JP5385435B1 - 不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつビット線からソース線への電流の貫通を阻止しつつも、データ読み出しのセンシング時間を短縮することができる不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法を提供する。
【解決手段】それぞれワード線に接続された複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングが、複数のビット線とソース線との間に、第1及び第2の選択ゲートトランジスタを介して接続されてなる不揮発性半導体記憶装置において、各メモリセルからデータを読み出すために、ワード線を所定値に上昇させるときに、第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ第2の選択ゲートトランジスタをオフする第1の状態と、第1の選択ゲートトランジスタをオフにしかつ第2の選択ゲートトランジスタをオンする第2の状態とが交互となるように第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御する制御回路を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばフラッシュメモリなどの電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)とその読み出し方法に関する。
ビット線とソース線との間に複数のメモリセルトランジスタ(以下、メモリセルという)を直列に接続してNANDストリングを構成し、高集積化を実現したNAND型不揮発性半導体記憶装置が知られている。
一般的なNAND型不揮発性半導体記憶装置において、消去は、半導体基板に例えば20Vの高電圧を印加し、ワード線に0Vを印加する。これにより、例えばポリシリコンなどからなる電荷蓄積層であるフローティングゲートより電子を引き抜いて、しきい値を消去しきい値(例えば、−3V)よりも低くする。一方、書き込み(プログラム)においては、半導体基板に0Vを与え、制御ゲートに例えば20Vの高電圧を印加する。これにより、半導体基板よりフローティングゲートに電子を注入することにより、しきい値を書き込みしきい値(例えば、1V)よりも高くする。これらのしきい値をとるメモリセルは、書き込みしきい値と消去しきい値の間の読み出し電圧(例えば、0V)を制御ゲートに印加することにより、そのメモリセルに電流が流れるか否かにより、その状態を判断することができる。
特開2010−287283号公報 特開2010−250926号公報
図8A及び図8Bは従来技術に係るNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるブーストされた電荷に関する問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図であり、図8Cは図8AのNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるブーストされた電荷に関する問題点を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。なお、本明細書に添付する動作例を示すタイミングチャートの図面においては、各線の名称を付してその電圧を示す。
データ読み出しのプリセット段階では、ワード線は読み出しのセンシング前に所定の電圧VpassR(例えば約6V)及びVsel(例えば0.5V)にセットされる(図8C、図8A)。まず、選択ゲート線SGD及び/又はSGSに接続された選択ゲートトランジスタはオフとされ、プリチャージするビット線電圧を所定の値(約0.5V〜1V)にプリチャージする(図8C,図8A)。次いで、メモリセルの状態をビット線電圧に反映させるために、選択ゲート線SGD及びSGSに接続された選択ゲートトランジスタはオンとされ(図8C、図8B)、このとき、ブーストされた基板30内の電荷はグローバルビット線GBL及びセルソース線SLに向かって流れ、ホットエレクトロン31が基板30内で発生してフローティングゲート(FG)に注入される(図8B)。
図9A及び図9Bは従来技術に係るNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるチャネルブーストを回避するときの問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図であり、図9Cは図9A及び図9BのNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるチャネルブーストを回避するときの問題点を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。
上述のチャネルブーストを回避するためには、上記電圧VpassRへのワード線のセットアップ中において、選択ゲート線SGD及びSGSの両方をハイレベルに設定するか(図9A及び図9Cの41)、もしくはすべてのワード線WL及び選択ゲート線SGSをハイレベルに設定する必要がある(図9B及び図9Cの42)。この場合において、センシング時間が長くなるという問題点があった。そして、メモリストリングを介してグローバルビット線GBLからSLに電流が流れることを回避するためには、ワード線WLのセットアップ時に、グローバルビット線GBL、選択ゲート線SGD又はSGSの1つを0Vに設定する必要があった(図9Cの42)。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつビット線からソース線への電流の貫通を阻止しつつも、データ読み出しのセンシング時間を短縮することができる不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法を提供することにある。
第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、それぞれワード線に接続された複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングが、複数のビット線とソース線との間に、第1及び第2の選択ゲートトランジスタを介して接続されてなる不揮発性半導体記憶装置において、
上記各メモリセルからデータを読み出すために、ワード線を所定値に上昇させるときに、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフする第1の状態と、上記第1の選択ゲートトランジスタをオフにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオンする第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御する制御回路を備えたことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフにし、次いで、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、
上記第1の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであり、
上記第2の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置において、
上記第1の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであり、
上記第2の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタがともにオフとなる期間を含むように、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置において、上記制御回路は、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように複数回繰り返すように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする。
第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法は、それぞれワード線に接続された複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングが、複数のビット線とソース線との間に、第1及び第2の選択ゲートトランジスタを介して接続されてなる不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、
上記各メモリセルからデータを読み出すために、ワード線を所定値に上昇させるときに、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフする第1の状態と、上記第1の選択ゲートトランジスタをオフにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオンする第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、上記制御ステップは、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、上記制御ステップは、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフにし、次いで、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、
上記第1の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであり、
上記第2の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする。
また、上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、
上記第1の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであり、
上記第2の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする。
さらに、上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、上記制御ステップは、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタがともにオフとなる期間を含むように、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする。
またさらに、上記不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、上記制御ステップは、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように複数回繰り返すように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする。
従って、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法によれば、従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつビット線からソース線への電流の貫通を阻止しつつも、データ読み出しのセンシング時間を短縮することができる不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。 図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の背景技術を説明するための回路図であって、図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成例を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の背景技術を説明するための動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の基本的な概念を説明するための動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例1の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例2の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例3の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例1の変形例の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例2の変形例の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例3の変形例の動作を示すタイミングチャートである。 従来技術に係るNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるブーストされた電荷に関する問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図である。 図8AのNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるブーストされた電荷に関する問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図である。 図8AのNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるブーストされた電荷に関する問題点を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。 従来技術に係るNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるチャネルブーストを回避するときの問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図である。 従来技術に係るNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるチャネルブーストを回避するときの問題点を説明するためのその基板断面を示す縦断面図である。 図9AのNAND型フラッシュEEPROMのチャネルにおけるチャネルブーストを回避するときの問題点を説明するための動作例を示すタイミングチャートである。 第1の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの動作例を示すタイミングチャートである。 第2の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの動作例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの全体構成を示すブロック図である。また、図2は図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成を示す回路図である。まず、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの構成について以下に説明する。
図1において、本実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMは、メモリセルアレイ10と、その動作を制御する制御回路11と、ロウデコーダ12と、高電圧発生回路13と、データ書き換え及び読み出し回路14と、カラムデコーダ15と、コマンドレジスタ17と、アドレスレジスタ18と、動作ロジックコントローラ19と、データ入出力バッファ50と、データ入出力端子51とを備えて構成される。
メモリセルアレイ10は、図2に示すように、例えば16個のスタックト・ゲート構造の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルMC0〜MC15を直列接続してNANDセルユニットNU(NU0,NU1,…)が構成される。各NANDセルユニットNUは、ドレイン側が選択ゲートトランジスタSG1を介してビット線BLに接続され、ソース側が選択ゲートトランジスタSG2を介して共通ソース線CELSRC(図3のセルソース線SLに対応する)に接続される。ロウ方向に並ぶメモリセルMCの制御ゲートは共通にワード線WLに接続され、選択ゲートトランジスタSG1,SG2のゲート電極はワード線WLと平行して配設される選択ゲート線SGD,SGSに接続される。1本のワード線WLにより選択されるメモリセルの範囲が書き込み及び読み出しの単位となる1ページである。1ページ又はその整数倍の範囲の複数のNANDセルユニットNUの範囲がデータ消去の単位である1ブロックとなる。書き換え及び読み出し回路14は、ページ単位のデータ書き込み及び読み出しを行うために、ビット線毎に設けられたセンスアンプ回路(SA)及びラッチ回路(DL)を含み、以下、ページバッファという。
図2のメモリセルアレイ10は、簡略化した構成を有し、複数のビット線でページバッファを共有してもよい。この場合は、データ書き込み又は読み出し動作時にページバッファに選択的に接続されるビット線数が1ページの単位となる。また、図2は、1個の入出力端子51との間でデータの入出力が行われるセルアレイの範囲を示している。メモリセルアレイ10のワード線WL及びビット線BLの選択を行うために、それぞれロウデコーダ12及びカラムデコーダ15が設けられている。制御回路11は、データ書き込み、消去及び読み出しのシーケンス制御を行う。制御回路11により制御される高電圧発生回路13は、データ書き換え、消去、読み出しに用いられる昇圧された高電圧や中間電圧を発生する。
入出力バッファ50は、データの入出力及びアドレス信号の入力に用いられる。すなわち、入出力バッファ50及びデータ線52を介して、入出力端子51とページバッファ14の間でデータの転送が行われる。入出力端子51から入力されるアドレス信号は、アドレスレジスタ18に保持され、ロウデコーダ12及びカラムデコーダ15に送られてデコードされる。入出力端子51からは動作制御のコマンドも入力される。入力されたコマンドはデコードされてコマンドレジスタ17に保持され、これにより制御回路11が制御される。チップイネーブル信号CEB、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、書き込みイネーブル信号WEB、読み出しイネーブル信号REB等の外部制御信号は動作ロジックコントロール回路19に取り込まれ、動作モードに応じて内部制御信号が発生される。内部制御信号は、入出力バッファ50でのデータラッチ、転送等の制御に用いられ、さらに制御回路11に送られて、動作制御が行われる。
ページバッファ14は、2個のラッチ回路14a,14bを備え、多値動作の機能とキャッシュの機能を切り換えて実行できるように構成されている。すなわち、1つのメモリセルに1ビットの2値データを記憶する場合に、キャッシュ機能を備え、1つのメモリセルに2ビットの4値データを記憶する場合には、キャッシュ機能とするか、又はアドレスによって制限されるがキャッシュ機能を有効とすることができる。
図3は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の背景技術を説明するための回路図であって、図1のメモリセルアレイ10とその周辺回路の構成例を示す回路図であり、図4は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の背景技術を説明するための動作を示すタイミングチャートである。図3において、GBLはグローバルビット線であり、GWLはグローバルワード線であり、GSGD及びGSGSはグローバル選択ゲート線である。
上記NAND型フラッシュEEPROMにおいては、図4に示すように、ワード線WL及び選択ゲート線SGD及びSGSの昇圧速度は、ロウデコーダ12から供給されるロウ選択電圧であり、例えば数マイクロ秒である電圧PASVによって制限される。すなわち、ワード線WLの電圧は図4の21nから21fまでの間にあり、選択ゲート線SGD及びSGSの電圧は図4の22nから22fまでの間にある。また、図3に示すように、選択ゲート線SGD及びSGSはメタル線20によりシャントされ、その結果それらのCR遅延時間は、上記電圧PASVの昇圧遅延時間よりも非常に短い。例えば、上記電圧PASVの昇圧遅延時間は約5マイクロ秒であるが、選択ゲート線SGD及びSGSのCR遅延時間は約0.5マイクロ秒である。なお、選択ゲート線SGDは、ビット線側(ドレイン側)の選択ゲート線であり、選択ゲート線SGSはソース線側(ソース側)の選択ゲート線である。
図5は本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法の基本的な概念を説明するための動作を示すタイミングチャートであり、図5の上部において比較のために従来技術に係るタイミングチャートを図示する。本発明の実施形態に係るデータ読み出し方法では、図1の制御回路11は以下のように制御電圧を発生することを特徴としている。
ワード線WLを所定の読出電圧VpassRに上昇させ、グローバルビット線GBLをプリチャージするワード線WLのセットアップ期間において、図5の23に示すように、
(状態A)選択ゲート線SGDに接続された選択ゲート用MOSトランジスタ(以下、選択ゲートトランジスタという。)のゲートにハイレベル(例えば、5V)の電圧を印加することにより当該選択ゲートトランジスタをオンし、かつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタのゲートにローレベル(例えば、0V)の電圧を印加することにより当該選択ゲートトランジスタをオフする状態と、
(状態B)選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタのゲートにローレベル(例えば、0V)の電圧を印加することにより当該選択ゲートトランジスタをオフしかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタのゲートにハイレベル(例えば、5V)の電圧を印加することにより当該選択ゲートトランジスタをオンする状態と
が時間的に交互になるように、選択ゲート線SGD及びSGSの各電圧を発生する。選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ又は選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタの少なくともいずれか一方オフとされているので、グローバルビット線GBLの電流はメモリストリングからセルソース線に流れない。しかし一方、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ又は選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタはオンされているので、ブーストされた電荷は図9Aのごとく流れ出る。ここで、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ、もしくは選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタが繰り返してオン状態となるので、上記チャネルブーストを抑圧し、ホットエレクトロンの発生を抑制するために十分に低い電圧レベルに低下させることができる。
なお、ワード線WLを所定の読出電圧VpassRに上昇させ、グローバルビット線GBLをプリチャージするワード線WLのセットアップ期間後に、グローバルビット線GBLの電圧がハイレベルに保持されているときは、メモリセルにデータが保持されていることが判断できる一方、グローバルビット線GBLの電圧がローレベルに低下しているときは、メモリセルにデータが消去されていることが判断できる。これにより、メモリセルのデータを読み出しできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、図5に示すように、従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつビット線からソース線への電流の貫通を阻止しつつも、データ読み出しのセンシング時間を短縮することができる。
以下、選択ゲート線SGD及びSGSの各電圧を発生する複数の実施例について、図6A〜図6Cを参照して以下に説明する。図6A〜図6Cに示すように、選択ゲート線SGD及びSGSのまず最初のパルス電圧はハイレベルに上昇する電圧で始まり、その後、選択ゲート線SGD及びSGSに接続される各選択ゲートトランジスタは交互にオン、オフとされるゲート電圧が印加される。
実施例1.
図6Aは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例1の動作を示すタイミングチャートである。図6Aの23aにおいて、選択ゲート線SGD及びSGSのまず最初のパルス電圧はハイレベルに上昇する電圧で始まり、その後、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオフされ、次いで、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオンされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオフされる。そして、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオフされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオンされる。
ここで、選択ゲート線SGD及びSGSのまず最初のパルス電圧はハイレベルに上昇する電圧で始めるのは、ワード線WLの立上り開始直後は電圧上昇速度が速いためで、例えば図4のPASVの95%までの時間が5マイクロ秒とすると、1.7マイクロ秒時点までで63%まで電圧が立ち上がってしまうので、立上り開始直後は両方の選択ゲートトランジスタをオンさせてブーストされたチャージを流れ出させるためである。立上り開始直後は選択ゲート線SGD及びSGSの片方をオフさせている間に図8Bの状況になりかねないのに対して、それらの電圧も上記PASVに律速されて十分な電圧になるのに多少の時間が必要だからである。
実施例2.
図6Bは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例2の動作を示すタイミングチャートである。図6Bの23bにおいて、選択ゲート線SGD及びSGSのまず最初のパルス電圧はハイレベルに上昇する電圧で始まり、その後、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオフされ、次いで、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオフされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオンされる。そして、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオンされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオフされる。
実施例3.
図6Cは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例3の動作を示すタイミングチャートである。図6Cの23cにおいて、選択ゲート線SGD及びSGSのまず最初のパルス電圧はハイレベルに上昇する電圧で始まり、その後、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオフされ、次いで、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオンされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオフされる。そして、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタがオフされかつ選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタがオンされる。さらに、これらの動作が複数回繰り返される。なお、本実施例3における選択ゲートトランジスタのオン/オフの制御パルスの周期は実施例1及び2よりも短くかつパルス数が多いことを特徴としている。
実施例1の変形例.
図7Aは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例1の変形例の動作を示すタイミングチャートである。図6Aの実施例1に比較して、選択ゲート線SGSを介して選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのローレベル期間を、それに対応する選択ゲート線SGDを介して選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのハイレベル期間よりも長く設定し、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ及び選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタとをともにオフにする期間を設けてもよい(図7Aの24a)。
実施例2の変形例.
図7Bは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例2の変形例の動作を示すタイミングチャートである。図6Bの実施例2に比較して、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのハイレベル期間を、それに対応する選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのローレベル期間よりも短く設定し、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ及び選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタとをともにオフにする期間を設けてもよい(図7Bの24b)。
実施例3の変形例.
図7Cは本発明の一実施形態に係るNAND型フラッシュEEPROMの読み出し方法にかかる実施例3の変形例の動作を示すタイミングチャートである。図6Cの実施例3に比較して、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのローレベル期間を、それに対応する選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのハイレベル期間よりも長く設定し、並びに選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのハイレベル期間を、それに対応する選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタのゲートに印加するパルスのローレベル期間よりも短く設定し、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタ及び選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタとをともにオフにする期間を設けてもよい(図7Aの24c)。
以上のように構成された本実施形態及び各実施例によれば、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタと、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタが繰り交互に返してオン状態となるので、上記チャネルブーストを抑圧し、ホットエレクトロンの発生を抑制するために十分に低い電圧レベルに低下させることができる。従って、図5に示すように、従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつビット線からソース線への電流の貫通を阻止しつつも、データ読み出しのセンシング時間を短縮することができる。
変形例.
以上の実施形態においては、NAND型フラッシュEEPROMについて説明しているが、本発明はこれに限らず、NOR型フラッシュEEPROMなどのフローティングゲートにデータを書き込むことが可能な不揮発性半導体記憶装置に広く適用できる。
第1の従来例と本発明との相違点.
図10は特許文献1において開示された第1の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの動作例を示すタイミングチャートである。図10において、すべてのワード線WLが所定の電圧Vpassに設定され、選択ゲート線SGD及びSGSの各電圧はまたハイレベルに設定される。このとき、ビット線BLはプリチャージレベルにプリチャージされた後、ビット線BLに電流が流れてデータの読み出しが行われる。しかしながら、特許文献1において、本発明の実施形態のごとく、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタと、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタとが繰り交互に返してオン状態となるように制御することは開示されていない。また、時間T3においてはビット線BLeがプリチャージされ、全てのワード線WLもハイレベルVpassに上がっており、選択ゲート線のDSLとSSLはともにハイレベルとなるので、ビット線からソース線に電流が流れることになり、本発明の目的の1つであるビット線電流のカットが達成されない。
第2の従来例と本発明との相違点.
図11は特許文献2において開示された第2の従来例に係るNAND型フラッシュEEPROMの動作例を示すタイミングチャートである。図11において、第2の従来例と同様の動作であり、ワード線WLの所定値への昇圧設定中において、ワード線WL並びに選択ゲート線SGS,SGDはともにハイレベルに設定された後、データの読み出しが行われる。しかしながら、特許文献1において、本発明の実施形態のごとく、選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタと、選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタとが繰り交互に返してオン状態となるように制御することは開示されていない。また、時間te〜tfにおいてはビット線BLがプリチャージされ、全てのワード線WLもハイレベル(VB以上)に上がっており、選択ゲート線のSGDLとSGSLはともにハイレベルなので、ビット線からソース線に電流が流れることになり、本発明の目的の1つであるビット線電流のカットが達成されない。
以上詳述したように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法によれば、従来技術に比較してチャネルブーストを回避しかつデータ読み出しのセンシング時間を短縮することができる不揮発性半導体記憶装置とその読み出し方法を提供できる。
10…メモリセルアレイ、
11…制御回路、
12…ロウデコーダ、
13…高電圧発生回路、
14,14A…データ書き換え及び読み出し回路(ページバッファ)、
14a,14b…ラッチ回路、
15…カラムデコーダ、
17…コマンドレジスタ、
18…アドレスレジスタ、
19…動作ロジックコントローラ、
50…データ入出力バッファ、
51…データ入出力端子、
52…データ線、
L1,L2…ラッチ、
SG1,SG2…選択ゲートトランジスタ。

Claims (14)

  1. それぞれワード線に接続された複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングが、複数のビット線とソース線との間に、第1及び第2の選択ゲートトランジスタを介して接続されてなる不揮発性半導体記憶装置において、
    上記各メモリセルからデータを読み出すために、ワード線を所定値に上昇させるときに、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフする第1の状態と、上記第1の選択ゲートトランジスタをオフにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオンする第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御する制御回路を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 上記制御回路は、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 上記制御回路は、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフにし、次いで、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 上記第1の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであり、
    上記第2の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 上記第1の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであり、
    上記第2の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 上記制御回路は、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタがともにオフとなる期間を含むように、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 上記制御回路は、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように複数回繰り返すように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. それぞれワード線に接続された複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングが、複数のビット線とソース線との間に、第1及び第2の選択ゲートトランジスタを介して接続されてなる不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法において、
    上記各メモリセルからデータを読み出すために、ワード線を所定値に上昇させるときに、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフする第1の状態と、上記第1の選択ゲートトランジスタをオフにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオンする第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御する制御ステップを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  9. 上記制御ステップは、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  10. 上記制御ステップは、第1及び第2の選択ゲートトランジスタの各ゲートにハイレベルを印加してともにオンにした後、上記第1の選択ゲートトランジスタをオンにしかつ上記第2の選択ゲートトランジスタをオフにし、次いで、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  11. 上記第1の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであり、
    上記第2の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする請求項8乃至10のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  12. 上記第1の選択ゲートトランジスタは、ソース側の選択ゲート線SGSに接続された選択ゲートトランジスタであり、
    上記第2の選択ゲートトランジスタは、ドレイン側の選択ゲート線SGDに接続された選択ゲートトランジスタであることを特徴とする請求項8乃至10のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
  13. 上記制御ステップは、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタがともにオフとなる期間を含むように、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする請求項8乃至12のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 上記制御ステップは、上記第1の状態と上記第2の状態とが交互となるように複数回繰り返すように、上記第1及び第2の選択ゲートトランジスタを制御することを含むことを特徴とする請求項8乃至13のうちのいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置の読み出し方法。
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