JP5418356B2 - 車両用アウトサイドミラー装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ミラーアセンブリが電動格納ユニットおよびベースを介して車体に回転(傾倒、回動)可能に取り付けられる車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。すなわち、この発明は、たとえば、電動格納型のドアミラーなどの車両用アウトサイドミラー装置に関するものである。
この種の車両用アウトサイドミラー装置は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用アウトサイドミラー装置について説明する。従来の車両用アウトサイドミラー装置は、格納機構がケースをスタンドに対し回転させ、ケース山とスタンド山とが係合することでミラーを起立位置と格納位置とに位置させ、ケースがミラーの前可倒位置側へ所定値以上の外力を受けた場合にはケース山がスタンド山を乗り上げてミラーの前可倒位置への回転が許可されるものである。
ところが、前記の従来の車両用アウトサイドミラー装置は、ミラーを起立位置と格納位置とに位置させる電動回転範囲規制機構と、ミラーを前可倒位置に回転させる緩衝機構とが、ケース山とスタンド山、すなわち、同一のものから構成されている。このために、従来の車両用アウトサイドミラー装置は、高剛性の部材から構成されているケースのケース山が同じく高剛性の部材から構成されているスタンドのスタンド山を乗り上げる際に、ケース山およびスタンド山が摩耗(削損)するのを防止するために、高剛性の部材から構成されている防削部材をケース山およびスタンド山の少なくとも一方に被覆するものである。
この結果、従来の車両用アウトサイドミラー装置は、ケース山に被覆された防削部材とスタンド山との間、または、スタンド山に被覆された防削部材とケース山との間、または、ケース山に被覆された防削部材とスタンド山に被覆された防削部材との間、において摩耗が発生する。すなわち、防削部材が被覆されたケース山およびスタンド山の少なくとも一方においては摩耗が発生しないが、防削部材が被覆されていないケース山またはスタンド山、および、ケース山およびスタンド山の少なくとも一方に被覆された防削部材においては摩耗が発生する。
特開2001−287594号公報
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用アウトサイドミラー装置では、ケース山に被覆された防削部材とスタンド山との間、または、スタンド山に被覆された防削部材とケース山との間、または、ケース山に被覆された防削部材とスタンド山に被覆された防削部材との間、において摩耗が発生するという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、シャフトホルダとケーシングとの間には介在部材が設けられていて、電動回転範囲規制機構が、介在部材とシャフトホルダとに設けられている当接面から構成されていて、介在部材の当接面とシャフトホルダの当接面とが当接することにより、介在部材がシャフトホルダに固定されてミラーアセンブリの電動回転範囲が規制される機構であり、緩衝機構が、介在部材とケーシングとに設けられている噛合い部から構成されていて、電動回転力(ミラーアセンブリをシャフトに対して電動回転範囲内において回転させる力であって、電動トルク)では介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部との噛合いが外れず介在部材とケーシングとが一緒に電動回転範囲においてシャフトおよびシャフトホルダに対して回転し、かつ、電動回転力以上の力では介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部との噛合いが外れさらにクラッチ機構が外れてケーシングがシャフトおよびシャフトホルダに対して回転する機構である、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、介在部材が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、ミラーアセンブリの電動回転の範囲を規制する電動回転範囲規制機構と、ミラーアセンブリを緩衝のために回転させる緩衝機構と、が分離されて構成されている。すなわち、電動回転範囲規制機構は、介在部材とシャフトホルダとに構成されていて、一方、緩衝機構は、介在部材とケーシングとに構成されている。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、電動回転範囲においては介在部材とケーシングとが一緒にシャフトホルダに対して回転し、電動回転力以上の力が作用したときには緩衝のためにケーシングが介在部材およびシャフトホルダに対して回転するものである。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材がシャフトホルダとケーシングとの間に介在されていて、シャフトホルダに対してまたケーシングに対して回転するものであるから、介在部材としては、高剛性の部材から構成する必要が無く、低摩擦かつ耐摩耗性の部材であって安価な部材から構成することができ、一方、シャフトホルダおよびケーシングとしては高剛性の部材から構成することができる。
しかも、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材とシャフトホルダとの間において、介在部材がシャフトホルダに対して回転し、かつ、介在部材の当接面とシャフトホルダの当接面との当接(面当接)により、介在部材がシャフトホルダに対して固定されるものであるから、前記の従来の車両用アウトサイドミラー装置のように、前可倒位置への回転の際に、ケース山に被覆された防削部材がスタンド山を乗り上げることがない。すなわち、ミラーアセンブリが緩衝のために回転する際に、介在部材がシャフトホルダに対して回転することが無く、緩衝回転力(介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部との噛合いを外す力であって、緩衝トルク)が介在部材とシャフトホルダとの間において作用することが無く、シャフトホルダおよびシャフトの材質が緩衝時の回転力の耐久性に影響しない。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材とシャフトホルダとの間において摩耗することがないので、シャフトホルダおよびシャフトとしては、高剛性の樹脂部材、または、金属部材から構成することができ、車種の要求に合わせて材質を選択して対応することができる。すなわち、シャフトホルダおよびシャフトとしては、小型車の車両用アウトサイドミラー装置の場合には低コストの高剛性の樹脂部材を選択し、RV車などの大型車の車両用アウトサイドミラー装置の場合には金属部材を選択することができる。一方、シャフトホルダおよびシャフト以外の部品すなわち介在部材およびケーシングを共有化することができる。この結果、車種の要求に対応できかつ製造コストを安価にすることができる。
その上、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、ミラーアセンブリの電動回転範囲を、電動回転範囲規制機構のシャフトホルダの当接面の開角度を変えることにより、車種ごとに調整設定することができる。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、シャフトホルダおよびシャフト以外の部品すなわち介在部材およびケーシングを共有化することができるので、車種の要求に対応できかつ製造コストを安価にすることができる。
さらに、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、緩衝機構の介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部とが相互に噛合い、かつ、電動回転範囲規制機構の介在部材の当接面とシャフトホルダの当接面とが相互に当接するので、ケーシングが介在部材を介してシャフトホルダにガタ無く組み付けられ、これにより、ミラーアセンブリのミラーのぶれを極力抑制することができる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されているので、介在部材とシャフトホルダとの間の回転(滑り、スライド、摺動)、および、介在部材とケーシングとの間の回転(滑り、スライド、摺動)が滑らか(スムーズ)で安定する。この結果、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、電動回転力、および、緩衝回転力のばらつきが少なくなるので、電動格納ユニットの各部品の設計強度を下げることができ、たとえば、肉厚を薄くしたり、材料のグレードを下げたりすることができ、その分、電動格納ユニット全体の製造コストを安価にすることができる。
しかも、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されているので、介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部とにおける摩耗を極力抑制することができる。この結果、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、緩衝回転力が低下するのを極力抑制することができ、これにより、緩衝回転力の低下で、ミラーアセンブリが使用位置よりも前方に傾倒する不具合を防ぐことができる。
その上、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用アウトサイドミラー装置は、介在部材が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されているので、介在部材およびシャフトホルダおよびケーシングに耐摩耗対策として塗布したグリスなどの潤滑部材が経時で無くなってきた時(グリースの紛失時)でも、介在部材およびシャフトホルダおよびケーシングの摩擦係数の変化が少ないので、長期使用後においても、緩衝回転力の性能劣化が少なくて済む。
図1は、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施例を示す使用状態の平面図である。 図2は、同じく、電動格納ユニットを示す分解斜視図である。 図3は、同じく、ケーシングを一部破断した電動格納ユニットを示す斜視図である。 図4は、同じく、介在部材をシャフトホルダに組み付けた状態を示す斜視図である。 図5は、同じく、介在部材とシャフトホルダとに設けた電動回転範囲規制機構の作動状態を示す説明図である。 図6は、同じく、介在部材の底面を示す図2におけるVI矢視図である。 図7は、同じく、シャフトホルダの平面を示す図2におけるVII矢視図である。 図8は、同じく、介在部材とシャフトホルダとに設けた電動回転範囲規制機構の作動状態を示す平面説明図である。 図9は、同じく、ケーシングを斜め下から見た状態を示す斜視図である。 図10は、同じく、ケーシングの底面を示す図2におけるX矢視図である。 図11は、同じく、介在部材の平面を示す図2におけるXI矢視図である。 図12は、同じく、介在部材とシャフトホルダとに設けた電動回転範囲規制機構の作動状態および介在部材とケーシングとの間に設けた緩衝機構の作動状態を示す正面説明図である。 図13は、同じく、介在部材とシャフトホルダとに設けた電動回転範囲規制機構の作動状態および介在部材とケーシングとの間に設けた緩衝機構の作動状態およびクラッチ機構の作動状態を示す説明図である。 図14は、同じく、カバーを取り除いた状態の電動格納ユニットを示す平面図である。 図15は、同じく、前方傾倒の緩衝時において緩衝機構の介在部材の噛合い部とケーシングの噛合い部との噛合いが外れた状態を示す正面説明図である。 図16は、同じく、前方傾倒の緩衝時においてクラッチ機構が外れた状態を示す正面説明図である。 図17は、同じく、後方傾倒の緩衝時において緩衝機構の介在部材とケーシングとが回転しようとしている状態を示す正面説明図である。 図18は、同じく、後方傾倒の緩衝時においてクラッチ機構が外れた状態を示す正面説明図である。
以下、この発明にかかる車両用アウトサイドミラー装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
「構成の説明」
以下、この実施例における車両用アウトサイドミラー装置の構成について説明する。図1において、符号1は、この実施例における車両用アウトサイドミラー装置であって、この例では、電動格納式ドアミラー装置(電動格納型のドアミラー)である。前記電動格納式ドアミラー装置1は、自動車の左右のドア(図示せず)にそれぞれ装備される。なお、この実施例の電動格納式ドアミラー装置1は、自動車の右側のドアに装備されるものであって、自動車の左側のドアに装備される電動格納式ドアミラー装置は、この実施例の電動格納式ドアミラー装置1とほぼ左右が逆となる。
前記電動格納式ドアミラー装置1は、図1に示すように、ミラーアセンブリ4が電動格納ユニット3およびベース(ミラーベース)2を介して車体(自動車のドア)Dに回転可能に取り付けられるものである。前記ベース2は、前記ドアDに固定されるものである。
前記ミラーアセンブリ4は、ミラーハウジング5と、取付ブラケット(図示せず)と、パワーユニット(図示せず)と、図示しないミラー(ミラーユニット)と、から構成されている。前記ミラーハウジング5内には、前記取付ブラケットが取り付けられている。前記取付ブラケットには、前記パワーユニットが取り付けられている。前記パワーユニットには、前記ミラーが上下左右に傾動可能に取り付けられている。
前記電動格納ユニット3は、シャフトホルダ9と、シャフト10と、ケーシングとしてのギアケース11およびカバー12と、モータ13と、回転力伝達機構としての減速機構14およびクラッチ機構15と、軸受部材16と、介在部材6と、電動回転範囲規制機構と、緩衝機構と、を備えるものである。
前記シャフトホルダ9は、前記ベース2に固定される。前記シャフトホルダ9の一方の面(上面)の中央には、前記シャフト10が一体に設けられている。前記シャフト10は、中空形状をなしていて、ハーネス(図示せず)が挿通するように構成されている。前記シャフト10には、前記ギアケース11および前記カバー12が前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転可能に取り付けられている。前記ギアケース11には、前記ミラーアセンブリ4の前記取付ブラケットが取り付けられている。前記ギアケース11および前記カバー12内には、前記モータ13と、前記回転力伝達機構の前記減速機構14および前記クラッチ機構15と、前記軸受部材16と、前記介在部材6と、前記電動回転範囲規制機構と、前記緩衝機構と、がそれぞれ収納されている。
前記ギアケース11は、図2、図3、図9、図10に示すように、一方(下方)が閉塞し、かつ、他方(上方)が開口した断面凹形状をなす。すなわち、前記ギアケース11には、前記シャフトホルダ9側が閉塞され、かつ、前記カバー12側が開口された断面凹形状をなす収納部18が設けられている。前記ギアケース11の閉塞部には、挿入孔19が設けられている。前記挿入孔19には、前記シャフト10が挿入されている。この結果、前記ギアケース11は、前記シャフト10に前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転可能に取り付けられることとなる。
図2〜図5に示すように、前記シャフトホルダ9の上面には、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする円弧形状のストッパ凸部21が一体に設けられている。前記ストッパ凸部21の両端面には、ストッパ面22がそれぞれ設けられている。一方、図9、図10に示すように、前記ギアケース11の下面には、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする円弧形状のガイド溝24が設けられている。前記ガイド溝24の両端面には、ストッパ面25がそれぞれ設けられている。
前記ギアケース11の前記ガイド溝24には、前記シャフトホルダ9の前記ストッパ凸部21が係合されている。前記ストッパ凸部21と前記ガイド溝24とは、前記ギアケース11が前記シャフトホルダ9に対して前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転する際、すなわち、図1に示すように、前記ミラーアセンブリ4が前記ベース2に対して使用位置Aと格納位置Bとの間および使用位置Aと前方傾倒位置Cとの間を後方(上から見て時計方向)または前方(上から見て反時計方向)に回転する際のガイドとなるガイド部材を構成する。図1において、符号Eは、車両の後方を示し、符号Fは、車両の前方を示す。
また、前記ストッパ凸部21の前記ストッパ面22と前記ガイド溝24の前記ストッパ面25とは、前記ミラーアセンブリ4が上から見て時計方向または上から見て反時計方向に回転して前記ドアDに当たる前に、前記ストッパ凸部21の前記ストッパ面22と前記ガイド溝24の前記ストッパ面25とが当接して、前記ミラーアセンブリ4の回転が規制されて前記ミラーアセンブリ4が前記ドアDに当たるのを回避するためのストッパとなるストッパ部材を構成する。
前記カバー12は、図2、図3に示すように、一方(上方)が閉塞し、かつ、他方(下方)が開口した断面逆凹形状をなす。すなわち、前記カバー12には、一方の前記ギアケース11側が開口され、かつ、他方側が開口された断面逆凹形状をなす収納部18が設けられている。前記カバー12には、中空形状の前記シャフト10と連通するハーネス挿通筒部26が一体に設けられている。
また、前記カバー12には、ソケット部7が設けられている。前記ソケット部7には、図示しない電源(バッテリー)側と電気的に接続されているコネクタ8が電気的に断続可能に接続しかつ機械的に着脱可能に取り付けられる。前記ソケット部7には、基板27が取り付けられている。前記基板27は、前記モータ13と電気的に接続されている。前記基板27には、前記モータ13の駆動停止を制御するスイッチ回路が実装されている。この結果、前記モータ13は、前記基板27および前記ソケット部7を介して前記コネクタ8と電気的に接続される。
前記カバー12は、前記ギアケース11の前記収納部18の開口縁の外側に嵌合固定されている。前記ギアケース11および前記カバー12内の収納部18中には、前記モータ13および前記減速機構14および前記クラッチ機構15および前記軸受部材16および前記介在部材6および前記電動回転範囲規制機構および前記緩衝機構および前記基板27がスクリューなどにより固定収納されている。
また、前記カバー12には、挿入孔39が前記ハーネス挿通筒部26と連通するように設けられている。前記挿入孔39には、前記シャフト10が挿入されている。この結果、前記カバー12は、前記ギアケース11と共に前記シャフト10に前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転可能に取り付けられることとなる。
前記回転力伝達機構の前記減速機構14および前記クラッチ機構15は、図2、図3に示すように、前記ギアケース11および前記カバー12の前記収納部18中に収納され、かつ、前記モータ13の出力軸(図示せず)と前記シャフト10との間に設けられ、前記モータ13の回転力を前記シャフト10に伝達するものである。前記モータ13および前記回転力伝達機構の前記減速機構14および前記クラッチ機構15は、前記ミラーアセンブリ4を前記シャフト10に対して前記シャフト10の回転中心O−O回りに電動回転させるものである。
前記減速機構14は、第1段目のギアとしての第1ウォームギア29と、前記第1ウォームギア29に噛み合う第2段目のギアとしてのヘリカルギア30と、第3段目のギアとしての第2ウォームギア31と、前記第2ウォームギア31が噛み合う最終段目のギアとしてのクラッチギア32と、から構成されている。
前記第1ウォームギア29は、前記ギアケース11および前記軸受部材16に回転可能に軸受されている。前記第1ウォームギア29は、ジョイント17を介して前記モータ13の出力軸に連結されている。前記ヘリカルギア30は、前記軸受部材16に回転可能に軸受されている。前記第2ウォームギア31は、前記ギアケース11および前記軸受部材16に回転可能に軸受されている。前記ヘリカルギア30と前記第2ウォームギア31とは、一体に回転可能に連結されている。
前記クラッチ機構15は、前記クラッチギア32と、クラッチホルダ35と、スプリング36と、プッシュナット37と、を備える。前記クラッチ機構15は、前記シャフト10に、前記クラッチギア32、前記クラッチホルダ35、前記スプリング36、を順次嵌め合せ、前記プッシュナット37を前記シャフト10に止めて、前記スプリング36を圧縮状態にすることによって構成されている。前記クラッチギア32と前記クラッチホルダ35とは、断続可能に連結されている。前記減速機構14の前記第2ウォームギア31と前記クラッチ機構15の前記クラッチギア32とが噛合うことにより、前記モータ13の回転力が前記シャフト10に伝達されることとなる。
前記クラッチギア32と前記クラッチホルダ35とが前記クラッチ機構15を構成する。前記クラッチギア32は、前記シャフト10に前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転可能にかつ軸方向に移動可能に取り付けられている。前記クラッチホルダ35は、前記シャフト10に回転不可能にかつ軸方向に移動可能に嵌合状態で取り付けられている。図2、図13、図15〜図18に示すように、前記クラッチギア32と前記クラッチホルダ35との相互に対向する面、すなわち、前記クラッチギア32の一方の面(上面)側と前記クラッチホルダ35の一方の面(下面)側とには、複数個この例では3個の山形形状のクラッチ凸部40と谷形形状のクラッチ凹部41とが等間隔に設けられている。前記クラッチ凸部40と前記クラッチ凹部41とが嵌合状態にあるときには、前記クラッチギア32と前記クラッチホルダ35とが続状態(外れていない状態、つながっている状態)にあり、前記クラッチ凸部40と前記クラッチ凹部41とが嵌合解除状態にあるときには、前記クラッチギア32と前記クラッチホルダ35とは、断状態(外れている状態、切れている状態)にある。前記クラッチ機構15は、前記モータ13および前記回転力伝達機構(前記減速機構14および前記クラッチ機構15)の電動回転力では外れず、かつ、前記電動回転力以上の力で外れて前記ミラーアセンブリ4を前記シャフト10に対して回転可能とする。
前記クラッチ部材のうち前記クラッチギア32他方の面(下面)側は、前記ギアケース11の底部の一面(上面)に直接もしくはワッシャ(図示せず)を介して当接する。一方、前記クラッチ部材のうち前記クラッチホルダ35の他方の面(上面)側は、前記スプリング36に直接当接する。
前記介在部材6は、前記シャフトホルダ9と前記ギアケース11との間に設けられている。前記介在部材6は、低摩擦かつ耐摩耗性の部材であって安価な樹脂部材、たとえば、POM(ポリアセタール、アセタール樹脂)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)から構成されている。前記介在部材6は、前記シャフト10が挿入する挿入孔20を有し、かつ、一端部(下端部)に鍔部23を有する中空状の円筒形状をなす。前記介在部材6は、前記シャフト10に前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転可能に取り付けられている。図6、図8に示すように、前記介在部材6の前記鍔部23の一面(下面)には、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする2個の円弧凸部28が等間隔に一体に設けられている。前記円弧凸部28の両端面には、前記電動回転範囲規制機構の当接面33、34が設けられている。また、前記介在部材6の前記鍔部23の他面(上面)には、前記緩衝機構の噛合い部としての台形形状の噛合い凸部38が、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする円周上に、複数個この例では2個等間隔に一体に設けられている。
前記シャフトホルダ9および前記シャフト10は、高剛性の部材、たとえば、ダイカストや樹脂から構成されている。図7、図8に示すように、前記シャフトホルダ9の上面には、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする2個の円弧凸部42が前記介在部材6の前記円弧凸部28に対応して等間隔に一体に設けられている。前記円弧凸部42の両端面には、前記電動回転範囲規制機構の当接面43、44が、前記介在部材6の前記当接面33、34に対応して設けられている。
前記ギアケース11は、高剛性の部材、たとえば、ナイロンあるいはガラス繊維やカーボン繊維含有の樹脂から構成されている。前記ギアケース11の底部の他面(下面)には、前記緩衝機構の噛合い部としての台形形状の噛合い凹部45が、前記シャフト10の回転中心O−Oを中心とする円周上に、複数個この例では2個等間隔に前記介在部材6の前記噛合い凸部38と対応して一体に設けられている。
前記電動回転範囲規制機構は、ミラーアセンブリの前記電動回転の範囲を規制する機構である。すなわち、前記電動回転範囲規制機構は、前記介在部材6と前記シャフトホルダ9とに設けられている前記当接面33、34、43、44から構成されていて、前記介在部材6の当接面33または34と前記シャフトホルダ9の当接面43または44とが当接することにより、前記介在部材6が前記シャフトホルダ9に固定されて前記ミラーアセンブリ4の前記電動回転範囲が規制される機構である。前記電動回転範囲は、図1に示すように、使用位置Aと格納位置Bとの間の範囲である。この結果、前記介在部材6の一方の当接面33と前記シャフトホルダ9の一方の当接面43とが当接すると、前記ミラーアセンブリ4は、使用位置Aに位置する。また、前記介在部材6の他方の当接面34と前記シャフトホルダ9の他方の当接面44とが当接すると、前記ミラーアセンブリ4は、格納位置Bに位置する。
前記緩衝機構は、前記ミラーアセンブリ4を緩衝のために回転させる機構である。すなわち、前記緩衝機構は、前記介在部材6と前記ギアケース11とに設けられている噛合い部凸部38と噛合い凹部45とから構成されていて、前記電動回転力では前記介在部材6の噛合い凸部38と前記ギアケース11の噛合い凹部45との噛合いが外れず前記介在部材6と前記ギアケース11とが一緒に前記電動回転範囲(使用位置Aと格納位置Bとの間の範囲)において前記シャフト10および前記シャフトホルダ9に対して前記シャフト10の回転中心O−O回りに回転し、かつ、前記電動回転力以上の力が車両の前方F方向にかかった時には、前記介在部材6の噛合い凸部38と前記ギアケース11の噛合い凹部45との噛合いが外れさらに前記クラッチ機構15が外れて(前記クラッチギア32のクラッチ凸部40と前記クラッチホルダ35のクラッチ凹部41との嵌合状態が解除されて)前記ギアケース11が前記シャフト10および前記シャフトホルダ9に対して前記シャフト10の回転中心O−O回りに上から見て反時計方向に回転する機構である。
「作用の説明」
この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、図1に示すように、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4を格納位置Bに電動回転させて格納させる場合について説明する。ミラーアセンブリ4が使用位置Aに位置する状態(セット状態、使用状態)のときには、クラッチ機構15が図13(A)、図15、図17に示す状態にあり、また、電動回転範囲規制機構が図5(A)、図8(A)、図12(A)、図13(A)に示す状態にあり、さらに、緩衝機構が図12(A)、図13(A)に示す状態にある。
すなわち、クラッチ機構15は、図13(A)、図15、図17に示すように、クラッチギア32のクラッチ凸部40とクラッチホルダ35のクラッチ凹部41とが嵌合状態にあるので、クラッチギア32とクラッチホルダ35とが続状態にある。このために、クラッチギア32は、クラッチホルダ35と共に、シャフト10に対して回転不可能の状態にある。
また、電動回転範囲規制機構は、図5(A)、図8(A)、図12(A)、図13(A)に示すように、介在部材6の一方の当接面33とシャフトホルダ9の一方の当接面43とが当接している状態にある。この結果、介在部材6は、シャフトホルダ9に対して固定されている状態にある。
さらに、緩衝機構は、図12(A)、図13(A)に示すように、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが噛合っている状態にある。この結果、介在部材6とギアケース11とは、一体状態にある。
このセット状態(使用状態)において、自動車の室内のスイッチ(図示せず)を操作して、コネクタ8、ソケット部7、基板27を介してモータ13に給電してモータ13を駆動させる。すると、モータ13の回転力は、出力軸、減速機構14を介してシャフト10に固定されたクラッチギア32伝達される。このとき、クラッチギア32は、クラッチホルダ35と共に、シャフト10に対して回転不可能の状態にあるので、減速機構14の第2ウォームギア31がクラッチギア32を固定ギアとしてシャフト10の回転中心O−O回りに回転する。この回転により電動格納ユニット3を内蔵したミラーアセンブリ4は、図1に示すように、シャフト10の回転中心O−O回りに使用位置Aから格納位置Bへと上から見て時計方向に回転する。
このミラーアセンブリ4が使用位置Aから格納位置Bへと上から見て時計方向に回転すると、電動格納ユニット3のギアケース11がシャフト10に対して同様に上から見て時計方向(図12中の実線矢印方向)に回転する。これに伴って、ギアケース11の噛合い凹部45に噛合い凸部38が噛合っている介在部材6がシャフトホルダ9に対して同様に上から見て時計方向(図5、図8、図12中の実線矢印方向)に回転する。すなわち、介在部材6の凸部28の一面(下面)がシャフトホルダ9の上面上を回転(滑り、スライド、摺動)する。この結果、図5(B)、図8(B)、図12(B)に示すように、介在部材6の一方の当接面33がシャフトホルダ9の一方の当接面43から離れる。
ミラーアセンブリ4が格納位置Bに位置すると、図5(C)、図8(C)、図12(C)に示すように、介在部材6の他方の当接面34がシャフトホルダ9の他方の当接面44に当接する。この結果、介在部材6がシャフトホルダ9に対して固定されて、介在部材6の回転が停止する。また、介在部材6の噛合い凸部38に噛合い凹部45が噛合っているギアケース11の回転も同様に停止する。
これと同時に、モータ13に供給される電流(作動電流)の値が上昇して所定値に達して、基板27のスイッチ回路が作動してモータ13への電流供給が遮断される。この結果、ミラーアセンブリ4が図1に示す所定の位置の格納位置Bに停止して位置する。
つぎに、図1に示すように、格納位置Bに位置するミラーアセンブリ4を使用位置Aに電動回転させて復帰させる場合について説明する。ミラーアセンブリ4が格納位置Bに位置する状態(格納状態)のときには、クラッチ機構15が図13(A)、図15、図17に示す状態にあり、また、電動回転範囲規制機構が図5(C)、図8(C)、図12(C)に示す状態にあり、さらに、緩衝機構が図12(C)に示す状態にある。
すなわち、クラッチ機構15は、セット状態と同様に、つながっている状態にあるので、クラッチギア32は、クラッチホルダ35と共に、シャフト10に対して回転不可能の状態にある。また、電動回転範囲規制機構は、介在部材6の他方の当接面34とシャフトホルダ9の他方の当接面44とが当接している状態にあるので、介在部材6は、シャフトホルダ9に対して固定されている状態にある。さらに、緩衝機構は、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが噛合っている状態にあるので、介在部材6とギアケース11とは、一体状態にある。
この格納状態において、自動車の室内のスイッチ(図示せず)を操作してモータ13を駆動させる。すると、モータ13の回転力が減速機構14を介して回転不可能の状態にあるクラッチギア32に伝達される。これにより、電動格納ユニット3を内蔵したミラーアセンブリ4は、図1に示すように、シャフト10の回転中心O−O回りに格納位置Bから使用位置Aへと上から見て反時計方向に回転する。
このミラーアセンブリ4が格納位置Bから使用位置Aへと上から見て反時計方向に回転すると、電動格納ユニット3のギアケース11がシャフト10に対して同様に上から見て反時計方向(図12中の実線矢印方向と逆方向)に回転する。これに伴って、ギアケース11の噛合い凹部45に噛合い凸部38が噛合っている介在部材6がシャフトホルダ9に対して同様に上から見て反時計方向(図5、図8、図12中の実線矢印方向と逆方向)に回転する。すなわち、介在部材6の凸部28の下面がシャフトホルダ9の上面上を回転(滑り、スライド、摺動)する。この結果、図5(B)、図8(B)、図12(B)に示すように、介在部材6の他方の当接面34がシャフトホルダ9の他方の当接面44から離れる。
ミラーアセンブリ4が使用位置Aに位置すると、図5(A)、図8(A)、図12(A)に示すように、介在部材6の一方の当接面33がシャフトホルダ9の一方の当接面43に当接する。この結果、介在部材6がシャフトホルダ9に対して固定されて、介在部材6の回転が停止する。また、介在部材6の噛合い凸部38に噛合い凹部45が噛合っているギアケース11の回転も同様に停止する。
これと同時に、モータ13に供給される電流(作動電流)の値が上昇して所定値に達して、基板27のスイッチ回路が作動してモータ13への電流供給が遮断される。この結果、ミラーアセンブリ4が図1に示す所定の位置の使用位置Aに停止して位置する。
さらに、図1に示すように、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4を緩衝のために前方傾倒位置Cに傾倒させる場合について説明する。ミラーアセンブリ4が使用位置Aに位置する状態(セット状態、使用状態)のときには、クラッチ機構15が図13(A)、図15、図17に示す状態にあり、また、電動回転範囲規制機構が図5(A)、図8(A)、図12(A)、図13(A)に示す状態にあり、さらに、緩衝機構が図12(A)、図13(A)に示す状態にある。
すなわち、クラッチ機構15は、つながっている状態にあるので、クラッチギア32は、クラッチホルダ35と共に、シャフト10に対して回転不可能の状態にある。また、電動回転範囲規制機構は、介在部材6の一方の当接面33とシャフトホルダ9の一方の当接面43とが当接している状態にあるので、介在部材6は、シャフトホルダ9に対して固定されている状態にある。さらに、緩衝機構は、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが噛合っている状態にあるので、介在部材6とギアケース11とは、一体状態にある。
このセット状態(使用状態)において、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4に上から見て反時計方向の力であって、モータ13および減速機構14による電動回転力よりも大きい力(手動による力、何かがミラーアセンブリ4に当たったときの力)がかかる。すると、ミラーアセンブリ4に取り付けられているギアケース11が上から見て反時計方向(図13、図15、図16中の実線矢印方向)に回転しようとする。このとき、図13、図15、図16に示すように、介在部材6の一方の当接面33がシャフトホルダ9の一方の当接面43に当接しているので、介在部材6がシャフトホルダ9に対して固定されていて上から見て反時計方向に回転することができない。
このために、図13(B)、図15に示すように、ギアケース11の噛合い凹部45が介在部材6の噛合い凸部38を乗り上げて、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45との噛合いが最初に外れる。このとき、ギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32、クラッチホルダ35を含む)は、スプリング36のスプリング力に抗して移動(上昇)する。
それから、ギアケース11がさらに上から見て反時計方向に回転しようとする。すると、図14に示すように、クラッチギア32と第2ウォームギア31との間のバックラッシュが詰まり、その第2ウォームギア31のスラスト方向の隙間が詰まり、シャフト10とクラッチホルダ35との間の嵌合隙間が詰まる。
クラッチホルダ35は、シャフト10に回転不可能に嵌合されているので、図13(C)、図16に示すように、ギアケース11側のクラッチギア32のクラッチ凸部40がシャフト10の固定側のクラッチホルダ35のクラッチ凹部41を乗り上げて、クラッチギア32のクラッチ凸部40とクラッチホルダ35のクラッチ凹部41との嵌合状態が外れる。このとき、クラッチホルダ35は、スプリング36のスプリング力に抗して移動(上昇)する。
この結果、ギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32を含む)は、上から見て反時計方向に回転する。これにより、図1に示すように、ミラーアセンブリ4は、使用位置Aから前方傾倒位置Cへと上から見て反時計方向に回転して、シャフトホルダ9のストッパ凸部21の一方のストッパ面22がギアケース11のガイド溝24の一方のストッパ面25に当接した時点で、前方傾倒位置Cに位置する。
そして、図1に示すように、前方傾倒位置Cに位置するミラーアセンブリ4を電動回転力よりも大きい力で上から見て時計方向に回転させる。すると、ミラーアセンブリ4に取り付けられているギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32を含む)が上から見て時計方向(図13、図15、図16中の実線矢印方向と逆方向)に回転するので、図1に示すように、ミラーアセンブリ4が前方傾倒位置Cから使用位置Aへと上から見て時計方向に回転する。
すると、クラッチギア32のクラッチ凸部40とクラッチホルダ35のクラッチ凹部41とが最初に相互に嵌合してクラッチ機構15がつながった状態となる。それから、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが相互に噛合って介在部材6とギアケース11とが一体状態となる。この結果、図1に示すように、ミラーアセンブリ4は、使用位置Aに位置する。
さらに、図1に示すように、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4を緩衝のために格納位置Bに傾倒させる場合について説明する。ミラーアセンブリ4が使用位置Aに位置する状態(セット状態、使用状態)のときには、クラッチ機構15が図13(A)、図15、図17に示す状態にあり、また、電動回転範囲規制機構が図5(A)、図8(A)、図12(A)、図13(A)に示す状態にあり、さらに、緩衝機構が図12(A)、図13(A)に示す状態にある。
すなわち、クラッチ機構15は、つながっている状態にあるので、クラッチギア32は、クラッチホルダ35と共に、シャフト10に対して回転不可能の状態にある。また、電動回転範囲規制機構は、介在部材6の一方の当接面33とシャフトホルダ9の一方の当接面43とが当接している状態にあるので、介在部材6は、シャフトホルダ9に対して固定されている状態にある。さらに、緩衝機構は、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが噛合っている状態にあるので、介在部材6とギアケース11とは、一体状態にある。
このセット状態(使用状態)において、使用位置Aに位置するミラーアセンブリ4に上から見て時計方向の力であって、電動回転力よりも大きい力(手動による力、何かがミラーアセンブリ4に当たったときの力)がかかる。すると、ミラーアセンブリ4に取り付けられているギアケース11が上から見て時計方向(図17、図18中の実線矢印方向)に回転しようとする。このとき、図17、図18に示すように、介在部材6の一方の当接面33がシャフトホルダ9の一方の当接面43に当接していて、介在部材6の他方の当接面34がシャフトホルダ9の他方の当接面44に当接していないので、介在部材6がシャフトホルダ9に対して上から見て時計方向には固定されておらずこの方向(上から見て時計方向)に回転することができる。
このために、図17に示すように、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが噛合った状態で介在部材6とギアケース11は、シャフトホルダ9に対して上から見て時計方向に回転しようとする。このとき、クラッチホルダ35は、シャフト10に回転不可能に嵌合されているので、図18に示すように、ギアケース11側のクラッチギア32のクラッチ凸部40がシャフト10の固定側のクラッチホルダ35のクラッチ凹部41を乗り上げて、クラッチギア32のクラッチ凸部40とクラッチホルダ35のクラッチ凹部41との嵌合状態が外れる。このとき、クラッチホルダ35は、スプリング36のスプリング力に抗して移動(上昇)する。
この結果、ギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32を含む)は、上から見て時計方向に回転する。これにより、図1に示すように、ミラーアセンブリ4は、使用位置Aから格納位置Bへと上から見て時計方向に回転して、シャフトホルダ9のストッパ凸部21の他方のストッパ面22がギアケース11のガイド溝24の他方のストッパ面25に当接した時点で、格納位置Bに位置する。
そして、図1に示すように、格納位置Bに位置するミラーアセンブリ4を電動回転力よりも大きい力で上から見て反時計方向に回転させる。すると、ミラーアセンブリ4に取り付けられているギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32を含む)が上から見て反時計方向(図17、図18中の実線矢印方向と逆方向)に回転するので、図1に示すように、ミラーアセンブリ4が格納位置Bから使用位置Aへと上から見て反時計方向に回転する。
すると、クラッチギア32のクラッチ凸部40とクラッチホルダ35のクラッチ凹部41とが最初に相互に嵌合してクラッチ機構15がつながった状態となる。この結果、図1に示すように、ミラーアセンブリ4は、使用位置Aに位置する。
「効果の説明」
この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、ミラーアセンブリ4の電動回転の範囲を規制する電動回転範囲規制機構と、ミラーアセンブリ4を緩衝のために回転させる緩衝機構と、が分離されて構成されている。すなわち、電動回転範囲規制機構は、介在部材6とシャフトホルダ9とに構成されていて、一方、緩衝機構は、介在部材6とギアケース11とに構成されている。このためにこの実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、電動回転範囲においては介在部材6とギアケース11とが一緒にシャフトホルダ9に対して回転し、電動回転力以上の力が作用したときには緩衝のためにギアケース11が介在部材6およびシャフトホルダ9に対して回転するものである。この結果、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6がシャフトホルダ9とギアケース11との間に介在されていて、シャフトホルダ9に対してまたギアケース11に対して回転するものであるから、介在部材6としては、高剛性の部材から構成する必要が無く、低摩擦かつ耐摩耗性の部材であって安価な部材から構成することができ、一方、シャフトホルダ9およびギアケース11としては高剛性の部材から構成することができる。
しかも、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6とシャフトホルダ9との間において、介在部材6がシャフトホルダ9に対して回転し、かつ、介在部材6の当接面33、34とシャフトホルダ9の当接面43、44との当接(面当接)により、介在部材6がシャフトホルダ9に対して固定されるものであるから、前記の従来の車両用アウトサイドミラー装置のように、前可倒位置への回転の際に、ケース山に被覆された防削部材がスタンド山を乗り上げることがない。すなわち、ミラーアセンブリ4が緩衝のために回転する際に、介在部材6がシャフトホルダ9に対して回転することが無く、緩衝回転力(介在部材6の噛合い凸部とギアケース11の噛合い凹部45との噛合いを外す力であって、緩衝トルク)が介在部材6とシャフトホルダ9との間において作用することが無く、シャフトホルダ9およびシャフト10の材質が緩衝時の回転力の耐久性に影響しない。このために、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6とシャフトホルダ9との間において摩耗することがないので、シャフトホルダ9およびシャフト10としては、高剛性の樹脂部材、または、金属部材(ダイカスト)から構成することができ、車種の要求に合わせて材質を選択して対応することができる。すなわち、シャフトホルダ9およびシャフト10としては、小型車の車両用アウトサイドミラー装置の場合には低コストの高剛性の樹脂部材を選択し、RV車などの大型車の車両用アウトサイドミラー装置の場合には金属部材(ダイカスト)を選択することができる。一方、シャフトホルダ9およびシャフト10以外の部品すなわち介在部材6およびギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32、クラッチホルダ35を含む)を共有化することができる。この結果、車種の要求に対応できかつ製造コストを安価にすることができる。
その上、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、ミラーアセンブリ4の電動回転範囲を、電動回転範囲規制機構のシャフトホルダ9の当接面43、44の開角度およびストッパ凸部21のストッパ面22の開角度を変えることにより、車種ごとに調整設定することができる。この結果、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、シャフトホルダ9およびシャフト10以外の部品すなわち介在部材6およびギアケース11(カバー12、モータ13、減速機構14、軸受部材16、クラッチギア32、クラッチホルダ35を含む)を共有化することができるので、車種の要求に対応できかつ製造コストを安価にすることができる。
さらに、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、緩衝機構の介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とが相互に噛合い、かつ、電動回転範囲規制機構の介在部材6の当接面33、34とシャフトホルダ9の当接面43、44とが相互に当接するので、ギアケース11が介在部材6を介してシャフトホルダ9にガタ無く組み付けられ、これにより、ミラーアセンブリ4のミラーのぶれを極力抑制することができる。
また、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6が低摩擦かつ耐摩耗性の部材であって安価な樹脂部材、たとえば、POM(ポリアセタール、アセタール樹脂)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)から構成されているので、介在部材6とシャフトホルダ9との間の回転(滑り、スライド、摺動)、および、介在部材6とギアケース11との間の回転(滑り、スライド、摺動)が滑らか(スムーズ)で安定する。この結果、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、電動回転力、および、緩衝回転力のばらつきが少なくなるので、電動格納ユニット3の各部品の設計強度を下げることができ、たとえば、肉厚を薄くしたり、材料のグレードを下げたりすることができ、その分、電動格納ユニット3全体の製造コストを安価にすることができる。
しかも、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されているので、介在部材6の噛合い凸部38とギアケース11の噛合い凹部45とにおける摩耗を極力抑制することができる。この結果、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、緩衝回転力が低下するのを極力抑制することができ、これにより、緩衝回転力の低下で、ミラーアセンブリ4が使用位置Aよりも前方に傾倒する不具合を防ぐことができる。
その上、この実施例における電動格納式ドアミラー装置1は、介在部材6が低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されているので、介在部材6およびシャフトホルダ9およびギアケース11に耐摩耗対策として塗布したグリスなどの潤滑部材が経時で無くなってきた時(グリースの紛失時)でも、介在部材6およびシャフトホルダ9およびギアケース11の摩擦係数の変化が少ないので、長期使用後においても、緩衝回転力の性能劣化が少なくて済む。
「実施例以外の例の説明」
なお、前記の実施例においては、電動格納式のドアミラー装置について説明するものである。ところが、この発明においては、電動格納式のドアミラー装置以外の車両用アウトサイドミラー装置にも適用できる。たとえば、電動格納式の車両用フェンダミラー装置などの電動格納式の車両用アウトサイドミラー装置に適用することができる。
また、前記の実施例においては、クラッチギア32にクラッチ凸部40を、クラッチホルダ35にクラッチ凹部41を、設けるものである。ところが、この発明においては、クラッチギアにクラッチ凹部を、クラッチホルダにクラッチ凸部を、設けても良いし、クラッチギアにクラッチ凸部およびクラッチ凹部を、クラッチホルダにクラッチ凹部およびクラッチ凸部を、設けても良い。
さらに、前記の実施例においては、介在部材6に噛合い凸部38を設け、ギアケース11に噛合い凹部45を設けるものである。ところが、この発明においては、介在部材に噛合い凹部を設け、ギアケースに噛合い凸部を設けても良いし、介在部材に噛合い凸部および噛合い凹部を設け、ギアケースに噛合い凹部および噛合い凸部を設けても良い。
さらにまた、前記の実施例においては、介在部材6の下面に2個の円弧凸部28を設け、シャフトホルダ9の上面に2個の円弧凸部42を設けたものであって、これにより、強度が向上して好ましい。ところが、この発明においては、円弧凸部28および円弧凸部42の個数は特に限定しない。
1 電動格納式ドアミラー装置(車両用アウトサイドミラー装置)
2 ベース(ミラーベース)
3 電動格納ユニット
4 ミラーアセンブリ
5 ミラーハウジング
6 介在部材
7 ソケット部
8 コネクタ
9 シャフトホルダ
10 シャフト
11 ギアケース(ケーシング)
12 カバー(ケーシング)
13 モータ
14 減速機構(回転力伝達機構)
15 クラッチ機構(回転力伝達機構)
16 軸受部材
17 ジョイント
18 収納部
19 挿入孔
20 挿入孔
21 ストッパ凸部
22 ストッパ面
23 鍔部
24 ガイド溝
25 ストッパ面
26 ハーネス挿通筒部
27 基板
28 円弧凸部
29 第1ウォームギア
30 ヘリカルギア
31 第2ウォームギア
32 クラッチギア
33 当接面
34 当接面
35 クラッチホルダ
36 スプリング
37 プッシュナット
38 噛合い凸部
39 挿入孔
40 クラッチ凸部
41 クラッチ凹部
42 円弧凸部
43 当接面
44 当接面
45 噛合い凹部
A 使用位置
B 格納位置
C 前方傾倒位置
D ドア(車体)
E 車両の後方
F 車両の前方
O−O シャフトの回転中心

Claims (2)

  1. ミラーアセンブリが電動格納ユニットおよびベースを介して車体に回転可能に取り付けられる車両用アウトサイドミラー装置において、
    前記電動格納ユニットは、
    前記ベースに固定されるシャフトホルダと、
    前記シャフトホルダに設けられているシャフトと、
    前記シャフトに回転可能に取り付けられていて、前記ミラーアセンブリが取り付けられるケーシングと、
    前記ケーシング内に収納されていて、前記ミラーアセンブリを前記シャフトに対して電動回転させるモータおよび回転力伝達機構と、
    前記回転力伝達機構に設けられていて、前記モータおよび前記回転力伝達機構の電動回転力では外れず、かつ、前記電動回転力以上の力で外れて前記ミラーアセンブリを前記シャフトに対して回転可能とするクラッチ機構と、
    前記ミラーアセンブリの前記電動回転の範囲を規制する電動回転範囲規制機構と、
    前記ミラーアセンブリを緩衝のために回転させる緩衝機構と、
    を備え、
    前記シャフトホルダと前記ケーシングとの間には、介在部材が設けられていて、
    前記電動回転範囲規制機構は、前記介在部材と前記シャフトホルダとに設けられている当接面から構成されていて、前記介在部材の当接面と前記シャフトホルダの当接面とが当接することにより、前記介在部材が前記シャフトホルダに固定されて前記ミラーアセンブリの前記電動回転範囲が規制される機構であり、
    前記緩衝機構は、前記介在部材と前記ケーシングとに設けられている噛合い部から構成されていて、前記電動回転力では前記介在部材の噛合い部と前記ケーシングの噛合い部との噛合いが外れず前記介在部材と前記ケーシングとが一緒に前記電動回転範囲において前記シャフトおよび前記シャフトホルダに対して回転し、かつ、前記電動回転力以上の力では前記介在部材の噛合い部と前記ケーシングの噛合い部との噛合いが外れさらに前記クラッチ機構が外れて前記ケーシングが前記シャフトおよび前記シャフトホルダに対して回転する機構である、
    ことを特徴とする車両用アウトサイドミラー装置。
  2. 前記介在部材は、低摩擦かつ耐摩耗性の部材から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウトサイドミラー装置。
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