JP5415152B2 - レンズ搬送装置およびレンズ加工システム - Google Patents

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本発明は、レンズを高速搬送可能なレンズ搬送装置、および当該レンズ搬送装置を備えたレンズ加工システムに関する。
レンズ搬送装置、例えばレンズ自動加工装置に用いられるレンズ搬送装置としては、本願出願人による特許文献1(特開2009−45708号公報)に開示されたものがある。ここに開示されているレンズ加工装置は、未加工レンズを真空吸引などの手段により上下搬送可能なレンズホルダーに保持し、レンズホルダーを降下させて未加工レンズを下側に配置されているレンズ加工具に押し付け、この状態でレンズ加工具を回転させると共に揺動運動などを行わせて、レンズ加工を行う。レンズ加工装置にはレンズ搬送装置が付設されており、前段処理工程から受け取った未加工レンズをレンズ加工位置に搬送し、加工後のレンズを次段処理工程に引き渡すようになっている。
このレンズ搬送装置は、3位置に旋回可能な3位置旋回アクチュエータと、この3位置旋回アクチュエータに搭載された直動テーブルと、この直動テーブルの先端に搭載された2位置に旋回可能な旋回アクチュエータと、この旋回アクチュエータに搭載された2個のレンズ搬送容器とを備えている。各レンズ搬送容器は、レンズホルダーの直下、前処理工程から排出されるレンズの受け渡しを行う前段側受渡装置の真下、および、加工後のレンズを次処理工程に引き渡すための次段側受渡装置の真下の3位置のそれぞれにおいて中心が一致するように、取付位置の調整が行われる。
特開2009−45708号公報
上記のレンズ搬送装置は、狭い加工槽を持つレンズ加工装置におけるレンズの受け渡し作業には最適である。しかしながら、レンズ搬送動作は、3位置旋回アクチュエータによる旋回動作、直動テーブルによる直線送り動作、および、2位置旋回アクチュエータによる旋回動作の組み合わせからなる。このため、レンズを一つの位置から別の位置に搬送する際に必要とされるレンズ搬送容器の動作回数が多く、搬送時間を短縮化できないという解決すべき課題がある。また、レンズ搬送容器は、3位置旋回アクチュエータ、直動テーブルおよび2位置旋回アクチュエータの組み合わせ機構に搭載されているので、3位置にレンズ搬送容器が正確に位置決めできるようにするための位置調整作業が容易でなく、長時間使用した場合に、位置ずれが発生しやすいという解決すべき課題がある。
本発明の課題は、このような問題点を解消したレンズ搬送装置、および、当該レンズ搬送装置を備えたレンズ加工システムを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、未加工レンズをレンズ加工装置のレンズホルダーに供給し、前記レンズホルダーから加工済みレンズを排出するレンズ搬送装置において、
第1位置において上方から未加工レンズを受け取り、当該未加工レンズを第2位置に搬送し、当該第2位置において上方に位置するレンズホルダーに当該未加工レンズを引き渡すために用いる供給側レンズ搬送容器と、
前記第2位置において上方に位置する前記レンズホルダーから加工済みレンズを受け取り、当該加工済みレンズを第3位置に搬送し、当該第3位置において上方に当該加工済みレンズを引き渡すために用いる排出側レンズ搬送容器と、
前記供給側レンズ搬送容器および前記排出側レンズ搬送容器を、同一高さ位置において一定の距離だけ離れた位置関係を保持した状態で前記第1、第2および第3位置が位置する移動平面上を移動させる二軸送り機構とを有し、
前記移動平面上には、前記供給側レンズ搬送容器および前記排出側レンズ搬送容器が前記第1位置、前記第2位置および前記第3位置のいずれにも干渉しない供給側退避位置および排出側退避位置が設定されており、
前記二軸送り機構は、前記供給側レンズ容器を前記第1位置、前記第2位置および前記供給側退避位置の間で直線移動させ、前記排出側レンズ容器を前記第2位置、前記第3位置および前記排出側退避位置の間で直線移動させることを特徴としている。
本発明のレンズ搬送装置では、二軸送り機構を用いて供給側レンズ搬送容器および排出側レンズ搬送容器を一体に直線状に移動させて、供給側レンズ搬送容器を第1位置、第2位置および供給側退避位置に位置決めすることができ、排出側レンズ搬送容器を第2位置、第3位置および排出側退避位置に位置決めすることができる。直線送りのみによって各容器の位置決めを行っているので、旋回アクチュエータを用いる場合とは異なり、少ない動作回数で短時間に搬送動作を行うことができ、位置決め調整も簡単になり、長時間使用した場合の位置決め誤差の発生も少ない。
また、本発明のレンズ搬送装置では、前記第1位置と、前記供給側退避位置、前記排出側退避位置、および前記第3位置を、この順序で直線状に配列し、前記第2位置を、前記第1位置および前記第3位置を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の頂点に配置している。したがって、各容器を第1〜第3位置、および供給側退避位置、排出側退避位置に位置決めするための移動距離を短くでき、搬送時間を短縮できる。
さらに、本発明のレンズ搬送装置では、前記二軸送り機構は、前記供給側レンズ搬送容器および前記排出側レンズ搬送容器が搭載されている容器支持アームと、前記容器支持アームを前記第1位置および前記第3位置を結ぶ直線に直交する方向に直線送りするY軸テーブル機構と、前記Y軸テーブル機構を前記第1位置および前記第3位置を結ぶ直線に沿って直線送りするX軸テーブル機構とを備えた構成とされている
次に、本発明のレンズ加工システムは、レンズホルダーに保持されたレンズに対して加工を施すレンズ加工具を備えたレンズ加工装置と、未加工レンズを前記レンズ加工装置の前記レンズホルダーに供給し、前記レンズホルダーから加工済みレンズを排出するレンズ搬送装置とを有し、当該レンズ搬送装置として上記構成のレンズ搬送装置を用いることを特徴としている。
本発明においては、各容器を第1〜第3位置、供給側退避位置および排出側退避位置に搬送するために必要な動作回数が少なく、移動経路が短い直線経路となっているので、搬送時間を短くでき、レンズ搬送の高速化に有利である。また、各容器の位置調整も容易となり、長時間使用した場合の各容器の位置ずれも少ないという利点がある。
(a)は本発明の実施の形態に係るレンズ搬送装置が付設されているレンズ加工システムの例を示す概略構成図であり、(b)は各部の配置関係を示す説明図である。 レンズ加工時のレンズホルダーおよびレンズ加工具を示す概略縦断面図である。 (a)は供給側レンズ搬送容器を示す概略縦断面図であり、(b)は供給側レンズ搬送容器からレンズホルダーに未加工レンズを引き渡す状態を示す概略縦断面図である。 レンズ搬送装置によるレンズ搬送動作手順を示す説明図である。 レンズ搬送装置によるレンズ搬送動作手順を示す説明図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態に係るレンズ加工システムを説明する。
図1(a)に示すように、レンズ加工システム1は、レンズ加工装置10とレンズ搬送装置20を有している。レンズ加工装置10は、未加工レンズ2Aを保持するレンズホルダー11と、このレンズホルダー11に保持された未加工レンズ2Aのレンズ表面2aに研磨加工などの加工を施すレンズ加工具12とを備えている。
レンズ加工装置10において、レンズホルダー11は垂直に配置されているホルダースピンドル13の下端に下向きに取り付けられており、ホルダースピンドル13はホルダーシャフト14によってその中心軸線12a回りに回転自在の状態で支持されている。ホルダーシャフト14はレンズ保持アーム15に取り付けられており、レンズ保持アーム15は昇降機構16によって昇降するようになっている。
図2を参照して説明すると、レンズホルダー11の下向きのレンズ保持面11aには真空吸引口11bが開いている。真空吸引口11bは、ホルダースピンドル13の内部およびホルダーシャフト14の内部を経由する吸引通路17を介して不図示の真空吸引源に繋がっている。未加工レンズ2Aはレンズ保持面11aに対して真空吸引により保持される。
レンズホルダー11の下方には、レンズ加工具12が上向き状態に配置されている。レンズ加工具12は、不図示の回転機構によって、その中心軸線12a回りに回転駆動されると共に、不図示の揺動機構などによって所定の移動軌跡に沿って移動可能となっている。
レンズホルダー11に未加工レンズ2Aを保持し、昇降機構16によってレンズホルダー11を降下させてレンズ加工具12の加工面12bに当接させる。この当接状態を維持しながら、レンズ加工具12の回転および移動を行うことにより、レンズ表面2aに対して研磨加工などが施される。
次に、図1を参照してレンズ搬送装置20を説明する。レンズ搬送装置20は、前段側の加工ステーションから受け取った未加工レンズ2Aをレンズ加工装置10のレンズホルダー11に引き渡し、レンズホルダー11から加工済みレンズ2Bを受け取り、次段側の加工ステーションに引き渡すための装置である。前段側および後段側に加工ステーションが無い場合には、新しいレンズ素材をレンズ加工装置10に供給し、加工済みレンズをレンズ加工装置10から排出して所定の収納場所に搬送するために用いられる。
レンズ搬送装置20は、前段側の加工ステーション(図示せず)から未加工レンズ2Aを受け取る供給側レンズ受渡装置21と、加工済みレンズ2Bを次段側の加工ステーション(図示せず)に引き渡す排出側レンズ受渡装置22と、供給側レンズ受渡装置21から未加工レンズ2Aを受け取り、レンズホルダー11に引き渡すと共に、加工済みレンズ2Bをレンズホルダー11から受け取り、排出側レンズ受渡装置22に引き渡すレンズ搬送機構23とを備えている。
図1(b)には、レンズホルダー11に対するレンズ受渡位置、供給側レンズ受渡装置21によるレンズ引渡位置および排出側レンズ受渡装置22によるレンズ受取位置の配置関係を示してある。この図に示すように、レンズホルダー11に対するレンズ受渡位置である第2位置P2を頂点とする偏平な二等辺三角形の左右の角に供給側レンズ受渡装置21によるレンズ引渡位置である第1位置P1および排出側レンズ受渡装置22によるレンズ受取位置である第3位置P3が位置している。また、これらの位置P1〜P3は同一の水平面(移動平面)上に位置している。
レンズ搬送機構は、図1(a)に示すように、二軸送り機構24と、この二軸送り機構24によって水平面上を移動する供給側レンズ搬送容器25および排出側レンズ搬送容器26とを備えている。二軸送り機構24は、容器搬送アーム27と、この容器搬送アーム27を水平面上におけるY軸方向に直線送りするY軸直動機構28と、Y軸直動機構28を水平面上におけるY軸に直交するX軸方向に直線送りするX軸直動機構29とを備えている。X軸方向は第1位置P1および第3位置P3を結ぶ直線L1に平行な方向であり、Y軸方向はそれに直交する方向である。
容器搬送アーム27は、X軸方向に延びるアーム部分27aと、このアーム部分27aにおけるX軸方向の中間位置からY軸方向に延びているアーム部分27bとを備えており、X軸方向に延びるアーム部分27aにおける第1位置P1の側の端に供給側レンズ搬送容器25が搭載されており、第3位置P3の側の端に排出側レンズ搬送容器26が搭載されている。この容器搬送アーム27はY軸直動機構28によってY軸方向に直線往復移動可能であり、Y軸直動機構28はX軸直動機構29によって支持されているので、供給側レンズ搬送容器25および排出側レンズ搬送容器26を、X軸およびY軸方向のストロークの範囲内において、水平面上における任意の位置に移動させることができる。
図1(b)から分かるように、供給側レンズ搬送容器25および排出側レンズ搬送容器26は、第1位置P1および第2位置P2の間隔よりも狭い間隔で容器搬送アーム27のアーム部分27aに搭載されている。これら第1位置P1および第3位置P3の間隔を適切に設定することにより、供給側レンズ搬送容器25および排出側レンズ搬送容器26は、図1において実線で示すように、水平面上において、第1〜第3位置P1〜P3のいずれにも干渉しない供給側退避位置P0(25)および排出側退避位置P0(26)に同時に位置決め可能となっている。
図1(a)および図3(a)に示すように、供給側レンズ搬送容器25は、シャーレ状の容器本体25aと、この容器本体25aの上面に形成した円形の凹部25bとを備えており、凹部25bの円形内周面には、真上から円形輪郭の未加工レンズ2Aを乗せることのできる円環状段部25cが形成されている。この円環状段部25cには、未加工レンズ2Aが、その加工対象のレンズ表面2aが下向きの状態で乗せられる。他方の排出側レンズ搬送容器26も同一構造であるので、その説明を省略する。
図3(b)に示すように、供給側レンズ搬送容器25が第2位置P2に位置決めされた状態で、真上からレンズホルダー11が降下して、未加工レンズ2Aが当該レンズホルダー11のレンズ保持面11aに吸着保持される。他方の排出側レンズ搬送容器26の場合には、第2位置P2に位置決めされた状態で、真上からレンズホルダー11が降下し、そのレンズ保持面11aから加工済みレンズ2Bが解放されて排出側レンズ搬送容器26に乗せられる。
同様に、供給側レンズ受渡装置21は、第1位置P1に位置決めされた供給側レンズ搬送容器25の真上から降下して、そこに吸着保持されている未加工レンズ2Aを供給側レンズ搬送容器25に乗せるようになっている。排出側レンズ受渡装置22は、第3位置P3に位置決めされた排出側レンズ搬送容器26に乗っている加工済みレンズ2Bを、真上から降下して真空吸着して取り出すようになっている。
(搬送動作手順の説明)
図4および図5を参照して、レンズ加工システム1におけるレンズの搬送および加工動作を説明する。まず、図4(a)に示すように、二軸送り機構24のX軸直動機構29を駆動して、供給側レンズ搬送容器25を退避位置P0(25)から供給側レンズ受渡装置21の真下の第1位置P1までX軸方向に直線状に移動させ、第1位置P1に位置決めする。この後に、供給側レンズ受渡装置21から未加工レンズ2Aを供給側レンズ受渡装置21に引き渡す。
次に、二軸送り機構24のX軸およびY軸直動機構28、29を駆動して、図4(a)に示す直線経路S1に沿って供給側レンズ搬送容器25を第2位置P2に移動し、図4(b)に示すように、供給側レンズ搬送容器25を第2位置P2に位置決めする。この状態において、レンズ保持アーム15を降下させてレンズホルダー11により、供給側レンズ搬送容器25に乗っている未加工レンズ2Aを上方に取り出して吸着保持する(図3(b)参照)。
この後は、レンズ保持アーム15を上昇させてレンズホルダー11を供給側レンズ搬送容器25から上方に退避させる。次に、二軸送り機構24のX、Y軸直動機構29、28を駆動して、図4(b)に示す直線経路S2に沿って供給側レンズ搬送容器25を退避位置P0(25)に退避させ、図4(c)の状態にする。
この状態で、レンズ保持アーム15を降下させて、レンズ加工具12の加工面12bにレンズホルダー11に保持されている未加工レンズ2Aのレンズ表面2aを押圧してレンズ表面2aの加工動作を行う(図2参照)。
レンズ加工中において、供給側レンズ受渡装置21が前段側の加工ステーションから未加工レンズ2Aを受け取って引き渡し待機中になると、二軸送り機構24のX軸直動機構29を駆動して、図4(c)に示す直線経路S3に沿って供給側レンズ搬送容器25を第1位置P1に移動し、ここに位置決めして、図4(d)に示す状態にする。この後は供給側レンズ受渡装置21から未加工レンズ2Aを受け取る。しかる後に、X軸直動機構29を駆動して、図4(d)に示す直線経路S4に沿って供給側レンズ搬送容器25を供給側退避位置P0(25)に移動し、図4(e)に示す状態にし、この状態でレンズ加工の終了を待つ。
レンズ加工が終了してレンズ保持アーム15を上昇させた後は、二軸送り機構24のX、Y直動機構28、29を駆動して、図4(e)に示す直線経路S5に沿って排出側レンズ搬送容器26を第2位置P2に移動して、図5(a)の状態にする。この状態で、レンズ保持アーム15を降下させてレンズホルダー11に保持されている加工済みレンズ2Bを排出側レンズ搬送容器26に引き渡す。
この後は、レンズ保持アーム15を上昇させてレンズホルダー11を上方に退避させた後に、二軸送り機構24のX軸直動機構29を駆動して、図5(a)に示す直線経路S6に沿って供給側レンズ搬送容器25を移動させ、当該供給側レンズ搬送容器25を第2位置P2に位置決めして、図5(b)の状態にする。この状態において、供給側レンズ搬送容器25に乗っている未加工レンズ2Aをレンズホルダー11に引き渡す。
次に、二軸送り機構24のX、Y軸直動機構28、29を駆動して、図5(b)に示す直線経路S7に沿って、加工済みレンズ2Bが乗っている排出側レンズ搬送容器26を移動させて、第3位置P3に位置決めして、図5(c)の状態を形成する。
この状態で、レンズ加工装置の側(第2位置)では、レンズ保持アーム15を降下させて、レンズ加工具12に未加工レンズ2Aを押圧して加工を開始する。また、レンズ搬送装置の側では、第3位置P3に位置決めした排出側レンズ搬送容器26から加工済みレンズ2Bを排出側レンズ受渡装置22に引き渡し、引き渡しが終了した後は、X軸直動機構29を駆動して、図5(c)に示す直線経路S8に沿って、排出側レンズ搬送容器26および供給側レンズ搬送容器25を排出側退避位置P0(26)、供給側退避位置P0(25)に戻し、図5(d)の状態に移行する。
この後は、図4(d)〜図5(d)までの動作を繰り返すことにより、レンズ2A、2Bの搬送および加工が繰り返し行われる。
1 レンズ加工システム
2A 未加工レンズ
2a レンズ表面
2B 加工済みレンズ
10 レンズ加工装置
11 レンズホルダー
11a レンズ保持面
12 レンズ加工具
12a 中心軸線
12b 加工面
13 ホルダースピンドル
14 ホルダーシャフト
15 レンズ保持アーム
16 昇降機構
20 レンズ搬送装置
21 供給側レンズ受渡装置
22 排出側レンズ受渡装置
23 レンズ搬送機構
24 二軸送り機構
25 供給側レンズ搬送容器
26 排出側レンズ搬送容器
27 容器搬送アーム
27a、27b アーム部分
28 Y軸直動機構
29 X軸直動機構
P0(25) 供給側退避位置
P0(26) 排出側退避位置
P1 第1位置
P2 第2位置
P3 第3位置

Claims (3)

  1. 未加工レンズ(2A)をレンズ加工装置(10)のレンズホルダー(11)に供給し、前記レンズホルダー(11)から加工済みレンズ(2B)を排出するレンズ搬送装置(20)において、
    第1位置(P1)において上方から未加工レンズ(2A)を受け取り、当該未加工レンズ(2A)を第2位置(P2)に搬送し、当該第2位置(P2)において上方に位置するレンズホルダー(11)に当該未加工レンズ(2A)を引き渡すために用いる供給側レンズ搬送容器(25)と、
    前記第2位置(P2)において上方に位置する前記レンズホルダー(11)から加工済みレンズ(2B)を受け取り、当該加工済みレンズ(2B)を第3位置(P3)に搬送し、当該第3位置(P3)において上方に当該加工済みレンズ(2B)を引き渡すために用いる排出側レンズ搬送容器(26)と、
    前記供給側レンズ搬送容器(25)および前記排出側レンズ搬送容器(26)を、同一高さ位置において一定の距離だけ離れた位置関係を保持した状態で前記第1、第2および第3位置(P1、P2、P3)が位置する移動平面上を移動させる二軸送り機構(24)とを有し、
    前記移動平面上には、前記供給側レンズ搬送容器(25)および前記排出側レンズ搬送容器(26)が前記第1位置(P1)、前記第2位置(P2)および前記第3位置(P3)のいずれにも干渉しない供給側退避位置(P0(25))および排出側退避位置(P0(26))が設定されており、
    前記第1位置(P1)、前記供給側退避位置(P0(25))、前記排出側退避位置(P0(26))、および前記第3位置(P3)は、この順序で直線上に位置し、前記第2位置(P2)は、前記第1位置(P1)および前記第3位置(P3)を結ぶ直線を底辺とする二等辺三角形の頂点に配置されており、
    前記二軸送り機構(24)は、前記供給側レンズ搬送容器(25)および前記排出側レンズ搬送容器(26)が搭載されている容器支持アーム(27)と、前記容器支持アーム(27)を前記第1位置(P1)および前記第3位置(P3)を結ぶ直線(X)に直交する方向(Y)に直線送りするY軸テーブル機構(28)と、前記Y軸テーブル機構(28)を前記第1位置(P1)および前記第3位置(P3)を結ぶ直線(X)に沿って直線送りするX軸テーブル機構(29)とを備えており、
    前記供給側レンズ搬送容器(25)を前記第1位置(P1)および前記第2位置(P2)の間、並びに、前記第2位置(P2)および前記供給側退避位置(P0(25))の間で、それぞれ直線移動させ、前記排出側レンズ搬送容器(26)を前記第2位置(P2)および前記第3位置(P3)の間、並びに、前記第3位置(P3)および前記排出側退避位置(P0(26))の間で、それぞれ直線移動させることを特徴とするレンズ搬送装置(20)。
  2. 前記第1位置(P1)に位置決めされた前記供給側レンズ搬送容器(25)に上方から未加工レンズ(2A)を引き渡す供給側レンズ受渡装置(21)と、
    前記第3位置(P3)に位置決めされた前記排出側レンズ搬送容器(26)から上方に加工済みレンズ(2B)を取り出す排出側レンズ受渡装置(22)とを有していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ搬送装置(20)。
  3. レンズホルダー(11)に保持されたレンズ(2A)に対して加工を施すレンズ加工具(12)を備えたレンズ加工装置(10)と、
    未加工レンズ(2A)を前記レンズ加工装置(10)の前記レンズホルダー(11)に供給し、前記レンズホルダー(11)から加工済みレンズ(2B)を排出するレンズ搬送装置とを有し、
    前記レンズ搬送装置は請求項1または2に記載のレンズ搬送装置(20)であることを特徴とするレンズ加工システム(1)。
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