左右方向に移動自在に配設された保管庫において、前側扉の裏面の左右何れか一側の上部には上下に長い上ガイドレールが固着され、中間扉の裏面の左右何れか一側の略中央部には上下に長い中間ガイドレールが固着され、上記3枚の扉の裏面側にはy字状に組み合わされた長尺レバーと短尺レバーとを備えるリンク機構が設けられ、上記長尺レバーの上端は上ガイドレールに上下動自在に装着され、該長尺レバーの中央部と上記短尺レバーの上端との枢着部は上記中間ガイドレールに上下動自在に装着され、長尺レバーの下端は後側扉の裏面の左右何れか一側の下部に枢着され、短尺レバーの下端は前側扉の裏面の左右何れか一側の下部に枢着されていることを特徴とする保管庫。
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