JP5519450B2 - 抵抗溶接システム及び抵抗溶接方法 - Google Patents
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前記積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
前記第1溶接チップとともに前記積層体の最外に位置するワークに当接し、且つ前記第1溶接チップとは逆の極性である補助電極と、
抵抗溶接を施すために前記積層体を挟持した前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間で通電を行う際の通電時間を制御する溶接タイマと、
前記通電を行う際、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流が流れる時間を制御する分岐電流タイマと、
前記溶接タイマに通電開始信号を送るとともに、前記分岐電流タイマに分岐電流が流れる時間を入力する制御回路と、
を備え、
通電開始信号が送られた前記溶接タイマは、前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間の通電を開始すると同時に、前記分岐電流タイマに通電開始信号を送ることを特徴とする。
前記積層体を第1溶接用電極及び第2溶接用電極で挟持するとともに、前記積層体の最外に位置して前記第1溶接チップが当接したワークに対し、前記第1溶接用電極とは逆の極性である補助電極を当接させる工程と、
前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間に通電を行うことで前記積層体に対して抵抗溶接を施すとともに、前記第1溶接用電極から前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接用電極に向かう分岐電流を流す工程と、
前記第1溶接チップと前記補助電極とを電気的に絶縁して前記分岐電流を停止する一方、前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間の通電を継続する工程と、
前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間の通電を停止する工程と、
を有し、
前記第1溶接用電極と第2溶接用電極の間の通電開始から通電停止までの時間を溶接タイマによって制御し、且つ前記溶接タイマは、分岐電流タイマに対して通電開始信号を送り、
前記分岐電流タイマは、通電開始信号を受信してから時間の計測を開始し、予め設定された時間に到達したときに前記分岐電流を停止する制御を行うことを特徴とする。
16、16a…積層体 18、20…金属板
22…最薄ワーク(金属板) 24…電源
26…ON/OFFスイッチ 28…RBコントローラ
30…溶接タイマ 32…分流OFFタイマ
40、42、44…加熱領域 46、48…ナゲット
50…軟化部 52…溶融部
i1…電流 i2…分岐電流
Claims (6)
- 複数個のワークを積層することで形成した積層体に対して抵抗溶接を行うための抵抗溶接システムであって、
前記積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
前記第1溶接チップとともに前記積層体の最外に位置するワークに当接し、且つ前記第1溶接チップとは逆の極性である補助電極と、
抵抗溶接を施すために前記積層体を挟持した前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間で通電を行う際の通電時間を制御する溶接タイマと、
前記通電を行う際、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流が流れる時間を制御する分岐電流タイマと、
前記溶接タイマに通電開始信号を送るとともに、前記分岐電流タイマに分岐電流が流れる時間を入力する制御回路と、
を備え、
通電開始信号が送られた前記溶接タイマは、前記第1溶接チップと前記第2溶接チップとの間の通電を開始すると同時に、前記分岐電流タイマに通電開始信号を送ることを特徴とする抵抗溶接システム。 - 請求項1記載の抵抗溶接システムにおいて、前記補助電極と電源との間に、前記補助電極と電源との間の電気経路のみを接続又は停止するスイッチが設けられたことを特徴とする抵抗溶接システム。
- 請求項1記載の抵抗溶接システムにおいて、前記補助電極のみを前記最外のワークに対して接近又は離間させる変位機構をさらに備えることを特徴とする抵抗溶接システム。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の抵抗溶接システムにおいて、前記補助電極が、前記第1溶接チップを囲繞する円環形状であることを特徴とする抵抗溶接システム。
- 複数個のワークを積層することで形成した積層体に対して抵抗溶接を行う抵抗溶接方法であって、
前記積層体を第1溶接チップ及び第2溶接チップで挟持するとともに、前記積層体の最外に位置して前記第1溶接チップが当接したワークに対し、前記第1溶接チップとは逆の極性である補助電極を当接させる工程と、
前記第1溶接チップと第2溶接チップの間に通電を行うことで前記積層体に対して抵抗溶接を施すとともに、前記第1溶接チップから前記補助電極に向かう分岐電流、又は、前記補助電極から前記第1溶接チップに向かう分岐電流を流す工程と、
前記第1溶接チップと前記補助電極とを電気的に絶縁して前記分岐電流を停止する一方、前記第1溶接チップと第2溶接チップの間の通電を継続する工程と、
前記第1溶接チップと第2溶接チップの間の通電を停止する工程と、
を有し、
前記第1溶接チップと第2溶接チップの間の通電開始から通電停止までの時間を溶接タイマによって制御し、且つ前記溶接タイマは、分岐電流タイマに対して通電開始信号を送り、
前記分岐電流タイマは、通電開始信号を受信してから時間の計測を開始し、予め設定された時間に到達したときに前記分岐電流を停止する制御を行うことを特徴とする抵抗溶接方法。 - 請求項5記載の抵抗溶接方法において、前記補助電極のみを前記最外のワークから離間させるか、又は、前記補助電極と電源との間の電気経路のみを切断することで前記分岐電流を停止することを特徴とする抵抗溶接方法。
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