JP6179493B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびそれに関連する技術に関する。
画像形成装置においては、搭載される機能が年々増加しており、これらの機能にそれぞれ対応する設定用のボタン(機能ボタン)の数も増加している。そのため、全機能にそれぞれ対応する全てのボタンを、操作パネル部(表示部)のメニュー画面に一度に表示することは困難である。
そこで、所定方向に一列に配列された多数のボタンのうち一部のボタンを表示対象ボタンとしてメニュー画面に表示し、当該所定方向におけるスクロール動作によって表示対象ボタンを変更する技術(一列スクロール表示技術とも称する)が存在する。
例えば、特許文献1には、多数のボタン(アイコン)のうち一部のボタン(アイコン)を表示対象ボタンとして一覧表示領域に水平方向に一列に表示し、当該水平方向のスクロール操作に応じて表示対象ボタンを変更する(スクロール表示する)技術が記載されている。
また、メニュー画面における複数の機能ボタンをグリッド状に配置する技術(グリッド状表示技術とも称する)も存在する。
例えば、特許文献2の図1には、合計4個の機能ボタンが縦方向と横方向との双方に並んで(2列×2列で)配置されている様子が示されている。
特開2012−68700号公報 特開2000−209383号公報
上述の2つの表示技術のうちの一方の技術である一列スクロール表示技術によれば、ユーザは、所定方向に一列に配置されスクロール表示される多数のボタンの中から所望のボタンを探す際に、当該所定方向(1方向)においてのみ視線を移動させればよい、という利点を得ることができる。
しかしながら、多数のボタンがスクロールされて表示され所望のボタンの位置は画面内において随時移動するため、ユーザが所望のボタンを見逃してしまうこともある。また、画面内に配置できる数を一定個数(たとえば10個)以上に増やすことは困難であるため、一覧性に劣るという特質を有している。
これに対して、他方のグリッド状表示技術においては、グリッド状(2次元状)配置によって、比較的多数(たとえば20個)の機能ボタンを画面内に一度に表示することが可能であり、比較的高い一覧性を得ることが可能である。また、グリッド状表示技術においては、多数のボタンがそれぞれ常に同じ位置(固有の位置)に表示されるので、ユーザは、所望のボタンの位置を記憶している場合には、所望のボタンに比較的早くアクセスすることが可能である。
しかしながら、グリッド状表示技術においては、ユーザは、メニュー画面内から所望のボタンを探す際において、横方向と縦方向との2方向において所望のボタンの存在を目で追いかけていくことが求められるので、目で追いにくくなるという側面もある。
このように、これら2種類の表示手法は一長一短であり、当該2種類の表示手法のうち専ら一方のみを利用する場合には、ユーザの嗜好および/または利用の仕方等にも依るが、ユーザは高い操作性を得ることができないことがある。
そこで、この発明は、画像形成装置の設定画面に関してユーザの操作性を向上させることが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置であって、設定用のメニュー画面を表示する表示手段と、前記メニュー画面の表示モードを第1の表示モードと第2の表示モードとの間で切り換える制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の表示モードの前記メニュー画面である第1のメニュー画面において、前記画像形成装置に設けられた複数の機能のそれぞれに関する各詳細設定画面を呼び出すための複数の機能ボタンのうちの一部の機能ボタンを表示対象機能ボタンとして決定し前記表示対象機能ボタンを所定方向に一列に配列して表示するとともに、ユーザによるスクロール操作に応じて前記表示対象機能ボタンを変更して表示し、前記第2の表示モードの前記メニュー画面である第2のメニュー画面において、各機能の属性に応じて分類された複数のグループの何れかに属する前記複数の機能ボタンのうちの少なくとも一部の機能ボタンであって特定のグループに限定されない少なくとも一部の機能ボタングリッド状に配置して表示することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記第2のメニュー画面においては、各機能ボタンが、前記グリッド状の配置における固有位置にそれぞれ配置されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記第2のメニュー画面においては、前記複数の機能ボタンが複数のページに区分されて配置されるとともに、前記複数のページのそれぞれに配置される各機能ボタンは、それぞれ各ページ内における固有位置に表示されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第2のメニュー画面において何れかのボタンが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を、前記設定対象機能ボタンとして何れのボタンが選択されたかに依存しない共通の所定位置に表示することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面であって、前記設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示す図形部分を有し且つ前記設定対象機能ボタンを隠さないように配置された詳細設定画面をポップアップ表示することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明に係る画像形成装置において、前記図形部分は、前記設定対象機能ボタンに近接あるいは接触する突出部分を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面と前記第2のメニュー画面との両メニュー画面のうち現在表示中のメニュー画面に設けられたモード切換ボタンに対する押下操作に応答して、表示モード切換処理を実行することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第2の表示モードにおいて特定の機能に関する詳細設定画面が表示されている際に前記モード切換ボタンが押下される場合には、前記第1の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面を表示するとともに、前記第1の表示モード用の当該詳細設定画面を用いた設定終了後には、前記特定の機能に対応する機能ボタンを前記表示対象機能ボタンの1つとして含む前記第1のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7の発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて特定の機能に関する詳細設定画面が表示されている際に前記モード切換ボタンが押下される場合には、前記第2の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面を表示するとともに、前記第2の表示モード用の当該詳細設定画面を用いた設定終了後には、前記特定の機能に対応する機能ボタンを含む前記少なくとも一部の機能ボタンをグリッド状に配置して表示することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面であって、前記設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示す図形部分を有し且つ前記設定対象機能ボタンを隠さないように配置された詳細設定画面を、前記第1の表示モード用の詳細設定画面としてポップアップ表示し、前記第2のメニュー画面において何れかのボタンが前記設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を、前記設定対象機能ボタンとして何れのボタンが選択されたかに依存しない共通の所定位置に、前記第2の表示モード用の詳細設定画面としてポップアップ表示し、前記第1の表示モードにおいて特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面が表示されている際に前記第2の表示モードへのモード切換指示が受け付けられる場合には、前記第2の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面を表示し、前記第2の表示モードにおいて前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面が表示されている際に前記第1の表示モードへのモード切換指示が受け付けられる場合には、前記第1の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面を表示し、前記第1の表示モード用の詳細設定画面と前記第2の表示モード用の詳細設定画面とは、前記図形部分を除いて、同じ形状および同じ大きさを有することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記設定操作に連動して自動的に設定変更された機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンが直前の前記第1のメニュー画面内にて一度に表示されていなかったことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において小冊子機能に関する機能ボタンが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記小冊子機能と前記設定操作に連動して自動的に設定変更された両面出力機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンが直前の前記第1のメニュー画面内にて一度に表示されていなかったことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記設定操作に連動して自動的に設定変更された機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンを前記第1のメニュー画面内にスクロールを伴わずに一度に表示することができないことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項11ないし請求項13のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第2のメニュー画面における一のページ画面であって前記2以上の機能ボタンを含む一のページ画面が存在することをも条件として、前記第2のメニュー画面における前記一のページ画面を前記第1のメニュー画面に代えて表示することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項11ないし請求項14のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において選択された設定対象機能ボタンに対応する前記詳細設定画面を用いた前記設定操作が行われた後において、設定変更がなされた旨を示す目印を、前記第2のメニュー画面内の前記2以上の機能ボタンの全てに対して付することを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1のメニュー画面を用いて設定変更された機能の数が所定値を超える場合には、前記第2のメニュー画面を前記第1のメニュー画面に代えて表示することを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて前記所定方向に配列された複数の機能ボタンのうちの一方端のボタンが表示されている状態から、前記機能ボタンに関するスクロール操作に応じて前記所定方向における他方端のボタンが表示される状態を経て、逆向きのスクロール操作に応じて前記一方端のボタンが再び表示される状態へと遷移するまでにユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合には、表示モード切換処理を実行し前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて前記所定方向に配列された複数の機能ボタンのうちの一方端のボタンが表示されている状態から、前記機能ボタンに関するスクロール操作に応じて前記所定方向における他方端のボタンが表示される状態へと遷移するまでにユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合には、表示モード切換処理を実行し前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項1ないし請求項18のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記第1のメニュー画面における各機能ボタンは、前記第2のメニュー画面における各機能ボタンの大きさと同じ大きさで表示されることを特徴とする。
請求項20の発明は、コンピュータに、a)画像形成装置に関する設定用のメニュー画面を第1の表示モードと第2の表示モードとの両表示モードのうちの一方の表示モードで表示するステップと、b)前記メニュー画面の表示モードを前記両表示モードのうちの前記一方の表示モードから他方の表示モードへと切り換えるステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記第1の表示モードの前記メニュー画面である第1のメニュー画面においては、前記画像形成装置に設けられた複数の機能のそれぞれに関する各詳細設定画面を呼び出すための複数の機能ボタンのうちの一部の機能ボタンが表示対象機能ボタンとして決定され前記表示対象機能ボタンが所定方向に一列に配列して表示されるとともに、ユーザによるスクロール操作に応じて前記表示対象機能ボタンが変更されて表示され、前記第2の表示モードの前記メニュー画面である第2のメニュー画面においては、各機能の属性に応じて分類された複数のグループの何れかに属する前記複数の機能ボタンのうちの少なくとも一部の機能ボタンであって特定のグループに限定されない少なくとも一部の機能ボタングリッド状に配置して表示されることを特徴とする。
請求項1ないし請求項20の発明によれば、設定用のメニュー画面の表示モードが第1の表示モードと第2の表示モードとの間で切り換えられるので、ユーザの操作性を向上させることが可能である。
画像形成装置の外観を示す外観図である。 画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 複数の機能を示す図である。 基本設定メニュー画面(初期画面)を示す図である。 一列表示モードにおける応用設定メニュー画面(初期画面)を示す図である。 一列表示モードにおけるスクロール操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 一列表示モードにおける詳細設定画面を示す図である。 一列表示モードにおける詳細設定画面を示す図である。 一列表示モードにおける詳細設定画面を示す図である。 詳細設定画面による設定操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 詳細設定画面による設定操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 グリッド表示モードにおける応用設定メニュー画面(初期画面)を示す図である。 グリッド表示モードにおけるページ変更後の応用設定メニュー画面を示す図である。 グリッド表示モードにおける詳細設定画面を示す図である。 詳細設定画面による設定操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 第2実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 別の設定操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 第3実施形態における動作を示すフローチャートである。 第4実施形態における動作を示すフローチャートである。 一列表示モードにおけるスクロール操作後の応用設定メニュー画面を示す図である。 変形例に係る動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成>
図1は、画像形成装置10の外観を示す外観図であり、図2は、画像形成装置10の構成を示す機能ブロック図である。ここでは、画像形成装置10は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral)(MFPとも略称する)として構成されているものとする。当該MFPは、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを備える装置(複合機とも称する)である。
図2に示すように、MFP10は、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って、当該原稿の画像データ(原稿画像とも称する)を生成する(画像を形成する)処理部である。
印刷出力部3は、対象画像に関する画像データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する(画像を形成する)出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)およびFTP(File Transfer Protocol)等の各種のプロトコルが利用され、当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)および不揮発性メモリ等の格納装置で構成される。
入出力部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。具体的には、MFP10には、入出力部6として機能する操作パネル部6p(図1参照)が設けられている。この操作パネル部6pは、各種ハードキーとタッチスクリーン(タッチパネル)25(図1参照)とを有している。
タッチスクリーン25は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されており、表示部6bの一部として機能するとともに、操作入力部6aの一部としても機能する。詳細には、タッチスクリーン25は、液晶表示パネルに各種の情報を表示することが可能であるとともに、液晶表示パネルに対する操作者の手指の操作位置を検知して、各種の入力を受け付けることも可能である。たとえば、タッチスクリーン25に表示された(仮想的な)ボタンが操作者の手指によって触れられると、このような操作は当該ボタンに対する押下操作であるとみなされる。
このように、入出力部6は、操作者による入力操作を受け付けることが可能である。
コントローラ9は、MFP10を統括的に制御する制御部であり、CPUと、各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)とを備えて構成される。コントローラ9の制御下において各種の処理部が動作することによって、MFP10の各種の機能が実現される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム等は、ネットワークを経由してダウンロードされて取得されるようにしてもよく、あるいは、各種の可搬性記録媒体(USBメモリ等)を介して取得されるようにしてもよい。
具体的には、コントローラ9は、設定処理部11、表示制御部12および入力制御部14を含む各種の処理部を実現する。
設定処理部11は、タッチスクリーン25に表示された設定画面に対する操作入力等に応じて、MFP10における各種の機能を設定する処理部である。
表示制御部12は、各種画面をタッチスクリーン25に表示する表示動作等を制御する処理部である。
入力制御部14は、ユーザからの指示入力を受け付ける処理部である。具体的には、入力制御部14は、タッチスクリーン25等に表示された各種の操作画面(メニュー画面および詳細設定画面等)を介して、ユーザからの指示入力を受け付ける。
<1−2.基本設定メニューおよび応用設定メニュー>
MFP10においては、電源の投入等により、初期化処理(メモリのクリアおよび標準モードの設定等)が行われる。
初期化処理が終了すると、表示制御部12は、図4に示す初期画面200をタッチスクリーン25に表示する。この初期画面200は、初期動作モード(たとえばコピーモード)における基本的な設定を行うための比較的少数の機能ボタンを備えた画面であり、基本設定メニュー画面などとも称される。
基本設定メニュー画面200が表示されると、ユーザからの操作入力が受け付けられ、当該操作入力に対応する処理が実行される。具体的には、基本設定メニュー画面200内の機能ボタン211〜217のいずれかが押下されると、初期動作モード(たとえばコピーモード)における各種の機能に関する設定操作が行われる。たとえば、「用紙」ボタン204が押下されると、「用紙」に関する詳細設定画面(不図示)が画面に重畳表示され、当該詳細設定画面を用いて「用紙」に関する各種の設定操作(用紙サイズの設定操作等)が行われる。
基本設定メニュー画面200では、限定された数(ここでは7つ)の基本的な機能に関する設定のみが行われ得る。その他の機能に関する設定を行う場合等においては、応用設定メニュー画面が用いられる。
応用設定メニュー画面は、基本設定メニュー画面200内の応用設定ボタン295の押下操作に応答して表示される。この応用設定メニュー画面は、基本設定メニュー画面よりも多くの機能に関する設定を行うことが可能な画面(設定用のメニュー画面)である。
この実施形態においては、(基本設定メニュー画面200ではなく)応用設定メニュー画面に関して2種類の表示モードの切換処理が行われる態様について説明する。
応用設定メニュー画面は、2種類の表示モードM1,M2(具体的には、「一列表示モード」(M1)および「グリッド表示モード」(M2))のいずれかで表示される。ここでは、基本設定メニュー画面200から応用設定メニュー画面への切り換え時点(応用設定メニュー画面の初期表示時点)においては、応用設定メニュー画面に関する2種類の表示モードM1,M2のうち一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300(図5等)がタッチスクリーン25に初期表示されるものとする。なお、これに限定されず、逆にグリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500(図12等)が初期表示されるようにしてもよい。
また、後述するように、一列表示モードM1からグリッド表示モードM2に切り換えられると、当該グリッド表示モードM2では、応用設定メニュー画面300とは異なる応用設定メニュー画面500がタッチスクリーン25に表示される。
<1−3.一列表示モード>
以下では、まず、一列表示モードM1における応用設定メニュー画面300等について説明する。なお、一列表示モードM1は、後述するように一列に配列された複数の機能ボタンBiの中から所望の機能ボタンをスクロール操作を伴って探し出すモードであることから、「一列スクロール表示モード」などとも表現される。
図5は、一列表示モードM1における応用設定メニュー画面300を示す図である。この応用設定メニュー画面300は、基本設定メニュー画面200に重畳して表示されている。なお、図5においては、手前側の応用設定メニュー画面300が有効化され、背面側の基本設定メニュー画面200は無効化されている。
図5に示すように、応用設定メニュー画面300内の上側には、ボタン表示領域310が設けられている。
このボタン表示領域310には、複数の機能設定用ボタン(単に機能ボタンとも称する)Bi(この実施形態では、i=1,2,...,24)のうち一部の機能設定用ボタン(図5では、8個の機能ボタンB1〜B8)が水平方向に一列に配列されて表示される。詳細には、水平方向(横方向)に仮想的に配列された複数の機能ボタンBiのうち、表示対象範囲内の一部の機能ボタン(表示対象として決定された所定数(ここでは8個)の機能ボタン)が、表示対象ボタン(表示対象機能ボタン)としてボタン表示領域310に表示される。複数の機能ボタンBiは、MFP10に搭載された複数の機能にそれぞれ対応して設けられるボタンである。
水平方向に仮想的に配列された複数の機能ボタンBiのうち、初期状態では、左端の機能ボタンB1とその右側に配列された7個の機能ボタンB2〜B8との合計8個の機能ボタンB1〜B8が、表示対象機能ボタンとして決定され、ボタン表示領域310に表示される。なお、後述するように、ユーザによるスクロール操作に応じて、いずれの機能ボタンBiがボタン表示領域310に表示されるかが変更される。
また、後述するように、ユーザが複数の機能ボタンの中から所望の機能ボタンBiを選択して押下すると、押下された機能ボタンBiに関する機能設定画面(詳細設定画面とも称する)が表示(ポップアップ表示)される。換言すれば、複数の機能ボタンBiは、MFP10に搭載された複数の機能のそれぞれに関する機能設定画面(詳細設定画面)を呼び出すためのボタンである。
また、図5に示すように、ボタン表示領域310の下方には、アイコン表示領域350が設けられている。
アイコン表示領域350には、各機能を設定するための複数の機能ボタンBiに対応する複数のアイコン(図中において比較的小さな矩形領域(黒四角)で示される)が、水平方向に配列された状態で表示される。このアイコン表示領域350においては、複数のアイコンは、それぞれの機能に応じて複数の機能グループ(単にグループとも表現する)に分類された状態(詳細には、機能グループごとに纏められた状態)で表示される。
この実施形態においては、複数(ここでは合計24個)の機能が、その属性に応じて、複数(ここでは5個)のグループG1〜G5(「基本設定」グループ、「原稿」グループ、「レイアウト」グループ、「仕立て」グループおよび「画質/濃度」グループ)に分類される態様を例示する。具体的には、図3にも示すように、「基本設定」グループG1には、7つの機能(「カラー」、「濃度」、「原稿画質」、「用紙」、「倍率」、「両面/ページ集約」および「仕上り」)が所属する。また、「原稿」グループG2には、4つの機能(「原稿設定」、「ブック原稿」、「連続読込」および「自動画像回転」)が所属し、「レイアウト」グループG3には、6つの機能(「小冊子」、「綴じ代(とじしろ)」、「画像シフト」、「鏡像」、「リピート」および「拡大連写」)が所属する。さらに、「仕立て」グループG4には、4つの機能(「OHP合紙」、「カバーシート」、「インターシート」および「章分け」)が所属し、「画質/濃度」グループG5には、3つの機能(「下地調整」、「文字再現」および「光沢コピー」)が所属する。
このような分類の結果、全24個の機能に対応する合計24個のアイコンが、対応する機能の属性に応じて複数のグループG1〜G5に分類(カテゴライズ)される。同様に、全24個の機能に対応する全24個の機能ボタンBiも、対応する機能の属性に応じて複数のグループG1〜G5に分類(カテゴライズ)される。なお、これらの複数のグループG1〜G5は、機能ボタン(およびアイコン)の分類用のグループあるいは分類先のグループなどとも表現される。
そして、上記のアイコン表示領域350においては、上述の「24」個の機能に対応する合計24個のアイコンが、水平方向において略直線状に配列された状態且つ機能グループごとに纏めて配置された状態で表示される。たとえば、アイコン表示領域350の左端側の7つのアイコンは、基本設定グループG1の7つの機能(「カラー」、「濃度」、「原稿画質」、「用紙」、「倍率」、「両面/ページ集約」および「仕上り」)にそれぞれ対応するアイコンである。その右側には、原稿グループG2の4つの機能にそれぞれ対応する4つのアイコンが配列されている。同様にさらにその右側には、レイアウトグループG3の6つの機能にそれぞれ対応する6つのアイコンが配列されている。さらにその右側には、仕立てグループG4の4つの機能にそれぞれ対応する4つのアイコン、および画質/濃度グループG5の3つの機能にそれぞれ対応する3つのアイコンが水平方向に順次配列されている。このように、全24個のアイコンは、対応する機能ボタンBiの機能の属性に応じて複数のグループに分類(カテゴライズ)された状態でアイコン表示領域350に表示される。
さらに、この応用設定メニュー画面300には、スライダ340が設けられている。スライダ340は、アイコン表示領域350内の上述の複数のアイコンの直上部分に配置されている。スライダ340は、図5に示すように、スライドバー341と枠部342とを備えている。枠部342は、上述の複数のアイコンのうち、ボタン表示領域310での表示対象ボタンに対応するアイコン、を包囲する(仮想的な)部材である。スライドバー341は、ユーザの手指等による押下操作の対象となる(仮想的な)部材である。
スライダ340は、ユーザからの移動指示操作(スライドバー341を用いた移動操作)に応答して水平方向に移動することが可能であり、当該スライダ340の移動に応じてボタン表示領域310内の機能ボタンがスクロールされる。たとえば、スライドバー341がユーザ操作によって右方向に徐々に移動されると、ボタン表示領域310内の各機能ボタンBiが左向きに徐々に移動(スクロール)していく。換言すれば、ボタン表示領域310において比較的右側に配置されていたボタンが順次に新たな表示対象ボタンとして選択(決定)される。
このように、ボタン表示領域310においては、スライダ340を用いたスクロール操作に応じてスクロール表示が行われる。具体的には、スライダ340を左端から右端へと移動することによって、仮想的に一列に配列された複数の機能ボタンBiのうちの左端の機能ボタンB1を含む状態から右端の機能ボタンB24を含む状態へと、ボタン表示領域310の表示内容が変更される。逆に、スライダ340を右端から左端へと移動することによって、仮想的に一列に配列された複数の機能ボタンBiのうちの右端の機能ボタンB24を含む状態から左端の機能ボタンB1を含む状態へと、ボタン表示領域310の表示内容が変更される。
たとえば、図6においては、スライダ340の移動操作(具体的には、スライダ340の左端を画面の中央付近へと移動させる移動操作)等によって変更された応用設定メニュー画面300が表示されている。図6においては、「レイアウト」グループG3の6つの機能ボタンBiを含む8つの機能ボタンが、ボタン表示領域310における表示対象ボタンとして表示されている。
また、応用設定メニュー画面300には、移動指示入力キー381と移動指示入力キー382とが設けられている。
ユーザは、これらのキー381,382を用いることによっても、ボタン表示領域310におけるスクロール表示(表示対象ボタンの変更)を実現することが可能である。
移動指示入力キー381は、ボタン表示領域310に表示する一部の機能ボタンBiの表示対象範囲を右向きに移動させるスクロール指示入力を受け付ける。移動指示入力キー381がユーザによって押下されると、ボタン表示領域310内の一部の機能ボタンBiが左向きに一定量(例えば、機能ボタンBiの1個分)スクロールされ、移動後の位置に対応する新たな一部の機能ボタンBiが表示される。なお、機能ボタンBiは、表示対象範囲の移動の向きとは逆の向きにスクロール移動する。
移動指示入力キー382は、移動指示入力キー381とは逆向きのスクロール指示入力を受け付ける。具体的には、移動指示入力キー382は、ボタン表示領域310に表示する一部の機能ボタンBiの表示対象範囲を左向きに移動させるスクロール指示入力を受け付ける。移動指示入力キー382がユーザによって押下されると、ボタン表示領域310内の一部の機能ボタンBiが今度は右向きに一定量(例えば、機能ボタンBiの1個分)移動され、移動後の位置に対応する新たな一部の機能ボタンBiが表示される。
このように、移動指示入力キー381および移動指示入力キー382は、スライダ340と同様に、スクロール動作を指示するスクロール指示入力、を受け付ける操作部材として機能する。
さらに、ボタン表示領域310の表示内容は、ボタン表示領域310自体に対するユーザによるタッチ操作(詳細にはフリック操作等)によっても変更される。具体的には、ボタン表示領域310付近に対する左向きのフリック操作によって、機能ボタンBiが左向きにスクロール移動し、ボタン表示領域310に表示する一部の機能ボタンBiの表示対象範囲が右向きに移動される。逆に、ボタン表示領域310付近に対する右向きのフリック操作によって、機能ボタンBiが右向きにスクロール移動し、ボタン表示領域310に表示する一部の機能ボタンBiの表示対象範囲が左向きに移動される。フリック操作に伴う機能ボタンBiの移動量は、フリック操作の速さに応じて変更される。
このように、ボタン表示領域310の表示対象ボタンに関するスクロール表示は、スライダ340を用いた操作、移動指示入力キー381,382を用いた操作、およびボタン表示領域310に対する直接的なフリック操作等を用いて実現される。
また、応用設定メニュー画面300においてボタン表示領域310内のいずれかの機能ボタンBiが設定対象機能ボタン(設定対象の機能に対応するボタン)としてユーザにより選択されて押下されると、MFP10は、当該押下された機能ボタンに関する詳細設定用の詳細設定画面400を表示する。たとえば、図6の応用設定メニュー画面300においてボタン表示領域310内の機能ボタンB12(「小冊子」ボタン)が押下されると、当該機能ボタンB12に対応する詳細設定画面400(図7)がポップアップ表示される。
図7は、機能ボタンB12が押下された直後の様子を示す図である。図7の詳細設定画面400は、機能ボタンB12に対応する機能「小冊子」に関する詳細設定用の画面である。この詳細設定画面400においては、機能「小冊子」の「ON(オン)」への切換を行うための「ON」ボタン411と、同機能「小冊子」の「OFF(オフ)」への切換を行うための「OFF」ボタン412とが設けられている。また、詳細設定画面400には、「左開き」および「右開き」のいずれを採用するかを設定する設定項目等も設けられている。
図7に示すように、詳細設定画面400は、上側に配置された設定対象機能ボタン(ここではB12)を隠さないように、主に設定対象機能ボタンよりも下側に表示される。また、詳細設定画面400と設定対象機能ボタンとが関連している旨を示すため、詳細設定画面400は、設定対象機能ボタンから吹き出すような形状を有している。より具体的には、詳細設定画面400は、比較的小さな四角形(略正方形)と比較的大きな四角形(横長の長方形)とが当該横長の長方形の上辺の一部において結合した形状(L字型形状とも称される)を有している。
当該横長の長方形に係る部分は、設定対象機能ボタンに対応する機能(たとえば、「小冊子」)に関する各種の設定項目等が配置される図形(設定項目配置用図形とも称される)部分である。当該長方形に係る部分は、設定対象機能ボタンに重ならないように当該設定対象機能ボタン(ボタン表示領域310)の下側に配置される。
また、上記略正方形に係る部分は、上記横長長方形から上向きに突出する部分(突出部分)であるとも表現され、吹き出すような形状を有する図形のうちの吹出元の位置(吹出位置)を示す図形(吹出起点図形とも称される)である。当該略正方形に係る部分は、設定対象機能ボタンとほぼ同じ大きさを有するものの、設定対象機能ボタンよりも若干大きく、当該略正方形に係る部分には、設定対象機能ボタンが重畳して配置される。換言すれば、詳細設定画面400の突出部分(略正方形部分)は、設定対象機能ボタンに接触(且つ包囲)するように配置されている。なお、当該突出部分は、上記横長長方形部分(設定項目配置用図形)からの突出量を低減し、設定対象機能ボタンに接触せずに近接するように配置されてもよい。これによっても、設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示すことが可能である。
このように、設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面400は、設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示す図形部分(矩形形状の突出部分)を有するとともに、設定対象機能ボタンを隠さないように配置される。
なお、図7では、画面内の左端に存在する機能ボタンB12が押下されたときに表示される詳細設定画面400が示されている。ただし、機能ボタンB12は、スクロールの状況に依って、様々な位置に存在し得る(図8および図9等参照)。図8および図9は、それぞれ、スクロール操作に応じて機能ボタンB12がその他の位置に移動された後に機能ボタンB12の押下に応じて表示される詳細設定画面400を示している。詳細には、図8には、スクロール操作に応じて機能ボタンB12が水平方向略中央に移動された後に、略中央に存在する当該機能ボタンB12の押下に応じて表示される詳細設定画面400が示されている。また、図9には、スクロール操作に応じて機能ボタンB12がさらに右側に移動された後に、当該機能ボタンB12の押下に応じて表示される詳細設定画面400が示されている。図7〜図9に示すように、機能ボタンBiとの関連性の存在を示すための突出部分は、押下された機能ボタンBiの存在位置に対応する位置に表示される。
また、図7において、「小冊子」機能をオンにすべき旨の設定操作(「ON(オン)」ボタン411に対する押下操作)がなされると、「小冊子」機能が「OFF(オフ)」から「ON(オン)」に変更される。
その後、何らかの事情によって詳細設定画面400内のキャンセルボタン431が押下されると、詳細設定画面400を用いた設定変更内容がキャンセルされ、詳細設定操作が中断される。そして、詳細設定画面400が非表示にされ、応用設定メニュー画面300(図6)が最前面に表示される。
一方、図7の詳細設定画面400内のOKボタン432が押下されると、当該詳細設定画面400を用いた設定変更内容が実際の設定に反映され、詳細設定操作が完了する。そして、詳細設定画面400が非表示にされ、応用設定メニュー画面300(図10)が最前面に表示される。
ただし、詳細設定操作完了後の応用設定メニュー画面300(図10)においては、「小冊子」機能等に関して設定変更がなされた旨が「目印」(ここでは「丸」)を用いて示される。具体的には、応用設定メニュー画面300において設定対象として決定(選択)された機能ボタン(設定対象機能ボタンとも称する)Biに対応する詳細設定画面400を用いた設定操作が行われると、当該設定操作に伴って設定変更された全ての機能に対応する各機能ボタンに対して「目印」が付される。
より詳細には、「小冊子」機能をオンにする設定操作がなされると、当該設定操作に伴って4つの機能が設定変更される。具体的には、まず、機能項目「小冊子」自身に関する設定内容が「オフ」から「オン」へと変更される。さらに、当該設定操作に連動して3つの機能が自動的に設定変更される。詳細には、機能項目「倍率」(倍率変更機能)に関する設定内容が「100%」から「70.7%」へと変更され、機能項目「片面/両面」(出力面設定機能(両面出力機能))に関する設定内容が「片面」から「両面」へと変更され、機能項目「仕上り」(仕上り変更機能)に関する設定内容が「グループごと」から「一部ごと」へと変更される。そして、設定変更された機能(「小冊子」、「倍率」、「両面/ページ集約」、「仕上り」に対応する全ての機能ボタン(ここでは4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7)に対して、設定変更がなされた旨を示す目印(ここでは丸印)が当該各機能ボタン内の右上に部分付される。
これによれば、「小冊子」機能の設定操作に伴って設定変更された機能を比較的容易に視認することが可能である。より詳細には、まず、図10の応用設定メニュー画面300において、「小冊子」機能ボタンB12の右上部分に付された目印を視認することが可能である。また、スクロール操作を行って図11のような応用設定メニュー画面300を表示させることによって、「倍率」機能ボタンB5、「両面/ページ集約」機能ボタンB6、および「仕上り」機能ボタンB7のそれぞれの右上部分に付された各目印を視認することが可能である。
また、応用設定メニュー画面300においては、設定画面の表示モードを2つの表示モードM1,M2の相互間で切り換えるためのモード切換ボタン391,392(切換操作手段)が設けられている。モード切換ボタン391は、一列表示モードM1へと切り換えるためのボタンであり、モード切換ボタン392は、グリッド表示モードM2へと切り換えるためのボタンである。
この応用設定メニュー画面300(図5および図6等参照)では、一方のモード切換ボタン(一列表示モード指定ボタンとも称される)391が強調表示(太枠表示)(着色表示等であってもよい)されることによって、一列表示モードM1が現在選択中であることが示されている。応用設定メニュー画面300(図5等)において、他方のモード切換ボタン(グリッド表示モード指定ボタンとも称される)392が押下されると、一列表示モードM1からグリッド表示モードM2への切換動作が実行される。グリッド表示モードM2への切換直後においては、初期状態の応用設定メニュー画面500(図12)が表示される。また、一列表示モードM1における詳細設定画面400(図7等)の表示中にモード切換ボタン392が押下された場合にも、同様に、初期状態の応用設定メニュー画面500(図12)が表示される。この場合、詳細設定画面400(図7)による設定中の内容はキャンセルされた上で、グリッド表示モードM2への遷移が行われる。なお、図7等に示すように、詳細設定画面400の表示中においては、モード切換ボタン391,392は、詳細設定画面400との重複を避けるために、応用設定メニュー画面300内の上側に(移動して)表示される。
<1−4.グリッド表示モード>
つぎに、グリッド表示モードM2における応用設定メニュー画面500等について説明する。
図12は、グリッド表示モードM2における応用設定メニュー画面500を示す図である。応用設定メニュー画面500においても、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300と同様に機能ボタンBiが表示される。ただし、一度に表示される機能ボタンBiの数、および、機能ボタンBiの配置等が、一列表示モードM1における応用設定メニュー画面300とは相違している。
図12に示すように、応用設定メニュー画面500は、複数の機能ボタンBiのうちの少なくとも一部の機能ボタンをグリッド状に配置して表示するボタン表示領域510を有している。換言すれば、当該ボタン表示領域510においては、当該少なくとも一部の機能ボタンが異なる2つの方向(横方向および縦方向)にそれぞれ整列して配置される。ここでは、ボタン表示領域510においては、合計15個の機能ボタンBiが横方向に5列且つ縦方向に3列に配置されて表示され得る。すなわち、最大で15個の機能ボタンBiが一度に表示され得る。換言すれば、応用設定メニュー画面500における機能ボタンBiの最大配置数は、「15」である。応用設定メニュー画面500においては、機能ボタンBiの総数(たとえば24個)が最大配置数(たとえば15個)を超える場合には、複数の機能ボタンBiが複数のページに区分されて配置される。ここでは、24個の機能ボタンBiが最大配置数「15」を超えており、24個の機能ボタンBiが2ページに区分されて配置される(図12および図13参照)。
具体的には、第1ページ(図12参照)においては、「基本設定」グループG1に関する7つの機能ボタンのうち5つの機能ボタンB1〜B5がボタン表示領域510の最上段に配置される。また、ボタン表示領域510の中段には、「基本設定」グループG1に関する残り2つの機能ボタンB6,B7と、「原稿」グループG2に関する5つの機能ボタンのうち3つの機能ボタンB8〜B10とが配置される。また、ボタン表示領域510の最下段には、「原稿」グループG2に関する残り1つの機能ボタンB11と、「レイアウト」グループG3に関する6つの機能ボタンのうち4つの機能ボタンB12〜B15とが配置される。
第2ページ(図13参照)においては、「レイアウト」グループG3に関する残り2つのボタンB16,B17と、「仕立て」グループG4に関する4つの機能ボタンのうち3つの機能ボタンB18〜B20がボタン表示領域510の最上段に配置される。また、ボタン表示領域510の中段には、「仕立て」グループG4に関する残り1つの機能ボタンB21と、「画質/濃度」グループG5に関する3つの機能ボタンB22〜B24とが配置される。なお、ここでは、第2ページのボタン表示領域510の中段の右端位置とボタン表示領域510の最下段の各位置とは「空き」位置であり、機能ボタンは配置されない。
ページ相互間の移動は、ページ変更ボタン581の押下操作(ページ戻し指示操作),ページ変更ボタン582の押下操作(ページ送り指示操作)に応じて実現される。詳細には、応用設定メニュー画面500の第1ページ(図12)が表示されているときに右側のページ変更ボタン582が押下されると、応用設定メニュー画面500の第2ページ(図13)が表示される。逆に、応用設定メニュー画面500の第2ページが表示されているときに左側のページ変更ボタン581が押下されると、応用設定メニュー画面500の第1ページが表示される。
また、ページ相互間の移動操作は、ボタン表示領域510に対する直接的なフリック操作によっても実現される。なお、グリッド表示モードM2においては、表示対象の機能ボタンはページ単位でのみ変更され得る。
ここにおいて、グリッド表示モードM2では、複数のページのそれぞれに配置される各機能ボタンは、それぞれ各ページ内において常に同じ位置(固定位置)に表示される。換言すれば、各機能ボタンは、それぞれ固有の位置(固有位置)に配置される。そのため、ユーザは、「小冊子」ボタンの位置(たとえば、「第1ページの最下段の左から2番目」)を記憶している場合には、比較的容易に所望のボタンを探し出すことができる。
また、グリッド表示モードM2における各機能ボタンBiの大きさは、一列表示モードM1における各機能ボタンBiの大きさと同じである。これによれば、一列表示モードM1とグリッド表示モードM2との切換が行われる場合でも、ユーザは両モードM1,M2にて統一的な操作感を得ることができる。
また、応用設定メニュー画面500においてボタン表示領域510内のいずれかの機能ボタンBiが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、MFP10は、当該押下された機能ボタン(設定対象機能ボタン)に対応する詳細設定画面600を表示する。たとえば、図12の応用設定メニュー画面500においてボタン表示領域510内の機能ボタンB12(「小冊子」ボタン)が押下されると、当該機能ボタンB12に関する詳細設定用の詳細設定画面600(図14)を表示する。
図14は、機能ボタンB12が押下された直後にポップアップ表示される詳細設定画面600を示す図である。この詳細設定画面600は、機能ボタンB12に対応する機能「小冊子」に関する詳細設定用の画面である。グリッド表示モードM2における詳細設定画面600は、一列表示モードM1における詳細設定画面400と同じ内容を有している。具体的には、詳細設定画面600には、機能「小冊子」の「ON(オン)」への切換を行うための「ON」ボタン611と同機能「小冊子」の「OFF(オフ)」への切換を行うための「OFF」ボタン612とが設けられている。また、詳細設定画面600は、「左開き」および「右開き」のいずれを採用するかを設定する設定項目等を詳細設定画面400と同様に有している。
図14に示すように、グリッド表示モードM2における詳細設定画面600は、所定の位置(ここでは上下方向(縦方向)と左右方向(横方向)とのそれぞれにおいて略中央)に表示される。この詳細設定画面600は、設定対象機能ボタンに依拠することなく、常に同じ位置(共通位置)に表示される。換言すれば、詳細設定画面600は、何れのボタンが設定対象機能ボタンとして選択されたかに依存しない固定位置(共通の所定位置)に表示される。このように、いずれの機能ボタンBiが設定対象機能ボタンとして選択されたかに依拠することなく、グリッド表示モードM2の各詳細設定画面600はタッチスクリーン25内にて常に所定の位置(共通位置)に表示される。したがって、各機能ボタンBiの押下に応じて表示される異なる複数の詳細設定画面600において、統一的な操作感をユーザに与えることが可能である。換言すれば、複数の詳細設定画面600は、いずれも所定の位置(共通位置)に表示されるので、複数の機能の詳細設定画面の相互間において統一感(一貫性)を持たせることが可能である。
なお、グリッド表示モードM2においては、詳細設定画面600と設定対象機能ボタンとの関連性を示すような表示(図7のような吹き出し状表示)(「関連付け表示」とも称する)は特には行われない。グリッド表示モードM2においては、各機能ボタンBiが各ページにおいて常に同じ位置(各機能ボタンに固有の位置(固定位置))に表示されており、一列表示モードM1のような状況、すなわち機能ボタンB12がスクロールの状況に依って様々な位置に移動するという状況が発生しない。その結果、ユーザは、機能ボタンBiを押し間違えることも比較的少なく、機能ボタンBiの位置(特に、よく使う機能ボタンBiの位置)を比較的容易に記憶することもが可能である。したがって、機能ボタンBiと詳細設定画面600との関連性を示す表示を行う必要性が低いと考えられ、この実施形態においては、詳細設定画面600と設定対象機能ボタンとの関連性を示す表示は特には行われない。
また、図14において、「小冊子」機能をオンにすべき旨の設定操作(「ON(オン)」ボタン611に対する押下操作)がなされると、「小冊子」機能が「OFF(オフ)」から「ON(オン)」に設定変更される。
その後、何らかの事情によって詳細設定画面600内のキャンセルボタン631が押下されると、詳細設定画面600を用いた設定変更内容がキャンセルされ、詳細設定操作が中断される。そして、詳細設定画面600が非表示にされ、応用設定メニュー画面500(図12)が最前面に表示される。
一方、図14の詳細設定画面400内のOKボタン632が押下されると、当該詳細設定画面600を用いた設定変更内容が実際の設定に反映され、詳細設定操作が完了する。そして、詳細設定画面600が非表示にされ、応用設定メニュー画面500(図15)が最前面に表示される。
ただし、戻り後の応用設定メニュー画面500(図15)においては、「小冊子」機能等に関して設定変更がなされた旨が「目印」を用いて示される。具体的には、応用設定メニュー画面500において設定対象として選択された機能ボタン(設定対象機能ボタンとも称する)Biに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われると、当該設定操作に伴って設定変更された全ての機能に対応する各機能ボタンに対して「目印」が付される。図15においては、設定変更された機能(「小冊子」、「倍率」、「両面/ページ集約」、「仕上り」)に対応する全ての機能ボタンB12,B5,B6,B7のそれぞれの右上部分に「目印」(ここでは丸印)が付されている。
これによれば、「小冊子」機能の設定操作に伴って設定変更された機能を比較的容易に視認することが可能である。特に、設定変更された全ての機能に対応する4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7のいずれもが単一の応用設定メニュー画面500内に表示されているとともに、当該機能ボタンB12,B5,B6,B7に目印が付されている。したがって、ユーザは、目印が付された4つの機能ボタンの全てをスクロール操作を伴うことなく視線の移動のみで確認することが可能である。
また、応用設定メニュー画面500においては、設定画面の表示モードを2つの表示モードM1,M2の相互間で切り換えるためのモード切換ボタン591,592(モード切換指示を受け付けるボタン)が設けられている。モード切換ボタン591は、一列表示モードM1へと切り換えるためのボタンであり、モード切換ボタン592は、グリッド表示モードM2へと切り換えるためのボタンである。モード切換ボタン591は、モード切換ボタン391と同じ形状および同じ大きさを有しており、モード切換ボタン592は、モード切換ボタン392と同じ形状および同じ大きさを有している。
この応用設定メニュー画面500(図12および図13も参照)では、モード切換ボタン592が強調表示(太枠表示)(着色表示等であってもよい)されることによって、グリッド表示モードM2が現在選択中であることが示されている。また、応用設定メニュー画面500(図12等)において、もう1つのモード切換ボタン591が押下されると、グリッド表示モードM2から一列表示モードM1への切換動作が実行される。一列表示モードM1への切換直後においては、初期状態の応用設定メニュー画面300(図5)が表示される。また、グリッド表示モードM2における詳細設定画面600(図14)の表示中にモード切換ボタン591が押下された場合にも、同様に、初期状態の応用設定メニュー画面300(図5)が表示される。この場合、詳細設定画面600(図14)による設定中の内容はキャンセルされた上で、一列表示モードM1への遷移が行われる。
このように、これらの2種類の応用設定メニュー画面300,500は、モード切換ボタン392,591を用いて互いに切り換えて表示される。
以上のような態様によれば、異なる特質を有する2つの表示モードM1,M2がモード切換ボタン392,591を用いて互いに切り換えられる。詳細には、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300とグリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500との両メニュー画面のうち現在表示中のメニュー画面に表示されたモード切換ボタン(392,591)に対する押下操作に応答して、MFP10は、表示モード切換処理を実行する。
ここにおいて、一列表示モードM1では、上述のように、ユーザは、多数の機能ボタンの中から所望の機能ボタンを探す際に、所定数の機能ボタンを所定方向に一列に配置したボタン表示領域310にて当該所定方向(1方向)にのみ視線を移動させればよい、という利点を得ることができる。しかしながら、一列表示モードM1においては、多数の機能ボタンがスクロールされて表示され所望のボタンの位置は画面内において随時移動するため、ユーザが所望のボタンを見逃してしまうこともある、との難点が存在する。また、画面内に配置できる数を一定個数(たとえば10個)以上に増やすことは困難であるため、一覧性に劣る、という難点も存在する。
一方、グリッド表示モードM2では、グリッド状(2次元状)配置によって、比較的多数(たとえば24個)の機能ボタンを画面内に一度に表示することが可能であり、比較的高い一覧性を得ることが可能である。また、グリッド状表示技術においては、多数の機能ボタンがそれぞれ常に同じ位置(固有の位置)に表示されるので、ユーザは、所望の機能ボタンの位置を記憶している場合には、所望の機能ボタンに比較的早くアクセスすることが可能である。しかしながら、グリッド状表示技術においては、ユーザは、メニュー画面内から所望のボタンを探す際において、横方向と縦方向との2方向において所望のボタンの存在を目で追いかけていくことが求められるので、目で追いにくくなるという難点もある。
上記実施形態においては、ユーザは、このような2種類の表示モードM1,M2をモード切換ボタン392,591を用いて切り換えることが可能である。したがって、ユーザは、自らの利用の仕方或いは好み(嗜好)等に応じて、2種類の表示モードM1,M2のうち所望の表示モードを適宜選択することが可能であり、ユーザの操作性を向上させることが可能である。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態においては、手動操作(詳細には、モード切換ボタンの押下操作)に応答して、表示モード切換処理が実行される態様を例示した。
この第2実施形態においては、所定の条件が充足される場合に表示モード切換処理が自動的に実行される態様を例示する。
図16は、第2実施形態に係る動作を示すフローチャートである。このフローチャートに係る動作は、詳細設定画面400を用いた設定操作の終了直後に、MFP10によって実行される。たとえば、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300(図6)にて設定対象機能ボタンが選択され、当該設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面400(図7)を用いて設定操作が行われた後に実行される。より詳細には、一列表示モードM1における詳細設定画面400(図7参照)を用いた設定操作が行われ且つOKボタン432(図7参照)が押下された直後に、図16のフローチャートが実行される。
具体的には、まず、ステップS22において、詳細設定画面による設定処理が「単独機能設定」か「連動機能設定」かが判定される。ここにおいて、「単独機能設定」は、或る機能に関する詳細設定画面を用いた設定操作に応じて、当該機能のみ(単一の機能)に関して設定内容が変更される設定処理である。一方、「連動機能設定」は、或る機能に関する詳細設定画面を用いた設定操作に応じて、当該機能のみに関して設定内容が変更されるとともに当該機能以外の機能に関する設定内容も連動して自動的に変更される設定処理である。
たとえば、上述のように、機能「小冊子」に関する設定が「OFF」から「ON」に変更されると、その他の3つの機能(「倍率」、「両面/ページ集約」、「仕上り」)機能に関する設定変更も連動して(自動的に)行われる。そのため、機能「小冊子」に関する設定は、「連動機能設定」であると判定される。なお、機能「濃度」に関する設定が変更されるときには当該機能「濃度」に関する変更のみが実行されるので、機能「濃度」に関する設定は「単独機能設定」である。
ステップS22において詳細設定画面による設定処理が「単独機能設定」であると判定される場合には、表示モードの変更を伴わずに図16の処理は終了する。たとえば、機能「濃度」に関する設定処理が行われたときには、当該設定処理が単独機能設定であると判定され、一列表示モードM1が維持されて応用設定メニュー画面300が表示される。
一方、ステップS22において詳細設定画面による設定処理が「連動機能設定」であると判定される場合には、ステップS23に進む。
ステップS23においては、設定操作(「連動機能設定」に係る設定操作)に伴って設定変更された2以上の機能(当該設定操作に連動して自動的に設定変更された機能を含む)に対応する2以上の機能ボタンが、直前の応用設定メニュー画面300内にて一度に表示されていたか否かが判定される。
当該2以上の機能ボタンが応用設定メニュー画面300内にて一度に表示されていたと判定される場合には、図16の処理は終了し、一列表示モードM1が維持されて応用設定メニュー画面300が表示される。
たとえば、仮に、図6ではなく図5の応用設定メニュー画面300内の機能ボタンB6に応答して表示される詳細設定画面400(不図示)にて、機能「ページ集約」に関して「OFF」から「2in1」への設定操作(「連動機能設定」に係る設定操作)が行われると、当該設定操作に伴って2以上の機能(ここでは3つの機能)が設定変更される。具体的には、機能「ページ集約」に関する設定が「OFF」から「2in1」に変更されるとともに、その他の2つの機能(「倍率」、「仕上り」)機能に関する変更も連動して(自動的に)行われる。この場合には、当該3つの機能(「ページ集約」、「倍率」、「仕上り」)に対応する3つの機能ボタンB6,B5,B7が直前の応用設定メニュー画面300(図5)内にて一度に表示されていた旨が判定される。そして、グリッド表示モードM2への切換が行われることなく、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300が表示される(図17参照)。この場合、グリッド表示モードM2への切換が行われなくても、ユーザは、この応用設定メニュー画面300(図17)において、設定変更された3つの機能に対応する3つの機能ボタンB5,B6,B7を一度に視認することが可能である。
一方、当該2以上の機能ボタンが応用設定メニュー画面300内にて一度に表示されていなかったと判定される場合には、ステップS23からステップS24に進む。
たとえば、機能「小冊子」に関して「OFF」から「ON」への設定操作(「連動機能設定」に係る設定操作)が行われると、当該設定操作に伴って2以上の機能(ここでは4つの機能(当該設定操作に連動して自動的に設定変更された3つの機能を含む))が設定変更される。この場合には、当該4つの機能に対応する4つの機能ボタンB5,B6,B7,B12が直前の応用設定メニュー画面300(図6)内にて一度に表示されていなかった旨が判定される。そして、ステップS24に進む。
ステップS24では、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500において当該2以上の機能ボタンを全て含む一のページ(ページ画面とも称する)が存在するか否か、がさらに判定される。
当該2以上の機能ボタンを全て含む一のページ画面が存在しない場合には、表示モードの変更を伴わずに図16の処理は終了し、一列表示モードM1が維持されて応用設定メニュー画面300が表示される。
一方、ステップS24において、当該2以上の機能ボタンを全て含む一のページ画面が存在する場合には、ステップS25に進む。ステップS25では、表示モードを一列表示モードM1からグリッド表示モードM2へと切り換える処理が実行される。具体的には、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300に代えて、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500(詳細には、その第1ページのページ画面)が表示される。
たとえば、上述の4つの機能ボタンB5,B6,B7,B12が直前の応用設定メニュー画面300(図6)内にて一度に表示されておらず且つ当該4つの機能ボタンを全て含む一のページ画面500が存在する場合には、図15に示すような当該ページ画面500が、応用設定メニュー画面300に代えて表示される。図15においては、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500(詳細には、その第1ページのページ画面)が示されている。
また、図15に示すように、切換後の応用設定メニュー画面500においては、設定変更がなされた旨を示す「目印」が、設定変更がなされた2以上の機能ボタン(たとえば、4つの機能ボタンB5,B6,B7,B12)の全てに対して付される。
このように、機能「小冊子」に関して「OFF」から「ON」への設定操作(「連動機能設定」に係る設定操作)が行われると、当該設定操作に伴って設定変更された4つの機能に対応する4つの機能ボタンを含む応用設定メニュー画面500(図15)が、直前の応用設定メニュー画面300(図6)に代えて自動的に表示される。設定変更された4つの機能(「小冊子」、「倍率」、「両面/ページ集約」、「仕上り」)に対応する4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7は、変更後のメニュー画面500(図15)においていずれも表示(端的に言えば一覧表示)されている。より詳細には、変更前の画面300(図6)では、当該4つの機能ボタンのうち比較的少数の機能ボタン(具体的には、1個の機能ボタンB12)しか一度に視認され得ないのに対して、変更後の画面500(図15)では、当該4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7の全てが一度に視認され得る。したがって、ユーザは、当該4つの機能に関する設定状態をより容易に確認することが可能である。換言すれば、ユーザの操作性を向上させることが可能である。
特に、設定変更がなされた4つの機能に対応する機能ボタンに対して「目印」(設定変更がなされた旨を示す目印画像)が付される場合には、「目印」が付された4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7を応用設定メニュー画面500(図15)で一度に視認できる。したがって、当該4つの機能に設定変更がなされた旨を容易に確認することが可能である。また、各機能ボタンB12,B5,B6,B7には、変更後の設定内容(「ON」、「70.7%」、「片面→両面」、「一部ごと」等)がそれぞれ重畳して表示されているので、変更後の設定内容自体をも容易に確認することが可能である。
なお、上記第2実施形態においては、設定変更された機能に係る2以上の機能ボタンの全てを含むページ画面500が存在することがステップS24にて判定される場合に、表示モードの切換処理が実行されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、設定変更された機能に係る2以上の機能ボタンの全てを含むページ画面が存在しない場合にも、グリッド表示モードM2への切換処理が行われるようにしてもよい。より詳細には、グリッド表示モードM2に係る複数のページ画面(応用設定メニュー画面500)のうち、当該2以上の機能ボタンのうちの少なくとも1つの機能ボタンを有するページ画面が新たに表示されるようにしてもよい。特に、当該2以上の機能ボタンのいずれかを有し且つ当該2以上の機能ボタンのうち最も多数の機能ボタンを有するページ画面が新たに表示されることが好ましい。
また、上記第2実施形態においては、ステップS23において、当該2以上の機能ボタンが応用設定メニュー画面300内にて一度に表示されていたか否かが判定されているが、これに限定されない。
たとえば、当該2以上の機能ボタンを応用設定メニュー画面300内にてスクロールを伴わずに一度に表示することができるか否かがステップS23にて判定されるようにしてもよい。そして、当該2以上の機能ボタンを応用設定メニュー画面300内にてスクロールを伴わずに一度に表示することができないと判定されることを条件として、表示モードの切換処理(ステップS25)が行われるようにしてもよい。なお、当該2以上の機能ボタンを応用設定メニュー画面300内にてスクロールを伴わずに一度に表示することができると判定される場合には、一列表示モードM1において表示対象機能ボタンの変更処理(スクロール処理)が自動的に行われることが好ましい。具体的には、当該2以上の機能ボタンの全てが所定数(たとえば8個)の表示対象機能ボタンに含まれるようにスクロールして、当該2以上の機能ボタンを応用設定メニュー画面300内にてスクロールを伴わずに一度に表示するようにすればよい。
<3.第3実施形態>
第3実施形態は、第2実施形態の変形例である。以下、第2実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第2実施形態においては、設定操作に伴って設定変更された2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンが直前の応用設定メニュー画面300内に一度に表示されていなかったこと等を条件として、表示モード切換処理が自動的に実行される態様を例示した。
この第3実施形態においては、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300を用いて設定変更された機能の数Nが所定値(たとえば、3個)を超える場合には、グリッド表示モードM2への表示モード切換処理が自動的に実行される態様を例示する。
図18は、第3実施形態における動作を示すフローチャートである。このフローチャートに係る動作は、詳細設定画面400を用いた設定操作の終了直後にMFP10によって実行される。たとえば、一列表示モードM1における詳細設定画面400(図7参照)を用いた設定操作が行われ且つOKボタン432が押下された直後に、図18のフローチャートが実行される。
具体的には、まず、ステップS32において、設定変更された機能の数(合計数)Nが所定数(たとえば、3個)を超えたか否かが判定される。たとえば、最初の1個の設定操作によって単一の機能の設定内容のみが変更されたと判定される場合には、表示モードの切換処理は実行されずに、図18の処理は終了する。一方、次回以降の設定操作等によって、合計で所定数を超える数の機能の設定内容が変更されたと判定される場合には、ステップS32からステップS35に進む。なお、所定数を超える数の機能(連動して自動的に設定変更された機能を含む)の設定内容が単一の設定操作に応じて変更された場合にも、ステップS35に進む。
そして、ステップS35では、表示モードを一列表示モードM1からグリッド表示モードM2へと切り換える処理が実行される。具体的には、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300に代えて、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500が表示される。詳細には、応用設定メニュー画面500に関する複数のページ画面のうち、最も多数の機能ボタンを含むページ画面が自動的に選択されて、タッチスクリーン25に表示される。
たとえば、上述の4つの機能ボタンを全て含む一のページ画面500(図15等)が存在する場合には、当該ページ画面500が応用設定メニュー画面300に代えて表示される。あるいは、設定変更された4つの機能ボタンのうち単一の機能ボタンが第1のページ画面500に配置され且つ残りの3つの機能ボタンが第2のページ画面500に配置されている場合には、3つの機能(比較的多数の機能)を含む第2のページ画面500が選択されて表示される。
この第3実施形態によれば、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300を用いて設定変更された機能の数が所定値を超える場合には、グリッド表示モードM2への表示モード切換処理が自動的に実行される。したがって、変更後の画面500(図15)では、設定変更された当該4つの機能ボタンB12,B5,B6,B7のうちの少なくとも一部が一度に視認され得る。したがって、ユーザは、当該4つの機能に関する設定状態をより容易に確認することが可能である。
なお、上記第3実施形態においては、応用設定メニュー画面300を用いて設定変更された機能の数Nが所定値を超えるとステップS32にて判定される場合、直ちに表示モードの切換処理(ステップS35)が行われているが、これに限定されない。たとえば、設定変更されたN個の機能に対応するN個の機能ボタンを含む一のページ画面500が存在することをも条件として、表示モードの切換処理(ステップS35)が行われるようにしてもよい。
<4.第4実施形態>
第4実施形態は、第2実施形態の変形例である。以下、第2実施形態との相違点を中心に説明する。
第4実施形態においても、表示モード切換処理が自動的に実行される態様を例示する。ただし、表示モード切換処理が自動的に実行されるための条件等が異なる。この第4実施形態においては、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300にて一往復のスクロール操作が行われる期間においてユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合、表示モード切換処理が自動的に実行される。
図19は、第4実施形態に係るMFP10の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに係る動作は、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300(図5および図6等参照)の表示中に行われる。また、一列表示モードM1においては、図5の応用設定メニュー画面300が最初に表示されるものとする。図5の応用設定メニュー画面300においては、一列表示モードM1において水平方向(横方向)に配列された複数の機能ボタンBiのうちの一方端のボタン(ここでは左端の機能ボタンB1)が、ボタン表示領域310の左端に表示されている。その後、ユーザのスクロール操作に応じてボタン表示領域310における表示対象ボタンは変更される。なお、図19のフローチャートにおいては、スクロール動作を実行するための処理は省略されている。
図19のステップS42においては、応用設定メニュー画面300内のいずれかの機能ボタンBiが押下されたか否かが判定される。
いずれかの機能ボタンBiが押下されたと判定されると、ステップS48に進む。ステップS48では、当該機能ボタンBiの押下に対応する処理(たとえば、当該機能ボタンBiに対応する詳細設定画面を用いた設定処理等)が行われる。
一方、いずれの機能ボタンBiも押下されていないと判定されると、ステップS43に進む。ステップS43では、一列表示モードM1において水平方向(横方向)に配列された複数の機能ボタンBiのうちの他方端のボタン(ここでは右端の機能ボタンB24)がボタン表示領域310の右端に表示される状態(図20参照)、に遷移したか否かが判定される。図20は、複数の機能ボタンが右端にまでスクロールした状態を示す図である。
右端の機能ボタンB24がボタン表示領域310の右端に表示される状態に遷移していない旨がステップS43にて判定される場合には、再びステップS42に戻り、同様の動作が繰り返される。なお、ステップS42とステップS43とのループ処理の期間中においてユーザのスクロール操作が行われると、ボタン表示領域310内での機能ボタンBiに関するスクロール処理が実行される。
一方、右端の機能ボタンB24がボタン表示領域310の右端に表示される状態に遷移した旨がステップS43にて判定される場合には、ステップS44に進む。すなわち、ボタン表示領域310において右端までのスクロールが行われると、ステップS44に進む。
ステップS44においては、ステップS42と同様に、応用設定メニュー画面300内のいずれかの機能ボタンBiが押下されたか否かが判定される。
いずれかの機能ボタンBiが押下されたと判定されると、ステップS48に進み、当該機能ボタンBiの押下に対応する処理が行われる。
一方、いずれの機能ボタンBiも押下されていないと判定されると、ステップS45に進む。ステップS45では、一列表示モードM1において水平方向(横方向)に配列された複数の機能ボタンBiのうちの左端の機能ボタンB1が、ボタン表示領域310の左端に表示される状態に遷移したか否かが判定される。
左端の機能ボタンB1がボタン表示領域310の左端に表示される状態に遷移していない旨がステップS45にて判定される場合には、再びステップS44に戻り、同様の動作が繰り返される。なお、ステップS44とステップS45とのループ処理の期間中においてユーザのスクロール操作が行われると、ボタン表示領域310内での機能ボタンBiに関するスクロール処理が実行される。
一方、左端の機能ボタンB1がボタン表示領域310に表示される状態に遷移した旨がステップS45にて判定される場合には、ステップS46に進む。すなわち、ボタン表示領域310において左端までのスクロールが行われると、ステップS46に進む。
ステップS46においては、一列表示モードM1からグリッド表示モードM2への表示モード切換処理が実行される。具体的には、応用設定メニュー画面300(図5)に代えて、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500(図12参照)が表示される。このとき、切換直後の応用設定メニュー画面としては、直前の応用設定メニュー画面300(図5)に含まれていた機能ボタンB1〜B8を有するページ画面500(図12)が表示されることが好ましい。
以上のように、上記態様においては、一列表示モードM1にて水平方向に配列された複数の機能ボタンのうちの左端のボタンB1が表示されている状態から、機能ボタンに関するスクロール操作に応じて水平方向における右端のボタンB24が表示される状態を経て、さらに、逆向きのスクロール操作に応じて左端のボタンB1が再び表示される状態へと遷移するまでに、ユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合には、ステップS46に進む。換言すれば、ボタン表示領域310において、左端から右端へのスクロール操作が行われ更に再び右端から左端へのスクロール操作(端的に言えば、一往復のスクロール操作)が行われても、機能ボタンBiの選択操作(押下操作)が行われない場合には、ステップS46に進む。そして、ステップS46では、表示モード切換処理が実行される。具体的には、一列表示モードM1の応用設定メニュー画面300に代えてグリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500が表示される。
ここにおいて、このような一往復のスクロール操作が行われても、機能ボタンの選択操作(押下操作)が行われないということは、ユーザは、所望の機能ボタンを探し出すことができなかった可能性が高い。
詳細には、一列表示モードM1は、その一覧性が比較的低い表示モードであり、一列表示モードM1においては、スクロール操作に応じて複数の機能ボタンBiが流れるように表示される。そのため、所望のボタンを見逃す可能性が比較的高い。また、一列表示モードM1においては、スクロール操作に応じて各機能ボタンの表示位置が随時変更される(固定されていない)ため、所望のボタンの位置に関するユーザ自身の記憶に基づいて、当該所望のボタンを探し出すことは容易ではない。
これに対して、この実施形態では、一往復のスクロール操作で機能ボタンが押下されなかった場合には、表示モードが一列表示モードM1からグリッド表示モードM2へ変更され、比較的高い一覧性を有する応用設定メニュー画面500が表示される。したがって、ユーザは、所望の機能ボタンを比較的容易に探し出すことが可能であり、ユーザの操作性を向上させることが可能である。特に、所望のボタンの応用設定メニュー画面500内での位置を記憶しているユーザは、当該所望のボタンを非常に容易に探し出すことが可能である。
なお、上記実施形態においては、一往復のスクロール操作が行われても機能ボタンの選択操作が行われない場合に、表示モード切換処理が実行されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、片道のスクロール操作(たとえば、左端から右端への(往路の)スクロール操作)が行われても機能ボタンの選択操作が行われない場合に、表示モード切換処理が実行されるようにしてもよい。
より詳細には、一列表示モードM1において水平方向に配列された複数の機能ボタンBiのうちの一方端のボタンが表示されている状態から、機能ボタンに関するスクロール操作に応じて水平方向における他方端のボタンが表示される状態へと遷移するまでに、ユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合に、表示モード切換処理が実行されるようにしてもよい。たとえば、図19のフローチャートにおいてステップS44,S45を除いた処理が行われるようにすればよい。より詳細には、ステップS43にて、左端から右端への(片道の)スクロール操作が行われたと判定されると、直ちにステップS46に進むようにすればよい。
<5.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記第1実施形態においては、グリッド表示モードM2の詳細設定画面600(図14)の表示中にモード切換ボタン591が押下された場合には、一列表示モードM1への切換直後において、初期状態の応用設定メニュー画面300(図5)が表示される態様が例示されている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
具体的には、グリッド表示モードM2において特定の機能「小冊子」に関する詳細設定画面600(図14)が表示されている際にモード切換ボタン591が押下されて一列表示モードM1への切換が行われる場合には、当該切換直後において、一列表示モードM1用の同じ機能(当該特定の機能)に関する詳細設定画面400(図7)による設定が継続されるようにしてもよい。さらに、一列表示モードM1用の詳細設定画面400を用いた設定終了後には、図6に示すように、当該特定の機能に対応する機能ボタンB12がボタン表示領域310において表示されるようにしてもよい。
以下、このような態様について図21のフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートに係る動作は、特定の機能(「小冊子」等)に関する詳細設定画面600、より詳細には特定の機能(「小冊子」等)に関する詳細設定画面600(図14等参照)の表示中に、MFP10によって繰り返し実行される。図14においては、上述のように機能「小冊子」に関する詳細設定画面600が示されている。
ステップS52において、モード切換ボタン591が押下された旨が判定されると、ステップS53に進む。換言すれば、モード切換ボタン591の押下に応じて一列表示モードM1への切換指示が受け付けられると、ステップS53に進む。
ステップS53においては、モード切換ボタン591押下の直前に詳細設定画面600が表示されていたか否かが判定される。
モード切換ボタン591の押下の直前にて詳細設定画面600が表示されていなかった(換言すれば、応用設定メニュー画面500が表示されていた)旨が判定されると、ステップS55に進む。ステップS55では、一列表示モードM1への切換が行われるとともに、当該切換直後において、初期状態の応用設定メニュー画面300(図5)が表示される。
一方、モード切換ボタン591の直前にて詳細設定画面600が表示されていた旨が判定されると、ステップS54に進む。
ステップS54では、一列表示モードM1への切換が行われるとともに詳細設定画面による設定が継続される。
当該切換直後においては、同じ機能「小冊子」に関する詳細設定画面400(図7)がまず表示される。このとき、図7に示すように、ポップアップ表示されている詳細設定画面400の背面側には、応用設定メニュー画面300も表示されている。この応用設定メニュー画面300のボタン表示領域310(詳細にはボタン表示領域310の左端位置)においては、設定中の機能「小冊子」に対応する機能ボタンB12が表示されている。換言すれば、当該機能「小冊子」に対応する機能ボタンB12が、ボタン表示領域310における表示対象機能ボタンの1つとして含まれている。なお、ここでは、図7の詳細設定画面400が一列表示モードM1への切換直後に表示される態様を例示しているが、これに限定されず、たとえば、図8あるいは図9に示されるような詳細設定画面400が一列表示モードM1への切換直後に表示されるようにしてもよい。
その後、詳細設定画面400内のOKボタン432が押下され、当該詳細設定画面400を用いた設定が終了すると、詳細設定画面400が消去される。その結果、図6に示すように、詳細設定画面400の背面側に隠れていた応用設定メニュー画面300が前面側に表示される。このように、一列表示モードM1用の詳細設定画面400を用いた設定終了後には、機能「小冊子」に対応する機能ボタンB12をボタン表示領域310における表示対象機能ボタンの1つとして含む応用設定メニュー画面300が表示される。
以上のように、設定操作中に表示モードが一列表示モードM1へと変更される場合において、設定操作中の機能に対応する機能ボタンがボタン表示領域310に表示されるので、ユーザは、継続的な操作感を得ることができる。したがって、ユーザの操作性を向上させることが可能である。
また、逆向きの表示モードの切換に関しても同様の改変を行うようにしてもよい。
たとえば、一列表示モードM1において機能「小冊子」に関する詳細設定画面400(図7)が表示されている際にモード切換ボタン392が押下されてグリッド表示モードM2への切換が行われる場合には、当該切換直後においてグリッド表示モードM2用の同じ機能「小冊子」に関する詳細設定画面600(図14)による設定が継続されるようにしてもよい。また、グリッド表示モードM2用の詳細設定画面600を用いた設定終了後には、当該機能「小冊子」に対応する機能ボタンB12を含む機能ボタンB1〜B15がグリッド状に配置して表示されるようにしてもよい(図12参照)。
このように、設定操作中に表示モードがグリッド表示モードM2へと変更される場合において、設定操作中の機能に対応する機能ボタンがボタン表示領域510(図12)に表示されるので、ユーザは、継続的な操作感を得ることができる。したがって、ユーザの操作性を向上させることが可能である。
また、一列表示モードM1の詳細設定画面400(図7)とグリッド表示モードM2の詳細設定画面600(図14)とは、詳細設定画面400の突出部分(詳細設定画面と設定対象機能ボタンとの関連性を示す図形部分)を除いて、同じ形状および同じ大きさ等を有するとともに、同じ設定領域等を有している。換言すれば、詳細設定画面400には当該突出部分が存在するのに対して詳細設定画面600にはそのような突出部分は存在しない点で両者は相違するが、その他の点においては両者は同じである。すなわち、詳細設定画面400,600は、互いにほぼ同じ外観を有している。したがって、表示モードM1,M2の切換の前後においても、ユーザは、統一的な操作感を得ることが可能である。
また、上記各実施形態等においては、一列表示モードM1において、表示対象の機能ボタンBiは画面内の上側に配置され、詳細設定画面が当該機能ボタンBiの主に下方に表示されているが、これに限定されない。たとえば、各要素の配置を上下方向において反転させてもよい。より詳細には、一列表示モードM1において、表示対象の機能ボタンBiが画面内の下側に配置され、詳細設定画面が当該機能ボタンBiの主に上方に表示されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態等においては、グリッド表示モードM2の応用設定メニュー画面500(図12および図13)にて、複数の機能ボタンBiが装置固有の順序(詳細にはグループ分けに基づく所定の順序)に従って配置される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、装置固有の順序ではなく、ユーザによってカスタマイズされた順序で各機能ボタンBiが配置されるようにしてもよい。すなわち、応用設定メニュー画面500における各機能ボタンBiが、ユーザごとにカスタマイズされた固有位置に配置されるようにしてもよい。この場合、ユーザは、自らカスタマイズした応用設定メニュー画面500における各機能ボタンBiの位置を比較的容易に記憶することが可能である。
また、上記各実施形態等においては、MFP10の電源投入直後に基本設定メニュー画面200が一旦表示された後に応用設定メニュー画面が表示されているが、これに限定されない。たとえば、電源投入直後に応用設定メニュー画面が2種類の表示モードM1,M2のいずれかで表示され、その後、手動操作に応じて或いは自動的に、両表示モードM1,M2相互間の切換処理が行われるようにしてもよい。
また、上記各実施形態等においては、MFP10に内蔵されたコンピュータにおいて、MFP10のタッチスクリーン25の表示動作が制御される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、MFP10と通信可能な外部端末(タブレット端末等)に内蔵されたコンピュータにおいて、MFP10を遠隔操作するプログラムが実行されるようにしてもよい。そして、当該外部端末による当該遠隔操作に応じてMFP10に関する操作が行われるようにしてもよい。より詳細には、タブレット端末にはMFP10のタッチスクリーン25と同様の画面(上記のメニュー画面300,500および詳細設定画面400,600等)が表示され、当該画面に対する操作内容がタブレット端末からMFP10へと通信回線を通じて送信される。このような通信処理等によって、MFP10が遠隔操作されるようにしてもよい。
10 MFP(画像形成装置)
25 タッチスクリーン
300 応用設定メニュー画面(一列表示モード)
310 ボタン表示領域
340 スライダ
350 アイコン表示領域
381,382 移動指示入力キー
391,392,591,592 モード切換ボタン
400 詳細設定画面(一列表示モード)
500 応用設定メニュー画面(グリッド表示モード)
510 ボタン表示領域
581,582 ページ変更ボタン
600 詳細設定画面(グリッド表示モードM2)
Bi(B1〜B24) 機能ボタン
G1〜G5 グループ
M1 一列表示モード
M2 グリッド表示モード

Claims (20)

  1. 画像形成装置であって、
    設定用のメニュー画面を表示する表示手段と、
    前記メニュー画面の表示モードを第1の表示モードと第2の表示モードとの間で切り換える制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の表示モードの前記メニュー画面である第1のメニュー画面において、前記画像形成装置に設けられた複数の機能のそれぞれに関する各詳細設定画面を呼び出すための複数の機能ボタンのうちの一部の機能ボタンを表示対象機能ボタンとして決定し前記表示対象機能ボタンを所定方向に一列に配列して表示するとともに、ユーザによるスクロール操作に応じて前記表示対象機能ボタンを変更して表示し、
    前記第2の表示モードの前記メニュー画面である第2のメニュー画面において、各機能の属性に応じて分類された複数のグループの何れかに属する前記複数の機能ボタンのうちの少なくとも一部の機能ボタンであって特定のグループに限定されない少なくとも一部の機能ボタングリッド状に配置して表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記第2のメニュー画面においては、各機能ボタンが、前記グリッド状の配置における固有位置にそれぞれ配置されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記第2のメニュー画面においては、前記複数の機能ボタンが複数のページに区分されて配置されるとともに、前記複数のページのそれぞれに配置される各機能ボタンは、それぞれ各ページ内における固有位置に表示されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第2のメニュー画面において何れかのボタンが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を、前記設定対象機能ボタンとして何れのボタンが選択されたかに依存しない共通の所定位置に表示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面であって、前記設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示す図形部分を有し且つ前記設定対象機能ボタンを隠さないように配置された詳細設定画面をポップアップ表示することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記図形部分は、前記設定対象機能ボタンに近接あるいは接触する突出部分を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面と前記第2のメニュー画面との両メニュー画面のうち現在表示中のメニュー画面に設けられたモード切換ボタンに対する押下操作に応答して、表示モード切換処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第2の表示モードにおいて特定の機能に関する詳細設定画面が表示されている際に前記モード切換ボタンが押下される場合には、
    前記第1の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面を表示するとともに、
    前記第1の表示モード用の当該詳細設定画面を用いた設定終了後には、前記特定の機能に対応する機能ボタンを前記表示対象機能ボタンの1つとして含む前記第1のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて特定の機能に関する詳細設定画面が表示されている際に前記モード切換ボタンが押下される場合には、
    前記第2の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面を表示するとともに、
    前記第2の表示モード用の当該詳細設定画面を用いた設定終了後には、前記特定の機能に対応する機能ボタンを含む前記少なくとも一部の機能ボタンをグリッド状に配置して表示することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、
    前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面であって、前記設定対象機能ボタンとの関連性の存在を示す図形部分を有し且つ前記設定対象機能ボタンを隠さないように配置された詳細設定画面を、前記第1の表示モード用の詳細設定画面としてポップアップ表示し、
    前記第2のメニュー画面において何れかのボタンが前記設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下されると、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を、前記設定対象機能ボタンとして何れのボタンが選択されたかに依存しない共通の所定位置に、前記第2の表示モード用の詳細設定画面としてポップアップ表示し、
    前記第1の表示モードにおいて特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面が表示されている際に前記第2の表示モードへのモード切換指示が受け付けられる場合には、前記第2の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面を表示し、
    前記第2の表示モードにおいて前記特定の機能に関する前記第2の表示モード用の詳細設定画面が表示されている際に前記第1の表示モードへのモード切換指示が受け付けられる場合には、前記第1の表示モードへの切換直後において、前記特定の機能に関する前記第1の表示モード用の詳細設定画面を表示し、
    前記第1の表示モード用の詳細設定画面と前記第2の表示モード用の詳細設定画面とは、前記図形部分を除いて、同じ形状および同じ大きさを有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記設定操作に連動して自動的に設定変更された機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンが直前の前記第1のメニュー画面内にて一度に表示されていなかったことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において小冊子機能に関する機能ボタンが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記小冊子機能と前記設定操作に連動して自動的に設定変更された両面出力機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンが直前の前記第1のメニュー画面内にて一度に表示されていなかったことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において前記一部の機能ボタンのいずれかが設定対象機能ボタンとしてユーザにより選択されて押下され、前記設定対象機能ボタンに対応する詳細設定画面を用いた設定操作が行われた後において、前記設定操作に伴って設定変更された2以上の機能であって前記設定操作に連動して自動的に設定変更された機能を含む2以上の機能に対応する2以上の機能ボタンを前記第1のメニュー画面内にスクロールを伴わずに一度に表示することができないことを条件として、前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第2のメニュー画面における一のページ画面であって前記2以上の機能ボタンを含む一のページ画面が存在することをも条件として、前記第2のメニュー画面における前記一のページ画面を前記第1のメニュー画面に代えて表示することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項11ないし請求項14のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面において選択された設定対象機能ボタンに対応する前記詳細設定画面を用いた前記設定操作が行われた後において、設定変更がなされた旨を示す目印を、前記第2のメニュー画面内の前記2以上の機能ボタンの全てに対して付することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1のメニュー画面を用いて設定変更された機能の数が所定値を超える場合には、前記第2のメニュー画面を前記第1のメニュー画面に代えて表示することを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて前記所定方向に配列された複数の機能ボタンのうちの一方端のボタンが表示されている状態から、前記機能ボタンに関するスクロール操作に応じて前記所定方向における他方端のボタンが表示される状態を経て、逆向きのスクロール操作に応じて前記一方端のボタンが再び表示される状態へと遷移するまでにユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合には、表示モード切換処理を実行し前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1の表示モードにおいて前記所定方向に配列された複数の機能ボタンのうちの一方端のボタンが表示されている状態から、前記機能ボタンに関するスクロール操作に応じて前記所定方向における他方端のボタンが表示される状態へと遷移するまでにユーザによる機能ボタンの選択操作が行われない場合には、表示モード切換処理を実行し前記第1のメニュー画面に代えて前記第2のメニュー画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項1ないし請求項18のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記第1のメニュー画面における各機能ボタンは、前記第2のメニュー画面における各機能ボタンの大きさと同じ大きさで表示されることを特徴とする画像形成装置。
  20. コンピュータに、
    a)画像形成装置に関する設定用のメニュー画面を第1の表示モードと第2の表示モードとの両表示モードのうちの一方の表示モードで表示するステップと、
    b)前記メニュー画面の表示モードを前記両表示モードのうちの前記一方の表示モードから他方の表示モードへと切り換えるステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記第1の表示モードの前記メニュー画面である第1のメニュー画面においては、前記画像形成装置に設けられた複数の機能のそれぞれに関する各詳細設定画面を呼び出すための複数の機能ボタンのうちの一部の機能ボタンが表示対象機能ボタンとして決定され前記表示対象機能ボタンが所定方向に一列に配列して表示されるとともに、ユーザによるスクロール操作に応じて前記表示対象機能ボタンが変更されて表示され、
    前記第2の表示モードの前記メニュー画面である第2のメニュー画面においては、各機能の属性に応じて分類された複数のグループの何れかに属する前記複数の機能ボタンのうちの少なくとも一部の機能ボタンであって特定のグループに限定されない少なくとも一部の機能ボタングリッド状に配置して表示されることを特徴とするプログラム。
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