JP5392921B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、当選役の種類に応じて報知タイミングを異ならせる(スタートスイッチの操作時に報知、又はストップスイッチの操作時に報知)技術が開示されている。
しかし、最初にRBに当選した旨の矛盾報知をすれば、当然として、遊技者は、RBの図柄を有効ラインに停止させるようにストップスイッチを操作する。しかし、実際にはRBには当選していないので、当該遊技でRBが揃うことはない。
このように、実際には当選していない役に当選した旨の矛盾報知を行うと、当選役を入賞させないことを意図する報知(当該遊技がムダ遊技になる)ととられるおそれがあり、遊技結果に影響を及ぼすので、遊技の公正を害するおそれがあるという問題がある。
請求項1の発明は、役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数のリール(左、中及び右リール31)と、前記リールの回転を開始させるときに遊技者が操作するスタートスイッチ(41)と、各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、前記スタートスイッチが操作されたときに、遊技者にとって有利となる特別遊技(SBB遊技、NBB遊技又はRB遊技)に移行させるための特別役であって第1特別役(RB)及びこの第1特別役よりもさらに遊技者にとって有利となる第2特別役(NBB及びSBB)、所定役(「PB=1」である小役2及びリプレイ)、並びに特定役(「PB≠1」であるが特定条件下では常に入賞する小役1)を含む役の抽選を行う役抽選手段(61)と、前記スタートスイッチが操作されたときに前記リールの回転を開始するとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、前記役抽選手段で前記特別役に当選したときに、当選した前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで、前記特別役の当選を次遊技に持ち越す特別役当選持越し手段(63)とを備え、前記リール制御手段は、前記ストップスイッチが操作された瞬間から前記リールが停止するまでの最大移動図柄数(4図柄)の範囲内において、前記役抽選手段で当選した役を構成する図柄を有効ラインに停止させるように制御し、すべての前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内において前記リールを停止制御したときに、前記所定役を構成する図柄を常に有効ラインに停止させることができるように前記所定役を構成する図柄が配列されており、少なくとも1つの前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内においてそのリールを停止制御したときであっても、前記特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができないときがあるように、前記特定役を構成する図柄が配列されているとともに、すべての前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内において前記リールを停止制御したときに、前記第1特別役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができる位置で前記ストップスイッチが操作されると、前記特定役を構成する図柄を常に有効ラインに停止させることができるように、前記第1特別役を構成する図柄及び前記特定役を構成する図柄がそれぞれ配列されており、前記リール制御手段は、いずれかの前記特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記所定役に当選したときは、前記所定役に対応する図柄の組合せを優先して有効ラインに停止させるように制御するとともに、いずれかの前記特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記特定役に当選したときは、前記特定役に対応する図柄の組合せを優先して有効ラインに停止させるように制御し、前記第1特別役に当選したときに前記第1特別役に当選した旨、及び前記第2特別役に当選したときに前記第2特別役に当選した旨の適正報知、又は前記第2特別役に当選したときに前記第1特別役に当選した旨の矛盾報知を行う特別役当選報知手段(73)を備え、前記特別役当選報知手段は、前記役抽選手段で前記第1特別役に当選したときに、一定条件下で、前記第1特別役に当選した旨の適正報知を行い、前記第2特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記所定役又は前記特定役に当選したときに、一定条件下で、前記第1特別役に当選した旨の矛盾報知を行うとともに、その矛盾報知を行った後の遊技であって前記役抽選手段で前記所定役又は前記特定役のいずれにも当選せずに前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能となった遊技で、最初の前記ストップスイッチが操作される前に、前記第2特別役に当選した旨の適正報知を行うように制御することを特徴とする。
請求項1の発明においては、特別役当選報知手段は、第2特別役に当選したときに、最初から第2特別役に当選した旨を報知する適正報知を行う場合と、最初は第1特別役に当選した旨の矛盾報知を行った後に、第2特別役に当選した旨の適正報知を行う場合とを有する。
また、特定役を構成する図柄は、少なくとも1つのリールには、最大移動図柄数の範囲内で停止制御が行われても、有効ラインに停止させることができないときがあるように配列されている。すなわち、特定役は、いわゆる取りこぼしが発生し得る(PB≠1)役である。
さらに、いずれかの特別役の当選が持ち越されている遊技で、役抽選手段で特定役に当選すると、特定役が優先される。
なお、「特定役」とは、「PB≠1」であるが、特定条件下では、常に入賞する役をいう。そして、「特定条件下」とは、内部中に、特定役に当選し、このとき、第1特別役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができる位置で、各ストップスイッチが操作されることをいう。
そして、矛盾報知は、所定役の当選時、すなわち当該遊技では常に所定役が入賞する遊技か、又は特定役の当選時、すなわち当該遊技で第1特別役を入賞させようとすると常に特定役が入賞する遊技(いずれも、特別役に係る図柄を目押ししても特別役を入賞させることができない遊技)で行われる。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技(メイン)制御手段50と演出(サブ)制御手段70とを備える。
なお、サブ制御基板は、メイン制御基板の下位に属する制御基板である。そして、遊技制御手段50と演出制御手段70とは電気的に接続されており、遊技制御手段50から演出制御手段70に一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数は、1枚又は2枚でもよい。さらに、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ラインに設定してもよい。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や当選役の報知等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。ただし、特別役入賞時には払出しはない。また、リプレイ入賞時は、当該遊技で投入されたメダル枚数が自動投入される。
さらにまた、図4の小役2〜小役6の払出しにおいて、かっこ書きは特別遊技中の払出し枚数を示している。例えば小役2は、通常遊技中は8枚の払出しであるが、特別遊技中は15枚の払出しとなる。
なお、本明細書では、説明の便宜上、いずれかの役に対応する図柄の組合せがいずれかの有効ラインに停止したことを、「その役が“入賞”した」と称する。
また、SBB、NBB、及びRBは、独立した役(別フラグ)である。
これにより、SBBとNBBとRBとでは、右リール31の図柄のみが異なる。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
持ち越される役としては、特別役(SBB、NBB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
ここで、本実施形態では、特別役に当選した遊技を「内部中」に含めるものとする。
「通常遊技」とは、RT遊技及び特別遊技以外の遊技状態をいう。本実施形態では、通常遊技は、非RT、かつ非内部中の遊技である。例えば、スロットマシン10の電源投入後に移行するデフォルトとしての遊技状態が、通常遊技である。
「特別遊技」とは、本実施形態ではSBB遊技、NBB遊技及びRB遊技に相当する。
役抽選テーブル62Aでは、SBB、SBB+小役1、NBB、NBB+小役1、RB、RB+小役1、小役1、小役2、小役3、小役4、小役5、小役6及びリプレイの各当選領域及び非当選領域が設けられている。
そして、図5及び図6に示すように、本実施形態では、SBB、NBB及びRBの各特別役は、それぞれ単独当選する場合と、小役1と重複当選する場合とがある。また、小役1についても、単独当選する場合と、いずれかの特別役と重複当選する場合とがある。
なお、図6中の※印は、特別役には当選しないが、小役1には単独当選することを意味する。すなわち、内部中又は特別遊技中は、乱数抽出手段により抽出された乱数値が、特別役と小役との重複当選の領域に属するときには、特別役には当選しないが、小役には単独当選する。
なお、上述したように、本明細書において「内部中」とは、特別役に当選した遊技を含む意味で用いているが、役の抽選においては、特別役に当選する遊技まで役抽選テーブル62Aが用いられ、特別役に当選した遊技の次遊技から、特別役が入賞するまでの遊技で、役抽選テーブル62Cが用いられる。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、SBB、NBB、RB、小役1、小役2、小役3、小役4、小役5、小役6、及びリプレイの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。例えば、リプレイに当選したときは、リプレイに係る当選フラグ63aがオンとなり、それ以外の役の当選フラグ63aはオフのままである。
これに対し、特別役の当選は持ち越されるので、当該遊技で特別役に当選し、当選した特別役に係る当選フラグ63aがオンになったときは、その特別役が入賞するまでオンの状態が維持され、その特別役が入賞した時点でオフにされる。
図2に示すように、左、中及び右リール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で(いずれかの「ベル」の図柄と、他の「ベル」の図柄との間に位置する他の図柄が4個以内となるように)配置されている。これにより、ストップスイッチ42が操作された瞬間からの最大移動図柄数が4図柄であれば、常に、所望の有効ラインに、「ベル」の図柄を停止させることができる。
また、特別役の内部中において小役2に当選したときは、常に、優先される小役2が入賞するので、特別役が入賞したり、役の非入賞となることはない。
よって、非内部中の遊技においてリプレイに当選したときや、特別役の内部中においてリプレイに当選したときは、常に、優先されるリプレイが入賞する。
まず、1つの当選フラグ63aがオンであるときの停止位置決定テーブル65について説明する。
SBBテーブルは、SBB(のみ)の当選フラグ63aがオンであるとき(非内部中遊技でSBBに当選したとき、又はSBBの内部中遊技で役の非当選時)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、SBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、SBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
非当選テーブルは、非内部中遊技又は特別遊技における役の非当選時に用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。したがって、非当選テーブルは、特別役の内部中に用いられることはない。
なお、SBB〜RBの内部中(3種類)に対し、小役(6種類)+リプレイ(計7種類)の当選役があるので、全部で21個の停止位置決定テーブル65を備える。
また、特別役と小役とが重複当選したときには、特別役の内部中遊技において小役に当選したときと同じ停止位置決定テーブル65が用いられる。
SBB内部中に小役2に当選したときに用いられる停止位置決定テーブル65は、以下のようにリール31が停止される。なお、ストップスイッチ42の押し順(操作順番)は、順押し(左中右の順)とする。
まず、左ストップスイッチ42の操作時に、3番の「ベル」の図柄と、4番の「青7」の図柄の双方を有効ライン(表示窓11内)に停止させることができるときは、その位置でリール31を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、右ストップスイッチ42の操作時には、左及び中リール31の「ベル」の図柄が停止している有効ラインに、右リール31の「ベル」の図柄を停止させるように、右リール31の停止位置が定められている。
よって、小役2が常に入賞し、SBBが入賞する場合はないように各リール31の停止位置が定められている。
以上のことは、NBB、及びRBの内部中の場合も同様である。
まず、左ストップスイッチ42の操作時に、5番の「RP」と、4番の「青7」の図柄の双方を有効ライン(表示窓11内)に停止させることができるときは、その位置でリール31を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
以上のことは、NBB、及びRBの内部中の場合も同様である。
まず、左ストップスイッチ42の操作時に、2番又は6番の「スイカ」の図柄と、4番の「青7」の図柄の双方を有効ライン(表示窓11内)に停止させることができるときは、その位置で左リール31を停止させる。
また、上記以外の場合には、いずれの役に対応する図柄の組合せもいずれかの有効ラインに停止しないように、リール31の停止位置が定められている。
よって、SBB内部中に小役1に当選したとき、又はSBBと小役1とが重複当選したときは、小役1が入賞する場合、及び役の非入賞となる場合の2パターンがあり、SBBが入賞する場合はない。
左及び中リール31の停止位置については、SBB内部中に小役1に当選したとき、又はSBBと小役1とが重複当選したときと同様である。
よって、NBB内部中に小役1に当選したとき、又はNBBと小役1とが重複当選したときは、小役1が入賞する場合、NBBが入賞する場合、及び役の非入賞となる場合の3パターンがある。
左及び中リール31の停止位置については、SBB内部中に小役1に当選したとき、又はSBBと小役1とが重複当選したときと同様である。
また、上記以外の場合には、いずれの役に対応する図柄の組合せもいずれかの有効ラインに停止しないように、リール31の停止位置が定められている。
よって、RB内部中に小役1に当選したとき、又はRBと小役1とが重複当選したときは、小役1が入賞する場合、及び役の非入賞となる場合の2パターンがあり、RBが入賞する場合はない。
SBB内部中に小役3に当選したときに用いられる停止位置決定テーブル65は、以下のようにリール31が停止される。なお、ストップスイッチ42の押し順(操作順番)は、順押し(左中右の順)とする。
まず、左ストップスイッチ42の操作時に、18番の「赤チェリー」をいずれかの有効ラインに停止させることができるときは、その位置でリール31を停止させるようにリール31の停止位置が定められている。
また、右ストップスイッチ42の操作時に、左及び中リール31の停止時にいずれかの有効ラインに小役3がテンパイしており、その有効ラインに、右リール31の「赤チェリー」の図柄(3番)を停止させることができるときは、その位置で右リール31を停止させるように停止位置が定められている。
そして、上記以外の場合には、いずれの役に対応する図柄の組合せもいずれかの有効ラインに停止しないように、リール31の停止位置が定められている。
よって、SBB内部中に小役3に当選したときは、小役3が入賞する場合(第1優先)、SBBが入賞する場合、及び役の非入賞となる場合の3パターンがある。
したがって、これらの場合には、当選した小役を目押しすれば小役を入賞させることができるし、当選を持ち越している特別役を目押しすればその特別役を入賞させることができる。
停止図柄判断手段66は、第1に、各リール31の停止時ごとに、有効ラインに停止した図柄を判断する。また第2に、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判断する。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
遊技中に、SBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、SBBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技からSBB遊技を開始するように制御する
同様に、NBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、NBBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技からNBB遊技を開始するように制御する。
また、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、RBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技からRB遊技を開始するように制御する。
このため、特別遊技制御手段68は、特別遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が50枚以上となったと判断したときはRB遊技の終了条件を満たすと判断し、200枚以上となったと判断したときはNBB遊技の終了条件を満たすと判断し、300枚以上となったと判断したときはSBB遊技の終了条件を満たすと判断する。
図7は、遊技状態の移行を説明する図である。以下、図7に基づき説明する。
先ず、遊技状態制御手段69は、通常遊技中(非内部中、非RT遊技中)に、小役1に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」の図柄の組合せがいずれかの有効ラインに停止するか、又は小役1に対応する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」の図柄の組合せを最大移動図柄数の範囲内では有効ラインに停止させることができなかったときに出現する停止出目である、小役1こぼし目が表示されると、次遊技から、RT1遊技(非内部中)に移行するように制御する。
なお、例えば、RT1遊技中における、前記規定回数の最後(3回目)の遊技で、特別役に当選したときには、当該遊技では、主人公のキャラクターが戦いに負けるパターンを一旦表示し、当該遊技の次以降の遊技(RT2遊技に移行後の遊技)で、主人公のキャラクターが復活して戦いに勝つパターンを表示することもできる。このようにして、遊技者に期待感を与え続けることもできる。
演出制御手段70の演出パターン記憶手段71は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。そして、演出制御手段70の演出パターン選択手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、遊技状態(通常遊技(非RT遊技、かつ非内部中)、RT1遊技(非内部中)、RT2遊技(内部中)、特別遊技(SBB遊技、NBB遊技、又はRB遊技))に応じて、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
ここで、本発明における「特別役の当選報知」には、「適正報知」と「矛盾報知」とを有する。
「適正報知」とは、役抽選手段61で実際に当選した特別役、さらにはその種類を正しく報知することをいい、例えば役抽選手段61でRBに当選したときにRBに当選した旨を報知することや、NBBに当選したときにNBBに当選した旨を報知することや、SBBに当選したときにSBBに当選した旨を報知することを指す。
なお、「適正」という語は、「適合」、「真正」又は「正当」等と同義である。
なお、「矛盾」という語は、「うそ」、「虚偽」又は「不実」等と同義であり、齟齬を生じること、食い違うこと、又は相反すること等の意味も含まれる。
最初はRBに当選した旨の矛盾報知を行った後、本当はNBB又はSBBに当選した旨の適正報知を行うことで、遊技者に喜びを与えることができるからである。
また、SBBに当選した場合に、NBBに当選した旨の矛盾報知を行った後、SBBに当選した旨の適正報知を行うこともできる。
これに対し、最初に、SBBやNBBに当選した旨の矛盾報知を行った後、本当はRBに当選した旨の適正報知は、行わない方が好ましい。
(1)特別役に当選しても、一切、報知を行わないパターン。
(2)いずれかの特別役に当選した旨を報知するが、それ以上は、報知しないパターン。
(3)いずれかの特別役に当選した旨を報知した後(あるいは、このような報知を行うことなく)、SBB、NBB又はRBに当選したことまで報知する(ただし、当選した特別役の図柄の種類までは報知しない)パターン。
a)最初から特別役の図柄の種類を報知するパターン、
b)いずれかの特別役に当選した後に、この報知を行うパターン、
c)SBB、NBB又はRBに当選した旨を報知した後に、この報知を行うパターン、
d)最初は、いずれかの特別役に当選した旨を報知し、次にSBB、NBB又はRBに当選した旨を報知し、さらに次にこの報知を行うパターン
が挙げられる。
(6)当選したRBの図柄の種類について矛盾報知を行った後、NBB又はSBBに昇格するか否かの演出を経て、適正報知を行う(昇格した旨を報知を行う)パターン。
報知のタイミング(時期)としては、ベットスイッチ40が操作されたとき(メダル投入口43からメダルが投入されたとき)、スタートスイッチ41が操作されたとき(最初のストップスイッチ42が操作される前)、最初のストップスイッチ42が操作された直後(最初のリール31が停止した時)、2番目のストップスイッチ42が操作された直後(2つ目のリール31が停止した時)、最後のストップスイッチ42が操作された後(すべてのリール31の停止時又は停止後)が挙げられる。
(1)SBBに当選したが、最初のリール31が停止したときに、「青7」の図柄が有効ラインに停止しなかったとき、
(2)SBBに当選し、2つのリール31が停止したときに、「青7」の図柄がテンパイしなかったとき、
(3)SBBに当選し、すべてのリール31が停止したときに、SBBが入賞しなかったとき、
(4)SBBに当選したが、SBBが入賞しなかった遊技の次遊技で、ベットスイッチ40が操作されたときや、スタートスイッチ41が操作されたときなど、遊技制御手段50がストップスイッチ42の操作を受け付けるようになる直前までの任意のとき
が挙げられる。
NBBに当選した後、矛盾報知を行う場合についても、上記のSBBに当選した後、矛盾報知を行う場合と同様である。NBBに当選した後、矛盾報知を行う場合については、上記のSBBに当選した後、矛盾報知を行う場合における、「SBB」を「NBB」に、「青7」を「青7」(右リール31については「赤7」)に、それぞれ読み替えたものに相当する。
この遊技では、目押しをすれば、当選しているSBBやNBBを入賞させることが可能であるので、当該遊技でSBBやNBBが入賞可能であるときに、RBに当選した旨の矛盾報知を行うことは、遊技者に不利益を与え、遊技の公正を害するおそれがあるからである。
図8は、RBに当選した場合における矛盾報知及び適正報知についての画像表示装置23の画像表示内容の変化を、順を追って示す図である。図8では、説明のため、各画面の右下に「R1」〜「R6」の符号を付している。
まず、図8の「R1」では、RBに当選した後、いずれかの特別役に当選した旨を報知する「ボーナス確定」という画像表示を行った例を示している。また、その下には、「?−?−?」と表示し、当選した特別役の図柄の種類は報知していない状態を示している。
なお、「R1」状態から次遊技が開始され、当該遊技で「PB=1」の役又は小役1に当選したときであっても、「R6」の報知を行ってもよいのは、もちろんである。
図9の「B1」では、NBBに当選した後、いずれかの特別役に当選した旨を報知する「ボーナス確定」という画像表示を行った例を示している。また、その下には、「?−?−?」と表示し、当選した特別役の図柄の種類は報知していない状態を示している。
なお、RT2遊技への移行後、3回目の遊技までに、いずれかの特別役に当選した旨(ボーナス確定)を報知することは、上述した場合と同様である。
これに対し、「B3」の状態から、当該遊技で非当選又は小役1以外の「PB≠1」の役に当選したときは「B6」に進み、右リール31の図柄を「赤7」に変化させた後、「ボーナス確定!」と表示して、画像表示された図柄の組合せが確定したこと、すなわちRBからNBBに昇格したことを報知する(矛盾報知から適正報知への変更)。
図10の「S1」では、SBBに当選した後、いずれかの特別役に当選した旨を報知する「ボーナス確定」という画像表示を行った例を示している。また、その下には、「?−?−?」と表示し、当選した特別役の図柄の種類は報知していない状態を示している。
なお、RT2遊技への移行後、3回目の遊技までに、いずれかの特別役に当選した旨(ボーナス確定)を報知することは、上述した場合と同様である。
また、「S4」の報知内容に進むにあたって、小役1に当選したときを除くのは、次の理由による。すなわち、小役1に当選したときに、「S4」の報知(NBBに当選した旨の矛盾報知)を行い、その報知に従って、遊技者が、NBBを構成する「青7」−「青7」−「赤7」の図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる位置で各ストップスイッチ42をそれぞれ操作する。そうすると、小役1を構成する「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」の図柄の組合せが常に有効ラインに停止するとは限らず、小役1が常に入賞するとは限らない。したがって、遊技者に不利益を与えることがあるためである。
図11及び図12は、SBB又はNBB内部中の遊技(当該遊技でSBB又はNBBに当選した遊技を含む)の報知の流れを示すフローチャートである。なお、図12は、図11に続くフローチャートである。
なお、本実施形態のフローチャートにおいては、特別役当選報知手段73は、特別役の当選のみを報知したか否かを判別するための初期フラグ、矛盾報知を行ったか否かを判別するための矛盾フラグ、適正報知を行ったか否かを判別するための適正フラグ、の3つを備える。
なお、本実施形態では、ステップS14で特定役に当選したと判断したときにステップS15に進むのは、SBB又はNBB内部中に、RBに当選した旨の矛盾報知を行う場合に限られる。この場合に限り、遊技者が矛盾報知に従うと、特定役(小役1)が常に入賞するためである。
一方、ステップS14で「PB=1」の役又は特定役に当選していないと判断されてステップS17に進むと、特別役当選報知手段73は、矛盾フラグが既にオンであるか否かを判別する。オンであると判別されたときはステップS18に進み、オンでないと判別されたときはステップS19に進む。
ステップS18では、特別役当選報知手段73は、矛盾報知を終了し、適正報知に切り替えるように制御する。そして、矛盾フラグをオフにするとともに適正フラグをオンにし、ステップS24に進む。
一方、ステップS28でいずれの役も入賞していないと判断されたときは、ステップS29の処理を行うことなくステップS30に進む。
ステップS31では、特別役当選報知手段73は、特別役の当選のみの報知(初期報知)を行うか否かを抽選によって決定する。例えばソフトウエア乱数を用いた抽選によって決定する。
これに対し、ステップS32で、抽選に当選しなかったと判断したときはステップS33の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を終了する。
さらにまた、適正報知が未だ行われていない場合において、「PB=1」の役又は特定役に当選し、かつ矛盾報知が既に行われているときは、当該遊技では矛盾報知が維持される(ステップS16)。一方、矛盾報知の双方が未だ行われていないときは、抽選で矛盾報知を行うか否かが決定される(ステップS21〜ステップS23)。
(1)本実施形態では、SBBやNBBと「PB=1」の役(小役2又はリプレイ)が当該遊技で重複当選する例を設けていないが、このような当選役を設けてもよい。そして、SBBやNBBと「PB=1」の役に重複当選した遊技では、常に「PB=1」の役が入賞するので、当該遊技中又は当該遊技の終了時等に矛盾報知を出力することができる。
あるいは、特別役当選時からの遊技回数をカウントし続け、所定遊技回数に到達したら矛盾報知を必ず行うようにしたり、所定遊技回数に到達した後に毎遊技抽選を行い、この抽選に当選したら最初から適正報知を行うこと等が可能である。
さらには、「青7」−「青7」−「赤7」と矛盾報知した後、これら図柄のすべてを消し去って、「赤7」−「赤7」−「赤7」と適正報知を行うことも可能である。
また、ART遊技とは、AT遊技とRT遊技とを組み合わせたものをいう。
まず第1に、図8〜図10中、「R1」や「B1」や「S1」の画像表示を行う場合、すなわち、単に特別役の当選のみを報知する遊技で小役やリプレイに当選したときは、小役やリプレイの当選報知は、行わない方が好ましい。
また第2に、図8〜図10中、例えば「R3」から「R4」や「R5」に変化させたとき、「B3」から「B4」や「B5」に変化させたとき、又は「S5」から「S6」や「S7」に変化させたときは、ストップスイッチ42の操作が受け付け可能となる直前に(表示されている図柄を変更するか否かの演出終了後)、当該遊技で当選した役を報知してもよい。
さらにまた第3に、図8〜図10中、「R5」や「R6」、「B5」や「B6」、又は「S7」や「S8」や「S9」の報知を行ったとき(適正報知後)は、その後に少なくともPB=1の役の当選時は遊技者が停止操作を行う際に停止させる図柄を狙う必要がないため、PB=1の役の当選報知を行うようにしてもよい。
上記のような報知を行うことで、当選した役の種類を遊技者が認識してしまうことで適正報知が行われる可能性を否定してしまうことなく、また、適正報知後は当選した役の報知が行われるようになることで、表示されている図柄の組合せが確定されていることを認識することも可能となる。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
50 遊技(メイン)制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62C) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
70 演出(サブ)制御手段
71 演出パターン記憶手段
72 演出パターン選択手段
73 特別役当選報知手段
L1〜L5 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (5)
- 役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールの回転を開始させるときに遊技者が操作するスタートスイッチと、
各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
前記スタートスイッチが操作されたときに、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役であって第1特別役及びこの第1特別役よりもさらに遊技者にとって有利となる第2特別役、所定役、並びに特定役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記スタートスイッチが操作されたときに前記リールの回転を開始するとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記役抽選手段で前記特別役に当選したときに、当選した前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで、前記特別役の当選を次遊技に持ち越す特別役当選持越し手段と
を備え、
前記リール制御手段は、前記ストップスイッチが操作された瞬間から前記リールが停止するまでの最大移動図柄数の範囲内において、前記役抽選手段で当選した役を構成する図柄を有効ラインに停止させるように制御し、
すべての前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内において前記リールを停止制御したときに、前記所定役を構成する図柄を常に有効ラインに停止させることができるように前記所定役を構成する図柄が配列されており、
少なくとも1つの前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内においてそのリールを停止制御したときであっても、前記特定役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができないときがあるように、前記特定役を構成する図柄が配列されているとともに、すべての前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内において前記リールを停止制御したときに、前記第1特別役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができる位置で前記ストップスイッチが操作されると、前記特定役を構成する図柄を常に有効ラインに停止させることができるように、前記第1特別役を構成する図柄及び前記特定役を構成する図柄がそれぞれ配列されており、
前記リール制御手段は、いずれかの前記特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記所定役に当選したときは、前記所定役に対応する図柄の組合せを優先して有効ラインに停止させるように制御するとともに、いずれかの前記特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記特定役に当選したときは、前記特定役に対応する図柄の組合せを優先して有効ラインに停止させるように制御し、
前記第1特別役に当選したときに前記第1特別役に当選した旨、及び前記第2特別役に当選したときに前記第2特別役に当選した旨の適正報知、又は前記第2特別役に当選したときに前記第1特別役に当選した旨の矛盾報知を行う特別役当選報知手段を備え、
前記特別役当選報知手段は、
前記役抽選手段で前記第1特別役に当選したときに、一定条件下で、前記第1特別役に当選した旨の適正報知を行い、
前記第2特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記所定役又は前記特定役に当選したときに、一定条件下で、前記第1特別役に当選した旨の矛盾報知を行うとともに、その矛盾報知を行った後の遊技であって前記役抽選手段で前記所定役又は前記特定役のいずれにも当選せずに前記第2特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能となった遊技で、最初の前記ストップスイッチが操作される前に、前記第2特別役に当選した旨の適正報知を行うように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別役当選報知手段は、矛盾報知を行った後、次遊技において前記役抽選手段で前記所定役又は前記特定役に当選したときは、当該遊技でもその矛盾報知を継続するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別役当選報知手段は、前記役抽選手段で前記第2特別役に当選した後、前記特別役の当選を未だ報知していない場合において、当該遊技で少なくとも1つの前記リールの停止時に、前記第2特別役を構成する図柄が有効ラインに停止しなかったときは、当該遊技中又は当該遊技の終了時に矛盾報知を行うように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、少なくとも1つの前記リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内においてそのリールを停止制御したときであっても、その役を構成する図柄を有効ラインに停止させることができないように図柄が配列された特定小役を含めて役の抽選を行い、
前記リール制御手段は、前記特別役の当選を持ち越している遊技において前記役抽選手段で前記特定小役に当選したときは、当選を持ち越している前記特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能であり、
前記特別役当選報知手段は、矛盾報知を行った後、前記役抽選手段で前記特定小役に当選した遊技、又は前記役抽選手段で非当選となった遊技で、最初の前記ストップスイッチが操作される前に、適正報知を行うように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
複数の前記リールのうち、いずれか1つの特定リールについて、前記最大移動図柄数の範囲内においてそのリールを停止制御したときは、前記第1特別役を構成する図柄又は前記第2特別役を構成する図柄のいずれか一方のみを有効ラインに停止可能に前記特別役を構成する図柄が配列されており、
前記第1特別役に対応する図柄の組合せと、前記第2特別役に対応する図柄の組合せとで、前記特定リールの図柄のみが異なるように設定されており、
前記特別役当選報知手段は、
前記役抽選手段で前記第2特別役に当選して矛盾報知を行うときは、前記第1特別役に対応する図柄の組合せを画像表示し、その後、前記特定リールに対応する図柄を変更するか否かの演出を経て、前記特定リールに対応する図柄を前記第2特別役に対応する図柄に変更する適正報知を行うように制御し、
前記役抽選手段で前記第1特別役に当選して適正報知を行うときは、前記第1特別役に対応する図柄の組合せを画像表示し、その後、前記特定リールに対応する図柄を変更するか否かの演出を経て、前記第1特別役に対応する図柄を変更しない適正報知を行うように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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