JP5427074B2 - 抵抗溶接方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、3枚以上のワークを積層するとともに、前記ワーク中、厚みが最小である最薄ワークを最外に配置して形成した積層体に対して抵抗溶接を行う抵抗溶接方法及びその装置に関する。
複数枚の金属板同士を接合する手法として、これら金属板を積層して積層体を形成し、該積層体を1組の溶接用電極で挟持・加圧した後、該1組の溶接用電極間に通電を行い、前記金属板における接触面近傍の部位を溶融する抵抗溶接が従来から知られている。溶融した部位は、凝固によってナゲットと呼称される固相となる。場合によっては、3枚以上の金属板同士を抵抗溶接によって接合することもある。
ここで、金属板は互いに同一厚みであるとは限らず、寧ろ、互いに相違することが大半である。すなわち、複数枚の金属板の中には、厚みが最も小さいワーク(以下、最薄ワークとも表記する)が含まれる。
このような最薄ワークを積層体の最外に配置して抵抗溶接を行った場合、この最薄ワークと、該最薄ワークに隣接する別のワークとの間のナゲットが十分に成長しないことがある。この理由は、最薄ワークの厚みが最小であるために固有抵抗が最小となることに起因して十分なジュール熱が発生しなくなるためであると推察される。
最薄ワーク近傍のナゲットを大きく成長させるべく、電流値を大きくすることによって最薄ワークのジュール熱を大きくすることが想起される。しかしながら、この場合、厚みが大きいワークに大電流が流れるようになり、このために該ワークが溶融して飛散する、いわゆるスパッタが惹起され易くなるという不具合を招く。
これとは別に、通電時間を長くすることも考えられる。しかしながら、この場合においても、最薄ワークに十分なジュール熱を発生させることは容易ではない。また、溶接処理時間が長くなるので溶接効率が低下するという不具合を招いてしまう。
この観点から、特許文献1において、3枚以上の金属板を積層するとともに最薄ワークを最外に配置した積層体に対して抵抗溶接を施す際、積層体に対する加圧力を小さくして大電流を短時間通電する第一段階と、前記加圧力を第一段階に比して大きく設定するとともに、電流値及び通電時間のそれぞれを第一段階の電流値以下、長時間化して通電を行う第二段階との二段階とすることが提案されている。
該特許文献1の記載によれば、余計な工程を付加することなく、また、スパッタを発生させることなく、必要サイズのナゲットを有するスポット溶接継手を容易に作製することができるようになる、とのことである。
特開2005−262259号公報
特許文献1に記載された従来技術に比して制御を一層簡素にしながらも、接合強度をさらに向上することが今なお希求されている。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、簡素な制御でありながら、積層体中の最外に配置された最薄ワークと該最薄ワークに隣接するワークとの間にナゲットを十分に成長させることが可能であり、しかも、スパッタが発生する懸念を払拭し得る抵抗溶接方法及びその装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、3枚以上のワークを積層するとともに、前記ワーク中、厚みが最小である最薄ワークを最外に配置して形成した積層体に対して抵抗溶接を行う抵抗溶接方法であって、
前記積層体を第1溶接用電極及び第2溶接用電極で挟持するとともに、前記最薄ワークに当接した前記第1溶接用電極とは逆の極性である電流分岐用電極を前記最薄ワークに当接させる工程と、
前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間に通電を行うことで前記積層体に対して抵抗溶接を施すとともに、前記第1溶接用電極から前記電流分岐用電極に向かう分岐電流、又は、前記電流分岐用電極から前記第1溶接用電極に向かう分岐電流を流す工程と、
を有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、第1溶接用電極及び第2溶接用電極で積層体を挟持するのみでなく、最薄ワークに対して電流分岐用電極を当接させて通電を行う。該電流分岐用電極とともに前記最薄ワークに当接した第1溶接用電極は、この電流分岐用電極とは逆の極性であるので、第1溶接用電極から電流分岐用電極に向かう電流、又はその逆方向に流れる電流のいずれか一方が分岐して生じる。この分岐電流が最薄ワークの内部を流れることにより、この最薄ワークと、該最薄ワークに隣接するワークとの界面が十分に加熱される。
このように分岐電流による加熱がなされることにより、前記界面に十分な大きさのナゲットが成長する。これにより、接合強度に優れた接合部が得られる。
しかも、この場合、残余のワーク内を流れる電流値が、第1溶接用電極及び第2溶接用電極のみで積層体を挟持して通電を行う通常の抵抗溶接に比して小さくなる。このため、前記界面に形成されたナゲットが十分な大きさに成長する間にスパッタが起こる懸念が払拭される。
以上のように、本発明によれば、積層体中の最外に配置された最薄ワークと、該最薄ワークに隣接するワークとの間にナゲットを十分に成長させることが可能となる。その上、スパッタが発生する懸念をも払拭し得る。
なお、上記の工程を行う間、残余のワーク同士の界面にナゲットが形成されない場合や、十分に成長しない場合には、電流分岐用電極のみを最薄ワークから離間させるか、又は、電流分岐用電極と電源との間の電気経路のみを切断した上で、第1溶接用電極と第2溶接用電極の間の通電を続行すればよい。電流分岐用電極と電源との間の電気経路を切断するには、例えば、電流分岐用電極と電源との間にスイッチを介装し、このスイッチをオフ(切断)状態とすればよい。
この離間又は電気経路の切断に伴って分岐電流が消失するので、最薄ワークにおけるジュール熱に基づく発熱量が小さくなり、その結果、最薄ワークとそれに隣接するワークとの間に形成されたナゲットの成長速度が小さくなる。その一方で、残余のワークに流れる電流値が大きくなり、該残余のワークではジュール熱に基づく発熱量が大きくなる。これにより残余のワーク同士の界面においてナゲットが形成され、且つ十分に成長する。
また、本発明は、3枚以上のワークを積層するとともに、前記ワーク中、厚みが最小である最薄ワークを最外に配置して形成した積層体に対して抵抗溶接を行うための抵抗溶接装置であって、
前記最薄ワークに当接する第1溶接用電極と、
前記第1溶接用電極とともに前記積層体を挟持する第2溶接用電極と、
前記最薄ワークに当接し、且つ前記第1溶接用電極とは逆の極性である電流分岐用電極と、
を備え、
抵抗溶接を施すために前記積層体を挟持した前記第1溶接用電極と前記第2溶接用電極との間で通電を行う際、前記第1溶接用電極から前記電流分岐用電極に向かう分岐電流、又は、前記電流分岐用電極から前記第1溶接用電極に向かう分岐電流を流すことを特徴とする。
このような構成とすることにより、抵抗溶接時に、最薄ワーク内を流れて該最薄ワークとこれに隣接するワークとの界面を十分に加熱し得る分岐電流、すなわち、第1溶接用電極から電流分岐用電極に向かう電流、又はその逆方向に流れる電流を生じさせることができるようになる。その結果、上記したように、この界面に十分な大きさのナゲットを成長させることができる。
しかも、分岐電流を発生させるためには、電流分岐用電極と、該電流分岐用電極を変位させるための変位機構を必要に応じて設けるのみでよい。従って、電流分岐用電極を設けたことに伴って装置構成が複雑になることもない。また、動作制御も簡素である。
電流分岐用電極は、第1溶接用電極を変位する変位機構によって、該第1溶接用電極と一体的に最薄ワークに対して接近又は離間させる(変位させる)ようにしてもよいが、電流分岐用電極のみを変位させる変位機構を別個に設けることが好ましい。これにより、最薄ワークとこれに隣接するワークとの界面の加熱と、残余のワーク同士の界面の加熱とを個別に制御することが可能となるからである。
又は、電流分岐用電極と電源との間に、これら電流分岐用電極と電源との間のみの電気経路を接続又は停止するスイッチを設けるようにしてもよい。このスイッチをオン(接続)状態からオフ(切断)状態に切り換えたり、又はその逆に切り換えたりすることによっても、最薄ワークとこれに隣接するワークとの界面の加熱と、残余のワーク同士の界面の加熱とを個別に制御することができる。
さらに、電流分岐用電極は、第1溶接用電極を囲繞する円環形状であることが好ましい。この場合、分岐電流が最薄ワーク内を放射状に万遍なく流れる。従って、最薄ワークとこれに隣接するワークとの界面がムラなく加熱され、ナゲットの形成が容易となるとともに、該ナゲットを十分に成長させることも容易となる。
本発明によれば、積層体を挟持する第1溶接用電極及び第2溶接用電極の他、前記積層体の最外に配置された最薄ワークに当接する電流分岐用電極を用い、抵抗溶接を行う際、この電流分岐用電極と、該電流分岐用電極とともに前記最薄ワークに当接した前記第1溶接用電極との間に、前記最薄ワークを経由する電流を流すようにしている。この電流により、該最薄ワークとこれに隣接するワークとの界面を十分に加熱し得るジュール熱が発生する。従って、この界面に十分な大きさのナゲットを成長させることができ、その結果、十分な接合強度を確保することができる。
本実施の形態に係る抵抗溶接装置の要部拡大一部横断面斜視図である。 第1電極チップ、第2電極チップ及び電流分岐用電極の全てで溶接対象である積層体を挟持した状態を示す縦断面模式図である。 通電を開始し、第1電極チップから第2電極チップに向かう電流を流した状態を示す縦断面模式図である。 図3から通電を続行した状態を示す縦断面模式図である。 電流分岐用電極のみを積層体から離間させる一方、第1電極チップから第2電極チップへの通電を続行した状態を示す縦断面模式図である。 図5に続いて第1電極チップを積層体から離間させ、通電(抵抗溶接)を終了した状態を示す縦断面模式図である。 図3とは逆に、第2電極チップ及び電流分岐電極から第1電極チップに向かう電流を流した状態を示す縦断面模式図である。 積層体の最上に位置する最薄ワークと、その直下のワークとに、第1電極チップから電流分岐用電極に向かう電流が流れる状態を示す縦断面模式図である。
以下、本発明に係る抵抗溶接方法につき、これを実施する抵抗溶接装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る抵抗溶接装置の要部拡大一部横断面斜視図である。この抵抗溶接装置は、第1溶接用電極としての第1電極チップ10、第2溶接用電極としての第2電極チップ12、及び電流分岐用電極14を具備する図示しない溶接ガンを有し、該溶接ガンは、例えば、6軸ロボット等の多関節ロボットのアーム部先端に配設される。多関節ロボットのアームに溶接ガンが配設された構成は公知であり、このため、この構成についての詳細な説明は省略する。
溶接対象である積層体16につき若干説明すると、この場合、積層体16は、3枚の金属板18、20、22が下方からこの順序で積層されることによって構成される。この中の金属板18、20の厚みはD1(例えば、約1mm〜約2mm)に設定され、金属板22の厚みはD1に比して小寸法のD2(例えば、約0.5mm〜約0.7mm)に設定される。すなわち、金属板18、20の厚みは同一であり、金属板22はこれら金属板18、20に比して薄肉である。以下においては、金属板22を最薄ワークと呼称することもある。
金属板18、20は、例えば、いわゆるハイテン鋼であるJAC590、JAC780又はJAC980(いずれも日本鉄鋼連盟規格に規定される高性能高張力鋼板)からなり、最薄ワーク22は、例えば、いわゆる軟鋼であるJAC270(日本鉄鋼連盟規格に規定される高性能絞り加工用鋼板)からなる。金属板18、20は同一金属種であってもよいし、異種金属種であってもよい。
又は、金属板18、20、22の全てが軟鋼である組み合わせであってもよいし、金属板18のみがハイテン鋼、金属板20、22が軟鋼である組み合わせであってもよい。
金属板18、20、22の材質は、上記した鋼材に特に限定されるものではないことは勿論であり、抵抗溶接が可能なものであれば如何なる材質であってもよい。
長尺棒状に形成された第1電極チップ10と第2電極チップ12は、これら第1電極チップ10及び第2電極チップ12の間に溶接対象である積層体16を挟持し、且つ該積層体16に対して通電を行うものである。なお、本実施の形態においては、第1電極チップ10から第2電極チップ12に向かって電流が流れるものとする。
前記溶接ガンがいわゆるX型のものである場合、第1電極チップ10は、開閉自在なチャック対を構成する一方のチャック爪に設けられ、第2電極チップ12は、前記チャック対の残余のチャック爪に設けられる。すなわち、チャック対が開動作又は閉動作することに伴い、第1電極チップ10と第2電極チップ12が互いに離間又は接近する。
前記溶接ガンは、いわゆるC型のものであってもよい。この場合、第2電極チップ12は固定アームの先端に配置され、一方、第1電極チップ10は、例えば、ボールネジに連結される。ボールネジが回転付勢されることに伴い、第1電極チップ10が第2電極チップ12に対して接近又は離間する。
電流分岐用電極14は、この場合、円環形状に形成され、第1電極チップ10を囲繞する。第1電極チップ10を支持する前記溶接ガンには、この電流分岐用電極14を積層体16に対して接近又は離間させるための変位機構、例えば、ボールネジ又はシリンダ等が設けられる。この変位機構により、電流分岐用電極14は、第1電極チップ10とは別個に積層体16に対して接近又は離間することが可能である。
本実施の形態では、電源24の正極に対して第1電極チップ10が電気的に接続されるとともに、第2電極チップ12及び電流分岐用電極14が前記電源24の負極に対して電気的に接続される。このことから諒解される通り、第1電極チップ10と電流分岐用電極14はともに、積層体16を構成する最薄ワーク22に当接するものの、その極性は互いに逆である。
以上の構成において、第1電極チップ10と電流分岐用電極14との離間距離Zが過度に大きい場合、第1電極チップ10と電流分岐用電極14との間の抵抗が大きくなり、後述する分岐電流i2(図3参照)が流れることが困難となる。従って、離間距離Zは、第1電極チップ10と電流分岐用電極14との間の抵抗が、分岐電流i2が適切な電流値で流れることが可能となる距離に設定される。
本実施の形態に係る抵抗溶接装置の要部は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき、本実施の形態に係る抵抗溶接方法との関係で説明する。
積層体16に対して抵抗溶接を行う際、換言すれば、金属板18、20同士を接合するとともに金属板20、22同士を接合する際には、先ず、前記ロボットが、第1電極チップ10と第2電極チップ12の間に積層体16が配置されるように前記溶接ガンを移動させる。その後、チャック爪同士が閉動作したり、又は変位機構が付勢されたりすることにより、第1電極チップ10と第2電極チップ12が相対的に接近し、その結果、互いの間に積層体16が挟持される。
この挟持と同時、又はその後に電流分岐用電極14を最薄ワーク22に当接させ、図2に模式的な縦断面図として示す状態とする。勿論、電流分岐用電極14を最薄ワーク22に当接させるための変位は、該電流分岐用電極14を変位させる前記変位機構の作用下に行われる。
なお、電流分岐用電極14の最薄ワーク22に対する当接は、該電流分岐用電極14が最薄ワーク22に接触する程度であってもよいし、最薄ワーク22を所定の加圧力で押圧する程度であってもよい。
次に、通電を開始する。上記したように、第1電極チップ10、第2電極チップ12の各々が電源24の正極、負極に接続されているため、図3に示すように、第1電極チップ10から第2電極チップ12に向かう電流i1が流れる。この電流i1に基づくジュール熱により、金属板18、20の間、及び金属板20、22の間がそれぞれ加熱される。なお、図3における参照符号30、32は、加熱領域を示す。
ここで、最薄ワーク22には電流分岐用電極14も当接しており、この電流分岐用電極14の極性は負である。従って、第1電極チップ10からは、上記した電流i1と同時に、電流分岐用電極14に向かう分岐電流i2が出発する。電流分岐用電極14が円環形状であるため、分岐電流i2は放射状に流れる。
このように、本実施の形態においては、金属板18、20には流れず最薄ワーク22にのみ流れる分岐電流i2が発生する。この結果、第1電極チップ10及び第2電極チップ12のみを使用する一般的な抵抗溶接に比して最薄ワーク22の内部を通過する電流値が大きくなる。
従って、この場合、最薄ワーク22の内部に、前記加熱領域32とは別の加熱領域34が形成される。なお、分岐電流i2が放射状に流れるため、加熱領域34は金属板20、22の界面を放射状に加熱する。加熱領域34は、時間の経過とともに拡大し、図4に示すように、加熱領域32と一体化する。
金属板20、22の間の界面は、このようにして一体化した加熱領域32、34の双方から熱が伝達された結果、十分に温度上昇して溶融し始める。その結果、金属板20、22の間にナゲット36が形成される。
ここで、分岐電流i2の割合を大きくするほど加熱領域34を大きくすることが可能であるが、分岐電流i2の割合を過度に大きくした場合、電流i1の電流値が小さくなるので、加熱領域30、32が小さくなる。このため、ナゲット36の大きさが飽和する一方、ナゲット38が小さくなる傾向がある。従って、分岐電流i2の割合は、ナゲット38が十分に成長する程度の電流i1が流れるように設定することが好ましい。
なお、電流i1と分岐電流i2の割合は、例えば、上記したように第1電極チップ10と電流分岐用電極14との離間距離Z(図1及び図2参照)を変更することで調節することが可能である。
ナゲット36は、通電が継続される限り、時間の経過とともに成長する。従って、通電を所定の時間継続することにより、ナゲット36を十分に成長させることができる。なお、通電継続時間に対するナゲット36の成長の度合いは、テストピース等を用いた抵抗溶接試験で予め確認しておけばよい。
この場合、金属板18、20に流れる電流i1の電流値は、一般的な抵抗溶接に比して小さい。このため、金属板20、22の間のナゲット36が大きく成長している間に金属板18、20の発熱量が過度に大きくなることが回避される。従って、スパッタが発生する懸念が払拭される。
この間、電流i1によって金属板18、20の間にもナゲット38が形成される。分岐電流i2が継続して流れるようにすると、分岐電流i2を停止した場合に比して電流i1の全通電量が少なくなるので、加熱領域30、ひいてはナゲット38が若干小さくなる傾向がある。
従って、ナゲット38をさらに成長させる場合には、図5に示すように、電流分岐用電極14のみを最薄ワーク22から離間させて第1電極チップ10から第2電極チップ12への通電を続行することが好ましい。電流分岐用電極14の最薄ワーク22からの離間に伴って電流i1の電流値が大きくなるので、通電終了までの電流i1の全通電量が多くなるからである。
この場合、分岐電流i2が消失するため、最薄ワーク22には、第1電極チップ10から第2電極チップ12へ向かう電流i1のみが流れるようになる。その結果、加熱領域34(図4参照)が消失する。
その一方で、金属板18、20においては、通常の抵抗溶接時と同様の状態が形成される。すなわち、厚みが大きい金属板18、20ではジュール熱による発熱量が増加し、その結果、加熱領域30が広がるとともにその温度が一層上昇する。金属板18、20の界面は、この温度上昇した加熱領域30に加熱され、これにより、該界面近傍の温度が十分に上昇して溶融し、ナゲット38の成長が促進される。
以降は、ナゲット38が十分に成長するまで、例えば、図6に示すように、ナゲット36と一体化するまで通電を継続すればよい。通電継続時間に対するナゲット38の成長の度合いも、テストピース等を用いた抵抗溶接試験で予め確認しておけばよい。
ここで、金属板18、20の界面は、金属板20、22同士の間にナゲット36を成長させる際に電流i1が通過することに伴って形成された加熱領域30によって予め加熱されている。このため、金属板18、20同士は、ナゲット38が成長する前になじみが向上している。従って、スパッタが発生し難い。
以上のように、本実施の形態においては、金属板20、22の間のナゲット36を成長させる際、金属板18、20の間のナゲット38を成長させる際の双方でスパッタが発生することを回避することができる。
所定時間が経過してナゲット38が十分成長した後、通電を停止するとともに、図6に示すように、第1電極チップ10を最薄ワーク22から離間させる。又は、第1電極チップ10を最薄ワーク22から離間させることで第1電極チップ10と第2電極チップ12を電気的に絶縁するようにしてもよい。
なお、抵抗溶接の開始から終了するに至るまでの上記した動作は全て、制御回路の制御作用下に営まれる。
このようにして通電が停止されることに伴い、金属板18、20の発熱も終了する。時間の経過とともにナゲット38が冷却固化し、これにより金属板18、20が互いに接合される。
以上のようにして、積層体16を構成する金属板18、20同士、金属板20、22同士が接合され、結局、接合品が得られるに至る。
この接合品においては、金属板18、20同士の接合強度と同様に、金属板20、22同士の接合強度も優れる。上記したように最薄ワーク22に分岐電流i2が流されたことに伴って、金属板20、22の間のナゲット36が十分に成長しているからである。
しかも、上記から諒解される通り、本実施の形態に係る抵抗溶接装置を構成するに際しては、電流分岐用電極14と、該電流分岐用電極14を変位させるための変位機構とを設ければよい。従って、電流分岐用電極14を設けることに伴って抵抗溶接装置の構成が複雑化することもない。
なお、上記した実施の形態においては、第1電極チップ10に先んじて電流分岐用電極14を最薄ワーク22から離間させるようにしているが、電流i1、分岐電流i2の各電流値によっては、電流分岐用電極14と第1電極チップ10を最薄ワーク22から同時に離間させるようにしてもよい。
また、4枚以上の金属板で積層体を構成するようにしてもよいことは勿論である。
さらに、図7に示すように、金属板18に当接した第2電極チップ12から、最薄ワーク22に当接した第1電極チップ10に向かう電流を流すようにしてもよい。この場合にも、最薄ワーク22に当接した電流分岐用電極14の極性を第1電極チップ10と逆にする。すなわち、第2電極チップ12及び電流分岐用電極14を電源24の正極に電気的に接続する一方、第1電極チップ10を電源24の負極に電気的に接続する。これにより、第2電極チップ12から第1電極チップ10に向かう電流i1と、電流分岐用電極14から第1電極チップ10に向かう分岐電流i2とが発生する。
さらにまた、電流分岐用電極14を最薄ワーク22から離間することに代替し、最薄ワーク22と電源24との間にスイッチを設け、このスイッチを切断(オフ)状態とすることによって、第1電極チップ10から電流分岐用電極14に向かう電流のみ、又はその逆方向に流れる電流のみを停止するようにしてもよい。この場合において、加熱領域34を形成するためには、前記スイッチを接続(オン)状態とすることはいうまでもない。
この場合、電流分岐用電極14を第1電極チップ10とは別個に変位させるための変位機構を設ける必要は特にない。このため、装置構成及び動作制御が一層簡素になるという利点が得られる。
いずれの場合においても、電流分岐用電極は、円環形状の電流分岐用電極14に特に限定されるものではない。例えば、第1電極チップ10及び第2電極チップ12と同様に長尺棒状のものであってもよい。この場合、電流分岐用電極は1本であっても複数本であってもよく、複数本を用いる場合は、これら複数本の電流分岐用電極を最薄ワーク22に対して同時に当接又は離間させるようにしてもよい。
さらに、上記した各態様において、図8に示すように、分岐電流i2を、第1電極チップ10が接触した最薄ワーク22のみならず、該最薄ワーク22の直下に位置する金属板20にも流れるようにしてもよい。
この場合、最薄ワーク22と金属板20の間に抵抗発熱が生じ、その結果、ナゲット36が生成する。その一方で、金属板18、20の間には、第1電極チップ10から電流分岐用電極14に向かう電流が流れないか、又は、流れたとしてもその電流量は極僅かである。従って、最薄ワーク22と金属板20の間に生成した前記ナゲット36が容易に成長する。
10、12…電極チップ 14…電流分岐用電極
16…積層体 18、20…金属板
22…最薄ワーク(金属板) 24…電源
30、32、34…加熱領域 36、38…ナゲット
i1…電流 i2…分岐電流

Claims (6)

  1. 3枚以上のワークを積層するとともに、前記ワーク中、厚みが最小である最薄ワークを最外に配置して形成した積層体に対して抵抗溶接を行う抵抗溶接方法であって、
    前記積層体を第1溶接用電極及び第2溶接用電極で挟持するとともに、前記最薄ワークに当接した前記第1溶接用電極とは逆の極性である電流分岐用電極を前記最薄ワークに当接させる工程と、
    前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間に通電を行うことで前記積層体に対して抵抗溶接を施すとともに、前記第1溶接用電極から前記電流分岐用電極に向かう分岐電流、又は、前記電流分岐用電極から前記第1溶接用電極に向かう分岐電流を流す工程と、
    を有することを特徴とする抵抗溶接方法。
  2. 請求項1記載の抵抗溶接方法において、前記第1溶接用電極と前記第2溶接用電極の間に通電を行う最中、前記電流分岐用電極のみを前記最薄ワークから離間させるか、又は、前記電流分岐用電極と電源との間の電気経路のみを切断することで前記分岐電流を停止することを特徴とする抵抗溶接方法。
  3. 3枚以上のワークを積層するとともに、前記ワーク中、厚みが最小である最薄ワークを最外に配置して形成した積層体に対して抵抗溶接を行うための抵抗溶接装置であって、
    前記最薄ワークに当接する第1溶接用電極と、
    前記第1溶接用電極とともに前記積層体を挟持する第2溶接用電極と、
    前記最薄ワークに当接し、且つ前記第1溶接用電極とは逆の極性である電流分岐用電極と、
    を備え、
    抵抗溶接を施すために前記積層体を挟持した前記第1溶接用電極と前記第2溶接用電極との間で通電を行う際、前記第1溶接用電極から前記電流分岐用電極に向かう分岐電流、又は、前記電流分岐用電極から前記第1溶接用電極に向かう分岐電流を流すことを特徴とする抵抗溶接装置。
  4. 請求項3記載の抵抗溶接装置において、前記電流分岐用電極のみを前記最薄ワークに対して接近又は離間させる変位機構をさらに備えることを特徴とする抵抗溶接装置。
  5. 請求項3記載の抵抗溶接装置において、前記電流分岐用電極と電源との間に、前記電流分岐用電極と電源との間の電気経路のみを接続又は停止するスイッチが設けられたことを特徴とする抵抗溶接装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の抵抗溶接装置において、前記電流分岐用電極が、前記第1溶接用電極を囲繞する円環形状であることを特徴とする抵抗溶接装置。
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