JP2018072877A - 処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

処理装置、画像形成装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理装置の機能についての設定を行う機能画面として、階層型の画面構成よりも階層間の行き来が少なく済み、かつ、表示する項目のカスタマイズのための操作が容易な画面を提供する。【解決手段】スタートボタン114は表示画面200に固定表示される。スクロール領域220には、コピー部数欄122を含むメイン部120、その後に続くコピー機能のメニュー項目132群を含むメニュー部130、最下部のセーブボタン144及びカスタマイズボタン146を含むフッタ部140がスクロール表示される。メイン部130内のメニュー項目132群は、コピー機能の全設定項目のうちユーザが予め表示対象に設定したものに限定されている。メニュー部130に表示されていない設定項目を確認・設定値変更したい場合は、カスタマイズボタン146を押下してカスタマイズ画面を呼び出せばよい。【選択図】図5

Description

本発明は、処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置、複写機、複合機(プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等の機能を併せ持つ装置)等の画像形成装置は、プリント機能、スキャン機能、コピー機能といった機能のそれぞれについて、多数の設定項目を有する。例えばコピー機能の場合、コピー部数、用紙、倍率、カラーモード、両面、仕分け、ステープル留め、画質調整に関する様々な設定項目、原稿の読み取り方法に関する様々な設定項目、製本に関する様々な設定項目等(これでもほんの一部にすぎない)といった非常に多数の設定項目がある。これら膨大な数の設定項目を1つのUI(ユーザインタフェース)画面に収めることは不可能なので、従来の一般的な画像形成装置は、設定項目群をカテゴリに分け、カテゴリ毎に別々のタブ付きUIページを用意している。1つのUIページは、画像形成装置の表示画面に収まるサイズであり、その中にいくつかの設定項目についての入力のためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)要素が配置されている。例えばコピー機能のUI画面を開いたときに最初に表示されるメインのページには、倍率や用紙選択等のよく設定変更がなされる設定項目のGUI要素群が配置されている。そして、そのメインページの背後に、タブの選択に応じて表示される、画質調整、読み取り方法、製本形式等の各カテゴリのUIページが用意されている。UIページ内に配置されたGUI要素の中には、更に細部の項目の設定のための別ページを呼び出すためのボタン等もある。このように、従来のタブ形式のUI画面は、階層的な構造となっている。
また、特許文献1〜3には、カスタム画面を含むUI画面群を表示する装置が開示されている。カスタム画面には、多数あるメニュー項目のうちユーザが予め登録した項目群が表示される。例えば特許文献1及び2に開示された装置では、階層構造を持つUI画面群の他にカスタム画面を設定可能としている。階層構造の下の方に位置する複数項目の設定を確認したり変更したりしようとする場合、階層構造を行ったり来たりする繁雑な作業が必要になるが、カスタム画面に予め登録した項目については階層構造をたどらずに直接呼び出して操作できる。
特開2013−097455号公報 特開2006−099803号公報 特開平03−256116号公報
画面に表示する項目を選択(カスタマイズ)するのに、画面の階層構造を何段階かたどってカスタマイズ操作のための画面を呼び出したり(例えばメイン画面に戻ってその中のメニューからカスタマイズ操作のための画面を呼び出すなど)、画面の階層構造をたどって項目を一つ一つ探したりするのでは操作が煩雑になる。
本発明は、処理装置の機能についての設定を行う機能画面として、階層型の画面構成よりも階層間の行き来が少なく済み、かつ、表示する項目のカスタマイズのための操作が容易な画面を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、ユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段と、提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段と、を含む処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記処理装置を利用するユーザを認証するための認証手段と、ユーザごとに、そのユーザに提供する前記機能画面に表示する前記表示対象の各設定項目を特定する表示設定情報を記憶する記憶手段と、を更に含み、前記機能画面処理手段は、前記認証手段が認証したユーザに対応する前記表示設定情報に従って、前記ユーザに提示する前記機能画面を生成し、前記カスタマイズ画面処理手段は、前記カスタマイズ画面に対して前記ユーザが行った前記指定に応じて、前記記憶手段に記憶された当該ユーザに対応する前記表示設定情報を更新する、ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記記憶手段には、前記機能画面に表示する前記表示対象の各設定項目を特定する表示設定情報の1つとして、ユーザに依らない共通表示設定情報を更に記憶しており、前記機能画面処理手段は、前記認証手段が認証したユーザに対応する前記表示設定情報が前記記憶手段に記憶されていない場合、前記共通表示設定情報に従って、前記ユーザに提示する前記機能画面を生成する、ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置である。
請求項4に係る発明は、ユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段と、提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段と、を含み、前記機能画面処理手段は、コピー機能又はプリント機能についての前記機能画面として、当該機能画面のうち表示指示を受けた際に前記画像形成装置が備える表示部に最初に表示される領域にコピー又はプリントする部数の入力を受け付ける部数入力要素が配列され、その後に前記設定項目要素群が配列され、更にその後に前記カスタマイズ要素が配置された前記機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う、ことを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、処理装置のユーザインタフェースのための処理を行うコンピュータを、前記処理装置がユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段、提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1又は5に係る発明によれば、処理装置の機能についての設定を行う機能画面として、階層型の画面構成よりも階層間の行き来が少なく済み、かつ、表示する項目のカスタマイズのための操作が容易な画面を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、個々のユーザにカスタマイズされた機能画面を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、処理装置を操作するユーザが自分用の表示設定情報を登録していない場合、又はユーザ認証を受けずに処理装置を操作する場合でも、その機能のすべての設定項目からある程度絞り込まれた項目群を表示した共通設定画面を提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、部数というコピー機能やプリント機能にとって最も重要な設定項目を設定しやすい機能画面を提供できる。
実施形態の画像形成装置のUI(ユーザインタフェース)機構の機能的な構成の例を示す図である。 1つの機能についての機能画面の画面構成を説明するための図である。 画像形成装置の表示画面に機能画面を表示した場合の画面構成を説明するための図である。 コピー機能の機能画面におけるメニュー部、フッタ部が表示画面のスクロール領域にスクロール表示される様子を説明するための図である。 設定保持部内のユーザ設定のデータ内容の一例を示す図である。 メニュー部内の1つのメニュー項目が設定値変更のために操作されている状態を例示する図である。 カスタマイズ画面の表示例を示す図である。 カスタマイズ画面内の1つの設定項目が表示フラグの変更のために操作されている状態を例示する図である。 UI管理部が行う機能画面の表示制御の手順の一部を示す図である。 UI管理部が行う機能画面の表示制御の手順の残りの部分を示す図である。
図1を参照して、本実施形態の画像形成装置が備えるUI(ユーザインタフェース)機構について説明する。画像形成装置は、例えばプリンタ、スキャナ、複写機、ファクシミリ、複合機(プリンタ、スキャナ、複写機等の機能を併せ持つ装置)などである。
本実施形態の画像形成装置のUI機構は、UI管理部10、ユーザ操作受付部20、ユーザ管理部30、カスタマイズ管理部40、及び設定保持部50を含む。
UI管理部10は、画像形成装置が備える表示装置(例えばタッチパネル)に表示するUI画面を生成し、そのUI画面へのユーザの入力を、画像形成装置内のアプリケーションに伝達する。画像形成装置には、例えば、コピー機能のためのアプリケーション、プリント機能のためのアプリケーションというように、画像形成装置がユーザに提供する機能を実現するためのアプリケーションがインストールされている。これらアプリケーションは、ユーザが入力した指示や値をUI管理部10から受け取り、それら指示や値に従って画像形成装置内の各部(例えば給紙機構や印刷機構)を制御することで、ユーザの指示した処理を実現する。
UI管理部10は、UI画面の1つとしてホーム画面(図示省略)を表示装置に表示する。ホーム画面には、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ等といった、画像形成装置がユーザに提供する各機能に対応するボタンが配列されている。ホーム画面上でユーザが利用したい機能のボタンを押下すると、その機能のための各種設定やその機能の実行指示の入力を受け付ける機能画面が表示装置に表示される。機能画面の表示は、機能画面表示部12により実行される。
図2に示すように、本実施形態の機能画面100は、上から順に並んだヘッダ部110、メイン部120、メニュー部130、及びフッタ部140から構成される。ヘッダ部110は、表示装置の表示画面200(図3参照)上部の固定領域210に表示される。一方、表示画面200のスクロール領域220には、メイン部120、メニュー部130及びフッタ部140がスクロール表示される。スクロール領域220の表示範囲がスクロールしても、固定領域210はヘッダ部110を表示したままである。機能画面100の各部については、後で図3、図4等を参照して説明する。ヘッダ部110の表示画像は、機能画面表示部12内のヘッダ生成部14により生成される。同様に、メイン部120、メニュー部130及びフッタ部140の画像は、それぞれ、メイン生成部16、メニュー生成部18及びフッタ生成部19により生成される。
ユーザ操作受付部20は、表示装置(この例ではタッチパネル)に表示したUI画面に対するユーザの操作を受け付ける。
ユーザ管理部30は、画像形成装置を操作するユーザを認証する。また、ユーザ管理部30は、認証したユーザの権限情報(図示省略)に従って、そのユーザに許可する操作の範囲を制限する。
カスタマイズ管理部40は、UI画面のカスタマイズのための管理を行う。例えば1つの例として、この実施形態では、機能画面100のカスタマイズが可能となっている。機能画面100のカスタマイズは、メニュー部130に表示する設定項目群の取捨選択により行われる。
設定保持部50は、画像形成装置についての設定情報のうち保存対象に指定されたものを、不揮発性の記憶装置に保持する。設定保持部50に保持される設定情報の中には、画像形成装置がユーザに提供する各機能の機能画面100についての設定がある。機能画面100の設定情報は、例えば、メニュー部130に表示する設定項目を特定する情報を含む。
1つの例では、設定保持部50には、ユーザのユーザID(識別情報)に対応付けて、そのユーザに固有の機能画面100の設定情報(ユーザ設定52)が保持される。ユーザ設定52は、例えば、画像形成装置にログインしたユーザが機能画面100のカスタマイズ操作を行うことで、作成又は更新される。また設定保持部50には、複数ユーザからなるグループ毎に定められた機能画面100の設定情報であるグループ設定54が保持されていてもよい。グループとしては、例えば企業等の組織内の部署(例えば「総務部」というグループ)、組織における役職(例えば「課長以上」というグループ)などがある。ユーザが属するグループの情報は、例えば、組織のディレクトリシステム(図示省略)から取得すればよい。
また設定保持部50には、画像形成装置を利用するすべてのユーザに共通の機能画面100の設定情報である共通設定56が保持される。共通設定56は、画像形成装置の出荷時は、メーカーが設定したデフォルトの設定内容であるが、設置後は、設置先の組織のシステム管理者がその設定内容を変更可能である。
次に、図3及び図4を参照して、機能画面100について更に詳しく説明する。
図3に示すように、画像形成装置が備える表示装置の表示画面200は、上部の比較的狭い固定領域210と、その下にある固定領域210よりも広いスクロール領域220を含む。
固定領域210には、機能画面100のヘッダ部110が固定的に(すなわちスクロールせずに)表示される。ヘッダ部110は、ほぼ必ず利用されると想定される最も重要なGUI(グラフィカルユーザインタフェース)部品が表示される。画像形成装置の場合、そのようなほぼ必ず操作されるGUI部品として、当該機能画面100が表す機能の実行開始を指示するスタートボタン114がある。
図3は、コピー機能についての機能画面100の表示例を示しており、ヘッダ部110には、コピー機能であることを示す表題「Copy」と、ログインボタン112と、スタートボタン114が表示される。未ログイン状態のときにユーザがログインボタン112を押下すると、認証情報(例えばユーザID及びパスワード)の入力欄が表示画面200上に表示される。その入力欄にユーザが認証情報を入力すると、ユーザ管理部30がその認証情報がいずれかの登録済ユーザの認証情報に合致するか否かの判定(すなわちユーザ認証)を行う。ログインは、この機能画面100を開く前(例えばホーム画面の表示時)に行ってもよいし、この機能画面100の表示中の任意の時点で行ってもよい。また、スタートボタン114は、その機能画面100が提供する機能(図3の例ではコピー)の実行開始を指示するボタンである。ユーザがスタートボタン114を押下すると、その時点でのメイン部120及びメニュー部130に表示される設定内容がUI管理部10から画像形成装置のコピーアプリケーションに渡される。コピーアプリケーションは、その設定内容に従って画像形成装置の各部を制御して、指定されたコピー処理を実行する。
スクロール領域220には、機能画面100のうちのメイン部120、メニュー部130及びフッタ部140(図2参照)からなる領域のうち、表示画面200の範囲に収まる部分がスクロール表示される。スクロール領域220内の表示範囲のスクロールは、スクロールバー230を指のタッチ操作で動かすことで実現される。
メイン部120は、機能画面100が表す機能についての主要な設定項目の設定操作のための画面要素である。図4の(a)に示すように、スクロールバー230をスクロール範囲の最も上まで上げると、メイン部120がスクロール領域220内に表示される。図示した典型的な例では、メイン部120の高さは、スクロール領域220の高さ以下である。図4の(a)の例では、メイン部120には、コピー部数欄122と、そのコピー部数欄122に部数を入力するためのテンキー124という2つのGUI部品が表示されている。部数は、コピー機能にとっては必ず指定が必要な項目であり、初期値(デフォルト値)は「1」部であるが、利用毎にユーザが必要な部数を示す値に変更する。
メニュー部130は、当該機能についての設定項目のうち、メイン部120に表示されるものとは別の設定項目群がメニュー項目として上から順に列挙表示される。図4の(b)は、図4(a)に示した状態からスクロールバー230を下に移動させ、メニュー部130の一部をスクロール領域220内に表示した状態を示す。図示のように、メニュー部130には、メニュー項目132毎に、そのメニュー項目の項目名134と、そのメニュー項目の現在の設定値136とが表示される。
コピーでもプリントでも、1つの機能に関して設定可能な設定項目は非常に多い。このため、メニュー部130にすべての設定項目をメニュー項目として列挙すると、メニュー部130がたいへん長くなり、全項目を表示するのに必要なスクロール操作が多くなってしまう。また、それら設定項目にはそれぞれデフォルト値が設定されており、ユーザがあえて設定値をデフォルト値から変更する設定項目は多くはない。このようなことから、本実施形態では、機能についてのすべての設定項目のうち、メニュー部130に表示するものを選択可能としている。例えばユーザは、自分が設定値を比較的頻繁に変更する可能性がある設定項目をメニュー部130への表示対象のメニュー項目として選択し、この選択結果を自分のユーザIDに対応するユーザ設定52に登録する。また、部署や役職等で規定されるユーザグループについても、同様にメニュー部130に表示する設定項目を絞り込み、その絞り込みの結果をグループ設定54に登録してもよい。この登録は、例えば画像形成装置に登録されているシステム管理者が行う。また、ユーザがログインしていない場合にメニュー部130に表示する設定項目についても、システム管理者が同様に表示対象の絞り込みを行い、その絞り込み結果を共通設定56に登録してもよい。
ユーザ設定52、グループ設定54、共通設定56は、この順に優先して使用される。すなわち、ユーザが画像形成装置にログインしている場合、そのユーザのユーザIDに対応するユーザ設定52が設定保持部50にあれば、そのユーザ設定52に従ってメニュー部130に表示するメニュー項目132が選択される。ログインしているユーザのユーザIDに対応するユーザ設定52がない場合、そのユーザが属するグループについてグループ設定54が設定保持部50にあれば、そのグループ設定54に従ってメニュー部130に表示するメニュー項目132が選択される。ユーザのユーザIDに対応するユーザ設定52もグループ設定54もない場合、又はユーザがログインしていない場合は、共通設定56に従ってメニュー部130に表示するメニュー項目132が選択される。なお、画像形成装置の出荷時には、画像形成装置のメーカーが定めたメニュー部130へ表示する設定項目群のデフォルト情報が共通設定56に登録されているので、設置先の組織のシステム管理者が共通設定56を変更しない場合は、そのデフォルト情報が用いられることになる。
図5に、ユーザ設定52の設定内容の一例を示す。この例は、ユーザID「User001」に対応するユーザについてのユーザ設定52の設定内容300を示している。この設定内容300には、コピー(Copy)、プリント(Print)といった画像形成装置がユーザに提供する機能毎の設定情報310、320、・・・が含まれる。1つの機能の設定情報310又は320には、その機能についてユーザが設定可能なすべての設定項目のレコード(図5の1行分のデータ項目の組)が含まれている。個々の設定項目のレコードは、項目名312、表示フラグ314、設定値316を含む。表示フラグ314は、当該設定項目を当該機能の機能画面100のメニュー部130に表示するか否かを示す情報である。図5では、表示フラグ314として、表示する場合を「Show」(表示する)、表示しない場合を「Hide」(隠す=非表示)の2値で示している。設定値316は、当該設定項目についてユーザが設定した当該ユーザ固有のデフォルト値である。
例えばコピー機能の設定情報310には、プリセット(Preset)、出力カラーモード(Output Color)、両面(2-Sided)、給紙元トレイ(Paper Supply)、部単位出力(Collated)等の各設定項目の情報が含まれている。このうちプリセット(Preset)については表示フラグ314が「非表示」(Hide)に設定されているが、出力カラーモードから部単位出力(Collated)までの4項目については「表示」(Show)に設定されている。なお、図示した設定項目以外にも、コピー機能の設定情報310には図示しなかった多数の設定項目が含まれており、それらの中にはユーザに非表示と設定されたものも相当数存在する。
ユーザ「User001」の設定内容300には、プリントやスキャンなどの他の機能についても設定情報が登録されている。
ユーザ「User001」が画像形成装置にログインするとUI管理部10は、「User001」に対応するユーザ設定52をワークメモリにロードする。ワークメモリ上にロードされたこのユーザ設定52は、そのユーザによる各機能についての現在の設定状況を示すものとなる。ユーザが、ホーム画面からコピー機能を選択すると、UI管理部10は、そのユーザ設定52(図5参照)内のコピー機能の設定情報310の設定項目のうち表示フラグ314が「表示」(Show)である設定項目のみをメニュー部130にメニュー項目132として表示する。このとき表示される各メニュー項目132の設定値136は、設定情報310に登録された設定値316である(この時点では、ワークメモリ上の各メニュー項目の設定値は、まだ変更されていないので、設定保持部50内の設定値と同じ値である)。
ユーザは、表示画面200に表示されたメニュー部130(図4(b)参照)の各メニュー項目132の設定値136を確認し、設定値を変更したいメニュー項目132が見つかった場合、そのメニュー項目132に指でタッチする。これに応じて、UI管理部10は、タッチされたメニュー項目132についての設定値の入力ダイアログを表示画面200に表示する。図6に、出力カラーモード(Output Color)がタッチされた場合に表示されるダイアログ138を例示する。ダイアログ138の背景のスクロール領域220は、非アクティブ状態(入力を受け付けない状態)となっている。ダイアログ138には、出力カラーモードの値として選択可能な3つの選択肢「自動検知」(Auto Detect)、「カラー」(Color)、「白黒」(Black & White)が表示される。図示例では、現在の設定値である「自動検知」(Auto Detect)の右側のチェックボックスが選択状態(黒塗り)となっているが、例えばこれをカラーに変更したい場合には、選択肢「カラー」(Color)にタッチすればよい。これにより「自動検知」(Auto Detect)の右側のチェックボックスは非選択状態(白抜き)となり、「カラー」(Color)の左側のチェックボックスが選択状態となる。その後ダイアログ138が閉じられ、スクロール領域220内のメニュー部130の出力カラーモード(Output Color)の設定値が「カラー」(Color)に変更された状態となる。この変更は、ワークメモリ上の設定項目「出力カラーモード」(Output Color)の設定値に反映される。
図4の説明に戻ると、(b)の状態の画面からスクロールバー230を最下位置まで下げたときの表示画面200の状態を(c)に示す。この状態では、表示画面200の下端にフッタ部140が表示され、その上にメニュー部130の最下部が表示される。フッタ部140には、リセット(Reset)ボタン142、セーブ(Save)ボタン144、及びカスタマイズ(Customize)ボタン146が表示される。
リセットボタン142は、ワークメモリに保持される各設定項目の設定値を初期状態にリセットするためのボタンである。ここでいう初期状態とは、ユーザが当該機能の機能画面100の表示の指示を行った時点での状態であり、言い換えれば、機能画面100の表示に用いたユーザ設定52又はグループ設定54又は共通設定56に示される設定値群の状態である。また、リセットボタン142の押下に応じて、上述した各設定項目の設定値だけでなく、メイン部120のコピー部数欄122の部数の値を初期値(例えば「1」)にリセットしてもよい。
セーブボタン144は、ワークメモリ内の各設定項目の情報(表示フラグ及び設定値)をセーブ(保存)するためのボタンである。それら設定値は、その機能画面100の表示に用いたユーザ設定52にセーブされる。なお、グループ設定54又は共通設定56に基づいて表示されたメニュー部130については、一般ユーザはセーブボタン144押下によるセーブは許可されない。
カスタマイズボタン146は、メニュー部130に対する各設定項目の追加又は削除(すなわち表示フラグ314の変更)を行う指示を受け付けるためのGUI表示要素(カスタマイズ要素)である。ユーザは、例えばメニュー部130に表示されていない設定項目の設定値を確認したい場合、カスタマイズボタン146を押下する。するとUI管理部10は、図7に例示するカスタマイズ画面400を画像形成装置の表示画面200に表示する。カスタマイズ画面400は、機能画面100(特にメニュー部130)に表示するメニュー項目132の取捨選択を受け付けるための画面である。表示画面200の固定領域410には、カスタマイズ画面400のヘッダ部が表示される。このヘッダ部には、カスタマイズ画面を示す表題412(「Customize Features」)と、カスタマイズをキャンセルして元の機能画面100に戻るためのキャンセルボタン414と、カスタマイズ画面400での設定変更を元の機能画面100に反映させるためのカスタマイズ完了ボタン416(「Done」)とが表示される。また、スクロール領域420には、元の機能画面100に対応する機能についてのすべての設定項目422が列挙される。個々の設定項目422の欄には、項目名と表示フラグ(Hide又はShow)が表示される。スクロール領域420の表示範囲をスクロールさせることで、当該機能についてのすべての設定項目を表示させることができる。
ユーザは、設定項目422の表示フラグを変更したい場合、スクロール領域420内に表示されたその設定項目422を指でタッチする。これに応じて、UI管理部10は、図8に例示するように、タッチされた設定項目422についての表示フラグの設定のためのダイアログ425を表示する。ダイアログ425には、Hide(非表示)、Show(表示)の選択肢が配列される。図示例では、設定項目「プリセット」(Preset)についてのダイアログ425が表示されており、現在の表示フラグの値Hideが選択された状態である。ユーザは、設定項目「プリセット」をコピーの機能画面100のメニュー部130に表示させたい場合、表示されているダイアログ425内の選択肢Showにタッチしてその選択肢を選択すればよい。またメニュー部130への表示対象(表示フラグ=Show)の設定項目422を非表示に変更したい場合は、その設定項目422にタッチしてダイアログ425を呼び出し、選択肢Hideをタッチ操作で選択すればよい。このような操作による表示フラグの変更は、ワークメモリ上にある設定情報に反映される。変更が必要と判断したすべての設定項目422について、そのようにして表示フラグを変更した後、ユーザがカスタマイズ完了ボタン416を押下すると、UI管理部10は、ワークメモリ上の変更後の設定情報に基づいてメニュー部130を構成するので、表示画面200には変更後のメニュー部130が表示されることになる。ユーザは、変更により新たに表示対象とした設定項目の設定値をメニュー部130で確認し、変更が必要であれば上述の操作でその設定値に変更を加える。なお、カスタマイズ完了ボタン416が押下されると、UI管理部10は、そのときカスタマイズ画面400に表示されている各設定項目の表示フラグの設定状態を、当該ユーザのユーザ設定52に保存してもよい。
この変更後のメニュー部130を画像形成装置の次回以降の利用時にも使用したい場合、ユーザは、表示画面200をスクロールさせてフッタ部140を表示し(図4(c)参照)、セーブボタン144を押下すればよい。この操作に応じ、カスタマイズ管理部40は、その押下の時点でのワークメモリ上の設定情報を、設定保持部50内の当該ユーザのユーザ設定52に反映(例えば上書き)する。
次に図9及び図10を参照して、本実施形態の画像形成装置のUI機構が行う処理の例を説明する。
図9の手順は、ユーザがホーム画面上のコピー機能のボタンを押下した場合に実行される処理を示す。
この場合、UI管理部10は、現在操作中のユーザについてのユーザ認証が済んでいるか否かを判定し(S10)、済んでいる場合は、その認証済みのユーザのユーザ設定52(初期画面カスタマイズパラメータ)を読み込む(S12)。
S12において、そのユーザのユーザIDに対応するユーザ設定52が設定保持部50内にない場合、そのユーザが属するグループ(これは図示省略したユーザ情報データベースを参照して特定すればよい)に対応するグループ設定54が設定保持部50にあれば、そのグループ設定54を読み込む。グループ設定もない場合は、共通設定56を読み込む。このように認証済みユーザについての初期画面(ホーム画面から機能が呼び出された時点で表示される機能画面100のこと)を規定する設定情報の読み込みの優先順序は、そのユーザ固有のユーザ設定52、そのユーザが属するグループのグループ設定54、共通設定56の順である。
S12でユーザ認証が済んでいないと判定した場合、UI管理部10は、共通設定56(共通の初期画面カスタマイズパラメータ)をワークメモリに読み込む(S14)。
次にUI管理部10は、ワークメモリに読み込んだ設定情報に従って、コピー機能の機能画面100を、画像形成装置の表示画面200に表示する(S16)。このとき、表示画面200のスクロール領域220内にメニュー部130を表示する場合、そのメニュー部130には、ワークメモリ内のコピー機能の設定情報内の、表示フラグがShow(表示)である設定項目をメニュー項目132(図4参照)として表示し、表示フラグがHide(非表示)である設定項目は表示しない。
以降、UI管理部10は、定期的に、表示した機能画面100に対するユーザのタッチ操作を監視する(S18、S20、S24、S28)。
すなわち、UI管理部10は、スタートボタン114(図4参照)の押下を監視し(S18)、スタートボタン114が押下されたことを検知すると、コピー機能のためのアプリケーションに対して、ワークメモリ内のコピー機能についての設定情報に従ってコピー処理を実行するよう指示する(S29)。
またUI管理部10は、ユーザによる画面スクロール操作を検知した場合(S20の判定結果がYes)、そのスクロール操作に応じて、表示画面200のスクロール領域220に表示する範囲を移動させる(S22)。
またUI管理部10は、メニュー部130内のメニュー項目132がユーザにより押下されたことを検知すると(S24の判定結果がYes)、そのメニュー項目132に対応する設定値についてのダイアログ138(図6参照)をポップアップ表示する(S26)。そして、そのダイアログ138に対してユーザが設定値の変更操作を行うと、ワークメモリ内のそのメニュー項目132に対応する設定値をその操作に応じて変更する。
またUI管理部10は、カスタマイズボタン146を監視しており(S28)、カスタマイズボタン146が押下されたことを検知すると(S28の判定結果がYes)、図10の手順のS30に進む。
S18、S20、S24、S28の判定結果がすべてNoの場合、S18に戻り、同様の判定を繰り返す。なお、S18、S20、S24、S28の判定の実行順序は、図示のものに限られず、どの順に実行してもよい。
図10に示すように、S30にてUI管理部10は、カスタマイズ画面400(図7参照)を表示する。この後、定期的に、表示したカスタマイズ画面400に対するユーザのタッチ操作を監視する(S32、S34、S38、S40)。
すなわち、UI管理部10は、キャンセルボタン414(図7参照)の押下の有無を監視している(S32)。キャンセルボタン414が押下されたことを検知すると、UI管理部10は、カスタマイズ画面400を閉じる(S46)。この場合、カスタマイズ画面400に表示されている各設定項目の表示フラグの設定状態は保存されず、機能画面100のメニュー部130の表示にも反映されない。
またUI管理部10は、ユーザによる画面スクロール操作を検知した場合(S34の判定結果がYes)、そのスクロール操作に応じて、スクロール領域420に表示する範囲を移動させる(S36)。
またUI管理部10は、スクロール領域420内の設定項目422がユーザにより押下されたことを検知すると(S38の判定結果がYes)、その設定項目422の表示フラグの切り替えのためのダイアログ425(図8参照)をポップアップ表示する(S40)。そして、そのダイアログ138に対してユーザが設定値の変更操作を行うと、ワークメモリ内のそのメニュー項目132に対応する設定値をその操作に応じて変更する。
またUI管理部10は、カスタマイズ完了ボタン416の押下を監視している(S42)。カスタマイズ完了ボタン416が押下されなかった場合、処理はS32に戻る。カスタマイズ完了ボタン416が押下された場合、カスタマイズ管理部40は、ワークメモリ内の各設定項目についての表示フラグの値を、当該ユーザのユーザ設定52に保存する(S44)。そして、UI管理部10は、カスタマイズ画面400を閉じる(S46)。
以上、本実施形態のUI機構を説明した。
本実施形態では、画像形成装置が提供する機能毎に、その機能の実質的にすべての設定項目を、機能画面100のメニュー部130に配列した。したがって、その機能の利用のための設定を行うにあたり、タブ方式等の階層型の設定画面構造のようなページめくりは発生せず、各設定項目の設定状態を確認するにも階層の行き来は必要なく、単にスクロール操作を行えばよい。
また本実施形態では、機能画面100において、各設定項目(メニュー項目132)を配列したメニュー部130の下にセーブボタン144やカスタマイズボタン146を含んだフッタ部140を設けた。このため、ユーザは、画面スクロールをしながらメニュー部130内の各メニュー項目132の値を確認した上で、画面表示された設定状態(すなわちワークメモリ中の各設定項目の設定値の組)をユーザ設定52にセーブしたり(セーブボタン144押下)、メニュー部130に表示するメニュー項目132の追加又は削除したり(カスタマイズボタン146押下)することができる。
このように、本実施形態では、ある機能についての設定項目はその機能についての機能画面100のメニュー部130内で基本的に完結しており、もし所望の設定項目がメニュー部130になければ画面をスクロールして最下部のカスタマイズボタン146からカスタマイズ画面400を呼び出せばそれが見つかるという、単純で分かりやすい操作性が提供される。
フッタ部140をヘッダ部110と同様表示画面200内に固定表示することも考えられるが、そのようにすると、フッタ部140を固定表示した分だけスクロール領域220が狭くなってしまう。ヘッダ部110は、スタートボタン114等、どのようなタイミングで押下してもよい(例えばメニュー部130をスクロールして、確認したい特定のメニュー項目132の確認が終わったときに押下する等)GUI要素が配置されるので、常に表示画面200に表示することに大きな意義がある。これに対し、フッタ部140に表示されるセーブボタン144やカスタマイズボタン146等は、スタートボタン114等に比べて常時表示する必要性は低い。また、セーブやカスタマイズを行うかどうかの判断は、メニュー部130内のすべてのメニュー項目132を確認してから行う方が妥当性が高い。
また本実施形態では、メニュー部130に配列する設定項目(メニュー項目132)をユーザ設定52、グループ設定54、共通設定56の表示フラグ314により、その機能のすべての設定項目よりも少ない数に絞り込んだ。これにより、その機能についてのすべての設定項目をメニュー部130に列挙する場合と比べて、各メニュー項目132の状態を確認してフッタ部140にたどり着くまでの画面スクロールが少なく済む。個々のユーザにとっては、確認したい設定項目や変更する可能性のある設定項目はある程度限られているので、そのようなものだけをメニュー部130に表示することで、使いやすいメニュー部130となる。また設定項目の中には、特殊な場合にのみデフォルト値から値を変更すればよいものも少なくなく、このような設定項目まで普段からメニュー部130に表示しなくても、利便性は損なわれない。また、このようにメニュー部130にない設定項目の値を確認したり変更したりする場合には、カスタマイズボタン146を押下して、カスタマイズ画面400上でその設定項目の表示フラグを変更し、メニュー部130に表示させるようにすればよい。
また本実施形態では、共通設定56を設けたので、ユーザ設定52を作成していないユーザについても、メニュー部130には、当該機能の全設定項目の数よりも少ない数の、一般に必要性が高いと考えられるメニュー項目132だけが表示される。したがって、この場合も、その機能の全設定項目をメニュー部130に列挙する場合と比べて、フッタ部140にたどり着くまでの画面スクロールが少なく済む。
以上に例示した画像形成装置のUI機構における情報処理は、例えば、コンピュータにその装置の上述の機能を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ(一次記憶)、フラッシュメモリやSSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)や等の二次記憶装置を制御するコントローラ、各種I/O(入出力)インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバス等を介して接続された回路構成を有する。それら各機能の処理内容が記述されたプログラムがネットワーク等の経由でフラッシュメモリ等の二次記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。二次記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。
以上に画像形成装置の実施形態を説明したが、同様の特徴を持つUI機構は、画像形成装置以外の処理装置、例えばキオスク端末、映像機器等、いくつかの機能に係る処理を実行し、各機能について設定項目群を有し、それら各設定項目についての設定処理をユーザから画面を介して受け付ける処理装置、にも適用可能である。
10 UI管理部、12 機能画面表示部、14 ヘッダ生成部、16 メイン生成部、18 メニュー生成部、19 フッタ生成部、20 ユーザ操作受付部、30 ユーザ管理部、40 カスタマイズ管理部、50 設定保持部、52 ユーザ設定、54 グループ設定、56 共通設定、100 機能画面、110 ヘッダ部、112 ログインボタン、114 スタートボタン、120 メイン部、122 コピー部数欄、124 テンキー、130 メニュー部、132 メニュー項目、134 項目名、136 設定値、138 ダイアログ、140 フッタ部、142 リセットボタン、144 セーブボタン、146 カスタマイズボタン、200 表示画面、210 固定領域、220 スクロール領域、230 スクロールバー。

Claims (5)

  1. ユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段と、
    提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段と、
    を含む処理装置。
  2. 前記処理装置を利用するユーザを認証するための認証手段と、
    ユーザごとに、そのユーザに提供する前記機能画面に表示する前記表示対象の各設定項目を特定する表示設定情報を記憶する記憶手段と、
    を更に含み、
    前記機能画面処理手段は、前記認証手段が認証したユーザに対応する前記表示設定情報に従って、前記ユーザに提示する前記機能画面を生成し、
    前記カスタマイズ画面処理手段は、前記カスタマイズ画面に対して前記ユーザが行った前記指定に応じて、前記記憶手段に記憶された当該ユーザに対応する前記表示設定情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記記憶手段には、前記機能画面に表示する前記表示対象の各設定項目を特定する表示設定情報の1つとして、ユーザに依らない共通表示設定情報を更に記憶しており、
    前記機能画面処理手段は、前記認証手段が認証したユーザに対応する前記表示設定情報が前記記憶手段に記憶されていない場合、前記共通表示設定情報に従って、前記ユーザに提示する前記機能画面を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. ユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段と、
    提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段と、
    を含み、
    前記機能画面処理手段は、コピー機能又はプリント機能についての前記機能画面として、当該機能画面のうち表示指示を受けた際に前記画像形成装置が備える表示部に最初に表示される領域にコピー又はプリントする部数の入力を受け付ける部数入力要素が配列され、その後に前記設定項目要素群が配列され、更にその後に前記カスタマイズ要素が配置された前記機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 処理装置のユーザインタフェースのための処理を行うコンピュータを、
    前記処理装置がユーザに提供する機能に対応する設定項目群のうちの一部の表示対象の各設定項目に対応する表示要素である設定項目要素を順に配列し、配列された前記設定項目要素群の後にカスタマイズ操作の要求を受け付けるための表示要素であるカスタマイズ要素を配置した機能画面、を前記ユーザに提示するための処理を行う機能画面処理手段、
    提示された前記機能画面内の前記カスタマイズ要素に対してユーザが前記カスタマイズ操作を要求する操作を行った場合に、前記機能に対応する設定項目群の各々の設定項目を前記表示対象とするか否かの指定を受けつけるカスタマイズ画面を前記ユーザに提示するための処理を行うカスタマイズ画面処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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