JP4120484B2 - バッテリパックの冷却構造およびフロアボード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載される電気機器に関し、特に、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)等に用いられる二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動機により車両の駆動力を得る、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車は、二次電池を搭載している。電気自動車は、この二次電池に蓄えられた電力を用いて電動機を駆動して車両を駆動する。ハイブリッド自動車は、この二次電池に蓄えられた電力を用いて電動機を駆動して車両を駆動したり、電動機によりエンジンをアシストして車両を駆動したりする。燃料電池車は、燃料電池による電力を用いて電動機を駆動して車両を駆動したり、この燃料電池による電力に加えて二次電池に蓄えられた電力を用いて電動機を駆動して車両を駆動したりする。
【0003】
これらの二次電池は、高電圧高出力を必要とするため、1.2V程度の電池セルを6個程度直列に接続した電池モジュールを、30個程度直列に接続して電池パックを形成している。電気自動車、ハイブリッド自動車などにおいては、内燃機関のみを車両の駆動源としていた従来の車両に搭載されていなかった、このような二次電池を搭載しなければならない。車両においては、車室空間および荷室空間の有効的利用、衝突事故時の安全性確保の点などから、車両に搭載される電気機器の中では容積が大きい二次電池の搭載位置を検討する必要がある。この検討においては、この二次電池の大きさ(高さ、車両の幅方向の長さ、車両の前後方向の長さ)を考慮する必要があったり、二次電池の冷却を考慮する必要があったりする。
【0004】
特開2000−233648号公報(特許文献1)は、車室内のフロアパネル上にバッテリを搭載した車両用バッテリの冷却構造を開示する。この公報に開示された車両は、フロアパネル上にバッテリを搭載した車両であって、フロアパネル上に配設された閉断面メンバによって囲まれた空間内にバッテリを配置するとともに、閉断面メンバに空気を導入する空気導入手段を連結し、閉断面メンバの前記バッテリに対応する所定位置に、空気の吹出し孔を形成した冷却構造を有する車両用バッテリを搭載する。
【0005】
特許文献1に開示されたバッテリの冷却構造によれば、フロアパネル上に配設された閉断面メンバによって囲まれた空間内にバッテリを配置し、その閉断面メンバに空気を導入する空気導入手段を連結し、その閉断面メンバのバッテリに対応する所定位置に空気の吹出し孔を形成したことにより、従来からフロアパネル上に設置されていた閉断面メンバを換気冷却用のダクトとして有効に活用することができる。その結果、新たにダクト等を設定する必要もなくなり、車室内のレイアウト性を悪化させることなく、車室内に配置したバッテリの換気冷却を行なうことができる。
【0006】
特開2002−231321号公報(特許文献2)は、排気ダクトの排気口の構造を複雑化する必要がなく、冷却効率のよい車両用電池冷却装置を開示する。この車両用電池冷却装置は、車両に搭載された電池を車室内の空気を用いて冷却する電池冷却装置であって、電池を冷却した後の空気を排気する排気ダクトの排気口をトリムとボディアウタとの間に設け、冷却後の空気をトリムとボディアウタとの間の空間に排出する構造を有する。
【0007】
特許文献2に開示された車両用電池冷却装置によれば、排気ダクトから排出された空気を車内と車外へ直接的に振り分けて排出しないことから、その排気ダクトの排気口の構造を単純にすることができるので、冷却装置の製造コストを低下させることができる。また、排気口をボディまで延ばさないことから、排気ダクトが短くなる。従って、さらに製造コストを低下させることができ、かつ、冷却空気が流通する経路が短くなって冷却空気の圧力損失も低減するので電池の冷却効率も向上する。また、ボディに排気ダクト専用の連通口を設ける必要もない。また、排気ダクトが短くなることによって、排気ダクトの脱着の作業性も向上する。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−233648号公報
【0009】
【特許文献2】
特開2002−231321号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された車両用バッテリの冷却構造では、車室フロア上のシート下に載置されたバッテリからの排気をバッテリ後方の開断面のクロスメンバに排出する。しかしながら、車両の構造強度からクロスメンバの位置が設計されており、容易にその位置を変更することは困難である。そのため、バッテリパックの設置位置がクロスメンバの前方に限定されたり、必ずバッテリパックの近傍にクロスメンバが必要になる。
【0011】
また、特許文献2に開示された車両用電池冷却装置では、車室内のリアシートの後方であって、後部ドアの後方の位置に、バッテリパックを搭載して、バッテリパックの側方にあるデッキサイドトリムとボディアウタとの間の間隙にバッテリパックからの排気ダクトを接続する。しかしながら、バッテリパックを後席シート下方に搭載する場合には、バッテリパックの側方には後部ドア、そのすぐ後方にはホイールハウスがあり、デッキサイドトリムとボディアウタとの間の間隙にバッテリパックからの排気ダクトを容易に接続できないばかりか、その排気ダクトの排気口の構造を単純にすることもできない。
【0012】
このように、バッテリパックを後席シート(2列目シート)下方に搭載する場合には、乗員に直接排気風が当たらないように、バッテリパックからの排気を排気ダクトを通して車両の左右方向に排出するようにしていた。たとえば図6に示すように、バッテリパック8000に樹脂等でブロー成型された排気ダクト9000を設けて、その上に鉄板等の補強用カバー7000を載せて荷重(たとえば3列目シートに着座した乗員の体重)がかけられても排気ダクト9000が変形しないようにしていた。しかしながら、このような冷却構造では、ブロー成型による排気ダクト9000に加えて補強用カバー7000も必要になり、重量の増加、コストの上昇を招く。
【0013】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数の削減、軽量化およびコストダウンを図ることができる、バッテリパックの冷却構造およびその冷却構造に用いられるフロアボードを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係るバッテリパックの冷却構造は、フロアパネル上に搭載されるバッテリパックの冷却構造である。この冷却構造は、バッテリパックに冷却風を流通させるための送風手段と、バッテリパックから吸気または排気された冷却風を所定の方向に導くための導風手段とを含む。導風手段は、高さ方向に所定の間隔を保持してフロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成するフロアボードにより構成される。フロアボードの下面には、下面に設けられ、冷却風を所定の方向に導くための導風板を有する。導風板の長さは間隔よりも短いものである。
【0015】
第1の発明によると、フロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔を保持した状態で設けられる。このフロアボードの下面には、その下面に(たとえば、垂直な方向すなわち鉛直下方)に冷却風を車両の左右方向に導くための導風板が設けられている。この導風板は、その高さがフロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔よりも短いので、フロアボードが浮き上がることはない。このようにすると、フロアパネルとフロアボードとの間隔により形成される空間に、冷却風を車両の所定の方向(たとえば、下流の冷却通路の方向や冷却風の最終排出先の方向)に導くための導風板が配置された冷却通路が構成される。送風手段によりバッテリパックへ吸気またはバッテリパックから排気された冷却風は、この空間において導風板により所定の方向に導かれる。その結果、部品点数の削減、軽量化およびコストダウンを図ることができる、バッテリパックの冷却構造を提供することができる。
【0016】
第2の発明に係るバッテリパックの冷却構造は、フロアパネル上に搭載されるバッテリパックを冷却するための構造である。この冷却構造は、バッテリパックに冷却風を供給するための送風手段と、バッテリパックから排気された冷却風を車両の左右方向に導くための導風手段とを含む。導風手段は、高さ方向に所定の間隔を保持してフロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成するフロアボードにより構成される。フロアボードの下面には、下面に垂直な方向に設けられ、冷却風を車両の左右方向に導くための導風板を有する。導風板の垂直な方向の長さは間隔よりも短いものである。
【0017】
第2の発明によると、フロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔を保持した状態で設けられる。このフロアボードの下面には、その下面に垂直な方向(すなわち鉛直下方)に冷却風を車両の左右方向に導くための導風板が設けられている。この導風板は、その高さがフロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔よりも短いので、フロアボードが浮き上がることはない。このようにすると、フロアパネルとフロアボードとの間隔により形成される空間に、冷却風を車両の左右方向に導くための導風板が配置された冷却通路が構成される。送風手段によりバッテリパックから排出された冷却風は、この空間において導風板により車両の左右方向に導かれて排出される。そのため、車両の乗員特に、このバッテリパックが2列目シート下方に設けられる場合、第1列目シートの乗員および第3列目シートの乗員のいずれにも冷却風の排気が当たることがない。また、このフロアパネルには、車室内の床面を形成するので、乗員の体重等の荷重がかかるが、フロアボードの下面に垂直に設けられた導風板は横梁の機能を果たし、フロアボードの上下方向の強度を増すことができる。そのため、排気ダクトと補強用カバーとを設ける必要がない。その結果、部品点数の削減、軽量化およびコストダウンを図ることができる、バッテリパックの冷却構造を提供することができる。
【0018】
第3の発明に係るバッテリパックの冷却構造においては、第1または2の発明の構成に加えて、導風板は、フロアボードの下面に設けられたリブにより形成されるものである。
【0019】
第3の発明によると、導風板をリブにより形成するので、強度を維持しつつ、冷却風を車両の左右方向に導くことができる。
【0020】
第4の発明に係るバッテリパックの冷却構造においては、第3の発明の構成に加えて、リブは、冷却風を車両の左右方向に導く流れの方向に沿った形状を有するリブ、または流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブである。
【0021】
第4の発明によると、リブの形状により、冷却風を車両の左右方向に導く流れを作ったり、流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブで流れを分岐させたりすることができる。
【0022】
第5の発明に係るバッテリパックの冷却構造においては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、バッテリパックは、フロアパネルと、フロアパネル上に配置されたシートとの間に搭載され、送風手段は、シートの下方に設置され、シートの前後方向から冷却風の吸気および排気の少なくとも一方を行なうものである。
【0023】
第5の発明によると、車両のデットスペースであるシートの下方にバッテリパックを搭載できる。このとき、送風手段は、シートの前後方向から冷却風の吸気および排気の少なくとも一方を行ない、バッテリパックからの排気は車両の左右方向に導かれる。送風手段であるブロアの位置が、シートの前後のいずれかの位置、バッテリパックの前後のいずれかの位置などでもよく、ブロアの位置の制限が緩くなり、設計の自由度が高くなる。
【0024】
第6の発明に係るバッテリパックの冷却構造においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加えて、バッテリパックを下方に配置したシートの後方に、さらにシートが配置されるものである。
【0025】
第6の発明によると、3列シートの車両において2列目のシート(2列あるリヤシートの中の前方のリアシート)は、分割されたセパレートシートでないことが多いので、他のシートよりも大きなシート下の空間を有する。このため、より大きなバッテリパックを搭載することもでき、車室内の限られた空間を有効的に利用できる。
【0026】
第7の発明に係るバッテリパックの冷却構造においては、第1〜6のいずれかの発明の構成に加えて、バッテリパックは、車両の性能に応じた複数個のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールを含み、複数個のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールの中の1個以上のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールを1個のバッテリユニットとすることにより、バッテリパックを2個以上のバッテリユニットに分割されている。バッテリパックの冷却構造においては、フロアボードに、分割されたバッテリユニットに対応させて、導風板が設けられるものである。
【0027】
第7の発明によると、車両の性能(たとえば必要な電池電圧)に応じて構成された複数個のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールからなるバッテリパックを複数(たとえば3個)のバッテリユニットに分割して、その3個のユニットを、シート下方の3ヶ所の位置にそれぞれ配置する。このバッテリユニットの配置に対応させて、フロアボードに導風板を設けて、バッテリユニットが複数であっても、車両の左右方向にバッテリパックからの冷却風を排出できる。
【0028】
第8の発明に係るフロアボードは、フロアパネル上に搭載されるバッテリパックの冷却構造に用いられる。このフロアボードは、高さ方向に所定の間隔を保持してフロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成する。このフロアボードの下面には、下面に垂直な方向に設けられ、バッテリパックからの冷却風を車両の左右方向に導くための導風板を有する。導風板の垂直な方向の長さは間隔よりも短いものである。
【0029】
第8の発明によると、フロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔を保持した状態で設けられる。このフロアボードの下面には、その下面に垂直な方向(すなわち鉛直下方)に冷却風を車両の左右方向に導くための導風板が設けられている。この導風板は、その高さがフロアボードはフロアパネルとの間で高さ方向に所定の間隔よりも短いので、フロアボードが浮き上がることはない。このようにすると、フロアパネルとフロアボードとの間隔により形成される空間に、冷却風を車両の左右方向に導くための導風板が配置された冷却通路が構成できる。また、このフロアパネルには、車室内の床面を形成するので、乗員の体重等の荷重がかかるが、フロアボードの下面に垂直に設けられた導風板は横梁の機能を果たし、フロアボードの上下方向の強度を増すことができる。そのため、バッテリパックの冷却風の排気ダクトと補強用カバーとを設ける必要がない。その結果、部品点数の削減、軽量化およびコストダウンを図ることができる、バッテリパックの冷却構造に用いられるフロアボードを提供することができる。
【0030】
第9の発明に係るフロアボードにおいては、第8の発明の構成に加えて、導風板は、フロアボードの下面に設けられたリブにより形成されるものである。
【0031】
第9の発明によると、導風板をリブにより形成するので、強度を維持しつつ、冷却風を車両の左右方向に導くことができる。
【0032】
第10の発明に係るフロアボードにおいては、第8の発明の構成に加えて、リブは、冷却風を車両の左右方向に導く流れの方向に沿った形状を有するリブ、または流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブである。
【0033】
第10の発明によると、リブの形状により、冷却風を車両の左右方向に導く流れを作ったり、流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブで流れを分岐させたりすることができる。
【0034】
第11の発明に係るフロアボードは、第9〜10のいずれかの発明の構成に加えて、樹脂製である。
【0035】
第11の発明によると、樹脂でフロアボードを作成するので軽く、車重の軽量化を図ることができる。また、樹脂であってもリブにより補強されるので、フロアボードを厚くしなくても、上下方向の強度を維持できる。
【0036】
第12の発明に係るフロアボードは、第8〜11のいずれかの発明の構成に加えて、一体的に形成された構造物である。
【0037】
第12の発明によると、一体的に形成された構造物であるので、部品点数が減り、また車両製造時のフロアボードを組み付けるだけで、排気ダクトも取り付けたことになり、製造工数を削減できる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0039】
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態に係るバッテリパック冷却構造が採用されて、バッテリパックが搭載された車両1000について説明する。
【0040】
また、以下の説明において、バッテリパックを構成する電池は、鉛蓄電池、リチウムイオン電池およびニッケル水素電池のいずれであっても、それらとは別の電池であってもよい。
【0041】
また、以下の説明において、バッテリパックは、リヤシートの下方に搭載されるものとして説明するが、いわゆるベンチシートタイプのフロントシートである場合などには、フロントシートの下方に搭載してもよい。
【0042】
また、バッテリパックは、複数のモジュールから構成され、各モジュールは複数のセルから構成される。1つのバッテリパックは、複数のユニットに分割される。1つのユニットには1個以上のモジュールから構成される。たとえば、一例ではあるが、6セルで1モジュールを形成し、30モジュールで1個のバッテリパックを形成し、1個のバッテリパックが、12モジュールからなる第1のユニット、6モジュールからなる第2のユニット、12モジュールからなる第3のユニットに分割される。
【0043】
図1および図2に示すように、この車両1000は、右リヤシート1100の下方に、この車両1000に搭載されるバッテリパックの一部である右バッテリユニット2000を、中央リヤシート1110の下方に、中央バッテリユニット3000を、左リヤシート1120の下方に、左バッテリユニット4000をそれぞれ搭載する。たとえば、前述の説明のとおり、右バッテリユニット2000は12モジュールで1ユニットを形成し、中央バッテリユニット3000は6モジュールで1ユニットを形成し、左バッテリユニット4000は12モジュールで1ユニットを構成している。
【0044】
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るバッテリパックの冷却構造が適用されるバッテリパック(分割された右バッテリユニット2000、中央バッテリユニット3000および左バッテリユニット4000)は、3列シートの真ん中のシートの下方に搭載される。
【0045】
図3に、本発明の実施の形態に係るバッテリパック冷却構造が採用されて、バッテリパックが搭載された車両1000の側面図を示す。図3は、車両の左側から左リヤシート1120を見た図である。この左リヤシート1120の下方には、複数(たとえば6セル)のバッテリセルを直列に接続して1つのバッテリモジュール4012を形成している。複数(たとえば12モジュール)のバッテリモジュール4012を、図3の紙面の表裏方向に配設して、左バッテリユニット4000が構成される。
【0046】
この左バッテリユニット4000は、フロアパネル1010の上に設けられ、バッテリ保護カバー4100により衝撃が防がれたり、水分の侵入が防がれたりする。また、左バッテリユニット4000を冷却するための冷却ファン4200が設置される。なお、冷却ファンの数については、1個のバッテリユニットごとに1個の冷却ファンを配置してもよいし、3個のバッテリユニットに1個の冷却ファンを配置してもよい。
【0047】
図3に示すように、フロアボード6000の下方にはフロアパネル1010との間に、第1リブ6100および第2リブ6200が設けられている。この第1リブ6100および第2リブ6200は、冷却ファン4200によりバッテリユニット4000から排気された冷却風を紙面手前側に導くような構造を有する。この第1リブ6100および第2リブ6200の高さは、フロアボード6000の下方にはフロアパネル1010との間に収まる寸法である。図3に示すように、フロアパネル1010がその下方(すなわち車室外)に設けられる燃料タンクやマフラーなどにより傾斜している場合には、その傾斜に沿った寸法となる。したがって、図3に示すような傾斜である場合には、第1リブ6100の高さの方が第2リブ6200の高さよりも高いものとなる。
【0048】
また、二点鎖線で第三列目のシートの乗員の足の位置を示す。このように、このフロアボードには、この乗員の体重がかかる。第1リブ6100および第2リブ6200は、このような荷重に耐えられるような横梁として機能するとともに、車両の左右方向にバッテリパックからの排気を導く導風板としても機能する。
【0049】
このフロアボード6000は、たとえば樹脂製であって、一体的な1つの部品として第1リブ6100および第2リブ6200等のリブが付されたものである。なお、リブは、第1リブ6100および第2リブ6200の他にも、図3の紙面奥側にバッテリユニット2000から排気された冷却風を導くようなリブが設けられている。なお、この第1リブ6100および第2リブ6200を含むリブの三次元的形状の詳細について後述する。
【0050】
図4に、本発明の実施の形態に係るバッテリパック冷却構造が採用された車両1000を後部から見た図であって、図3の4−4段面図を示す。
【0051】
図4に示すように、右リヤシート1100の下方に右バッテリユニット2000が、中央リヤシート1110の下方に中央バッテリユニット3000が、左リヤシート1120の下方に左バッテリユニット4000がそれぞれ配置されている。たとえば、左バッテリユニット4000は、左リヤシート1120を車両の前後方向にスライドさせるための2本のスライドレールの間に設置されるようにしてもよい。同じように、右バッテリユニット2000も、中央バッテリユニット3000も、それぞれ対応するシートレール間に設置されるようにしてもよい。
【0052】
右バッテリユニット2000は、複数(たとえば6セル)のバッテリセルを直列に接続した複数(たとえば12モジュール)のバッテリモジュール2012を車両1000の幅方向に並べて設けたものである。これらのバッテリモジュール2012は、それぞれ直列に接続されている。
【0053】
中央バッテリユニット3000は、複数(たとえば6セル)のバッテリセルを直列に接続した複数(たとえば6モジュール)のバッテリモジュール3012を車両1000の幅方向に並べて設けたものである。これらのバッテリモジュール3012は、それぞれ直列に接続されている。
【0054】
左バッテリユニット4000は、複数(たとえば6セル)のバッテリセルを直列に接続した複数(たとえば12モジュール)のバッテリモジュール4012を車両1000の幅方向に並べて設けたものである。これらのバッテリモジュール4012は、それぞれ直列に接続されている。
【0055】
これらの右バッテリユニット2000、中央バッテリユニット3000および左バッテリユニット4000は、それぞれを直列に接続されている。したがって、1モジュールあたり6セルが直列に接続され、右バッテリユニット2000で12モジュール、中央バッテリユニット3000で6モジュール、左バッテリユニット4000で12モジュールが直列に接続されているので、30モジュールが直列に接続され、全体として180セルが直列に接続されている。1セルあたりの出力電圧を1.2ボルトであるとすると、バッテリパックの定格電圧は216ボルトになる。
【0056】
左バッテリユニット2000と中央バッテリユニット3000との間のフロアパネル1010の上方には、システムメインリレーおよび電流センサ5600が設置するようにしてもよい。また、中央バッテリユニット3000と左バッテリユニット4000との間のフロアパネル1010の上方には、ECU(Electronic Control Unit)5500が設置するようにしてもよい。
【0057】
図5に、第1リブ6100および第2リブ6200を含む複数のリブが設けられたフロアボード6000の斜視図を示す。なお、図5においては、右バッテリユニット2000、中央バッテリユニット3000および左バッテリユニット4000からの冷却風の排気のそれぞれに対応するように、リブが設けられているが、本発明はこのような複数のバッテリユニットに分割されたバッテリパックに限定して適用されるものではない。
【0058】
図5に示すように、第2リブ6200は、フロアボード6000の下方に、その全幅方向に亘って設けられた直線状のリブである。この第2リブ6200により車両の後部にバッテリパックから排気された冷却風が流れることがない。そのため、第3列シートの乗員の足元に排気がかかることがない。
【0059】
第1リブ6100は、第1の分岐リブ6110と相俟って左バッテリユニット4000からの冷却風の排気を車両の左側に排出するように、排気を導く。第3リブ6300は、第2の分岐リブ6120と相俟って右バッテリユニット2000からの冷却風の排気を車両の右側に排出するように、排気を導く。中央バッテリユニット3000からの冷却風の排気は、第1の分岐リブ6110と第2の分岐リブ6120との間隔を通って、第1リブ6100および第3リブ6300の曲面に沿って車両の左右いずれかに導かれる。
【0060】
なお、リブの形状は、図5に示した形状に限定されるものではなく、流体力学的に圧力損失が少なく、効率的にバッテリユニット2000、3000、4000からの冷却風の排気を車両の左右方向に導くものであればよい。
【0061】
さらに、本発明は、冷却風の排気ではなく、冷却風の吸気でもよい。さらに、本発明は、冷却風を所定の方向へ導くものであればよく、車両の左右方向に限定されない。たとえば、下流に設けられた冷却通路の方向へ導くものであればよいし、冷却風の最終的な排出先や取込先(冷却空気取込口等)に導くものであればよい。
【0062】
以上のようにして、本実施の形態に係るバッテリの冷却構造によると、車両の性能に応じて構成された複数個のバッテリセルまたはバッテリモジュールからなるバッテリパックを3個のバッテリユニットに分割して、その3個のユニットを、リヤシート下方に搭載した。バッテリユニットの上方であってリヤシートの下方には、フロアボードを設けた。このフロアボードには、強度を補強する機能およびバッテリユニットからの冷却風の排気を車両の左右方向に導く機能を有する複数のリブが設けられている。このリブにより、第3列シートの乗員の体重がかかっても変形が防止できるとともに、冷却風の排気を車両の左右方向に導くことができる。従来のように、排気ダクトと補強カバーとを有する必要がなく、部品点数の減少、車重の軽量化、コストダウンを実現できる。
【0063】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るバッテリパックの冷却構造が採用された車両の上面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るバッテリパックの冷却構造が採用された車両の側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るバッテリパックの冷却構造が採用された車両の詳細な側面図である。
【図4】 図3の4−4段面を車両の後方から見た図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るバッテリパックの冷却構造の一部を示す斜視図である。
【図6】 従来のバッテリパックの冷却構造の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1000 車両、1010 フロアパネル、1100 右リヤシート、1110 中央リヤシート、1120 左リヤシート、2000 右バッテリユニット、3000 中央バッテリユニット、4000 左バッテリユニット、2012,3012,4012 バッテリモジュール、2100,3100,4100 バッテリ保護カバー、4200 冷却ファン、5500 ECU、5600 システムメインリレーおよび電流センサ、6000 フロアボード、6100 第1リブ、6110 第1分岐リブ、6120 第2分岐リブ、6200 第2リブ、6300 第3リブ、7000 補強用カバー、8000 バッテリパック、9000 排気ダクト。
Claims (11)
- 車両の前後方向に並んで配置される3列シートのうちの中央のシートの下方に配置され、かつフロアパネル上に搭載されるバッテリパックの冷却構造であって、前記冷却構造は、
前記バッテリパックに冷却風を流通させるための送風手段と、
前記バッテリパックから吸気または排気された冷却風を所定の方向に導くための導風手段とを含み、
前記導風手段は、
高さ方向に所定の間隔を保持して前記フロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成するフロアボードにより構成され、
前記フロアボードの下面には、前記下面に設けられ、前記冷却風を所定の方向に導くための導風板を有し、
前記導風板の長さは前記間隔よりも短く、
前記導風板は、前記3列シートのうち前記中央のシートと異なる他のシートに着席する乗員の足元に対応する位置に設けられるリブである、バッテリパックの冷却構造。 - 車両の前後方向に並んで配置される3列シートのうちの中央のシートの下方に配置され、かつフロアパネル上に搭載されるバッテリパックの冷却構造であって、前記冷却構造は、
前記バッテリパックに冷却風を供給するための送風手段と、
前記バッテリパックから排気された冷却風を車両の左右方向に導くための導風手段とを含み、
前記導風手段は、
高さ方向に所定の間隔を保持して前記フロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成するフロアボードにより構成され、
前記フロアボードの下面には、前記下面に垂直な方向に設けられ、前記冷却風を車両の左右方向に導くための導風板を有し、
前記導風板の前記垂直な方向の長さは前記間隔よりも短く、
前記導風板は、前記3列シートのうち前記中央のシートと異なる他のシートに着席する乗員の足元に対応する位置に設けられるリブである、バッテリパックの冷却構造。 - 前記リブは、前記冷却風を車両の左右方向に導く流れの方向に沿った形状を有するリブ、または前記流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブである、請求項1または2に記載のバッテリパックの冷却構造。
- 前記バッテリパックは、フロアパネルと、前記フロアパネル上に配置されたシートとの間に搭載され、
前記送風手段は、前記シートの下方に設置され、前記シートの前後方向から冷却風の吸気および排気の少なくとも一方を行なう、請求項1〜3のいずれかに記載のバッテリパックの冷却構造。 - 前記他のシートは、前記中央のシートの後方に配置されるシートである、請求項1〜4のいずれかに記載のバッテリパックの冷却構造。
- 前記バッテリパックは、車両の性能に応じた複数個のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールを含み、前記複数個のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールの中の1個以上のバッテリ単セルまたはバッテリモジュールを1個のバッテリユニットとすることにより、前記バッテリパックを2個以上のバッテリユニットに分割して、前記分割されたバッテリユニットに対応させて、前記導風板が設けられる、請求項1〜5のいずれかに記載のバッテリパックの冷却構造。
- 車両の前後方向に並んで配置される3列シートのうちの中央のシートの下方に配置され、かつフロアパネル上に搭載されるバッテリパックの冷却構造に用いられ、高さ方向に所定の間隔を保持して前記フロアパネルの上に設置されて車室内側の床面を形成するフロアボードであって、
前記フロアボードの下面には、前記下面に垂直な方向に設けられ、前記バッテリパックからの冷却風を車両の左右方向に導くための導風板を有し、
前記導風板の前記垂直な方向の長さは前記間隔よりも短く、
前記導風板は、前記フロアボードの下面、かつ前記3列シートのうち前記中央のシートと異なる他のシートに着席する乗員の足元に対応する位置に設けられたリブである、フロアボード。 - 前記リブは、前記冷却風を車両の左右方向に導く流れの方向に沿った形状を有するリブ、または前記流れの方向に対して予め定められた角度を有するリブである、請求項7に記載のフロアボード。
- 前記フロアボードは樹脂製である、請求項7または8のいずれかに記載のフロアボード。
- 前記フロアボードは一体的に形成された構造物である、請求項7〜9のいずれかに記載のフロアボード。
- 前記他のシートは、前記中央のシートの後方に配置されるシートである、請求項7〜10のいずれかに記載のフロアボード。
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