JP5370317B2 - 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5370317B2
JP5370317B2 JP2010194488A JP2010194488A JP5370317B2 JP 5370317 B2 JP5370317 B2 JP 5370317B2 JP 2010194488 A JP2010194488 A JP 2010194488A JP 2010194488 A JP2010194488 A JP 2010194488A JP 5370317 B2 JP5370317 B2 JP 5370317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
display
window
item
keys
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010194488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012053581A (ja
Inventor
優作 田中
知之 渥美
友英 多々良
貴夫 黒畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010194488A priority Critical patent/JP5370317B2/ja
Publication of JP2012053581A publication Critical patent/JP2012053581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5370317B2 publication Critical patent/JP5370317B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、多数の項目の動作設定が可能な機器の操作パネルにおける画面表示を制御する装置、およびそれが用いる方法に関する。
多様な動作が可能な各種の機器、例えばMFP(Multifunction Peripheral)または複合機と呼ばれる多機能化した画像形成装置において、操作のためのマンマシンインタフェースとしてタッチパネルが採用されている。ここでいうタッチパネルは、画面表示の可能なディスプレイとタッチ式ポインティングデバイスとを組み合わせた装置である。タッチパネルの前面は表示面とタッチ入力面とを兼ねている。タッチパネルを備える機器では、タッチ入力に応じて表示内容を切り替える表示制御が行われる。
表示内容を切り替える手法の一つにポップアップがある。ポップアップは、表示中の操作画面よりも小さいサブ画面(ウィンドウと呼ばれる)を表示中の操作画面に重ねるように表示面上に開く表示手法である。機器の操作のための表示制御では、表示中の操作画面に関連する操作のためのキー(ボタンとも呼ばれる)を新たに表示する場合にポップアップが用いられている。すなわち、動作設定の項目を選択するための複数の項目選択キーを有する操作画面において、ユーザーが項目選択キーの一つを操作したときに、該当する項目に関連する詳細な設定のための操作キーを有するウィンドウを開く表示制御が知られている。例えば、特許文献1に記載された画像形成装置が備える表示制御手段は、基本画面中の複数の機能選択ボタンが選択操作された時に、選択操作された機能選択ボタンに対応した機能設定子画面を基本画面中の一部に重ねて、当該機能選択ボタンの表示色および機能設定子画面の背景色を同一の色で表示する。
2004−306478号公報
ポップアップによってウィンドウが開くと、その直前の表示内容である元の操作画面の一部分がウィンドウによって隠れる。これは必然的に生じて避けられない。したがって、操作への支障の小さい部分が隠れ、ウィンドウでの操作に有用な部分が隠れないように、ウィンドウの形状および配置を工夫する必要がある。例えば、上記特許文献1の開示のように、元の操作画面におけるウィンドウに対応した操作キーを隠さない位置にウィンドウを開けば、ウィンドウが元の操作画面内のどの操作キーに対応するかをユーザーが理解し易い。
また、操作性を高めるために操作画面のレイアウトを工夫する必要がある。それぞれにウィンドウが対応する複数の操作キーを一つの操作画面内に配置する場合、ウィンドウの形状やウィンドウとそれに対応する操作キーとの位置関係に統一性が生じるように操作キーの配置位置を選定するのが、表示を整然とする上で望ましい。多数の設定項目をグループ化してグループごとに操作キーの表示の有無を切り替える場合、グループを選択するための操作キーと各グループの設定項目の設定のための操作キーとを、これら2種の操作キーの区別および互いの対応関係が理解し易いように配置するのが、操作性の観点で有利である。
本発明は、このような事情に鑑み、複数のグループに区分される多数の設定項目のそれぞれに対応する操作キーを、ポップアップを用いて表示する新規のユーザーインタフェースを提供することを目的としている。
上記目的を達成する装置は、操作パネルにおける画面表示を制御する表示制御装置であって、前記操作パネルによる操作を受け付ける操作受付部と、第1グループと第2グループとに区分される設定項目のうちの前記第1グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第1項目選択キー、および前記第1グループと前記第2グループとのグループ選択のための複数のグループ選択キーを、前記操作パネルにおける表示面内の一つの部分である操作領域に配置する操作画面を前記操作パネルに備わるディスプレイに表示させる画面表示部と、前記操作画面が表示された状態において、前記第2グループに対応するグループ選択キーである第2グループ選択キーの操作に呼応して、前記第2グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第2項目選択キーを有するウィンドウを、前記表示面における前記操作領域以外の領域に表示させ、かつ前記ウィンドウおよび前記第2グループ選択キーよりも前記表示面内の残りの部分を相対的に暗く表示させるウィンドウ表示部と、を有する。
好ましい態様において、前記複数の項目選択キーのそれぞれは、それに対応する設定項目の設定状態を示すアイコンを兼ねる操作キーである。
本発明によれば、第1グループの設定項目に係る複数の操作キーおよびグループ選択のための操作キーを表示したままで、第2グループの設定項目に係る複数の操作キーを有するウィンドウが表示されるので、ユーザーは第1グループの設定項目が何かを確認しながら、ウィンドウにおいて第2グループの設定項目に係る操作を行うことができる。加えて、ウィンドウおよび第2グループの選択のための操作キーがそれ以外に対して明るさで強調されるので、ウィンドウと第2グループの選択のための操作キーとの位置関係に関わらずこれらが相互に対応することをユーザーが理解し易い。すなわち、対応を明確化するためにウィンドウと第2グループの選択のための操作キーとを隣接させたり当該操作キーを包含するようにウィンドウを配置したりする必要がなくなり、画面レイアウトの制約が緩和される。
請求項2に記載の発明によれば、ユーザーは第1グループの設定項目の設定状態を確認しながら、ウィンドウにおいて第2グループの設定項目に係る操作を行うことができる。
本発明の実施形態に係る表示制御装置を備えたMFPのハードウェア構成を示す図である。 表示制御装置の構成を示す図である。 操作画面における領域区画を示す図である。 操作領域における操作キーの配置を示す図である。 操作画面における第1グループの項目に関わる設定のためのウィンドウの例を示す図である。 操作領域に配置される項目選択キーによる状態表示の例を示す図である。 操作画面における項目設定キーの切替え時のアニメーション表示を模式的に示す図である。 操作画面における第2グループの項目に関わる設定のためのウィンドウの例を示す図である。を示す図である。 スライダーの操作に連動するスクロール表示を模式的に示す図である。 ウィンドウ表示部の動作の流れを示す図である。 第2グループの項目に関わる設定のためのウィンドウのサブウィンドウの表示例を示す図である。
操作画面による操作の対象としてMFPを想定する。MFPは、画像形成装置としての用途であるコピーおよびネットワークプリンティングに加えて、イメージ入力(スキャニング)、ファクシミリ通信、メール送受信、ドキュメントの保存などの種々の用途に使用可能なOA機器である。なお、操作対象の機器はMFPに限らない。操作パネルの表示面に操作に必要なキーの全てを配置し切れないほど、多数の機能を有する機器において本発明を適用することができる。
図1に示されるMFP1において、操作パネル10は、多様な設定操作を可能にするタッチパネル10Aと、幾つかのハードキーが配置される固定キーパネル10Bとで構成される。タッチパネル10Aは、機能の選択および各機能に関わる設定のための操作画面を表示する。タッチパネル10Aにおける画面表示を制御する表示制御装置2は、MFP1の動作を制御する制御回路11に含まれる。表示制御装置2は、制御プログラムを記憶するROM21、制御プログラムを実行するプロセッサ22、およびプログラム実行のワークエリアとして用いられるRAM23を有する。プロセッサ22は、MFP1の全体的な制御を受け持つメインCPU(central processing unit)であってもよいし、メインCPUの補助として組み込まれるサブCPUであってもよい。
MFP1は、制御回路11によって制御される次の複数のハードウェア要素を有する。ADF(Auto Document Feeder)12は、原稿台を有しており、コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信において、原稿シートを原稿台からイメージスキャナ13の読取り位置へ搬送する。イメージスキャナ13は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。プリンタエンジン14は、多段形式の用紙ストッカ15から供給される用紙の片面または両面にモノクロまたはカラーの画像を印刷する。プリンタエンジン14は、両面印刷のための両面ユニット141および印刷後の用紙に対して少なくとも一つの後処理を施す仕上げ機構142を含む。後処理には、ステープル止め、折り曲げ、用紙間へのシート挿入(インターシート)などがある。画像処理回路16はイメージスキャナ13の出力データの補正や印刷時のビットマップ展開を含む種々の画像処理を担う。ストレージ17はハードディスクドライブのような大容量記憶デバイスである。ストレージ17には、MFP1の制御に係わるデータを記憶するメモリ領域とともに、各種ドキュメントのファイルを保存するメモリ領域(いわゆるボックス)が設けられる。ファクシミリ通信インタフェース18は、公衆回線を用いるファクシミリ通信を可能にする。外部接続インタフェース19は、外部装置とのLAN(Local Area Network)を介する通信を可能にする。
図2は表示制御装置2の構成を示す。表示制御装置2は、タッチパネル10Aによる操作を受け付ける操作受付部12と、タッチパネル10Aに操作のための画像を表示させる表示処理部14とを有する。そして、これら要素は、上述のプロセッサ22が制御プログラムを実行することによって実現される機能要素である。操作受付部12は、タッチ入力デバイス101の出力が示すタッチ位置とディスプレイ102における現在の表示内容とからユーザーによって操作された操作キーを判定し、表示処理部14および制御回路11内の図示しない他の処理部に判定の結果を伝える。他の処理部には、設定を指示する操作に応えて動作設定を更新する設定管理部が含まれる。表示処理部14は、操作受付部12から伝えられる判定結果に応じて表示内容を切り替える。表示される画像には、あらかじめ所定の不揮発性メモリに記憶されている画面データDQ、およびプレビューやサムネイル表示のために他の処理部から与えられるドキュメント画像が含まれる。
表示処理部14は、多数の項目の動作設定の操作性を良好にする機能要素である画面表示部141およびウィンドウ表示部143を含んでいる。画面表示部141は、動作設定のための操作画面Q1をディスプレイ102に表示させる。ウィンドウ表示部143は、操作画面Q1に重ねるようにウィンドウW43または他のウィンドウを表示させる。操作画面Q1およびウィンドウW43は以下の特徴を有する。
図3は操作画面Q1における領域区画を示している。操作画面Q1はタッチパネル10Aの表示面のほぼ全体にわたる画像である。図3(A)のように、操作画面Q1には、表示面を二つの領域に分割して一方の領域のみに操作キーを配置する画面レイアウトが適用されている。操作画面Q1では全体が上下方向に区画され、上側部分がユーザーに各種の情報を提示するための情報表示領域A1に、下側部分が操作キーを配置するための操作領域A2に割り当てられている。
この画面レイアウトは操作性を高めるのに有用である。操作キーが集まって配置されるので、操作キーが点在するレイアウトとは違って、ユーザーが表示ためのアイコンと操作キーと勘違いして操作に手間取る状況が起こりにくい。ユーザーは表示面にタッチする指Fをあっちこっちに移動させなくてよい。操作領域A2が下側であるので、操作中に指Fで情報表示領域A1が隠れることがほとんどなく、ユーザーは情報表示領域A1での表示を見ながら操作を進めることができる。
図3(B)のように、情報表示領域A1はメッセージ領域A11とプレビュー領域A12とに区画されている。上側のメッセージ領域A11では、MFP1の状態や操作案内などのメッセージ文が表示される。下側のプレビュー領域A12では、例えばコピーに際して読み込んだ原稿画像と印刷結果のプレビュー画像とを並べて表示するといった、画像情報が主に表示される。
メッセージ領域A11を表示面の最上部に配置することで、ユーザーにメッセージをより確実に伝えることができる。メッセージ領域A11においては、操作中のエラー表示がそうであるように、操作された瞬間に内容が切り替わることが多い。このため、操作中の指で隠れやすい位置にメッセージ領域A1があると、例えば誤操作を伝えるエラーメッセージをユーザーが見逃してしまい、そのために操作に手間取ることある。このような不都合が図示のレイアウトでは起こりにくい。
また、図3(C)のように、操作領域A2は左右方向に二つに区画されている。片方は項目選択領域A21であり、残りの片方はグループ選択領域A22である。例示では、項目選択領域A21の右側にグループ選択領域A22が配置されている。項目選択領域A21では、基本グループと応用グループとに区分される設定項目のうちの基本グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の項目選択キーが表示される。グループ選択領域A22では、基本グループと応用グループとのグループ選択のための複数のグループ選択キーが表示される。このように操作領域A2を区画するのは、一斉には表示し切れない多数の項目選択キーをユーザーが選択的に表示させて所望の設定をする操作し易くするための工夫である。
図4は操作領域A2における操作キーの配置を示す。本実施形態において、基本グループの設定項目は二つのサブグループに分類されており、項目選択領域A21には二つのサブグループから選択された一つのサブグループに属する設定項目を選択するための項目選択キーが左右方向に一列に並べて配置される。そして、グループ選択領域A22には、基本グループの一方のサブグループである「基本1」に対応するサブグループ選択キー(これを基本1キーという)41、基本グループの他方のサブグループである「基本2」に対応するサブグループ選択キー(これを基本2キーという)42、および応用グループに対応するグループ選択キー(これを応用キーという)43が、上下方向に一列に並べて配置される。さらに、グループ選択領域A22には、基本グループのどちらのサブグループが選択されているかを示すカーソル90が配置される。図4の例示では、基本グループのうちの「基本1」が選択されており、「基本1」に属する五つの設定項目から一つを選択するための五つの項目選択キー51,52,53,54,55が項目選択領域A21に配置され、左向きの方向を表す枠状のカーソル90が基本1キー41を囲むように表示されている。
操作画面Q1において項目選択キー51〜55のいずれかにタッチする操作が行われると、操作されたキーに対応するウィンドウがポップアップ表示される。例えば、図5(A)では項目選択キー51に対応するウィンドウW51が表示されている。ウィンドウW51は設定における四つの選択肢に対応した設定キー511,512,513,514を有する。図5(B)では項目選択キー52に対応するウィンドウW52が表示されている。ウィンドウW52は設定における四つの選択肢に対応した設定キー521,522,523,524を有する。これらウィンドウW51,W52は、それぞれ対応する項目選択キー51,52を包含し、設定キーをプレビュー領域A12内に配置する。ウィンドウW51,W52について、輪郭形状を同じにする表示の統一化が図られている。項目選択キー51,52が包含されることで、項目選択キー51,52とウィンドウW51,W52との対応関係をユーザーが容易に理解することができる。ウィンドウW51,W52はメッセージ領域A11に重ならず、メッセージを隠さない。
なお、ポップアップ表示に際しては、画像パーツを記憶するメモリからウィンドウの背景や設定キーの図柄を読み出して操作画面と合成する一般的な表示手法を用いることができる。
また、ウィンドウW51,W52が開いた(表示された)状態において、対応する項目選択キー51,52がもう一度操作されたときにウィンドウW51,W52を閉じるようにすることにより、操作性が高まる。ウィンドウW51,W52を閉じるためのキーを別途配置すると、ウィンドウW51,W52を開いて閉じる一連の操作が煩雑になる。項目選択キー51,52の再タッチ操作に応答してウィンドウW51,W52が閉じれば、例えば、ウィンドウW51,W52にユーザーの望むキーが無い場合、ユーザーは素早くウィンドウW51,W52を閉じることができる。
図4に戻り、項目選択領域A21に配置される項目選択キー51〜55のそれぞれにおいて、項目名だけでなく当該項目の現在の設定状態を表示することにより、表示面を有効利用することができる。つまり、項目選択キー51〜55を状態表示のためのアイコンを兼ねる画像要素とすることにより、設定状態を表示する領域をキーとは別に設ける必要がなくなる。アイコンを兼ねる操作キーの具体例が図6に示される。
図6(A)において、項目選択キー51,52,53,54,55のそれぞれの項目は、順に「原稿画質」「カラー」「濃度」「用紙」「倍率」である。これら項目選択キー51〜55には、項目名に代えて項目を表すシンボル図形と各項目についての設定状態を示す文字列「文字」「自動」「ふつう」「自動」「等倍」が描かれている。そして、項目名は各項目選択キー51〜55の下側に描かれている。なお、ここで挙げた項目は一例であり、画面設計に際して任意に選定することができる。項目を表すシンボル図形に代えて、またはシンボル図形とともに項目名を各キー内に配置してもよい。
設定状態を示す文字列は、当然ながら設定状態の変更に応じて変更される。例えば、図6(A)における項目選択キー54の文字列G541は「自動」であるが、図6(C)における項目選択キー54の文字列G543は「A3」である。図6(A)では、項目選択キー54の操作に呼応して開くウィンドウW54において、「自動」に対応する設定キー541が白黒反転によって強調されている。このとき、項目「用紙」の設定状態が「自動」であることが、項目選択キー54において文字列G541によって示されている。図6(B)では、ウィンドウW54内の設定キー543が強調されている。これは設定キー543が操作されたことを示している。設定キー543は「A3」(A3サイズの用紙の指定)に対応するが、この段階では設定状態が変更されておらず、項目選択キー54では文字列G541によって「自動」が示されたままである。ユーザーが項目選択キー54に再タッチしてウィンドウW54を閉じた段階で設定状態が変更され、図6(C)のように変更後の設定状態(「A3」)が項目選択キー54の文字列G543によって示される。
図7は操作画面Q1における項目設定キーの切替え時のアニメーション表示を模式的に示す。サブグループの「基本1」に対応する項目設定キー51,52,53,54,55と、「基本2」に対応する項目設定キー56,57,58,59,60とは、基本グループに対応するという意味において同レベルのキーである。このことをユーザーが理解し易いようにするため、基本1キー41および基本2キー42の操作に呼応する表示の切替えに際してアニメーション表示が行われる。図7では、操作画面Q1から過渡的な画面である操作画面Q1bを経て操作画面Q1cに至る表示の変化が示されている。操作画面Q1において基本2キー42が操作されると、表示中の項目設定キー51〜55が上方に移動して上端から徐々に消失し、代わって下方から現れる項目設定キー56〜60に入れ替わる。これと連動してカーソル90が基本1キー41を囲む位置から基本2キー42を囲む位置へ移動する。逆に、項目設定キー61〜65を表示する操作画面Q1bにおいて基本1キー41が操作されると、図示を省略するが、表示中の項目設定キー56〜60が下方に移動して下端から徐々に消失し、代わって上方から現れる項目設定キー51〜55に入れ替わる。そして、これと連動してカーソル90が基本2キー42を囲む位置から基本1キー41を囲む位置へ移動する。
次に応用グループに対応する項目選択キーの表示形態を説明する。
本実施形態では、基本グループに属する項目の数が5個ずつの2つのサブグループに分かれる計10個であるが、応用グループに属する項目の数は10よりも大幅に多い。例えば2倍程度またはそれ以上である。このため、応用グループに対応する項目選択キーを例えば基本グループと同様に5個ずつ選択的に表示する方式を採用すると、ユーザーが所望のキーを見つけようと何回も表示を切替える事態が起こり易くなるとともに、グループ選択領域A22として多数のキーの配置が可能な大きな領域を割り当てる必要が生じる。
また、応用グループの項目の中には、基本グループの項目の設定状態を確認しながら設定をしたいとユーザーが望む項目がある。例えば、「インターシート」や「小冊子」には基本グループの「用紙」および「倍率」が関係する。このユーザーの要望に応えるには、上述のように設定状態を示すアイコンを兼ねる基本グループの項目選択キー51〜60を隠さないようにする必要がある。そこで、応用グループに対応する項目選択キーの表示には、次のようにスクロールバーによって表示を切り替える表示手法が用いられる。
図8は操作画面Q1における応用グループの項目に関わる設定のためのウィンドウW43の例を示す。ウィンドウW43は、基本1に対応する項目選択キー51〜55または基本2に対応する項目選択キー56〜60が表示されている状態において、応用キー43が操作されるのに呼応して操作領域A2以外の領域に配置される。ウィンドウW43では、応用グループに属する項目に対応した複数の項目選択キー61,62,63,64,65,66,67、および表示されるキーを図9(A),(B)で示されるように切り替える操作のためのスライダー95を有したスクロールバーが表示される。
図8のとおり、ウィンドウW43のポップアップ表示に際しては、ウィンドウW43およびウィンドウW43を開く操作に関わる応用キー43よりも表示面内の残りの部分が相対的に暗く表示される。すなわち、残りの部分について、いわゆるグレーアウトが行われる。これにより、応用キー43と応用キー43から離れた領域に配置されるウィンドウW43とが対応することが明確になる。したがって、対応を表すために、ウィンドウW43を応用キー43に繋がる形状にしたり応用キー43に隣接させたりする必要がない。つまり、グレーアウトを行うことによって、応用キー43とウィンドウW43とを配置位置に関して分離することができ、操作画面Q1の画面レイアウトの自由度を高めることができる。
グレーアウトにおいては、項目選択キー51〜60(図示の場合)または項目選択キー56〜60における設定状態の表示をユーザーが目視できるように、暗さが選定される。したがって、ユーザーは基本グループの項目についての設定状態を確認しながら、応用グループの項目についての設定をすることができる。
図10はウィンドウ表示部143(図2参照)の動作の流れを示す。操作画面Q1において、基本1キー41、基本2キー42および応用キー43によるグループ選択が行われると(S21)、ウィンドウ表示部143は操作されたキーが応用キー43か否かをチェックする(S22)。
操作されたキーが応用キー43でない場合、上述のように項目選択キー51〜55から項目選択キー56〜60へ、またはその逆に表示を切り替えるアニメーション表示処理をウィンドウ表示部143は行う(S27)。そして、項目選択キー51〜55の操作に応じてウィンドウW51,W52などを開いたり閉じたりする(S28)。
応用キー43が操作された場合(S22でYes)、ウィンドウ表示部143はウィンドウW43をポップアップ表示すると同時に上述のグレーアウトを行う(S23,S24)。その後、応用キー43の再タッチ操作があれば、ウィンドウW43を閉じる(S25,S26)。
図11は応用グループの項目に関わる設定のためのウィンドウのサブウィンドウの表示例を示す。図11では、ウィンドウW43内の項目選択キー65に対応するサブウィンドウW65が表示されている。ウィンドウW43は設定における三つの選択肢に対応した設定キー651,652,653を有する。ウィンドウW43は項目選択キー65を包含する形状をもち、設定キー651〜653を操作領域A2以外に配置する。ウィンドウW43は操作領域A2における表示を隠さない。
以上の実施形態において、第1グループとしての基本グループに対応するグループ選択キーは基本1キー41と基本2キー42の二つであるが、キー数は1以上であればよい。ただし、キー数が1である場合は、上述のアニメーション表示は不要となる。また、第2グループとしての応用グループに対応するグループ選択キーが応用キー43のみである例を挙げたが、第1グループに対応するグループ選択キーを複数とすることも可能である。例えば、応用1キーおよび応用2キーを並べて配置することができる。
上述の実施形態においては表示面を上下方向に2分割するレイアウトを例示したが、左右方向に2分割するレイアウトを採用する場合にも本発明を適用することができる。例えば、一般に右手で操作するユーザーが多いことを考慮して、右側部分を操作領域A2に割り当て、左側部分を情報表示領域A1に割り当てることができる。
1 MFP(画像形成装置)
2 表示制御装置
10 操作パネル
12 操作受付部
51,52,53,54,55 項目選択キー(第1項目選択キー)
56,57,58,59,60 項目選択キー(第1項目選択キー)
41 基本1キー(グループ選択キー、サブグループ選択キー)
42 基本2キー(グループ選択キー、サブグループ選択キー)
43 応用キー(第2グループ選択キー)
A2 操作領域
Q1,Q1c 操作画面
102 ディスプレイ
141 画面表示部
61,62,63,64,65,66,67 項目選択キー(第2項目選択キー)
W43 ウィンドウ
143 ウィンドウ表示部
10A タッチパネル

Claims (8)

  1. 操作パネルにおける画面表示を制御する表示制御装置であって、
    前記操作パネルによる操作を受け付ける操作受付部と、
    第1グループと第2グループとに区分される設定項目のうちの前記第1グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第1項目選択キー、および前記第1グループと前記第2グループとのグループ選択のための複数のグループ選択キーを、前記操作パネルにおける表示面内の一つの部分である操作領域に配置する操作画面を前記操作パネルに備わるディスプレイに表示させる画面表示部と、
    前記操作画面が表示された状態において、前記第2グループに対応するグループ選択キーである第2グループ選択キーの操作に呼応して、前記第2グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第2項目選択キーを有するウィンドウを、前記表示面における前記操作領域以外の領域に表示させ、かつ前記ウィンドウおよび前記第2グループ選択キーよりも前記表示面内の残りの部分を相対的に暗く表示させるウィンドウ表示部と、を有する
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記複数の項目選択キーのそれぞれは、それに対応する設定項目の設定状態を示すアイコンを兼ねる操作キーである
    請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記操作画面は、前記表示面を上下方向に2分割して下側部分を前記操作領域に割り当てる画面レイアウトが適用された画面である
    請求項1または2記載の表示制御装置。
  4. 前記第1グループを構成する複数のサブグループのうちの前記複数の第1項目選択キーが属するサブグループと他のサブグループとのサブグループ選択のための複数のサブグループ選択キーが、前記複数のグループ選択キーのうちの前記第1グループに対応するグループ選択キーであり、
    前記操作画面は、前記複数の第1項目選択キーを左右方向に並べて配置するとともに、前記操作領域における前記複数の第1項目選択キーの配列の一方側の部位に、前記複数のサブグループ選択キーと前記第2グループ選択キーとを上下方向に並べて配置する画面である
    請求項1ないし3のいずれかに記載の表示制御装置。
  5. 前記画面表示部は、
    前記ウィンドウが表示されていない状態において、前記複数のサブグループ選択キーのいずれが前記複数の第1項目選択キーに対応するかを示すカーソルを前記操作領域内に表示させ、
    前記複数の第1項目選択キーが表示されている状態において、前記複数の第1項目選択キーに対応するサブグループ選択キーではないサブグループ選択キーの操作に呼応して、表示中の前記複数の第1項目選択キーが上下方向の一端から徐々に消失して直前の操作で選択されたサブグループに属する設定項目の選択のための第1項目選択キーに入れ替わり、それと合わせて前記カーソルが移動するというアニメーションを、前記ディスプレイに表示させる
    請求項4記載の表示制御装置。
  6. 前記ウィンドウ表示部は、前記ウィンドウが表示されている状態での前記第2グループ選択キーの操作に呼応して前記ウィンドウを閉じる
    請求項1ないし5のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 多数の項目の動作設定が可能な画像形成装置であって、
    タッチ入力操作のためのタッチパネルと、
    前記タッチパネルによる操作を受け付ける操作受付部と、
    第1グループと第2グループとに区分される設定項目のうちの前記第1グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第1項目選択キー、および前記第1グループと前記第2グループとのグループ選択のための複数のグループ選択キーを、前記タッチパネルにおける表示面内の一つの部分である操作領域に配置する操作画面を、前記タッチパネルに表示させる画面表示部と、
    前記操作画面が表示された状態において、前記第2グループに対応するグループ選択キーである第2グループ選択キーのタッチ入力操作に呼応して、前記第2グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第2項目選択キーを有するウィンドウを、前記表示面における前記操作領域以外の領域に表示させ、かつ前記ウィンドウおよび前記第2グループ選択キーよりも前記表示面内の残りの部分を相対的に暗く表示させるウィンドウ表示部と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 操作対象の機器に備わる画面表示の可能な操作パネルの表示制御方法であって、
    第1グループと第2グループとに区分される設定項目のうちの前記第1グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第1項目選択キー、および前記第1グループと前記第2グループとのグループ選択のための複数のグループ選択キーを、前記操作パネルにおける表示面内の一つの部分である操作領域に配置する操作画面を表示し、
    前記操作画面が表示された状態において、前記第2グループに対応するグループ選択キーである第2グループ選択キーの操作に呼応して、前記第2グループに属する複数の設定項目の項目選択のための複数の第2項目選択キーを有するウィンドウを前記表示面における前記操作領域以外の領域に表示し、その際に前記ウィンドウおよび前記第2グループ選択キーよりも前記表示面内の残りの部分を相対的に暗く表示する
    ことを特徴とする操作パネルの表示制御方法。
JP2010194488A 2010-08-31 2010-08-31 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法 Expired - Fee Related JP5370317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010194488A JP5370317B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010194488A JP5370317B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012053581A JP2012053581A (ja) 2012-03-15
JP5370317B2 true JP5370317B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=45906846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010194488A Expired - Fee Related JP5370317B2 (ja) 2010-08-31 2010-08-31 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5370317B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5697262B2 (ja) * 2012-04-06 2015-04-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置および画像形成装置
KR101389717B1 (ko) 2012-05-21 2014-04-29 크루셜소프트 주식회사 그래픽 사용자 인터페이스 기반의 디스플레이 장치 및 그 화면 제어 방법
JP6025493B2 (ja) * 2012-10-15 2016-11-16 キヤノン株式会社 表示処理装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP6484079B2 (ja) * 2014-03-24 2019-03-13 株式会社 ハイディープHiDeep Inc. 感性伝達方法及びそのための端末機
KR20160037508A (ko) 2014-09-29 2016-04-06 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 그의 표시 방법
JP5866040B2 (ja) * 2015-01-29 2016-02-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置および画像形成装置
JP6467963B2 (ja) * 2015-02-09 2019-02-13 カシオ計算機株式会社 表示装置、表示制御方法及びプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695834A (ja) * 1992-09-17 1994-04-08 Fujitsu Ltd マルチウィンドウ表示方式
JPH08110735A (ja) * 1994-10-13 1996-04-30 Fuji Xerox Co Ltd 表示入力装置および画像形成装置
JP2002215284A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Sharp Corp マルチディスプレイ表示方法,プログラム,及び情報処理装置
JP4348986B2 (ja) * 2003-04-08 2009-10-21 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置および操作部表示方法
JP2006243952A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Sharp Corp 情報処理装置、印刷条件設定方法、該装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体
JP4347303B2 (ja) * 2006-01-23 2009-10-21 シャープ株式会社 情報処理装置、プログラムおよび記録媒体
JP2008234001A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Murata Mach Ltd 設定受付方法及びコンピュータプログラム
JP5200850B2 (ja) * 2008-10-22 2013-06-05 富士ゼロックス株式会社 処理装置及び設定内容提示プログラム
JP5029683B2 (ja) * 2009-12-29 2012-09-19 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置及び同装置の表示制御方法並びに表示制御プログラム
JP5577982B2 (ja) * 2010-09-21 2014-08-27 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、その制御プログラム、および、その制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012053581A (ja) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370317B2 (ja) 表示制御装置、画像形成装置および操作パネルの表示制御方法
US7068260B2 (en) High-level function selection for multi-function device
JP5242819B2 (ja) ドライバ装置、処理制御方法、処理制御プログラム
JP6179493B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
CN110858862A (zh) 图像形成装置、图像颜色变更方法及存储介质
JP2007279131A (ja) 画像形成装置
JP2009070365A (ja) 画像形成装置、表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
JP6801368B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP5581986B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP2016066258A (ja) 画像形成装置、及びボタンカスタマイズ方法
JP5648405B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP6187435B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、および、その制御プログラム
JP5418415B2 (ja) 画像出力装置、操作画面表示方法およびコンピュータプログラム
JP2007293511A (ja) 入力装置及び画像形成装置
JP5451290B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5459177B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP5488378B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP2012008626A (ja) 画像形成装置、操作制御方法およびコンピュータプログラム
WO2021171780A1 (ja) 制御装置及び制御プログラム
JP5214349B2 (ja) 電子機器の操作表示装置および画像形成装置
JP6164020B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP6443067B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2005268835A (ja) 画像処理装置
JP6747170B2 (ja) 画面表示制御装置、画面表示方法、およびコンピュータプログラム
JP4569108B2 (ja) 表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130207

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5370317

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees