JP5395021B2 - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車の制御装置に関する。
従来、車両に搭載されたバッテリから供給される電気エネルギーにより走行する電気自動車が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気自動車は、車両を駆動するモータと、このモータを駆動するメインバッテリと、電機器類を駆動するサブバッテリと、を備える。メインバッテリは充電器に接続されており、外部電源から供給される電力により充電可能である。また、外部電源から供給される電力の一部は、DC/DCコンバータによって降圧されて補助バッテリに供給され、サブバッテリをも充電可能である。
特開2009−89577号公報
特許文献1記載の電気自動車において、車両を駆動するモータにはメインバッテリの電力のみが供給される。したがって、メインバッテリの電力の残量が所定量未満となってしまうと走行を継続することができなくなるため、使用者が外部電源によりメインバッテリを頻繁に充電することが考えられる。しかしながら、メインバッテリは、充放電を頻繁に繰り返すと劣化してしまうおそれがある。
また、車両を使う頻度や走行距離が小さいユーザにとれば、乗車後に都度、メインバッテリを充電可能な充電システムにて充電することは煩わしくもあり、利便性が求められる。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、メインバッテリの頻繁な充放電を抑制することによりメインバッテリの劣化を防ぐと同時に、車両の使用頻度や走行距離が小さいユーザであっても手軽に充電することが可能な電気自動車の制御装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、駆動系回路を介してモータ(例えば、後述の実施形態におけるモータ2)に電力を供給するメインバッテリ(例えば、後述の実施形態における高圧メインバッテリ4)と、車両内部の電気機器に電力を供給する、互いに並列に配置された第1の補助バッテリ(例えば、後述の実施形態における低圧1サブバッテリ6)および第2の補助バッテリ(例えば、後述の実施形態における低圧2サブバッテリ8)と、前記駆動系回路から供給される電力を降圧して前記第1の補助バッテリに供給すると共に、前記第1の補助バッテリから供給される電力を昇圧して前記駆動系回路に供給する昇降圧器(例えば、後述の実施形態における第1DC/DCコンバータ5)と、少なくとも前記第1の補助バッテリを外部エネルギー源により充電する充電器と、前記メインバッテリおよび前記第1の補助バッテリの残容量を監視すると共にそれぞれの充放電を制御するバッテリ制御部、および車両システムの作動を制御する車両システム制御部を有する車両制御部(例えば、後述の実施形態における車両システム制御装置ECU20)と、を備える電気自動車の制御装置であって、前記車両システムの作動時に前記第1の補助バッテリの残容量が所定の閾値以上である場合、前記バッテリ制御部は、前記第1の補助バッテリから出力可能な電力を前記昇降圧器により昇圧して前記駆動系回路へ供給すると共に、前記第1の補助バッテリから前記駆動系回路へ供給された電力と車両の要求出力との差分に相当する電力を前記メインバッテリから前記駆動系回路へ供給するよう制御することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電気自動車の制御装置において、前記第1の補助バッテリから供給される電力を降圧して前記第2の補助バッテリへ供給する降圧器(例えば、後述の実施形態における第2DC/DCコンバータ7)を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の電気自動車の制御装置において、前記第1の補助バッテリが電力を供給する電気機器は前記車両制御部であり、前記第2の補助バッテリが電力を供給する電気機器は前記車両システムの非作動時にも動作可能な電気機器であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の電気自動車の制御装置において、前記所定の閾値は、前記車両制御部の要求電力を保障する第1の閾値であり、前記第1の補助バッテリの残容量が前記所定の閾値未満となった場合には、前記駆動系回路から供給される電力を前記昇降圧器により降圧して前記第1の補助バッテリへ供給し、前記第1の補助バッテリの残容量が前記所定の閾値以上となるまで前記第1の補助バッテリを充電することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の電気自動車の制御装置において、前記所定の閾値は、ユーザの指令に基づき、前記第1の閾値と、前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値と、の間で切り替えられることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれかに記載の電気自動車の制御装置において、前記第1の補助バッテリは車両から脱着自在であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれかに記載の電気自動車の制御装置において、前記充電器は前記第1の補助バッテリを前記外部エネルギー源により充電する第1充電器(例えば、後述の実施形態における非接触充電装置15)と、少なくとも前記メインバッテリを前記外部エネルギー源により充電する第2充電器(例えば、後述の実施形態におけるチャージャー16)と、を有し、前記第1充電器が作動不能の場合は、前記第2充電器を用いて前記メインバッテリと前記第1の補助バッテリとを充電することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1から7のいずれかに記載の電気自動車の制御装置において、前記第1の補助バッテリを充電する充電器は、非接触充電器であることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項7に記載の電気自動車の制御装置において、前記第1充電器は、太陽光パネルであることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1から9のいずれかに記載の電気自動車の制御装置を備えた電気自動車である。
請求項1および10の発明によれば、車両の要求出力を出力する際には第1のサブバッテリの電力が優先的にモータへ供給されるので、メインバッテリの放電頻度を抑制してメインバッテリの劣化を防止することができる。
請求項2の発明によれば、第1のサブバッテリにより第2のサブバッテリを充電することができるので、メインバッテリにより第2のサブバッテリを充電する頻度を抑制してメインバッテリの劣化を防止することができる。
請求項3の発明によれば、車両システムの非作動時にも動作可能な電気機器により第2のサブバッテリ電力を全て消費した場合であっても、第1のサブバッテリによって車両システムを作動することができる。
請求項4の発明によれば、第1のサブバッテリには車両制御部の要求電力を保障するだけの電力が保持されるので、常に車両システムを作動可能であると共に、必要に応じて外部エネルギー源による充電を行うことができる。
請求項5の発明によれば、ユーザの指令に応じて第1の補助バッテリに蓄えられる電力を変更することができるので、ユーザの意図に応じた制御を行うことができる。
請求項6の発明によれば、第1の補助バッテリの電力が全て消費された場合であっても、他のバッテリと取り替えることにより走行を継続することができる。
請求項7の発明によれば、第1の補助バッテリは第1充電器と第2充電器のいずれによっても充電可能であるので、第1の補助バッテリの充電を容易に行うことができる。
請求項8の発明によれば、プラグを接続する工程が不要である非接触充電で第1の補助バッテリを充電することができるので、容易に充電を行うことができる。
請求項9の発明によれば、第1の補助バッテリを太陽光により充電することができるので、第1の補助バッテリの充電を容易に行うことができると共に、電費または燃費を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る電気自動車の制御装置の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電気自動車の制御装置の動作を示すフローチャートである。 通常制御の動作を示すフローチャートである。 リザーブモード制御の動作を示すフローチャートである。 エマージェンシモードの表示の一例を示す模式図であり、(a)はエマージェンシモードの選択時の表示の一例、(b)はエマージェンシモードで走行中の表示の一例である。 外部充電制御の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、本実施形態の制御装置が搭載される電気自動車の内部構成を示す模式図である。図1に示す電気自動車1(以下、単に「車両」という)は、モータジェネレータ(以下、単に「モータ」という)2と、パワードライブユニット(PDU)3と、高圧メインバッテリ4と、第1DC/DCコンバータ(DC/DC1)5と、低圧1サブバッテリ6と、第2DC/DCコンバータ(DC/DC2)7と、低圧2サブバッテリ8と、非接触充電装置15と、チャージャー16と、車両システム制御装置ECU20と、を備える。
モータ2は、パワードライブユニット3を介して高圧電源系(駆動系回路)から三相交流電力を供給されることによって、動力(トルク)を発生する。モータ2で発生したトルクは、不図示の駆動輪の駆動軸へと伝達され、車両が走行する。また、減速走行時における駆動輪の回転により、モータ2は三相交流電力を発電する。
パワードライブユニット3は、高圧電源系から供給される直流電力を三相交流電力に変換してモータ2を駆動するとともに、モータ2で発電された三相交流電力を直流電力に変換する。また、高圧電源系には、空調装置11が接続されている。
高圧メインバッテリ4は、ボックス内に収容される直列に接続された複数の電池モジュールにより構成され、例えば300Vの高電圧を供給する。各電池モジュールは、例えばリチウムイオン電池などの蓄電池を複数個直列に接続されることにより構成されている。高圧メインバッテリ4は、その残容量が所定の下限値と上限値の間となるように制御される。高圧メインバッテリ4は、モータ2の発電により充電可能であるとともに、チャージャー16を介して外部電源の電力によって充電可能である。
低圧1サブバッテリ6は、リチウムイオン電池などの蓄電池により構成されており、高圧メインバッテリ4よりも低電圧、例えば24Vの電圧を供給する。低圧1サブバッテリ6は、第1DC/DCコンバータ5を介して高圧電源系と接続されており、高圧電源系の高圧電流を第1DC/DCコンバータ5により降圧して供給することにより充電可能である。また、低圧1サブバッテリ6は、後述の非接触充電装置15を介して、外部電源の電力によって充電可能である。
低圧2サブバッテリ8は、車両システムが非作動状態でも動作可能な補機類、例えばヘッドライト12、室内灯13、ウインカー14に電力を供給する12Vバッテリであり、第2DC/DCコンバータ7を介して低圧1サブバッテリ6と並列に配置されている。低圧2サブバッテリ8は、低圧1サブバッテリ6の電力を第2DC/DCコンバータ7により降圧して供給することにより充電される。
非接触充電装置15は、例えば車両の外部に設けられた不図示の非接触給電装置に対置された際に磁場共鳴して受電することにより、低圧1サブバッテリ6を充電する。非接触充電装置15は、例えばコイルや整流器から構成されるが、どのような構成であってもよい。
また、非接触充電装置15に代えて太陽光パネルを配置することによって、太陽光エネルギーにより充電を行う構成であっても良い。
チャージャー16は、車両の外部に設けられた外部電源(コンセント)から、不図示のプラグを介して受電することにより、高圧メインバッテリ4を充電する。チャージャー16から高圧電源系に供給された外部電源の電力は、第1DC/DCコンバータ5により降圧され、低圧1サブバッテリ6に供給されることにより、低圧1サブバッテリ6を充電可能である。
車両システム制御装置ECU20には、不図示のイグニッションスイッチや空調装置11の作動情報、車両の速度を検出する車速センサ(図示せず)からの情報、アクセル開度やブレーキペダル踏量等の情報が入力される。これらの情報に基づき、車両システム制御装置ECU20は、車両の要求出力を導出して、パワードライブユニット3およびモータ2を制御する。また、車両システム制御装置ECU20は、第1DC/DCコンバータ5および第2DC/DCコンバータ7を制御すると共に、プラグの検出等を行うことによりチャージャー16を制御し、高圧メインバッテリ4の充放電を制御する。
高圧メインバッテリ残容量監視部21は高圧メインバッテリ4の残容量を検出し、低圧1サブバッテリ残容量監視部22は低圧1サブバッテリ6の残容量を検出する。低圧2サブバッテリ監視部23は、低圧2サブバッテリ8に接続された負荷状況を監視する。これらの情報に基づいて、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は低圧1サブバッテリ6の充放電を制御する。また、非接触充電装置制御部25は不図示の非接触給電装置の検出、受電認証を行うことにより、非接触充電装置15を制御する。
このように、本実施形態の電気自動車1には、高圧メインバッテリ4、低圧1サブバッテリ6、低圧2サブバッテリ8の、3つのバッテリが搭載される。
前述したように、本実施形態では、車両1に搭載された電気機器のうち、車両システムの非作動時にも動作可能である補機類、すなわちヘッドライト12、室内灯13、ウインカー14等には、低圧2サブバッテリ8から電力が供給される。一方、車両システムを起動すると共に非接触充電装置15およびチャージャー16を起動するための電気機器、すなわち車両システム制御装置ECU20、低圧1サブバッテリ残容量監視部22、低圧2サブバッテリ監視部23、低圧1サブバッテリ充放電制御部24、および非接触充電装置制御部25等には、低圧1サブバッテリ6から電力が供給される。したがって、本実施形態では、高圧メインバッテリ4および低圧1サブバッテリ6の充電と車両システムの起動とは、低圧2サブバッテリ8の残容量の程度とは無関係に、低圧1サブバッテリ6により行うことが可能である。
低圧1サブバッテリ6は第1DC/DCコンバータ5を介して高圧電源系と接続されているため、高圧メインバッテリ4の高圧電力を第1DC/DCコンバータ5により降圧して供給することによって充電可能である。また、前述したように、低圧1サブバッテリ6は、非接触充電装置15を介して外部電源により充電可能であるほか、非接触充電装置15が作動不能である場合には、チャージャー16から供給された外部電源の高圧電力を第1DC/DCコンバータ5により降圧して供給することによって充電可能である。
また、低圧1サブバッテリ6は着脱可能であるため、低圧1サブバッテリ6の残容量が低下した場合には、満充電された同種のバッテリと交換することができる。また、これとは逆に、自車両に搭載されていた低圧1サブバッテリ6を、バッテリの残容量が所定値未満に低下した他の車両のバッテリと入れ替えることによって、バッテリ上がりが発生した車両を救援することも可能である。
ところで、本実施形態の電気自動車1を駆動するモータ2を駆動するための電力は、高圧メインバッテリ4と低圧1サブバッテリ6のいずれからも供給可能である。車両システム制御装置ECU20は、通常時、低圧1サブバッテリ6の電力を優先的にモータ2に供給すると共に、低圧1サブバッテリ6により供給可能な電力と車両1の要求出力との差分を高圧メインバッテリ4によりモータ2に供給するように制御する。これにより、高圧メインバッテリ4の放電が抑制されるので、高圧メインバッテリ4の劣化を防ぐことができる。
しかしながら、前述したように、低圧1サブバッテリ6の電力は、車両システム制御装置ECU20をはじめ、非接触充電装置制御部25や低圧1サブバッテリ充放電制御部24にも供給されている。そのため、低圧1サブバッテリ6の電力が減少して、車両システム制御装置ECU20や非接触充電装置制御部25を起動することができなくなってしまうと、車両システムを起動できないばかりか、高圧メインバッテリ4や低圧1サブバッテリ6の充電を行うこともできなくなってしまう。このため、本実施形態においては、低圧1サブバッテリ6が車両システム制御装置ECU20や非接触充電装置制御部25を作動する電力を確実に有するように、低圧1サブバッテリ6の残容量が閾値Low以上を維持するよう制御される。
また、本実施形態においては、ユーザの指令に応じて、低圧1サブバッテリ6の残容量が閾値Lowよりも高い閾値Hi以上を維持するように制御することも可能である(リザーブモード)。このリザーブモードにおいては、低圧1サブバッテリ6の電力があまり消費されずに残容量が高く保たれているので、高圧メインバッテリ4の残容量が下限値未満に低下して高圧メインバッテリ4による走行ができなくなった場合であっても、低圧1サブバッテリ6の電力によって、安全な場所まで走行を継続することができる(エマージェンシモード)。このように、本実施形態においては、高圧メインバッテリ4の充放電を抑制して高圧メインバッテリ4の劣化を防ぐことに加え、ユーザの指令に応じて低圧1サブバッテリ6により高圧メインバッテリ4を補助するように制御することも可能である。
図2は、本実施形態に係る電気自動車1の制御装置の動作を示すフローチャートである。まず、車両システム制御装置ECU20は、車両システムが作動しているかどうか、すなわち、イグニッションスイッチがONとなっているかどうかを判断する(ステップS1)。
ステップS1でイグニッションスイッチがONになっていると判断された場合、すなわち車両システムが作動している場合には、車両システム制御装置ECU20は、第2DC/DCコンバータ7を降圧可能な状態に切り替え(ステップS2)、低圧1サブバッテリ6から低圧2サブバッテリ8へと電力を供給可能な状態にする。次いで、車両システム制御装置ECU20は、ユーザによりリザーブモードが選択されているかどうか、すなわち、リザーブモードがONになっているかどうかを判断する(ステップS3)。リザーブモードがONになっていると判断されなかった場合、すなわち、リザーブモードがOFFである場合、車両システム制御装置ECU20は通常制御を行う(ステップS4)。
図3は、通常制御の動作を示すフローチャートである。通常制御においては、まず、低圧1サブバッテリ残容量監視部22が、低圧1サブバッテリ6の残容量を検出し(ステップS11)、低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであるかどうかを判断する(ステップS12)。低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであると判断された場合、車両システム制御装置ECU20は、空調装置11がOFFかどうかを判断する(ステップS13)。空調装置11がOFFであると判断された場合、車両システム制御装置ECU20は、モータ2がOFFであるかどうかを判断する(ステップS14)。ステップS14でモータ2がOFFであると判断された場合、すなわち、空調装置11とモータ2のいずれもがOFFである場合には、車両の要求電力がないため、処理が終了する。
ステップS13で空調装置11がOFFであると判断されなかった場合、またはステップS14でモータ2がOFFであると判断されなかった場合には、空調装置11とモータ2の少なくともいずれかがONであり、車両の要求電力があるので、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、第1DC/DCコンバータ5を昇圧可能な状態に切り替える(ステップS15)。これにより、車両システム制御装置ECU20が導出する要求電力に応じ、低圧1サブバッテリ6の電力が第1DC/DCコンバータ5により昇圧されて高圧電源系に供給され、モータ2および空調装置11の少なくともいずれかが駆動される。尚、低圧1サブバッテリ6から供給可能な電力が車両1の要求電力に満たなかった場合には、車両システム制御装置ECU20は、高圧メインバッテリ4により差分を供給するよう制御する。
ステップS12で低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであると判断されなかった場合、すなわち、低圧1サブバッテリ6の残容量<閾値Lowである場合には、低圧1サブバッテリ6の残容量が低下しており、車両システム制御装置ECU20や非接触充電装置制御部25を起動できないおそれがある。したがって、低圧1サブバッテリ6の残容量<閾値Lowである場合には、高圧メインバッテリ4により低圧1サブバッテリ6を充電するように制御する。まず、高圧メインバッテリ残容量監視部21は高圧メインバッテリ4の残容量を検出し(ステップS16)、高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であるかどうかを判断する(ステップS17)。高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であると判断されなかった場合、すなわち高圧メインバッテリ4の残容量<下限値である場合には、高圧メインバッテリ4により低圧1サブバッテリ6を充電することができないので、処理が終了する。
ステップS17で高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であると判断された場合、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、第1DC/DCコンバータ5を降圧可能な状態に切り替え(ステップS18)、高圧メインバッテリ4の電力を降圧して低圧1サブバッテリ6へと供給することにより、低圧1サブバッテリ6の充電を開始する(ステップS19)。
通常制御においては、低圧1サブバッテリ6の残容量が閾値Low以上となるように制御される。したがって、低圧1サブバッテリ6の充電中、低圧1サブバッテリ6残容量監視部22は低圧1サブバッテリ6の残容量を検出し(ステップS20)、低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであるかどうかを判断する(ステップS21)。低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであると判断されなかった場合、すなわち低圧1サブバッテリ6の残容量<閾値Lowである場合には、充電を継続する。ステップS19で低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Lowであると判断された場合には、低圧1サブバッテリ6の充電を終了し(ステップS22)、処理が終了する。
図2に戻って、ステップS3でリザーブモードがONになっていると判断された場合には、車両システム制御装置ECU20は、リザーブモード制御を行う(ステップS5)。
図4は、リザーブモード制御の動作を示すフローチャートである。リザーブモード制御においては、まず、低圧1サブバッテリ残容量監視部22が、低圧1サブバッテリ6の残容量を検出し(ステップS31)、低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであるかどうかを判断する(ステップS32)。低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであると判断された場合、車両システム制御装置ECU20は、空調装置11がOFFかどうかを判断する(ステップS33)。空調装置11がOFFであると判断された場合、車両システム制御装置ECU20は、モータ2がOFFであるかどうかを判断する(ステップS34)。ステップS34でモータがOFFであると判断された場合、すなわち、空調装置11およびモータ2のいずれもがOFFである場合には、処理が終了する。
ステップS33で空調装置11がOFFであると判断されなかった場合、またはステップS34でモータ2がOFFであると判断されなかった場合には、空調装置11およびモータ2の少なくともいずれかがONであるため、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、第1DC/DCコンバータ5を昇圧可能な状態に切り替える(ステップS35)。これにより、車両システム制御装置ECU20が導出する要求電力に応じ、低圧1サブバッテリ6の電力が第1DC/DCコンバータ5により昇圧されて高圧電源系に供給され、モータ2および空調装置11の少なくともいずれかが駆動される。尚、低圧1サブバッテリ6から供給可能な電力が車両1の要求電力に満たなかった場合には、車両システム制御装置ECU20は、高圧メインバッテリ4により差分を供給するよう制御する。
次いで、高圧メインバッテリ残容量監視部21が、高圧メインバッテリ4の残容量を検出し(ステップS36)、高圧メインバッテリ4の残容量<下限値であるかどうかを判断する(ステップS37)。高圧メインバッテリ4の残容量<下限値であると判断されなかった場合、すなわち、高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値である場合には、処理が終了する。
ステップS37で高圧メインバッテリ4の残容量<下限値であると判断された場合には、高圧メインバッテリ4の電力をこれ以上使用すると、高圧メインバッテリ4が劣化してしまうおそれがある。そこで、車両システム制御装置ECU20は、ユーザによりエマージェンシモードが選択されているかを判断する(ステップS38)。
図5は、エマージェンシモードの表示の一例を示す模式図であり、(a)はエマージェンシモードの選択時の表示の一例、(b)はエマージェンシモードで走行中の表示の一例である。図5(a)に示されるように、例えばカーナビゲーションシステムの画面30上には、エマージェンシモードの選択時に「サブバッテリによるエマージェンシ走行をしますか?」とのメッセージと、「YES」「NO」のボタン31と、高圧メインバッテリ4の残容量が下限値まで低下していることを示す警告表示32と、低圧1サブバッテリ6による走行可能表示33と、が表示される。このメッセージに対し、ユーザが「YES」「NO」のいずれかのボタン31を選択することによって、低圧1サブバッテリ6の電力により走行するエマージェンシモードを選択することができる。ユーザが「YES」のボタン31を選択した場合には、図5(b)に示されるように、「エマージェンシ走行中です」とのメッセージと、高圧メインバッテリ4の残容量が下限値へと低下していることを示す警告表示32と、低圧1サブバッテリ6による走行中表示34と、が表示される。
ステップS37で、エマージェンシモードがONであると判断された場合、すなわち、「YES」のボタン31(図5(a))が選択された場合には、車両システム制御装置ECU20は、前述した通常制御を行う。これにより、低圧1サブバッテリ6の残容量が閾値LOWとなるまで、低圧1サブバッテリ6の電力により走行を継続することができるので、安全な場所まで車両1を移動することが可能となる。ステップS37で、エマージェンシモードがONであると判断されなかった場合、すなわち、エマージェンシモードがOFFである場合には、処理が終了する。
ステップS32で低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであると判断されなかった場合、すなわち、低圧1サブバッテリ6の残容量<閾値Hiである場合には、高圧メインバッテリ4により低圧1サブバッテリ6を充電するように制御する。まず、高圧メインバッテリ残容量監視部21は高圧メインバッテリ4の残容量を検出し(ステップS40)、高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であるかどうかを判断する(ステップS41)。高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であると判断されなかった場合、すなわち高圧メインバッテリ4の残容量<下限値である場合には、高圧メインバッテリ4の電力をこれ以上使用すると、高圧メインバッテリ4が劣化してしまうおそれがある。そこで、車両システム制御装置ECU20は、ユーザによりエマージェンシモードが選択されているかを判断する(ステップS37)。
ステップS41で高圧メインバッテリ4の残容量≧下限値であると判断された場合、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、第1DC/DCコンバータ5を降圧可能な状態に切り替え(ステップS42)、高圧メインバッテリ4の電力を降圧して低圧1サブバッテリ6へと供給することにより、低圧1サブバッテリ6の充電を開始する(ステップS43)。
リザーブモード制御においては、低圧1サブバッテリ6の残容量が、少なくとも閾値Hiとなるように制御される。したがって、低圧1サブバッテリ6の充電中、低圧1サブバッテリ残容量監視部22は低圧1サブバッテリ6の残容量を検出し(ステップS44)、低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであるかどうかを判断する(ステップS45)。低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであると判断されなかった場合、すなわち低圧1サブバッテリ6の残容量<閾値Hiである場合には、充電を継続する。ステップS45で低圧1サブバッテリ6の残容量≧閾値Hiであると判断された場合には、低圧1サブバッテリ6の充電を終了し(ステップS46)、処理が終了する。
図2に戻って、ステップS1でイグニッションスイッチがONになっていると判断されなかった場合、すなわちイグニッションスイッチがOFFであり、車両システムが作動していない場合には、外部充電制御を行う(ステップS6)。
図6は、外部充電制御の動作を示すフローチャートである。外部充電制御においては、まず、低圧1サブバッテリ残容量監視部22が、低圧1サブバッテリ6の残容量を検出し(ステップS51)、低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値であるかどうかを判断する(ステップS52)。低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値であると判断された場合には、低圧1サブバッテリ6にさらに電力を蓄えることが可能であるので、非接触充電装置制御部25は、非接触充電装置15が受電可能な状態であるかどうかを判断する(ステップS53)。非接触受電可能であると判断された場合、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、非接触充電装置15を介して低圧1サブバッテリ6の充電を開始する(ステップS54)。この非接触充電装置15を介して低圧1サブバッテリ6の充電は、非接触受電可能な状況である限り、且つ低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値である限り、継続される。
ステップS52で低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値ではないと判断された場合、またはステップS53で非接触受電可能でないと判断された場合、例えば非接触充電装置15が非接触給電装置に十分に接近していない場合や、車両システムが起動された場合には、非接触充電装置を介して低圧1サブバッテリ6の充電を行うことができない。この場合には、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、非接触充電装置を介した低圧1サブバッテリ6の充電を終了する(ステップS55)。次に、車両システム制御装置ECU20は、チャージャー16が受電可能な状態であるかどうかを判断する(ステップS56)。チャージャー16が受電可能な状態であると判断されなかった場合、例えばプラグが挿入されていない場合や、車両システムが起動された場合には、処理が終了する。
ステップS56で、チャージャー16が受電可能な状態であると判断された場合、低圧1サブバッテリ残容量監視部22は、低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値であるかどうかを判断する(ステップS57)。低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値であると判断された場合には、チャージャー16により低圧1サブバッテリ6を充電することが可能であるので、低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、第1DC/DCコンバータ5を降圧可能な状態に切り替え(ステップS58)。チャージャー16から高圧電源系に供給される電力を降圧する。低圧1サブバッテリ充放電制御部24は、チャージャー16を介した低圧1サブバッテリ6の充電を開始する(ステップS59)。このチャージャー16を介した低圧1サブバッテリ6の充電は、チャージャー16が受電可能な状況である限り、且つ低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値である限り継続される。
ステップS57で、低圧1サブバッテリ6の残容量<上限値ではないと判断された場合、すなわち、低圧1サブバッテリ6の残容量≧上限値である場合には、チャージャー16による低圧1サブバッテリ6の充電を終了する(ステップS60)。次いで、高圧メインバッテリ残容量監視部21は、高圧メインバッテリ4の残容量を検出し(ステップS61)、高圧メインバッテリ4の残容量<上限値であるかどうかを判断する(ステップS62)。高圧メインバッテリ4の残容量<上限値であると判断された場合には、チャージャー16により高圧メインバッテリ4を充電することが可能であるので、車両システム制御装置ECU20は、チャージャー16を介した高圧メインバッテリ4の充電を開始する(ステップS63)。このチャージャー16を介した高圧メインバッテリ4の充電は、チャージャー16が受電可能な状況である限り、且つ高圧メインバッテリ4の残容量<上限値である限り、継続される。ステップS62で、高圧メインバッテリ4の残容量<上限値であると判断されなかった場合、すなわち、高圧メインバッテリ4の残容量≧上限値である場合には、チャージャー16による高圧メインバッテリ4の充電を終了し(ステップS64)、処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る電気自動車の制御装置によれば、車両の要求出力を出力する際には優先的に低圧1サブバッテリ6の電力がモータ2へ供給され、また低圧1サブバッテリ6により低圧2サブバッテリ8を充電することができるので、高圧メインバッテリ4の放電を抑制して高圧メインバッテリ4の劣化を防止することができる。また、車両システム制御装置ECU20等に電力を供給する低圧1サブバッテリ6には車両システム制御装置ECU20の要求電力を保障するだけの電力を保持されるので、低圧1サブバッテリ6によって常に車両システムが起動可能であり、外部電源による充電を行うことができる。また、ユーザの指令に応じて低圧1サブバッテリ6に蓄えられる電力を変更することができるので、ユーザの意図に応じた制御を行うことができる。また、低圧1サブバッテリ6が着脱自在であるので、低圧1サブバッテリ6の電力が全て消費された場合であっても、充電された他のバッテリと取り替えることにより走行を継続することができる。また、プラグを接続する工程が不要である非接触充電装置15により低圧1サブバッテリ6を充電できるとともに、非接触充電装置15が作動不能であるときにはチャージャー16で低圧1サブバッテリ6を充電できるので、容易に充電を行うことができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。例えば低圧1サブバッテリ6は、屋内で単体でも充電可能であってもよく、また前述の通り、太陽光パネルにより充電可能な電池であってもよい。また、高圧メインバッテリ4を、低圧1サブバッテリ6の電力を供給することにより充電してもよい。
1 電気自動車(車両)
2 モータ(MG)
4 高圧メインバッテリ
5 第1DC/DCコンバータ(DC/DC1)
6 低圧1サブバッテリ
7 第2DC/DCコンバータ(DC/DC2)
8 低圧2サブバッテリ
15 非接触充電装置
16 チャージャー
20 車両システム制御装置ECU

Claims (10)

  1. 駆動系回路を介してモータに電力を供給するメインバッテリと、
    車両内部の電気機器に電力を供給する、互いに並列に配置された第1の補助バッテリおよび第2の補助バッテリと、
    前記駆動系回路から供給される電力を降圧して前記第1の補助バッテリに供給すると共に、前記第1の補助バッテリから供給される電力を昇圧して前記駆動系回路に供給する昇降圧器と、
    少なくとも前記第1の補助バッテリを外部エネルギー源により充電する充電器と、
    前記メインバッテリおよび前記第1の補助バッテリの残容量を監視すると共にそれぞれの充放電を制御するバッテリ制御部、および車両システムの作動を制御する車両システム制御部を有する車両制御部と、を備える電気自動車の制御装置であって、
    前記車両システムの作動時に前記第1の補助バッテリの残容量が所定の閾値以上である場合、前記バッテリ制御部は、前記第1の補助バッテリから出力可能な電力を前記昇降圧器により昇圧して前記駆動系回路へ供給すると共に、前記第1の補助バッテリから前記駆動系回路へ供給された電力と車両の要求出力との差分に相当する電力を前記メインバッテリから前記駆動系回路へ供給するよう制御する、電気自動車の制御装置。
  2. 前記第1の補助バッテリから供給される電力を降圧して前記第2の補助バッテリへ供給する降圧器を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車の制御装置。
  3. 前記第1の補助バッテリが電力を供給する電気機器は前記車両制御部であり、前記第2の補助バッテリが電力を供給する電気機器は前記車両システムの非作動時にも動作可能な電気機器であることを特徴とする請求項2に記載の電気自動車の制御装置。
  4. 前記所定の閾値は、前記車両制御部の要求電力を保障する値であり、
    前記第1の補助バッテリの残容量が前記所定の閾値未満となった場合には、前記駆動系回路から供給される電力を前記昇降圧器により降圧して前記第1の補助バッテリへ供給し、前記第1の補助バッテリの残容量が前記所定の閾値以上となるまで前記第1の補助バッテリを充電することを特徴とする請求項3に記載の電気自動車の制御装置。
  5. 前記バッテリ制御部は、ユーザの指令に基づき、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値と、の間で前記第1の補助バッテリの前記所定の閾値を切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置。
  6. 前記第1の補助バッテリは車両から脱着自在であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置。
  7. 前記充電器は、前記第1の補助バッテリを前記外部エネルギー源により充電する第1充電器と、少なくとも前記メインバッテリを前記外部エネルギー源により充電する第2充電器と、を有し、
    前記第1充電器が作動不能の場合は、前記第2充電器を用いて前記メインバッテリと前記第1の補助バッテリとを充電することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置。
  8. 前記第1充電器は、非接触充電器であることを特徴とする請求項7に記載の電気自動車の制御装置。
  9. 前記第1充電器は、太陽光パネルであることを特徴とする請求項7に記載の電気自動車の制御装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置を備えた電気自動車。
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