JP5400821B2 - 車両用フロアボード取付装置 - Google Patents
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Description
さらに第2ヒンジピンの当接部を、該第2ヒンジピンの外周に一体に突設して設け、ストッパを、第2ヒンジピンを回転可能に支持する支持部の一部であって、該第2ヒンジピンの回転で当接部に当接する脚部で構成したので、支持部と第2ヒンジピン用ストッパとを個別に設けた場合に比べ、部品点数の削減及び部品の小型化を図ることができる。
なお、実施例中「前方」とは、車両の進行方向を基準として前方を指す。同様に、「後方」は、車両の進行方向を基準として後方を指す。
また、実施例中「右」とは、シートに着座した乗員を基準として右を指す。同様に、「左」とは、シートに着座した乗員を基準として左を指す。
図1及び図2に示すように、車両10は乗員が着座する後部座席11の後方に荷室12を有している。荷室12の後部に、回動可能にテールゲート13が取付けられている。
床部15の前部上面に、後部座席11のシートバック17と荷室12との間の隙間18を外部から隠す目隠し板20が取付けられている。この目隠し板20の後方であって車幅方向端部に1対のヒンジ機構40L,40R(Lは左側のヒンジ機構を示す添え字、Rは右側のヒンジ機構を示す添え字。以下同じ。)が配置されている。これらのヒンジ機構40L,40Rに、フロアボード30が回動可能に支持されている。
なお、図1の後部座席11の側方に想像線で示されているのは、リヤドア19である。
フロアボード30を回動可能に支持するヒンジ機構40L,40Rの詳細について次図以降で説明する。
フロアボード30の第1ボード31も、前端部且つ車幅方向端部であるボード側コーナ部47がホルダ42の形状に合わせて抉られている。
図5〜図6に示すように、第1の部材41は、床部15に開けられた孔部51に差し込まれ第1の部材41を固定する差込固定部52と、この差込固定部52に一体的に形成され床部15の上面に取り付けられているベース板53と、このベース板53から立ち上げられている2つの立上げ部54,54と、これらの立上げ部54,54にそれぞれ開けられた軸支持孔55,55と、これらの軸支持孔55,55に貫通させることで支持されている第1ヒンジピン60と、この第1ヒンジピン60の下方であってベース板53の一部を上方に突出させて形成される突出部56と、差込固定部52側の立上げ部54(図6、左側の立上げ部54)に沿ってベース板53から立ち上げられている補強部57と、他方の立上げ部54から車幅方向外側に向かって延ばされ第1ヒンジピン60の先端の外周部を囲うカバー部58とからなる。
なお、補強部57は、基端部61を挟むようにして2つ設けられている(図4参照)。
次に、ホルダ42について説明する。
ホルダ42は、第1ヒンジピン60の本体部62が貫通されている貫通穴71と、この貫通穴71の外周に所定の隙間72を開けて設けられ軸64の周方向に撓む撓み部73と、この撓み部73の外周部から第1の部材41の突出部56に向かって突出している突出部74と、この突出部74が第1の部材41の突出部56を乗り越えて回動した際にホルダ用ストッパ59に接触するホルダ側当接部76と、第2の部材43を回動可能に支持する支持部77と、この支持部77の近傍に形成され第2の部材43の位置決めを行う位置決め部78とが、略ボックス形状の箱体79に一体的に形成されている。
一方、第2支持部82は、車幅方向を基準としてホルダ42の略中央から外部に向かって形成されている。
次に第2の部材43について説明する。
3aに当接する第2当接部97と、位置決め部78の先端面78aに当接することで第2の部材43の位置決めを行う第3当接部98とから構成される断面視矩形状の部材である。
図10(a)に示すように、フロアボード30を床部15から回転させるのに先立って、まず、シートバック17を倒す。シートバック17を倒すことで、付勢手段によって付勢されている目隠し板20の当接部22も倒れる。当接部22がシートバック17の動きに追従するため、シートバック17が起立状態にある場合、倒伏状態にある場合のどちらの場合であっても、シートバック17と荷室12との間の隙間18を外部から隠すことができる。
図10(a)に戻り、操作者は、第2ボード33を持ち上げたら、ヒンジ32の下方からヒンジ32を上方に向かって押すように力を加える。
ヒンジ機構40の上方まで回動すると、図10(d)に示すように第1当接部96が第1支持部81の脚部81aに当接し、第2ヒンジピン93のスイングが規制される。第2ヒンジピン93のスイングが規制されることにより、フロアボード30の回転が規制される。即ち、フロアボード30が、規定のスイング角までスイングすることで、ストッパ(第2ヒンジピン用ストッパ100)によってフロアボード30のスイング作動が規制される。
移動したら、図11(a)に示すように、フロアボード30をシートバック17に向かって押す。押すことで、フロアボード30は、シートバック17の背面17aに向かって回動する。回動したフロアボード30は、所定の位置で回動が規制される。
即ち、第1スイング段階でのスイング作動を規制する、第2ヒンジピン用ストッパ100を第1のストッパとした場合に、第2スイング段階でのスイング作動を規制するホルダ用ストッパ59は、第2のストッパということができる。
第1スイング段階においては、ホルダ42の突出部74と、第1の部材41の突出部56とが接触した状態にある。ホルダ42を回転させるためには、撓み部73を撓ませ、第1の部材41の突出部56を乗り越えさせる必要がある。第1の部材41の突出部56を乗り越えさせるには、大きな力が必要である。大きな力が必要であるため、これよりも小さな力でスイングする第2ヒンジピン93が先にスイングする。即ち、節度機構85(規制機構)は、フロアボード30が規定のスイング角(0°〜90°)の範囲内に位置している場合だけ、第1ヒンジピン60に対するホルダ42のスイング作動を規制している(図10(b)、図10(d)参照)。
ヒンジ機構40は、第1、第2ヒンジピン60,93と、ホルダ42と、ストッパ(第2ヒンジピン用ストッパ100)と、当接部(第2ヒンジピン側当接部95)と、規制機構(節度機構85)とからなる。荷室12に位置するフロアボード30は、まず、第2ヒンジピン93と共に回転し、第2ヒンジピン側当接部95が第2ヒンジピン用ストッパ100に接触することで回転を規制される。次に、第1ヒンジピン60に対してホルダ42を回転させることで、フロアボード30をさらに回転させることができる。
Claims (2)
- 車両の後部の荷室の内部に配置されているフロアボード(30)を、ヒンジ機構(40)によって車体にスイング可能に取付けた車両用フロアボード取付装置において、
前記ヒンジ機構(40)は、
前記車体に取付けられた第1ヒンジピン(60)と、
この第1ヒンジピン(60)にスイング可能に支持されたホルダ(42)と、
このホルダ(42)に回転可能に支持されると共に前記フロアボード(30)に取付けられた第2ヒンジピン(93)と、
前記ホルダ(42)に対して前記フロアボード(30)が予め設定されている規定のスイング角まで回転してスイングしたときに、前記ホルダ(42)に形成されたストッパ(100)に当たることによって、前記規定のスイング角の範囲外への前記フロアボードのスイング作動を規制するように、前記第2ヒンジピン(93)に設けられた当接部(95)と、
前記フロアボード(30)が前記規定のスイング角の範囲内に位置している場合だけ、前記第1ヒンジピン(60)に対する前記ホルダのスイング作動を規制する規制機構(85)とを備え、
前記第2ヒンジピン(93)の当接部(95)は、該第2ヒンジピン(93)の外周に一体に突設して設けられ、前記ストッパ(100)は、前記第2ヒンジピン(93)を回転可能に支持する支持部(81,83)の一部であって、該第2ヒンジピン(93)の回転で前記当接部(95)に当接する脚部(81a,83a)で構成した、
ことを特徴とする車両用フロアボード取付装置。 - 前記規制機構(85)は、前記フロアボード(30)が前記規定のスイング角までスイングしたときに、節度感覚を付与することが可能な節度機構(85)によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用フロアボード取付装置。
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