JP5373207B2 - 垂直壁と高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる骨材コンテナ、旋盤組立体と水供給装置 - Google Patents

垂直壁と高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる骨材コンテナ、旋盤組立体と水供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、垂直壁と高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる骨材コンテナ、旋盤組立体及び水供給装置に関し、より詳しくは、切土または盛土により発生する高傾斜面または多様な形態の垂直壁を緑化できるようにする垂直壁と高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる骨材コンテナ、旋盤組立体、及び水供給装置に関する。
道路や河川辺等、切土または盛土されて発生する斜面は土砂の流失と崩壊による安全事故を防止し、景観を改善するために一般的に斜面の安定化と共に緑化を実施するようになる。
そして、最近には多様な形態の垂直壁にも緑化を行って親環境的に垂直壁を作るための努力がなされている。このような垂直壁の例には、切土または盛土により発生する斜面を地面に対して垂直に作った垂直壁、大型建物の壁面などがある。
斜面を緑化するための工法として多様なものが提示されている。例えば、大韓民国登録特許第10−0419883号の斜面緑化補強土工法があるが、これは切土や盛土地の斜面を緑化するに当たって、型枠組を使用して盛土層を形成し、盛土層の形成後に型枠組を前方に移動させて植生土層を型枠組と盛土層の先端との間に形成するようになる。
しかしながら、このような方式は、上記植生土層の表面が地表面を基準に上方のみに向かうようになっているので、植生土層に育つ植物が地表面に対して上方に育つようになる。したがって、人々が地表面から斜面を見る時、斜面で育つ植物だけでなく、上記型枠組の一面もたくさん見えるようになって、緑化の程度が相当に落ちる問題点がある。
そして、上記従来の方式の場合、植生土層が地表面に対して上方に向かうように見えるようになるので、鋭角の傾斜を有する傾斜面のみに採用することができ、直壁となる部分には緑化工法を採択できないという問題点がある。
また、従来技術では、傾斜面に育つ植物に水を持続的に供給できる構造がなくて、自然的な降水のみに依存するので、緑化後に植物の生存率が落ちる問題点もある。
一方、切土部や盛土部等に多数の補強土層を積層して垂直壁や傾斜壁を形成するに当たって、土砂のみで補強土層を形成するようになれば、水抜けがよくない。特に、補強土層の先端で土砂が雨水等により流失すれば、垂直壁や傾斜壁が容易に壊される問題点がある。
そして、それぞれの補強土層の先端部分の固めは人力固め区間であって、大型固め装備が接近してはならず、人力を用いる小型固め装備を使用しなければならないので、所定の固め度を確保するためには骨材使用が必須である。
したがって、本出願人は切土部や盛土部に垂直壁や傾斜壁を形成するに当たって、その先端に水がよく通過する透水部を形成する工法を開発した。透水部を所定幅だけ補強土層の先端に形成するに当たっては、土砂のある土砂部と骨材のある透水部がより確実に区分されるようにすることが好ましい。
しかしながら、骨材の場合、土砂に比べて相対的に相互間の粘着力がないので、土砂部との区分が正しくなされなくて、透水部を形成することが非常に困難であり、したがって、土砂部に骨材が多く混ざるようになって、実際の骨材設計物量より骨材が多く使われなければならないという問題点がある。
したがって、本発明の目的は、植物が高傾斜面または垂直壁の前方に向けて育つことができるようにして、高傾斜面または垂直壁の表面積のほとんど大部分を緑化できる緑化工法を提供することにある。
本発明の他の目的は、自然降水を集めて相対的に長い時間の間、植物に水を供給できる緑化工法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、高傾斜面または垂直壁の前方に植物が育つことができるように、高傾斜面または垂直壁に設けられる旋盤組立体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、自然降水を集めて相対的に長い時間の間、植物に水を供給できる水供給装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、切土部や盛土部に垂直壁や傾斜壁を形成するに当たって、補強土層の先端に透水部を土砂部と確実に区分されるように形成することにある。
上記のような目的を達成するための本発明の特徴によれば、本発明は、補強土層に固定される固定レグと、上記固定レグの先端から重力方向に延びて垂直壁や傾斜面に密着される荷重支え部と、上記荷重支え部の先端から延びて支持板を支持する支持レグを含む少なくとも一対の支持具と、上記支持具の支持レグの上に支持され、植生土が安着する支持板を含んで構成され、上記支持板の両端には干渉回避部が切欠形成され、上記支持具の間を連結する方向に対して直交する方向にシワが形成される。
本発明の他の特徴によれば、本発明は形成される補強土層の先端に該当する位置に旋盤組立体の支持具が固定された状態で上記支持具に形成された棒設置部の棒通孔を貫通した支持棒に垂直板を支持されるように設置する垂直板固定ステップと、上記垂直板が設置された部分が補強土層の先端になるように補強土層を形成する補強土層形成ステップと、上記補強土層の形成後に上記支持具の支持レグに支持板を安着する支持板安着ステップと、上記支持板の上に植物が育つことができる植生土を詰める植生土詰めステップを含んで構成される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は補強土層を多数の層に作って補強土層の先端に形成された垂直壁または高傾斜面に支持具と支持板とから構成された旋盤組立体を設置して上記支持板に植生土を詰めて垂直壁または高傾斜面を緑化するに当たって、上記植生土の内部に垂直方向に所定の間隔を置いて設置されて水供給部から水の伝達を受ける一対の垂直供給管と、上記両側の垂直供給管に備えられた分枝管の傾斜部に各々両端が連結されて上記垂直供給管を通じて水の供給を受けて、水平方向に設けられる水平供給管と、上記水平供給管より重力方向の下部にあるように上記水平供給管に多数個が設置されて点滴孔を通じて上記植生土に水を供給する給水管と、上記給水管に伝えられる水の圧力を所定値以下にしてくれる減圧バルブを含んで構成される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は補強土層に挿入される固定ピンを備えて補強土層に固定される固定レグと、上記固定レグの先端から重力方向に延びて垂直壁や傾斜面に密着する荷重支え部と、上記荷重支え部の先端から延びて支持板を支持する支持レグを含む少なくとも一対の支持具と、上記支持具の支持レグの上に支持され、植生土が安着する支持板を含んで構成され、上記固定ピンは上記固定レグから互いに遠ざかる方向に延びるピン連結部の先端にピン連結部の延長方向に直交する方向に延びて補強土層に挿入される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は形成される補強土層の先端に該当する位置に旋盤組立体の支持具と支持棒固定具を設置して支持棒を設置する支持棒設置ステップと、上記支持棒と支持棒固定具を使用して第1垂直板を設置する第1垂直板固定ステップと、上記第1垂直板を固定した状態で補強材を敷いて補強材の先端が上記第1垂直板に架けられるようにする補強材設置ステップと、上記第1垂直板と連結されるように第2垂直板を設置する第2垂直板設置ステップと、上記第1垂直板と第2垂直板との間には透水部が形成され、第2垂直板は補強土層の先端になるように補強土層を形成する補強土層形成ステップと、上記補強土層の形成後に上記支持具の支持レグに支持板を安着する支持板安着ステップと、上記支持板の上に植物が育つことができる植生土を詰める植生土詰めステップとを含んで構成される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は前後幅に比べて左右長さが長く形成され、長手方向に延びた突出部と凹入部が前後幅方向に交互に形成されて構成される支持板胴体と、上記支持板胴体の一側端部に上記支持板胴体の厚さ位の高さ差が形成されるように作られて隣接する支持板胴体が重なるようにする重畳段差部と、相対的に下部に配置される他の支持板胴体の先端に一端が固定されたジオグリッドやメッシュ網の他端が固定されるように上記支持板胴体の下面に形成される掛止リブを含んで構成される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は内部に骨材空間が上下に開放されるように形成された胴体と、上記胴体の上端両側に対向するように少なくとも2対以上が備えられる連結掛止具と、上記胴体の骨材空間の下部に着脱可能に設置されて上記骨材空間の下部を遮蔽し、上記胴体板での分離のためのワイヤーやロープが掛止される掛止環が備えられる底板とを含んで構成される。
本発明の更に他の特徴によれば、本発明は骨格を形成する胴体の内部には骨材空間が上下に開放されるように形成され、上記胴体の下部には上記骨材空間の下部を遮蔽する底板が分離可能に設けられる骨材コンテナを使用して補強土層を構成する透水部を形成する方法であって、底に補強材を敷いて先端に前面成形枠組を設置するステップと、上記前面成形枠組に隣接するように内部に骨材が詰められた骨材コンテナを位置させるステップと、上記骨材コンテナの胴体から底板を分離するステップと、上記補強材の上に上記胴体が位置した部分を除外した位置に土砂を詰めるステップと、上記胴体を前面成形枠組と土砂との間で分離するステップと、上記土砂の一部を含む上記骨材を上記補強材で覆うステップと、上記土砂と骨材を固めるステップと、を含んで構成される。
このような構成を有する本発明による垂直壁と高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる骨材コンテナ、旋盤組立体、及び水供給装置によれば、次のような効果が得られる。
本発明によれば、高傾斜面または垂直壁をほぼ100%に近く緑化できるので、高傾斜面または垂直壁の外観を秀麗にすることができ、周囲の環境に調和できるように高傾斜面または垂直壁を緑化できるようになる。
本発明では、自然降水を使用して緑化のための植生土に水を供給することができる水供給装置を使用するので、緑化のための植物が効率的に水の供給を受けるようになって、より健康に生存できるようになるので、緑化状態をより良く維持できるようになる効果がある。
即ち、本発明では、支持板は骨格を形成する支持板胴体が前後幅に比べて左右長さが長く形成されるが、凹入部と凹凸部が左右に長く形成される凹凸構造を置いて強度を補強したので、植生土の荷重が十分に支持できるようになる効果がある。
そして、本発明の支持板には一端部に重畳段差部を形成したので、隣接するもの同士が一側の重畳段差部で重なるようにすれば、多数個を左右に連続して連結されるようにする時、端部が重なっても全体的に高さが一定になって植生土の支持状態がそのまま維持される効果がある。
また、本発明の支持板には先端締結スロットと下端締結スロットを各々置いて上下に所定間隔を置いて設けられる支持板の間にメッシュ網やジオグリッドを設置することができるようにしたので、植生土が流れることをより確実に防止できるようになる効果がある。
また、本発明の支持板には多数個の灌水通孔を穿孔したので、植生土に水を持続的に供給する垂直供給管が上下方向に所定間隔を置いて設置された支持板の植生土に水を供給できるようにする効果がある。
そして、本発明の支持板の支持板胴体には突出部と凹入部が形成されて植生土の下部が上記凹入部の内に入っているようになって、全体植生土が容易に流動しないようになる効果もある。
本発明による骨材コンテナでは、その内部に骨材を詰めた状態で移動できるので、骨材を施工現場までより容易に運搬することができ、運搬された骨材は移し込めることなく、直接垂直壁形成のための現場に供給できるので、透水部形成作業がより容易に遂行できる。
本発明の骨材コンテナは底板が分離可能に構成されているので、透水部形成のための位置に置かれた状態で底板を除去し、コンテナ胴体を持ち上げるようになれば、骨材が透水部形成のための位置にそのまま置かれるようになって、透水部形成がより容易に、かつ正確になされるようになる効果がある。
本発明による斜面緑化工法の好ましい実施形態で施工された盛土層の直壁を示す断面図である。 本発明の実施形態の旋盤組立体を構成する支持具を示す側面図及び平面図である。 本発明の実施形態の旋盤組立体を構成する支持板を示す側面図及び平面図である。 本発明の実施形態を構成するフレームの斜視図である。 本発明の実施形態の水供給部の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態の水供給装置の構成を示す概略構成図である。 本発明の実施形態の緑化工法が施行される補強土層を形成する過程を示す作業状態図である。 本発明の旋盤組立体の他の実施形態を構成する支持具を示す斜視図である。 図7に図示された支持具を使用して補強土層を形成するために使用する支持棒固定具の構成を示す斜視図である。 図7及び図8に図示された支持具及び支持棒固定具を使用して第1及び第2垂直板を固定することを示す概略斜視図である。 図7の支持具を使用して補強土層を形成することを順次に示す作業状態図である。 本発明の実施形態の支持板の構成を示す斜視図である。 図11の支持板の構成を示す平面図である。 図11の支持板の構成を示す底面図である。 図11の支持板の構成を示す側面図である。 図11の支持板の構成を示す正面図である。 本発明による骨材コンテナの好ましい実施形態の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態の骨材コンテナの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態の骨材コンテナの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態の骨材コンテナを使用して透水部を形成することを示す作業状態図である。
以下、本発明による垂直壁及び高傾斜面緑化工法、及びこれに使われる旋盤組立体及び水供給装置の好ましい実施形態を添付の図面を参考して詳細に説明する。
図面に図示したように、一般的に地表面1に雑石基礎1’を形成し、その上に補強土層3を一定厚さずつ順次に形成して補強土層3の先端が垂直壁7または傾斜面になるようにする。参考に、上記雑石基礎1’の部分は上記補強土層3の先端に該当する位置に形成される。上記雑石基礎1’の部分と対応するそれぞれの補強土層3の先端には透水部3’が形成される。上記透水部3’は上記雑石基礎1’のような材料、即ち砂利などで形成して水抜けが円滑になるようにする。
そして、上記補強土層3は必ず上記地表面1と等しい高さで始めなければならないものではなく、図1に示すように、地表面1より下から補強土層3が始まるようにすることもできる。この場合、上記雑石基礎1’は上記地表面1より低い位置にあるようになる。上記雑石基礎1’には雑石基礎1’に伝えられた水を排水するための横排水有孔管1”が設置される。
図1では盛土部に垂直壁7が形成されたものが図示されている。上記垂直壁7を形成するに当たって、一定厚さの補強土層3の間には補強材5が使われる。上記補強材5には、緑化部と補強土層3との一体化のために植物の根が植生土40と補強土層3とを結束する効果があり、施工中に土砂流失を防止できる耐生物学的・耐化学的性質を有する稠密な格子形状を有する繊維質のものが使用できる。
上記補強材5を使用する理由は、上記それぞれの補強土層3がより固く形成できるようにするためである。特に、上記補強土層3の先端より上記補強材5をさらに突出しているようにし、1つの補強土層3が完成されれば、完成された補強土層3の先端を補強材5が覆いかぶせるように上記補強材5の先端を完成された補強土層3の先端上面に安着させる。このような方式により盛土部に垂直壁7を形成することができる。
参考に、補強土層3を形成するに当たって、垂直壁7の代りに所定の傾斜を有する傾斜面で形成することもできるが、この場合には上端に形成される補強土層3へ行くほど補強土層3の先端をその下部の補強土層3に比べて少しずつ後退されるように形成すればよい。
上記補強土層3を形成する過程において、補強土層3の先端が確実に形成されるように旋盤組立体10を使用する。ここで、上記旋盤組立体10の構成を図2及び図3を参考して説明する。上記旋盤組立体10は、補強土層3がよく形成されるようにする役割をすると共に、緑化のための植生土40が垂直壁7または傾斜面に位置するように支持する役割をする。
上記旋盤組立体10は、大別して垂直壁7に固定される支持具12と上記支持具12に結合されて植生土40を支持する支持板20とから構成される。
上記支持具12はバー形状に所定長さを有する固定レグ14が備えられる。上記固定レグ14には貫通孔15が所定の間隔を置いて形成される。本実施形態では、上記貫通孔15が2つ上記固定レグ14の長手方向に所定間隔を置いて形成されている。上記貫通孔15を貫通して締結具(図面符号与えない)が補強土層3に打込まれる。
上記固定レグ14の先端に荷重支え部16が備えられる。上記荷重支え部16は、垂直壁7の場合は上記固定レグ14に対して直交するように形成され、傾斜面の場合は傾斜面の傾斜と対応する傾斜を有するように形成される。上記荷重支え部16は、上記垂直壁7に密着して以下に説明される支持板20に加えられる荷重を補強土層3の先端に支持する役割をする。
上記荷重支え部16の先端には支持レグ18が形成される。上記支持レグ18は上記荷重支え部16から所定長さ延びて形成されるものであって、先端へ行くほど高まるように傾斜して形成される。上記支持レグ18には上記支持板20が安着して支持される。上記支持レグ18の傾斜角度は略20度内外となる。上記支持レグ18の先端と中間下部には各々固定突起18’が突出するように形成される。上記固定突起18’は植生土40が上記支持板20から外側に落ちることを防止する役割をするジオグリッドやメッシュ網46(図1参考)を固定する役割をする。上記支持レグ18の先端と中間下部の固定突起18’は若干の距離差を置いて形成され、その延長方向は上記支持レグ18の延長方向と同じである。
また、上記固定レグ14の先端には棒設置部19が備えられる。上記棒設置部19には棒通孔19’が貫通して形成されるが、上記棒通孔19’は上記荷重支え部16の延長方向に貫通される。上記棒通孔19’には補強土層3の形成のための垂直板44を支持する支持棒42が挿入して設けられる。上記支持棒42は上記棒通孔19’を貫通して上記支持レグ18の上に先端が支持される。
本実施形態の支持具12は最小限2つが一対をなして支持板20を支持するようになるが、上記バー形状の固定レグ14の代りに板状の部材を使用して2つの支持具12が一体に連結されるようにすることができる。または、2つの支持具12の固定レグ14を1つの板状の部材を使用して互いに連結することもできる。
上記支持板20は矩形板状に作られるものであって、上記支持具12により両端が支持された時、強度が維持できるようにするために、上記支持具12の間を連結する方向に対して直交する方向にシワが形成される。このシワをシワ部22ということにする。上記支持板20の両端中央に沿っては干渉回避部24が形成される。上記干渉回避部24は以下に説明される垂直供給管30との干渉を避けるための部分である。上記支持板20には多数個の通水孔26が形成される。上記通水孔26は支持板20の上に安着した植生土40に供給された水が支持板20の下部にある更に他の植生土40に供給されるようにするものである。本実施形態では、上記通水孔26が所定間隔を置いて多数個が一列に穿孔されている。しかしながら、必ず一列に穿孔される必要はない。
本発明において、上記支持板20の上には植生土40が位置する。即ち、上記支持板20の間の空間には植生土40が位置する。上記植生土40には水が供給されなければならないが、このための構成を説明する。
上記補強土層3の最上端には水供給部27が備えられる。上記水供給部27は補強土層3の上面に降りた降水が集まる部分である。上記水供給部27は降水が集まって流れることができるチャンネル形状となる。上記水供給部27から水が排出される部分が出口27eである。
上記出口27eを通じて水のみ流れることができるようにするために、上記水供給部27には、図4に示すように、フレーム28の内部に供給透水部29が形成されている。上記フレーム28は、図4の(a)に示すように、第1及び第2側板28’、28”が連結バー28cにより連結されて構成される。上記第1及び第2側板28’、28”は、各々台形の板状であるが、必ずそれに限定されるものではなく、三角形の板状も可能である。最も好ましくは、第1及び第2側板28’、28”の中間部から両端部に向かって低くなる傾斜が形成されればよい。
上記第1及び第2側板28’、28”のうち、上記水供給部27の一側壁面に密着する第1側板28’は水供給部27の中央に位置する第2側板28”より長さが長く形成されるものが良い。特に、上記連結バー28cを中心に第1側板28’の両端が上記第2側板28”の両端より各々さらに突出するようにするものである。これは、上記第1及び第2側板28’、28”の間に形成される供給透水部29が水供給部27の一側壁面から中央部へ行くほど水の流れ方向に傾斜するように形成されて供給透水部29に異質物が堆積されず、容易に流れることができるようにするためである。
上記供給透水部29は透水アスファルトコンクリートなどを使用して作られることができる。図面符号28eは連通孔により出口27eと連通されて供給透水部29を通過した水が以下に説明される垂直供給管30に伝えられるようにする部分である。
上記植生土40の内部を通過して、図4に示すように、垂直供給管30が上記垂直壁7の上部から下部に長く延びる。上記垂直供給管30は上記支持板20の干渉回避部24を通過するようになる。上記垂直供給管30は上記垂直壁7に沿って多数個が備えられるが、垂直方向に長く2つが一対になるように設けられる。上記一対の垂直供給管30の中間中間には分枝管32が設けられる。上記分枝管32は垂直部33と傾斜部33’とから構成されて上記垂直部33は垂直供給管30の間を連結するようになり、上記傾斜部33’は上記垂直供給管30と以下に説明される水平供給管36とを連結して水が水平供給管36に伝えられるようにする。
上記垂直部33の内部には案内板34が備えられて上記傾斜部33’の内部に水を案内する役割をする。上記傾斜部33’は上記垂直部33に対して傾斜するように延びて、先端は水平供給管36と連結できるように水平に延びる。
水平供給管36は上記分枝管32の傾斜部33’により両端が上記一対の垂直供給管30に各々連結される。したがって、上記水平供給管36は両端の垂直供給管30から水の供給を受けるようになる。上記水平供給管36は上記それぞれの支持板20の上面近くに位置するように多数個が上記垂直供給管30を連結するように設けられる。上記水平供給管36を上記垂直供給管30と連結させる部分である上記分枝管32の傾斜部33’は重力方向下部に向けて傾斜するようになっているので、上記水平供給管36に供給された水は垂直供給管30に逆流することができない。
上記水平供給管36と給水管38との間は連結管37により連結され、上記連結管37には減圧バルブ37’が設けられる。上記減圧バルブ37’は上記給水管38に伝えられる水の圧力が一定以上に大きくならないようにする。
上記水平供給管36には多数個の給水管38が備えられる。上記給水管38は上記水平供給管36を通じて水の供給を受けるものであって、上記水平供給管36とは連結管37を通じて連結されて水の供給を受ける。上記1つの水平供給管36に連結されて設けられる給水管38の長さは上記水平供給管36の長さより短くなる。このように、上記給水管38の長さを短くすることは給水管38の内部で重力方向への高さ差が大きく発生しないようにするためである。上記給水管38は上記水平供給管36より重力方向に低い位置にあらなければならない。
上記給水管38には多数個の点滴孔38’が形成されている。上記点滴孔38’を通じて給水管38の内部の水が上記植生土40にゆっくり供給される。上記点滴孔38’は、上記給水管38から重力方向に最も低い位置に形成される。上記給水管38の内部には詰め材38”が詰められている。上記詰め材38”は、上記給水管38の内部で水を含んでいてからゆっくり排出できるようにするものであって、特に上記点滴孔38’を通じて水が急激に排出されないようにするものである。参考に、上記詰め材38”は上記水平供給管36と垂直供給管32の全てに詰められていることができる。参考に、上記詰め材38”に使用できるものを例に挙げれば、砂と砂利がある。
上記給水管38の両端を塞ぐためにキャップ39が設けられる。上記キャップ39により上記給水管38の両端が塞がるが、上記キャップ39にはエアー孔39’が穿孔される。上記エアー孔39’は上記給水管38の内部に入ってきたエアーが給水管38から容易に抜けるようにするものであって、相対的に上記キャップ39の重力方向の上部に穿孔される。
このように、植生土40に水を供給するための垂直供給管30、水平供給管36、及び給水管38などは、上記1つの支持板20の干渉回避部24の間の間隔を置いて一対の上記垂直供給管30が設置され、上記垂直供給管30に水平供給管36の両端が連結されて構成される。このようなセットが、図4に示すように、多数個設置されて植生土40に水を供給することができる。
上記旋盤組立体10はそれぞれの補強土層3に沿って列をなして配置されるが、1つの補強土層3毎に各々列をなして配置され、その上面に植生土40が載せられる。上記植生土40が載せられる上記支持板20は、上記補強土層3(補強材5)に対して鈍角をなすようになっているので、垂直壁7を人々が見る時、上記支持部22の先端のみ見えて、残りは植生土40のみ外部に見えるようになる。勿論、上記植生土40には植物が植栽されたり、種子がまかれて植物が育つようになるので、人々は実際に植物のみを見るようになる。
次に、図7を参考して旋盤組立体を構成する支持具の他の実施形態を説明する。
図7に図示された支持具112は、例えば鉄筋のような金属棒を2つ片を合わせて作るものであって、所定長さを有する固定レグ114が備えられる。上記固定レグ114は既に作られた補強土層3の上に安着する部分である。上記固定レグ114の後端には各々ピン連結部115’が互いに異なる方向に延びるように備えられる。上記ピン連結部115’は互いに遠ざかる方向に延びて、その端部で直交するように固定ピン115が各々形成される。上記固定ピン115は上記補強土層3に挿入されて支持具112を固定する部分である。
上記固定レグ114の先端には荷重支え部116が備えられる。上記荷重支え部116は、垂直壁7の場合は上記固定レグ114に対して直交するように形成され、傾斜面の場合は傾斜面の傾斜と対応する傾斜を有するように形成される。上記荷重支え部116は、上記垂直壁7に密着して支持板20に加えられる荷重を補強土層3の先端に支持する役割をする。
上記荷重支え部116の先端には支持レグ118が形成される。上記支持レグ118は上記荷重支え部116から所定長さ延びて形成されるものであって、先端へ行くほど高まるように傾斜して形成される。上記支持レグ118には上記支持板20が安着して支持される。上記支持レグ118の傾斜角度は略20度内外となる。上記支持レグ118と等しい傾斜で支持レグ118の半分程度の長さで連結レグ118’が形成される。上記支持レグ118と連結レグ118’は、全て上記支持板20を支持する役割をする。そして、上記連結レグ118’と上記支持レグ118の先端は植生土40が上記支持板20から外側に落ちることを防止する役割をするジオグリッドやメッシュ網46(図1参考)を固定する役割をする。上記支持レグ118と連結レグ118’は先端へ行くほど距離が遠ざかるように延長方向が設計される。これは、支持板20をより効果的に支持するためである。
本実施形態の支持具112を使用する場合には補強土層3を形成するに当たっては、図8に示すような別途の支持棒固定具150を使用しなければならない。上記支持棒固定具150やはり鉄筋のような金属棒を折り曲げ、熔接して作られることができる。
支持棒固定具150の骨格をフレーム152が形成する。上記フレーム152は略‘?’字形状に多数個の金属棒が連結されて構成される。上記フレーム152の後端には固定挿入部154が一対備えられる。上記固定挿入部154は、補強土層3の内に挿入されてフレーム152を固定する役割をする。上記フレーム152の先端には下端棒支持リング156が備えられる。上記下端棒支持リング156はリング形状に構成されたものであって、支持棒142の下端側を支持する役割をする。
上記フレーム152の先端から鉛直上方に延びて垂直バー158が備えられる。上記垂直バー158の上端には垂直バー158の延長方向と直交する方向に連結部159が延びて、上記連結部159の先端には上端棒支持リング160が備えられる。上記上端棒支持リング160は上記下端棒支持リング156と中心が同一な位置にあるようになる。
このような支持棒固定具150は、図9に示すような第1垂直板144と第2垂直板144’を支持する役割をする。上記第1垂直板144と第2垂直板144’との間に上記透水部3’が形成される。このような透水部3’を形成する場合に、透水部3’と補強土層3の他の部分の間が傾斜しないで鉛直方向に境界が形成される。
一方、図11から図15には本発明を構成する支持板の実施形態が詳細に図示されている。これによれば、上記支持具12に支持される支持板220の他の例が開示される。支持板220は垂直壁を正面から見る時、左右に多数個が一列に設置され、垂直壁の上下方向に所定の間隔を置いて上記のような列が多数個形成されるように設けられる。
上記支持板220はその骨格を形成する支持板胴体222が合成樹脂材質を射出成形して作られるものであって、平面視して、左右方向への長さが前後方向への幅に比べて長く形成される矩形状である。
上記支持板胴体222にはその上面に突出部224と凹入部226が左右方向に両側端まで各々形成される。上記突出部224と凹入部226は交互に形成される。上記突出部224は、上記支持板胴体222の上面から相対的に突出した部分であり、上記凹入部226は相対的に凹入された部分である。参考に、上記突出部224と凹入部226は支持板胴体222の下面では互いに反対形状となる。即ち、上面で突出部224の部分は下面では凹入部であり、上面で凹入部226の部分は下面で突出部である。
上記凹入部226の底面は平面からなる平面部228と狭い谷間形状の谷形状部230からなるものがある。上記谷形状部230は上記支持板胴体222の先端に該当する突出部224と、その次の突出部224により形成される。このように、谷形状部230があることによって互いに隣接した突出部224の間の距離が相対的に近づいて、その部分で上記支持板胴体222の強度が相対的に高まるようになって撓み発生が最小化できる。
上記支持板胴体222の幅方向先端と後端に沿って各々スカート部232が形成される。上記スカート部232は各々上記突出部224の上端から始めて下部に延びるものである。上記スカート部232はその仮想の延長面が上記平面部228の仮想面の延長面と直交するように形成される。上記スカート部232の高さは上記突出部224の高さと等しいように形成されることが良い。
上記スカート部232のうちの一側には先端締結スロット233が形成される。上記先端締結スロット233は以下に説明される掛止リブ238に形成された下端締結スロット239と共に上記支持板胴体222に載せられた植生土40が流れることを防止するジオグリッドやメッシュ網46を固定する役割をする。上記先端締結スロット233は多数個が所定間隔で形成されるが、このような先端締結スロット233にはねじのような部品が結合されて上記ジオグリッドやメッシュ網46を固定する。
一方、上記支持板胴体222の平面部228のうちの1つには灌水通孔234が多数個貫通して形成される。上記灌水通孔234は植生土40に水を供給するための垂直供給管30が通過する部分である。上記灌水通孔234は1つの平面部228に沿って多数個が形成されているが、必ずそのようにしなければならないものではない。
上記支持板胴体222の両端には潅水通孔用開口部236が支持板胴体222の長手方向に長く形成されて支持板胴体222の両側端部まで形成される。上記潅水通孔用開口部236は隣接する支持板220が互いに重なった時、垂直供給管30が通過できるようにする役割をする。特に、上記潅水通孔用開口部236は長く形成されて隣接する支持板220が互いに重なる時、垂直供給管30が通過できる空間を容易に確保することができる。上記潅水通孔用開口部236は略以下に説明される重畳段差部240の長さと等しい長さになるように形成されることが良い。
上記支持板胴体222の下面には掛止リブ238が形成される。上記掛止リブ238は上記支持板胴体222の長手方向に長く形成されるものであって、上記支持板胴体222の下面で一定高さだけ突出して形成される。本実施形態では、上記掛止リブ238が支持板胴体222の全体長さに亘って形成されず、2つに分かれて形成される。上記掛止リブ238は、支持板胴体222の下面全体長さに亘って形成されることもできる。上記掛止リブ238には下端締結スロット39が形成される。上記下端締結スロット239は、本実施形態では1つの掛止リブ238に2つずつ形成される。上記下端締結スロット239は、上記先端締結スロット233のようにジオグリッドやメッシュ網46が掛止される部分である。
上記掛止リブ238が形成された位置は、上記支持板胴体222の前後方向幅の中間で先端に偏る。これは、上記掛止リブ238に固定されるジオグリッドやメッシュ網46と垂直壁との間に形成される空間が相対的に大きくなるようにするためである。
上記支持板胴体222の一端部には重畳段差部240が形成されている。上記重畳段差部240は、支持板胴体222の一端部に段差が形成されたものである。上記段差は、上記支持板胴体222の厚さ位の高さ差を有するものであって、隣接する2つの支持板220が重なった時、両側の支持板220の両端が高さ差を有しないようにするためである。上記重畳段差部40があることによって、支持板220が多数個が列をなして重なって設置されても、上記重畳段差部240を除外した残りの部分で全体的に同一な高さを有するようになる。
次に、図16から図19を参考して骨材コンテナを使用して透水部3’を形成することを説明する。骨材コンテナは、胴体310が骨格を形成する。上記胴体310は、本実施形態で左右方向に長く形成された六面体形状である。上記胴体310は、図16または図17を基準に左右方向を長さとし、前後方向を幅と定義するが、上記胴体310の長さは上記前後方向の幅より遥かに長く形成され、上記前後方向の幅は形成されるべき透水部3’(図1及び図19参考)の幅と対応するように形成される。上記胴体310の高さは略1つの補強土層3(図1及び図19参考)の高さと等しくなる。上記胴体310の内部には骨材空間312が形成される。上記骨材空間312は、上記胴体310の上部と下部に各々開放されるように形成される。
上記胴体310は一定以上の強度を提供できなければならないので、鉄板を使用して作ることが良い。しかしながら、合成樹脂または他のどんな材質でも所望の強度が提供できれば関係ない。また、上記胴体310は完全に六面体形状にならなければならないものではない。例えば、胴体310の一側外面が凸に突出または凹入されることもできる。
上記胴体310の上端縁を囲む補強バー314が備えられる。上記補強バー314は上記胴体310と別個に作られて固定されたり、一体に作られることができる。上記補強バー314は、上記胴体310の上端入口を補強する役割をする。本実施形態では、上記補強バー314が上記胴体310の上端縁全体に備えられている。
上記胴体310の上端には連結掛止具316が多数個備えられる。本実施形態では、総4個の連結掛止具316が備えられている。上記連結掛止具316は、上記胴体310をクレーンなどを使用して持ち上げる時に使われる。上記連結掛止具316は、上記胴体310の長手方向の両端に沿って各々少なくとも2つが所定の間隔を置いて備えられることが好ましい。このように、連結掛止具316を胴体310の長手方向両端に沿って少なくとも2つ以上を設置することは、胴体310をクレーンや重装備などを使用して移動させる時、中心を容易に取ることができるようにするためである。上記連結掛止具316の形状は半円形状であるが、リング形状のものが使われることもできる。
一方、上記胴体310の幅方向に横切って胴体補強バー317が設けられる。即ち、上記胴体補強バー317は、両端が上記胴体310に結合されている。上記胴体補強バー317は、横断面が‘L’字の構成を有する。上記胴体補強バー317は必ず使用しなければならないものではない。例えば、上記胴体310の幅方向強度が充分であれば、使用しないこともある。しかしながら、胴体310のサイズが一定以上になって、より広い領域の透水部3’を形成できるようにするためには、胴体補強バー317が必要である。
上記胴体補強バー317が上記胴体310の上端長手方向に設けられることもできる。しかしながら、このように胴体補強バー317が設置されれば、上記骨材空間312の内部に骨材を詰めることが困難である。上記胴体補強バー317は、上記胴体310の上端の互いに対応する隅に各々設けられることもできる。このように、上記胴体補強バー317が上記胴体310の隅に設けられる場合には、上記骨材空間312の内部に骨材を詰めることが非常に容易になる。
上記胴体310において、図面を基準に正面に該当する胴体310の一面下端には干渉回避部318が形成される。上記干渉回避部318は、上記胴体310の一側を半円型に切り出して形成したものであって、以下に説明される底板330の補強バー334との干渉を避けるためのものである。上記干渉回避部318はその面積が最小になることができるように作ってくれることが良い。これは、上記干渉回避部318を通じて骨材が外部に流れ出ることを防止するためである。上記干渉回避部318の形状と面積は、上記補強バー334の横断面の形状と面積が等しいか若干大きくなる。
上記胴体310の左右方向の両端に該当する胴体310の下端両側縁にはガイドレール320が備えられる。上記ガイドレール320は、その横断面形状が‘L’字形状となる。上記ガイドレール320は以下に説明される底板330の両端を支持する役割をする。即ち、底板330の縁が上記ガイドレール320に掛かって支持される。
上記胴体310の下端縁のうち、上記干渉回避部318が形成された反対側には上記ガイドレール320の端部を連結するように支持レール322が備えられる。上記支持レール322は、底板330の一側縁を支持する役割をする。上記支持レール322及び上記ガイドレール320の一側と上記胴体310の下端との間には底板330が挿入できる隙間が形成される。上記隙間は上記底板330の厚さ程度となる。
上記胴体310の下端に開放された上記骨材空間312の下側は底板330により遮蔽される。上記底板330は上記胴体310の内部に骨材を詰めて移動する場合に、上記胴体310の下端で骨材空間312を遮蔽する役割をする。上記底板330は矩形の板状で形成される。上記底板330は、一定以上の強度を確保することができる金属板や合成樹脂材質の板からなる。
上記底板330には掛止環332が備えられる。上記掛止環332は上記底板330で上記胴体310の干渉回避部318と対応する位置に備えられる。上記掛止環332は、本実施形態ではリング形状となるが、必ずリング形状である必要はない。上記掛止環332は、上記底板330を上記胴体310から分離するか、上記底板330が上記胴体310の下面に密着しているようにすることに使われる。即ち、上記掛止環332にワイヤーやロープなどを掛けて引っ張ることにより底板330を胴体310から分離したり、胴体310の下面に密着するようにする。即ち、上記掛止環332と連結掛止具316にワイヤーやロープなどを掛けて引っ張ることにより底板330が胴体310に固く固定できる。
上記底板330の上には補強バー334が設けられる。上記補強バー334は、上記掛止環332と一体に作られることが良い。上記補強バー334は、上記底板330を補強する役割をするものである。上記補強バー334は、上記底板330の上面に位置して上記底板330が上記胴体310に設置された時、上記骨材空間312の内部にあるようになる。上記補強バー334が上記底板330の上面に設けられることは透水部3’を形成するに当たって、それぞれの補強土層3の間に位置する補強材5が損傷することを防止するためである。したがって、仮に、補強材5が使われない場合であれば、上記底板330の下面に補強バー334が位置しても関係ない。
上記補強バー334は、上記掛止環332と連結された反対側が上記底板330のほぼ縁まで延びる。即ち、上記底板330の縁のうち、上記支持レール322の上に掛止される部分まで延びて、実質的に補強バー334が上記支持レール322の上に安着するようにして骨材の荷重を効果的に支えるようにする。
以下、上記したような構成を有する本発明による垂直壁と傾斜面緑化工法の好ましい実施形態を使用して垂直壁を緑化することを詳細に説明する。
まず、図1に図示された実施形態を図6を参考して説明する。先に、雑石基礎1’を形成し、これに補強材5を使用して多数層の補強土層3を形成する。勿論、地表面1の上から始めて補強土層3を上記旋盤組立体10を使用して形成することもできる。
補強土層3の補強材5に上記支持具12の支持レグ14を固定し、上記棒設置部19の棒通孔19’を貫通して支持棒42を設置する。そして、上記支持棒42と垂直壁7が形成される間の位置に垂直板44を設置する。上記垂直板44は一面が上記支持棒42に密着し、下端部は上記固定レグ14の上に安着して設けられる。上記垂直板44は、上記支持棒42と固定レグ14により立設されるものであって、上記透水部3’の形成のために使われる。上記透水部3’の形成後には上記垂直板44は除去される。したがって、上記垂直板44を永久的に結合されるように設置するものではない。上記垂直板44は、上記支持棒42と互いに結合して固定されることもできる。勿論この場合、上記透水部3’の形成後に上記垂直板44を除去するために永久的結合でないワイヤーのようなものを使用して解除可能に臨時的結合を行うことが良い。
上記最上端の補強土層3の上に補強材5を位置させる。この際、上記補強材5の先端は、図5に示すように、上記垂直板44を覆うようになって先端が垂直板44の前方に垂れるようになる。
このような状態で上記補強土層3を形成する。上記補強土層3を形成するに当たっては、補強土層3を十分に固める過程を経るようになる。上記補強土層3の先端には透水部3’を形成するが、上記透水部3’は補強土層3の最上端から伝えられる水や、植生土40から伝えられる水が容易に下部に排出されるようにする役割をする。
上記補強土層3が形成された後、上記補強土層3の先端に更に他の旋盤組立体10を設置するために支持具12を固定する。参考に、上記旋盤組立体10は2つの補強土層3を形成する度に使用することが良い。これは、大略上記補強土層3の高さが20cm位の場合に、上下に隣接した旋盤組立体10の間の距離があまり近くなることを避けるためである。勿論、1つの補強土層3を形成する度に旋盤組立体10を使用しても関係ない。上記垂直板44はそれに対応する補強土層3の形成が終われば、旋盤組立体10から分離して新しい補強土層3を形成することに使用することができる。
このような方式によりそれぞれの補強土層3を形成し、上記支持具12に支持板20を設置した後には水供給装置を設置する。勿論、水供給装置の設置後に支持板20を設置することもできる。
即ち、上記垂直供給管30を分枝管32を使用して連結して垂直方向に設置し、上記分枝管32の傾斜部33’に水平供給管36を連結して両側の垂直供給管30の間を水平供給管36を使用して連結する。勿論、上記水平供給管36には減圧バルブ37’を通じて連結された給水管38が備えられるが、上記給水管38は上記支持板20の上面近くに隣接するようになる。
このように水供給装置の設置が終わった後には上記旋盤組立体10の支持板20の上に植生土40を詰める。上記植生土40は、図1に示すように、上記支持板20の間に詰められるものであって、上記支持板20の先端まで植生土40が詰められれば、図1に示すように、支持板20の先端部分のみ外部に見えるようになる。上記植生土40には植物が植栽されたり、種子が既に含まれているので、種子が発芽して育つようになれば緑化がなされる。
上記植生土40が上記支持板20に位置した時、上記支持レグ18に植生土40の荷重が作用してモーメントが発生するが、上記荷重支え部16が上記垂直壁7に密着して上記支持レグ18に作用する荷重を支えることができる。したがって、上記植生土40は、上記支持板20の上に、より安定的に支持されていることができるようになる。
上記植生土40が詰められた上記支持板20に、図1に示すように、ジオグリッドやメッシュ網46が上記固定突起18’に固定されて設けられる。上記ジオグリッドやメッシュ網46は、上記植生土40が上記支持板20から分離されて落ちることを防止する役割をする。
一方、施工がなされた後には上記垂直供給管30を通じて持続的に水供給がなされることができる。上記水供給部27に集まった水は上記垂直供給管30に伝えられ、上記垂直供給管30に伝えられた水は上記分枝管32の傾斜部33’を通じて一部は水平供給管36に行き、残りはより下側に行って更に他の水平供給管36にまた伝えられる方式によりそれぞれの水平供給管36に水が伝えられる。
上記水平供給管36に伝えられた水は上記減圧バルブ37’を通過しながら圧力が特定の値に調整されて上記給水管38に伝えられる。上記給水管38に伝えられた水は上記詰め材38”が含むようになり、上記点滴孔38’を通じて給水管38の外部にゆっくり排出されて上記植生土40に伝えられる。
上記植生土40に伝えられた水は上記植生土40に育つ植物に供給できるので、持続的な日照りが発生しなければ、自然降水だけでも緑化のための植物に水供給を十分にすることができる。
そして、上記水供給部27には外部からさまざまな異質物が伝えられることができるが、上記水供給部27の出口27eは上記フレーム28の内に設置された供給透水部29を通過した水のみを伝達されるようになる。上記供給透水部29は、上記水供給部27の水流れ方向の中心線に該当する部分に傾斜するように形成されているので、水の流れにより上記供給透水部29の表面にある異質物が容易に洗い流して下ることができるので、上記出口27eへの水移動が妨害を受けないようになる。
一方、図7に図示された支持具112を使用する場合、補強土層3を形成する過程を図9及び図10を参考して説明する。
補強土層3の先端に支持具112を安着させる。上記支持具112は上記補強土層3の先端に沿って多数個が一定間隔を置いて設けられる。上記支持具112において上記荷重支え部116は上記補強土層3の先端表面に密着する。そして、上記支持具112の固定ピン115は、上記補強材5を貫通して補強土層3に深々と打込まれる。
次に、図10の(a)に示すように、上記支持棒固定具150が上記補強土層3に固定される。上記支持棒固定具150は、上記フレーム152の後端の固定挿入部154を上記補強土層3に挿入して固定する。上記支持棒固定具150も多数個が上記補強土層3の先端に沿って所定の間隔を置いて設けられる。このような状態が図10の(b)に図示されている。この状態で、補強材5を補強土層3の上に敷いてあげる。この際、上記透水部3’の形成時に補強材5が損傷されることを防止するために、例えば不織布のようなものを一枚さらに重ねて当てて補強材5を二重で敷いてあげる。上記補強材5の先端は図面から見るように、第1垂直板144の上端に掛け渡している。
次に、上記支持棒固定具150の下端棒支持リング156と上端棒支持リング160とを貫通するように支持棒142が設けられる。上記支持棒142はその下端に掛けポーク142’があって、上記支持具112の支持レグ118に掛けられて支持される。上記支持棒固定具150に上記支持棒142を設置した状態で上記第1垂直板144を固定する。このような状態が図10の(c)に図示されている。この際、上記第1垂直板144は一面が上記支持棒固定具150の垂直バー158に密着し、下端部は上記支持棒固定具150のフレーム152の上に安着して設けられる。上記第1垂直板144と上記支持棒142とは互いに永久的な結合でないワイヤーのようなことを使用して解除可能に臨時的に結合することもできる。
上記第1垂直板144を設置した後には第2垂直板144’を上記第1垂直板144と連結タイ162により連結して設置する。参考に、上記第1垂直板144と第2垂直板144とが互いに連結タイ162により連結されれば、これらは自体的にも第1垂直板144と第2垂直板144とが自立して設けられることができる。上記第1垂直板144と第2垂直板144’との間の部分は透水部3’が形成される部分である。このような状態が図10の(e)に形成されている。このように、補強土層3と透水部3’が完成されれば、上記支持棒固定具150、支持棒142、第1及び第2垂直板144、144’を除去する。
次に、補強土層3と透水部3’を形成するが、2つの補強土層3を順次に形成する。上記透水部3’を含んで補強土層3の形成が終えれば、補強材5で透水部3’を覆いかぶせるようにし、先端は補強土層3の内部に埋もれるようにして固定する。このような状態が図10の(f)に図示されている。
図10の(f)の状態のように、補強土層3が完成されれば、また図10の(a)に示すように、支持具112を設置して前述した過程を繰り返して続けて補強土層3を形成するようになる。
そして、上記支持板220は垂直壁に支持具12により支持されて設けられるが、多数個の支持板220が上記重畳段差部240の部分を除いては、同一な高さを有するように左右に列をなして配置される。そして、このような列が垂直壁の上下方向に所定の間隔を置いて多数個が列をなして形成される。
上記のように左右及び上下に列をなして配置された支持板220の灌水通孔234を貫通しては垂直供給管30が設けられる。このような垂直供給管30は垂直壁の上部から水の供給を受けて植生土40に供給して植物がよく育つことができるようにする。上記垂直供給管30は、上記灌水通孔234を貫通して設けられる。上記灌水通孔234には垂直供給管30が全て設置されないこともある。即ち、灌水通孔234の一部のみに垂直供給管30が通過されるようにすることができる。
そして、上記それぞれの支持板220には植生土40が置かれる。上記植生土40は相対的に上部にある支持板220の下面と相対的に下部にある支持板220の上面との間に詰められる。
上記上部にある支持板220と下部にある支持板220との間に詰められた植生土40が周辺環境やいろいろ原因により脱落されることを防止するために、上記ジオグリッドやメッシュ網46を設置する。
即ち、相対的に上部にある支持板220の下面にある掛止リブ238の下端締結スロット239にジオグリッドやメッシュ網46の一端を固定する。次に、上記支持板220の先端に位置したスカート部232に形成された先端締結スロット233にジオグリッドやメッシュ網46の他端を固定する。このようにすれば、上記ジオグリッドやメッシュ網46により上下部に配置された支持板220の間にある植生土40が支持板胴体222から容易に脱落しなくなる。
一方、上記植生土40には植物が育つようになるが、上記植生土40に既に種子が入っているので、この種子が芽を吹き出して育って垂直壁を緑化することができる。特に、上記植生土40は上記支持板220の間に位置し、これらが垂直壁の上下方向に連続して備えられるので、垂直壁の全体に亘って植生土40が位置して垂直壁で植物が育つようにすることができる。このような構造の特性上、垂直壁に植物が育つことができるようにして、垂直壁に緑化を遂行できるようになる。
このように支持板胴体222に植生土40が載せられた時、上記支持板胴体222の全体に亘って突出部224と凹入部226が長手方向に長く形成されているので、支持板胴体222は相対的に強度が大きくなって植生土40をより固く支持できるようになる。特に、上記支持板胴体222の先端にある突出部224の間に谷形状部230が形成されるいることによって、支持板胴体222の先端の強度が相対的に大きくなる。即ち、平面部228がある場合には、先端に加えられる植生土40の荷重により曲げが発生することがあるが、谷形状部230が先端にあることによって、植生土40の荷重を支持板胴体222の先端でより固く支持できるようになる。
そして、隣接する支持板220を上記重畳段差部240で重なるようにする時、隣接する支持板胴体222が上記重畳段差部240の全体に位置するようにしなくてもよい。これは、上記潅水通孔用開口部236が長く形成されているためである。したがって、作業者は施工現場の特性に合うように隣接する支持板220が重なる程度を異にして設置することができる。
一方、図19を参考して透水部3’を形成することを説明する。図19によれば、上記補強土層3が多数個積層されて切土部や盛土部に形成されることによって補強土層3の先端が垂直壁または傾斜壁を形成するようになる。補強土層3は土を固めて作られる土砂部3”と骨材を固めて作られる透水部3’で作られる。上記透水部3”は、本発明では補強土層3の先端に該当する位置に形成される。上記補強土層3を囲むように補強材5が使われるが、上記補強材5にはメッシュが非常に目が細かい網やジオグリッドが使われる。上記補強材5はそれぞれの補強土層3を囲んで補強土層3がより固く作られるようにする。
次に、1つの補強土層3を形成することを図19を参考して説明する。まず、上記骨材コンテナはその骨材空間312の内部に骨材を詰めて移動させ、透水部3”が形成される位置に骨材が置かれるようにする。このために、上記骨材コンテナには上記底板330が上記胴体310の下端を遮蔽するように設置する。
即ち、上記底板330で上記掛止具332がある反対側縁が上記胴体310の下部に挿入されるようにする。この際、上記底板330の両端は上記胴体310の左右方向の両端下側に備えられたガイドレール320に沿って支持されながら案内される。上記底板330が上記胴体310の内部に完全に挿入されれば、その一側縁は上記胴体310の下端部縁に設置された支持レール322に支持される。
そして、上記掛止環332にワイヤーやロープを連結して引くことによって、上記底板330のうち、掛止環332がある側の縁が胴体310の下端に密着するようにする。勿論、上記底板330の強度が充分で、上記掛止環332をワイヤーなどで引いてくれなくても胴体310の下部に密着できれば、掛止環332を引いてくれなくてもよい。
このようにすることによって、上記底板330が胴体310の下部で骨材空間312の下部を遮った状態で上記骨材空間312の内部に骨材を詰めるようになる。上記骨材空間312に骨材が詰められれば、上記胴体310を所望の位置に移動する。即ち、骨材が野積場などで骨材を骨材コンテナに詰めて多数個を同時に所望の位置にトラックなどを使用して移動させる。
補強土層3を形成するための現場に骨材コンテナを移動させた後には、上記連結掛止具316にワイヤーやロープなどを固定させ、クレーンや重装備を使用して上記骨材コンテナを持ち上げて移動させればよい。
ここで、上記補強土層3が形成されることを簡略に説明する。上記補強土層3は予め補強材5を敷いた状態で、その上に土砂部3”と透水部3’を形成して作るものであって、1つの補強土層3を形成した後にはまた補強材5を敷いてその上に補強土層3を形成する。上記補強材5は、補強土層3の先端の透水部3’を囲んで補強土層3の上面の一部、即ち透水部3’の上面と土砂部3”の一部を覆うことができる程度になる。この状態で新しい補強材5を作られた補強土層3に敷いて、新しい補強土層3を形成する。この際、敷かれた補強材5の先端は図4の(a)に示すように、前面成形枠組7’を囲んで残る程度の長さになるようにする。
上記前面成形枠組7’は補強土層3の先端、即ち透水部3’の形成を助けるものであって、矩形板形状の前面板8と上記前面板8の一側縁に直交するように突出する固定レグ9で構成される。上記前面板8は透水部3’の形成中に骨材と補強材5を支持する役割をする。上記固定レグ9は前面成形枠組7’を補強土層3に固定する役割をする。
上記骨材コンテナは垂直壁を形成するに当たって、補強土層3の先端に形成されることが好ましい。それぞれの補強土層3を順次に形成するに当たって、特定の補強土層3の先端になる位置に上記骨材コンテナを位置させる。即ち、図19の(b)に示すように、上記前面成形枠組7’が設置された補強土層3の先端に骨材コンテナを位置させる。この状態で矢印A方向に掛止環332を引いて支え板330を胴体310から分離する。このようになれば、上記胴体310の骨材空間312の内部に入っていた骨材が補強土層3の補強材5の上に置かれるようになる。ここで、上記支え板330の上面に上記補強バー334があるので、補強材5が損傷されることがない。
次に、上記胴体310がある部分を除外した残りの領域に土砂を詰めるようになる。上記土砂は土砂部3”を形成するためのものである。図19の(c)には土砂部3”に土砂が詰められた状態が図示されている。
土砂部3”に土砂を詰めた状態で、上記胴体310を除去する。即ち、図19の(d)に示すように、上記胴体310の連結掛止具316にワイヤーやロープを連結して上記胴体310を矢印B方向に引いてくれればよい。このようになれば、上記胴体310の内部の骨材はそのまま残っている状態で胴体310のみ抜け出すようになる。
この状態で上記前面成形枠組7’の前方まで垂れていた補強材5を上記透水部3’と土砂部3”の先端の上面を覆ってくれるようにして固定し、上記骨材と土砂に圧力を加えて固め作業をする。上記骨材と土砂が一定以上に固められるようになれば、上記前面成形枠組7’を分離して1つの補強土層3を完成するようになる。
次に、また上記前面成形枠組7’を設置し、前述した過程を繰り返して補強土層3をまた作ってくれるようになる。この際、上記透水部3’を形成するための骨材は予め骨材コンテナに詰められて移動されてきたものを使用すればよい。
本発明の権利範囲は前述した実施形態に限定されず、請求範囲に記載されたことにより定義され、本発明の技術分野で通常の知識を有する者が請求範囲に記載された権利範囲内で多様な変形及び改作が可能であることは自明である。
例えば、上記支持板20は必ずシワ部22を具備する必要はない。上記支持板20の自体の強度が十分に支持具12により支持できる程度であれば、シワ部22を形成しなくてもよい。
そして、本発明の実施形態では水供給装置を植生土40の内部に設置して水供給部27から伝達を受けて植生土40に供給するようになっているが、必ずそのようにする必要はない。例えば、周辺環境が植生土40に水を充分に供給することができる場合であれば、水供給装置がなくてもよい。

Claims (35)

  1. 補強土層に固定される固定レグと、前記固定レグの先端から重力方向に延びて垂直壁や傾斜面に密着する荷重支え部と、前記荷重支え部の先端から延びて支持板を支持する支持レグを含む少なくとも一対の支持具と、
    前記支持具の支持レグの上に支持され、植生土が安着する支持板と、を含んで構成され、
    前記支持板の両端には干渉回避部が切欠されて形成され、前記支持具の間を連結する方向に対して直交する方向にシワが形成されることを特徴とする、旋盤組立体。
  2. 前記支持板は矩形の板状に通水孔が列をなして形成されることを特徴とする、請求項1に記載の旋盤組立体。
  3. 前記支持具の固定レグの先端には支持棒の貫通のための棒通孔が前記荷重支え部の延長方向に形成された棒設置部が備えられることを特徴とする、請求項1に記載の旋盤組立体。
  4. 前記支持レグの先端と下部中間部分には固定突起が突出して形成されることを特徴とする、請求項1乃至3のうち、いずれか1項に記載の旋盤組立体。
  5. 前記支持レグは前記荷重支え部の先端から重力反対方向に傾斜するように延びることを特徴とする、請求項4に記載の旋盤組立体。
  6. 形成される補強土層の先端に該当する位置に旋盤組立体の支持具が固定された状態で前記支持具に形成された棒設置部の棒通孔を貫通した支持棒に垂直板を支持されるように設置する垂直板固定ステップと、
    前記垂直板が設置された部分が補強土層の先端になるように補強土層を形成する補強土層形成ステップと、
    前記補強土層の形成後に前記支持具の支持レグに支持板を安着する支持板安着ステップと、
    前記支持板の上に植物が育つことができる植生土を詰める植生土詰めステップと、
    を含んで構成されることを特徴とする、垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  7. 前記支持板安着ステップの前後には前記支持板を貫通するように垂直供給管を設置し、前記支持板の上面近くに給水管が備えられた水平供給管を設置して両端が前記垂直供給管と連結されるようにする水供給装置設置ステップがさらに遂行されることを特徴とする、請求項6に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  8. 前記支持板の上に植生土を詰めた後には前記支持具の支持レグ先端と下部中間に突出した固定突起にジオグリッドやメッシュ網を固定して設置する植生土固定ステップがさらに遂行されることを特徴とする、請求項7に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  9. 前記それぞれの補強土層を形成するに当たって、最下端の補強土層の下部に形成された雑石基礎と対応するそれぞれの補強土層の先端には透水部が形成されて前記雑石基礎に水を伝達できるようにすることを特徴とする、請求項8に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  10. 補強土層を多数の層に作って補強土層の先端に形成された垂直壁または高傾斜面に支持具と支持板で構成された旋盤組立体を設置して前記支持板に植生土を詰めて垂直壁または高傾斜面を緑化するに当たって、
    前記植生土の内部に垂直方向に所定の間隔を置いて設置され、水供給部から水の伝達を受ける一対の垂直供給管と、
    前記両側の垂直供給管に備えられた分枝管の傾斜部に各々両端が連結されて前記垂直供給管を通じて水の供給を受けて、水平方向に設けられる水平供給管と、
    前記水平供給管より重力方向の下部にあるように前記水平供給管に多数個が設置されて 点滴孔を通じて前記植生土に水を供給する給水管と、
    前記給水管に伝えられる水の圧力を所定値以下に作ってくれる減圧バルブと、
    を含んで構成されることを特徴とする、垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  11. 前記分枝管は上部と下部の垂直供給管の間を連結する垂直部と前記垂直部から重力方向に傾斜するように延びて前記水平供給管と連結される傾斜部で構成され、その内部には前記傾斜部に水を案内する案内板が前記傾斜部方向に傾斜するように形成されることを特徴とする、請求項10に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  12. 前記減圧バルブは前記水平供給管と前記給水管との間を連結する連結管に設置されることを特徴とする、請求項11に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  13. 前記給水管の点滴孔は前記給水管で重力方向の最下部に長手方向に多数個が形成され、前記給水管の両端をキャップが閉鎖するが、前記キャップにはエアー孔が穿孔されることを特徴とする、請求項12に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  14. 前記給水管、垂直供給管、水平供給管の内部には詰め材が詰められて水を含んでから排出することを特徴とする、請求項13に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  15. 前記水供給部は降水が流れることができるチャンネル形状であって、その出口が形成された部分にはフレームの内部に水を通過させることができる供給透水部が形成されて前記出口に水のみ伝えられるようにすることを特徴とする、請求項10乃至14のうち、いずれか1項に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  16. 前記フレームは前記出口が形成された水供給部の内側壁面に接触する第1側板と、前記第1側板と連結バーを通じて連結され、前記水供給部の中間部に位置する第2側板で構成されるが、前記連結バーを基準に前記第1側板は前記第2側板の両端部より突出し、第1側板と第2側板はその両端部に向けて徐々に低くなるように傾斜して形成されて前記供給透水部が前記第1側板と第2側板との間に形成されるようにすることを特徴とする、請求項15に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法用水供給装置。
  17. 補強土層に挿入される固定ピンを備えて補強土層に固定される固定レグと、前記固定レグの先端から重力方向に延びて垂直壁や傾斜面に密着する荷重支え部と、前記荷重支え部の先端から延びて支持板を支持する支持レグを含む少なくとも一対の支持具と、
    前記支持具の支持レグの上に支持され、植生土が安着する支持板を含んで構成され、
    前記固定ピンは前記固定レグから互いに遠ざかる方向に延びるピン連結部の先端にピン連結部の延長方向に直交する方向に延びて補強土層に挿入されることを特徴とする、旋盤組立体。
  18. 前記支持レグは前記荷重支え部の先端から重力反対方向に傾斜するように延びて形成され、前記支持レグと等しい傾斜角度を有し、前記支持レグの長さより短い長さを有し、先端に行くほど支持レグと遠ざかるように形成される連結レグが形成されることを特徴とする、請求項17に記載の旋盤組立体。
  19. 前記支持具は2つの金属棒を折り曲げて、連結して形成されることを特徴とする、請求項18に記載の旋盤組立体。
  20. 前記支持板は矩形の板状に通水孔が列をなして形成され、前記支持板の両端には干渉回避部が切欠されて形成され、前記支持具の間を連結する方向に対して直交する方向にシワが形成されることを特徴とする、請求項17乃至19のうち、いずれか1項に記載の旋盤組立体。
  21. 形成される補強土層の先端に該当する位置に旋盤組立体の支持具と支持棒固定具を設置して支持棒を設置する支持棒設置ステップと、
    前記支持棒と支持棒固定具を使用して第1垂直板を設置する第1垂直板固定ステップと、
    前記第1垂直板を固定した状態で補強材を敷いて補強材の先端が前記第1垂直板に架けられるようにする補強材設置ステップと、
    前記第1垂直板と連結されるように第2垂直板を設置する第2垂直板設置ステップと、
    前記第1垂直板と第2垂直板との間には透水部が形成され、第2垂直板は補強土層の先端になるように補強土層を形成する補強土層形成ステップと、
    前記補強土層の形成後に前記支持具の支持レグに支持板を安着する支持板安着ステップと、
    前記支持板の上に植物が育つことができる植生土を詰める植生土詰めステップと、
    を含んで構成されることを特徴とする、垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  22. 前記支持板安着ステップの前後には前記支持板を貫通するように垂直供給管を設置し、前記支持板の上面近くに給水管が備えられた水平供給管を設置して両端が前記垂直供給管と連結されるようにする水供給装置設置ステップがさらに遂行されることを特徴とする、請求項21に記載の垂直壁と高傾斜面緑化工法。
  23. 前後幅に比べて左右長さが長く形成され、長手方向に延びた突出部と凹入部が前後幅方向に交互に形成されて構成される支持板胴体と、
    前記支持板胴体の一側端部に前記支持板胴体の厚さ位の高さ差が形成されるように作られて隣接する支持板胴体が重なるようにする重畳段差部と、
    相対的に下部に配置される他の支持板胴体の先端に一端が固定されたジオグリッドやメッシュ網の他端が固定されるように前記支持板の胴体の下面に形成される掛止リブを含んで構成されることを特徴とする、旋盤組立体用支持板。
  24. 前記凹入部の底は平面からなる平面部と谷形状からなる谷形状部があるが、前記支持板胴体の前後幅方向先端に順次にある突出部の間の凹入部は谷形状部からなることを特徴とする、請求項23に記載の旋盤組立体用支持板。
  25. 前記凹入部の平面部のうちの1つには垂直供給管が通過する灌水通孔が所定間隔を置いて多数個が形成されることを特徴とする、請求項24に記載の旋盤組立体用支持板。
  26. 前記垂直供給管が形成された平面部の両端には前記重畳段差部の長さと等しい長さを有するように潅水用筒孔開口部が長く形成されることを特徴とする、請求項25に記載の旋盤組立体用支持板。
  27. 前記支持板胴体の前後幅方向の先端と後端の突出部で各々スカート部が下へ延びて形成されるが、前記スカート部の高さは前記突出部の高さと等しくなり、前記スカート部のうち、支持板胴体の前後幅方向の先端にあるものと掛止リブには各々先端締結スロットと下端締結スロットが形成されることを特徴とする、請求項23乃至26のうち、いずれか1項に記載の旋盤組立体用支持板。
  28. 前記掛止リブは支持板胴体の下面前後方向幅の中間で前後幅方向の先端に偏って形成されることを特徴とする、請求項27に記載の旋盤組立体用支持板。
  29. 内部に骨材空間が上下に開放されるように形成された胴体と、
    前記胴体の上端両側に対向するように少なくとも2対以上が備えられる連結掛止具と、
    前記胴体の骨材空間の下部に着脱可能に設置されて前記骨材空間の下部を遮蔽し、前記胴体板での分離のためのワイヤーやロープが掛止される掛止環が備えられる底板と、
    を含んで構成されることを特徴とする、骨材コンテナ。
  30. 前記胴体は左右方向の長さが前後方向の幅より長くなった六面体形状からなり、上端を囲んで上端補強バーが備えられることを特徴とする、請求項29に記載の骨材コンテナ。
  31. 前記胴体の下部には長手方向の両端に各々ガイドレールが設置されて前記底板の両端を案内し支持し、前記胴体の一側縁に沿って前記底板の縁を支持する支持レールが設置されることを特徴とする、請求項30に記載の骨材コンテナ。
  32. 前記胴体の上端には前記骨材空間の入口を横切って胴体補強バーがさらに備えられることを特徴とする、請求項29乃至31のうち、いずれか1項に記載の骨材コンテナ。
  33. 前記胴体の下端一側縁には干渉回避部が形成され、前記底板の上面には前記干渉回避部と対応する位置に前記掛止環から一体に延びた補強バーが固定されることを特徴とする、請求項32に記載の骨材コンテナ。
  34. 骨格を形成する胴体の内部には骨材空間が上下に開放されるように形成され、前記胴体の下部には前記骨材空間の下部を遮蔽する底板が分離可能に設けられる骨材コンテナを使用して補強土層を構成する透水部を形成する方法であって、
    底に補強材を敷いて先端に前面成形枠組を設置するステップと、
    前記前面成形枠組に隣接するように内部に骨材が詰められた骨材コンテナを位置させるステップと、
    前記骨材コンテナの胴体から底板を分離するステップと、
    前記補強材の上に前記胴体が位置した部分を除外した位置に土砂を詰めるステップと、
    前記胴体を前面成形枠組と土砂との間で分離するステップと、
    前記土砂の一部を含む前記骨材を前記補強材で覆うステップと、
    前記土砂と骨材を固めるステップと、
    を含んで構成されることを特徴とする、透水部形成方法。
  35. 前記土砂と骨材を固めた後には前記前面成形枠を除去するステップをさらに遂行することを特徴とする、請求項34に記載の透水部形成方法。
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