JP6192763B1 - ジオグリッド・ハニカム擁壁 - Google Patents
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract
Description
「壁面材を積層させて擁壁を形成し、該擁壁により土壁を補強する補強土壁工法であって、前記壁面材は、複数の略帯状をなす帯部材が所定間隔毎に接合されて形成され、該帯部材同士の非接合部位が互いに離間されることで土砂を拘束する土砂拘束部を形成できるジオセルで構成され、積層される該ジオセルの間に、略格子状をなすシート部材で形成されたジオグリッドの前部側を挟み込むとともに、該ジオグリッドの後部側を盛土内に埋設して前記擁壁を形成することを特徴としている」
と記載されているが、非特許文献2の方法と実質的には同じである。
板状または網状の高分子材料からなるストリップ材をはちの巣構造にしたハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体を略水平に複数層積層され法面部のハニカム構造体端部が段々畑のように水平面と垂直面が交互に現れるステップ構造となるステップ状ハニカム構造体層が擁壁部を構成し、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側に略水平にジオグリッドが配されるジオグリッド・ハニカム擁壁であって、
当該ジオグリッドがステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有し、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側から複数層積層されたステップ状ハニカム構造体層の下を通り、当該ステップ状ハニカム構造体層の法面側側面を覆い、当該ステップ状ハニカム構造体層の上部を経て、ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に至り、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有する状態で位置し、
前記法面部側側面を覆うジオグリッドが当該ジオグリッド・ハニカム擁壁を構成するステップ状ハニカム構造体層の各段の上端部を橋渡しするように位置し、
当該法面側側面を覆うジオグリッド部分がジオグリッド・ハニカム擁壁の法面の最も外側を構成することを特徴とするジオグリッド・ハニカム擁壁(だだし、階段状ハニカム構造体層の最も外側の法面部にコンクリートを打設するものを除く)である。
ジオグリッドが、
擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の背面地山側Xにあるジオグリッド(盛土補強部)と、
当該ジオグリッド(盛土補強部)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の下にあるジオグリッド(ハニカム構造体下)と、
当該ジオグリッド(ハニカム構造体下)から連続し擁壁部法面を構成するステップ状ハニカム構造体層の側面部分を覆うようにあるジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)と、
当該ジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の上にあるジオグリッド(ハニカム構造体上)と、
当該ジオグリッド(ハニカム構造体上)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の背面地山側Xにあるジオグリッド(アンカー部)と、
から構成される一体のジオグリッドであることを特徴とする請求項1記載のジオグリッド・ハニカム擁壁である。
前記ジオグリッドが熱可塑性樹脂シートに水抜き用の孔を有する構造であって、当該孔の間隔が縦グリッド材の間隔よりも横グリッド材の間隔が広い縦長の長方形の孔を有するジオグリッドであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のジオグリッド・ハニカム擁壁である。
前記ジオグリッドの固定箇所にアンカーピンを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のハニカム擁壁である。
前記ジオグリッドが、ポリオレフィン樹脂製のジオグリッドであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のジオグリッド・ハニカム擁壁である。
板状または網状の高分子材料からなるストリップ材をはちの巣構造にしたハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体を略水平に複数層積層され法面部のハニカム構造体端部が段々畑のように水平面と垂直面が交互に現れるステップ構造となるステップ状ハニカム構造体層が擁壁部を構成し、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側に略水平にジオグリッドが配されるジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法であって、
予め整地された設置面にジオグリッドを敷設する工程と、
地山側に当該ジオグリッドの一端部をアンカーピンで固定する工程と、
当該ジオグリッド上のステップ状ハニカム構造体層の法尻となる箇所にハニカム状立体補強材を展張しながら載置する工程と、
当該ハニカム状立体補強材のセルに充填材を充填してハニカム構造体を構築する工程と、
当該ハニカム構造体の地山側の部分に当該ハニカム構造体の天頂のレベルと同じレベルまで盛土材を撒き出してハニカム構造体と同じレベルの段を構築する工程と、
当該ハニカム構造体の上に必要な層数分のハニカム構造体をステップ状に設置してステップ状ハニカム構造体層を設置する工程と、
ステップ状ハニカム構造体層の最下層より飛び出したジオグリッドを屈曲させ、法面部を上部方向に這わせ、ステップ状ハニカム構造体層の上端部でさらに地山側の方向に屈曲させる工程と、
当該ジオグリッドをステップ状ハニカム構造体層天頂部に這わせた後、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側で当該ジオグリッド他端部をアンカーピンで固定する工程、
からなる一連の工程を1ユニットとする工程を含み、
前記法面部側側面を覆うジオグリッドが当該ジオグリッド・ハニカム擁壁を構成するステップ状ハニカム構造体層の各段の上端部を橋渡しするように位置し、
当該法面側側面を覆うジオグリッド部分がジオグリッド・ハニカム擁壁の法面の最も外側を構成する、
ジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法(だだし、ステップ状ハニカム構造体層の最も外側の法面部にコンクリートを打設するものを除く)である。
請求項6記載の1ユニットの工程を複数回繰り返してジオグリッド・ハニカム擁壁を構築するジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法である。
本発明は、積層されたハニカム構造体とハニカム構造体層の背面部より設置されるジオグリッドからなるジオグリッド・ハニカム擁壁であり、法面部を形成するために積層されたハニカム構造体をジオグリッドで抱き込むように巻き込んだ構成をしたジオグリッド・ハニカム擁壁であることを発明の要旨としているが、このような事例はこれまで知られていない。
板状または網状の高分子材料からなるストリップ材をはちの巣構造にしたハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体を略水平に複数層積層され法面部のハニカム構造体端部が段々畑のように水平面と垂直面が交互に現れるステップ構造となるステップ状ハニカム構造体層が擁壁部を構成し、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側に略水平にジオグリッドが配されるジオグリッド・ハニカム擁壁であって、
当該ジオグリッドがステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有し、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側から複数層積層されたステップ状ハニカム構造体層の下を通り、当該ステップ状ハニカム構造体層の法面側側面を覆い、当該ステップ状ハニカム構造体層の上部を経て、ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に至り、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有する状態で位置し、
前記法面部側側面を覆うジオグリッドが当該ジオグリッド・ハニカム擁壁を構成するステップ状ハニカム構造体層の各段の上端部を橋渡しするように位置し、
当該法面側側面を覆うジオグリッド部分がジオグリッド・ハニカム擁壁の法面の最も外側を構成することを特徴とするジオグリッド・ハニカム擁壁(だだし、階段状ハニカム構造体層の最も外側の法面部にコンクリートを打設するものを除く)である。
図1は、本願発明に使用するハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図である。本実施形態では3セルのハニカム状立体補強材を例示したが、ハニカム状立体補強材のセル数は3セルに限らず何セルあってもよい。以下、当該ハニカム状立体補強材から作成されるハニカム構造体やハニカム擁壁についても同様である。ハニカム状立体補強材1は、複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材2を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に一定間隔の結合部位4にて結合したものである。このハニカム状立体補強材1は展張方向aに展張してハニカム状のセル構造を形成する。ハニカム状立体補強材に利用される素材は樹脂が好ましく、樹脂の中でも高密度ポリエチレンが好適である。
図3は、ハニカム構造体6を積層して構築した従来型のハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。当該ハニカム構造体を略水平に積み重ねて施工することにより、ハニカム擁壁を形成することができる。ハニカム構造体6の積み重ねの際に、ステップを設けなければ直壁のハニカム擁壁が構築できる。また、ハニカム構造体6を積み重ねるたびに各層ごとに地山側に後退させると、勾配を有する法面を形成することができる。当該法面の勾配はハニカム構造体6の後退幅に応じて、様々な法面勾配を形成することができる。
図5は、本発明のジオグリッド・ハニカム擁壁(3セル)の斜視図である。図6には図5で示した本発明のジオグリッド・ハニカム擁壁(3セル)の断面図である。図7は、図6の断面のうち一番下の部分を拡大した断面図である。
擁壁部を構成するハニカム構造体層の背面の地山側Xに配置される「ジオグリッド(盛土補強部)」7aと、
「ジオグリッド(盛土補強部)」7aから連続し、擁壁部を構成するハニカム構造体層の下に配置される「ジオグリッド(ハニカム構造体下)」7bと、
「ジオグリッド(ハニカム構造体下)」7bから連続し、ジオグリッド・ハニカム擁壁の法面部となるハニカム構造体層側面部分を覆うように配置される「ジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)」7cと、
「ジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)」7cから連続し、擁壁部を構成するハニカム構造体層の上に配置される「ジオグリッド(ハニカム構造体上)」7dと、
「ジオグリッド(ハニカム構造体上)」7dから連続し、擁壁部を構成するハニカム構造体層の背面の地山側Xに配置される「ジオグリッド(アンカー部)」7eと、
から構成される。
この一連の連続構造でハニカム構造体層を巻き込むジオグリッド構造の1ユニット分を構成する。
図11は、本願発明に使用するジオグリッドの斜視図である。図11にはジオグリッドの一例として三井化学産資株式会社より販売されている商品名テンサー(登録商標)を示した。
2 ストリップ材
3 孔
4 結合部位
5 セル
6 ハニカム構造体
7 ジオグリッド
7a ジオグリッド(盛土補強部)
7b ジオグリッド(ハニカム構造体下)
7c ジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)
7d ジオグリッド(ハニカム構造体上)
7e ジオグリッド(アンカー部)
7x 縦グリッド材
7y 横グリッド材
8 アンカーピン
8a 頭頂部
8b 軸部
8c 釘先部
a 展張方向
b 断面図の視線方向
c ハニカム状立体補強材の載置方向
X 地山側
Y 法面側
z 断面図断面
Claims (7)
- 板状または網状の高分子材料からなるストリップ材をはちの巣構造にしたハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体を略水平に複数層積層され法面部のハニカム構造体端部が段々畑のように水平面と垂直面が交互に現れるステップ構造となるステップ状ハニカム構造体層が擁壁部を構成し、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側に略水平にジオグリッドが配されるジオグリッド・ハニカム擁壁であって、
当該ジオグリッドがステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有し、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側から複数層積層されたステップ状ハニカム構造体層の下を通り、当該ステップ状ハニカム構造体層の法面側側面を覆い、当該ステップ状ハニカム構造体層の上部を経て、ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に至り、当該ステップ状ハニカム構造体層の背面地山側に固定箇所を有する状態で位置し、
前記法面部側側面を覆うジオグリッドが当該ジオグリッド・ハニカム擁壁を構成するステップ状ハニカム構造体層の各段の上端部を橋渡しするように位置し、
当該法面側側面を覆うジオグリッド部分がジオグリッド・ハニカム擁壁の法面の最も外側を構成することを特徴とするジオグリッド・ハニカム擁壁(だだし、階段状ハニカム構造体層の最も外側の法面部にコンクリートを打設するものを除く)。 - ジオグリッドが、
擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の背面地山側にあるジオグリッド(盛土補強部)と、
当該ジオグリッド(盛土補強部)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の下にあるジオグリッド(ハニカム構造体下)と、
当該ジオグリッド(ハニカム構造体下)から連続し擁壁部法面を構成するステップ状ハニカム構造体層の側面部分を覆うようにあるジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)と、
当該ジオグリッド(ハニカム擁壁法面部)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の上にあるジオグリッド(ハニカム構造体上)と、
当該ジオグリッド(ハニカム構造体上)から連続し擁壁部を構成するステップ状ハニカム構造体層の背面地山側にあるジオグリッド(アンカー部)と、
から構成される一体のジオグリッドであることを特徴とする請求項1記載のジオグリッド・ハニカム擁壁。 - 前記ジオグリッドが熱可塑性樹脂シートに水抜き用の孔を有する構造であって、当該孔の間隔が縦グリッド材の間隔よりも横グリッド材の間隔が広い縦長の長方形の孔を有するジオグリッドであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のジオグリッド・ハニカム擁壁。
- 前記ジオグリッドの固定箇所にアンカーピンを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のハニカム擁壁。
- 前記ジオグリッドが、ポリオレフィン樹脂製のジオグリッドであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のジオグリッド・ハニカム擁壁。
- 板状または網状の高分子材料からなるストリップ材をはちの巣構造にしたハニカム状立体補強材に充填材を充填したハニカム構造体を略水平に複数層積層され法面部のハニカム構造体端部が段々畑のように水平面と垂直面が交互に現れるステップ構造となるステップ状ハニカム構造体層が擁壁部を構成し、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側に略水平にジオグリッドが配されるジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法であって、
予め整地された設置面にジオグリッドを敷設する工程と、
地山側に当該ジオグリッドの一端部をアンカーピンで固定する工程と、
当該ジオグリッド上のステップ状ハニカム構造体層の法尻となる箇所にハニカム状立体補強材を展張しながら載置する工程と、
当該ハニカム状立体補強材のセルに充填材を充填してハニカム構造体を構築する工程と、
当該ハニカム構造体の地山側の部分に当該ハニカム構造体の天頂のレベルと同じレベルまで盛土材を撒き出してハニカム構造体と同じレベルの段を構築する工程と、
当該ハニカム構造体の上に必要な層数分のハニカム構造体をステップ状に設置してステップ状ハニカム構造体層を設置する工程と、
ステップ状ハニカム構造体層の最下層より飛び出したジオグリッドを屈曲させ、法面部を上部方向に這わせ、ステップ状ハニカム構造体層の上端部でさらに地山側の方向に屈曲させる工程と、
当該ジオグリッドをステップ状ハニカム構造体層天頂部に這わせた後、当該ステップ状ハニカム構造体層の地山側で当該ジオグリッド他端部をアンカーピンで固定する工程、
からなる一連の工程を1ユニットとする工程を含み、
前記法面部側側面を覆うジオグリッドが当該ジオグリッド・ハニカム擁壁を構成するステップ状ハニカム構造体層の各段の上端部を橋渡しするように位置し、
当該法面側側面を覆うジオグリッド部分がジオグリッド・ハニカム擁壁の法面の最も外側を構成する、
ジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法(だだし、ステップ状ハニカム構造体層の最も外側の法面部にコンクリートを打設するものを除く)。 - 請求項6記載の1ユニットの工程を複数回繰り返してジオグリッド・ハニカム擁壁を構築するジオグリッド・ハニカム擁壁の構築方法。
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