JP2014091184A - 連続加工する加工装置及び加工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続して加工を行うことができる加工装置及び加工法を提供する。
【解決手段】スライダー51が加工ステーション2と第1の材料供給ステーション3との間の第1の位置に移動すると、加工ステーション2によってスライダー51に載置された加工対象となる第2のワークに対して加工をし、第1の材料供給ステーション3によって次に加工する第1のワークが加工対象としてスライダー51に供給されて載置される。スライダー51が加工ステーション2と第2の材料供給ステーション4との間の第2の位置に移動すると、加工ステーション2によってスライダー51に載置された加工対象となる第1のワークに対して加工をし、第2の材料供給ステーション4によって次に加工する第2のワークが加工対象としてスライダー51に供給されて載置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工法及び加工装置に関し、より詳しくは、連続的に加工することができる加工装置及び加工法に関する。
製造産業において、限られた設備資源を有効に活用して最も良い製造効率及び最大の利益を得るため、従来から製造技術に関する研究が進められている。一般に製品が加工を経て得られるまでの製造時間は、材料の搬送、投入、加工、取出しなどの工程に掛かる時間を含むので、工程が細かく複雑であるほど、製造時間も長く掛かる。しかし、一般の加工装置においては、1つの製品から次の製品までの材料の搬送、投入、加工、製品の取出しなど各工程が分離して行われるため、所定の単位時間内で得られる製品数は限られ、製造効率が低い問題点がある。
台湾登録実用新案第M385430号明細書
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、連続加工によって加工効率の向上を図ることができる加工法及び加工装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、マシンベッドと、複数の第1のワークが供給されるよう、前記マシンベッドに設けられている第1の材料供給ステーションと、複数の第2のワークが供給されるよう、所定の第1の方向に前記第1の材料供給ステーションと対向するように前記マシンベッドに設けられている第2の材料供給ステーションと、前記第1の材料供給ステーションと前記第2の材料供給ステーションとの間に所定の間隔をおいて前記マシンベッドに設けられた、少なくとも1つの加工ユニットを有する加工ステーションと、前記マシンベッドに設けられた少なくとも1つのスライダーユニットであって、前記第1の材料供給ステーションと前記第2の材料供給ステーションとから供給された加工対象となる前記第1のワークと前記第2のワークとを載置するスライダーを有し、前記スライダーが前記加工ステーション及び前記第1の材料供給ステーションの間の第1の位置と前記加工ステーション及び前記第2の材料供給ステーションの間の第2の位置との間に往復動自在に設けられている、スライダーユニットと、を有し、前記スライダーが前記第1の位置に移動されると、前記加工ユニットが前記スライダーに載置された加工対象となる前記第2のワークに対して加工をし、次に、前記第1の材料供給ステーションが作動して次に加工する前記第1のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置され、前記スライダーが前記第2の位置に移動されると、前記加工ユニットが前記スライダーに載置された加工対象となる前記第1のワークに対して加工をし、次に、前記第2の材料供給ステーションが作動して次に加工する前記第2のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置されることを特徴とする加工装置を提供する。
本発明の他の観点によれば、加工ステーションと、複数の第1のワークと複数の第2のワークとを供給するよう第1の方向に相互に対向して設けられた第1の材料供給ステーション及び第2の材料供給ステーションと、前記第1の方向に前記加工ステーションと前記第1の材料供給ステーションとの間に移動されて定位される第1の位置、及び前記加工ステーションと前記第2の材料供給ステーションとの間に移動されて定位される第2の位置の間に移動可能に、前記第1の材料供給ステーションから供給される前記第1のワークと前記第2の材料供給ステーションから供給される前記第2のワークとを載置するように設けられたスライダーと、を備えている加工装置によって実行される加工法であって、前記スライダーが前記第1の位置に移動すると、前記加工ステーションによって前記スライダーに載置された加工対象となる前記第2のワークに対して加工をし、前記第1の材料供給ステーションによって次に加工する前記第1のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置されるステップ(a)と、前記スライダーが前記第2の位置に移動すると、前記加工ステーションによって前記スライダーに載置された加工対象となる前記第1のワークに対して加工をし、前記第2の材料供給ステーションによって次に加工する前記第2のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置されるステップ(b)と、を有することを特徴とする加工法を提供する。
本発明の加工装置及び加工法によれば、スライダーが加工ステーションと第1の材料供給ステーションとの間の第1の位置に移動すると、加工ステーションによってスライダーに載置された加工対象となる第2のワークに対して加工をし、第1の材料供給ステーションによって次に加工する第1のワークが加工対象としてスライダーに供給されて載置される。スライダーが加工ステーションと第2の材料供給ステーションとの間の第2の位置に移動すると、加工ステーションによってスライダーに載置された加工対象となる第1のワークに対して加工をし、第2の材料供給ステーションによって次に加工する第2のワークが加工対象としてスライダーに供給されて載置されるので、材料及び製品の搬送などによる時間のロスがなく連続的に加工をすることができる。
本発明に係る加工装置の構成の一例を示す斜視図である。 図1において反対側の斜視図である。 本発明に係る加工装置を示す正面図である。 加工装置の一部を示す分解斜視図である。 第1の材料供給ステーションを示す斜視図である。 第2の材料供給ステーションを示す斜視図である。 加工装置の一部を示す平面図である。 加工装置の一部を示す平面図である。 本発明に係る加工法のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る加工装置及び加工法の詳細について説明する。
(実施例)
本発明に係る加工装置は、図1〜図3に示されているように、マシンベッド1と、加工ステーション2と、第1の材料供給ステーション3と、第2の材料供給ステーション4と、2つのスライダーユニット5と、により基本的に構成されている。
第1の材料供給ステーション3は、複数の第1のワーク(図示せず)を供給するよう、マシンベッド1に設けられている。
第2の材料供給ステーション4は、複数の第2のワーク(図示せず)を供給するよう、所定の第1の方向Aにおいて第1の材料供給ステーション3と対向するようにマシンベッド1に設けられている。なお、この例では、第2のワークは第1のワークと同一である。
加工ステーション2は、第1の材料供給ステーション3及び第2の材料供給ステーション4と所定の間隔をおいてマシンベッド1に設けられている。加工ステーション2は、第1の方向Aに直角な第2の方向Bにおいて相互に所定の間隔をおいて設けられた2つの加工ユニット21を有する。
各加工ユニット21は、この例において、ワークに対して引き抜き成型を行うための加工ヘッド211を4つ有する。なお、この例では、加工ユニット21は、引き抜き作業をするものとして説明したが、ドリル加工や、パンチ加工、切削加工、清掃作業などの1つをするものであってもよい。なお、加工ユニット21は公知なものであるため、詳しい説明を省略する。
スライダーユニット5は、図4に示されているように、各加工ユニットに対応してマシンベッド1に設けられている。各スライダーユニット5は、1つのスライダー51と一対のガイドレール52、52と駆動体53とを有する。
各ガイドレール52は、対応する加工ユニット21を通り抜けるように第1の材料供給ステーション3及び第2の材料供給ステーション4の間に第1の方向Aに沿って長手状に延びてマシンベッド1に固定されている。
スライダー51は、第1の材料供給ステーション3及び第2の材料供給ステーション4のそれぞれから供給される第1のワーク及び第2のワークが載置されるように、ガイドレール52にて加工ステーション2及び第1の材料供給ステーション3の間の第1の位置(図7参照)と、加工ステーション2及び第2の材料供給ステーション4の間の第2の位置(図8参照)と、の間に往復動自在に設けられており、ガイドレール52に移動自在に設けられた滑り台511と、第1のワークと第2のワークとを載置するよう第1の方向Aに所定の間隔をおいて相互に対向するように滑り台511に設けられた第1の取付座512及び第2の取付座513と、を有する。
第1の取付座512及び第2の取付座513はそれぞれ、スライダー51が第1の位置に移動したとき、第1の取付座512が第1の材料供給ステーション3に位置し、第2の取付座513が対応する加工ユニット21に位置するように、また、スライダー51が第2の位置に移動したとき、第1の取付座512が加工ユニット21に位置し、第2の取付座513が対応する第2の材料供給ステーション4に位置するように配置される。
駆動体53は、スライダー51を第1の位置と第2の位置との間で移動するように駆動するようマシンベッド1に設けられている。なお、駆動体53はこの例において、図7に示されているように、シリンダーボディー531と、ピストンロッド532と、を有する流体シリンダーであり、ピストンロッド532はその一端がシリンダーボディー531に移動可能に連結され、その他端が滑り台511に連結されている。
第1の材料供給ステーション3は、図5に示されているように、相互に所定の間隔をおいて対向して配列された第1の材料搬入ベルト31及び第1の材料搬出ベルト32と、第1のクランプユニットと、2つの第1のジグユニット38と、を有する。
第1の材料搬入ベルト31は、第2の方向Bに沿って延びて設けられており、第1のワークを加工するために搬送する。
第1の材料搬出ベルト32は、第2の方向Bにおいて第1の材料搬出ベルト31と対向するように第2の方向Bに沿って延びて設けられている。
第1のクランプユニットは、マシンベッド1に設けられており、この例では、一対の第1の支持ロッド33と第1のロッドレスシリンダー34と第1の取付板35と第1のガイドレール36と二対の第1の挟持爪37とを有する。
一対の第1の支持ロッド33は、第2の方向Bにおいて相互に所定の間隔をおいてマシンベッド1に設けられている。第1のロッドレスシリンダー34は、一対の第1の支持ロッド33、33の間に取り付けられている。
第1の取付板35は、第2の方向Bに沿って延びて設けられており、第1のロッドレスシリンダー34によって移動駆動可能に第1のロッドレスシリンダー34に連結されている。
第1のガイドレール36は、第2の方向Bに沿って延びるように設けられており、第2の方向Bに第1の取付板35の移動を導くよう第1の取付板35が移動可能に係合されるように第1の支持ロッド33に取り付けられている。
第1の挟持爪37は、第1の取付板35に取り付けられており、スライダー51が第1の位置に移動したとき、第1のロッドレスシリンダー34の駆動によって第1の取付板35が第1の材料搬出ベルト32から離れるように移動されると、第1の取付座512に載置されている既に加工した2つの第1のワークと第1の材料搬入ベルト31に載置されている次に加工する2つの第1のワークとを掴むと共に、第1のロッドレスシリンダー34の駆動によって第1の取付板35が第1の材料搬入ベルト31から離れるように移動されると、既に加工した2つの第1のワークと次に加工する2つの第1のワークとを掴んだ状態から解放して第1の材料搬出ベルト32と第1の取付座512とにそれぞれ載置されるように作動する。
2つの第1のジグユニット38は、第2の方向Bにおいて第1の材料搬入ベルト31及び第1の材料搬出ベルト32の間に相互に所定の間隔をおいて設けられると共に第1の材料搬入ベルト31及び第1の材料搬出ベルト32と平行に設けられており、図7に示されているように、スライダー51が第1の位置に移動されると、それぞれ対応する第1の取付座512が収容される。
スライダー51が第1の位置に移動したとき、第1のクランプユニットが作動し、第1の挟持爪37によって第1の取付座512に載置された既に加工した2つの第1のワークと第1の材料搬入ベルト31に載置された次に加工する第1のワークとを掴むことにより、第1のロッドレスシリンダー34の駆動による第1の取付板35の移動に応じて既に加工した第1のワークと次に加工する第1のワークとがスライダー51と第1の材料搬入ベルト31とから離れるように移動し、また、第1の挟持爪37によって挟持された既に加工した2つの第1のワークと次に加工する第1のワークとがそれぞれ第1の材料搬出ベルト32と第1の取付座512とに載置され、また、既に加工した第1のワークと次に加工する第1のワークとを第1の挟持爪37から放すことにより、既に加工した2つの第1のワークが第1の材料搬出ベルト32により搬出されると共に、次に加工する2つの第1のワークが第1の取付座512に載置されることができる。
第2の材料供給ステーション4は、図6に示されているように、相互に所定の間隔をおいて設けられた第2の材料搬入ベルト41及び第2の材料搬出ベルト42と、第2のクランプユニットと、2つの第2のジグユニット48と、を有する。
第2の材料搬入ベルト41は、第2の方向Bに沿って延びて設けられ、第2のワークを加工するために搬送する。
第2の材料搬出ベルト42は、第2の方向Bにおいて第2の材料搬入ベルト41と対向するように、第2の方向Bに沿って延びて設けられている。
第2のクランプユニットはマシンベッド1に設けられており、この例において第1のクランプユニットと類似の構成を備えている。第2のクランプユニットは、一対の第2の支持ロッド43と、第2のロッドレスシリンダー44と、第2の取付板45と、第2のガイドレール46と、二対の第2の挟持爪47と、を有する。
一対の第2の支持ロッド43は、第2の方向Bにおいて相互に所定の間隔をおいてマシンベッド1に設けられている。第2のロッドレスシリンダー44は、2つの第2の支持ロッド43、43の間に延びるように設けられている。
第2の取付板45は、第2の方向Bに沿って延びると共に第2のロッドレスシリンダー44に連結されて設けられており、第2のロッドレスシリンダー44の駆動によって第2の方向B沿いに移動される。
第2のガイドレール46は、第2の方向Bに沿って延びるように第2の支持ロッド43に取り付けられている。第2の取付板45が第2の方向B沿いに移動自在に導かれるように第2のガイドレール46に嵌設されている。
第2の挟持爪47は、第2の取付板45に取り付けられている。スライダー51が第2の位置に移動したとき、第2のロッドレスシリンダーの駆動によって第2の取付板45が第2の材料搬出ベルト42から離れるように移動されると、第2の挟持爪47は作動して第2の取付座513に載置された既に加工した2つの第2のワークと第2の材料搬入ベルト41に載置された次の2つのワークとを掴むと共に、第2のロッドレスシリンダー44の駆動によって第2の取付板45が第2の材料搬入ベルト41から離れるように移動されると、既に加工した2つの第2のワークと次に加工する第2のワークとを放して第2の材料搬出ベルト42と第2の取付座513とに載置する。
2つの第2のジグユニット48は、スライダー51が第1の位置に移動されたときに第2の取付座513がそれぞれ収容されるよう、図8に示されているように、第2の方向Bにおいて第2の材料搬入ベルト41及び第2の搬出ベルト42の間に第2の材料搬入ベルト41及び第2の搬出ベルト42と一直線になるように相互に所定の間隔をおいて設けられている。
スライダー51が第2の位置に移動したとき、第2のクランプユニットが作動し、第2の挟持爪47によって第2の取付座513に載置された既に加工した2つの第2のワークと第2の材料搬入ベルト41に載置された次に加工する第2のワークとを掴むことにより、第2のロッドレスシリンダー44の駆動による第2の取付板45の移動に応じて、既に加工した第2のワークと次に加工する第2のワークとがスライダー51と第2の材料搬入ベルト41とから離れるように移動する。そして、第2の挟持爪47によって挟持された既に加工した2つの第2のワークと次に加工する第2のワークとが第2の材料搬出ベルト42と第2の取付座513とに定位される。そして、既に加工した2つの第2のワークと次に加工する第2のワークとが第2の挟持爪47から放されることによって、既に加工した2つの第2のワークが第2の材料搬出ベルト42によって搬出されると共に、次に加工する第2のワークが第2の取付座513に載置されることができる。
次に、以上のように構成された本発明に係る加工装置の動作を説明する。
スライダー51が駆動体53に駆動されて第1の位置に移動されると、加工ユニット21は第2の取付座513に載置された加工対象となる第2のワークに対して加工を行う。そして、第1のクランプユニットが作動して、既に加工した第1のワークが第1の取付座512から第1の材料搬出ベルト32に移動されると共に、第1の材料搬入ベルト31から供給された次に加工する第1のワークが加工対象として第1の取付座512に載置される。スライダー51が駆動体53に駆動されて第2の位置に移動されると、加工ユニット21は第1の取付座512に載置された加工対象となる第1のワークに対して加工を行う。そして、第2のクランプユニットが作動して、既に加工した第2のワークが第2の取付座513から第2の材料搬出ベルト42に移動されると共に、第2の材料搬入ベルト41から供給された次に加工する第2のワークが加工対象として第2の取付座513に載置される。
図9には、本発明に係る加工装置によって施す加工法のフローチャートを示す。
ステップS91では、駆動体53によってスライダー51が駆動されて第1の位置に移動される。
ステップS92では、加工ユニット21が第2の取付座513に予め設置された加工対象となる2つの第2のワークに対して加工をする。そして、第1のクランプユニットが作動して既に加工した第1のワークを第1の取付座512から第1の材料搬出ベルト32に移動すると共に、第1の材料搬入ベルト31から供給された次に加工する他の2つの第1のワークが、加工対象として、第1の取付座512に載置される。
ステップS93では、スライダー51が駆動体53によって駆動されて第2の位置に移動される。
ステップS94では、加工ユニット21によってステップS92において第1の取付座512に設置された加工対象となる他の2つの第1のワークに対して加工を行う。そして、第2のクランプユニットが作動して、ステップS92において既に加工した第2のワークが第2の取付座513から第2の材料搬出ベルト42に移動されると共に、第2の材料搬入ベルト41から供給された次に加工する他の2つの第2のワークが加工対象として第2の取付座513に載置される。この後ステップS91に戻る。
ここで、スライダーユニット5、加工ユニット21、第1のジグユニット38、第2のジグユニット48は、この例ではそれぞれ2つ用いられたが、これに限定されないことは留意されたい。
以上のように、本発明に係る加工装置及び加工法において、スライダー51が第1の方向Aにて第1の位置と第2の位置とに往復移動するとき、加工対象となる第1のワークと第2のワークとが入れ替わって加工ステーションに搬送されることができるので、加工ステーション2で連続的に入れ替わって加工対象となる第1のワークと第2のワークとに対して加工することができる。また、第1のワークを加工している間、次に加工する第2のワークが加工対象としてスライダー51に設置されることもでき、第2のワークを加工している間、次に加工する第1のワークが加工対象としてスライダー51に設置されることもできる。このように、加工ステーション2にて既に加工した第1のワークと第2のワークとをスライダー51から移動し、次に加工する第1のワークと第2のワークとをスライダー51に載置するのに待たずに行うことができ、時間がむだに掛からずに済むことができる。従って、本発明に係る加工装置及び加工法は、連続的に加工を行うことができ、加工効率の向上を図ることができる。
本発明に係る加工装置及び加工法は、加工効率の向上を図る加工装置及び加工法に有用である。
1 マシンベッド
2 加工ステーション
21 加工ユニット
211 加工ヘッド
3 第1の材料供給ステーション
31 第1の材料搬入ベルト
32 第1の材料搬出ベルト
33 第1の支持ロッド
34 第1のロッドレスシリンダー
35 第1の取付板
36 第1のガイドレール
37 第1の挟持爪
38 第1のジグユニット
4 第2の材料供給ステーション
41 第2の材料搬入ベルト
42 第2の材料搬出ベルト
43 第2の支持ロッド
44 第2のロッドレスシリンダー
45 第2の取付板
46 第2のガイドレール
47 第2の挟持爪
48 第2のジグユニット
5 スライダーユニット
51 スライダー
511 滑り台
512 第1の取付座
513 第2の取付座
52 ガイドレール
53 駆動体
531 シリンダーボディー
532 ピストンロッド
A 第1の方向
B 第2の方向

Claims (8)

  1. 加工ステーションと、複数の第1のワークと複数の第2のワークとを供給するよう第1の方向に相互に対向して設けられた第1の材料供給ステーション及び第2の材料供給ステーションと、前記第1の方向に前記加工ステーションと前記第1の材料供給ステーションとの間に移動されて定位される第1の位置、及び前記加工ステーションと前記第2の材料供給ステーションとの間に移動されて定位される第2の位置の間に移動可能に、前記第1の材料供給ステーションから供給される前記第1のワークと前記第2の材料供給ステーションから供給される前記第2のワークとを載置するように設けられたスライダーと、を備えている加工装置によって実行される加工法であって、
    前記スライダーが前記第1の位置に移動すると、前記加工ステーションによって前記スライダーに載置された加工対象となる前記第2のワークに対して加工をし、前記第1の材料供給ステーションによって次に加工する前記第1のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置されるステップ(a)と、
    前記スライダーが前記第2の位置に移動すると、前記加工ステーションによって前記スライダーに載置された加工対象となる前記第1のワークに対して加工をし、前記第2の材料供給ステーションによって次に加工する前記第2のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置されるステップ(b)と、
    を有することを特徴とする加工法。
  2. 前記ステップ(a)では、次に加工する前記第1のワークを前記スライダーに載置する前に、既に加工した前記第1のワークが前記スライダーから離れるように移動し、
    前記ステップ(b)では、次に加工する第2のワークを前記スライダーに載置する前に、既に加工した前記第2のワークが前記スライダーから離れるように移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の加工法。
  3. マシンベッドと、
    複数の第1のワークが供給されるよう、前記マシンベッドに設けられている第1の材料供給ステーションと、
    複数の第2のワークが供給されるよう、所定の第1の方向に前記第1の材料供給ステーションと対向するように前記マシンベッドに設けられている第2の材料供給ステーションと、
    前記第1の材料供給ステーションと前記第2の材料供給ステーションとの間に所定の間隔をおいて前記マシンベッドに設けられた、少なくとも1つの加工ユニットを有する加工ステーションと、
    前記マシンベッドに設けられた少なくとも1つのスライダーユニットであって、前記第1の材料供給ステーションと前記第2の材料供給ステーションとから供給された加工対象となる前記第1のワークと前記第2のワークとを載置するスライダーを有し、前記スライダーが前記加工ステーション及び前記第1の材料供給ステーションの間の第1の位置と前記加工ステーション及び前記第2の材料供給ステーションの間の第2の位置との間に往復動自在に設けられている、スライダーユニットと、を有し、
    前記スライダーが前記第1の位置に移動されると、前記加工ユニットが前記スライダーに載置された加工対象となる前記第2のワークに対して加工をし、次に、前記第1の材料供給ステーションが作動して次に加工する前記第1のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置され、
    前記スライダーが前記第2の位置に移動されると、前記加工ユニットが前記スライダーに載置された加工対象となる前記第1のワークに対して加工をし、次に、前記第2の材料供給ステーションが作動して次に加工する前記第2のワークが加工対象として前記スライダーに供給されて載置される
    ことを特徴とする加工装置。
  4. 前記第1の材料供給ステーションは、
    前記第1のワークを搬送するよう、前記第1の方向と直角な第2の方向に沿って延びるように相互に所定の間隔をおいて対向して設けられた第1の材料搬入ベルト及び第1の材料搬出ベルトと、
    前記スライダーが前記第1の位置に移動されると、前記スライダーに載置された既に加工した前記第1のワークと前記第1の材料搬入ベルトに載置された次に加工する前記第1のワークとが前記スライダーと前記第1の材料搬入ベルトとから離れるように移動すると共に、既に加工した前記第1のワークと次に加工する第1のワークとが前記第1の材料搬出ベルトと前記スライダーとに載置されるように作動するよう、前記マシンベッドに設けられた第1のクランプユニットと、を有し、
    前記第2の材料供給ステーションは、
    前記第2のワークを搬送するよう、前記第2の方向に沿って延びるように相互に所定の間隔をおいて対向して設けられた第2の材料搬入ベルト及び第2の材料搬出ベルトと、
    前記スライダーが前記第2の位置に移動されると、前記スライダーに載置された既に加工した前記第2のワークと前記第2の材料搬入ベルトに載置された次に加工する第2のワークとが前記スライダーと前記第2の材料搬入ベルトとから離れるように移動すると共に、既に加工した前記第2のワークと次に加工する第2のワークとを前記第2の材料搬出ベルトと前記スライダーとに載置するように作動するよう、前記マシンベッドに設けられた第2のクランプユニットと、を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の加工装置。
  5. 前記第1のクランプユニットは、
    前記第2の方向において相互に所定の間隔をおいて前記マシンベッドに取り付けられた一対の第1の支持ロッドと、
    一対の前記第1の支持ロッドの間に延びるように設けられた第1のロッドレスシリンダーと、
    前記第2の方向に沿って延びて設けられており、前記第1のロッドレスシリンダーによって移動駆動可能に前記第1のロッドレスシリンダーに連結されている第1の取付板と、
    前記第2の方向に沿って延びるように設けられており、前記第2の方向に前記第1の取付板の移動を導くよう前記第1の取付板が移動可能に係合されるように前記第1の支持ロッドに取り付けられた第1のガイドレールと、
    前記スライダーが前記第1の位置に移動されると、前記第1の取付板が前記第1のロッドレスシリンダーによって駆動されて前記第1の材料搬出ベルトから離れるように移動されたとき、前記スライダーに載置された既に加工した前記第1のワークと前記第1の材料搬入ベルトに載置された次に加工する前記第1のワークとを挟持すると共に、前記第1の取付板が前記第1のロッドレスシリンダーによって駆動されて前記第1の材料搬入ベルトから離れるように移動されたとき、既に加工した第1のワークと次に加工する第1のワークとを放して前記第1の材料搬出ベルトと前記スライダーとに載置するよう作動するように、前記第1の取付板に設けられた少なくとも一対の第1の挟持爪と、を有し、
    前記第2のクランプユニットは、
    前記第2の方向において相互に所定の間隔をおいて前記マシンベッドに取り付けられた一対の第2の支持ロッドと、
    一対の前記第2の支持ロッドの間に延びるように設けられた第2のロッドレスシリンダーと、
    前記第2の方向に沿って延びて設けられており、前記第2のロッドレスシリンダーによって移動駆動可能に前記第2のロッドレスシリンダーに連結されている第2の取付板と、
    前記第2の方向に沿って延びるように設けられており、前記第2の方向に前記第2の取付板の移動を導くよう前記第2の取付板が移動可能に係合されるように前記第2の支持ロッドに取り付けられた第2のガイドレールと、
    前記スライダーが前記第2の位置に移動されると、前記第2の取付板が前記第2のロッドレスシリンダーによって駆動されて前記第2の材料搬出ベルトから離れるように移動されたとき、前記スライダーに載置された既に加工した前記第2のワークと前記第2の材料搬入ベルトに載置された次に加工する前記第2のワークとを挟持すると共に、前記第2の取付板が前記第2のロッドレスシリンダーによって駆動されて前記第2の材料搬入ベルトから離れるように移動されたとき、既に加工した第2のワークと次に加工する第2のワークとを放して前記第2の材料搬出ベルトと前記スライダーとに載置するよう作動するように、前記第2の取付板に設けられた少なくとも一対の第2の挟持爪と、を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の加工装置。
  6. 前記スライダーユニットは、更に、
    前記スライダーが前記第1の位置と前記第2の位置との間に摺動可能に設けられ、前記第1の材料供給ステーション及び前記第2の材料供給ステーションの間に前記加工ユニットを通り抜けるよう前記第1の方向沿いに長手状に延びるように前記マシンベッドに設けられているガイドレールと、
    前記スライダーが前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能に駆動するよう前記マシンベッドに設けられている駆動体と、を備えていることを特徴とする請求項5に記載の加工装置。
  7. 前記スライダーは、
    前記ガイドレールに移動自在に設けられた滑り台と、
    加工対象となる前記第1のワークと前記第2のワークとを載置するよう、前記第1の方向に所定の間隔をおいて相互に対向するように前記滑り台に設けられた第1の取付座及び第2の取付座と、を有し、
    前記第1の取付座及び前記第2の取付座はそれぞれ、前記スライダーが前記第1の位置に移動されたとき、前記第1の材料供給ステーションと前記加工ユニットとに位置し、又は、前記スライダーが前記第2の位置に移動されたとき、前記加工ユニットと前記第2の材料供給ステーションとにそれぞれ位置することを特徴とする請求項6に記載の加工装置。
  8. 前記第1の材料供給ステーションは、更に少なくとも1つの第1のジグユニットを有し、前記第1のジグユニットは、前記スライダーが前記第1の位置に移動されたとき、前記第1の取付座を収容するように、前記第1の材料搬入ベルト及び前記第1の材料搬出ベルトの間にそれぞれと所定の間隔をおいて設けられていると共に、前記第2の方向に前記第1の材料搬入ベルト及び前記第1の材料搬出ベルトと一直線となるように設けられ、
    前記第2の材料供給ステーションは、更に少なくとも1つの第2のジグユニットを有し、前記第2のジグユニットは、前記スライダーが前記第2の位置に移動されたとき、前記第2の取付座を収容するように、前記第2の材料搬入ベルト及び前記第2の材料搬出ベルトの間にそれぞれと所定の間隔をおいて設けられていると共に、前記第2の方向に前記第2の材料搬入ベルト及び前記第2の材料搬出ベルトと一直線となるように設けられていることを特徴とする請求項7に記載の加工装置。
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