JP2002231321A - 車両用電池冷却装置 - Google Patents

車両用電池冷却装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ダクトの排気口の構造を複雑化する必要
がなく、冷却効率のよい車両用電池冷却装置を提供す
る。 【解決手段】 バッテリ10を冷却した後の空気を排気
する排気ダクト48の排気口56を、デッキサイドトリ
ム52とボディアウタ58との間に設け、冷却後の空気
をデッキサイドトリム52とボディアウタ58との間の
空間に全て排出する。このようにすれば、排気ダクト4
8の排気口56の構造を単純にすることができるので、
冷却装置の製造コストを低下させることができる。ま
た、排気口56をボディアウタ58まで延ばさないこと
から、排気ダクト48が短くなる。従って、さらに製造
コストを低下させることができ、かつ、冷却空気が流通
する経路が短くなって冷却空気の圧力損失も低減するの
でバッテリ10の冷却効率も向上する。また、ボディア
ウタ58に排気ダクト48専用の連通口を設ける必要も
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の駆動源とし
て電気モータまたは電気モータおよびエンジンを備えた
電気自動車またはハイブリッド車に関し、特に、その車
両に搭載される電池の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車、ハイブリッド車には、電気
モータを駆動するための駆動源として、ニッケル水素二
次電池やリチウムイオン二次電池などの二次電池(以
下、「バッテリ」という)が備えられる。
【0003】ところで、バッテリは放電時および充電時
に発熱を伴うが、バッテリの温度が上昇すると性能が低
下とともに、寿命も短くなる。従って、バッテリを冷却
する冷却装置が必要となる。
【0004】図5は、従来の冷却装置70およびバッテ
リ72が車両74に搭載された状態を示す図であり、プ
リウス新型車解説書(2000年5月25日トヨタ自動
車株式会社発行)の1−7頁に記載されている図であ
る。図5おいて、バッテリ72は、車両74の後部にお
いてその長手方向が車両74の幅方向となるように配置
されている。
【0005】冷却装置70は、空気導入ダクト76、冷
却ファン78、および排気ダクト80を備えて構成され
ている。空気導入ダクト76の一方の端には車室に連通
させられる空気取り入れ口76aが設けられ、車室内の
空気がバッテリ72に供給されるようになっている。冷
却ファン78は、空気導入ダクト76の空気取り入れ口
76aから導入された空気を、空気導入ダクト76から
バッテリ72内、さらに排気ダクト80へと強制的に流
通させるためのものである。
【0006】排気ダクト80の下流側の端には、車内に
冷却空気を排出するための車内排気口80aが設けら
れ、その車内排気口80aの反対側には図示しない車外
排気口がボディに当接させられるように設けられいる。
また、ボディには、上記車外排気口が当接させられる位
置に車外と連通する図示しない連通口が設けられ、上記
車外排気口から排出された空気が上記連通口を通って車
外へ排気されるようになっている。なお、車内排気口8
0aから排気される空気の量と、上記車外排気口から排
気される空気の量は約2対1となるように設定されてい
る。
【0007】図5の冷却装置70は、車室からバッテリ
72を冷却するための空気を取り込むことから、夏場で
あっても比較的低い温度の空気を用いてバッテリ72を
冷却することができる。従って冷却効率がよい。しか
も、バッテリ72を冷却した後の空気の一部は車内排気
口80aから車内へ戻されるので、全ての空気を車外へ
排気する場合に比べてエアコンによる車内の冷却効率も
よい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5の冷却装
置70では、冷却後の空気を、一部は車内へ戻し一部は
車外へ排出するために、排気ダクト80に車内排気口8
0aおよび前記車外排気口を設ける必要があり、その構
造が複雑化する。さらに、ボディに前記連通口を設ける
必要もあるため、製造コストが比較的高くなるという問
題があった。
【0009】また、特開平2000−247157号公
報にも、車室内の空気を用いてバッテリを冷却する構造
が記載されている。上記公報の冷却装置は、排気ダクト
の下流端の開口を車内と連通する位置に配置し、その開
口に切り替えダンパを介して車外に連通する車外排気口
を設け、切り替えダンパによって空気を車内へ排出する
か車外へ排出するかを切り替えるようになっている。し
かし、上記公報の冷却装置は排気ダクトの下流端に切り
替えダンパを設けていることから、その構造が複雑化
し、その分製造コストが増加してしまう。
【0010】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、排気ダクトの排気口
の構造を複雑化する必要がなく、冷却効率のよい車両用
電池冷却装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、車両に搭載された電
池を車室内の空気を用いて冷却する電池冷却装置であっ
て、前記電池を冷却した後の空気を排気する排気ダクト
の排気口をトリムとボディアウタとの間に設け、冷却後
の空気を前記トリムと前記ボディアウタとの間の空間に
排出することにある。
【0012】
【発明の効果】このようにすれば、排気ダクトから排出
された空気を車内と車外へ直接的に振り分けて排出しな
いことから、その排気ダクトの排気口の構造を単純にす
ることができるので、冷却装置の製造コストを低下させ
ることができる。また、排気口をボディまで延ばさない
ことから、排気ダクトが短くなる。従って、さらに製造
コストを低下させることができ、かつ、冷却空気が流通
する経路が短くなって冷却空気の圧力損失も低減するの
で電池の冷却効率も向上する。また、ボディに排気ダク
ト専用の連通口を設ける必要もない。また、排気ダクト
が短くなることによって、排気ダクトの脱着の作業性も
向上する。
【0013】また、好ましくは、前記排気口は前記排気
ダクトに一つだけ設けられたものである。このようにす
れば、排気ダクトの形状が簡略化する。
【0014】また、好ましくは、前記車両用電池冷却装
置には、前記電池を冷却するための空気が流通する空気
流通路において、空気を強制的に流通させるためのファ
ンがその電池よりも上流側に配置されている。このよう
にすれば、電池よりも下流側の空気流通経路を構成する
部材である排気ダクトに、空気を強制的に流通させるた
めのファンおよびそのファンを排気ダクトに接続するた
めの接続ダクト部を設ける必要がないことから、排気ダ
クトの長さを短縮化できる。また、排気ダクトが短くな
ることにより、排気ダクト内において気体が滞留する場
所が少なくなる利点もある。
【0015】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の好適な実施
の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、バ
ッテリ10(車両用電池)を備えた車両12の概略構成
を示す斜視図である。この車両12は、電気自動車或い
はハイブリッド自動車である。
【0016】図1に示すように、車両12の後部には、
座席下カバーパネル14が図示しないフロアパネル上に
その長手方向が車両12の幅方向となるように固設され
ており、座席下カバーパネル14とそのフロアパネルと
の間に、車両12の幅方向に延びる長手状の電池収容空
間16が形成されている。上記座席下カバーパネル14
は、図示しない後部座席が前に倒されるなどして後部座
席空間が荷室として利用される場合に、前記バッテリ1
0を保護するためのパネルである。
【0017】座席下カバーパネル14は、一枚の金属板
材からプレス加工された逆U字状断面を備えた長手状部
材であって、略水平な床壁14aと、その床壁14aの
前側縁から略垂直方向下側に向かう前側壁14bと、そ
の床壁14aの後側縁から略垂直方向下側に向かう第1
後側壁14cと、その第1後側壁14cの下側縁から水
平方向後ろ側へ向かう連結壁14dと、その連結壁14
dにより第1後側壁14cと連結され連結壁14dの後
側縁から垂直方向下方に向かう第2後側壁14eとから
構成されている。
【0018】仕切板18は、長手板状部材であって、そ
の前側縁部が座席下カバーパネル14の連結壁14d上
に載置されることにより、仕切板18と前記フロアパネ
ルとの間に収納室20が形成される。
【0019】上記座席下カバーパネル14の床壁14a
には、その長手方向左端であって車両12の前側端に合
成樹脂製カバー22が取り付けられており、その合成樹
脂製カバー22には、電池収容空間16内に車室の空気
を導入するための複数本のスリット24が設けられてい
る。
【0020】バッテリ10は長手状であり、座席下カバ
ーパネル14下に形成された電池収容空間16内におい
てその長手方向が車両12の幅方向と平行な状態で前記
フロアパネル上に配置されている。上記バッテリ10
は、その全体がアッパーケース26に覆われており、そ
のアッパーケース26の下側に電池モジュール列28が
構成されている。
【0021】図2は、上記座席下カバーパネル14およ
びバッテリ10のアッパーケース26を取り外した状態
における車両12後部の平面図である。バッテリ10
は、一対の後輪ハウジング30、30間に配置されてお
り、平板状の電池モジュール32が複数個厚み方向に積
層させられることにより構成された電池モジュール列2
8と、その電池モジュール列28が固設される長手状の
ロアーケース34を備えている。上記電池モジュール3
2は、たとえばニッケル水素電池などの二次電池を構成
するための電解質および電極をそれぞれ収容した電池セ
ルを、一個或いは複数個(たとえば6個)内部に備えて
構成されている。上記電池モジュール列28は長手方向
両端に一対のエンドプレート36、36が積層され、そ
の一対のエンドプレート36、36間の距離が拘束ロッ
ド38により固定されている。また、ロアーケース34
の長手方向の一方の端には部品収容ケース44が配設さ
れ、その部品収容ケース44内に、電池モジュール32
の充電状態を監視するバッテリコンピュータ40、電池
モジュール列28を含む高電圧回路の接続・遮断を行な
うリレー42などが収容されている。
【0022】送風ファン46は、部品収容ケース44を
介して電池モジュール列28の長手方向の端に隣接する
位置に配設されている。排気ダクト48は、基部側の端
が、部品収容ケース44の上部において電池モジュール
列28に向けて開口するように配置されている。この排
気ダクト48は、たとえばポリプロピレンなどの樹脂成
型品であり、その基部側に排気ダクト48と連通する第
1自然換気ダクト49が一体的に成型されている。そし
て、その第1自然換気ダクト49の先端にゴム製の第2
自然換気ダクト62が接続されている。
【0023】図3は、図2のA−A視断面図であって、
送風ファン46により導入された空気の流れを説明する
ための図である。送風ファン46により、合成樹脂カバ
ー22に設けられたスリット24から強制的に電池収容
空間16に導入された冷却空気は、図3に示すように、
部品収容ケース44下面とロアーケース34との間に形
成された空気導入路50を通って電池モジュール列28
の下部に導入され、さらに、電池モジュール32間の隙
間、電池モジュール列28の上部とアッパーケース26
との間に形成されたケース内空気排出路51を通って排
気ダクト48へと導入される。従って、空気導入路5
0、電池モジュール32間の隙間、ケース内空気排出路
51、排気ダクト48が空気流通路である。このように
してバッテリ10(すなわちバッテリ10内の電池モジ
ュール32)が冷却されるので、本実施例では、送風フ
ァン46、空気導入路50、および排気ダクト48が電
池冷却装置53として機能する。また、この電池冷却装
置53は、送風ファン46が上記空気流通路においてバ
ッテリ10よりも上流側に配置されていることから、冷
却空気は送風ファン46によりバッテリ10へ押し込ま
れる。すなわち、この電池冷却装置53は押し込み型の
冷却装置である。
【0024】図4は、排気ダクト48の配置を示す斜視
図である。図4において、デッキサイドトリム52は、
車室の長手方向側面の一部を構成するトリム(すなわち
内張)であり、そのデッキサイドトリム52には後部下
方に開口54が設けられている。なお、この開口54
は、図示しない補機バッテリ交換用の開口であり、通常
は図示しないカバーが付けられているが、後述する車室
連通空間60内の構成を説明するため、図4では上記カ
バーを除いた状態を示している。前記排気ダクト48
は、その開口54の下部前方においてその開口54に隣
接し且つ長手方向が車両12の幅方向となるように配設
され、先端側(下流側)はデッキサイドトリム52下か
らデッキサイドトリム52とボディアウタ(ボディ外
板)58との間に形成される車室連通空間60内に突き
出している。また、排気ダクト48の排気口56は略矩
形の単一の開口を有しており、バッテリ10を冷却した
空気はその排気口56から全て排気される。従って、バ
ッテリ10を冷却した後の空気は、全て車室連通空間6
0内に排気される。なお、上記車室連通空間60は、デ
ッキサイドトリム54と図示しない他の車両内張との隙
間など、車両内張同士の多数の隙間を介して車室と連通
している空間である。
【0025】第2自然換気ダクト62は、排気ダクト4
8に沿うように配設され、デッキサイドトリム52の下
を通ってその下流部位が車室連通空間60内に位置させ
られている。第2自然換気ダクト62の下流端は、第3
自然換気ダクト63の上流端と接続されている。この第
3自然換気ダクト63は硬質樹脂製であり、デッキサイ
ドトリム52の車室連通空間60側の面に図示しない固
定部材により固定されており、また、第3自然換気ダク
ト63の下流端にはゴムチューブである第4自然換気ダ
クト64が接続されている。さらに、この第4自然換気
ダクト64の下流端は、第5自然換気ダクト65と接続
されている。第5自然換気ダクト65は硬質樹脂製のダ
クトであってボディアウタ58に固設されている。第5
自然換気ダクト65の下流端はボディアウタ58に設け
られた図示しないボディ貫通孔に嵌め込まれており、第
5自然換気ダクト65はそのボディ貫通孔を介して車外
と連通させられている。送風ファン46の停止時に、バ
ッテリ10に異常が発生して電池モジュール32から水
素ガス等の異常気体が発生した場合には、前記第1自然
換気ダクト49から第2乃至第5自然換気ダクト62,
63,64,65を通ってその異常気体が車外へ排気さ
れる。また、夏場の放置中などには、上記自然換気ダク
ト49,62,63,64,65によって、バッテリ1
0内の熱気が車外へ排出される。
【0026】また、ボディアウタ58には、前記デッキ
サイドトリム52の開口54に対向する位置の下方、す
なわち排気ダクト48の排気口56に近接する位置であ
ってその排気口56の下方に、クォーターベントダクト
66が設けられている。このクォーターベントダクト6
6は、車室連通空間60内の圧力が上昇した場合に車室
連通空間60内の空気を車外へ排出するための車外連通
口である。このように、排気ダクト48の排気口56が
クォーターベントダクト66に近接する位置に設けられ
ているので、排気ダクト48の排気口56から排気され
た空気は、図5の車両74の場合と同様に、一部は車室
へ戻り一部は車外へ排気される。
【0027】上述のように、本実施例では、排気ダクト
48から排出された空気を車内と車外へ直接的に振り分
けて排出しないことから、その排気ダクト48の排気口
56の構造を単純にすることができるので、冷却装置5
3の製造コストを低下させることができる。また、排気
口56をボディアウタ58まで延ばさないことから、排
気ダクト48が短くなる。従って、さらに製造コストを
低下させることができ、かつ、冷却空気が流通する経路
が短くなって冷却空気の圧力損失も低減するのでバッテ
リ10の冷却効率も向上する。また、ボディアウタ58
に排気ダクト48専用の連通口を設ける必要もない。ま
た、排気ダクト48が短くなることによって、排気ダク
ト48の脱着の作業性も向上する。
【0028】また、本実施例によれば、排気口56は排
気ダクト48に一つだけ設けられているので、排気ダク
ト48の形状が簡略化する。
【0029】また、本実施例によれば、送風ファン46
が前記空気流通経路においてバッテリ10よりも上流側
に配置されている。すなわち、バッテリ10よりも下流
側の空気流通経路を構成する部材である排気ダクト48
に、送風ファン46およびその送風ファン46を排気ダ
クト48に接続するための接続ダクト部を設ける必要が
ないことから、排気ダクト48の長さを短縮化できる。
また、排気ダクト48が短くなることにより、排気ダク
ト48内において気体が滞留する場所が少なくなる利点
もある。
【0030】また、本実施例では、排気ダクト48の排
気口56が車室連通空間60内に設けられることによ
り、排気口56から排気されたバッテリ10冷却後の空
気は、クォーターベントダクト66を通って車外へ排気
される分を除き、車室へ戻る。そのため、車室よりも温
度の高い空気が車室へ戻ることになるが、車室連通空間
60は多くの隙間を介して車室と連通しているので、バ
ッテリ10冷却後の空気はそれら多くの隙間に分散させ
られて比較的弱い風量で車室へ吹き出す。従って、温度
の高い空気が乗員に直接当たることはなく、また、その
温度の高い空気が車室へ戻る際の騒音も少ない。ちなみ
に、排気口56を車室に直接設ける場合には、温度の高
い空気が乗員に直接当たってしまうこと、および排気口
56から発生する騒音が大きいという問題があるのであ
る。
【0031】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0032】たとえば、前述の実施例では、排気ダクト
48の排気口56は、車室連通空間60内においてクォ
ーターベントダクト66に近接するように配設されてい
たが、排気口56は車室連通空間60内であればクォー
ターベントダクト66に近接していなくてもよい。
【0033】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリを備えた車両の概略構成を示す斜視図
である。
【図2】座席下カバーパネルおよびバッテリのアッパー
ケースを取り外した状態における図1の車両後部の平面
図である。
【図3】図2のA−A視断面図であって、送風ファンに
より導入された空気の流れを説明するための図である。
【図4】図2の排気ダクトの配置を示す斜視図である。
【図5】従来の冷却装置およびバッテリが車両に搭載さ
れた状態を示す図である。
【符号の説明】
10:バッテリ(電池) 32:電池モジュール 48:排気ダクト 52:デッキサイドトリム(トリム) 58:ボディアウタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された電池を車室内の空気を
    用いて冷却する電池冷却装置であって、 前記電池を冷却した後の空気を排気する排気ダクトの排
    気口をトリムとボディアウタとの間に設け、冷却後の空
    気を前記トリムと前記ボディアウタとの間の空間に排出
    することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記排気口は前記排気ダクトに一つだけ
    設けられたものであることを特徴とする請求項1記載の
    車両用電池冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記電池を冷却するための空気が流通す
    る空気流通路において、空気を強制的に流通させるため
    のファンが該電池よりも上流側に配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の車両用電池冷却装置。
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