JP5431881B2 - 管材の溶接ビード測定方法並びに溶接ビード切削方法及び溶接ビード切削装置 - Google Patents

管材の溶接ビード測定方法並びに溶接ビード切削方法及び溶接ビード切削装置 Download PDF

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Description

本発明は、管材の溶接成形時に発生する溶接ビードを測定する管材の溶接ビード測定方法と溶接ビード測定方法を用いた溶接ビード切削方法及び溶接ビード切削装置に関するものである。
巻きシェル工法によって製造される管材の溶接ビードによる突出部は、他の部材との接合において間隙を生じさせ、密封性を確保することが困難となり、製品性能を低下させる要因となる。このため、切削により溶接ビードを除去して使用する必要がある。この切削加工時に、管材の母材を切削することのないよう、精度よく溶接ビード形状を計測し、この計測情報に基づいて切削装置を制御することが求められている。
従来の鋼管の内面溶接ビードの切削方法及び装置においては、鋼管内面の溶接ビード部の横方向表面形状を管軸方向複数位置で非接触式光学変位計により測定し、測定された横方向表面形状が、複数種に区分した横方向表面形状のどれに属するかにより、傾斜式フライスカッタの傾斜角、横方向及び上下方向移動量を設定して鋼管の内面ビードの切削を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
また、他の従来の管端の形状測定装置では、管体を円周方向に回転させる回転装置を備え、管体の直径線上において相対する2つの管端肉厚部のそれぞれに対応する測定部に備えられた外面および内面との距離を測定する外面センサおよび内面センサを有する測定装置と、これらの測定結果に基づいて、管端の肉厚、外径、内径等を演算する演算装置を有しており、内面溶接ビード高さ、外面溶接ビード高さも測定可能としている(例えば、特許文献2参照。)。
特開昭62−107911号公報 特開昭63−165706号公報
しかしながら、特許文献1に示される鋼管の内面溶接ビードの切削方法及び装置においては、鋼管の内面を光学変位計により計測を行っているため、巻きシェル工法と呼ばれる管材の製造方法によるものでは、管材に薄板を使用した場合に、シュリンク加工後、溶接により接合部に管材の変形が生じ、溶接ビードによる突起か管材の折れ曲がりによるものか判定できず、切削条件を求めるために必要な形状パターンが決定できないという問題があった。
また、特許文献2に示される管端の形状測定装置においては、外面センサ及び内面センサからの距離情報によって管端の寸法形状を求めることを目的とし、局所的な変位を伴う溶接ビードを計測することを想定しておらず、また、管材に溶接に伴う複雑な変形がある場合には溶接ビードによるものか管材の変形によるものか判別できない。また、外面溶接ビ−ドの回転角度位置と内面溶接ビードの回転角度位置が異なる場合、管材の厚さデータに2つのピークが表れ、内面溶接ビードか外面溶接ビードのいずれのピークに対応するか判定できず、溶接ビードの切削条件を求めるために必要な情報が得られないという問題が
あった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、管材の溶接部に変形が生じていても、管材の変形と溶接ビードの突出部とを判別することができ、溶接ビードの切削加工に適切な情報を提供できる管材の溶接ビード測定方法並びに溶接ビード切削方法及び溶接ビード切削装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の管材の溶接ビード測定方法は、板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部を溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部の切削領域を決定するための管材の溶接ビード測定方法において、前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記溶接ビードの突出部を含む前記管材の表面凹凸を計測し、前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を演算処理により抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定し、前記特定された溶接ビードの突出部を切削領域とするものである。
また、本発明の管材の溶接ビード切削方法は、板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部が溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部を切削除去する管材の溶接ビード切削方法において、前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記溶接ビードの突出部を含む前記管材の表面凹凸を計測し、前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を演算処理により抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定し、前記特定された溶接ビードの突出部を切削除去するものである。
さらに、本発明の管材の溶接ビード切削装置は、板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部が溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部を切削除去する管材の溶接ビード切削装置において、前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記管材の表面凹凸を計測する計測装置と、前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定する演算処理装置と、前記演算処理装置により特定された溶接ビードの突出部を切削除去する切削装置と、を備えたものである。
本発明によれば、溶接された管材に変形が生じていても、管材の厚み計測データから管材の厚さが板材の厚さよりも厚い部分を抽出し、抽出された範囲内で溶接ビードを特定することにより、管材の変形による影響を取り除き、目的とする溶接ビードのみを切削除去することができるといった顕著な効果を奏するものである。
実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置の概略全体構成を示す図である。 巻きシェル工法による管材の製造方法を示す工程図である。 巻きシェル工法による板材の形状変化を示す図である。 実施の形態1に適用されるシュリンク加工された板材と溶接された管材の形状例を示す図である。 実施の形態1の管材の溶接ビード切削装置の計測装置による計測結果を示す図である。 実施の形態1に適用される内外面の溶接ビードの突出部の回転角度位置が異なる管材の形状例を示す図である。 実施の形態1の管材の溶接ビード切削装置の計測装置による内外面の溶接ビードの突出部の回転角度位置が異なる場合の計測結果を示す図である。 実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置における溶接ビードの突出部の切削領域を決定する手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における距離センサの回転角度位置がずれている場合の距離センサ部の断面を示す図である。 実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置による計測値の平均値データを用いる場合の溶接ビードの内面突出部の切削領域を決定する方法を示す図である。 実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における管材の溶接ビード切削装置の概略全体構成を示す図である。 実施の形態2における管材の溶接ビード切削装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3における管材の溶接ビード切削装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態における管材の溶接ビード切削装置の管材の他の支持方法を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る溶接ビード切削装置について説明する。
実施の形態1.
図1を参照して、実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置の構成を説明する。
図1(a),(b)において、溶接ビード切削装置1は、被切削対象である管材2と、この管材2を回動自在に載置する回転テーブル3と、この回転テーブル3を保持する架台4と、管材2を挟持し、枢軸5にて回転させるクランプローラ6と、このクランプローラ6を支持、移動させるクランプ装置7と、管材2の回転角度位置を検出するエンコーダ8と、管材2の内外面に一定の間隙をもって対抗して配置された一対の内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bと、これら内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bを移動させるセンサ移動装置10と、このセンサ移動装置10を固定する支柱11と、これら内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bからの信号により解析処理する演算処理装置12と、管材2の溶接ビード13の突出部を切削する切削ツールであるフライスカッタ14と、フライスカッタ14を移動させる切削ツール移動装置15と、この切削ツール移動装置15を固定する支柱16と、で構成されている。上記以外の溶接ビード切削装置1を制御するコンピュータ等の制御装置については説明を省略する。
次に、実施の形態で使用される管材の製造方法の一種である巻きシェル工法について図2を用いて説明する。巻きシェル工法は、工程順にロール工程、シュリンク工程、溶接工程、溶接ビードの突出部除去工程、拡管工程から構成される。
ロール工程(図2(a))は、まず、管材2となる板材17を回転するロール18群に挟み込み、曲げ応力を加え、板材17を概ねC形の形状に加工するものである。次に、シュリンク工程(図2(b))は、内面が半円の断面を持つ一組のシュリンク金型19(19a,19b)に入れ、上下から圧力を加えることにより、ロール工程でC形の形状に加工された板材17をさらに円筒状に加工するもので、板材17の対抗端部17a,17bが突き合わされ、概ね円形になるように成形するものである。溶接工程(図2(c))は、突き合わされた端部17a,17bを内面側あるいは外面側から溶接トーチ20により1回〜複数回溶接を行い、板材17を管状に成形して、管材2を製造するものである(図では例としてアーク溶接による溶接方法を示している)。このとき、溶接部には溶接ビード13が形成される。溶接ビードの突出部除去工程(図2(d))は、溶接工程で生じた溶接ビード13の突出部を切削除去するものである。溶接ビード13の突出部の切削除去は、突出部があることにより管材2を他の部材と精度よく接合することを妨げるだけでなく、耐圧強度が低くなり、また、疲労強度の低下を引き起こす原因となることがあるので、これらの要因を取り除く目的で行われる。最後に拡管工程(図2(e))は、管材2を精度よく円形に修正する工程であり、分割された円筒形状の外金型35の円錐状の穴に円錐状の内金型36(芯金ロッド34を介して芯金引き機構37に連結されている)を挿入し、芯金引き方向38に引き込むことにより、外金型35の外周に配置された管材2の内径を矯正し、所望の寸法に拡管する工程である。
図3に、ロール工程後(図3(a))、シュリンク工程後(図3(b))及び溶接工程後(図3(c))の板材17の断面形状を示す。一般に、溶接後の管材2の形状は、溶接による熱歪により涙形に変形することが知られている(図3(c))。しかしこれでは、溶接後の形状が歪んだ円形であり、通常、溶接時に発生する熱の影響により、溶接部が硬化していたり、ビード部の板厚が厚かったりすると、塑性変形しにくいため、拡管工程で精度よく円形に矯正することが困難になる。例えば、Φ=200mm以下の小径管において、板厚が7mm以下と薄い場合に顕著になる。
巻きシェル方式で管材を製造する場合に、ロール工程後の端部の曲げ残り部(ストレート部とも呼ばれる)をシュリンク工程で矯正するために、理論的な展開長寸法よりも若干長く設定する(板厚、曲げ半径により変化する)。そこで、図4に示すように、溶接後の管材2の断面形状が涙形にならないように、シュリンク工程で板材17の突き合わせ端部17a,17bを内側に少し折り曲げた形状(図4(a))に加工する。これにより、溶接後の管材2の形状は、シュリンク加工後の突き合わせ部の両側に(図4(b))に示すような変形部21が生じるが、図3(c)のような涙型より真円度形状に近い形状になるため、後工程の拡管工程でより精度の高い円形形状に矯正することができる。結果、管材2の断面を0.2以下の真円度を有する精度の高い円形状に修正することが可能になる。
次に、実施の形態1の溶接ビード切削装置による溶接ビードの測定方法について説明する。溶接ビード切削装置1には、管材2の内外面に一定の間隔をもって内面距離センサ9aと外面距離センサ9bが対抗して配置されている。ここで、内面距離センサ9aと外面距離センサ9bの間隔をHとし、内面距離センサ9aと管材2の内面との距離をHa、外面距離センサ9bと管材2の外面との距離をHbとする。板材17の厚さをtoとして、板材17の厚さのばらつき、表面の微小な凹凸を考慮して、それよりも厚く閾置tcを設定する。管材2の厚さt(θ)は、H−(Ha(θ)+Hb(θ))で求められる。
まず、図4(b)に示す形状を持つ場合の管材2の溶接ビード回転角度位置を特定する場合について説明する。管材2を時計回りにクランプローラ6により回転させ、エンコーダ8を用いて回転角度θに対する内面距離Ha(θ)と外面距離Hb(θ)を同期させて計測すると、それぞれ、図5上段、図5中段に示すようになる。また、管材2の厚さt(θ)の結果を、図5下段に示す。内面距離Ha(θ)と外面距離Hb(θ)から、溶接ビード13付近に凹凸が認められる。図4(b)の形状を持つ管材2では、内面距離Ha(θ)に溶接ビード13の内面突出部13aのピークPaの他に両側に管材2の変形によるピークPSaが観察される。同様に外面距離Hb(θ)においても、溶接ビード13の外面突出部13bのピークPbの他、両側に管材2の変形部21によるピークPSbが観察される。図4(b)の形状を持つ管材2では、溶接ビード13の内面突出部13aの回転角度θaと溶接ビード13の外面突出部13bの回転角度θbとが一致しているため、管材2の厚さt(θ)の結果に、溶接ビード13の突出部の回転角度位置に対応する単峰性のピークta(tb)が表れる。閾置tcの値を超える範囲内に着目して管材2の厚さt(θ)の単峰性ピーク回転角度位置に相当する内面距離Ha(θ)、外面距離Hb(θ)でのピーク回転角度θa,θbに対応したものを選び出すことにより、管材2の変形部21によるピークPSa,Psbと区別することができ、溶接ビード13の内面突出部13a、溶接ビード13の外面突出部13bの回転角度θa,θbを特定することができる。従って、特定された溶接ビード13の内面突出部13a、溶接ビード13の外面突出部13bを切削除去するためには、溶接ビード13の内面突出部13a、溶接ビード13の外面突出部13bに相当する内面距離Ha(θ)、外面距離Hb(θ)でのピーク部分(斜線部)を切削すればよいことがわかる。
これは、内面距離センサのみで溶接ビードを計測している先行技術1では、管材に薄板を使用した場合には、シュリンク加工後、溶接により接合部に管材の変形が生じ、計測されたピークが溶接ビードによるものか管材の折れ曲がりによるものか区別できず、切削条件を求めるために必要な形状パターンが決定できない。
さらに、内面溶接ビード回転角度位置と外面溶接ビード回転角度位置が異なる場合として、図6に示すものがある。図6(a)は、複数回溶接を行った場合に、それぞれの溶接ビード回転角度位置22,23が異なる場合である。図6(b)は、溶接トーチ20が傾いていたため、溶接ビード13の内面突出部13aと外面突出部13bの回転角度位置が異なる場合である。
ここでは、図6(a)の形状を持つ場合の溶接ビード回転角度位置を特定する場合について説明する。管材2を時計回りにクランプローラ6により回転させて、回転角度θに対する内面距離Ha(θ)と外面距離Hb(θ)を計測すると、それぞれ、図7上段、図7中段に示すようになる。また、管材2の厚さt(θ)の結果を、図7下段に示す。図7上段、図7下段から、溶接ビード22,23付近に凹凸が認められる。図6(a)の形状を持つ管材2では、内面距離Ha(θ)に溶接ビード22の内面突出部22aのピークPaの他に両側に管材2の変形によるピークPSaが観測される。同様に外面距離Hb(θ)においても、溶接ビード23の外面突出部23bのピークPbの他、両側に管材2の変形部21によるピークPSbが観察される。しかし、図5の場合と違って、管材2の溶接ビード22の内面突出部22aの回転角度θaと溶接ビードの外面突出部23bの回転角度θbが一致していないため、管材2の厚さt(θ)の結果に、溶接ビード22の内面突出部22aと溶接ビード23の外面突出部23bの回転角度位置に相当する双峰性のピークta、tbが表れる。閾値tcの値を超える範囲内に着目して管材2の厚さt(θ)の双峰性ピーク回転角度位置に相当する内面距離Ha(θ)、外面距離Hb(θ)でのピーク回転角度θa,θbに対応したものをそれぞれ選び出すことにより、管材2の変形部21によるピークPSa,Psbと区別することができ、溶接ビード22の内面突出部22a、溶接ビード23の外面突出部23bの回転角度θa,θbを特定することができる。従って、特定された溶接ビード22の内面突出部22a、溶接ビード23の外面突出部23bの突出部を切削除去するためには、溶接ビード22の内面突出部22aでは内面距離Ha(θ)でのピーク部分(斜線部)を、溶接ビード23の外面突出部23bでは外面距離Hb(θ)でのピーク部分(斜線部)をそれぞれ切削すればよいことがわかる。
なお、図6(b)の溶接トーチ20が傾いていることによる溶接ビード13の内面と外面の突出部13a,13bの回転角度位置が異なる場合においても上記の場合と同様であるので説明を省略する。
これは、先行技術2では、外面センサ及び内面センサからの距離情報によって管端の寸法形状を求めることを目的とし、局所的な変位を伴う溶接ビードを計測することを想定しておらず、また、管材に溶接に伴う複雑な変形がある場合には、計測されたピークが溶接ビードによるものか管材の変形によるものか判別できない。また、外面溶接ビ−ドの回転角度位置と内面溶接ビードの回転角度位置が異なる場合、管材の厚さデータに2つのピークが表れ、内面溶接ビードか外面溶接ビードのいずれのピークに対応するか判定できず、溶接ビードの切削条件を求めるために必要な情報が得られない。
図7を参照して、上述した溶接ビードの測定方法により溶接ビードの突出部の切削領域(切削回転角度位置、切削量)を決定する手順について図8により説明する。先ず、管材2を挟むように対抗する内面距離センサ9aと外面距離センサ9bを間隔Hでセットし(ステップS1)、内面距離センサ9a、外面距離センサ9bにて管材2との内面距離Ha(θ),外面距離Hb(θ)を計測し(ステップS2)、管材2の厚さt(θ)(=H−(Ha(θ)+Hb(θ)))を求める(ステップS3)。続いて、演算処理装置12により管材2の厚さt(θ)と閾値tcを比較し、t(θ)>tcとなる回転角度θsとθeを算出し(ステップS4)、内面距離Ha(θ)と外面距離Hb(θ)から回転角度θsとθeの範囲24内にあるt(θ)のピーク値ta、tbに相当する内面ピークPa、外面ピークPbを探索し、溶接ビード22の内面突出部22aと溶接ビード23の外面突出部23bを特定する(ステップS5)。さらに内面距離Ha(θ)から特定された溶接ビード22の内面突出部22aの回転角度θaと内面突出部22aのピーク値Hapと裾値Had(管材2の内表面に相当する)を求め、HapとHadまでの高さの範囲25を切削領域として切削回転角度位置、切削量を決定する(図7上段の斜線部の領域)。同様に溶接ビード23の外面突出部23bについても外面距離Hb(θ)から特定された溶接ビード23の外面突出部23bの回転角度θbと外面突出部23bのピーク値Hbpと裾値Hbd(管材2の外表面に相当する)を求め、HbpとHbdまでの高さの範囲26を切削領域として切削回転角度位置、切削量を決定する(図7中段の斜線部の領域)(ステップS6)。このような測定動作が完了した後、この測定結果を用いてフライスカッタを操作して溶接ビードの突出部を切削することになる。
閾値tcを決定するには、板厚toにばらつきがある場合や、図9に示すように内面距離センサ9aと外面距離センサ9bを結ぶ線が管材2の中心を通る直線よりずれている場合には、板厚がtoより大きく計測されることが想定されため、閾値tcはtoよりも大きく設定しておく必要がある。
また、切削量(切削代)を決定するには、図7のように溶接ビード22の内面突出部22aのピーク値Hapから裾値Hadまでを高さとして切削量としてもよいが、図10に示すように管材2の内面の基準を、閾値tcを超える回転角度θsとθeの範囲27を除いた一定角度範囲での内面距離Ha(θ)の平均値Had’を採用して、溶接ビード22の内面突出部22aピーク値Hap’から裾値Had’までの高さの範囲28を切削量としてもよい。ここでは、溶接ビードの内面突出部の切削量について説明したが、溶接ビードの外面突出部の切削量についても同様である。
次に、図1、図7及び図11を参照して、実施の形態1の管材の溶接ビード切削装置の動作について説明する。まず、管材2を回転テーブル3に載置して、クランプ装置7のクランプローラ6で挟持し(ステップS11)、センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9aと外面距離センサ9bを所定の間隔Hで管材2の内面距離Ha(θ)、外面距離Hb(θ)を計測する位置に移動(ステップS12)、クランプローラ6により管材2を回転させ、エンコーダ8で回転角度位置を監視しながら内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bにて同時に管材2との内面距離Ha(θ)及び外面距離Hb(θ)を計測し、演算処理装置12により管材2の厚さt(θ)(=H−(Ha(θ)+Hb(θ)))を算出する(ステップS13)。続いて、図9に示す手順により溶接ビード回転角度θa,θbと溶接ビードの突出部の切削量(領域)を決定する(ステップS14)。センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bを退避させ(ステップS15)、管材2の回転を停止させた状態で、切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を管材2の内部に移動させ、切削位置にセットする(ステップS16)。決定された切削条件にて、溶接ビード22の内面突出部22aを切削、必要があれば、フライスカッタ14を管材2の外部に移動させ、溶接ビード23の外面突出部23bを切削する(ステップS17)。切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を所定の位置に退避させる(ステップS18)。切削加工が終了した管材2は、クランプ装置7を開放して、回転テーブル3から取り外される(ステップS19)。
このように、実施の形態1における管材の溶接ビード切削装置では、溶接された管材に変形部があっても、管材の内外面に一定の間隙をもって対抗して配置される一対の内面距離センサ及び外面距離センサにより管材の厚さを計測し、管材の厚み計測データから管材の厚さが板材の厚さよりも厚い部分を抽出し、抽出された範囲内で溶接ビードを特定することにより、変形による影響を取り除き、目的とする溶接ビードのみを切削除去することができるという顕著な効果がある。また、管材を取り外さず計測した同じ位置で研削を行うため精度よく、溶接ビードの突出部を研削することができるという効果がある。
実施の形態2.
図12は、実施の形態2における管材の溶接ビード切削装置の概略全体構成を示す図である。
図12に示すように、実施の形態2における溶接ビード切削装置29は、実施の形態1の図1に示すものと同様であるが、管材の軸方向に複数の位置で内外面距離センサにより管材の厚さを計測できるようにしたものである。このため、複数の位置で位置決め計測できるようにセンサ移動装置にステップ移動機能を持たせたものである。
次に、図7、図12及び図13を参照して、実施の形態2の管材の溶接ビード切削装置29の動作について説明する。まず、管材2を回転テーブル3に載置して、クランプ装置7のクランプローラ6で挟持し(ステップS21)、センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9aと外面距離センサ9bを所定の間隔Hで管材2の内外面までの距離Ha(θ)、Hb(θ)を計測する位置(N=1)に移動(ステップS22)、クランプローラ6により管材2を回転させ、エンコーダ8で回転角度位置を監視しながら内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bにて同時に管材2との内面距離Ha(θ)及び外面距離Hb(θ)を計測し、演算処理装置12によりN=1の位置での管材2の厚さt(θ)(=H−(Ha(θ)+Hb(θ)))を算出する(ステップS23)。続いて、図9に示す手順によりN=1の位置での溶接ビード回転角度θa,θbと溶接ビードの突出部の切削量(領域)を決定する(ステップS24)。N=nであるか判定し(ステップS25)、N=nではない場合には、N=N+1として、内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bの位置を調整移動する(ステップS31)。内面距離Ha(θ)及び外面距離Hb(θ)を計測し、演算処理装置12によりN=N+1の位置での管材2の厚さt(θ)(=H−(Ha(θ)+Hb(θ)))を算出する(ステップS23)。N=N+1の位置での溶接ビード回転角度θa,θbと溶接ビードの突出部の切削量(領域)を決定する(ステップS24)。所定の複数の位置(N=n)での計測が終了した段階で(ステップS25)、センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bを退避させ(ステップS26)、管材2の回転を停止させた状態で、切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を管材2の内部に移動させ、切削位置にセットする(ステップS27)。それぞれの管材2の位置Nで決定された切削条件にて、溶接ビード22の内面突出部22aを切削、必要があれば、フライスカッタ14を管材2の外部に移動させ、溶接ビード23の外面突出部23bを切削する(ステップS28)。切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を所定の位置に退避させる(ステップS29)。切削加工が終了した管材2は、クランプ装置7を開放して、回転テーブル3から取り外される(ステップS30)。
これにより、管材の軸方向の溶接ビードの位置、突出量が変化する場合においても、切削量を突出量に応じて軸方向に切削ツールを制御することにより、調整しながら精度よく溶接ビードの突出部を切削することができる。
このように、実施の形態2における管材の溶接ビード切削装置では、実施の形態1の効果の他、管材の軸方向に溶接ビード回転角度位置、突出量が変化する場合であっても、切削回転角度位置、切削量を突出量に応じて軸方向に切削ツールを制御することにより、溶接ビードの回転角度位置、突出量に応じて精度よく溶接ビードの突出部を切削することができるという顕著な効果がある。
実施の形態3.
実施の形態3における溶接ビード切削装置は、実施の形態1の図1に示すものと同様であるが、溶接ビードの突出部の切削が所定の許容範囲内に入っているかを確認し、必要に応じて再切削を行うようにしたものである。切削の切り込み深さは、フライスカッタの刃物の磨耗具合等により必ずしも一定ではない、その為、一度の切削では、必要な切削量が得られない場合があるので、切削を追加して、切削精度を向上させる。
次に、図1、図7及び図14を参照して、実施の形態3の管材の溶接ビード切削装置の動作について説明する。まず、管材2を回転テーブル3に載置して、クランプ装置7のクランプローラ6で挟持し(ステップS41)、センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9aと外面距離センサ9bを所定の間隔Hで管材2の内面距離Ha(θ)、外面距離Hb(θ)を計測する位置に移動(ステップS42)、クランプローラ6により管材2を回転させ、エンコーダ8で回転角度位置を監視しながら内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bにて同時に管材2との内面距離Ha(θ)及び外面距離Hb(θ)を計測し、演算処理装置12により管材2の厚さt(θ)(=H−(Ha(θ)+Hb(θ)))を算出する(ステップS43)。続いて、図9に示す手順により溶接ビード回転角度θa,θbと溶接ビードの突出部の切削量(領域)を決定する(ステップS44)。センサ移動装置10を操作し、内面距離センサ9a及び外面距離センサ9bを退避させ(ステップS45)、管材2の回転を停止させた状態で、切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を管材2の内部に移動させ、切削位置にセットする(ステップS46)。決定された切削条件にて、溶接ビード22の内面突出部22aを切削、必要があれば、フライスカッタ14を管材2の外部に移動させ、溶接ビード23の外面突出部23bを切削する(ステップS47)。切削量が所定の許容範囲に入っているかどうか確認するため切削形状を判定し(ステップS48)、切削量が不足している場合は再度、厚さ計測、切削を行うためにステップS43に戻す。切削量が所定の許容範囲に入っている場合には、切削ツール移動装置15によりフライスカッタ14を所定の位置に退避させる(ステップS49)。切削加工が終了した管材2は、クランプ装置7を開放して、回転テーブル3から取り外される(ステップS50)。
これにより、フライスカッタの刃の磨耗等により、溶接ビードの突出部の切削量が所定の範囲内に入っていない場合においても、形状を確認し、不足している場合には、再切削を行うことにより、精度よく溶接ビードの突出部を切削することができる。
このように、実施の形態3における溶接ビードの切削装置では、実施の形態1の効果の他、フライスカッタの刃の磨耗等により切削量が不足する場合であっても、切削後形状を判定する工程を追加し、必要に応じて再切削を行うことにより、精度よく溶接ビードの突出部を切削することができるという顕著な効果がある。
なお、実施の形態では、使用される切削ツールとしては、フライスカッタを使用する場合について説明したが、研削研石、エンドミル等であってもよい。距離センサ9としては、渦電流方式のものを用いる場合について説明したが、接触方式、光切断方式、レーザ光方式、画像方式によるもの等、他の方式のものも利用できる。センサ移動装置10、研削ツール移動装置15を駆動する動力としては電動、油圧、空圧で動作するものが利用できる。
また、図15は、管材2をクランプ、回転させる他の方式を示すものである。図15(a)は、実施の形態では、図1で示すように、それぞれクランプローラ6が2ケ取り付けられた一対のクランプ装置7により4点で管材2をクランプし、回転させる場合について説明したが図15(a)に示すように、一方のクランプ装置7にクランプローラ6を1ケ取り付け、3点で支持するものであっても構わない。図15(b)は、管材2のクランプ、回転させるために回転テーブル3に載せられた管材2を内部からクランプ爪31でクランプするクランプ装置30を示すものである。図15(c)は、管材2のクランプ、回転させるために回転テーブル3に載せられた管材2を外部からクランプ爪33でクランプするクランプ装置32である。上記図15(b)、(c)では、クランプ爪31,33を3本爪とした場合について説明したが、爪の数は3本に限らず複数本であってもよい。
また、図において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 溶接ビード切削装置
2 管材
3 回転テーブル
7,29,31 クランプ装置
9a 内面距離センサ
9b 外面距離センサ
10 センサ移動装置
12 演算処理装置
13,22,23 溶接ビード
13a,13b,22a,23b 溶接ビードの突出部
14 フライスカッタ
15 切削ツール移動装置

Claims (9)

  1. 板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部を溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部の切削領域を決定するための管材の溶接ビード測定方法において、
    前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記溶接ビードの突出部を含む前記管材の表面凹凸を計測し、前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を演算処理により抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定し、前記特定された溶接ビードの突出部を切削領域とすることを特徴とする管材の溶接ビード測定方法。
  2. 前記管材の厚さの計測は、前記管材の内外面に間隙をもって対抗して設置された一対の距離センサにて行うことを特徴とする請求項1に記載の管材の溶接ビード測定方法。
  3. 板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部が溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部を切削除去する管材の溶接ビード切削方法において、
    前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記溶接ビードの突出部を含む前記管材の表面凹凸を計測し、前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を演算処理により抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定し、前記特定された溶接ビードの突出部を切削除去することを特徴とする管材の溶接ビード切削方法。
  4. 前記管材の厚さの計測は、前記管材の内外面に間隙をもって対抗して設置された一対の距離センサにて行うことを特徴とする請求項3に記載の管材の溶接ビード切削方法。
  5. 前記溶接ビードの突出部の切削除去は、前記距離センサによる前記管材の計測位置にて行うことを特徴とする請求項4に記載の管材の溶接ビード切削方法。
  6. 板材が筒状に曲げられ、前記板材の対抗端部が溶接により接合して製造される管材の前記溶接により形成された溶接ビードの突出部を切削除去する管材の溶接ビード切削装置において、
    前記管材の厚さの閾値を設定し、前記管材の管周に亘って前記管材の表面凹凸を計測する計測装置と、
    前記管材の表面凹凸の計測データから前記管材の厚さを算出し、前記算出された前記管材の厚さが前記板材の厚さの閾値よりも厚い部分を抽出し、前記抽出された範囲内で前記管材の表面凹凸の計測データから前記溶接ビードを特定する演算処理装置と、
    前記演算処理装置により特定された溶接ビードの突出部を切削除去する切削装置と、
    を備えたことを特徴とする管材の溶接ビード切削装置。
  7. 前記計測装置は、前記管材の内外面に間隙をもって対抗して設置された一対の距離センサであることを特徴とする請求項6に記載の管材の溶接ビード切削装置。
  8. 前記管材は、前記管材の軸を中心として回動可能に保持され、前記距離センサにて管材までの距離が計測されることを特徴とする請求項7に記載の管材の溶接ビード切削装置。
  9. 前記切削装置は、前記距離センサによる計測位置にて前記溶接ビードの突出部を切削することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の管材の溶接ビード切削装置。
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