JP2006243952A - 情報処理装置、印刷条件設定方法、該装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷条件設定方法、該装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに複雑な印象を与えずに、簡単な操作で印刷条件を設定できるようにする。
【解決手段】プリンタドライバの設定画面には、すくなくとも第1の表示領域301、第2の表示領域302が設定される。そして、ここでは、第1の表示領域301に、プリンタドライバの機能を設定するための機能グループアイコンが表示される。ここで、機能グループアイコンは、例えば、“Copies”311,“Document Filing”312,“N-Up”313,“Finishing”314,“Poster”315、などが設定されている。ユーザが機能グループアイコンを選択すると、その機能グループアイコンに該当する印刷条件設定項目が第2の表示領域302に表示され、ユーザはその印刷条件設定項目を使用して所望の印刷条件を設定することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、印刷条件設定方法、該装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体に関し、より詳細には、印刷装置に対して送信する印刷情報に関する条件設定を行うための手段を有する情報処理装置と、その印刷条件設定方法、及びその情報処理装置の機能を実現するプログラム及び記録媒体に関する。
近年、プリンタ装置は、機能の増加および高度化が進み、ユーザにとってプリンタの設定が複雑で難しいものとなってきている。通常は、プリンタの設定を行うためのソフトウェアであるプリンタドライバの印刷条件設定画面を使用して、プリンタの印刷条件の設定を行うが、そのプリンタドライバの印刷条件設定画面が複雑で、その操作や各種の条件設定が難しいという問題がある。
図31は、従来のプリンタドライバの印刷条件設定画面例を示す図である。印刷条件設定画面300には、各種の印刷条件設定項目が表示される。ここでは、例えば、印刷条件設定項目として、印刷枚数を設定するための“Copies”321,部単位やページ単位の複数部数印刷を設定するための“Collate”322,各ページを縮小して1シートに複数のページを印刷するときのページ設定を行うための“N−Up”323,片面印刷や両面印刷等のドキュメントのスタイルを設定するための“Document Style”324,印刷されたシートに対するステープルやパンチを等の設定を行うための“Finishing”325が設定される。そして、印刷条件設定画面は、タブ326で構成され、ユーザは所望のタブを選択することで、目的の条件設定を行うようにする。
このような印刷条件設定画面では、ユーザは、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等を使用して、所望の印刷条件設定項目を探し出し、その設定欄に数値等を設定する必要がある。印刷条件設定画面は、このように複雑であり、例えば熟練していないユーザにとって、各種の印刷条件設定を簡単かつ迅速に実行するのが困難であるという問題がある。
上記のような問題に関し、例えば特許文献1には、それぞれが複数の印刷機能を表すシンボルの一覧を表示画面上の第1の表示領域に表示し、その表示されたシンボルの中から選択された1つのシンボルにより、そのシンボルが表す複数の印刷機能を設定できるようにした情報処理装置が開示されている。
特開2002−182871号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明では、印刷設定画面上に多くの機能設定項目が表示されているため、ユーザに複雑な印象を与えていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザに複雑な印象を与えずに、簡単な操作で印刷条件を設定できるようにした情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、印刷装置に対して送信する印刷情報を生成する情報処理装置であって、印刷情報に関する条件設定を行うための印刷条件設定手段を有する情報処理装置において、印刷条件設定手段は、情報処理装置が備えた表示手段または情報処理装置に接続される表示手段に印刷条件の設定入力を受け付けるための印刷条件設定画面を表示させ、印刷条件設定画面には、印刷装置の印刷機能に関わる条件設定を行うために、各印刷機能にそれぞれ関連した条件設定を行うための機能グループアイコンを設定し、機能グループアイコンを印刷条件設定画面の第1の表示領域に表示し、機能グループアイコンから特定の機能グループアイコンが選択されたときに、選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を印刷条件設定画面の第2の表示領域に表示することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、上記の印刷条件設定画面が、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンの中から複数の機能グループアイコンの選択が可能であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、第1の表示領域に表示される機能グループアイコンのうち、現在選択されている機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目と共存できない印刷条件設定項目が関連付けられた他の機能グループアイコンは、選択できないようにその表示が変更されることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2の技術手段において、選択された複数の機能グループアイコンを一つの新たな機能グループアイコンとして登録可能とし、登録された新たな機能グループアイコンを印刷条件設定画面に表示することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、各々の機能グループアイコンに関連付けられている印刷条件設定項目と異なる印刷条件設定項目が関連付けられている機能グループアイコンが選択されている場合のみ、選択されている各機能グループアイコンを新たな機能グループアイコンとして登録できるようにしたことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第4の技術手段において、登録された新たな機能グループアイコンが、印刷条件設定画面において第1の表示領域とは異なる第3の表示領域に表示されることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1の技術手段において、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連する全ての印刷条件設定項目に関連付けられた全印刷条件設定用の機能グループアイコンを有することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1の技術手段において、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を、印刷条件設定画面の第4の表示領域に表示可能とすることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第8の技術手段において、第4の表示領域に表示する機能説明を、順次変更しながら表示することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第8の技術手段において、情報処理装置は、接続されるポインティングデバイスによって印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、ポインタの位置が機能グループアイコン上に位置する場合に、機能説明を表示することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、ポインタの位置が機能グループアイコン上に位置する場合に表示する機能説明と、機能グループアイコンが選択された場合とで異なる機能説明を表示することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1の技術手段において、印刷条件設定項目の設定状態に応じて、機能グループアイコンの表示状態を変更することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第12の技術手段において、印刷条件設定項目の設定状態を、機能グループアイコンに表示することを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1の技術手段において、第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの位置が変化することを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第14の技術手段において、上記の第1の表示領域と、第2の表示領域とは互いに独立したダイアローグ形式の表示領域として形成され、第2の表示領域はタブ構成で表示されることを特徴としたものである。
第16の技術手段は、第14の技術手段において、第1の表示領域に表示する機能グループアイコンに関連付けられた簡単な機能説明を、印刷設定画面の第4の表示領域に表示し、簡単な機能説明を行う機能グループアイコンを順次変更していき、印刷条件設定画面上に一度に表示している機能グループアイコンの簡単な機能説明が完了したときに、簡単な機能説明が完了した機能グループアイコンと異なる機能グループアイコンを表示することを特徴としたものである。
第17の技術手段は、第14の技術手段において、情報処理装置に接続されるポインティングデバイスによって印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、ポインタの位置が第1の表示領域の機能グループアイコン上以外にあるとき、機能グループアイコンに関連した機能説明を、第4の表示領域に順次表示することを特徴としたものである。
第18の技術手段は、第17の技術手段において、第4の表示領域に順次表示する機能説明に対応する機能グループアイコンが識別できるように機能グループアイコンの表示状態を変更することを特徴としたものである。
第19の技術手段は、第17の技術手段において、第4の表示領域で機能説明を順次表示する際に、所定の選択確定操作が行われたときに、表示中の機能説明に関連付けられた機能グループアイコンが選択されることを特徴としたものである。
第20の技術手段は、第14の技術手段において、情報処理装置に接続されるポインティングデバイスによって印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、ポインタの位置が第1の表示領域上にあるときは、機能グループアイコンの位置の変化が停止することを特徴としたものである。
第21の技術手段は、第20の技術手段において、機能グループアイコンが未選択状態のまま、ポインタの位置が第1の表示領域外に移動した場合、機能グループアイコンの位置の変化を再開することを特徴としたものである。
第22の技術手段は、第1の技術手段において、所定の操作に応じて現在選択されている機能グループアイコンの状態を保持し、印刷条件設定画面を閉じて再度開いた場合でも、保持された機能グループアイコンの状態を表示することを特徴としたものである。
第23の技術手段は、第22の技術手段において、機能グループアイコンの状態を情報処理装置のユーザ毎に保持することを特徴としたものである。
第24の技術手段は、第23の技術手段において、機能グループアイコンの状態を、現在使用可能なアプリケーション毎に保持することを特徴としたものである。
第25の技術手段は、第1の技術手段において、印刷条件設定画面に表示される機能グループアイコンを削除可能としたことを特徴としたものである。
第26の技術手段は、第22の技術手段において、機能グループアイコンの削除権限をユーザ毎に設定することを特徴としたものである。
第27の技術手段は、第1の技術手段において、情報処理装置が、ネットワークを介してサーバ装置に接続可能であり、印刷条件設定画面の情報をサーバ装置から取得することを特徴としたものである。
第28の技術手段は、第27の技術手段において、情報処理装置が、現在のユーザ情報を識別し、識別したユーザ情報に対応した印刷条件設定画面の情報をサーバ装置から取得することを特徴としたものである。
第29の技術手段は、第28の技術手段において、サーバ装置から取得する印刷条件設定画面の情報は、マークアップ言語で記載されていることを特徴としたものである。
第30の技術手段は、第1の技術手段において、情報処理装置が、印刷装置に装着されているハードウェアの詳細に関するオプション情報、及び装着されたハードウェアの能力情報を取得し、取得したオプション情報及び能力情報に基づいて、機能グループアイコンの表示を変更することを特徴としたものである。
第31の技術手段は、印刷装置に送信する印刷情報に関する条件設定を行う印刷条件設定方法において、印刷装置の印刷機能に関わる条件設定を行うために、各印刷機能にそれぞれ関連した条件設定を行うための機能グループアイコンを設定し、機能グループアイコンを印刷条件設定画面の第1の表示領域に表示するステップと、機能グループアイコンから特定の機能グループアイコンを選択するステップと、選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を印刷条件設定画面の第2の表示領域に表示するステップとを有することを特徴としたものである。
第32の技術手段は、第1ないし第30のいずれか1の技術手段における情報処理装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
第33の技術手段は、第32の技術手段におけるプログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体である。
本発明によれば、複数の機能グループアイコンのうち、選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目のみを表示することにより、ユーザに複雑な印象を与えずに、簡単な操作で印刷条件を設定できるようにすることができる。
特に、各印刷機能にそれぞれ関連した条件設定を行うための機能グループアイコンを設定し、その機能グループアイコンを印刷条件設定画面の第1の表示領域に表示し、機能グループアイコンから特定の機能グループアイコンが選択されたときに、その選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を印刷条件設定画面の第2の表示領域に表示することにより、選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目のみが表示されるので、ユーザに印刷条件設定が簡単であるという印象を与えることが可能となる。
また、上記の印刷条件設定画面において、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンの中から複数の機能グループアイコンの選択を可能とすることにより、ユーザがよく使用する複数の機能グループがある場合、よく使用する機能の印刷条件設定の操作性を向上させることができる。
また、第1の表示領域に表示される機能グループアイコンのうち、現在選択されている機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目と共存できない印刷条件設定項目が関連付けられた他の機能グループアイコンについて、選択できないようにその表示を変更することにより、ユーザに無駄な操作をさせないようにすることが可能となる。
また、選択された複数の機能グループアイコンを一つの新たな機能グループアイコンとして登録可能とし、登録された新たな機能グループアイコンを印刷条件設定画面に表示することにより、次回以降の操作において、機能グループアイコンの選択を容易にすることが可能となる。
また、各々の機能グループアイコンに関連付けられている印刷条件設定項目と異なる印刷条件設定項目が関連付けられている機能グループアイコンが選択されている場合のみ、選択されている各機能グループアイコンを新たな機能グループアイコンとして登録できるようにすることにより、重複した機能グループアイコンの登録を防ぐことができる。
また、登録された新たな機能グループアイコンを、印刷条件設定画面において第1の表示領域とは異なる第3の表示領域に表示することにより、ユーザが追加登録した機能グループアイコンの選択を容易にすることができる。
また、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連する全ての印刷条件設定項目に関連付けられた全印刷条件設定用の機能グループアイコンを設けることにより、ユーザの設定したい印刷条件がどの機能グループアイコンに関連付けられているかが分からなくなった場合に、印刷条件設定部を探すことができる。
また、第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を、印刷条件設定画面の第4の表示領域に表示可能とすることにより、ヘルプ表示等の操作の必要なく、機能グループアイコンの選択操作時にどのような印刷条件設定が可能であるのかを、印刷条件を設定する前にユーザに説明することができる。
また、上記第4の表示領域に表示する機能説明を、順次変更しながら表示することにより、複数の機能に関する説明を、ユーザ操作無しに切り替えることができる。
また、印刷設定画面上で、ポインタの位置が機能グループアイコン上に位置する場合に上記の機能説明を表示することにより、機能グループアイコンの選択操作の確定前に、どのような印刷条件設定が可能であるのかを、印刷条件を設定する前にユーザに説明ができるので、さらに操作性が向上する。
また、ポインタが機能グループアイコン上に位置する場合に表示する機能説明と、機能グループアイコンが選択された場合とで異なる機能説明を表示することにより、機能グループアイコンの選択操作の確定前に、どのような印刷条件設定が可能であるのか機能概要をユーザに説明し、機能グループアイコンが選択された状態では、印刷条件設定方法に関して、ユーザにより具体的に説明することができる。
また、印刷条件設定項目の設定状態に応じて、機能グループアイコンの表示状態を変更することにより、例えば機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件がデフォルト状態と異なる場合に、機能グループアイコンのデザインを変更することにより、何らかの印刷条件が設定されているかどうかをユーザに認識させることが可能となる。
また、印刷条件設定項目の設定状態を、機能グループアイコンに表示することにより、例えば機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件がデフォルト状態と異なる場合に、機能グループアイコンが印刷条件に関連したデザインに変更することにより、どのような印刷条件が設定されているかを、ユーザに認識させることが可能となる。
また、第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの位置を変化させることにより、例えば機能グループアイコン数が多いため第1の表示領域に収まらない場合、スライド式にアイコンを移動させることにより、どのような機能設定が可能かを操作の必要なくユーザに知らせることができる。
また、第1の表示領域と、前記第2の表示領域とを互いに独立したダイアローグ形成の表示領域として形成し、第2の表示領域をタブ構成で表示することにより、従来からあるタブ構成の印刷設定画面に慣れているユーザに対して違和感を与えることなく操作可能とし、またスライド式にアイコンが移動して、その機能を表示することによりユーザにどのような機能設定が可能かどうかを知らせることができる。
第1の表示領域に表示する機能グループアイコンに関連付けられた簡単な機能説明を、印刷設定画面の前記第4の表示領域に表示し、簡単な機能説明を行う機能グループアイコンを順次変更していき、印刷条件設定画面上に一度に表示している機能グループアイコンの簡単な機能説明が完了したときに、簡単な機能説明が完了した機能グループアイコンと異なる機能グループアイコンを表示することにより、どの機能グループアイコンについて説明しているかが明確になり、かつ機能グループアイコンが変化する時間が少なくなるので、ユーザにとってさらに操作が容易となる。
ポインタの位置が第1の表示領域の機能グループアイコン上以外にあるとき、機能グループアイコンに関連した機能説明を、第4の表示領域に順次表示することにより、各機能グループに対して、どのような機能設定が行なえるのかの説明を自動的に表示することができ、さらに操作性を向上させることができる。
第4の表示領域に順次表示する機能説明に対応する機能グループアイコンが識別できるように、これら機能グループアイコンの表示状態を変更することにより、どの機能グループを説明しているかが明確に識別できるようになる。
また、第4の表示領域で機能説明を順次表示する際に、所定の確定操作が行われたときに、表示中の機能説明に関連付けられた機能グループアイコンが選択されるようにすることにより、現在説明中の機能グループアイコンの選択操作がキーボード等で可能となり、選択操作が容易となる。
また、接続されるポインティングデバイスによって印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、ポインタの位置が第1の表示領域上にあるときは、機能グループアイコンの位置の変化を停止させることにより、機能グループアイコンの選択操作をさらに容易に行なうことができるようになる。
また、機能グループアイコンが未選択状態のまま、ポインタの位置が第1の表示領域外に移動した場合、機能グループアイコンの位置の変化を再開することにより、機能グループアイコンの選択操作をさらに容易に行なうことができるようになる。
また、現在選択されている機能グループアイコンの状態を保持し、印刷条件設定画面を閉じて再度開いた場合でも、保持された機能グループアイコンの状態を表示することにより、ユーザがいつもよく使用する印刷設定条件のみを保持することができるので、ユーザが印刷設定画面を開く毎に、保持された状態の画面を表示することができ利便性が高まる。
また、上記の機能グループアイコンの状態を情報処理装置のユーザ毎に保持することにより、各ユーザの操作性を向上させることができる。
また、上記の機能グループアイコンの状態を、現在使用可能なアプリケーション毎に保持することにより、例えば部数や用紙サイズ等はアプリケーション側で印刷条件設定が可能なものも存在しており、アプリケーション毎によく使う機能が異なるので、各アプリケーションでの操作性をさらに向上させることが可能となる。
また、印刷条件設定画面に表示される機能グループアイコンを削除可能としたことにより、ユーザが使わない機能を誤って選択されないようにすることが可能となる。
また機能グループアイコンの削除権限をユーザ毎に設定することにより、ユーザが誤って、機能グループアイコンを削除しないようにすることが可能となる。例えば、第3の表示領域内に表示する機能グループアイコンは、プリンタの管理者権限を持つユーザのみが削除可能に設定することができる。
また、印刷条件設定画面の情報をサーバ装置から取得できるようにすることにより、例えば複数のPCで1台のプリンタを共有使用する場合、サーバ装置で印刷設定画面の生成が可能となり、全ユーザに対する一括管理が容易となる。ここで画面情報とは、例えば表示可能な機能グループアイコンの構成や機能グループアイコンの選択状態である。また、画面情報には、印刷設定画面の構成を含んでもよい。
また、現在のユーザ情報を識別し、識別したユーザ情報に対応した印刷条件設定画面の情報をサーバ装置から取得することにより、各ユーザ毎に印刷設定に関する管理が可能となる。
また、上記のサーバ装置から取得する印刷条件設定画面の情報を、マークアップ言語で記載することにより、インターネット技術を利用することができ、例えばプリンタドライバを保持するクライアントコンピュータが備えられたオフィス等の外から、画面構成の変更を行うことができるようになる。
また、印刷装置に装着されているハードウェアの詳細に関するオプション情報、及び装着されたハードウェアの能力情報を取得し、これら取得したオプション情報及び能力情報に基づいて、機能グループアイコンの表示を変更することにより、ユーザが使用する印刷装置で実現できない印刷条件を表示しない、あるいは機能グループアイコンを選択不可状態にすることが可能となり、ユーザに誤解を与えないようにすることが可能となる。例えば、プリンタにHDDが装着されていない場合、HDDが存在しないと利用できない機能グループアイコンを表示しない、あるいは機能グループアイコンを選択不可状態の表示にする。
図1は、本発明の情報処理装置を適用可能なプリントシステムの構成例を説明するための図である。プリントシステムは、印刷データ及びその印刷データを印刷するための印刷条件を含む印刷ジョブを送出するクライアントコンピュータ2と、その印刷データを印刷するプリンタ1と、印刷設定画面をクライアントコンピュータ2に送出可能に保持するサーバ装置3とが、ネットワーク4を介して接続されている。
クライアントコンピュータ2は、プリンタ1を制御するために出力データの処理等を行うプリンタドライバ23を備え、アプリケーションプログラム24にて作成した文書に対応した印刷データと、この文書を印刷するために設定された印刷条件データを印刷ジョブとして、これらをデータ送受信部22からネットワーク4を介してプリンタ1に送出する。プリンタドライバ23とデータ送受信部22は、クライアントコンピュータ2のOS21上で動作する。
プリンタ1は、クライアントコンピュータ2から送出される印刷ジョブに従って印刷データの印刷を行う。具体的には,プリンタ1は、印刷ジョブに含まれる印刷条件データ(用紙方向、両面、集約、製本、ステープル、パンチ、拡大/縮小等)に従って、印刷ジョブに含まれる印刷データを紙などのメディアに印刷する。クライアントコンピュータ2から送信された印刷データ及び印刷条件データは、プリンタ1のOS11上で動作するデータ送受信部12で受信される。
そして受信された印刷条件データは、プリンタコマンド解析部14で解析され、プリンタ制御部13がその解析結果に従ってプリンタを制御して、印刷条件データに従って印刷データを印刷出力する。
またサーバ装置3は、クライアントコンピュータ2に送信するために用意された印刷設定に関する画面情報を保持する印刷設定画面情報保持部34と、Webサーバとしての機能を実現するためのWebサーバ部33と、OS31上で動作するデータ送受信部32とを備え、Webサーバ部33の機能を使用して、クライアントコンピュータからのダウンロード要求を受け付け、その要求に応じて印刷設定画面情報保持部34に保持している印刷設定に関する画面情報をクライアントコンピュータ2に送信することができる。画面情報を受信したクライアントコンピュータ2では、その情報を用いて印刷設定画面を表示することができる。
上記クライアントコンピュータ2が本発明の情報処理装置の一実施形態に該当し、またプリンタドライバ23の機能を実現するプログラムが本発明のプログラムの一実施形態として機能する。
図2は、上記実施形態のプリンタドライバが備えるモジュール構成を説明するための図である。プリンタドライバは、アプリケーションプログラムとの通信を行う通信部201と、プリンタドライバから出力する出力データを生成する出力データ生成部202と、プリンタドライバの機能設定表示を行うためのプリンタドライバ機能設定表示部203と、プリンタドライバの設定画面に表示させる機能説明に関する処理を行う機能説明処理部204と、印刷に関する機能グループを示すアイコンとして設定される機能グループアイコンを登録して保持するための機能グループアイコン登録保持部205と、機能グループアイコンの表示を制御する機能グループアイコン表示制御部206と、表示した機能グループアイコンの選択状態を保持する機能グループアイコン選択状態保持部207と、プリンタ構成情報(プリンタが備える各種ハードウェアやそのハードウェアの能力等に関する情報)を取得するためのプリンタ構成情報取得部208とを備えている。
以下に本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバの設定画面例を参照しながら、情報処理装置の機能について説明する。各プリンタドライバの設定画面は、図1の例では、クライアントコンピュータ2が備えるプリンタドライバ23が生成し、クライアントコンピュータ2が有するもしくはクライアントコンピュータ2に接続された図示しない表示画面に表示されるものである。ユーザは、キーボードやマウス等のポインティングデバイスを使用して、これら設定画面からプリンタドライバの各種条件を設定することができる。
まず、本実施形態においては、プリンタドライバの印刷条件設定画面に少なくとも第1の表示領域と、第2の表示領域とを設定し、第1の表示領域にはプリンタドライバの機能を設定するための機能グループアイコンを表示し、第2の表示領域には、その第1の表示領域に表示された複数の機能グループアイコンの中から選択された一つの機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を表示する。
図3は、プリンタドライバの印刷条件設定画面の構成例を示す図である。図3において、プリンタドライバの設定画面には、第1の表示領域301、第2の表示領域302、第3の表示領域303、第4の表示領域304、第5の領域305が設定される。そして、ここでは、第1の表示領域301に、プリンタドライバの機能を設定するための機能グループアイコンが表示される。ここで、機能グループアイコンは、例えば、“Copies”311,“Document Filing”312,“N-Up”313,“Finishing”314,“Poster”315、などが設定されている。これらの機能は、例えば後述する機能説明(図11)に示されるような機能を有している。
第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンは、ユーザによって選択可能となっている。このときに、マウス等のポインティングデバイスを使用して、そのポインタ306を印刷条件設定画面に表示させ、ユーザは、ポインティングデバイスを操作して、そのポインタ306の位置を第1の表示領域301上の任意の機能グループアイコン上に移動させる。このときに、ポインタ306が移動した機能グループアイコンは、図3の“Copies”311のように表示が変更される。ここでは、例えば機能グループアイコンの枠の色や形状の変更等により、ポインタ306による指示状態であることを明示する。そしてポインティングデバイスに対してユーザがクリック等の確定操作を行うことにより、その機能グループアイコンが選択されることになる。
図4は、図3に示す印刷条件設定画面において機能グループアイコン“Copies”311が選択された状態を示す図である。
第1の表示領域301に表示した機能グループアイコンのうち、特定の機能グループアイコンが確定されると、印刷条件設定画面の第2の表示領域302には、第1の表示領域301に表示した機能グループアイコンのうちの一つに対応する印刷条件設定項目を表示する。図4の例では、複数の機能グループアイコンのなかから、“Copies”311が選択されたものとする。選択された機能グループアイコンは、反転表示や表示色の変更、あるいは枠の太さの変更等により、選択されたことを明示的に表示する。この場合、機能グループアイコンがポインタで指定された状態と、その選択が確定した状態とでさらに表示方法を変更して、ユーザがその状態を確実に認知できるようにする。
ここで第2の表示領域302には、選択された機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられた印刷設定項目が表示される。ここでは、印刷の部数設定“Copies:”321、及び部単位で複数部数印刷する場合の設定“Collate”322が、機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられた印刷設定項目として表示される。
ユーザは、この第2の表示領域に表示された印刷設定項目に対して、ポインティングデバイスやキーボード等を用いて適宜任意の条件設定を行うことで、機能グループアイコン“Copies”311に関わる印刷条件設定を行うことができる。
上記のような構成により、選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目のみが、第2の表示領域302表示されるので、ユーザに印刷条件設定が簡単であるという印象を与えることが可能となる。
図5は、上記第2の表示領域に表示する印刷条件設定項目の他の表示例を示す図である。ここでは、第1の表示領域301で選択された機能グループアイコンに対して関連付けられた印刷条件設定項目が存在する部分をアクティブ表示し、それ以外の表示をグレーアウトする。
図5の例では、第1の表示領域301で選択された機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられた印刷設定項目である“Copies:”321、及び“Collate”322がアクティブ表示され、機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられていない印刷設定項目である“N−Up”323は、グレーアウトして表示される。これにより、ユーザは、選択した機能グループアイコンに関連する印刷設定項目を明示的な表示により認識することができる。
図6は、上記第2の表示領域に表示する印刷条件設定項目の更に他の表示例を示す図である。ここでは、第1の表示領域301で選択された機能グループアイコンに対して関連付けられた印刷条件設定項目が存在する部分324のみを強調表示する。
図6の例では、第1の表示領域301で選択された機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられた印刷設定項目である“Copies:”321、及び“Collate”322が強調表示され、機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられていない印刷設定項目である“N−Up”323は通常の表示状態で表示される。これにより、ユーザは、選択した機能グループアイコンに関連する印刷設定項目を明示的な表示により認識することができる。
また図7に示すように、上記第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンの中から、複数の機能グループアイコンを選択することもできる。このときに、選択された複数の機能グループアイコンに関連付けられた全ての印刷設定項目を第2の表示領域302に表示させることができる。また他の形態では、選択された複数の機能グループアイコンに関連付けられた印刷設定項目のみをアクティブ表示したり、あるいは強調表示させることができる。図7の例では、選択された機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313に対応する印刷設定項目である“Copies:”321,“Collate”322,及び“N−Up”323が第2の表示領域302に表示されている。
上記のように複数の機能グループアイコンを選択可能とすることにより、例えば、ユーザがよく使う複数の機能グループアイコンがある場合、よく使う機能の印刷条件設定の操作性を向上させることができる。このとき、複数の機能グループアイコンの選択方法としては、例えば、特定の機能グループアイコンが選択されている状態で、ユーザがさらにキーボードの“Shift”ボタンを押しながら他の機能グループアイコンをポインティングすることにより、その機能グループアイコンを追加して選択できるようにすることができる。
図8は、第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの他の表示例を示す図である。本例は、互いに共存できない印刷条件設定項目を選択できないようにするもので、選択されている機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目(機能オプション)と共存できない印刷条件設定項目が関連付けられている他の機能グループアイコンを、選択できないように表示を変更する。
図8の例では、第1の表示領域301で選択された機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313に対応して、“Copies:”321,“Collate”322,及び“N−Up”323の印刷設定項目が第2の表示領域302に表示されているが、このときに、選択されている機能グループアイコン“N−Up”313に関連付けられた第2の表示領域302の印刷設定項目“N−Up”323が共存できない印刷設定項目に関連する機能グループアイコン“Poster”315は、第1の表示領域301でグレーアウトされて選択できないようにする。このような、選択できない機能グループアイコンの表示の変更は、上述のようなグレーアウトによる表示のみならず、機能グループアイコンの表示そのものをなくしてしまったり、また選択不可能である主旨の別の表示を行ってもよい。
上記のように、同時に設定不可能な機能グループが選択されないように、機能グループアイコンを非表示にする、あるいは選択不可能にすることによって、ユーザに無駄な操作をさせないようにすることができる。
図9は、複数の機能グループアイコンからなる機能グループアイコンの設定画面例を示す図で、図10は、登録された機能グループアイコンの表示例を示す図である。ここでは、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンのうち、選択された複数の機能グループアイコンを一つの新たな機能グループアイコンとして登録することができる。
プリンタドライバの設定画面には、第3の表示領域303と第5の表示領域305が設けられている。そして、第5の表示領域305には、新たな機能グループアイコンを登録するためのボタン“Add”351と、登録された機能グループアイコンを削除するためのボタン“Delete”352とが設けられている。
そして、機能グループアイコンの登録用ボタン“Add”351をユーザがポインティングすると、図9に示すような機能グループアイコンの登録領域901が表示される。この場合、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンのうち、複数の機能グループアイコン(ここでは“Copies”311と“N−Up313”)が選択されている状態で、ボタン“Add”351をポインティングして、図9のような機能グループアイコンの登録領域901を別に表示させると、選択されている機能グループアイコンがアイコン名登録部902に表示される。ユーザはその表示を確認して、表示されている機能グループアイコンを新たな機能グループアイコンとして登録するのであればOKボタン903をポインティングする。これにより、アイコン名登録部902に表示された機能グループアイコンが、新たな一つの機能グループアイコンとして登録される。
上記の例で登録された新たな機能グループアイコン“CopiesとN−Up”332は、プリンタドライバの設定画面のグループアイコン表示用領域である第3の表示領域303に表示される。そしてユーザは、第3の表示領域303に表示された機能グループアイコンを選択することにより、一度のアイコン選択操作によって、複数の機能グループアイコンを選択したときと同様の設定画面を表示させることができる。
上記の構成により、ユーザがよく使用する機能グループアイコンが複数存在する場合、それらを1つの機能グループアイコンとして登録できるようにしたことにより、次回以降の操作において、機能グループアイコンの選択を容易に行うことが可能となる。
また、上記のグループアイコンの登録に関して、重複した機能グループアイコンの登録を防ぐために、印刷条件設定項目が異なる機能グループアイコンのみを新たな機能グループアイコンとして登録可能とする。すなわち、複数の機能グループアイコンが選択されるとき、各機能グループアイコンに関連付けられている印刷条件設定項目が互いに異なる複数の機能グループアイコンが選択されている場合にのみ、これら複数の機能グループアイコンを新たな機能グループアイコンとして登録することができるようにする。
例えば、上述の図7において、第1の表示領域301において機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313の選択が確定され、第2の表示領域302にその印刷設定項目である“Copies:”321,“Collate”322,及び“N−Up”323が表示されているとき、これら選択されている機能グループアイコンに対応する印刷設定項目が互いに異なるため、第5の表示領域305に表示されている登録用ボタン“Add”351は、アクティブな状態で表示され、選択可能になっている。
この状態で、ユーザは登録用ボタン“Add”351をポインティングすることにより、選択されている機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313を、新たな機能グループアイコンとして登録することができる。
これに対して印刷設定項目が重複する機能グループアイコンが選択されている場合、あるいは選択されている機能グループアイコンがひとつしかない場合は、上記登録用ボタン“Add”351は、グレーアウトされ非アクティブな状態となって、ユーザによる選択が不可能となる。
また本例では、予め登録されている機能グループアイコンを第1の表示領域301に表示し、追加登録された新たな機能グループアイコンは、第3の表示領域303に表示して、これらの表示領域を区別できるようにする。これにより、予め登録されている機能グループアイコンと追加登録した機能グループアイコンとが容易に判別できるようになり、ユーザが追加登録した機能グループアイコンを容易に選択できるようになる。
また上述の図3〜図8に示すように、機能グループアイコンを表示する第3の表示領域303には、第1の表示領域301に予め設定されている機能グループアイコンに対応する全ての印刷条件設定項目に対して関連付けられた機能グループアイコン“All Settings”331が設けられている。ユーザがこの機能グループアイコン“All Settings”331を選択して確定すると、全ての印刷条件設定項目が第2の表示領域302に設定可能に表示される。
この機能グループアイコン“All Settings”331を設けることにより、ユーザが設定したい印刷条件がどの機能グループアイコンに関連付けられているかが分からなくなった場合に、画面上の印刷条件設定部を探し出すことができる。
またプリンタドライバの設定画面において、第4の表示領域304には、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンのうち、選択された機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を表示する。上述のようにポインタによる機能グループアイコンの選択は、まずポインタを機能グループアイコン上に移動させて指示した上で、クリック等によりその機能グループアイコンを選択することになる。ここで、選択された機能グループアイコンについて予め定めた関連する機能説明を第4の表示領域304に表示する。
例えば、図4の第4の表示領域304では、選択された機能グループアイコン“Copies”311に関連付けられた機能説明として、“[Copies]”と“[Collate]”の説明が表示されている。
上記の構成により、ヘルプ表示等を実行させる操作が必要なく、機能グループアイコンの選択操作時にどのような印刷条件設定が可能なのかを、印刷条件を設定する前にユーザが認識することができる。
また、上記第4の表示領域304に表示させる機能説明に関し、第1の表示領域301に表示させた機能グループアイコンが複数選択された場合には、第4の表示領域304に表示させる機能説明を順次変更させるようにしてもよい。
例えば、機能グループアイコンに対応する機能説明を、機能グループアイコンごとに切り替えて表示することができる。この場合、所定時間ごとに機能説明表示を切り替えてもよく、また複数の機能グループアイコンに対応する機能説明を順次スクロールさせて表示させるようにしてもよい。このような構成により、複数の機能説明が、特別のユーザ操作を必要とすることなく切替表示することができる。
さらに、上記の第4の表示領域304に表示させる機能説明に関し、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコン上に、マウス等のポインティングデバイスのポインタが位置する場合に、そのポインタが位置する機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を第4の表示領域304に表示させるようにしてもよい。
ここでは、ユーザは、ポインティングデバイスを操作して、そのポインタの位置を第1の表示領域301上の任意の機能グループアイコン上に移動させる。このときに、ポインタが移動した機能グループアイコンに対応して関連付けられた機能説明を第4の表示領域304に表示させる。上述したようにポインタによる機能グループアイコンの選択は、まずポインタを機能グループアイコン上に移動させた上で、クリック等によりその機能グループアイコンを選択することになる。
本例では、機能グループアイコンの選択前に、その機能グループアイコンでどのような印刷条件設定が可能であるのかを機能説明により知ることができるので、さらにユーザの操作性を向上させることができる。
さらに、上記機能グループアイコン上にポインタが位置するときに、その機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を第4の表示領域304に表示させる場合に、ポインタが機能グループアイコン上に位置するときの機能説明と、その機能グループアイコンが選択されたときの機能説明とが異なるようにしてもよい。このときに、機能グループアイコンの選択前にポインタにより指示されている機能グループアイコンについては、簡単な機能概要説明を表示し、その機能グループアイコンが選択(確定)されたときに、さらに詳しい機能説明を表示できるようにする。
例えば、図3の例では、第1の表示領域301に表示された機能グループアイコンのうち、“Copies”311の上にポインタ306が位置して選択前の指示状態となっているとき、第4の表示領域304には、“[Copies]”に関する簡単な機能概要説明を表示させる。そして、その機能グループアイコン“Copies”311が選択されると、図4に示すような関連するさらに詳しい機能説明を第4の表示領域304に表示する。
図11は、機能概要説明の例を示す図である。機能グループアイコンごとに図11に示すような概要説明が設定されている。
このような構成とすることにより、機能グループアイコンの選択の確定前に、どのような印刷条件設定が可能であるかについてその概要をユーザが知ることができ、機能グループアイコンが選択された状態では、印刷条件設定方法に関して、ユーザがより具体的に知ることができる。
また上記の各例で、第4の表示領域304に表示させる機能説明は、第2の表示領域302を併用して広い領域で表示するようにしてもよい。
図12は、第1の表示領域に表示させる機能グループアイコンの他の表示例を示す図である。この例では、第2の表示領域302に表示させる印刷条件設定項目(機能オプション)の設定状態に応じて、第1の表示領域301に表示する機能グループアイコンの画像を変化させるようにする。
例えば、図12の例では、第1の表示領域301の機能グループアイコンとして“Copies”311が選択されている状態で、第2の表示領域302に表示する印刷条件設定項目“Copies:”321が設定されるとき、機能グループアイコン“Copies”311のデザインを変更して表示する。例えば、印刷条件設定項目の数値等が設定されたときに、機能グループアイコンの枠線を実線から点線に変えるような表示を行うようにする。
上記のように、印刷条件設定項目の条件設定に応じて機能グループアイコンの表示デザインを変更することにより、ユーザは、その機能グループアイコンに対応する印刷条件設定項目に何らかの条件が設定されていることを認識することができる。
またさらに、上記の機能グループアイコンのデザインの変更において、印刷条件設定項目に設定された数値等の条件を、機能グループアイコンに表示させるようにしてもよい。例えば、図12の例では、印刷条件設定項目“Copies:”の数値(ここでは“2”)が設定されとき、機能グループアイコン“Copies”311にその数値“2”を表示させるようにする。このような構成により、機能グループアイコンに対応した印刷条件設定項目に設定された数値等の条件を、機能グループアイコンによってユーザに認識させることが可能となる。
この場合、印刷条件設定項目の設定値は、常に対応する機能グループアイコンに表示させるようにしてもよいが、その印刷条件設定項目の設定値がデフォルトと異なる値に設定されたときのみ、機能グループアイコンのデザインを変更し、デフォルトから変更された印刷条件の設定値を機能グループアイコンに表示させるようにしてもよい。上記の実線から点線に枠表示を変更する場合も同様で、設定値がデフォルトから変更された場合にのみ、その表示の変更を行うようにしてもよい。
図13は、上記図12の状態で、“N−Up”313上にポインタ306の位置を移動させたときの状態を示す図である。図13で、“N−Up”313上にポインタ306を移動させると、第4の表示領域304には、機能グループアイコン“N−Up”313に関する機能説明が表示される。
図13において、機能グループアイコン“N−Up”313を選択すると、上述した図7のごとくの画面になる。図7の第4の表示領域304には、選択されている機能グループアイコン“Copies”311に関する機能説明とともに、新たな選択機能グループアイコンである“N−Up”313に関する機能説明も表示される。
そしてこのときに、第2の表示領域302に表示されている印刷条件設定項目“N−Up:”の数値をデフォルトの“1−Up”のままとすることにより、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコン“N−Up”313の表示は変化することなく、印刷条件設定項目にデフォルトで設定された設定値(1−Up)を表示させることはない。
図14は、上記図7の状態から一定時間経過した後の印刷条件設定画面の一例を示す図である。図14において、複数の機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313が選択されている。この状態で、第4の表示領域304には、確定した機能グループアイコンの機能説明が表示される。ここでは、各機能グループアイコン“Copies”311及び“N−Up”313の機能説明を、一定時間で切り替えて表示する。すなわち、図13では、“N−Up”313に対応する機能説明が第4の表示領域304に表示され、一定時間経過すると、図14のように“Copies”311に対応する機能説明に切り替わる。
図15は、第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの位置を変化させる表示例を示す図である。本例では、第1の表示領域301に表示する機能グループアイコンが、第1の表示領域301内で一度に表示できない場合に、機能グループアイコンの位置を変化させながら表示できるようにしている。図15は、図15(A)〜図15(F)に向かうに従って、順次、機能グループアイコン列が左方向に一つずつ移動しながら表示する例を示している。
すなわち、図15(A)の初期状態から、図15(B)では第1の表示領域の右端に機能グループアイコン“Paper Size”316が表示され、図15(C)では、さらに機能グループアイコン“Orientation”317が表示され、図15(D)では、さらに機能グループアイコン“Fit To Paper Size”318が表示され、図15(E)では、さらに機能グループアイコン“Paper Selection”319が表示され、図15(F)では、さらに機能グループアイコン“Output”320が表示される。
上記のような機能グループアイコンの移動表示は、ユーザが操作することなく、スライド式に機能グループアイコンが移動するように設定することができる。勿論、第1の表示領域301に設定したスライドバー341をユーザが操作することによっても、機能グループアイコンの表示を任意に移動できるように設定することができる。
このような構成により、機能グループアイコンの数が多く第1の表示領域301に機能グループアイコンの全てが収まらない場合、スライド式にアイコンを移動させることができ、ユーザは、特別な操作を行うことなく、どのような機能設定が可能かを知ることができる。
図16は、第1の表示領域301と第2の表示領域302とを互いに独立したダイアローグで表示する表示例を示す図である。
図16の例では、プリンタドライバの設定画面は、第1の表示領域301と第2の表示領域302で構成され、これら第1の表示領域301と第2の表示領域302とが互いに独立して(分離されて)ダイアローグで表示される。第1の表示領域301の機能グループアイコンは、上述の図15のようにスライド式に移動する。機能グループアイコンの移動に伴って、選択前の指示状態となっている機能グループアイコン(図16では“Copies”311)が順次移動する。このときに、第1の表示領域301の下部には、指示状態となっている機能グループアイコンに対応する簡単な機能説明がダイアローグ形式で表示される。
そして、第2の表示領域302はタブによって表示を変更できるように構成されている。ユーザは、第2の表示領域302に表示されたタブを適宜選択することによって、そのタブに応じた印刷条件設定項目を選択することができる。
このような構成により、従来からあるタブ構成の印刷設定画面に慣れているユーザに対して違和感を与えることなく操作可能とし、またスライド式にアイコンが移動して、その機能を表示することによりユーザにどのような機能設定が可能かどうかを知らせることができる。
図17は、機能グループアイコンをスライド式に移動させるときに機能説明中である機能グループアイコンの表示を変化させる例を示す図である。
図17の例は、上記図15のように機能グループアイコンを一つずつスライドさせることなく、一度に表示されている機能グループアイコンのグループを、それらの機能説明の終了時に次の機能グループアイコンのグループに表示切り替えを行うようにしたものである。すなわち、機能グループアイコンの表示を変化させるときに、プリンタドライバでは第1の表示領域301に現在表示されている機能グループアイコンの数を取得し、その数の機能グループアイコンに応じた機能説明を第4の表示領域304に順次表示していき、表示された数の機能グループアイコンの機能説明が終了したときに、次のグループの機能グループアイコンの表示に切り替えて、切り替え表示された機能グループアイコンの機能説明を続けて表示する。
そしてこのとき、図17に示すように、第1の表示領域で機能説明を表示している機能グループアイコンの表示を明示的に変更する。図17の例では、第1の表示領域301に表示されている機能グループアイコンを順に指示状態の表示に変更していく。ここでは、機能グループアイコンが、“Copies”311(図17(A))、“Document Filing”312(図17(B))、“N−Up”313(図17(C))、“Finishing”314(図17(D))、“Poster”315(図17(E))の順に表示が変更されていき、“Poster”315の機能説明が終了すると、次のグループの機能グループアイコンに変更され、最初の機能グループアイコン“Paper Size”316の表示が変更されてその機能説明が開始する。
このような構成とすることにより、どの機能グループアイコンについて機能説明が行われているかがユーザに明確になり、かつ機能グループアイコンが変化する時間が少なくなるので、ユーザにとってさらに操作が容易となる。
また上記の第1の表示領域301に表示される機能グループアイコンの表示を切り替える構成において、ポインティングデバイスによるポインタの指示位置が、機能グループアイコン上以外の場所にあるときには、設定されている機能グループアイコンに関連した機能説明を第3の表示領域303に順次表示するようにしてもよい。これにより、各機能グループに対して、どのような機能設定を行うことができるのかが自動的に表示され、さらに操作性を向上させることができる。
またこのときに、現在機能説明を表示している機能グループアイコンが識別できるように表示状態を変更して明示的に認識できるようにしてもよい。これにより、機能グループアイコンの機能説明を順次表示していくときに、現在どの機能グループアイコンに関連する機能説明が行われているのかをユーザが容易に認識することができるようになる。
また、上記ポインティングデバイスによるポインタの指示位置が、機能グループアイコン上以外の場所にあるときに機能説明を第3の表示領域303に順次表示する場合、ポインタやキーボード入力等による選択確定操作を行うことにより、そのときに表示している機能説明に対応する機能グループアイコンが選択されるようにしてもよい。
これにより、機能説明中の機能グループアイコンの選択操作が可能となり、機能グループの選択を容易に行うことができるようになる。
例えば、図18は、機能グループアイコン列が左方向に一つずつ移動しながら表示するときに、機能グループアイコン“N−Up”313の表示状態が変更されて、その機能説明が第4表示領域304に表示されている状態を示している。また、このときには、ポインタは、第1の表示領域301以外の位置にある。
このときに、ユーザがキーボード等を使用して所定の確定操作を行った場合に、表示中の機能説明に対応する機能グループアイコン“N−Up”313を選択することができる。
また、上記ポインティングデバイスによるポインタの指示位置が、機能グループアイコン上以外の場所にあるときに、機能説明を第4の表示領域304に順次表示する場合であって、ポインタが第1の表示領域301内に入ったときには、機能グループアイコンの表示の切り替え(スライド式の表示切り替え、またはグループごとの表示切り替え)を停止するようにしてもよい。これにより、機能グループアイコンの表示が切り替えられているときであっても、機能グループアイコンの選択操作を容易に行うことができるようになる。
そして上記の状態で、機能グループアイコンの表示の切り替えが停止しているときに、ポインタが再び第1の表示領域の外に移動したときに、機能グループアイコンの表示の切り替えを再開させるようにする。これにより、機能グループアイコンの表示の切り替え動作と、機能グループアイコンの選択時の動作とを合理的に切り替えることができる。
また以上の各例において、プリンタドライバでは、現在選択されている機能グループアイコンの状態を保持し、印刷設定画面が閉じられて再度開かれた場合でも、保持しておいた機能グループアイコンの表示状態を維持できるようにする。機能グループアイコンの保持は、ユーザによる所定の操作に従ってそのときの表示状態を所定の記憶手段に記憶させることにより実現する。これにより、ユーザがいつもよく使う印刷条件設定の表示を記憶させることができ、ユーザが印刷設定画面を開く度に機能グループアイコンの選択操作を行うことなく、印刷条件設定を行うことができるようになる。
また、上記のような機能グループアイコンの表示状態を、ユーザごとに保持できるようにする。これは例えば、ユーザを識別できるID情報と機能グループアイコンの表示状態データとを関連付けて、ID情報の入力に応じて対応する表示画面を表示させるようにする。あるいは、クライアントコンピュータがユーザ認証を行うことにより、複数のユーザによって使い分けられている場合には、各ユーザ毎に機能グループの表示状態を保持することができる。
ユーザがよく使用する印刷条件設定項目はユーザ毎に異なるので、上記のようにユーザ毎に機能グループアイコンの表示状態を保持できるようにすることで、各ユーザの操作性を向上させることができる。
さらに上記ユーザ毎に機能グループアイコンの表示状態を保持できる構成において、使用しているアプリケーション毎に機能グループアイコンの表示状態を保持できるようにしてもよい。
例えば、印刷の部数や印刷を行う用紙サイズ等は、アプリケーション側で印刷条件設定が可能なものも存在しており、アプリケーション毎によく使用する機能が異なるので、上記のように機能グループアイコンの表示状態をアプリケーション毎に保持することにより、各アプリケーションでの操作性をさらに向上させることが可能となる。
また以上の各例において、第1の表示領域301に表示するように設定した機能グループアイコン、及び第3の表示領域303に表示するように登録した機能グループアイコンを削除できるようにする。これら機能グループアイコンの削除は、削除すべき機能グループアイコンをポインティングデバイス等で選択した上で、第5の表示領域305に表示されている“Delete”352をポインティングすることにより、その選択した機能グループアイコンを削除することができる。また表示されている機能グループアイコンの削除は、上記の“Delete”352のポインティングのみならず、他の所定の操作を適宜設定することができる。これにより、ユーザが使用しない機能が誤って選択されないようにすることができる。
さらに上記の機能グループアイコンの削除を行う際に、各機能グループアイコンの削除の可否、あるいは機能グループアイコンの削除の許可範囲をユーザ毎に設定してもよい。例えば、ユーザID情報に従ってユーザの権限を設定し、その権限に応じて機能グループアイコンの削除権限を定めるようにすることができる。例えば、第1の表示領域301内に表示されている機能グループアイコンは、プリンタの管理者権限を持つユーザのみ削除できるようにすることができる。このような構成により、ユーザが誤って機能グループアイコンを削除しないようにすることが可能となる。
さらに以上の各例において、印刷設定に関する画面情報を、クライアントコンピュータにネットワーク接続されているサーバ装置から取得できるようにしてもよい。
例えば、図1に示すように、プリンタドライバ23を保持するクライアントコンピュータ2に対してネットワーク4を介して接続されたサーバ装置3に、画面情報を保持させておき、必要に応じてクライアントコンピュータ2からサーバ装置3にアクセスし、その画面情報をダウンロードして、クライアントコンピュータ2でその設定画面情報を使用できるようにすることができる。上記の画面情報とは、例えば表示可能な機能グループアイコンの構成や機能グループアイコンの選択状態を示す画面である。また、画面情報には印刷設定画面の構成を含んでもよい。このように、サーバ装置3で印刷設定に関する画面情報を保持してそれを各コンピュータに配信することにより、例えば、複数のPCで1台のプリンタを共有使用する場合に、全ユーザに対して一括して同じ画面情報を設定することができる。
また上記のサーバ装置を使用する構成において、クライアントコンピュータにおいて現在のユーザ情報を識別し、識別した現在のユーザ情報に対応した画面情報をネットワーク接続されているサーバ装置から取得するようにしてもよい。例えば、クラインアントコンピュータは、ID等のユーザ識別情報をユーザに入力させることによりユーザ認識を行って、認識したユーザ情報に応じた画面情報をサーバ装置から取得する。このようにすることにより、各ユーザ毎に印刷設定の管理が可能となる。
また上記のようにサーバ装置に保持させる画面情報は、インターネットによる配信とコンピュータによる処理を考慮してマークアップ言語で記載されていることが好適である。マークアップ言語としては、SGML(Standard Generalized Markup Language)、TML(HyperText Markup Language)、TeXなどが適用でき、またXML(eXtensible Markup Language)をスキーマ言語と組み合わせて適用してもよい。マークアップ言語によって画面情報を記載し、インターネット技術を利用することにより、例えばプリンタドライバを保持するクライアントコンピュータが備えられたオフィス等の外から、画面構成の変更を行うことができるようになる。
また上記の各例において、プリンタドライバを保持するコンピュータが、印刷装置に装着されているオプション情報や能力情報を取得し、これら取得した情報に基づいて機能グループアイコンの構成あるいは表示を変更できるようにしてもよい。
上記のオプション情報は、印刷装置に備えられたハードウェアに関する情報で、例えば、HDDの装着の有無や、両面印刷機構やフィニッシャーの有無、パンチやステープル機能の有無、トレイの数情報等、各種のハードウェア情報を指す。また、上記能力情報は、各種ハードウェアによって得られる印刷に関する能力情報を指す。
ここでは、上記のような印刷装置のオプション情報や能力情報に従って、ユーザが使用する印刷装置で実現できない印刷条件を表示しない、あるいは機能グループアイコンを選択できない状態にする。例えば、印刷装置にHDDが装着されていない場合、HDDが存在しないと利用できない機能グループアイコンを表示しない、あるいは機能グループアイコンを選択できない状態の表示にする。
例えば、図19に示すように、プリンタにHDDが装着されていない場合、プリンタドライバの印刷条件設定画面では、プリンタのHDDに印刷イメージを記憶するための機能グループアイコン“Document Filing”312の表示をグレーアウトして選択できないようにする。
このような構成とすることにより、設定不可能な機能グループアイコンをユーザが選択することがなくなり、印刷条件設定に関してユーザに誤解を与えないようにすることが可能となる。
図20は、プリンタドライバの印刷条件設定画面におけるメイン処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、プリンタドライバでは、アプリケーションからの印刷条件設定値を受信する(ステップS1)。そして、アプリケーション名及びユーザ名を取得する(ステップS2)。次いで、サーバ装置があるかどうかを判別し(ステップS3)、サーバ装置がなければ、画面情報の取得先XをクライアントPCの現ユーザにセットして(ステップS4)、画面情報の取得処理を行う(ステップS6)。
また上記ステップS3でサーバ装置があれば、画面情報の取得先Xをサーバ装置(サーバPC)の現ユーザにセットし(ステップS5)、画面情報の取得処理を行う(ステップS6)。
次いで、取得した画面情報から印刷設定画面の生成処理を行う(ステップS7)。そしてイベント処理を行って(ステップS8)、OKイベントかどうか判別する(ステップS9)。ここでOKイベントであれば、現在選択されている機能グループアイコン情報を画面情報の取得先Xに保持させ(ステップS10)、アプリケーションに現在設定されている印刷条件設定値を通知して(ステップS11)、処理を終了する。また上記ステップS9でOKイベントでなければ本処理を終了する。
図21は、画面情報の取得処理の一例をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。ここでは、まず機能グループアイコンの構成情報を上記取得先Xから取得し(ステップS11)、さらに追加登録された機能グループアイコンの構成情報をXから取得する(ステップS12)。次いで機能グループアイコンに対する機能概要説明内容をXから取得し(ステップS13)、機能グループアイコンに対する機能詳細説明内容をXから取得する(ステップS14)。
そしてさらに機能グループアイコンに対する削除権限情報をXから取得し(ステップS15)、機能グループアイコンに対する印刷条件設定項目をXから取得する(ステップS16)。次いでアプリケーション名に関連付けられた機能グループアイコンの前回の選択状態をXから取得し(ステップS17)、プリンタのオプション情報や能力情報をXから取得する(ステップS18)。
そしてさらに各印刷条件のデフォルト値をXから取得し(ステップS19)、画面更新タイマー値TをXから取得し(ステップS20)、機能概要説明制御変数N=1として(ステップS21)、処理を終了する。
図22は、印刷画面の生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、
機能グループアイコンの構成情報及び追加登録された機能グループアイコンの構成情報から第1及び第3の表示領域画面を生成する(ステップS31)。そして現在選択されている機能グループアイコンを選択状態表示し(ステップS32)、印刷条件設定値がデフォルトでない機能グループアイコン上に、印刷条件設定値を表示する(ステップS33)。
そしてプリンタのオプション情報や能力情報から選択不可能な機能グループアイコンをグレーアウトし(ステップS34)、さらに、現在の印刷条件値と共存できない印刷条件を持つ機能グループアイコンをグレーアウトする(ステップS35)。そしてさらに削除権限情報・機能グループアイコンの選択状態に基づいて、"Delete"ボタンを表示し(ステップS36)、機能グループアイコンの選択状態に基づいて、"Add"ボタンを表示する(ステップS37)。
次いで、選択状態の機能グループアイコンが有るかどうかを判別する(ステップS38)、ここで選択状態の機能グループアイコンがなければN番目の機能グループアイコンの周辺の背景色を変更し(ステップS39)、第4の表示領域にN番目の機能グループアイコンに関連付けられた機能概要説明を表示して(ステップS40)、処理を終了する。
また上記ステップS38で、選択状態の機能グループアイコンがあれば、選択状態の機能グループアイコンの周辺の背景色を変更し(ステップS41)、選択状態の機能グループアイコンに関連付けられた印刷設定条件項目を第2の表示領域に表示する(ステップS42)。そして、選択状態の機能グループアイコンに関連付けられた機能詳細説明を第4の表示領域に表示して(ステップS43)、処理を終了する。
図23は、上記イベント処理の一例を更に詳細に説明するためのフローチャートである。まず、マウス・キーボード入力による確定イベントを受信したかどうか判別する(ステップS51)。確定イベント処理を受信していなければ、さらにマウスカーソル移動イベントを受信しているかどうかを判別する(ステップS54)。ここでマウスカーソル移動イベントを受信していれば、マウスカーソル移動イベント処理を実行し(ステップS55)、Tがタイムアップかどうかを判断する(ステップS56)。ここで、Tがタイムアップであれば、さらにタイムアップイベント処理を行って(ステップS57)、上記ステップS51に戻り、またTがタイムアップでなければ、そのまま上記ステップS51に戻る。また上記ステップS54で、マウスカーソル移動イベントを受信していなければ、ステップS56に進み、Tがタイムアップかどうかを判別する。
また、上記ステップS51において、マウス・キーボードによる確定イベント処理を受信していれば、確定イベント処理を行い(ステップS52)、OKもしくはキャンセルが選択されたかどうかを判別する(ステップS53)。ここでOKもしくはキャンセルが選択されていれば、タイマT、Td、Thを停止して(ステップS58)、処理を終了する。
また、上記ステップS53でOKもしくはキャンセルが選択されていなければ、上記のステップS56に進んでTがタイムアップかどうかを判断する。
図24は、上記の確定イベント処理の一例を更に詳細に説明するためのフローチャートである。まず、OKが押下(選択)されたかどうかを判断し(ステップS61)、押下されていれば処理を終了する。そして、OKが押下されていなければ、さらにキャンセルが押下(選択)されたかどうかを判断し(ステップS62)、押下されていれば処理を終了する。さらにキャンセルが押下されていなければ、Addが押下(選択)されたかどうかを判断し(ステップS63)、押下されていれば、機能グループアイコンの登録処理を行い(ステップS64)、処理を終了する。
また上記ステップS63でAddが押下されていなければ、さらにDeleteが押下(選択)されたかどうかを判断し(ステップS65)、押下されていれば、機能グループアイコンの削除処理を行い(ステップS66)、処理を終了する。また、Deleteが押下されていなければ、さらに印刷条件設定が行われているかどうかを判断する(ステップS67)。ここで印刷条件設定が行われていれば、印刷条件設定処理を行い(ステップS68)、処理を終了する。
また上記ステップS67で印刷条件設定が行われていなければ、さらに機能グループアイコンの新規選択が行われているかどうかを判断する(ステップS69)。機能グループアイコンの新規選択が行われていれば、さらに登録された機能グループアイコンが選択されたかどうかを判断し(ステップS70)、選択されていれば、Deleteボタンを有効にして(ステップS71)、Addボタンを無効にする(ステップS72)。また上記ステップS69で機能グループアイコンの新規選択が行われていない場合、ステップS72に進み、Addボタンを無効にする。
上記ステップS72でAddボタンを無効にした後、さらに未選択状態機能グループアイコンと背景色を非選択状態で表示し(ステップS73)、選択されたアイコンと背景色を選択状態で表示する(ステップS74)。そして選択中の機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定及び機能詳細説明を表示する(ステップS75)。ここで、Tを停止、Tdをセットし(ステップS76)、機能グループアイコンが複数選択されているかどうかを判断する(ステップS77)。
機能グループアイコンが複数選択されている場合は、タイマーThをセットし(ステップS78)、処理を終了する。また機能グループアイコンが複数選択されていない場合は、そのまま処理を終了する。
また、上記ステップS70で登録された機能グループアイコンが選択されていない場合は、さらに機能グループアイコンが追加選択されているかどうかを判断し(ステップS79)、追加選択されていれば、さらに選択中のアイコンが登録済みかどうかを判断する(ステップS80)。選択中のアイコンが登録済みであれば、Addボタンを無効にし(ステップS81)、さらに上記ステップS74に進んで選択されたアイコンと背景色を選択状態に表示する。
また上記ステップS79で機能グループアイコンが追加選択されていない場合は、そのまま処理を終了する。また上記ステップS80で選択中アイコンが登録済みでなければ、Addボタンを有効にして(ステップS82)、さらに上記ステップS74に進んで選択されたアイコンと背景色を選択状態に表示する。
図25は、機能グループアイコンの登録処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、機能グループアイコンの登録名入力画面処理を行い(ステップS91)、追加登録された機能グループアイコンの構成情報をXに保持させる(ステップS92)。次いで追加登録された機能グループアイコンを選択状態で表示し(ステップS93)、Addボタンを無効にして、Deleteボタンを有効にする(ステップS94)。
図26は、機能グループアイコンの削除処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、選択された機能グループアイコンを削除し(ステップS101)、選択された機能グループアイコンの構成情報をXから削除する(ステップS102)。そしてDeleteボタンを無効にする(ステップS103)。
図27は、印刷条件設定処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、印刷条件設定値がデフォルトがどうか判別し(ステップS111)、デフォルトであれば機能グループアイコン上に印刷条件設定値を表示し(ステップS112)、デフォルトでなければ処理を終了する。
図28は、マウスカーソル移動イベント処理の一例を説明するためのフローチャートである。まずマウスカーソルが第1または第3の表示領域にあるかどうかを判断する(ステップS121)。そして第1または第3の表示領域にあれば、タイマーTを停止し(ステップS122)、さらにマウスカーソルが機能グループアイコン上にあるかどうかを判断する(ステップS123)。ここでマウスカーソルが機能グループアイコン上にあれば、マウスカーソル下の機能グループアイコンの機能概要説明を表示する(ステップS124)。
また上記ステップS121で、マウスカーソルが第1または第3の表示領域にない場合は、さらにTが停止中かどうかを判断し(ステップS125)、停止中であればタイマーTをセットして(ステップS126)、処理を終了する。
また、上記ステップS123で、マウスカーソルが機能グループアイコン上にない場合も、そのまま処理を終了する。
図29は、タイムアップイベント処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず、Tがタイムアップかどうかを判断し(ステップS131)、タイムアップであれば機能グループアイコンのスライド処理を行って(ステップS132)、タイマーTをセットする(ステップS133)。そして上記ステップS131でTがタイムアップでない場合、及びステップS133でタイマーTをセットした場合、さらにTdがタイムアップかどうかを判断し(ステップS134)、タイムアップであればタイマーTをセットする(ステップS135)。
上記ステップS134でTdがタイムアップでない場合、及びステップS135でタイマーTをセットした場合、さらにThがタイムアップかどうかを判断し(ステップS136)、タイムアップであれば機能グループアイコンの説明スクロールを表示させ(ステップS137)、タイマーThをセットする(ステップS138)。上記ステップS136でThがタイムアップでない場合、及びステップS138でタイマーThをセットした場合は処理を終了する。
図30は、機能グループアイコンのスライド処理の一例を説明するためのフローチャートである。まず第1の表示領域に表示可能な機能グループアイコン数Dを取得し(ステップS141)、N=N+1と設定する(ステップS142)。ここでN>Dであるかを判別し(ステップS143)、N>DであればDの数だけ機能グループアイコンをスライドし(ステップS144)、N=1に設定する(ステップS145)。そしてN番目の機能グループアイコンの周辺の背景色を変更し(ステップS146)、さらに第4の表示領域にN番目の機能グループアイコンに関連付けられた機能概要説明を表示する(ステップS147)。また上記ステップS143でN>Dでないときには、ステップS146に進み、N番目の機能グループアイコンの周辺の背景色を変更する。
本発明の情報処理装置で動作するプログラムは、本発明に係る各手段(あるいは各手段の一部)の機能を実現するようにCPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。このプログラムは、装置をユーザが使用する際に容易となるように、表示装置用のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を備えるようにするとよい。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD,MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送することができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
本発明の情報処理装置を適用可能なプリントシステムの構成例を説明するための図である。 実施形態のプリンタドライバが備えるモジュール構成を説明するための図である。 プリンタドライバの印刷条件設定画面の構成例を示す図である。 図3に示す印刷条件設定画面において機能グループアイコン“Copies”が選択された状態を示す図である。 第2の表示領域に表示する印刷条件設定項目の他の表示例を示す図である。 第2の表示領域に表示する印刷条件設定項目の更に他の表示例を示す図である。 第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの表示例を示す図である。 第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの他の表示例を示す図である。 複数の機能グループアイコンからなる機能グループアイコンの設定画面例を示す図である。 登録された機能グループアイコンの表示例を示す図である。 機能概要説明の例を示す図である。 第1の表示領域に表示させる機能グループアイコンの他の表示例を示す図である。 図12の状態で、“N−Up”上にポインタの位置を移動させたときの状態を示す図である。 図7の状態から一定時間経過した後の印刷条件設定画面の一例を示す図である。 第1の表示領域に表示する機能グループアイコンの位置を変化させる表示例を示す図である。 第1の表示領域と第2の表示領域とを互いに独立したダイアローグで表示する表示例を示す図である。 機能グループアイコンをスライド式に移動させるときに機能説明中である機能グループアイコンの表示を変化させる例を示す図である。 機能グループアイコン列が左方向に一つずつ移動しながら表示するときに、機能グループアイコン“N−Up”の表示状態が変更されて、その機能説明が第3の表示領域に表示されている状態を示す図である。 プリンタにHDDが装着されていない場合、第1の表示領域の機能グループアイコン“Document Filing”を選択できないようにしたときの図である。 プリンタドライバの印刷条件設定画面におけるメイン処理の一例を説明するためのフローチャートである。 画面情報の取得処理の一例をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。 印刷画面の生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。 イベント処理の一例を更に詳細に説明するためのフローチャートである。 確定イベント処理の一例を更に詳細に説明するためのフローチャートである。 機能グループアイコンの登録処理の一例を説明するためのフローチャートである。 機能グループアイコンの削除処理の一例を説明するためのフローチャートである。 印刷条件設定処理の一例を説明するためのフローチャートである。 マウスカーソル移動イベント処理の一例を説明するためのフローチャートである。 タイムアップイベント処理の一例を説明するためのフローチャートである。 機能グループアイコンのスライド処理の一例を説明するためのフローチャートである。 従来のプリンタドライバの印刷条件設定画面例を示す図である。
符号の説明
1…プリンタ、2…クライアントコンピュータ、3…サーバ装置、4…ネットワーク、11…OS、12…データ送受信部、13…プリンタ制御部、14…プリンタコマンド解析部、21…OS、22…データ送受信部、23…プリンタドライバ、24…アプリケーションプログラム、31…OS、32…データ送受信部、33…Webサーバ部、34…印刷設定画面情報保持部、201…アプリケーションとの通信部、202…出力データ生成部、203…プリンタドライバ機能設定表示部、204…機能説明処理部、205…機能グループアイコン登録保持部、206…機能グループアイコン表示制御部、207…機能グループアイコン選択状態保持部、208…プリンタ構成情報取得部、301,302,303,304,305…表示領域、306…ポインタ、326…タブ、341…スライドバー、901…機能グループアイコンの登録領域、902…アイコン名登録部、903…OKボタン。

Claims (33)

  1. 印刷装置に対して送信する印刷情報を生成する情報処理装置であって、該印刷情報に関する条件設定を行うための印刷条件設定手段を有する情報処理装置において、該印刷条件設定手段は、前記情報処理装置が備えた表示手段または該情報処理装置に接続される表示手段に前記印刷条件の設定入力を受け付けるための印刷条件設定画面を表示させ、該印刷条件設定画面には、印刷装置の印刷機能に関わる条件設定を行うために、各印刷機能にそれぞれ関連した条件設定を行うための機能グループアイコンを設定し、該機能グループアイコンを前記印刷条件設定画面の第1の表示領域に表示し、該機能グループアイコンから特定の機能グループアイコンが選択されたときに、前記選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を前記印刷条件設定画面の第2の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷条件設定画面は、前記第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンの中から複数の機能グループアイコンの選択が可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の表示領域に表示される機能グループアイコンのうち、現在選択されている機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目と共存できない印刷条件設定項目が関連付けられた他の機能グループアイコンは、選択できないようにその表示が変更されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 選択された複数の機能グループアイコンを一つの新たな機能グループアイコンとして登録可能とし、該登録された新たな機能グループアイコンを前記印刷条件設定画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 各々の前記機能グループアイコンに関連付けられている印刷条件設定項目と異なる印刷条件設定項目が関連付けられている機能グループアイコンが選択されている場合のみ、選択されている各機能グループアイコンを新たな機能グループアイコンとして登録できるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記登録された新たな機能グループアイコンは、前記印刷条件設定画面において前記第1の表示領域とは異なる第3の表示領域に表示されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連する全ての印刷条件設定項目に関連付けられた全印刷条件設定用の機能グループアイコンを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の表示領域に表示されている機能グループアイコンに関連付けられた機能説明を、前記印刷条件設定画面の第4の表示領域に表示可能とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記第4の表示領域に表示する機能説明を、順次変更しながら表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、接続されるポインティングデバイスによって前記印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、該ポインタの位置が前記機能グループアイコン上に位置する場合に、前記機能説明を表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記ポインタの位置が前記機能グループアイコン上に位置する場合に表示する機能説明と、前記機能グループアイコンが選択された場合とで異なる機能説明を表示することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記印刷条件設定項目の設定状態に応じて、前記機能グループアイコンの表示状態を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記印刷条件設定項目の設定状態を、前記機能グループアイコンに表示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の表示領域に表示する前記機能グループアイコンの位置が変化することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記第1の表示領域と、前記第2の表示領域とは互いに独立したダイアローグ形式の表示領域として形成され、前記第2の表示領域はタブ構成で表示されることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1の表示領域に表示する機能グループアイコンに関連付けられた簡単な機能説明を、前記印刷設定画面の前記第4の表示領域に表示し、前記簡単な機能説明を行う機能グループアイコンを順次変更していき、印刷条件設定画面上に一度に表示している機能グループアイコンの簡単な機能説明が完了したときに、該簡単な機能説明が完了した機能グループアイコンと異なる機能グループアイコンを表示することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記情報処理装置は、接続されるポインティングデバイスによって前記印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、該ポインタの位置が前記第1の表示領域の前記機能グループアイコン上以外にあるとき、前記機能グループアイコンに関連した機能説明を、第4の表示領域に順次表示することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 前記第4の表示領域に順次表示する機能説明に対応する機能グループアイコンが識別できるように該機能グループアイコンの表示状態を変更することを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記第4の表示領域で機能説明を順次表示する際に、所定の選択確定操作が行われたときに、表示中の機能説明に関連付けられた機能グループアイコンが選択されることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  20. 前記情報処理装置は、接続されるポインティングデバイスによって前記印刷設定画面上の任意の位置がポインタによって指示可能であり、前記ポインタの位置が前記第1の表示領域上にあるときは、前記機能グループアイコンの位置の変化が停止することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  21. 機能グループアイコンが未選択状態のまま、前記ポインタの位置が前記第1の表示領域外に移動した場合、前記機能グループアイコンの位置の変化を再開することを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置。
  22. 所定の操作に応じて現在選択されている機能グループアイコンの状態を保持し、印刷条件設定画面を閉じて再度開いた場合でも、前記保持された機能グループアイコンの状態を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  23. 前記機能グループアイコンの状態を前記情報処理装置のユーザ毎に保持することを特徴とする請求項22に記載の情報処理装置。
  24. 前記機能グループアイコンの状態を、現在使用可能なアプリケーション毎に保持することを特徴とする請求項23に記載の情報処理装置。
  25. 前記印刷条件設定画面に表示される前記機能グループアイコンを削除可能としたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  26. 前記機能グループアイコンの削除権限をユーザ毎に設定することを特徴とする請求項22に記載の情報処理装置。
  27. 前記情報処理装置は、ネットワークを介してサーバ装置に接続可能であり、前記印刷条件設定画面の情報を前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  28. 前記情報処理装置は、現在のユーザ情報を識別し、該識別したユーザ情報に対応した印刷条件設定画面の情報を前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項27に記載の情報処理装置。
  29. 前記サーバ装置から取得する印刷条件設定画面の情報は、マークアップ言語で記載されていることを特徴とする請求項28に記載の情報処理装置。
  30. 前記情報処理装置は、前記印刷装置に装着されているハードウェアの詳細に関するオプション情報、及び該装着されたハードウェアの能力情報を取得し、該取得したオプション情報及び能力情報に基づいて、前記機能グループアイコンの表示を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  31. 印刷装置に送信する印刷情報に関する条件設定を行う印刷条件設定方法において、印刷装置の印刷機能に関わる条件設定を行うために、各印刷機能にそれぞれ関連した条件設定を行うための機能グループアイコンを設定し、該機能グループアイコンを印刷条件設定画面の第1の表示領域に表示するステップと、該機能グループアイコンから特定の機能グループアイコンを選択するステップと、前記選択された機能グループアイコンに関連付けられた印刷条件設定項目を前記印刷条件設定画面の第2の表示領域に表示するステップとを有することを特徴とする印刷条件設定方法。
  32. 請求項1ないし30のいずれか1に記載の情報処理装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  33. 請求項32に記載のプログラムをコンピュータで読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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