JP5419956B2 - 電動機の固定子及び絶縁シートの製造方法 - Google Patents

電動機の固定子及び絶縁シートの製造方法 Download PDF

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本発明は、絶縁シートにより固定子コアと巻線との間を絶縁する電動機の固定子及び絶縁シートの製造方法に関する。
従来、スロット構造の固定子コアと、該固定子コアにその中空部がかつ該スロット内にその本体が嵌め込まれる固定子巻線と、からなるACサーボモータ用固定子において、前記固定子コアと前記固定子巻線間の絶縁として1層あるいは2層以上の絶縁シートを前記固定子コアの周囲に巻回し、その際前記固定子コアのティース部と前記固定子巻線の一定距離を確保するためのV字の折り曲げ部を前記絶縁シートに設けたACサーボモータ固定子が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、積層鉄心の極歯部ごとに集中巻線を施す固定子において、極歯単位に分割積層した積層鉄心片を絶縁処理したあと極歯部にコイルを巻回する巻線工程と、絶縁処理に用いた絶縁シートを折り曲げて巻線体の直線部とコイルエンド部を絶縁する絶縁工程と、絶縁工程を経た積層鉄心片を環状に接合する組立工程とを備え、絶縁工程において、1回目の折り曲げで巻線体の直線部、2回目の折り曲げで巻線体のコイルエンド部を覆う固定子の製造方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、多数の鉄板を積層して溶接により一体化し、外径部と内径部ならびに外径部と内径部との間に形成され両側に凹部を備えたコイル巻装部を有する積層鉄心と、前記コイル巻装部にコイルを巻いて形成した巻線体と、前記積層鉄心のコイル巻装部の両側の凹部面と巻線体との間に介在され、かつ巻線体の外側露出面を覆う弾力性と可撓性を有する絶縁シートを備えた極歯単位体を所定数環状に結合した電動機の固定子であって、前記絶縁シートの両端部は熱により相互に溶着したものが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、固定子鉄心を極歯単位に分割積層した固定子片、その歯部を絶縁処理して集中巻線した固定子片を環状に接合した固定子を備えた電動機において、固定子片の外周近傍に設けた孔部と、この孔部と嵌合する凸部を有する絶縁端板(インシュレータ)と、前記固定子片の積層方向のスロット内面を覆う絶縁シートとを備え、この絶縁シートを前記凸部と孔部との嵌合により挟持して固定子片を絶縁処理した電動機が開示されている(例えば、特許文献4参照)。
また、巻線が巻装されるボビンボディ部の両側に鍔部を有するボビンにおいて、前記ボビンボディ部及び鍔部が絶縁紙からなり、且つ該絶縁紙からなるボビンボディ部及び鍔部の少なくとも巻線と接触する面が、芳香族ポリアミド繊維で構成され、前記鍔部が糊代部を介してボビンボディ部に接着されているモーター用ボビンが開示されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2005−124295号公報 特開2003−061286号公報 特開平09−056099号公報 特開2003−018780号公報 特開2008−263704号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の技術によれば、固定子コアのティース部と固定子巻線の一定距離を確保するためのV字の折り曲げ部を絶縁シートに設けるので、固定子巻線の軸方向長さが長くなる、という問題がある。また、固定子コアのティース部の角部での絶縁距離が保てない、という問題がある。
また、上記特許文献2に開示された従来の技術によれば、絶縁シートを絶縁端板(インシュレータ)で極歯部に固定しているので、インシュレータの厚さにより、絶縁シートとの間に段差が生じ、絶縁シートと巻線との間に隙間ができる。そのため、インシュレータの厚さ分、巻線の巻数が減る、という問題がある。
また、上記特許文献3に開示された従来の技術によれば、コイル巻装部に巻線を巻いた後に、巻線が飛び出さないように巻線を絶縁シートで覆い、絶縁シートの重ね合わせ部分を溶着しているが、絶縁シートの重ね合わせ部分は、異なるコイル巻装部間の巻線の絶縁を目的としており、コイル巻装部では、絶縁端板(インシュレータ)と絶縁シートとの間に段差が生じる、という問題がある。
また、上記特許文献4に開示された従来の技術によれば、絶縁シートは、固定子片のスロット内面のみを覆っているので、固定子片と巻線が接触する部分があり、絶縁距離が保てない、という問題がある。また、固定子片の形状に合わせて絶縁シートを形成するが、固定子片の軸方向端部では、絶縁シートの厚さを厚くしないと絶縁補強をすることができず絶縁性が悪い、という問題がある。
また、上記特許文献5に開示された従来の技術によれば、鍔部を糊代部を介してボビンボディ部に接着するとき、鍔部の接着位置がずれ易く、ボビンの寸法精度が低い、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、固定子巻線の軸方向長さが短く、絶縁シートと巻線との間に隙間ができず、固定子コアと巻線の絶縁距離を保つことができ、絶縁シートの寸法精度が高い電動機の固定子を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ヨーク部、ティース部及び先端エッジ部を有する固定子コアと、前記ヨーク部の軸方向端部に配置される外フランジ部、前記先端エッジ部の軸方向端部に配置される内フランジ部及び前記ティース部の軸方向端部に配置され前記外フランジ部と内フランジ部とを接続する胴部を有し、前記外フランジ部内面、胴部側面及び内フランジ部内面の輪郭が、前記ヨーク部内面、ティース部側面及び先端エッジ部内面の輪郭と同一に形成され、前記胴部と外フランジ部の接続部及び前記胴部と内フランジ部の接続部に夫々外フランジ側スリット及び内フランジ側スリットが設けられたインシュレータと、一枚の絶縁シートを一部切込を入れて折畳むことにより立体的に形成され、ティース被覆部、胴被覆部、ヨーク被覆部、外フランジ被覆部I、II、先端エッジ被覆部、内フランジ被覆部I、II、ティース端被覆部、外フランジ側スリット差込部、内フランジ側スリット差込部、スリット差込兼外フランジ被覆部、スリット差込兼内フランジ被覆部、ヨーク端被覆部、先端エッジ端被覆部、ヨーク側巻線被覆部及び先端エッジ側巻線被覆部を有する絶縁シートと、前記絶縁シート及びインシュレータが装着された固定子コアのティース部に巻装された巻線と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、固定子巻線の軸方向長さが短く、絶縁シートと巻線との間に隙間ができず、固定子コアと巻線の絶縁距離を保つことができ、絶縁シートの寸法精度が高い電動機の固定子が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明に係る電動機の固定子の実施の形態1を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1の電動機の固定子のティース部の断面図である。 図3は、実施の形態1の電動機の固定子のインシュレータを取外した状態の斜視図である。 図4は、実施の形態1の電動機の固定子の分解斜視図である。 図5は、実施の形態1の絶縁シートの斜視図である。 図6−1は、絶縁シート製造の準備工程を示す図である。 図6−2は、絶縁シート製造の第1工程を示す図である。 図6−3は、絶縁シート製造の第2工程を示す図である。 図6−4は、絶縁シート製造の第2工程を示す図である。 図6−5は、絶縁シート製造の第3工程を示す図である。 図6−6は、絶縁シート製造の第4工程を示す図である。 図6−7は、絶縁シート製造の第5工程を示す図である。 図6−8は、絶縁シート製造の第5工程を示す図である。 図6−9は、絶縁シート製造の第6工程を示す図である。 図6−10は、絶縁シート製造の第7工程を示す図である。 図6−11は、絶縁シート製造の第7工程を示す図である。 図6−12は、絶縁シート製造の第8工程を示す図である。 図6−13は、絶縁シート製造の第8工程を示す図である。 図6−14は、絶縁シート製造の第9工程を示す図である。 図6−15は、絶縁シート製造の第9工程を示す図である。 図6−16は、絶縁シート製造の第9工程を示す図である。 図7−1は、実施の形態2の絶縁シートを示す斜視図である。 図7−2は、実施の形態2の絶縁シートの巻線被覆部を閉じた状態を示す斜視図である。 図8は、実施の形態3の絶縁シートを示す斜視図である。 図9−1は、実施の形態4の電動機の固定子を示す分解斜視図である。 図9−2は、実施の形態4の電動機の固定子の部分側面図である。 図9−3は、実施の形態4の電動機の固定子の部分分解側面図である。 図10−1は、実施の形態5の電動機の固定子を示す部分側面図である。 図10−2は、実施の形態5の電動機の固定子の部分分解側面図である。 図11は、実施の形態6の電動機の固定子を示す分解斜視図である。 図12は、実施の形態の電動機の固定子同士を互いに接続した状態を示す斜視図である。
以下に、本発明にかかる電動機の固定子及び絶縁シートの製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る電動機の固定子の実施の形態1を示す斜視図であり、図2は、実施の形態1の電動機の固定子のティース部の断面図であり、図3は、実施の形態1の電動機の固定子のインシュレータを取外した状態の斜視図であり、図4は、実施の形態1の電動機の固定子の分解斜視図であり、図5は、実施の形態1の絶縁シートの斜視図である。
図1〜図5に示すように、実施の形態1の電動機の固定子91は、珪素鋼板を積層して形成された固定子コア1と、固定子コア1を絶縁被覆する絶縁シート3と、固定子コア1の軸方向端部に装着されるインシュレータ2と、絶縁シート3及びインシュレータ2が装着された固定子コア1のティース部1aに巻装された巻線4(図2参照)と、を備えている。
固定子コア1は、分割コアであり、ヨーク部1bと、ティース部1aと、先端エッジ部1cとを有し、略T字形に形成され、巻線4の巻装後にヨーク部1b同士を接合して環状の固定子とされる。インシュレータ2は、ヨーク部1bの軸方向端部に配置される外フランジ部2bと、先端エッジ部1cの軸方向端部に配置される内フランジ部2cと、固定子コア1のティース部1aの軸方向端部に配置され外フランジ部2bと内フランジ部2cとを接続する胴部2aと、を有し、略T字形に形成されている。
また、外フランジ部2b内面、胴部2a側面及び内フランジ部2c内面の輪郭は、ヨーク部1b内面、ティース部1a側面及び先端エッジ部1c内面の輪郭と同一に形成されている。また、胴部2aと外フランジ部2bの接続部の固定子コア1側には、外フランジ側スリット2dが設けられ、胴部2aと内フランジ部2cの接続部の固定子コア1側には、内フランジ側スリット2eが設けられている。
図5に示すように、絶縁シート3は、ティース被覆部3aと、ティース被覆部3aを軸方向両側へ延長した胴被覆部3aと、ティース被覆部3aと直交するヨーク被覆部3d及び先端エッジ被覆部3bと、ヨーク被覆部3dを軸方向両側へ延長した三角形の外フランジ被覆部I3d、外フランジ被覆部II3dと、先端エッジ被覆部3bを軸方向両側へ延長した三角形の内フランジ被覆部I3b、内フランジ被覆部II3bと、ティース被覆部3a、ヨーク被覆部3d及び先端エッジ被覆部3bと直交するティース端被覆部3aと、ティース端被覆部3a及び胴被覆部3a1と直交する内フランジ側スリット差込部3b及びスリット差込兼内フランジ被覆部3cと、同じくティース端被覆部3a及び胴被覆部3a1と直交する外フランジ側スリット差込部3d及びスリット差込兼外フランジ被覆部3eと、先端エッジ端被覆部3c及びヨーク端被覆部3eと、を有し、一部に切込3k(図6−1参照)を入れた1枚のシートを折紙のように折ることにより製造される。
図3及び図4に示すように、ティース部1aの一側を被覆する絶縁シート3と、ティース部1aの他側を被覆する絶縁シート3との2枚の絶縁シート3により、ティース部1a全部、先端エッジ部1c及びヨーク部1bの内側全部、外フランジ部2b内側の一部、胴部2aの側面の一部及び先端エッジ部1c内側の一部を全て絶縁被覆することができる。絶縁シート3は、1枚のシートを折紙のように折って製造されるので、ティース部1a端部近傍に、固定子コア1と巻線4との間を最短距離で結ぶ貫通孔が存在せず、十分な絶縁沿面距離を確保することができる。
また、インシュレータ2の外フランジ部2b内面、胴部2a側面及び内フランジ部2c内面の輪郭は、固定子コア1のヨーク部1b内面、ティース部1a側面及び先端エッジ部1c内面の輪郭と同一に形成され、これらを被覆する絶縁シート3は、厚さ50μ〜300μの高分子フィルムであるので、インシュレータ2と固定子コア1の境目及びインシュレータ2と絶縁シート3の境目には、段差は生じない。そのため、固定子コア1に対して巻線4を隙間なく巻装することができ、従来のものと比べ、同一出力では小型化、同一形状では出力アップすることができる(図1及び図2参照)。また、絶縁シート3は、ティース端被覆部3a、ヨーク端被覆部3e及び先端エッジ端被覆部3cにより固定子コア1を挟んでいるので、固定子コア1に対して軸方向に位置決めされ、ずれることはない。
次に、図6−1〜図6−16を参照して実施の形態1の絶縁シート3の製造方法について説明する。図6−1は、絶縁シート製造の準備工程を示す図であり、図6−2は、図6−1のA部拡大図で絶縁シート製造の第1工程を示す図であり、図6−3及び図6−4は、絶縁シート製造の第2工程を示す図であり、図6−5は、絶縁シート製造の第3工程を示す図であり、図6−6は、絶縁シート製造の第4工程を示す図であり、図6−7及び図6−8は、絶縁シート製造の第5工程を示す図であり、図6−9は、絶縁シート製造の第6工程を示す図であり、図6−10及び図6−11は、絶縁シート製造の第7工程を示す図であり、図6−12及び図6−13は、絶縁シート製造の第8工程を示す図であり、図6−14〜図6−16は、絶縁シート製造の第9工程を示す図である。
まず、図6−1に示すように、準備工程で、所定の長さと幅を有する長方形の絶縁シート3を準備する。絶縁シート3は、厚さ50μ〜300μのアラミド樹脂、PPS樹脂等の絶縁性、耐熱性、熱伝導性、精密成形性、弾性を有する高分子フィルムである。絶縁シート3には、中央部に、一側から他側に向かって、先端エッジ側巻線被覆部3c、先端エッジ被覆部3b、ティース被覆部3a、ヨーク被覆部3d及びヨーク側巻線被覆部3eが配置され、長手方向両縁部に、一側から他側に向かって、先端エッジ端被覆部3c、スリット差込兼内フランジ被覆部3c、内フランジ被覆部I3b、内フランジ被覆部II3b、内フランジ側スリット差込部3b、胴被覆部3a、ティース端被覆部3a、外フランジ被覆部I3d、外フランジ被覆部II3d、外フランジ側スリット差込部3d、スリット差込兼外フランジ被覆部3e及びヨーク端被覆部3eが配置されている。
図6−2に示すように、第1工程で、ヨーク側巻線被覆部3eと、スリット差込兼外フランジ被覆部3e及びヨーク端被覆部3eと、の境界に切込3kを入れる。次に、図6−3及び図6−4に示すように、第2工程で、スリット差込兼外フランジ被覆部3eを、境界線3mに沿って谷折りし、折り目を付けてから元に戻す。
次に、図6−5に示すように、第3工程で、胴被覆部3a及び外フランジ被覆部I3dを、境界線3nに沿って谷折りする。次に、図6−6に示すように、第4工程で、ティース端被覆部3a、外フランジ側スリット差込部3d、スリット差込兼外フランジ被覆部3e及びヨーク端被覆部3eを、境界線3pに沿って谷折りする。
次に、図6−7及び図6−8に示すように、第5工程で、ティース被覆部3a及びティース端被覆部3aを、境界線3qに沿って山折りし、折り目を付けてから元に戻す。次に、図6−9に示すように、第6工程で、第4の工程で谷折りしたティース端被覆部3a、外フランジ側スリット差込部3d、スリット差込兼外フランジ被覆部3e及びヨーク端被覆部3eを、元に戻す。
次に、図6−10に示すように、第7工程で、前記境界線3pに沿ってティース端被覆部3a及び外フランジ側スリット差込部3dを90°谷折りし、前記境界線3qに沿ってティース被覆部3aを90°山折りし、外フランジ被覆部I3d、外フランジ被覆部II3d間の境界線3rに沿って外フランジ被覆部II3dを180°谷折りして、図6−11に示す、絶縁シート3の立体形状を得る。
次に、図6−12及び図6−13に示すように、第8工程で、ヨーク側巻線被覆部3eを、境界線3sに沿って30°程度山折りする。次に、図6−14〜図6−16に示すように、第9工程で、スリット差込兼外フランジ被覆部3eを、境界線3mに沿って180°谷折りし、続いて、ヨーク端被覆部3eを、境界線3tに沿って90°谷折りする。
上記の第1工程〜第9工程の内、第2工程及び第4工程〜第6工程は、各被覆部の境界線に折り目を付ける工程であり、適宜一部を省略してもよい。また、第1工程〜第9工程は、必ずしもこの順序で行う必要はなく、適宜順序を変更してもよい。
以上説明した第1工程〜第9工程と同様の工程を、図6−1に示す絶縁シート3のA部以外の部分についても同様に行なうことにより、図5に示す実施の形態1の立体的な絶縁シート3を製造することができる。
実施の形態2.
図7−1は、実施の形態2の絶縁シートを示す斜視図であり、図7−2は、実施の形態2の絶縁シートの巻線被覆部を閉じた状態を示す斜視図である。図7−1に示すように、実施の形態2の絶縁シート23は、先端エッジ側巻線被覆部3cの幅方向端部に、先端エッジ側巻線被覆部3cに対して内方に90°折り曲げた幅の狭い帯状の係止部3fを設けている。
図7−2に示すように、係止部3fの軸方向両端部は、先端エッジ側巻線被覆部3cが閉じられた状態で、ヨーク被覆部3dとスリット差込兼外フランジ被覆部3eとの間に差込まれて係止され、先端エッジ側巻線被覆部3cを閉じた状態で保持する。実施の形態2の絶縁シート23は、係止部3fを設けたこと以外は実施の形態1の絶縁シート3と異なるところはない。
なお、実施の形態2では、係止部3fを先端エッジ側巻線被覆部3cに設けたが、係止部3fを幅を広くしたヨーク側巻線被覆部3eに設け、幅を狭くした先端エッジ側巻線被覆部3cを内側に折畳むようにしてもよい。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3の絶縁シートを示す斜視図である。図8に示すように、実施の形態3の絶縁シート33は、内側に折畳むヨーク側巻線被覆部3eの軸方向両端の角部3ekが、丸みをもたせた形状となっている。実施の形態3の絶縁シート33は、角部3ekに丸みをもたせること以外は、実施の形態1の絶縁シート3と異なるところはない。
角部3ekに丸みをもたせることにより、巻線4を巻装するとき又は巻装された巻線4にヨーク側巻線被覆部3eを被せるときに、角部3ekが巻線4の絶縁被膜を傷つけるのを防止することができる。なお、実施の形態3では、内側に折畳むヨーク側巻線被覆部3eの軸方向両端の角部3ekに丸みをもたせたが、先端エッジ側巻線被覆部3cの軸方向両端の角部に丸みをもたせ、内側に折畳むようにしてもよい。
実施の形態4.
図9−1は、実施の形態4の電動機の固定子を示す分解斜視図であり、図9−2は、実施の形態4の電動機の固定子の部分側面図であり、図9−3は、実施の形態4の電動機の固定子の部分分解側面図である。図9−1〜図9−3に示すように、実施の形態4の電動機の固定子94は、インシュレータ2の胴部2aの底面に凸部としての2つの円柱状突起2hを設け、絶縁シート3のティース端被覆部3aに2つの丸孔3xを設け、固定子コア1のティース部1a端部に凹部としての2つの丸穴1fを設け、円柱状突起2hを丸孔3nを通して丸穴1fに嵌合して固定している。
円柱状突起2hを丸穴1fに嵌合することにより、固定子コア1に対するインシュレータ2の位置決めが容易になると共に、絶縁シート3の位置ずれを防止することができ、固定子コア1と絶縁シート3との間に空間ギャップが生じにくくなり、絶縁沿面距離の減少を防ぐことができる。
実施の形態5.
図10−1は、実施の形態5の電動機の固定子を示す部分側面図であり、図10−2は、実施の形態5の電動機の固定子の部分分解側面図である。図10−1及び図10−2に示すように、実施の形態5の電動機の固定子95は、インシュレータ2の胴部2aの底面に凸部としての板状突起2iを設け、絶縁シート3のティース端被覆部3aにスリット3yを設け、固定子コア1のティース部1a端部に凹部としての長穴1gを設け、板状突起2iをスリット3pを通して長穴1gに嵌合して固定している。
板状突起2iを長穴1gに嵌合することにより、固定子コア1に対するインシュレータ2の位置決めが容易になると共に、絶縁シート3の位置ずれを防止することができ、固定子コア1と絶縁シート3との間に空間ギャップが生じにくくなり、絶縁沿面距離の減少を防ぐことができる。
実施の形態6.
図11は、実施の形態6の電動機の固定子を示す分解斜視図である。図11に示すように、実施の形態6の電動機の固定子96は、固定子コア1のティース部1a端部に、凸部としての2つの円柱状突起2hを設け、絶縁シート3のティース端被覆部3aに2つの丸孔を設け、インシュレータ2の胴部2aの底面に、凹部としての2つの丸穴1fを設け、円柱状突起2hを、ティース端被覆部3aの丸孔を通して胴部2aの丸穴1fに嵌合して固定している。このようにしても、固定子コア1に対するインシュレータ2の位置決めが容易になると共に、絶縁シート3の位置ずれを防止することができ、固定子コア1と絶縁シート3との間に空間ギャップが生じにくくなり、絶縁沿面距離の減少を防ぐことができる。
図12は、実施の形態の電動機の固定子91(94、95、96)同士を互いに接続した状態を示す斜視図である。図12に示すように、一方の固定子91の巻線4(図2参照)と他方の固定子91の巻線4との間は、絶縁シート3の先端エッジ側巻線被覆部3c及びヨーク側巻線被覆部3eで絶縁されていて、短絡するおそれはない。
以上説明したように、実施の形態1、4〜6の電動機の固定子91、94〜96は、巻線4の軸方向長さが短く、絶縁シート3と巻線4との間に隙間ができず、固定子コア1と巻線4の絶縁距離を保つことができ、絶縁シート3の寸法精度が高い。
1 固定子コア
1a ティース部
1b ヨーク部
1c 先端エッジ部
1f 丸穴
1g 長穴
2 インシュレータ
2a 胴部
2b 外フランジ部
2c 内フランジ部
2d 外フランジ側スリット
2e 内フランジ側スリット
2h 円柱状突起
2i 板状突起
3、23、33 絶縁シート
3a ティース被覆部
3a 胴被覆部
3a ティース端被覆部
3b 先端エッジ被覆部
3b 内フランジ被覆部I
3b 内フランジ被覆部II
3b 内フランジ側スリット差込部
3c 先端エッジ側巻線被覆部
3c スリット差込兼内フランジ被覆部
3c 先端エッジ端被覆部
3d ヨーク被覆部
3d 外フランジ被覆部I
3d 外フランジ被覆部II
3d 外フランジ側スリット差込部
3e ヨーク側巻線被覆部
3e スリット差込兼外フランジ被覆部
3e ヨーク端被覆部
3x 丸孔
3y スリット
4 巻線
91、94、95、96 電動機の固定子

Claims (7)

  1. ヨーク部、ティース部及び先端エッジ部を有する固定子コアと、
    前記ヨーク部の軸方向端部に配置される外フランジ部、前記先端エッジ部の軸方向端部に配置される内フランジ部及び前記ティース部の軸方向端部に配置され前記外フランジ部と内フランジ部とを接続する胴部を有し、前記外フランジ部内面、胴部側面及び内フランジ部内面の輪郭が、前記ヨーク部内面、ティース部側面及び先端エッジ部内面の輪郭と同一に形成され、前記胴部と外フランジ部の接続部及び前記胴部と内フランジ部の接続部に夫々外フランジ側スリット及び内フランジ側スリットが設けられたインシュレータと、
    一枚の絶縁シートを一部に切込を入れて折畳むことにより立体的に形成され、ティース被覆部、胴被覆部、ヨーク被覆部、外フランジ被覆部I、II、先端エッジ被覆部、内フランジ被覆部I、II、ティース端被覆部、外フランジ側スリット差込部、内フランジ側スリット差込部、スリット差込兼外フランジ被覆部、スリット差込兼内フランジ被覆部、ヨーク端被覆部、先端エッジ端被覆部、ヨーク側巻線被覆部及び先端エッジ側巻線被覆部を有する絶縁シートと、
    前記絶縁シート及びインシュレータが装着された固定子コアのティース部に巻装された巻線と、
    を備えることを特徴とする電動機の固定子。
  2. 前記絶縁シートは、前記ティース部の一側のヨーク部側及び先端エッジ部側を被覆するものと、前記ティース部の他側のヨーク部側及び先端エッジ部側を被覆するものと、の2枚を用いることを特徴とする請求項1に記載の電動機の固定子。
  3. 前記インシュレータの胴部の底面に凸部を設け、前記固定子コアのティース部の軸方向端部に凹部を設け、前記凸部と凹部を嵌合させて前記インシュレータを前記固定子コアに装着したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機の固定子。
  4. 前記インシュレータの胴部の底面に凹部を設け、前記固定子コアのティース部の軸方向端部に凸部を設け、前記凸部と凹部を嵌合させて前記インシュレータを前記固定子コアに装着したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機の固定子。
  5. 前記先端エッジ側巻線被覆部の幅方向端部に、該先端エッジ側巻線被覆部に対して内方に90°折り曲げた帯状の係止部を設け、該係止部の軸方向両端部は、前記先端エッジ側巻線被覆部が閉じられた状態で、前記ヨーク被覆部とスリット差込兼外フランジ被覆部との間に差込まれて係止されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電動機の固定子。
  6. 前記ヨーク側巻線被覆部の軸方向両端の角部は、丸みをもたせた形状となっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の電動機の固定子。
  7. 長方形の絶縁シートであって、中央部に、一側から他側に向かって、先端エッジ側巻線被覆部、先端エッジ被覆部、ティース被覆部、ヨーク被覆部及びヨーク側巻線被覆部が配置され、軸方向両縁部に、一側から他側に向かって、先端エッジ端被覆部、スリット差込兼内フランジ被覆部、内フランジ被覆部I、II、内フランジ側スリット差込部、胴被覆部、ティース端被覆部、外フランジ被覆部I、II、外フランジ側スリット差込部、スリット差込兼外フランジ被覆部及びヨーク端被覆部が配置された絶縁シートを準備する工程と、
    前記先端エッジ側巻線被覆部と先端エッジ端被覆部及びスリット差込兼内フランジ被覆部との境界線、並びに、前記ヨーク側巻線被覆部とヨーク端被覆部及びスリット差込兼外フランジ被覆部との境界線に切込を入れる工程と、
    前記各被覆部の境界線に折り目を付ける工程と、
    前記中央部に配置された各被覆部と軸方向両縁部に配置された各被覆部の境界線に沿って前記軸方向両縁部に配置された各被覆部を180°谷折りする工程と、
    谷折りされた前記軸方向両縁部に配置された各被覆部の内、ティース端被覆部を胴被覆部との境界線に沿って90°谷折りし、外フランジ被覆部IIを外フランジ被覆部Iとの境界線に沿って180°谷折りし、内フランジ被覆部IIを内フランジ被覆部Iとの境界線に沿って180°谷折りし、ヨーク被覆部及び外フランジ被覆部Iをティース被覆部との境界線に沿って90°山折りし、先端エッジ被覆部及び内フランジ被覆部Iをティース被覆部との境界線に沿って90°山折りする工程と、
    スリット差込兼外フランジ被覆部を外フランジ被覆部II及び外フランジ側スリット差込部との境界線に沿って180°谷折りし、スリット差込兼内フランジ被覆部を内フランジ被覆部II及び内フランジ側スリット差込部との境界線に沿って180°谷折りする工程と、
    ヨーク端被覆部をスリット差込兼外フランジ被覆部との境界線に沿って90°谷折りし、先端エッジ端被覆部をスリット差込兼内フランジ被覆部との境界線に沿って90°谷折りする工程と、
    を含むことを特徴とする絶縁シートの製造方法。
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