JP5389370B2 - 強磁性薄膜材料とその製造方法 - Google Patents

強磁性薄膜材料とその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5389370B2
JP5389370B2 JP2008095533A JP2008095533A JP5389370B2 JP 5389370 B2 JP5389370 B2 JP 5389370B2 JP 2008095533 A JP2008095533 A JP 2008095533A JP 2008095533 A JP2008095533 A JP 2008095533A JP 5389370 B2 JP5389370 B2 JP 5389370B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
target
ferromagnetic thin
ferromagnetic
magnetite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008095533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009212480A (ja
Inventor
世嗣 阿部
繁弘 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Research Institute for Electromagnetic Materials
Original Assignee
Research Institute for Electromagnetic Materials
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Research Institute for Electromagnetic Materials filed Critical Research Institute for Electromagnetic Materials
Priority to JP2008095533A priority Critical patent/JP5389370B2/ja
Publication of JP2009212480A publication Critical patent/JP2009212480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5389370B2 publication Critical patent/JP5389370B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

本発明は、一般式L100−x−yFe
(但し、90≦x+y<100,27≦x≦67,37≦y≦67,L:Mo、W、Ge、CrおよびMgの一種または二種以上の元素、各数字は原子比率を示す)で表され、成膜状態における飽和磁化は室温において2500G以上であることを特徴とする強磁性薄膜材料からなり、強磁性薄膜材料およびその製造法に関するものである。
近年、スピントロニクス分野において、記録量の大容量化や高感度化が求められている。それに伴い、様々な記録方式が検討されている。中でも、トンネル型磁気抵抗(TMR)素子を用いたMRAM(マグネティック・ランダム・アクセス・メモリー)の研究開発が盛んに行われている。TMR素子は、2つの強磁性電極とそれに挟まれた薄い絶縁層により構成される。絶縁層の厚さは電子の量子力学的トンネル効果が生じるのに十分な程度に薄く、また、絶縁層を通過するトンネル電子数は、2つの強磁性電極の磁気モーメントの相対的な向きにより変化し、トンネル型の磁気抵抗効果を発現する。トンネル接合膜を磁気ヘッドなどの素子に用いる際には、磁場の変化によって効率よく磁気抵抗変化を起こさせるために、強磁性電極の電気特性を制御、強磁性体または反強磁性体によって、一方の強磁性体電極のスピンを固定するなどの工夫がなされている。
近年、TMRを向上させるために、コヒーレント成長などエピタキシャル成長技術を導入して接合界面の良質化が図られてきた。例えば、強磁性層にFe、絶縁層にMgOを用いて、MgO単結晶基板上にコヒーレント成長させたTMR素子において、室温において188%のTMRが観測されている。その後、強磁性層にCoFeBを用いた素子において、室温で400%以上のTMRも報告され、遷移金属元素を素子の強磁性層に用いた研究開発において、最近、顕著な進歩を遂げている。
このように、界面の良質化によりTMRは著しく向上しているが、理論的な上限値は強磁性層の分極率に依存する。すなわち、従来、強磁性層に用いられているFeの分極率は約44%であるが、フェルミ面やスピンバンドを考慮すると、理論的には1000%のTMRが予測されている。したがって、今後の技術的な進歩を考慮すると瞬く間にTMRは性能限界に達すると予想される。そのため、一層の高TMR化に向けた次世代強磁性薄膜材料として、分極率100%を有するハーフメタルが注目されている。これを素子の強磁性層に用いることによりTMRが理論的には無限大になる。従来、ハーフメタル材料として、ホイスラー合金やマグネタイト等が知られているが、一般に、素子の絶縁層には酸化物が用いられることから、強磁性層にも同様に酸化物を用いることにより、良質な接合界面が実現できると考えられる。したがって、強磁性層には酸化物であるマグネタイトが好適である。
しかしながら、マグネタイトを素子の強磁性層に用いた場合、高いTMRは得られていない。すなわち、同様にハーフメタルであるホイスラー合金を素子の強磁性層に用いた場合、室温において約170%のTMRが得られているのに対し、マグネタイトを強磁性層に用いた場合、TMRは室温において14%であり、極めて低い。スパッタリング法を用いたマグネタイト薄膜作製に関し、従来,金属Feターゲットを用いてアルゴンガス中の酸素分圧を極めて厳密な制御の下で作製する方法や、Fe酸化物ターゲットを用いてバイアス印加中で作製する方法が報告されている。しかし、前者は、わずかな酸素分圧の変化により、マグネタイトが合成されないことから構造制御が困難であり,一方,後者では,バイアス下において成膜することから低成長速度や得られる飽和磁化Msが低く(4πMs=2664G)、良質なマグネタイトが形成されないなどの問題があった。
近年、情報の大容量化および高感度化に向けて、高感度磁気ヘッドやMRAMの実現の要求がますます強まっており、提供可能な強磁性薄膜材料の開発が急務である。その意味から、スパッタリング法を製造方法に用い、薄膜の構造制御が容易で、かつ、大きな分極率を示す、すなわち2500G以上、好ましくは3000G以上の飽和磁化で良好なマグネタイト構造を有する強磁性酸化物薄膜材料が求められている。
従来、素子の強磁性層として用いている遷移金属Fe,Co,Niでは、分極率が最大でも50%程度であり、理論的に実現可能なTMRには限界がある。一方、ハーフメタルでは分極率が100%であることから、これを強磁性層に用いることにより理論的には無限大のTMRに達すると期待されている。ハーフメタルの候補材料の一つとしてマグネタイトが挙げられるが、従来の方法では、構造制御が困難であること、または、構造制御が容易であるが磁化が小さく良質なマグネタイト薄膜が得られないこと、などの理由により当該材料を素子の強磁性層に用いた場合、TMRは室温において14%と低かった。
本発明の目的は、TMR素子の強磁性層として用いるマグネタイトについて、良質、かつ、簡便に製造可能な材料を新規に提供することにある。すなわち、製造時の薄膜構造制御が容易であり、かつ、磁化が2500G以上、好ましくは3000G以上を示すマグネタイト薄膜を新規に提供することにある。また、別の目的は、当該材料の製造方法を提供することにある。
本発明は上述の点を鑑みてなされたものである。本発明者らは鋭意研究の結果、スパッタリング法において、マグネタイト(Fe)ターゲット上に金属元素Mo、W、Ge、CrおよびMgのいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて成膜することにより、磁化2500G以上、好ましくは3000G以上を有するマグネタイト薄膜を簡便に製造できることを発見し、従来の問題点を解決できることを見出した。
本発明の特徴とするところは次の通りである。
第1発明は、一般式L100−x−yFe
(但し、90≦x+y<100,27≦x≦67,37≦y≦67,L:Mo、W、Ge、CrおよびMgの一種または二種以上の元素、各数字は原子比率を示す)で表され、成膜状態における飽和磁化は室温において2500G以上であり、かつ、構造は主にマグネタイト結晶相から構成されることを特徴とする強磁性薄膜材料である
第2発明は、第1発明において、LMo、GeおよびMgの一種または2種以上の元素であり、xおよびyは、95≦x+y<100,35≦x≦55,40≦y≦60であり、成膜状態における飽和磁化は室温において3000G以上であることを特徴とする強磁性薄膜材料である
第3発明は、ターゲット材料としてFe ターゲット上にMo、W、Ge、CrおよびMgのいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて高周波スパッタリング法により第1発明の強磁性薄膜材料を成膜することを特徴とする強磁性薄膜材料の製造方法である。
第4発明は、ターゲット材料としてFe ターゲット上にMo、GeおよびMgのいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて高周波スパッタリング法により第2発明の強磁性薄膜材料を成膜することを特徴とする強磁性薄膜材料の製造方法である。
本発明材料は、スパッタリング法を用いつつ、構造制御が容易で、かつ、比較的飽和磁化の大きい(2500G以上)マグネタイト薄膜をもたらすもので、TMR素子の強磁性層に好適であり、さらにマイクロ波帯対応高周波磁性材料として好適である。また、高活性化光触媒素子の下地層などにも好適であり、応用範囲が広い。
本発明の強磁性薄膜材料の製造法を説明すると、マグネタイトターゲット上に金属元素チップを配置した複合ターゲットを薄膜製造装置、例えば、スパッタリング装置中に設置し、ガス雰囲気中、例えば、アルゴンガス中で成膜を行う。なお、この際、基板として適当な基板、例えばコーニング社製#7059ガラス基板を用い、成膜前に基板のスパッタエッチングを適当時間保持した後、rfパワーをターゲットに印加して成膜を行う。この際、基板付近におけるバイアス電圧などの特殊な処理を施すことなく当該薄膜を作製することができる。成膜終了後、当該薄膜材料の取り出しは、真空槽内を適当なガス、例えば、窒素によりパージすることにより適当な形状の薄膜を製造する。
次に、本発明の材料の一般式をL100−x−yFe(但し、90≦x+y<100,27≦x≦67,37≦y≦67,L:Mo、W、Ge、CrおよびMgの一種および二種以上の元素、各数字は原子比率を示す)と限定したのは、通常、Feターゲットのみを用いてバイアスを印加しないスパッタリング法により成膜すると、α−Fe(ヘマタイト)とγ−Fe(マグヘマイト)の混合相からなる薄膜が製造され、マグネタイトは形成されない。その上、磁化は室温において800G程度しか得られない。これに対して、Feターゲット上にLの金属元素のいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて成膜すると、マグネタイト単相薄膜が製造される。したがって、得られる膜の磁化の大きさはマグネタイトのそれ(5910G)より大きくなることはない。このように、Lの金属元素添加にはマグネタイト構造薄膜を成膜させるために顕著な効果がある。また、成膜される薄膜の飽和磁化はLの組成に極めて敏感であり、当該組成範囲を外れるとマグネタイト相が形成されず飽和磁化が急激に減衰する。
4インチFeターゲット上に5mm角のMoチップをカーボン製両面テープにより2枚貼り付け、スパッタリング装置中に設置し、1.5×10−7torrの真空度に達するまで真空排気を行う。次に、アルゴンガスにより2mtorrのガス圧に制御した雰囲気で、投入電力2.47W/cmで1時間の成膜を行った。なお、この際、基板としてコーニング#7059ガラス基板を用い、成膜前に基板のスパッタエッチングを投入電力2.47W/cmで1分間行った。また、成膜時に基板に対してバイアスを特に印加する必要はなく、また、成膜時の基板温度は室温とした。得られた試料について、組成分析を行ったところ、MoFe4850(各数字は原子比率を示す)であり、膜厚は1.6μmであった。この薄膜のX線回折パターン及び磁化曲線を図1および2に示す。
これより、X線回折パターンにおいて、マグネタイト(Fe)の回折ピークのみが観測され、Moに起因するピークは観測されない。すなわち、Mo微量添加によりマグネタイト単相薄膜が形成されていることがわかる。また、室温における磁化曲線は、良好なヒステリシスを示し、10kOeにおける磁化の大きさは3.5kGであった。すなわち、Feターゲット上に、Moチップを配置した複合ターゲットを用いることにより、要求される磁化の大きさを有するマグネタイト薄膜を簡便に作製することができる。
Figure 0005389370
なお、表1には本発明で得られた代表的な強磁性薄膜材料の添加元素、結晶構造、磁化の大きさを示した。この際、添加元素が2種類以上の場合、Feターゲット上に配置する当該チップを実施例に示すように5×5mmとすると、総添加量が増すため磁化を大きくすることができない。そこで、チップサイズを3×3mmとした。また、比較例として、本発明における添加元素以外の元素SnおよびBiを添加した薄膜の特性も同時に示す。すなわち、SnおよびBiでは磁化の大きさは要求条件よりも低いのに対して、本発明の金属元素LをFeターゲット上に配置した複合ターゲットを用いて成膜することにより、要求された磁化を有する強磁性薄膜が、簡便に製造されることがわかる。
上記の実施例および表に示す結果は、いずれも室温の基板温度および製造状態での特性を示し、特に基板温度を昇温、または、製造後の熱処理を施すことなく、上記の特性を発現することが本発明材料の大きな特徴である。但し、基板温度の昇温および製造後の熱処理は、マグネタイト結晶相を保ちつつ、磁化を一層大きくする効果があり、実用上の要求に応じて製造条件を拡張することができる。
上記の実施例、表および図に示すように、本発明の強磁性薄膜材料は、Feターゲット上に特定金属元素チップを配置した複合ターゲットを用いて微量の不純物を添加することにより、アルゴンガス雰囲気中で、かつ、室温基板温度において簡便に提供する目的に好適である。したがって、本発明の強磁性薄膜材料はTMR素子の強磁性層として好適であり、また、マイクロ波帯磁気デバイス用薄膜材料として好適である。さらに、光触媒の下地層などとしても好適である。
本発明は、TMR素子の強磁性層として用いるための基盤技術である、飽和磁化2500G以上の磁化を有するマグネタイト薄膜を簡便に製造可能であることから、高TMR化が期待され、また、本発明材料は、マイクロ波帯磁気デバイスや光触媒素子としても好適であり、応用範囲が広く、産業上の利用可能性は極めて大きい。
Mo元素チップを、Feターゲット上に配置して製造した本発明材料の典型的なX線回折パターンである。 Mo元素チップを、Feターゲット上に配置して製造した本発明材料の典型的な室温における磁化曲線である。

Claims (4)

  1. 一般式L100−x−yFe
    (但し、90≦x+y<100,27≦x≦67,37≦y≦67,L:Mo、W、Ge、CrおよびMgの一種または二種以上の元素、各数字は原子比率を示す)で表され、成膜状態における飽和磁化は室温において2500G以上であり、かつ、構造は主にマグネタイト結晶相から構成されることを特徴とする強磁性薄膜材料。
  2. LはMo、GeおよびMgの一種または2種以上の元素であり、xおよびyは、95≦x+y<100,35≦x≦55,40≦y≦60であり、成膜状態における飽和磁化は室温において3000G以上であることを特徴とする請求項1に記載の強磁性薄膜材料。
  3. ターゲット材料としてFe ターゲット上にMo、W、Ge、CrおよびMgのいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて高周波スパッタリング法により請求項1に記載の強磁性薄膜材料を成膜することを特徴とする強磁性薄膜材料の製造方法。
  4. ターゲット材料としてFe ターゲット上にMo、GeおよびMgのいずれか一種または二種以上のチップを配置した複合ターゲットを用いて高周波スパッタリング法により請求項2に記載の強磁性薄膜材料を成膜することを特徴とする強磁性薄膜材料の製造方法。
JP2008095533A 2008-03-04 2008-03-04 強磁性薄膜材料とその製造方法 Active JP5389370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008095533A JP5389370B2 (ja) 2008-03-04 2008-03-04 強磁性薄膜材料とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008095533A JP5389370B2 (ja) 2008-03-04 2008-03-04 強磁性薄膜材料とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009212480A JP2009212480A (ja) 2009-09-17
JP5389370B2 true JP5389370B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=41185296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008095533A Active JP5389370B2 (ja) 2008-03-04 2008-03-04 強磁性薄膜材料とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5389370B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5558395B2 (ja) * 2011-03-24 2014-07-23 公益財団法人電磁材料研究所 半導体ナノ複合構造薄膜材料およびその製造方法
JP7391505B2 (ja) * 2018-08-01 2023-12-05 公益財団法人電磁材料研究所 複合鉄酸化物焼結体および複合鉄酸化物粉末ならびにこれらの製造方法
JP7049958B2 (ja) * 2018-08-01 2022-04-07 公益財団法人電磁材料研究所 pn接合素子用の複合鉄酸化物薄膜および光触媒活性物質用の複合鉄酸化物薄膜

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61265808A (ja) * 1985-05-20 1986-11-25 Res Dev Corp Of Japan 鉄酸化物系垂直磁気異方性薄膜
JPH11329837A (ja) * 1998-03-10 1999-11-30 Alps Electric Co Ltd 磁性膜の成膜方法
JP2000150238A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Alps Electric Co Ltd 平面型磁気素子及び平面型磁気素子の製造方法
JP2001358030A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Alps Electric Co Ltd 軟磁性膜の製造方法と、この軟磁性膜を用いた平面型磁気素子、フィルタ、及び薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2002367124A (ja) * 2001-06-13 2002-12-20 Hitachi Ltd スピンバルブ型磁気ヘッド
JP2003031867A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Hitachi Ltd 酸化物磁性層と金属磁性膜を積層した磁気抵抗効果素子
JP2003152240A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Hitachi Ltd 酸化物層を含んだ積層体及びこれを用いた磁気抵抗効果型ヘッド、磁気記録再生装置
JP2003332127A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 軟磁性フェライト材料の製造方法
JP4304688B2 (ja) * 2002-06-28 2009-07-29 独立行政法人科学技術振興機構 スピンフィルタ効果素子及びそれを用いた磁気デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009212480A (ja) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Tezuka et al. Giant tunnel magnetoresistance at room temperature for junctions using full-Heusler Co2FeAl0. 5Si0. 5 electrodes
US9705075B2 (en) Cobalt (Co) and platinum (Pt)-based multilayer thin film having inverted structure and method for manufacturing same
JP6690838B2 (ja) 強磁性トンネル接合体、これを用いた磁気抵抗効果素子及びスピントロニクスデバイス並びに強磁性トンネル接合体の製造方法
TW556233B (en) Magnetoresistive element
JP6647590B2 (ja) 垂直磁化膜と垂直磁化膜構造並びに磁気抵抗素子および垂直磁気記録媒体
JP6857421B2 (ja) 強磁性トンネル接合体、それを用いたスピントロニクスデバイス、及び強磁性トンネル接合体の製造方法
KR20110051225A (ko) 무정질 또는 미세결정질 MgO 터널 배리어용 강자성 선호 과립 성장 촉진 시드 층
JP5696990B2 (ja) Co2Fe基ホイスラー合金とこれを用いたスピントロニクス素子
KR102432900B1 (ko) 수직 자화막 및 이를 포함하는 자기 장치
KR101897916B1 (ko) 이지-콘 상태의 자성층을 구비한 자기터널 접합 소자
JPWO2010026705A1 (ja) 磁気抵抗素子とその製造方法、該製造方法に用いる記憶媒体
JP6873506B2 (ja) 垂直磁化膜の前駆体構造、垂直磁化膜構造、およびその製造方法、これらを用いた垂直磁化型トンネル磁気抵抗接合膜およびその製造方法、ならびにこれらを用いた垂直磁化型トンネル磁気抵抗接合素子
JP2011138954A (ja) 強磁性層の垂直磁化を用いた磁気トンネル接合デバイスの製造方法
JP2008270835A (ja) 磁気抵抗効果素子の製造方法
JP5245179B2 (ja) 電流垂直型巨大磁気抵抗(cpp−gmr)素子
JP2005217422A (ja) 磁気抵抗素子
JP5389370B2 (ja) 強磁性薄膜材料とその製造方法
KR20190046653A (ko) 반도체 장치
Yoon et al. Performance of Fe3O4/AlOx/CoFe magnetic tunnel junctions based on half-metallic Fe3O4 electrodes
Tsunekawa et al. Huge magnetoresistance and low junction resistance in magnetic tunnel junctions with crystalline MgO barrier
JP6583814B2 (ja) 垂直磁化膜構造およびその製造方法、それを用いた磁気抵抗素子およびその製造方法、ならびにこれらを用いたスピントロニクスデバイス
JPH09106514A (ja) 強磁性トンネル素子及びその製造方法
KR101308105B1 (ko) 수직자화 박막 구조체 및 그 제조 방법
EP1003047B1 (en) Magneto-resistance effect element
JP2007221086A (ja) トンネル型磁気検出素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110301

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5389370

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250