JP5386375B2 - 車両シートのシート構造を形成する組立方法及びシート構造 - Google Patents

車両シートのシート構造を形成する組立方法及びシート構造 Download PDF

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Description

本発明は、クロスサポート及びサイドサポートを有する車両シートのシート構造を形成する組立方法に関する。クロスサポートには少なくとも1つの制止手段が設けられ、それと相補的な少なくとも1つの制止手段がサイドサポートに設けられる。組立にあたり、制止手段と相補的制止手段とが相互にラッチにより連結される。
制止手段をラッチにより連結する組立方法が一般的に知られている。例えば、特許文献1は、プロファイルセクションをキャリアに固定するための配置、少なくとも1つの突出固定要素を有するプロファイルセクション及び/又はキャリアを開示する。固定要素としては、ラッチ突片を有するラッチ部が例示されている。しかし、周知の組立方法の短所は、組立対象コンポーネントが相互の所定位置から滑り出やすいことにある。そのミスアラインメントの結果、ラッチを有効にしようとする間にラッチ手段は損傷を受け、コンポーネント全体が廃棄物として不採用とならざるを得ない。さらに、例えば溶接によって最終的に部品が相互固定される場合、部品は相互に不正確な配置となる。
独国特許出願公開第102004053257(A1)号明細書 仏国特許出願公開第2786743(A)号明細書 米国特許第2、668、584号明細書
したがって、本発明の目的は、コンポーネント相互の正確なアラインメントが組立中及びコンポーネントの固定前にはすでに保証されている組立方法を特定することにある。
この目的は、クロスサポート及びサイドサポートを有する車両シートのシート構造を形成する組立方法によって達成される。この方法では、クロスサポートの少なくとも1つの制止手段が、サイドサポートの少なくとも1つの相補的制止手段とラッチにより係合される。組立中、クロスサポートとサイドサポートとは、相互に実質的に直角に配置される。クロスサポートはラッチ係合するべくサイドサポートのまわりに延在する。したがって有利なことに、クロスサポートがサイドサポートまわりに延在してミスアラインメントなしでラッチ係合できることにより、組立中にサイドサポートがクロスサポートに対して滑ることが実質的に排除される。このため、非熟練労働者であっても組立方法を実質的により迅速に実行することができる。よって、製造コスト及び時間を節約することができる。さらに、組立中の不正確なラッチ位置により制止手段が損傷を受けるリスクを実質的に低減することができる。
サイドサポートは、4つの面を有するのが好ましい。2つの面の少なくとも一部は水平に、2つの面の少なくとも一部は垂直に配置される。垂直面は、水平面に対してほぼ垂直である。2つの水平面は互いに平行となるのが好ましい。好ましくは、クロスサポートがサイドサポートのまわりに延在するときに、サイドサポートの1つの水平面が、クロスサポートによって重複領域内で完全に覆われ、サイドサポートの1つの垂直面が、クロスサポートによって重複領域内で少なくとも一部が覆われる。
ラッチ係合は、サイドサポートとクロスサポートと相互の最初の固定として機能することが好ましい。クロスサポートとサイドサポートとの最終の固定として、クロスサポートとサイドサポートとは、好ましくは溶接のような材料接合によって相互に対する最終的な位置で固定されるのが好ましい。しかし、この最終固定の前に、クロスサポートとサイドサポートとが相互に、ラッチ係合によって形状ばめで直接連結される。この場合、クロスサポートとサイドサポートとは互いに実質的にずれることができないので、この最初固定により、材料接合による最終固定が簡略化される。
好ましくは、クロスサポートの制止手段は、組立動作中にサイドサポートの相補的制止手段とラッチされる。クロスサポートは、組立移動とは反対の移動に対するラッチ係合によりサイドサポートに固定される。こうして、クロスサポートのサイドサポートへの最初固定は、1つの動きのみ又は2つの動きにより、有利に行うことができる。したがって、最初固定のための複雑かつコストのかかる固定ツール又は複数の組立工程は不要となる。
さらに、ラッチ係合はまた、組立移動と反対の移動によって解放することができるのが好ましい。制止手段及び相補的制止手段が互いに解放できるようにするべく、好ましくは、ラッチ係合自体の力よりも大きな力が使用される必要がある。よって、有利なことにクロスサポートとサイドサポートとの最初固定は可逆的となる。このため、組立を間違えてもクロスサポートをサイドサポートから解放することができる。この場合、大きな力を及ぼす必要があるので、当該固定の不意な解放が生じにくくなる。
第1実施例において、制止手段としてのクロスサポートの少なくとも1つのラッチラグと、相補的制止手段としての少なくとも1つの折り曲げエッジが設けられるのが好ましい。この場合、組立中にラッチラグは、折り曲げエッジの裏に係合するのが好ましい。これにより、サイドサポートとクロスサポートとの相互の最初固定が有効となる。好ましくは、折り曲げエッジはサイドサポートに一体的に設けられ、及び/又は、ラッチラグはクロスサポートに一体的に設けられる。この場合、「一体的」とは、折り曲げエッジ及び/又はラッチラグが、サイドサポート及び/又はクロスサポートと同じ材料で、かつ、サイドサポート及び/又はクロスサポートとワンピースで作られていることを意味する。例えば、成形ツールの所定形状によって、ラッチラグは、クロスサポート上にその製造中に直接形成される。したがって、制止手段及び/又は相補的制止手段は、特に迅速に形成される。このため、クロスサポート及び/又はサイドサポートの製造プロセスが長引くことがなくなる。さらに、制止手段とクロスサポートとの間及び/又は相補的制止手段とサイドサポートとの間の連結は、特に密接かつ安定となる。有利なことに、クロスサポートからの制止手段の及び/又はサイドサポートからの相補的制止手段の不意な解放が生じにくくなる。
第1実施例において、ラッチ係合をなすべく、クロスサポートのラッチラグがサイドサポート上に配置されるのが特に好ましい。したがって、この場合、サイドサポートはクロスサポートの位置決めとして機能する。クロスサポートをサイドサポート上の特定領域にのみ配置させるべく、サイドサポートに例えばマーキングが適用されてよい。この場合、組立は特に簡略化される。クロスサポートがマーキングにより位置決めされた後に配置されるからである。
第2の好ましい実施例において、クロスサポートは制止手段として少なくとも1つの凹部を有し、サイドサポートは相補的制止手段として少なくとも1つのタブを有する。この場合、ラッチ係合をなすべくタブは凹部に受容されるのが好ましい。凹部は、タブが凹部に位置決めされるときに凹部とタブとの確動及び/又は非確動連結が形成されるように設けられるのが好ましい。この第2実施例においても、制止手段及び/又は相補的制止手段は、クロスサポート及び/又はサイドサポートと一体的に設けられるのが好ましい。
この第2実施例においては、凹部は、タブの開口に挿入される少なくとも1つのさらなるラッチラグを有するのが好ましい。当該さらなるラッチラグの当該開口への挿入により、タブと凹部とのさらなる確動及び/又は非確動連結が生じるのが好ましい。したがって、この第2実施例においては有利なことに、2つの確動及び/又は非確動連結によりクロスサポートとサイドサポートとが相互に連結される。さらに、タブを凹部に挿入することにより、サイドサポートに対する所定位置におけるクロスサポートとサイドサポートとの係合が達成される。したがって、凹部はマーキングとして機能する。
第2実施例において、クロスサポートは、ラッチ係合を有効にするべくサイドサポート上でずれることが好ましい。この場合、タブが凹部内に案内される。したがって、サイドサポートと凹部とはラッチ係合中にクロスサポートに対するガイドを形成する。最初固定中のサイドサポートに対するクロスサポートの不正確な位置決めを実質的に排除することができる。
ラッチ係合後は、サイドサポートとクロスサポートとは相互に溶接されて材料接合されるのが好ましい。自明であるが、クロスサポートとサイドサポートとは、相互に接着及び/又はねじ止め及び/又はリベット止めされてもよい。特に好ましくは、サイドサポートとクロスサポートとは、締め付けにより相互連結される。締め付けは、例えばDIN8593に教示されている。締め付けにはとりわけ、連結のために事前にパンチング処理をする必要がないという利点がある。この場合、材料接合が、クロスサポートとサイドサポートとの相互の最終固定となるのが好ましい。
本発明のさらなる目的は、車両シートのシート構造にある。当該シート構造は、少なくとも1つのクロスサポートと1つのサイドサポートとを有する。この場合、クロスサポートは、少なくとも1つの制止手段を有する。サイドサポートは、それに対して相補的な少なくとも1つの制止手段を有する。制止手段及び相補的制止手段によりクロスサポートをサイドサポートにラッチ係合した後、クロスサポートは、少なくとも重複領域においてサイドサポートのまわりに延在する。
第1実施例において、サイドサポートは、相補的制止手段として少なくとも1つの折り曲げエッジを有するのが好ましい。クロスサポートは、少なくとも1つの垂直壁を有する。さらに、クロスサポートの垂直壁は、制止手段として少なくとも1つのラッチラグを有する。ラッチラグは、サイドサポートの折り曲げエッジに係合する。この場合、ラッチラグと折り曲げエッジとは、ラッチ連結を形成するのが好ましい。ラッチ結合によって、クロスサポートとサイドサポートとが相互にラッチされる。シート構造は、2つのクロスサポート及び2つのサイドサポートを有するのが好ましい。1つのクロスサポートは、2つのサイドサポートに常に固定される。
第2の好ましい実施例において、サイドサポートは、相補的制止手段として少なくとも1つのタブを有する。クロスサポートは、さらなる垂直壁に対して制止手段として少なくとも1つの凹部を有し、少なくとも1つのさらなるラッチラグを有する。
クロスサポートの凹部はタブ形状が好ましい。タブ形状凹部の少なくとも1つのさらなる垂直壁は除去され、及び/又は当該凹部は実質的に矩形である。少なくとも1つのさらなる垂直壁の除去は、例えばパンチングによって有効となる。組立中、クロスサポートのタブは、除去されたさらなる垂直壁を通ってガイドされるのが好ましい。凹部の2つのさらなる垂直壁が除去されるのが好ましい。制止手段及び相補的制止手段の形成は有利なことに、迅速かつ単純に行うことができるので、制止手段及び相補的制止手段は、クロスサポート及びサイドサポートの製造中に形成することができる。
好ましくは、クロスサポートのさらなるラッチラグは傾斜され、及び/又はタブは凹部の形状に実質的に適合される。タブは、凹部によって実質的に完全に受容される寸法であることがさらに好ましい。例えば、凹部が矩形の場合、タブは矩形である。タブは、例えば凹部の深さに対応する深さを有する場合は、その寸法で凹部に適合される。このようにして、凹部の内側のタブは有利なことに、クロスサポートを越えて延在することがない。よって、タブが不意にはぎ取られることを防止することができる。
発明の実施例が詳細に記載され、以下の図面に例示される。
第1実施例のクロスサポート及びサイドサポートの概略図である。 第1実施例を詳細に示す概略図である。 第1実施例のラッチ連結の概略図である。 第1実施例のラッチ連結を示す概略図である。 第2実施例のクロスサポート及びサイドサポートの概略図である。 第2実施例を詳細に示す概略図である。 第2実施例のラッチ連結を示す概略的な上面図である。 第2実施例のラッチ連結を示す概略的な側面図である。
図1から図4は、車両シートのシート構造の一部としてのクロスサポート2及びサイドサポート3の第1実施例の概略図である。
シート構造1は、フレーム様構造を形成するべく主要延在方向を有して相互に連結される異なるフレーム部品からなるのが好ましい。具体的には、フレーム部品は、材料接合によって相互に対する最終位置に固定される。材料接合は溶接が好ましいが、フレーム部品相互の接着、リベット止め、又はねじ止めも可能である。好ましくは、この最終固定の前に、フレーム部品は、形状ばめによって相互に直接連結される。具体的にはともにラッチされる。第1実施例において具体的には、シート構造1のフロントクロスサポート2は、上方から(すなわち車両のz軸方向において)サイドサポート3へ押し込まれることによってラッチされる。ラッチ係合によって、事前に組み立てられたフレーム部品の扱いが簡略化されるだけでなく、ラッチの音響信号が、フレーム部品すなわちクロスサポート2及びサイドサポート3の相互に対する正しい位置に関するフィードバックを与えることになる。
図1は、フロントクロスサポート2及びサイドサポート3からなるシート部品の、一部が事前に組み立てられた構造1を概略的に示す。構造1はまた、シート構造1と称してもよい。クロスサポート2は、上方からサイドサポート3にはめ込むことができる(矢印B)。好ましくは、クロスサポート2及びサイドサポート3は、プレス加工及びパンチ加工された鋼板部品である。鋼板部品には、相互にラッチ可能なプラグイン連結4が設けられる。具体的には、図2から図4からわかるように、クロスサポート2の、側方かつ下方に突出する垂直壁5がサイドサポート3のまわりに延在する。空間的基準は、車両における通常の設置位置に対応する。クロスサポート2がサイドサポート3のまわりに延在するので、サイドサポート3の組立方向Bに垂直な滑りが防止される。有利なことに、このようにして、ラッチ係合のためのクロスサポート2に対するサイドサポート3の位置を確実にすることができる。これにより、クロスサポート2に対するサイドサポート3の位置を永久的に再現可能とすることができる。次に、サイドサポート3には、(組立方向Bから見て)上部の、水平外側方向を向いた折り曲げエッジ6が設けられる。これの裏には、垂直壁5から内側に突出したラッチラグ7が係合する(図2)。クロスサポート2のラッチラグ7は、制止手段とも称される。したがって、サイドサポート3の折り曲げエッジ6は、相補的制止手段6とも称される。自明なことだが、クロスサポート2及びサイドサポート3の適切な輪郭によって、クロスサポート2のサイドサポート3への矢印B方向へのはめ込みは、クロスサポート2が、サイドサポート3に対して他の方向に関する正しい位置にある場合にのみ可能となる。
図3及び図4は、シート構造1を詳細に示す概略図である。実施例において、ラッチラグ7は、クロスサポート2が手作業の事前組立で与えられる方向(図1の矢印B)に押し込まれるときにわずかな抵抗のみを与えるように傾斜される。他方、ラッチ係合後は、反対方向への引き出しは大きな力の行使及び/又はツールの使用によってのみ可能となる。有利なことに、こうして、クロスサポート2とサイドサポート3と相互の最初の固定が有効となる。
図5から図8は、車両シートのシート構造1の第2実施例を概略的に示す。
第2実施例においても、フレーム部品は、これらが最終連結される前に、形状ばめによって相互に直接連結される。具体的にはともにラッチされる。具体的には、シート構造1のフロントクロスサポート2は、シート長手方向(すなわち通常は車両のx軸方向)に押し付けることによってサイドサポート3にラッチ可能に構成される。ラッチ係合によって、事前に組み立てられたフレーム部品の扱いが簡略化されるだけでなく、ラッチの音響信号が、フレーム部品の相互に対する正しい位置に関するフィードバックを与えることになる。
図5は、フロントクロスサポート2及びサイドサポート3からなるシート部品の、一部が事前に組み立てられた構造1を概略的に示す。クロスサポート2は、シート長手方向(矢印A)に向けてサイドサポート3にはめ込むことができる。この第2実施例においても好ましくは、クロスサポート2及びサイドサポート3は、プレス加工及びパンチ加工された鋼板部品である。鋼板部品には、相互にラッチ可能なプラグイン連結4が設けられる。具体的には、図7及び図8から明らかなように、クロスサポート2はタブ形状の矩形凹部15を有する。その内部かつリア側の垂直壁16が除去される。この場合、空間的基準は、車両における通常の設置位置に対応する。サイドサポート3のタブ17は、凹部15の中へ挿入可能でありその中にはめ込まれる。サイドサポート3のタブ17は開口8を有する。凹部15の基部9から上方へ突出するさらなるラッチラグ10が開口8の中へラッチされる(図6及び図8)。クロスサポート2の凹部15は、制止手段15と称してよい。同様に、さらなるラッチラグ10は、制止手段10と称してよい。したがって、サイドサポート3のタブ17も、相補的制止手段17と称してよい。同様に、タブ17内の開口8は、相補的制止手段8と称してよい。さらなるラッチラグ10は、クロスサポート2が手作業の事前組立で与えられる方向(図5の矢印A)にスライドされるときにわずかな抵抗のみを与えるような傾斜構造を有する。他方、ラッチ係合後は、その矢印Aとは反対方向への引き出しは大きな力の行使及び/又はツールの使用によってのみ可能となる。クロスサポート2がサイドサポート3へスライドされると、クロスサポート2の垂直壁5はサイドサポート3のまわりに延在する。したがって、サイドサポート3を、ラッチ係合するべくクロスサポートに対して位置決めすることができる。
したがって、双方の実施例において有利なことに、クロスサポート2とサイドサポート3とは相互にラッチ可能である。双方の実施例において、クロスサポート2はサイドサポート3のまわりに延在する。これにより、サイドサポート3は、当該2部品間のラッチ連結を確立しようとする場合にクロスサポート2に対して滑ることが防止される。したがって、有利なことに当該2部品は、相互に不正確な位置にラッチされることが防止される。部品の相互に対する不正確な位置の結果、制止手段がラッチ中に損傷を受けることが防止される。
1 シート構造
2 クロスサポート
3 サイドサポート
4 プラグイン連結
5 垂直壁(クロスサポート2)
6 折り曲げエッジ/相補的制止手段
7 ラッチラグ(クロスサポート2)/制止手段
8 開口/相補的制止手段
9 基部
10 さらなるラッチラグ/制止手段
15 凹部/制止手段
16 さらなる垂直壁(サイドサポート3)
17 タブ/相補的制止手段
B 方向/組立方向
A 方向/組立方向

Claims (8)

  1. ラッチ態様で相互に連結されるクロスサポート(2)及びサイドサポート(3)を有する車両シートのシート構造(1)を形成する組立方法であって、
    前記クロスサポート(2)は少なくとも1つの制止手段(7、15、10)を有し、前記サイドサポート(3)は少なくとも1つの相補的制止手段(6、8、17)を有し、
    組立にあたり、前記クロスサポート(2)と前記サイドサポート(3)とは相互に実質的に直角に位置決めされて、前記クロスサポート(2)はラッチ係合するべく前記サイドサポート(3)のまわりに延在し、
    前記相補的制止手段の、開口(8)を有するタブ(17)が、前記制止手段の、ラッチラグ(10)を有する凹部(15)によって受容され、
    前記凹部(15)の前記ラッチラグ(10)は、前記タブ(17)の前記開口(8)内に挿入される組立方法。
  2. 前記クロスサポート(2)の前記制止手段(7、15、10)は、組立移動の実行によって前記サイドサポート(3)の前記相補的制止手段(6、8、17)とラッチされ、前記クロスサポート(2)は、前記ラッチ係合により前記組立移動とは反対の移動に関して前記サイドサポート(3)に固定される、請求項1に記載の組立方法。
  3. 前記ラッチ係合は前記組立移動とは反対の移動によって解放され、この目的のためには前記ラッチ係合よりも大きな力を行使する必要がある、請求項1又は2に記載の組立方法。
  4. 前記クロスサポート(2)は、前記ラッチ係合するべく前記サイドサポート(3)へスライドされる、請求項1から3のいずれか一項に記載の組立方法。
  5. 前記サイドサポート(3)と前記クロスサポート(2)との前記ラッチ係合の後、前記サイドサポート(3)と前記クロスサポート(2)とは相互に溶接され及び/又は接着され及び/又はねじ止めされ及び/又はリベット止めされ及び/又は締め付けにより接合される、請求項1から4のいずれか1項に記載の組立方法。
  6. サイドサポート(3)及びクロスサポート(2)を有する車両シートのシート構造(1)であって、前記クロスサポート(2)は少なくとも1つの制止手段(7、15、10)を有し、前記サイドサポート(3)は少なくとも1つの相補的制止手段(6、8、17)を有し、前記クロスサポート(2)は、前記サイドサポート(3)と前記クロスサポート(2)との相互のラッチ係合の後に前記サイドサポート(3)のまわりに延在し、
    前記クロスサポート(2)は、ラッチラグ(10)を備える凹部(15)を有し、前記サイドサポート(3)は、開口(8)を備えるタブ(17)であって前記凹部(15)に受容されるタブ(17)を有し、
    前記凹部(15)の前記ラッチラグ(10)は、前記タブ(17)の前記開口(8)内に挿入されるシート構造。
  7. 前記凹部(15)はタブ形状であり、前記タブ形状の凹部(15)の垂直壁(16)が除去され及び/又は凹部(15)が実質的に矩形である、請求項6に記載のシート構造。
  8. 前記ラッチラグ(10)が傾斜され及び/又はタブ(17)が前記凹部(15)の形状に実質的に整合し、前記タブ(17)は前記凹部(15)により受容可能な寸法である、請求項6又は7に記載のシート構造。
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