JP5388358B2 - 回転繰出式の複合筆記具 - Google Patents
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Description
「1.軸筒内に、筆記体を収容する複数の筆記体収容溝を有した摺動ケースと、回転操作体を回転することで摺動ケースの外周面上を回転可能な回転カムとを設け、筆記体収容溝に、カム係止突起を有した摺動体を装着した筆記体を、ばねにより軸筒の先端開口部と反対側の後方に付勢して配し、カム係止突起を回転カムに形成した傾斜面を有したカム面に当接して、回転カムの回転にともないカム係止突起がカム面に沿って移動することで摺動体および筆記体が前後動し、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より出没してなる回転繰出式の複合筆記具において、前記回転カムが摺動ケースに対し、軸筒の先端開口部側に移動可能に設けるとともにピッチ毎に回転可能に、回転カムと摺動ケースに夫々凸状部あるいは凹状部を周状に設けて凹凸嵌合させ、少なくとも全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より没入した際におよび筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出して維持された際に凸状部が凹状部に嵌合してなる、回転繰出式の複合筆記具。
2.軸筒内に、筆記体を収容する複数の筆記体収容溝を有した摺動ケースと、回転操作体を回転することで摺動ケースの外周面上を回転可能な回転カムとを設け、筆記体収容溝に、カム係止突起を有した摺動体を装着した筆記体を、ばねにより軸筒の先端開口部と反対側の後方に付勢して配し、カム係止突起を回転カムに形成した傾斜面を有したカム面に当接して、回転カムの回転にともないカム係止突起がカム面に沿って移動することで摺動体および筆記体が前後動し、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より出没してなる回転繰出式の複合筆記具において、前記摺動ケースの後方に、回転カムの回転に連動して回転可能にかつ摺動ケースに対して前後動可能に弾性部材により摺動ケース側に付勢して係止部材を設け、回転カムが摺動ケースに対してピッチ毎に回転可能に、係止部材の前端部と摺動ケースの後端部に夫々凸状部あるいは凹状部を周状に設けて凹凸嵌合させ、少なくとも全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より没入した際におよび筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出して維持された際に凸状部が凹状部に嵌合してなる、回転繰出式の複合筆記具。
3.前記凹状部を構成する周方向の壁面を傾斜面とし、全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没入した状態から筆記体の筆記先端部が突出した状態に回転する際の凸状部との嵌合力と、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部から突出した状態から全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没した状態に回転する際の凸状部との嵌合力において、嵌合力に差が生じるように、全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没入した際の凸状部が嵌合する凹状部の傾斜面の傾斜角度と、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部から突出した際の凸状部が嵌合する凹状部の傾斜面の傾斜角度を異ならせてなる、前記1項または2項に記載の回転繰出式の複合筆記具。」
である。
本実施では、便宜上、シャープペンシルユニットの筆記体とボールペンレフィルの筆記体を軸筒内に収容した回転繰出式の複合筆記具として説明するが、これに限定されるものではない。軸筒内に、1本のシャープペンシルユニットの筆記体と複数本のボールペンレフィルの筆記体を収容した複合筆記具であっても良いし、複数本のシャープペンシルユニットの筆記体のみをあるいはボールペンレフィルの筆記体のみを収容した複合筆記具であっても良い。
2 軸筒
3、4 筆記体
6 筆記体収容溝
7 摺動ケース
8 傾斜面
10 カム面
11 回転カム筒
30 コイルスプリング
31 摺動体
32 カム係止突起
33、36 筆記先端部
34 先端開口部
37、41 凸状部
40、45 凹状部
48 コイルスプリング
49 係止部材
51 凹状部
52 凸状部
Claims (3)
- 1.軸筒内に、筆記体を収容する複数の筆記体収容溝を有した摺動ケースと、回転操作体を回転することで摺動ケースの外周面上を回転可能な回転カムとを設け、筆記体収容溝に、カム係止突起を有した摺動体を装着した筆記体を、ばねにより軸筒の先端開口部と反対側の後方に付勢して配し、カム係止突起を回転カムに形成した傾斜面を有したカム面に当接して、回転カムの回転にともないカム係止突起がカム面に沿って移動することで摺動体および筆記体が前後動し、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より出没してなる回転繰出式の複合筆記具において、前記回転カムが摺動ケースに対し、軸筒の先端開口部側に移動可能に設けるとともにピッチ毎に回転可能に、回転カムと摺動ケースに夫々凸状部あるいは凹状部を周状に設けて凹凸嵌合させ、少なくとも全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より没入した際におよび筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出して維持された際に凸状部が凹状部に嵌合してなる、回転繰出式の複合筆記具。
- 軸筒内に、筆記体を収容する複数の筆記体収容溝を有した摺動ケースと、回転操作体を回転することで摺動ケースの外周面上を回転可能な回転カムとを設け、筆記体収容溝に、カム係止突起を有した摺動体を装着した筆記体を、ばねにより軸筒の先端開口部と反対側の後方に付勢して配し、カム係止突起を回転カムに形成した傾斜面を有したカム面に当接して、回転カムの回転にともないカム係止突起がカム面に沿って移動することで摺動体および筆記体が前後動し、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より出没してなる回転繰出式の複合筆記具において、前記摺動ケースの後方に、回転カムの回転に連動して回転可能にかつ摺動ケースに対して前後動可能に弾性部材により摺動ケース側に付勢して係止部材を設け、回転カムが摺動ケースに対してピッチ毎に回転可能に、係止部材の前端部と摺動ケースの後端部に夫々凸状部あるいは凹状部を周状に設けて凹凸嵌合させ、少なくとも全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より没入した際におよび筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出して維持された際に凸状部が凹状部に嵌合してなる、回転繰出式の複合筆記具。
- 前記凹状部を構成する周方向の壁面を傾斜面とし、全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没入した状態から筆記体の筆記先端部が突出した状態に回転する際の凸状部との嵌合力と、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部から突出した状態から全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没した状態に回転する際の凸状部との嵌合力において、嵌合力に差が生じるように、全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部に没入した際の凸状部が嵌合する凹状部の傾斜面の傾斜角度と、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部から突出した際の凸状部が嵌合する凹状部の傾斜面の傾斜角度を異ならせてなる、請求項1または2に記載の回転繰出式の複合筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010017533A JP5388358B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 回転繰出式の複合筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010017533A JP5388358B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 回転繰出式の複合筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011156660A JP2011156660A (ja) | 2011-08-18 |
JP5388358B2 true JP5388358B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=44589083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010017533A Active JP5388358B2 (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 回転繰出式の複合筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5388358B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59124189U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-21 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
JPS60120885U (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-15 | 三菱鉛筆株式会社 | 回転式多色筆記具 |
JP4814901B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2011-11-16 | ミクロ株式会社 | 複式筆記具 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010017533A patent/JP5388358B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011156660A (ja) | 2011-08-18 |
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