JP5387912B2 - ジップファスナー及びジップファスナーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ジップファスナー、より詳しくは、コイルタイプ又は金属タイプのジップファスナー、特に、実質的に防水性を備えるコイルタイプ又は金属タイプのジップファスナーに関する。
通常は織物か編物の、例えば、ポリエステルからなるファスナーテープを用いてジップファスナーが用意されることはよく見られる。例えば、ファスナーテープの補強縁部にファスナーエレメントをかしめるか成形することによって、ファスナーエレメントがファスナーテープに装着される。あるいは、ファスナーエレメントが連続コイルからなるときには、普通はファスナーエレメントがテープに織り込まれるか編み込まれ、あるいはテープの縁部でテープ表面に縫い付けられる。
防水性を備える、より詳しくは、ジップファスナーが定位置に固定されてしまうと衣類を防水にするか防水性を維持するというジップファスナーの要件も存在する。例えば、野外活動用衣類の過酷な要件は、頑丈で長持ちする流体不透過性のジップファスナーを要求する。
しかし、ファスナーテープにジップファスナーを装着し、それでも衣類又は物品の防水性を維持しようとするときには、ジップファスナーをテープに装着する通常の装着機構に問題があり、特に、コイルタイプのファスナーエレメントでは、従来、コイルファスナーエレメントをテープに縫い付ける必要があるという点で問題が存在する。その結果、テープに針跡が形成されて、ジップファスナーの防水性が損なわれる。
先行技術の教示はこの問題を追求しており、防水性ジップファスナーが開示されている。
特許文献1には、布テープの縁部に配置された連結エレメントとテープの表面に設けられた押出成形による透明の熱可塑性材料とを有する布テープを包含する防水性ジップファスナーが記載されている。パターンがテープ表面にプリントされ、透明層で被覆されている。特許文献1は、防水性ジップファスナーを提供しているが、ジップファスナーの両側は密閉されておらず、テープの縁部は被覆又は密閉されていない。
特許文献2には、防水性ストリンガーテープの縦方向縁部に沿って取り付けられた一連の連結エレメントを包含する防水性スライドファスナーストリンガーが記載されている。ストリンガーテープの各側に1つずつ配置されて、ストリンガーテープを通って延在する少なくとも1つの一体的コネクタにより結合される一対の上下半分又は一対の上下部材が、各連結エレメントに含まれる。連結されたファスナーストリンガーの両側の間の漏水を防止するため射出成形プロセス中にコネクタに結合されるエラストマによって、ストリンガーテープがコーティングされている。
特許文献2では、ファスナーテープのウェブコアの表面と裏面の両方が弾性かつ耐水性のエラストマで被覆されているが、ファスナーテープへの連結エレメントの固定に先立って、テープが耐水性エラストマで被覆される。しかし、縫製中に針穴が生じる結果として、コイル状の連結エレメントをテープに装着するのに必要な縫製手順は耐水性エラストマにダメージを与えるので、コイルタイプのファスナーを使用するときにはこの手順は実用的でない。
特許文献3には、密閉ポートを備える流体密封ジップファスナーが記載されており、プラスチックからジップファスナーが形成され、ジップファスナーストリップの連続する縁部に直接当接する連続輪郭コーティングを形成する熱可塑性エラストマとともに螺旋状ジップファスナーの螺旋が射出成形される。ジップファスナーが閉じられると、コーティングは圧縮状態となり、相互に、且つジップファスナースライダーと連続するシールを形成して流体の浸透を防止する。
特許文献3では、流体密封ジップファスナーを開示しているが、流体密封ファスナーを形成するのに使用される射出成形コーティングがスライドファスナーの片側のみに設けられてテープの全幅に延在していない。このため、特に、別の物品に装着するプロセス中に射出成形コーティングが穿孔された場合には、流体がいくらか浸入する可能性がある。
さらに、適用される熱可塑性エラストマの層が厚いという性質は、美的に好ましく耐久性のある防水性ファスナーが必要とされる多くの用途には適していない。
国際公開第2009/068848号パンフレット(YKK) 欧州特許第0108214号明細書 米国特許第6,519,826号明細書(Ortlieb)
本発明は、上述した事情を考慮して達成されたものであり、その目的は、例えば、極端な天候条件及び取り扱いに耐え得るようにジップファスナーテープに適切に固定されて防水性及び流体不透過性を維持することができ、防水設備による連結エレメントへの妨害がほとんどないジップファスナー、特に、これらに限定されるわけではないが、コイルタイプのジップファスナー及び金属タイプのジップファスナーを提供することにある。
そのため、本発明の第1の態様によれば、連結エレメントを有する布製のファスナーテープを備えるコイルジップファスナーが提供され、熱可塑性材料のコーティング層がファスナーテープの第1表面に設けられ、前記連結エレメントが前記ファスナーテープの第2表面に設けられ、前記コーティング層が前記第1表面に沿って連続的に、且つファスナーテープの縁部にわたって延在するとともに、前記第2表面に沿って延在し、前記コーティング層が前記ジップファスナーの前記連結エレメントと直接接触しない。
本発明によるジップファスナーは、ファスナーテープの第1表面及び第2表面において、熱可塑性材料のコーティング層の間にさらにバリヤ領域を有する。
コーティング層は、ファスナーテープの表面に押出成形され、ポリウレタンからなることが好ましい。また、例えば、コーティング層に含まれる熱変色性染料を用いてコーティング層の下のテープ表面にパターンがプリントされてもよい。あるいは、コーティング層に真珠光沢材料が含まれていてもよい。あるいは、コーティング層が透明又は半透明であってもよい。
また、本発明において、コーティング層によってコイルジップファスナーに防水層が形成され、各ファスナーテープにコーティング層が設けられ、コーティング層がファスナーの中心線で当接してシールを形成してもよい
コイルジップファスナーについての本発明では、ファスナーテープの第1表面に設けられる透明のコーティング層の厚さは、ファスナーテープの第2表面に設けられる透明のコーティング層の厚さよりも肉厚である。
バリヤ領域は、さらに、布テープの溶着部、及び/又は、例えば、熱可塑性材料などの部分を包含する。この部分はファスナーテープに接着又は編み込まれる。
布製のファスナーテープは、さらに、疎水性処理を包含する、及び/又は、疎水性の糸からなる。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様によるジップファスナーテープにコーティング層を形成する方法が提供され、この方法は、押出成形ダイにファスナーテープを給送するステップと、ファスナーテープに熱可塑性材料のコーティング層を押出成形するステップと、を備える。また、コーティング層が透明であるときには、ファスナーテープがパターンを備えていてもよく、例えば、インクジェット印刷によってこのパターンがファスナーテープにプリントされてもよい。
また、本発明のジップファスナーは、ファスナーテープの第1表面及び第2表面に防水性ポリマーのコーティング層が形成されていてもよく、このコーティング層の片方又は両方の表面にパターンがエンボス加工されていてもよい。このような場合、防水性ポリマーはネオプレンであってもよい。
ジップファスナーの製造方法は、押出成形ダイにファスナーテープを給送するステップと、ファスナーテープの表面に防水性ポリマーのコーティング層を押出成形して防水層を形成するステップと、を備える。
本発明は、防水性及び流体不透過性を備えるジップファスナーに適用可能であるが、これに限定されるわけではない。
本発明のジップファスナーは、防水性の衣類、及び、例えば、ウォーキングウェア、ダイビングスーツなどを含む野外活動に使用される衣類、そして、例えば、テント及び救命いかだのための防水製品に特に用途が見られるが、これらに限定されるわけではない。
本発明の他の態様及び好適な特徴は、以下の説明及び添付の請求項から明らかとなるだろう。
本発明のジップファスナーによれば、極端な天候条件及び取り扱いに耐え得るようにジップファスナーテープに適切に固定されて防水性及び流体不透過性を維持することができ、防水設備による連結エレメントへの妨害がほとんどないジップファスナーを得ることができる。
本発明の第1実施形態のジップファスナーを示す図であり、(a)はジップファスナーの幅方向に沿った断面図、(b)はジップファスナーを下側から見た平面図である。 本発明の第2実施形態のジップファスナーを示す図であり、(a)はジップファスナーの幅方向に沿った断面図、(b)はジップファスナーを下側から見た平面図である。 本発明のジップファスナーの製造プロセスを実行する装置の概略図である。 本発明の別の実施形態のコイルジップファスナーを示す断面図である。 図3に示された装置の圧力ローラを示す正面図である。 ジップファスナーを衣服に縫製した際の拡大断面図である。 縫製プロセスで形成された穴による流体の浸入経路を説明する拡大断面図である。 ファスナーテープの下面の縫製位置に防水裏材を取り付けた状態を説明する拡大断面図である。 ファスナーテープとファスナーテープの下側のコーティング層が超音波溶着され、バリヤが形成された状態を説明する拡大断面図である。 ファスナーテープとコーティング層が超音波溶着された状態を説明する拡大断面図である。 窪み領域を形成することなく、バリヤを形成した状態を説明する拡大断面図である。
以下、添付の図面を参照して、発明の実施形態を説明する。
図1及び図2には、欧州特許出願公報第1150586号に記載された一般的なタイプのジップファスナー10A,10Bがそれぞれ図示されている。欧州特許出願公報第1150586号は、その全ての内容が参照することにより本明細書に組み込まれる。
ジップファスナー10A,10Bは、2本のストリンガー3,4から形成されるチェーン2を備える。各ストリンガー3,4は、例えば、ポリエステルなどの織布又は編布からなるファスナーテープ5,6を備える。連結エレメント7,8を包含する連続コイルが、当該技術でよく知られていて文献にも記載されているように、各ファスナーテープ5,6の縁部13,14に、縫い糸11,12によって縫い付けられるか、ファスナーテープ5,6の織製、編製と同時に織り込まれている。図1及び図2に示すように、連結エレメント7,8は、各ファスナーテープ5,6の下面(第2表面)15,16にそれぞれ取り付けられている。各ファスナーテープ5,6に備える連結エレメント7,8は、モノフィラメントをコイル状に成形する、又は、ジグザグ状に成形した連続コイル状である。
また、本発明によれば、熱可塑性材料のコーティング層20,21が各ファスナーテープ5,6の上面(第1表面)17,18に押出成形され、各ファスナーテープ5,6の外側縁部の周囲及び各ファスナーテープ5,6の下面(第2表面)15,16の一部に延在している。ファスナーテープ5,6の外側縁部は、後述する内側縁部5a,6aに対して、幅方向の反対側の縁部である。コーティング層20,21は、第1表面のストリンガーの長さ方向及び幅方向に延びて、延在するとともに、外側縁部を覆って第2表面側において、連結エレメント7,8と間隔をおいて延在する。また、以下の説明において、ファスナーテープ5,6に対して第1表面側を上側、第2表面側を下側とする。
コーティング層20,21は、透明であってもよく、ポリウレタンからなっていてもよい。例えば、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、及びゴム熱可塑性材料が代わりに使用されてもよいが、熱可塑性材料としてはポリウレタンが好ましい選択である。コーティング層20,21としては熱可塑性エラストマが好ましい。コーティング層20,21は、以下でさらに詳述する押出成形プロセス中において、ファスナーテープ5,6の表面に押出成形されて接合される。
図1示すように、コーティング層20,21は、ファスナーテープ5,6の上面17,18にある部分が、ファスナーテープ5,6の下面15,16にある部分よりも肉厚になるように形成される。なお、厚さとは、ファスナーテープ5,6の表裏方向の寸法である。
ジップファスナー10A,10Bの完成品は、通常、連結エレメント7,8を備えるチェーン2を開閉するためのスライダー(不図示)をさらに包含する。また、ジップファスナー10A,10Bに沿ったスライダーの移動を制限するためジップファスナー10A,10Bのいずれかの端部にエンドストップを設けるのが普通である。スライダー及びエンドストップも当該技術でよく知られており、ここではこれ以上詳細に記載しない。なお、上記した幅方向とは、ストリンガーの平面上で、上記スライダーが連結エレメント7,8に沿って移動する方向(ストリンガーの長さ方向)に直交する方向である。
本発明のジップファスナー10A,10Bの主要な特徴は、ファスナー10A,10Bが流体に対して不透過性を備える、つまり、ガス不透過性とともに防水性を備えることである。使用時に、熱可塑性材料のコーティング層20,21は、流体密封/防水の膜を形成し、ファスナーテープ5,6の第1表面のコーティング層20,21は、ジップファスナー10A,10Bの幅方向中心を通り、ファスナーテープ5,6の面に対して直交する中心線24において相互に当接する。そして、当接することによりシールされる。また、第2表面のコーティング層20,21は、そのコーティング層20,21の端縁と連結エレメント7,8との間に間隔を有して、直接接触しないようになっており、このため、図1(b)に示すように、その間には、ファスナーテープ5,6の第2表面が表れている。
本発明のジップファスナー10A,10Bは、その全ての内容が参照することにより本明細書に組み込まれている欧州特許出願公報第1057423号に記載されたものなど、他の種類の防水ファスナーにも適用可能であるが、防水ファスナーそのもの、又は連続コイルタイプの連結エレメントを用いるファスナーのみに限定されるわけではない。
上述したように、コーティング層20,21の好適な熱可塑性材料は、ポリウレタンであり、コーティング層20,21が透明である場合は、様々な形状を取るプリントパターンを、ファスナーテープ5,6の上面17,18にプリントすることも可能である。このパターンは、例えば、インクジェット印刷によってプリントされ、ファスナーテープ5,6へのコーティング層20,21の押出成形に先立ってファスナーテープ5,6にプリントされる。また、プリントパターンとは、例えば、デザインや模様であり、ファスナーテープ5,6の第1表面側において、2色以上の色で表されるものである。
ストリンガー3,4が分離されているときには、コーティング層20,21がストリンガー3,4に形成されるのが普通である。コーティング層20,21は、ファスナーテープ5,6の内側縁部5a,6aを越えて、連続コイルファスナーエレメント7,8にわたって、横方向に延在する密閉リップ20a,21aを形成する。内側縁部5a,6aは互いに対向する。密閉リップ20a,21aは、ファスナーテープ5,6の面に対して角度を成して上向きに延在し、スライドファスナー又はスライダーによってストリンガー3,4が結合されたとき、逆「V」字又は三角形をなすように、ストリンガー3,4の全体的な面よりも隆起した隆起領域「A」を形成するように当接する。この隆起領域「A」は、ファスナーテープ5,6を上側から見た時に、コイル状エレメント7,8の結合線25を見え難くすることができる。結合線25は、コイル状エレメントが噛合した状態で、対向する内側縁部5a,6aの間隙から見える部分である。
図1及び図2に示すように、ジップファスナー10A,10Bでは、コーティング層20,21にファスナーテープ5,6を越えて押出成形される領域30,31があり、この領域30,31は、ファスナーテープ5,6を有していない。この領域30,31は圧縮可能であり、ファスナーテープ5,6を有するストリンガー3,4の部分よりも可撓性が低い。この領域30,31は、スライドファスナーが別の物品に縫い付けられたときに材料の下になった場合に、ガイドとして作用することが可能な点において、重要である。
完全流体密封ファスナーの生産に関連する問題は、流体密封特性を必要とする衣類又は他の物品にファスナーを固定する必要がやはりあることである。例えば、ジップファスナーが衣類に固定される際の通常の取付方法は、図6に示すように、縫い糸40による縫製である。残念なことに、縫い糸40によってファスナーテープ5(6)に穴41が形成され、縫い糸40の通る経路に沿って水の浸入を許すことになる。
図7に示すように、縫製プロセスで形成された穴41が流体の浸入経路として機能することを防止するため、図8に示すように、防水裏材50がファスナーテープ5(6)の下側、又は、縫い糸40に直接適用される。しかし、本発明では、ジップファスナー10A,10Bを他の物品(不図示)に装着した後、超音波溶着によってコーティング層20(21)の下層及びファスナーテープ5(6)が共に固定されることで、衣類などにファスナーテープ5(6)を縫い付ける箇所で穴41を介してジップファスナー10A,10Bへ浸入する水の通過に対する有効なバリヤを形成するように、縫い糸40の領域でジップファスナー10A,10Bが超音波溶着される。また、図7に示すように、縫い糸40から浸入した水が、第2表面のコーティング層20(21)の端部から浸入することも考えられる。
さらに、図2に示される第2実施形態では、ジップファスナー10Bは、ファスナーテープ5,6の少なくとも一方に窪み領域60,61を更に備える。この窪み領域60,61は、ファスナーテープ5,6の材料の内部のバリヤを包含し、ファスナーテープ5,6の上下面の両方でコーティング層20,21と接触してファスナーテープ5,6の一部を包囲して、包囲部を通過する水の浸入を防止するように作用する。また、窪み領域60,61は、その両側のファスナーテープ5,6の厚さより薄くなっている。
すなわち、コーティング層20,21の下層とファスナーテープ5,6との間のファスナーテープ5,6の中の単数又は複数の溶着部がバリヤを形成する。こうして、流体の浸入に対して、流体を透過しないコーティング層20,21の上層とファスナー下側のバリヤとを備える実質的に流体密封のジップファスナー10Bの生産が可能となる。バリヤは、溶着によりファスナーテープ5,6の組織が密になる又は一体となることで水の浸入を防止するようになる。
特定の理論に拘束されることは望まないが、連続押出成形されたコーティング層20,21及びバリヤは、ファスナーテープ5,6の織糸に沿った流体、例えば、水の「通過」が防止される点で重要である。
また、耐水材料をファスナーテープ5,6に織り込むかファスナーテープ5,6に接着することによって、このような耐水材料をファスナーテープ5,6の中に組み込むことで、バリヤを形成することができる。図11には、耐水材料90をファスナーテープ5,6の中に組み込んだ状態が表されている。耐水材料90は、水の浸入を防止するものであれば良く、例えば、撥水・撥油性を有する糸やモノフィラメントなどを使用できる。あるいは、ファスナーテープ5,6の材料が、ファスナーテープ5,6の長さに沿って、一体物にまとめられるように溶着されてもよい。この溶着は、超音波溶着であることが好ましい。また、図7〜図11に示すように、ファスナーテープ5,6の第2表面のコーティング層20,21は、その表面に、ストリンガーテープの長さ方向に連続する凹凸が形成されている。また、その凹凸は長さ方向に連続するものに限らず、間欠的であってもよい。また、第1表面のコーティング層20,21も同様に形成することもできる。
超音波溶着は、図10に示すように、予想される縫製ライン(縫い糸40)と連結エレメント7(8)との間にある領域に形成されることが好ましく、ジップファスナーの加工に先立って形成されることが好ましい。
コーティング層20,21をファスナーテープ5,6に押出成形した後で溶着が行われると、コーティング層20,21はファスナーテープ5,6に接合されるか、あるいはファスナーテープ5,6と相互に作用して、バリヤの形成に寄与する。
ファスナーテープ5,6は、コーティング層20,21の押出成形に先立って防水又は疎水性処理されていてもよく、及び/又は、ファスナーテープ5,6を編む或いは織るために使用される糸が疎水性を備えていてもよい。上記防水又は疎水性処理とは、水の浸入を防止するため、例えば、撥水剤を塗布することが考えられる。また、図11に示すように、窪まないようにバリヤを形成することもできる。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様によるジップファスナーの製造に関連する。製造プロセスでは、ファスナーテープ5,6が緊張状態で押出成形ダイセット内で給送され、コーティング層20,21が圧力下でファスナーテープ5,6の表面に押出成形されて、コーティング層20,21がファスナーテープ5,6に接合される。本発明の第1の態様によるジップファスナーの製造において、ファスナーテープ5,6の1つの縁部にわたって、またファスナーテープ5,6の下側に沿って、コーティング層20,21がファスナーテープ5,6に延在する。本発明の好適な実施形態では、例えば、水の浸入に対するバリヤを形成する超音波溶着によって、ファスナーテープ5,6の下側のコーティング層20,21がファスナーテープ5,6に溶着され、この場合には、コーティング層20,21の押出成形の後に超音波溶着が形成される。その場合、例えば、図9に示すように、その溶着される部分の厚さが、その両側よりも薄くなっている。
あるいは、コーティング層20,21の押出成形に先立ってジップファスナーテープから溶着部が形成されることにより、テープに存在する追加的な疎水性材料を取り入れてバリヤを形成してもよい。
本発明の別の実施形態に関連する図3を参照すると、ファスナーテープ5,6と例えば連結エレメント7,8とを備えるファスナーチェーン2がインクジェット印刷機70を通って給送され、ここでファスナーテープ5,6の上面17,18にパターンがプリントされる。インクが定着した後、ローラ71によって張力を加えられたチェーン2が押出成形ダイセット72を通って引き出され、例えば(透明の)ポリウレタンからなるコーティング層20,21が、プリントされたパターンの上でファスナーテープ5,6の上面17,18に押出成形される。その後、スリッター機73にストリンガー3,4が給送され、ここでコーティング層20,21が中心線24において切断される。本明細書の中ですでに述べたように、ストリンガー3,4は製造装置内を別々に給送されてもよく、または相互に分離されて平行に給送されてもよい。コーティング層20,21が透明とは、無色に限らず、有色であってもよく、コーティング層20,21を通して、ファスナーテープ5,6の第1表面又は第2表面が透けて見えるものであればよい。
図3には、コーティング層20,21の上面に三次元のパターン又はレリーフを形成するためのエンボス加工ステージ74も示されている。エンボス加工ステージ74は、規則的あるいはランダムのパターンである三次元表面パターンを有するとともに、押出成形ダイセット72を出るときにコーティング層20,21の上面に押圧される凹凸表面を有する圧力ローラ75を備え、チェーン2はアンビル76によって下から支持されている。コーティング層20,21は押出成形ダイセット72を出るときにはまだ軟らかく、そのため、コーティング層20,21の上面にパターンが容易に形成される。ネオプレン又はゴムでコーティングされたファスナーが必要とされるときにもこのエンボス加工ステージ74を使用することが可能であり、このような材料は押出成形層として使用される。ファスナーが押出成形ダイセット72を通って給送されてネオプレン層が形成され、次に下流ではネオプレン層の表面にパターンをエンボス加工するのに圧力ローラ75が使用される。熱可塑性材料層を使用するときには、エンボス加工ステージ74が後で実施され、熱可塑性材料層にパターンをエンボス加工する前に熱可塑性材料層が加熱される。なお、ネオプレンは商品名であり、一般的にはクロロプレンゴムとも言う。
図4に示す本発明の別の実施形態では、ファスナーテープ5,6の表面に、防水性ポリマーであるネオプレンからなるコーティング層80,81が押出成形されている。その後、例えば、上記図3を参照して説明したように、コーティング層80,81の上面82に三次元パターン83を形成するための凹凸表面を有する圧力ローラ75の下に加熱された層を通過させることにより、コーティング層80,81の上面82に三次元パターン83がエンボス加工される。三次元パターン83は上面82を斜めに横切る突部83a及び溝部83bで構成される。この突部83a及び溝部83bは、図5に示す圧力ローラ75に形成される螺旋形状の溝部75a及び突部75bにより形成される。ファスナーテープ5,6に層がまだ軟らかい状態のネオプレン層を押出成形する時点、又は再加熱及び軟化が容易な熱可塑性ポリマーが使用される場合には、その後の何らかの時点でエンボス加工が行われる。コーティング層80,81の上面82に三次元パターン83を形成することにより、層の滑りやすさが軽減され、これはコーティングされたテープを生地に縫製又は接着することを容易にするばかりでなく、魅力的な表面を提供する。上述したように、このエンボス加工プロセスは、ゴム又はネオプレンコーティングばかりでなく、上述した熱可塑性ポリマーコーティングにも適用可能である。また、上記コーティング層は、フィルム材をファスナーテープ5,6に接着により貼り付けてもよい。エンボス加工により形成されるパターンは、凹凸表面を有する圧力ローラ75により、コーティング層20,21(80,81)に凹凸を形成するもので、ここで、パターンとは、凹凸が複数形成されることである。また、図5に示すパターンの他に、ドット状の凹凸表面を有する圧力ローラによる凹凸のパターンを形成することもできる。また、コーティング層20,21(80,81)は、所定の温度で色が変化する熱変色性染料によって染色することや、真珠光沢材料を含む層を形成することで、真珠のような光沢を有するジップファスナーとすることができる。上記ジップファスナーは、衣類、テント、救命いかだなどに使用することができ、もちろんそれ以外の用途にも使用することができる。
2 チェーン
3,4 ストリンガー
5,6 ファスナーテープ
5a,6a 内側縁部
7,8 連結エレメント
10A,10B ジップファスナー
11,12 縫い糸
13,14 縁部
15,16 下面
17,18 上面
20,21 熱可塑性材料のコーティング層
20a,21a 密閉リップ
24 中心線
25 結合線
40 縫い糸
41 穴
50 防水裏材
70 インクジェット印刷機
71 ローラ
72 押出成形ダイセット
73 スリッター機
74 エンボス加工ステージ
75 圧力ローラ
76 アンビル
80,81 防水性ポリマーのコーティング層
82 上面

Claims (12)

  1. 連結エレメントを有する布製のファスナーテープを備えるジップファスナーであって、
    熱可塑性材料のコーティング層が前記ファスナーテープの第1表面に設けられ、
    前記連結エレメントが前記ファスナーテープの第2表面に設けられ、
    前記コーティング層が前記第1表面に沿って連続的に、且つ前記ファスナーテープの縁部にわたって延在するとともに、前記第2表面に沿って延在し、
    前記コーティング層が前記ジップファスナーの前記連結エレメントと直接接触しない、ジップファスナー。
  2. 前記ファスナーテープの前記第1表面の前記コーティング層と前記ファスナーテープの前記第2表面の前記コーティング層との間の前記ファスナーテープの中にバリヤを有する、請求項1に記載のジップファスナー。
  3. 前記ファスナーテープの前記第1表面における前記コーティング層の厚さは、前記ファスナーテープの前記第2表面における前記コーティング層の厚さよりも肉厚である、請求項1又は2に記載のジップファスナー。
  4. 前記ファスナーテープが耐水材料を更に備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のジップファスナー。
  5. 前記耐水材料が前記ファスナーテープに接着されている又は織り込まれている、請求項に記載のジップファスナー。
  6. 前記バリヤが溶着部を包含する、請求項2〜のいずれか1項に記載のジップファスナー。
  7. 前記耐水材料の領域で溶着が実施される、請求項又はに記載のジップファスナー。
  8. 前記ファスナーテープがさらに疎水性処理を包含する、請求項1〜のいずれか1項に記載のジップファスナー。
  9. 前記ファスナーテープが疎水性材料からなる、請求項1〜のいずれか1項に記載のジップファスナー。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のファスナーテープに流体密封コーティング層が設けられるジップファスナーの製造方法であって、
    押出成形ダイに前記ファスナーテープを給送するステップと、
    前記ファスナーテープの上側及び下側に熱可塑性材料のコーティング層を押出成形して流体密封ジップファスナーを形成するステップと、を備えるジップファスナーの製造方法であり、
    前記ファスナーテープが流体の浸入を防止するバリヤを更に備える。
  11. 前記バリヤが溶着部又は超音波溶着部を包含する、請求項10に記載のジップファスナーの製造方法。
  12. 前記溶着部が前記ファスナーテープの中に形成される、請求項11に記載のジップファスナーの製造方法。
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