JP4858455B2 - 壁とドアの連結構造 - Google Patents

壁とドアの連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4858455B2
JP4858455B2 JP2008016869A JP2008016869A JP4858455B2 JP 4858455 B2 JP4858455 B2 JP 4858455B2 JP 2008016869 A JP2008016869 A JP 2008016869A JP 2008016869 A JP2008016869 A JP 2008016869A JP 4858455 B2 JP4858455 B2 JP 4858455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
screw
clamping piece
joiner
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008016869A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009174269A (ja
Inventor
良平 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008016869A priority Critical patent/JP4858455B2/ja
Publication of JP2009174269A publication Critical patent/JP2009174269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858455B2 publication Critical patent/JP4858455B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、壁とドアの連結構造に関し、詳しくは壁パネルとドア枠との連結部位をジョイナーを介してねじ固定するようにした連結構造に関するものである。
従来から、壁とドアとを固定する方法として、アングル材を用いてねじ固定することが一般的に知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
ところで、壁パネル端面の形状が特殊な形状の場合があり、従来のアングル材を適用できない場合がある。その一例を図3、図4に示す。この例では、壁パネル1の端面1aからフランジ2が突設され、フランジ2の先端部には、ねじ締込み方向Aと直交する方向に折り返されたフランジ折り返し部3とこのフランジ折り返し部3の内方に向かってム字状に折り返されたフランジ凸部4とが一体に設けられたような形状の場合において、本発明者らは、樹脂製の断面略矩形状のスペーサ40と金属製のコ字形ジョイナー20との2部材を用いてネジ固定を行なう方式を案出した。つまり、コ字形ジョイナー20の内部にスペーサ40を挟み込み、スペーサ40に設けた窪み部4Aを前記フランジ凸部4に嵌め合わせた状態で、タッピンねじ19をドア枠5の下穴5aからコ字形ジョイナー20とスペーサ40とをそれぞれ貫通して壁パネル1に締込むことにより、コ字形ジョイナー20がスペーサ40によって壁パネル端面1aのフランジ形状に沿って固定されるようになり、壁とドアとを確実にネジ固定することができる。
ところが、前記のスペーサ40とコ字形ジョイナー20との2つの部品を用いた連結構造では、部品の数が増えて、部品コストアップを招くうえに、部品の製造及びその管理に手間がかかるという課題を有していた。
特開平9−100680号公報 実開平5−85983号公報 特開2001−3641号公報
本発明は前記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ジョイナーの1部品だけで壁とドアとを確実にねじ固定でき、施工の信頼性を高めながら、部品の合理化を図ることができる壁とドアの連結構造を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、壁パネル1とドア枠5との連結部位をジョイナー10を介してねじ固定する壁とドアの連結構造であって、壁パネル端面1aからフランジ2が突設され、フランジ2の先端部には、ねじ締込み方向Aと直交する方向に折り返されたフランジ折り返し部3とこのフランジ折り返し部3の内方に突出するフランジ凸部4とが一体に設けられ、前記ジョイナー10は、前記フランジ折り返し部3の外面とドア枠5との間に配置される外側挟持片11と、前記フランジ折り返し部3の内面側に配置される内側挟持片12とが弾性変形可能な略U字形に一体形成されていると共に、前記外側挟持片11はタッピンねじ19が遊挿するねじ遊挿孔13を有し、前記内側挟持片12は、タッピンねじ19が螺合してタッピンねじ19の締込み力で外側挟持片11に向かって引き寄せられるねじ螺合部15と、前記フランジ凸部4に嵌合可能な凹み部16とを有し、タッピンねじ19をドア枠5からジョイナー10の外側挟持片11のねじ遊挿孔13と内側挟持片12のねじ螺合部15とに通して壁パネル端面1aに締込んだ状態で、前記内側挟持片12のねじ螺合部15が外側挟持片11に引き寄せられて内側挟持片12と外側挟持片11とでフランジ折り返し部3が挟持され且つ前記内側挟持片12の凹み部16が前記フランジ凸部4に嵌合するように構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、タッピンねじ19の締込み状態では、ジョイナー10が弾性変形して壁パネル端面1aのフランジ2形状に沿って固定されることになり、従って、従来のようなスペーサを必要とすることなく、ジョイナー10のみを用いて壁パネル1とドア枠5との連結を行なうことができると共に、ジョイナー10の内側挟持片12にねじ螺合部15、凹み部16等を設けただけの簡単な形状変更だけで済むようになる。
本発明は、ジョイナーの1部品だけで壁とドアとを確実にねじ固定できるので、施工の信頼性を高めながら、部品の合理化が図られ、部品コストを削減できると共に、部品の製造及びその管理にかかる手間を省くことができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態のバスルームの壁パネル1とドア枠5との連結部位を金属製のジョイナー10を介してねじ固定する構造の一例を示しており、図2はその分解図を示している。
面板51と断熱材50の2層構造の壁パネル1の端面1aからは、ドア枠5側に向けてフランジ2が突設されている。このフランジ2の先端部には、ねじ締込み方向Aと直交する方向に折り返されたフランジ折り返し部3と、このフランジ折り返し部3の内方に向かってム字状に折り返されたフランジ凸部4とが一体に設けられている。
一方、ドア枠5の外側壁にはタッピンねじ19を入れる開口25が設けられ、壁パネル1側の内側壁にはタッピンねじ19を締込用の下穴5aが形成されている。なお、図中の26は開口25を塞ぐキャップである。
前記壁パネル端面1aのフランジ折り返し部3には、フランジ折り返し部3の長さ方向に沿って延びる長尺状の金属製のジョイナー10が配置される。このジョイナー10は、フランジ折り返し部3の外面とドア枠5との間に配置される外側挟持片11と、フランジ折り返し部3の内面側に配置される内側挟持片12とが弾性変形可能な略U字形の折り曲げ部18を介して連続形成されている。外側挟持片11の中央部側にはタッピンねじ19が遊挿するねじ遊挿孔13(下穴)が予め形成されている。このねじ遊挿孔13は、ドア枠5の下穴5aと対向する位置で且つフランジ折り返し部3とは干渉しない位置に設けられる。内側挟持片12の中央部側には、タッピンねじ19が螺合するねじ螺合孔14(下穴)を有するねじ螺合部15が設けられている。このねじ螺合部15は、外側挟持片11のねじ遊挿孔13と対向する位置で且つフランジ折り返し部3とは干渉しない位置に設けられている。さらに内側挟持片12のねじ螺合部15よりも先端側には、前記フランジ凸部4に嵌合可能なく字状をした凹み部16と、フランジ2の内面に当接するフランジ当接部17とが連続形成されている。ここで、前記内側挟持片12のねじ螺合部15は、タッピンねじ19の締込みによって外側挟持片11側に向けて図1の矢印D方向に引き寄せられる引き寄せ部分であり、このねじ螺合部15の引き寄せによって前記凹み部16が前記フランジ凸部4に向かって移動してフランジ凸部4と嵌合するように構成されている。
次に、壁パネル1とドア枠5とを連結するにあたっては、先ず、ジョイナー10の外側挟持片11と内側挟持片12とで壁パネル1側のフランジ折り返し部3を挟むようにセットする。この段階ではジョイナー10の外側挟持片11及び内側挟持片12はフランジ2形状に沿っていないため、ガタツキが生じる状態にある。その後、外側挟持片11のねじ遊挿孔13をドア枠5の下穴5aに位置合わせした状態で、タッピンねじ19をドア枠5の下穴5aからジョイナー10の外側挟持片11のねじ遊挿孔13と内側挟持片12のねじ螺合部15とにそれぞれ通して壁パネル端面1aに向けて締込む。この締込みによって、内側挟持片12のねじ螺合部15が外側挟持片11に向かって引き寄せられる。このとき、外側挟持片11はフランジ折り返し部3の外面とドア枠5の内面との間に挟まれて動きが止められているので、内側挟持片12は外側挟持片11に引き寄せられてフランジ折り返し部3の内面形状に沿うように弾性変形する(図1の実線→仮想線)。これによってフランジ折り返し部3がジョイナー10の外側挟持片11と内側挟持片12とで挟持された状態となり且つこの状態で内側挟持片12の凹み部16がフランジ凸部4に嵌合するようになる。つまり、タッピンねじ19の締込みによって内側挟持片12の凹み部16もフランジ凸部4と嵌合する方向に引き寄せられるものであり、しかも凹み部16とフランジ凸部4との嵌合方向はねじ締込み方向Aと平行な方向であるので、ジョイナー10がフランジ折り返し部3から図1の矢印B方向へと抜け出るのが確実に阻止されることになり、従って、ジョイナー10はフランジ折り返し部3に対してガタツキを生じない状態で固定される結果、ジョイナー10を介して壁パネル1とドア枠5とがタッピンねじ19にて確実に連結固定された状態となる。
しかして、前記構成によればタッピンねじ19の締込み状態では、ジョイナー10が弾性変形して壁パネル端面1aのフランジ2の形状に沿って固定されているので、壁とドアとの連結の施工性の信頼性を高めることができるものであり、そのうえ従来例で説明したような樹脂製のスペーサを別途用いる必要がなく、ジョイナー10の1部品のみを用いて壁パネル1とドア枠5とのねじ固定を行なうことが可能となる。しかも、ジョイナー10の内側挟持片12にねじ螺合部15、凹み部16等を設けただけの簡単な形状変更だけで済むようになるので、スペーサを不要にできることとあいまって、部品の合理化が図られ、部品コストを削減できると共に、部品の製造及びその管理にかかる手間を省くことができる利点がある。
本発明の壁とドアの連結構造はバスルームに限らず、壁とドアとを連結する分野に広く適用可能である。
本発明の一実施形態のバスルームの壁パネルとドア枠との連結部位をジョイナーを介してねじ固定した状態の一例を示す平面断面図である。 図1の分解図である。 参考例の説明図である。 図3の分解図である。
符号の説明
1 壁パネル
1a 壁パネル端面
2 フランジ
3 フランジ折り返し部
4 フランジ凸部
5 ドア枠
10 ジョイナー
11 外側挟持片
12 内側挟持片
13 ねじ遊挿孔
15 ねじ螺合部
16 凹み部
19 タッピンねじ
A ねじ締込み方向

Claims (1)

  1. 壁パネルとドア枠との連結部位をジョイナーを介してねじ固定する壁とドアの連結構造であって、壁パネル端面からフランジが突設され、フランジの先端部には、ねじ締込み方向と直交する方向に折り返されたフランジ折り返し部とこのフランジ折り返し部の内方に突出するフランジ凸部とが一体に設けられ、ジョイナーは、前記フランジ折り返し部の外面とドア枠との間に配置される外側挟持片と、前記フランジ折り返し部の内面側に配置される内側挟持片とが弾性変形可能な略U字形に一体形成されていると共に、前記外側挟持片はタッピンねじが遊挿するねじ遊挿孔を有し、前記内側挟持片は、タッピンねじが螺合してタッピンねじの締込み力で外側挟持片に向かって引き寄せられるねじ螺合部と、前記フランジ凸部に嵌合可能な凹み部とを有し、タッピンねじをドア枠からジョイナーの外側挟持片のねじ遊挿孔と内側挟持片のねじ螺合部とに通して壁パネル端面に締込んだ状態で、前記内側挟持片のねじ螺合部が外側挟持片に引き寄せられて内側挟持片と外側挟持片とでフランジ折り返し部が挟持され且つ前記内側挟持片の凹み部が前記フランジ凸部に嵌合するように構成されていることを特徴とする壁とドアの連結構造。
JP2008016869A 2008-01-28 2008-01-28 壁とドアの連結構造 Expired - Fee Related JP4858455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008016869A JP4858455B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 壁とドアの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008016869A JP4858455B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 壁とドアの連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009174269A JP2009174269A (ja) 2009-08-06
JP4858455B2 true JP4858455B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=41029637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008016869A Expired - Fee Related JP4858455B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 壁とドアの連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4858455B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6468863B2 (ja) * 2015-01-29 2019-02-13 Ykk Ap株式会社 建具
JP6682187B2 (ja) * 2015-03-31 2020-04-15 Ykk Ap株式会社 建具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3458032B2 (ja) * 1995-10-09 2003-10-20 ヤマハリビングテック株式会社 浴室等におけるドアの取付構造
JP3517158B2 (ja) * 1999-06-18 2004-04-05 株式会社Inax ユニットバスにおけるドア枠とその取付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009174269A (ja) 2009-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6095734A (en) Pushnut
US7960649B2 (en) Attachment device for an electrical connection terminal for attachment to a housing wall
JP2010133543A (ja) コルゲートチューブのクランプ
US10280656B2 (en) Door handle apparatus for vehicle
JP5312056B2 (ja) 空気調和機
JP4858455B2 (ja) 壁とドアの連結構造
JP2007202992A (ja) 遊技盤の前面扉
JP4860016B2 (ja) フラットケーブル挿通口の蓋構造
JP5254128B2 (ja) 鏡板の上部固定金具
KR20190063351A (ko) 틀 프레임용 모서리 연결구의 프레임 고정장치
JP2006329305A (ja) コーナー継手及び金属フレーム組立体
JP5485829B2 (ja) 建築用支持具
JP2017133253A (ja) 建具と建具の製造方法
JP3116827U (ja) 線材保持具
JP4842894B2 (ja) 小窓付きドア
JP4493244B2 (ja) 箱体にパネルを取り付ける方法及び取付具
JP4835981B2 (ja) 画像形成装置
JP2010062096A (ja) バッテリ端子ユニット
JP2019141269A (ja) 鏡アセンブリ
JP2019141268A (ja) 連結部材、及びそれを備えた鏡アセンブリ
JP5947147B2 (ja) 家具用固定具
JP5806570B2 (ja) サンシェード用ハンドル
JP4429882B2 (ja) ブラケットの固定構造
CN103367051B (zh) 框体
JP4742895B2 (ja) シャーシへの金具の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100416

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100709

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees