JP5378021B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
1回のゲームにおいて前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄に基づくゲーム毎の停止図柄を判定する停止図柄判定手段と、
前記停止図柄判定手段により判定されたゲーム毎の停止図柄に応じて入賞を判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により何れかの役の入賞が判定されたときに、入賞役に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、を備え、
前記複数種類の役として、少なくとも、連続する2ゲーム以上の所定数に渡る一連のゲームにおける前記ゲーム毎の停止図柄の組合せが入賞図柄として設定され、遊技者に付与される利益及び入賞図柄が異なる第1特別役及び第2特別役を含み、
前記入賞判定手段は、特別役の内部当選フラグが成立したゲーム以降の前記所定数に渡る一連のゲームにおける前記ゲーム毎の停止図柄の組合せが当該特別役の入賞図柄であるか否か判定するように構成されており、
前記第1特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄と、前記第2特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄とが共通していることを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
また、1回のゲームにおいて前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄に基づくゲーム毎の停止図柄とは、前記各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せであっても良く、いずれかの図柄表示領域に停止表示された1図柄であっても良く、いずれか2つ以上の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せであっても良い。
前記第1特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄と、前記第2特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄とが共通している。
この場合には、1ゲーム目で共通の停止図柄が出た時点では、入賞可能性がある特別役の種類を特定することができないようになる。それ故、遊技者の期待感・緊張感を一層煽ることができる。
この場合には、最も有利度合いの高い前記第1特別役に対する期待感を2ゲーム以上の長い期間に渡って煽り続けることができるようになる。前記第1特別役と前記第2特別役との有利度合いの差が大きいほど、前記第1特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄が停止表示された時点での遊技者の緊張感や期待感を効果的に煽ることができる。
(実施例1)
本例は、連続する2ゲーム(所定数のゲーム)に渡るゲーム毎の停止図柄の組合せに基づく入賞図柄が設定されたスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図17を用いて説明する。
払出数表示部551は、入賞時のメダル払出数を表示する表示部である。
クレジット表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル数を表示する表示部である。
本例のスロットマシン1では、図3に示すごとく、ボーナス役(BIG1、BIG2、REG)、15枚役や10枚役等の小役、及び2種類のリプレイ役が設定されている。図3では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。スロットマシン1では、内部抽選手段41により内部当選した役が内部当選役になる。特に、本例のスロットマシン1では、連続する2ゲームに渡るゲーム毎の停止図柄の組合せである6図柄の組合せに応じて入賞が判定される2ゲーム役(特別役)としてBIG2(第1特別役)と15枚役(第2特別役)とが設定されている。
RT状態は、ボーナス状態の終了後に発生し、図7に示す10枚役B〜Dの取りこぼし図柄が停止表示されたとき、あるいはボーナス役が内部当選したときに終了する。RT状態は、リプレイ役の内部当選確率が通常状態の1/7.3に対して1/1.3と高く設定された有利な遊技状態である。このRT状態では、後述する報知手段72による報知演出が実行される遊技状態であるAT(アシストタイム)が併せて発生する場合がある。なお、10枚役B〜Dの取りこぼし図柄は、10枚役B〜Dが内部当選したゲームで入賞が発生しなかった場合に停止表示される図柄であり、図柄「R」が2箇所のリールで停止表示されたハズレ図柄である。
BIGボーナス状態は、BIG1及びBIG2の入賞に応じて発生する最も有利な遊技状態である。終了条件としては、メダルの払出数が365枚を超えたことが設定されている。
(REGボーナス状態)
REGボーナス状態は、REGの入賞に応じて発生する有利な遊技状態である。終了条件としては、メダルの払出数が120枚を超えたことが設定されている。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の内部当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
図示しないAT抽選テーブルは、10枚役の同時当選ゲームにおける報知回数を抽選により決定するための抽選テーブルである。AT抽選テーブルでは、0〜128回までの各報知回数に対応する当選乱数が規定されている。
ボーナス状態用の内部当選役抽選テーブルでは、0〜65535の乱数の大部分が小役の当選乱数となっている。それ故、この内部当選役抽選テーブルが適用されるボーナス状態では、小役が高い頻度で入賞し得る。
図11の停止図柄表示画面710は、2ゲーム役であるBIG2又は15枚役が内部当選した際、1ゲーム目の停止図柄の停止表示に応じて表示される画面である。停止図柄表示画面710は、期待度の高い状態である旨を表す状態報知欄711と、2ゲームに渡る停止図柄の組合せを表示する停止図柄表示欄712を備えている。同図中の停止図柄表示画面710は、1ゲーム目の終了時の画面であるため、停止図柄表示欄712のうち2ゲーム目の停止図柄に対応する3図柄分に「はてなマーク」が表示されている。
図13に示すRT中画面720は、AT発生中のRT状態下における10枚役の同時当選時の報知演出による表示画面である。すなわち、RT中画面720は、RT状態下で10枚役が同時当選したときのATカウンタ341の残報知回数が1回以上である場合に前記報知手段72が実行する報知演出による表示画面である。
なお、本例では、BIGボーナス状態の契機役であるBIG2と、小役である15枚役と、を特別役として設定したが、特別役としては他のどのような役であっても良い。例えば、CTボーナス役、シングルボーナス役等を特別役としても良い。
さらに、本例では、1ゲーム当たり3つずつの図柄により特別役の入賞図柄を構成したが、これに代えて、1ゲーム当たり1つ又は2つの図柄により特別役の入賞図柄を構成することもできる。例えば、特別役の入賞図柄を判定する対象となる各ゲームについて、中リール21Cの中段に停止表示された図柄の組合せを特別役の入賞図柄として設定することもできる。
また、本例は、RT状態への移行時にAT抽選を実行した例である。AT抽選の実行タイミングとしてはRT状態への移行時に限定されない。例えば、ボーナス状態の開始時や、ボーナス状態の発生中にAT抽選を実行しても良い。
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 図柄変動表示手段
21 リール
20 図柄
3 制御部
35 乱数抽出部
41 内部抽選手段
42 フラグ制御手段
43 表示制御手段
441 停止図柄判定手段
442 入賞判定手段
45 利益付与手段
46 AT抽選手段
53 液晶表示部
61 停止操作手段(ストップボタン)
62 ゲーム開始操作手段(スタートレバー)
71 停止図柄表示手段
710 停止図柄表示画面
72 報知手段
720 RT中画面
Claims (2)
- 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
1回のゲームにおいて前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄に基づくゲーム毎の停止図柄を判定する停止図柄判定手段と、
前記停止図柄判定手段により判定されたゲーム毎の停止図柄に応じて入賞を判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により何れかの役の入賞が判定されたときに、入賞役に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、を備え、
前記複数種類の役として、少なくとも、連続する2ゲーム以上の所定数に渡る一連のゲームにおける前記ゲーム毎の停止図柄の組合せが入賞図柄として設定され、遊技者に付与される利益及び入賞図柄が異なる第1特別役及び第2特別役を含み、
前記入賞判定手段は、特別役の内部当選フラグが成立したゲーム以降の前記所定数に渡る一連のゲームにおける前記ゲーム毎の停止図柄の組合せが当該特別役の入賞図柄であるか否か判定するように構成されており、
前記第1特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄と、前記第2特別役の入賞図柄のうちの1ゲーム目の停止図柄とが共通していることを特徴とするスロットマシン。 - 前記第1特別役は、入賞に応じた遊技者側の有利度合いが最も高い役であり、前記第2特別役は、小役であることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4180267B2 (ja) * | 2001-11-14 | 2008-11-12 | アルゼ株式会社 | 遊技機 |
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2009
- 2009-03-19 JP JP2009069139A patent/JP5378021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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