JP5418975B2 - 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール - Google Patents

固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5418975B2
JP5418975B2 JP2009237118A JP2009237118A JP5418975B2 JP 5418975 B2 JP5418975 B2 JP 5418975B2 JP 2009237118 A JP2009237118 A JP 2009237118A JP 2009237118 A JP2009237118 A JP 2009237118A JP 5418975 B2 JP5418975 B2 JP 5418975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
solid oxide
air electrode
current collector
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009237118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010118338A (ja
Inventor
泰之 新美
晃 川上
大 籾山
修一郎 西願
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2009237118A priority Critical patent/JP5418975B2/ja
Publication of JP2010118338A publication Critical patent/JP2010118338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5418975B2 publication Critical patent/JP5418975B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/023Porous and characterised by the material
    • H01M8/0232Metals or alloys
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/023Porous and characterised by the material
    • H01M8/0236Glass; Ceramics; Cermets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/023Porous and characterised by the material
    • H01M8/0241Composites
    • H01M8/0243Composites in the form of mixtures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/12Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
    • H01M2008/1293Fuel cells with solid oxide electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0215Glass; Ceramic materials
    • H01M8/0217Complex oxides, optionally doped, of the type AMO3, A being an alkaline earth metal or rare earth metal and M being a metal, e.g. perovskites
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備えてなる燃料電池モジュールに関する。
従来から、管状の燃料電池セルを有する燃料電池が知られている(例えば、特開2007−95442号公報(特許文献1)参照)。この従来知られた固体酸化物形燃料電池セルの空気極は、銀ペーストが塗布されて形成され、当該銀は空気に露出している。
また、特開2005−50636号公報(特許文献2)には、平板状の固体酸化物形燃料電池セルが記載され、この固体酸化物形燃料電池セルの内側の空気極コンタクト材料は、セパレーターと空気極に挟まれている。空気極コンタクト材料は、銀粉体または銀合金粉体と、ペロブスカイト型酸化物粉体とを少なくとも含んでなる。その混合比は、銀粉体または銀合金粉体:ペロブスカイト型酸化物粉体=90:10重量%〜30:70重量%の範囲が好ましく、より好適には、銀粉体または銀合金粉体:ペロブスカイト型酸化物粉体=70:30重量%〜50:50重量%の範囲とされ、この空気極コンタクト材料によれば、単セル本来の発電性能を大きく損なうことなく、空気環境下での発電性能に優れ、単セルの破壊も抑制可能であると記載されている。
しかし、本発明者らの得た知見によれば、この先行技術に記載の空気極用コンタクト材料、すなわち銀粉体または銀合金粉体と、ペロブスカイト型酸化物粉体とを少なくとも含む組成を固体酸化物形燃料電池の集電部に適用した場合、ペロブスカイト型酸化物の添加量が多いため電気抵抗が増し、発電性能が低かった。更には、ペロブスカイト型酸化物粉体の含有率が低くなると、空気極コンタクト層の多孔質性が失われ、空気雰囲気下での性能が低下するとともに固着により単セルが破壊し易くなる傾向があった。空気極コンタクト層の多孔性が失われることにより、発電耐久性能も低下する傾向が見られた。
また、特開2002−216807号公報(特許文献3)には、平板状の固体酸化物形燃料電池セルが記載され、この固体酸化物形燃料電池セルの内側の空気極集電体は、セパレーターと空気極に挟まれている。この固体酸化物形燃料電池セルの空気極集電体は、銀の素地中に酸化物が分散した分散強化型銀多孔質体からなっている。
しかしながら、この先行技術には銀およびパラジウムと、ペロブスカイト型酸化物とを特定の存在比で含む空気極集電体の開示はない。
特開2007−95442号公報 特開2005−50636号公報 特開2002−216807号公報
本発明者らは、今般、銀およびパラジウムと、ペロブスカイト型酸化物とを特定の存在比で含む空気極集電体を、固体酸化物形燃料電池セルに適用することにより、初期発電性能が高く、発電耐久性能が良好な固体酸化物形燃料電池セルが実現できるとの知見を得た。本発明はかかる知見に基づくものである。
従って、本発明は、初期発電性能が高く、発電耐久性能が良好な固体酸化物形燃料電池セルの提供をその目的としている。
そして、本発明による燃料電池セルは、燃料極と、電解質と、空気極と、前記空気極に配置される集電部とを少なくとも備えてなる固体酸化物形燃料電池セルであって、前記集電部が、導電性金属と酸化物とを含んでなり、前記導電性金属が銀およびパラジウムであり、前記酸化物がペロブスカイト型酸化物であり、前記酸化物を前記導電性金属に対して、重量比で、0を超え0.111未満の範囲で含んでなることを特徴とするものである。
また、本発明によれば、上記本発明による固体酸化物形燃料電池セルを備えてなる燃料電池モジュールが提供される。
本発明によれば、初期発電性能が高く、発電耐久性能が良好な固体酸化物形燃料電池セルを提供可能となる。
本発明の一つの態様による固体酸化物形燃料電池セルを示す図である。 本発明の別の態様による固体酸化物形燃料電池セルユニットを示す図である。 図2における燃料極端子の例を示す図である。 図2における空気極端子の例を示す図である。 本発明は別の態様による固体酸化物形燃料電池セルユニットを示す図である。
本発明による燃料電池セルとは、空気極に配置される集電部が後記する要件を満たすものであること以外は、燃料極と、電解質と、空気極とを少なくとも備えてなる、当業界において通常固体酸化物形燃料電池セルと分類または理解されるものと同一のものを意味する。
本発明において、空気極に配置される集電部は、導電性金属と酸化物とを含んでなり、ここで導電性金属は銀およびパラジウムであり、また酸化物はペロブスカイト型酸化物である。そして、本発明にあっては、この酸化物を導電性金属に対して、重量比で、0を超え0.111未満の範囲で含んでなり、好ましくは0を超え0.095以下であり、より好ましくは0を超え0.090以下である。ここで、比は、この集電部表面または断面を電子線マイクロアナライザー(EPMA)分析により求めることができる。
本発明において、ペロブスカイト型酸化物は好ましくはLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3である。また、本発明の好ましい態様によれば、集電部を構成する酸化物は空気極の組成と同一のものであり、その具体例としては、SrおよびCaから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、およびCuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、またはSr、Fe、Ni、およびCuから選ばれる少なくとも一種をドープしたサマリウムコバルトまたは銀が挙げられる。
本発明において集電部は多孔性であり、その孔より空気を取り入れ、発電に利用する。集電部を通過した酸素が空気極に供給され、良好な発電性能が得られる。また、本発明にあっては、集電部の導電性が空気極よりも高く、その結果、集電性能を向上させることができる。本発明において集電部の多孔性は空隙率であらわした場合20〜80%程度で有る。空隙率は、例えば、測定するサンプルの断面を樹脂包埋して研磨し、鏡面が出たサンプル断面表面をSEMにて撮影し、撮影像を画像解析して得ることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において特に断らない限り同一の符号は同一の構成要素を意味する。
図1は、本実施形態に係る固体酸化物形燃料電池セルの断面図である。
図1において、燃料電池セルユニット1は、固体酸化物形燃料電池セル6と、その両端に燃料極端子24と空気極端子26を配置してなる。この態様では、固体酸化物形燃料電池セルは、1本の固体酸化物形燃料電池セル6(管状体)からなり、固体酸化物形燃料電池セル6は、円筒形である。
固体酸化物形燃料電池セル6は、酸化剤ガスにさらされている面から集電部44a、空気極20、電解質18、そして燃料極16の積層構造になっており、燃料極16の内側に構成される燃料ガスの通路となる貫通流路15を有している。集電部44aは固体酸化物形燃料電池セル6の他方の端部6bに固定された空気極端子26に接続されている。空気極20全体又は一部は、集電部44aで覆われており、空気極で発生した電気は、集電部44aのセルの軸方向に流れ、空気極端子26から電気を取り出す。なおセルの軸方向とは、貫通流路15に流れる燃料ガスの方向と同一方向を示す。即ち、図中の矢印Aの方向を示す。
一方、固体酸化物形燃料電池セル6の一方の端部6aに固定された燃料極端子24は、燃料極16と接しており、燃料極16で発生した電気を燃料極端子24から取り出す。
集電部44aは、上記要件を満たすものとされる。本発明の好ましい態様によれば、集電部44aの厚さは、0.1〜50μmであることが好ましく、より好ましくは0.5〜30μmである。
燃料極16は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレートとの混合体、の少なくとも一種から形成される。
電解質18は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。
空気極20は、例えば、Sr、Caから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたサマリウムコバルト、銀、などの少なくとも一種から形成される。
燃料極16の厚さは、通常は1〜5mm程度であり、電解質18の厚さは、通常は1〜100μm程度であり、空気極20の厚さは、通常は1〜50μm程度である。
固体酸化物形燃料電池セル6の一方の端部6aに、燃料極16が電解質18及び空気極20に対して突出した燃料極突出周面16aと、電解質18が空気極20に対して突出した電解質突出周面18aとが設けられ、燃料極突出周面16a及び電解質突出周面18aは、固体酸化物形燃料電池セル6の外周面を構成している。固体酸化物形燃料電池セル6の他方の端部6bを含む残部の外周面は、空気極20が集電部44aで覆われている。この態様では、燃料極突出周面16aは、燃料極16と電気的に通じる燃料極外周面21でもある。
燃料極端子24は、燃料極外周面21を全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分24aと、固体酸化物形燃料電池セル6から遠ざかるように固体酸化物形燃料電池セル6の長手方向に延びる管状部分24bとを有している。好ましくは、本体部分24a及び管状部分24bは、円筒形であり且つ同心に配置され、管状部分24bの管径は、本体部分24aの管径よりも細い。本体部分24a及び管状部分24bは、貫通流路15と連通し且つ外部と通じる接続流路24cを有している。本体部分24aと管状部分24bとの間の段部24dは、燃料極16の端面16bと当接している。
またこの態様にあっては、空気極端子26は、空気極外周面22を全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分26aと、固体酸化物形燃料電池セル6から遠ざかるように固体酸化物形燃料電池セル6の長手方向に延びる管状部分26bとを有している。好ましくは、本体部分26a及び管状部分26bは、円筒形であり且つ同心であり、管状部分26bの管径は、本体部分26aの管径よりも細い。本体部分26a及び管状部分26bは、貫通流路15と連通し且つ外部と通じる接続流路26cを有している。本体部分26aと管状部分26bとの間の段部26dは、環状の絶縁部材28を介して集電部44a、空気極20、電解質18及び燃料極16の端面16cと当接している。
燃料極端子24及び空気極端子26の管状部分24b、26bは、好ましくは、それらの外輪郭断面形状が同一である。更に好ましくは、燃料極端子24及び空気極端子26の全体形状が同一である。燃料極端子24及び空気極端子26は、例えばAg、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金などの耐熱金属である。
燃料極端子24と固体酸化物形燃料電池セル6、及び空気極端子26と燃料電池セル6とは、その全周にわたって導電性のシール材32によってシールされ且つ固定されている。
一方の端部6aにおいて、燃料極突出周面16a及び電解質突出周面18aは、固体酸化物形燃料電池セル6の全周にわたって延び、互いに長手方向Aに隣接している。また、燃料極突出周面16aは、固体酸化物形燃料電池セル6の先端部6cに位置している。燃料極突出周面16aと電解質突出周面18aとの間の境界34は、燃料極端子24の本体部分24aの内部にあり、電解質突出周面18と集電部突出周面44との間の境界36は、本体部分24aの外側に位置している。また、電解質突出周面18aは、燃料極突出周面16aに向かって薄肉となるテーパ部18bを有している。
一方の端部6aにおいて、シール材32は、燃料極突出周面16a及び電解質突出周面18aに跨がって全周にわたって延び、燃料極端子24の本体部分24aに充填され、電解質突出周面18aを介して空気極20と間隔をおいている。また、他方の端部6bにおいて、シール材32は、空気極突出周面20aの上を全周にわたって延び、空気極端子26の本体部分26aと絶縁部材28との間の空間に充填されている。シール材32は、燃料極16と作用するガスの領域、即ち、貫通流路15及び接続流路24c、26cと、空気極20と作用するガスの領域とを仕切るように設けられている。シール材32は、例えば、銀、銀とガラスの混合物、金、ニッケル、銅、チタンなどを含む各種ロウ材である。
ここで固体酸化物形燃料電池の作動原理を以下に記す。空気極側に酸化剤ガスを流し、燃料極側に燃料ガス(H2、COなど)を流すと酸化剤ガス中の酸素が、空気極と固体電解質との界面近傍で酸素イオンに変わり、この酸素イオンが固体電解質を通って燃料極に達する。そして燃料ガスと酸素イオンが反応して水および二酸化炭素になる。これらの反応は(1)、(2)および(3)式で表される。発生した電子は、空気極または燃料極へと移動し、端子に集電されるので、電流は管状セルの長軸方向を流れることになる。空気極と燃料極を外部回路で接続することによって、外部に電気を取り出すことが出来る。
H 2 + O 2 - → H 2 O+ 2 e - (1)
C O+ O 2 - → C O 2 + 2 e - (2)
1 / 2 O + 2 e - → O 2 - (3)
より具体的には、図1において燃料極16と作用するガス(燃料ガス)を、貫通流路15及び接続流路24c、26cに通す。また、空気極20と作用するガス(酸化剤ガス)を、空気極20の周りに流す。それにより、固体酸化物形燃料電池セル6が作動する。また、燃料極16の電気をシール材32及び燃料極端子24を介して取出し、空気極20の電気をシール材32及び空気極端子26を介して取出す。
図2は、本発明の別の態様による固体酸化物形燃料電池セルユニットの例である。このセルユニット2はセル7と2つの端子からなっている。セルの構成は、内部に貫通流路を有する燃料極支持体の外側に配置された固体電解質と、該固体電解質の外側に配置された空気極とから構成され、空気極の更に外側には集電部が配置されたものである。固体酸化物形燃料電池セル7には一方の端部56aと他方の端部56bを備え、他方の端部56bの内側に燃料極端子104、および外側に空気極端子106の2つの端子が設けられている。図3は、内側の燃料極端子104を示す。燃料極端子104は、燃料極の貫通流路に挿入され、燃料極と接する。燃料極端子104は、中心部に固体酸化物形燃料電池セル7との接触面積を増やすため略円筒形をしている。図4は、外側の空気極端子106を示す。空気極端子106は、空気極の外側に覆われた集電部144aと接する。空気極端子106は、中心部に固体酸化物形燃料電池セル7を挿入できるように略円筒形をしている。それぞれの端子は、Ag、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金などの耐熱金属からなり、金属の持つバネ力により端子とセルが固定される。図1の仕様と同様に空気極側に酸化剤ガスを流し、燃料極側に燃料ガス(H2、COなど)を流した時、空気極と燃料極で電気が発生し、それぞれの端子に集電されるので、電流は管状セルの長軸方向を流れることになる。
更に、図5は、本発明の別様の態様による固体酸化物形燃料電池セルユニット3である。セルの構成は、内部に貫通流路を有する燃料極支持体の外側に配置された固体電解質と、該固体電解質の外側に配置された空気極とから構成され、空気極の更に外側には集電部が配置されたものである。固体酸化物形燃料電池セル8には一方の端部66aと他方の端部66bをもち、一方の端部66aには電解質が空気極に対して突出した電解質突出部214を備える。空気極端子206であるAgワイヤは、集電部244aの外周に巻きつけられ、固体酸化物形燃料電池セル8の中心付近に形成されている。外周に巻きつける位置は、中心付近に限定されず、固体酸化物形燃料電池セル8の他方の端部66bでも良い。燃料極端子204は、貫通流路の内径より大きな円筒状のAgメッシュを備えている。燃料極端子204は、固体酸化物形燃料電池セル8に一方の端部66aから10〜100mmの深さまで挿入し、Agメッシュのバネ力により燃料極と接している。図1の仕様と同様に空気極側に酸化剤ガスを流し、燃料極側に燃料ガス(H2、COなど)を流した時、空気極と燃料極で電気が発生し、それぞれの端子に集電されるので、電流は管状セルの長軸方向を流れることになる。
これまで説明してきたのは固体酸化物形燃料電池セルであるが、周囲が断熱容器に覆われ、酸化剤ガスにさらされた固体酸化物形燃料電池セルを備えた固体酸化物形燃料電池モジュールに適用されても良い。
また、本発明にあって固体酸化物形燃料電池セルは円筒形状に限定されず、扁平形状などに適用されても良い。
本発明による固体酸化物形燃料電池セルは、公知の方法に従って、適宜製造することができる。空気極に配置される集電部も公知の方法に類似する方法によって合目的的に形成されてよいが、好ましい製造方法は以下の通りである。まず、銀、パラジウム、および酸化物の粉体を用意し、最終的な集電部の組成と同一となる量を秤とる。これを樹脂とともに溶剤に混合したコーティング液とする。このコーティング液を空気極に塗布し、乾燥後、焼成して集電体を形成する。コーティング液の空気極への塗布は、ラリーコート法、テープキャスティング法、ドクターブレード法、スクリーン印刷法、スピンコート法、スプレー法、フローコート法、ロールコート法ならびにこれらを併用して行うことが出来る。また、ここで樹脂としては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。また、溶剤としては、エタノール、メタノール、α-テルピネオール、ジヒドロターピネオール、n-メチル-2-ピロリドン、ベンジルアルコール、トルエン、アセトニトリル、2-フェノキシエタノール、およびそれらの混合溶剤が挙げられる。コーティング液の空気極への塗布量は、最終的な集電部の厚さを考慮して適宜決定されてよい。また、乾燥は、50〜150℃程度で0.5〜5時間行い、さらに焼成は400〜800℃程度で0.5〜5時間行うことが好ましい。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
実施例1
まず、燃料極支持体を以下の通り製造した。すなわち、N i O粉末と、(ZrO2)0.90(Y2O3)0.10(以下、YSZと略称する)粉末の混合物を湿式混合法で作製後、熱処理、粉砕を行い燃料極支持体原料粉末を得た。NiO粉末とYSZ粉末の混合比は重量比で65/35とした。該粉末を押出し成形法によって円筒状成形体を作製した。成形体を900℃で熱処理して燃料極支持体の仮焼体とした。
この燃料極支持体の表面に、スラリーコート法により固体電解質を成膜し、1300℃で焼成した。固体電解質が形成された燃料極支持体は、焼成後の寸法で、外径10.4mm、肉厚1.5mm、有効セル長100mmとした。
次に固体電解質の表面にスラリーコート法により空気極を形成し、1100℃で焼成した。表1に示すように空気極としてLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3(以下、LSCFと略称する)を用いた。なお、空気極の面積は、25.2cm2になるようにした。
次に空気極の上に以下のコーティング液を塗布して集電部を形成した。コーティング液として、樹脂と溶剤と金属粉とを含んでなるものを用意した。具体的には、樹脂としてウレタン樹脂を、溶剤としてn-メチル-2-ピロリドン(NMP)とベンジルアルコールを50:50の混合溶剤を、導電性金属としての金属粉としてAgおよびPdを、酸化物として空気極材料と同一のLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3(LSCF)を用意した。金属粉と酸化物を合わせて100重量%としたとき、表1に示す重量%(Ag90.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF8.0重量%)となるよう秤量した。樹脂、溶剤、金属粉、および酸化物粉を混合し、攪拌した。ここで、表1における添加材料の重量%とは、集電部を100重量%としたときに含まれる金属粉(Ag、Pd)と酸化物(LSCF)の重量%を示す。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.087であった。
得られたコーティング液を、固体酸化物形燃料電池セルに、スクリーン印刷法により塗布した後、80℃で30分乾燥し、室温にて冷却後700℃1時間焼成して、空気極の外側に集電部を形成した固体酸化物形燃料電池セルを得た。よって、集電部は、AgとPdとLSCFを備える膜となった。より詳しくは、集電部はAg90.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF8.0重量%の膜になった。
得られた集電部のAgとPdとLSCFを含有する合金の割合を、このセル集電部表面および断面をEPMA分析により求めた。この割合は、表1に示されるとおりであった。
実施例2
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg92.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF6.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.064であった。
実施例3
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg94.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF4.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.042であった。
実施例4
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg96.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF2.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.020であった。
実施例5
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg97.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF1.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.010であった。
実施例6
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg97.5重量%、 Pd2.0重量%、LSCF0.5重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.005であった。
比較例1
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉をAg68.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF30.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.429であった。
比較例2
表1に示されるとおりの、集電部の金属粉と酸化物粉とをAg88.0重量%、 Pd2.0重量%、LSCF10.0重量%にした以外は、実施例1と同様にして空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.111であった。
比較例3
表2に示されるとおり、集電部をAgおよびPdの層と、その上に形成したAgの層とからなる二層とした以外は、実施例1と同様にして、固体酸化物年燃料電池セルを作成した。集電部の形成のため、二種類のコーティング液を用意した。まず、樹脂としてウレタン樹脂を、溶剤としてn-メチル-2-ピロリドン(NMP)とベンジルアルコールを50:50の混合溶剤を、導電性金属としての金属粉としてAgおよびPdを用意した。そして表2に示される割合、すなわち第一溶液の金属粉としてAg98.0重量%、 Pd2.0重量%で秤量した。また、第一溶液の上に塗布する第二溶液としてAg100重量%溶液を準備し、第一溶液と同種類の樹脂と溶剤とAg100重量%を秤量した。樹脂、溶剤、および金属粉を混合し、攪拌した。ここで表2における添加材料の重量%とは、集電部を100重量%としたときに含まれる金属粉(Ag、Pd)の重量%を示す。集電部における酸化物の割合は、導電性金属に対して0.000であった。
得られた第一溶液を、固体酸化物形燃料電池セルの空気極に塗布した後、80℃で30分乾燥し、室温にて冷却した。その後、さらに第二溶液を塗布し、80℃で30分乾燥し、室温にて冷却した後、700℃で1時間焼成して、空気極の外側に集電部を配置した固体酸化物形燃料電池セルを得た。すなわち、集電部はAg/Pd合金であり、また表側にはPdが露出せず、Agのみが露出している固体酸化物形燃料電池セルを得た。
なお、得られた集電部のAgとPdを含有する合金の割合は、このセル集電部表面または断面をEPMA分析により定量値を求めた。この割合は、表2に示される割合と等しいものであった。即ち、第一溶液が塗布された箇所は、Ag98.0重量% 、Pd2.0重量%のAg/Pd合金になり、第二溶液が塗布された箇所は、Ag100重量%になった。
評価試験
1.固体酸化物形燃料電池セルの発電耐久性能評価
燃料をH2 とN2の混合ガスとして、発電を行った。燃料利用率は75%とした。酸化剤ガスは空気とした。測定温度は700℃ とし、電流密度0.3A/cm2での発電電位を測定した。初期の発電電位からの変化率を電位低下率とした。耐久100時間後の電位低下率は、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能維持性能を示しており、電位低下率が低い値ほど固体酸化物形燃料電池セル性能が良いといえる。
評価結果は以下の表に示されるとおりであった。
Figure 0005418975
実施例1〜6では、発電耐久性能が良好であった。特に実施例3〜5は、100時間後の発電耐久性能を示す電位低下率が0.18%台と良好な結果を示した。発電性能が良好な集電部である実施例1〜6をSEM(走査型電子顕微鏡)にて微構造観察をしたところ、集電部表面及び断面に多くの気孔が観察された。集電部気孔により、集電部を通過した酸素が空気極に十分な酸素を供給し、良好な発電性能が得られた。
それに対して比較例1および2にあっては、100時間後の電位低下率が1.0%以上と高い値を示した。また、これら比較例にあっては、基材である空気極LSCFとの密着性が損なわれ、電位低下率の上昇が観察された。
Figure 0005418975
比較例3について、SEM(走査型電子顕微鏡)にて微構造観察をしたところ、集電部表面および断面には、気孔はほとんど観察されなかった。
1…燃料電池セルユニット、6…固体酸化物形燃料電池セル(固体酸化物形燃料電池セル体)、6a…一方の端部、6b…他方の端部、15…貫通流路、16…燃料極、16a…燃料極突出周面、18…電解質、20…空気極、21…燃料極外周面、22…空気極外周面、24…燃料極端子、24b…管状部分、24c…接続流路、26…空気極端子、26b…管状部分、26c…接続流路、32…シール材、44a…集電部、 2…燃料電池セルユニット、7…固体酸化物形燃料電池セル、56a…一方の端部、56b…他方の端部、144a…集電部、104…燃料極端子、106…空気極端子、 3…燃料電池セルユニット、8…固体酸化物形燃料電池セル、66a…一方の端部、66b…他方の端部、244a…集電部、204…燃料極端子、206…空気極端子、214…電解質突出部

Claims (5)

  1. 燃料極と、電解質と、空気極と、前記空気極に配置される集電部とを少なくとも備えてなる固体酸化物形燃料電池セルであって、
    前記集電部が、導電性金属と酸化物とを含んでなり、前記導電性金属が銀およびパラジウムであり、前記酸化物がペロブスカイト型酸化物であり、前記酸化物を前記導電性金属に対して、重量比で、0を超え0.111未満の範囲で含んでなることを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
  2. 前記ペロブスカイト型酸化物が、La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3である、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  3. 前記酸化物が前記空気極と同一組成である、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  4. 前記酸化物と前記導電性金属との重量比が、0を超え0.095以下の範囲にある、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  5. 請求項1に記載の燃料電池セルを備えてなる固体酸化物形燃料電池モジュール。
JP2009237118A 2008-10-16 2009-10-14 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール Expired - Fee Related JP5418975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237118A JP5418975B2 (ja) 2008-10-16 2009-10-14 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008267064 2008-10-16
JP2008267064 2008-10-16
JP2009237118A JP5418975B2 (ja) 2008-10-16 2009-10-14 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010118338A JP2010118338A (ja) 2010-05-27
JP5418975B2 true JP5418975B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=41395002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009237118A Expired - Fee Related JP5418975B2 (ja) 2008-10-16 2009-10-14 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8722278B2 (ja)
EP (1) EP2178145B1 (ja)
JP (1) JP5418975B2 (ja)
CN (1) CN101728558B (ja)
AT (1) ATE528815T1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101761346B1 (ko) * 2009-10-16 2017-07-25 인하대학교 산학협력단 연료극 재료 및 이를 포함하는 고체 산화물 연료전지
US8865368B2 (en) * 2010-03-25 2014-10-21 Ngk Insulators, Ltd. Electrode material, fuel cell including the same, and method of manufacturing the same
JP4995328B1 (ja) * 2010-03-25 2012-08-08 日本碍子株式会社 電極材料及びそれを含む燃料電池セル
KR20120008274A (ko) * 2010-07-16 2012-01-30 삼성에스디아이 주식회사 고체산화물 연료전지 및 연료전지 스택
JP4955830B1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-20 日本碍子株式会社 固体酸化物形燃料電池
JP5834914B2 (ja) * 2011-12-29 2015-12-24 Toto株式会社 固体酸化物形燃料電池セル
EP2642570B1 (en) * 2012-03-23 2015-12-16 Institute of Nuclear Energy Research Atomic Energy Council, Executive Yuan A current collection apparatus and method of processing for a solid oxide fuel cell thereof
US9515322B2 (en) * 2012-12-10 2016-12-06 Toto Ltd. Solid oxide fuel cell
JP5805232B2 (ja) * 2013-03-13 2015-11-04 日本碍子株式会社 固体酸化物型燃料電池
US9583773B2 (en) * 2013-07-03 2017-02-28 Toto Ltd. Solid oxide fuel cell unit
CN104733657A (zh) * 2015-03-31 2015-06-24 昆山艾可芬能源科技有限公司 一种固体氧化物燃料电池堆用密封材料
JP2018098081A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 Toto株式会社 固体酸化物形燃料電池スタック
TWI763812B (zh) * 2017-03-31 2022-05-11 日商大阪瓦斯股份有限公司 電化學裝置、能源系統、及固態氧化物型燃料電池
CN109841844A (zh) * 2017-11-28 2019-06-04 中国科学院大连化学物理研究所 一种锰酸镧基阴极支撑固体氧化物燃料电池及其应用
JP7103783B2 (ja) * 2017-12-07 2022-07-20 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 接合材および接合体

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2796861B1 (fr) 1999-07-26 2001-11-09 Air Liquide Nouvelle membrane ceramique conductrice par ions oxyde, utilisation de ladite membrane pour separer l'oxygene de l' air ou d'un melange gazeux en contenant
US7378173B2 (en) * 2000-05-18 2008-05-27 Corning Incorporated Fuel cells with enhanced via fill compositions and/or enhanced via fill geometries
JP3924772B2 (ja) 2000-11-16 2007-06-06 三菱マテリアル株式会社 固体電解質型燃料電池の空気極集電体
EP1353391A4 (en) * 2000-11-16 2008-08-06 Mitsubishi Materials Corp SOLID ELECTROLYTE TYPE FUEL CELL AND OXYDO-REDUCTIVE ELECTRODE COLLECTOR FOR USE THEREIN
JP3976181B2 (ja) * 2002-07-19 2007-09-12 東邦瓦斯株式会社 固体酸化物燃料電池単セル及びこれを用いた固体酸化物燃料電池
JP4370784B2 (ja) * 2003-02-04 2009-11-25 日産自動車株式会社 固体電解質型燃料電池
US7943270B2 (en) * 2003-06-10 2011-05-17 Celltech Power Llc Electrochemical device configurations
JP4442747B2 (ja) * 2003-07-28 2010-03-31 東邦瓦斯株式会社 空気極用コンタクト材料およびこれを用いた固体酸化物形燃料電池
JP4476689B2 (ja) * 2004-05-11 2010-06-09 東邦瓦斯株式会社 低温作動型固体酸化物形燃料電池単セル
JP5072188B2 (ja) * 2005-03-01 2012-11-14 東邦瓦斯株式会社 集電材フィルムおよびこれを用いた平板型固体酸化物形燃料電池
JP2007095442A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Toto Ltd 固体酸化物形燃料電池
JP5242909B2 (ja) * 2005-11-14 2013-07-24 日本電信電話株式会社 固体酸化物形燃料電池
GB0602842D0 (en) * 2006-02-14 2006-03-22 Rolls Royce Plc A Solid Oxide Fuel Cell And A Solid Oxide Fuel Cell Module
JP2008159571A (ja) * 2006-11-30 2008-07-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 銀粒子担持多孔質セラミックス電極及び集電体の製造方法
WO2008143657A1 (en) * 2006-12-28 2008-11-27 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc Bilayer interconnnects for solid oxide fuel cells
JP2008234915A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Hosokawa Funtai Gijutsu Kenkyusho:Kk 固体酸化物形燃料電池の集電体材料、空気極集電体及び固体酸化物形燃料電池
US20090148743A1 (en) * 2007-12-07 2009-06-11 Day Michael J High performance multilayer electrodes for use in oxygen-containing gases
BRPI0821954A2 (pt) * 2008-02-04 2015-06-23 Univ California Cermet a base de cobre para célula combustivel de alta temperatura
JP5313518B2 (ja) * 2008-02-25 2013-10-09 日本特殊陶業株式会社 固体電解質形燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
CN101728558A (zh) 2010-06-09
CN101728558B (zh) 2014-08-20
EP2178145A1 (en) 2010-04-21
US8722278B2 (en) 2014-05-13
JP2010118338A (ja) 2010-05-27
EP2178145B1 (en) 2011-10-12
US20100098999A1 (en) 2010-04-22
ATE528815T1 (de) 2011-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5418975B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール
JP5413808B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール
JP5834914B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セル
US20030148160A1 (en) Anode-supported tubular solid oxide fuel cell stack and method of fabricating the same
KR101213476B1 (ko) 연료전지용 막전극 접합체
JP4623994B2 (ja) 燃料電池
KR101245626B1 (ko) 연료극 지지체식 평관형 고체산화물 연료전지 및 그 제조방법
JP3924772B2 (ja) 固体電解質型燃料電池の空気極集電体
JP5072188B2 (ja) 集電材フィルムおよびこれを用いた平板型固体酸化物形燃料電池
JP5273584B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池セルと固体酸化物形燃料電池セルユニット、及びそれを備える燃料電池モジュール
KR20190028340A (ko) 고체산화물 연료 전지 및 이를 포함하는 전지 모듈
JP4173029B2 (ja) 集電部材
JP3894103B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池用集電体材料
JP2009289657A (ja) 固体酸化物形燃料電池セルユニット、及びそれを備える燃料電池モジュール
JP5211533B2 (ja) 燃料極用集電材、及びそれを用いた固体酸化物形燃料電池
JP4852858B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
CA2560769C (en) Electrolyte electrode assembly and method of producing the same
JP2010102867A (ja) 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール
JP6939177B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池用アノードおよびその製造方法ならびに固体酸化物形燃料電池
JP4658488B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP4658499B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
KR101395575B1 (ko) 고체 산화물 연료전지 및 고체 산화물 연료전지용 애노드의 제조방법
JP2005276536A (ja) 固体酸化物形燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5418975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131110

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees