JP5382521B2 - 車両の充電器配置構造 - Google Patents

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本発明は、プラグイン式の充電器を搭載した電気自動車やハイブリッド車等の車両の充電器の配置構造に関するものである。
電動モータのみを駆動源とする電気自動車(EV)や電動モータとガソリンエンジン等を駆動源とするハイブリッド車(HEV)においては、電動モータに電力を供給するバッテリとこのバッテリを家庭用電源によって充電するためのプラグイン式の充電器の搭載が必須となる。尚、バッテリをとしては繰り返し充放電が可能なニッカド電池(Ni−Cd電池)やニッケル水素電池等の二次電池が使用される。
ところで、上記プラグイン式の充電器の設置箇所としては荷室(トランクルーム)等が考えられる。例えば、特許文献1,2には、荷室にキャパシタやバッテリ等の発熱を伴う補機を配設し、車室内の空気を冷却風通路を経て補機に導いて該補機を冷却する提案がなされている。
又、特許文献3には、車体のインナパネルとアウタパネル間に換気通路を形成し、インナパネルに形成されたインレット開口部から換気通路内に筒状インシュレータを挿入して位置させる車両の吸音構造が提案されている。
更に、特許文献4には、従来は車室内に露出していたクォータパネルの換気孔を車室内から見えないクォータトリムの天井面に形成することによって外観性の向上を図った車両の換気構造が提案されている。
特開2004−230914号公報 特開2004−224285号公報 特開2001−150938号公報 実用新案登録第2582714号公報
ところが、プラグイン式の充電器を荷室内に配設すると、荷室の収納スペースが充電器によって制限されるという問題が発生する。尚、特許文献1〜4には何れも充電器の配置構造に関しては何ら開示されていない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、荷室空間や室内空間を制限することなく車体剛性を高めることができる車両の充電器配置構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、プラグイン式の充電器を搭載した車両の前記充電器の配置構造として、サイドインナパネルとサイドアウタパネルによって閉断面構造を成すサイドパネルのサイドドア後方のクオータ部内部において車両前後の縦部材間に形成された閉断面空間に前記充電器を配置したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記充電器を車幅方向において給油口が設けられる側とは反対側に配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記サイドパネルのサイドアウタパネルと前記充電器との間に面剛性を高める部材を介装したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記閉断面空間を車両後端に開口する排気口に連なる排気ダクトとして構成し、該排気ダクト内に前記充電器を配置したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、閉断面構造を成すサイドパネルのサイドドア後方のクオータ部内部の空洞スペースを有効に利用して充電器を配置したため、該充電器によって荷室空間や室内空間が制限されることがない。又、サイドドア後方のクオータ部内部の車両前後に配された縦部材間に画成された閉断面空間に充電器を配置したため、該充電器が前後の縦部材の結合補強部材として機能し、これによって車体剛性が高められる。
請求項2記載の発明によれば、充電器を車幅方向において給油口が設けられる側とは反対側に配置したため、駐車時の充電が容易化するとともに、サイドドア後方の左右のクオータ部を給油口と充電器によってそれぞれ補強することができる。
請求項3記載の発明によれば、サイドパネルのサイドアウタパネルと充電器との間に面剛性を高める部材を介装したため、サイドパネルの面剛性が高められ、サイドアウタパネルに外力が加えられてもこれが容易に変形せず、所謂べかつき感が解消される。
請求項4記載の発明によれば、サイドパネルのクオータ部内部に形成される閉断面空間を車両後端に開口する排気口に連なる排気ダクトとして構成し、該排気ダクト内に充電器を配置したため、専用の排気ダクトを追加することなく、充電器の冷却に供された排気をを閉断面空間に流して排気口から車外へ排出することができ、排気構造を簡素化して部品点数の削減とコストダウンを図ることができる。尚、閉断面空間はサイドパネルのサイドインナパネルを隔てて室内に隣接しているため、室内の空気を充電器へと導く吸気ダクトも不要となり、充電器の冷却構造が簡素化されて部品点数の削減とコストダウンが図られる。
本発明に係る充電器配置構造を備えた車両後部の骨格構造を示す斜視図である。 図1の矢視A方向の図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明に係る充電器配置構造を備えた車両後部の斜視図である。 図4のC−C線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る充電器配置構造を備えた車両後部の骨格構造を示す斜視図、図2は図1の矢視A方向の図、図3は図2のB−B線断面図、図4は本発明に係る充電器配置構造を備えた車両後部の斜視図、図5は図4のC−C線断面図である。
図1に示す車両1は、不図示の電動モータとエンジンを駆動源として走行するハイブリッド車(HEV)であって、その車体の左右に配されるサイドパネル2は、図5に示すように、サイドインナパネル2Aとサイドアウタパネル2Bによって閉断面構造を構成している。
そして、右側のサイドパネル2の後部ドア開口3の後方(サイドドア後方)のクオータ部(コーナー部)2aの内部であって、車両前後の縦部材であるCピラー4とDピラー5間に形成された閉断面空間Sには、図2、図3及び図5に示すように、プラグイン式の充電器6が収納されている。この充電器6は、不図示のバッテリを家庭用電源によって充電するためのものであって、図3に示すように、その左右に設けられたブラケット7,8をボルト9によってCピラー4とDピラー5の各内面に螺着することによって着脱可能に取り付けられている。
本実施の形態では、充電器6は車両1の後部右側に配されているが、図1に示すように、車幅方向において該充電器6とは反対側の後部左側には燃料注入用の給油口10が設けられている。つまり、充電器6は、車幅方向(左右方向)において給油口10とは反対側に配置されている。
又、本実施の形態では、図3及び図5に示すように、サイドパネル2のサイドアウタパネル2Bと充電器6との間には、面剛性を高める部材としてウレタン等の弾性体11が介装されている。
ところで、図1に示すように、車体の後端下部の左右には矩形の排気口12が開口しており、この排気口12は左右のサイドパネル2のクオータ部2aの内部(サイドインナパネル2Aとサイドアウタパネル2Bによって形成される閉断面空間S)を介して車室内に連通している。そして、ドアを閉めた際には車室内の空気が閉断面空間Sを図1に示す矢印にて示す経路を経て流れ、この空気が排気口12から大気中に排出されることによって車室の内圧上昇が抑えられている。従って、閉断面空間Sが排気口12に連なる排気ダクトとして構成されており、この排気ダクト内に充電器6が配置されている。
而して、本実施の形態では、閉断面構造を成すサイドパネル2のサイドドア後方のクオータ部2a内部の空洞スペースを有効に利用して充電器6を配置したため、該充電器6によって荷室空間や室内空間が制限されることがない。又、サイドドア2後方のクオータ部2a内部の車両前後に配されたCピラー4とDピラー5間に画成された閉断面空間Sに充電器6を配置したため、該充電器6が前後のCピラー4とDピラー5の結合補強部材として機能し、これによって車体剛性が高められる。
更に、本実施の形態では、充電器6を車幅方向において給油口10が設けられる側(左側)とは反対側(右側)に配置したため、駐車時の充電が容易化するとともに、サイドドア後2方の左右のクオータ部2aを給油口10と充電器6によってそれぞれ補強することができる。尚、バッテリを充電する場合には、家庭用電源のプラグが充電器6に差し込まれ、家庭用電源によってバッテリが充電される。
又、本実施の形態では、サイドパネル2のサイドアウタパネル2Bと充電器6との間に面剛性を高める部材としてウレタン等の弾性体11を介装したため、サイドパネル2の面剛性が高められ、サイドアウタパネル2Bに外力が加えられてもこれが容易に変形せず、所謂べかつき感が解消される。
そして、本実施の形態では、サイドパネル2のクオータ部2aの内部に形成される閉断面空間を車両1の後端に開口する排気口12に連なる排気ダクトとして構成し、該排気ダクト内に充電器6を配置したため、専用の排気ダクトを追加することなく、充電器6の冷却に供された排気を閉断面空間Sに流して排気口12から車外へ排出することができ、排気構造を簡素化して部品点数の削減とコストダウンを図ることができる。この場合、閉断面空間Sはサイドパネル2のサイドインナパネル2Aを隔てて室内に隣接しているため、室内の空気を充電器6へと導く吸気ダクトも不要となり、充電器6の冷却構造が簡素化されて部品点数の削減とコストダウンが図られるという効果も得られる。
尚、以上の実施の形態では、本発明を電動モータとエンジンを駆動源とするハイブリッド車(HEV)に搭載された充電器の配置構造に対して適用した形態について説明したが、本発明は、電動モータのみを駆動源とする電気自動車(EV)に搭載された充電器の配置構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 車両
2 サイドパネル
2A サイドインナパネル
2B サイドアウタパネル
2a サイドパネルのクオータ部
3 後部ドア開口
4 Cピラー(縦部材)
5 Dピラー(縦部材)
6 充電器
7,8 ブラケット
9 ボルト
10 給油口
11 弾性体(面剛性を高める部材)
12 排気口
S 閉断面空間

Claims (4)

  1. プラグイン式の充電器を搭載した車両の前記充電器の配置構造であって、
    サイドインナパネルとサイドアウタパネルによって閉断面構造を成すサイドパネルのサイドドア後方のクオータ部内部において車両前後の縦部材間に形成された閉断面空間に前記充電器を配置したことを特徴とする車両の充電器配置構造。
  2. 前記充電器を車幅方向において給油口が設けられる側とは反対側に配置したことを特徴とする請求項1記載の車両の充電器配置構造。
  3. 前記サイドパネルのサイドアウタパネルと前記充電器との間に面剛性を高める部材を介装したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両の充電器配置構造。
  4. 前記閉断面空間を車両後端に開口する排気口に連なる排気ダクトとして構成し、該排気ダクト内に前記充電器を配置したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両の充電器配置構造。
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