JP5360872B2 - 湯水混合水栓及びその取付方法 - Google Patents

湯水混合水栓及びその取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5360872B2
JP5360872B2 JP2008274614A JP2008274614A JP5360872B2 JP 5360872 B2 JP5360872 B2 JP 5360872B2 JP 2008274614 A JP2008274614 A JP 2008274614A JP 2008274614 A JP2008274614 A JP 2008274614A JP 5360872 B2 JP5360872 B2 JP 5360872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentric
water supply
supply pipe
hot
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008274614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010101101A (ja
Inventor
利明 西岡
健介 片岡
Original Assignee
株式会社三栄水栓製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三栄水栓製作所 filed Critical 株式会社三栄水栓製作所
Priority to JP2008274614A priority Critical patent/JP5360872B2/ja
Publication of JP2010101101A publication Critical patent/JP2010101101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5360872B2 publication Critical patent/JP5360872B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

本発明は、給湯配管及び給水配管に接続される湯水混合水栓及びその取付方法に関する。
従来の湯水混合水栓の取付施工では、壁の裏側に配管された給湯配管及び給水配管に対して、二つのクランク脚を介して水栓本体を取り付け、同時に、二つのクランク脚によって水栓本体を壁にも固定する。
そして、上記取付施工の問題点として、水栓本体と壁との間に位置するクランク脚によって、水栓本体が室内側に大きく迫り出してしまい、省スペース化を図れないという点が挙げられる。
この点を解消するために、特許文献1には、クランク脚に代えて扁平な盤状をなす連結盤を用いる湯水混合水栓が提案されている。
特開2002−115289号公報
しかし、特許文献1の湯水混合水栓においても、連結盤はクランク脚と同様に水栓本体と壁との間に位置するものであるので、連結盤の奥行きを小さくすればそれだけ壁面から室内側への水栓本体の迫り出し幅を抑えることはできるものの、それには限界があり、省スペース化の点では未だ改善の余地があるといえる。しかも、特許文献1の湯水混合水栓は、連結盤の他に多数の部材が用いられ、その取付施工には多くの工数が必要になるという問題もある。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、省スペース化と取付施工性の向上との両立を図ることが可能な湯水混合水栓及びその取付方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る湯水混合水栓は、壁の裏側に配管された給湯配管及び給水配管に対して前記壁の表側から接続される二つの偏心管と、前記壁の表側に配置され前記二つの偏心管が組み付けられる水栓本体とを備え、前記水栓本体に、前記壁に向けて開口する壁向き開口部及び前記壁に背を向けて開口する逆向き開口部を有し、該逆向き開口部から前記給湯配管又は給水配管に接続可能な位置にまで挿入された前記偏心管を前記壁向き開口部から抜けないように保持する貫通孔が二つ設けられ、前記貫通孔に挿入され前記給湯配管及び給水配管に接続されていない状態の前記偏心管は該偏心管の中心軸回りに回動可能である(請求項1)。ここで、水栓本体とは、給湯配管及び給水配管に接続された偏心管によって保持されるとともに、給湯配管及び給水配管から偏心管を介して湯水混合部に湯水が供給されるものをいう。
上記湯水混合水栓において、前記偏心管は、略円柱状で軸方向に自身を貫通する偏心穴を有する偏心管本体と、略円柱状で前記偏心穴を挿通し先端に前記給湯配管又は給水配管に接続される接続部を有する接続具とを備え、前記偏心管本体は前記偏心管の中心軸回りに回動可能となるように前記貫通孔の孔壁によって保持され、前記接続具には、該接続具の先端面から後端側に向かって延びる空洞部と、この空洞部を該接続具の外周面側へと連通させる内側連通部とが設けられているとともに、前記偏心管本体には、前記偏心穴を該偏心管本体の外周面側へと連通させ、かつ、前記内側連通部に連通する外側連通部が設けられ、前記給湯配管及び給水配管から前記偏心管内に入った湯及び水は、前記空洞部、前記内側連通部、前記外側連通部をこの順に経て、前記水栓本体内に設けられた湯水混合部へと送られるように構成されているのが好ましい(請求項2)。
また、上記湯水混合水栓において、前記偏心管は、前記接続具の後端部に設けられた雄ねじ部に対して螺着され前記偏心管本体の後端に当接する固定ナットを備えていてもよい(請求項3)。
また、上記湯水混合水栓において、前記貫通孔に挿入された前記偏心管本体を前記偏心管の軸回りに回動可能に、かつ、前記逆向き開口部から抜けないように保持する取付部材が前記貫通孔の孔壁に固着されていてもよい(請求項4)。
また、上記湯水混合水栓において、前記接続具は該接続具の中心軸回りに回動可能となるように前記偏心穴の孔壁によって保持され、前記給湯配管又は給水配管に対して螺着によって接続されるように前記接続部が構成されていてもよい(請求項5)。
また、上記湯水混合水栓において、前記接続具には、該接続具の後端面から先端側に向かって延び断面視が非円形状の内周壁部分を有する凹入部が設けられていてもよい(請求項6)。
一方、本発明の湯水混合水栓の取付方法は、壁の裏側に配管された給湯配管及び給水配管に対し、該給湯配管及び給水配管に接続される接続部を先端に有する二つの偏心管を用いて、前記壁の表側に配置される水栓本体を取り付ける湯水混合水栓の取付方法であって、前記水栓本体に、前記壁に向けて開口する壁向き開口部及び前記壁に背を向けて開口する逆向き開口部を有し、該逆向き開口部から前記給湯配管又は給水配管に接続可能な位置にまで挿入された前記偏心管を前記壁向き開口部から抜けないように保持する貫通孔が二つ設けられてあり、前記各貫通孔に対して前記逆向き開口部から挿入された各偏心管を該偏心管の中心軸回りに回動操作して前記給湯配管及び給水配管に対する前記二つの偏心管の先端に設けられた二つの前記接続部の接続が可能となるように位置合わせを行い、前記給湯配管及び給水配管に対して二つの前記接続部を接続する(請求項7)。
上記湯水混合水栓の取付方法において、前記偏心管は、略円柱状で軸方向に自身を貫通する偏心穴を有する偏心管本体と、略円柱状で前記偏心穴を挿通し先端に前記接続部を有する接続具とを備え、前記偏心管本体は前記偏心管の中心軸回りに回動可能となるように前記貫通孔の孔壁によって保持され、前記接続具には、該接続具の先端面から後端側に向かって延びる空洞部と、この空洞部を該接続具の外周面側へと連通させる内側連通部とが設けられているとともに、前記偏心管本体には、前記偏心穴を該偏心管本体の外周面側へと連通させ、かつ、前記内側連通部にも連通する外側連通部が設けられ、前記給湯配管及び給水配管から前記偏心管内に入った湯及び水は、前記空洞部、前記内側連通部、前記外側連通部をこの順に経て、前記水栓本体内に設けられた湯水混合部へと送られるように構成されており、前記位置合わせは、前記各貫通孔に対して前記逆向き開口部から挿入された各偏心管の前記偏心管本体を前記偏心管の中心軸回りに回動操作することによって行われるのが好ましい(請求項8)。
また、上記湯水混合水栓の取付方法において、前記給湯配管及び給水配管に対して二つの前記接続部を接続した後、前記接続具の後端部に設けられた雄ねじ部に対して螺着された固定ナットを回動操作し、該固定ナットを前記偏心管本体の後端に当接させてもよい(請求項9)。
また、上記湯水混合水栓の取付方法において、前記位置合わせの前に、前記貫通孔に挿入された前記偏心管本体を前記偏心管の軸回りに回動可能に、かつ、前記逆向き開口部から抜けないように保持する取付部材を前記貫通孔の孔壁に固着してもよい(請求項10)。
また、上記湯水混合水栓の取付方法において、前記接続具は該接続具の中心軸回りに回動可能となるように前記偏心穴の孔壁によって保持され、前記位置合わせの後の前記給湯配管及び給水配管に対する二つの前記接続部の接続を、前記接続具を回動操作して前記給湯配管及び給水配管に対して前記接続部を螺着することによって行ってもよい(請求項11)。
また、上記湯水混合水栓の取付方法において、前記接続具には、該接続具の後端面から先端側に向かって延び断面視が非円形状の内周壁部分を有する凹入部が設けられており、前記給湯配管及び給水配管に対する前記接続部の螺着を、前記内周壁部分に係合する工具を前記凹入部に挿入した状態で回動操作することにより行ってもよい(請求項12)。
請求項1〜12に係る発明では、省スペース化と取付施工性の向上との両立を図ることが可能な湯水混合水栓及びその取付方法が得られる。
すなわち、請求項1,2に係る発明では、従来の湯水混合水栓とは異なり、水栓本体の背面側(壁側)に偏心管が組み付けられるのではなく、水栓本体を挿通する状態で偏心管が組み付けられるので、水栓本体の壁の表側への迫り出しを最小限に抑えることができ、省スペース化を図ることができる。
さらに、請求項3に係る発明では、固定ナットにより、接続具が偏心管本体から抜け落ちることを確実に防止することができる。
また、請求項4に係る発明では、貫通孔に挿入した偏心管が逆向き開口部から抜け落ちることを取付部材によって確実に防止することができる。
また、請求項5,6に係る発明では、給湯配管及び給水配管に対する接続部の接続を非常に簡便化することができる。
そして、請求項7〜12に係る発明では、上記の効果を奏する請求項1〜6に係る湯水混合水栓が得られる。
特に、請求項10に係る発明では、例えば貫通孔の孔壁に対する取付部材の固着までを工場等で予め行っておけば、施工現場では接続部の位置合わせから開始することができるので、取付施工性を格段に向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る湯水混合水栓の取付け途中の状態の構成を概略的に示す斜視図、図2は前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図、図3は前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す横断面図、図4は前記湯水混合水栓の使用状態を概略的に示す説明図、図5は水栓本体1から偏心管2,2を分離した状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す斜視図、図6(A)及び(B)は偏心管2,2の構成を概略的に示す正面図及び縦断面図、図7(A)〜(C)は取付部材28の構成を概略的に示す正面図、横断面図及び側面図、図8(A)及び(B)は取付部材を装着した状態の偏心管の構成を概略的に示す正面図及び横断面図、図9は前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す縦断面図、図10(A)及び(B)は図9のA−A線及びB−B線で湯水混合水栓の一部を切断して示す図、図11は二つの接続部15,15を最も離した状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図、図12は二つの接続部15,15を最も近づけた状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図、図13(A)及び(B)は前記湯水混合水栓の構成について化粧カバー35を取り外した状態及び取り付けた状態をそれぞれ概略的に示す斜視図である。
この実施の形態(以下、本例という)に係る湯水混合水栓は、図1及び図5に示すように、水栓本体1と、この水栓本体1を給湯配管P1及び給水配管P2(以下、両者を区別せずに供給配管Pという場合もある)に取り付けるための二つの偏心管2,2とを備えている。すなわち、給湯配管P1及び給水配管P2は浴室の壁W(図3及び図4参照)の裏側に配管されているのに対し、水栓本体1は壁Wの表側に配置される。また、二つの偏心管2,2は、給湯配管P1及び給水配管P2に対して壁Wの表側から接続されると共に、水栓本体1に対して組み付けられ、これにより、水栓本体1は、給湯配管P1及び給水配管P2に取り付けられ、かつ、壁Wの表側に固定されることになる。
まず、水栓本体1の構成について述べる。水栓本体1は、図1〜図5及び図9(主に図9)に示すように、吐出部(カラン)3と、ハンドシャワヘッド4a及びシャワホース4b(ともに図4参照)が接続されるシャワエルボ4と、吐出部3及びシャワエルボ4から流出する湯水の温度を調節する温度調整ハンドル5と、吐出部3又はシャワエルボ4から流出させる湯水の流量を調整する流量調整ハンドル6と、吐出部3が接続固定され、シャワエルボ4及び両ハンドル5,6が組み付けられた鋳物からなるハウジング7とを備えている。
そして、ハウジング7内には、図9並びに図10(A)及び(B)に示すように、湯水混合部8と流量調整部9とが設けられている。すなわち、湯水混合部8は、給湯配管P1及び給水配管P2から偏心管2,2を介して導入された湯及び水を混合し、この混合比率は温度調整ハンドル5の回動操作によって変更されるように構成されたユニットである。また、流量調整部9は、湯水混合部8からの湯水を吐出部3又はシャワエルボ4へと導出し、この導出先及び導出流量は流量調整ハンドル6の回動操作によって変更されるように構成されたユニットである。尚、図9並びに図10(A)及び(B)では、給水配管P2から偏心管2内に至った水が湯水混合部8に到達するまでの流れを一点鎖線で表し、給湯配管P1から偏心管2内に至った湯が湯水混合部8に到達するまでの流れを破線で表してある。
ここで、温度調整ハンドル5及び湯水混合部8によって温度調整機構が構成され、流量調整ハンドル6及び流量調整部9によって流量調整機構が構成されるのであるが、これらの機構については公知の構成を採用することができるのであって、各機構のより詳細な説明はここでは省略する。
また、ハウジング7において上記構成部材3〜6,8,9を避けた位置(壁Wの表側に対面する方向からハウジング7を見たときにこれらの構成部材3〜6,8,9に隠れたりあるいはこれらの構成部材を隠したりしない位置であり、本例ではハウジング7の下部の左右)には、図3及び図5に示すように、一対(二つ)の貫通孔10が設けられている。各貫通孔10は、壁Wに向けて開口する壁向き開口部11を一端側に有し、壁Wに背を向けて開口する逆向き開口部12を他端側に有している。また、各貫通孔12は、逆向き開口部11から供給配管Pに接続可能な位置にまで挿入された偏心管2を壁向き開口部11から抜けないように保持する。
次に、偏心管2の構成について説明する。偏心管2は、図3、図5、図6、図10(A)及び(B)に示すように、略円柱状で軸方向に自身を貫通する偏心穴13を有する偏心管本体14と、略円柱状で偏心穴13を挿通し先端に供給配管Pに接続(螺着)される接続部15を有する接続具16と、接続具16の後端部に設けられた雄ねじ部17に対して螺着され偏心管本体14の後端に当接する固定ナット18とを備えている。
偏心管本体14は、例えば銅合金等の金属からなる部材であり、偏心管2の中心軸(これは偏心管本体14自体の中心軸でもある)回りに回動可能となるように貫通孔10の孔壁によって保持される。
また、図6(B)に示すように、偏心管本体14は、偏心穴13を偏心管本体14の外周面側へと連通させるための外側連通部19を有している。ここで、本例の外側連通部19は、偏心管本体14の外周面中央部に設けられた環状溝19aと、偏心穴13を環状溝19aに繋げる複数(本例では6個)の孔19bとによって構成され、複数の孔19bは偏心管本体14の周方向に等間隔に設けられている。
そして、図6(B)に示すように、偏心管本体14の外周面において環状溝19aを挟む位置に設けられた二つの環状凹入部20,20にはそれぞれシール部材21(本例ではゴム製のOリング)が装着されている。
接続具16は、例えば銅合金等の金属からなる部材であり、接続具16の中心軸回りに回動可能となるように偏心穴13の孔壁によって保持される。
また、接続具16は、図6(B)に示すように、接続具16の先端面から後端側に向かって延びる空洞部22と、この空洞部22を接続具16の外周面側へと連通させる内側連通部23とを有している。ここで、本例の内側連通部23は、接続具16の外周面中央部に設けられた環状溝23aと、空洞部22を環状溝23aに繋げる複数(本例では3個)の孔23bによって構成され、これら複数の孔23bは接続具16の周方向に等間隔に設けられている。
そして、図6(B)に示すように、接続具16の外周面において環状溝23aを挟む位置に設けられた二つの環状凹入部24,24にはそれぞれシール部材25(本例ではゴム製のOリング)が装着されている。
また、接続具16には、図6(A)及び(B)に示すように、接続具16の後端面から先端側に向かって延び断面視が非円形状(本例では正六角形状)の内周壁部分26aを有する凹入部26が設けられている。
固定ナット18は、例えば銅合金等の金属からなる部材であり、図6(B)に示すように、例えばりん青銅からなり雄ねじ部17に装着される割リング27によって抜け止めされている。
また、偏心管本体14の後端部には、図7(A)〜(C)に示す構造を有する取付部材28が図8(A)及び(B)に示すように装着(外嵌)される。ここで、取付部材28は、一端側から順に、雄ねじ部29と、フランジ部30と、非円形状(本例では正六角形状)の頭部31とを有するナット状の部材である。そして、図3に示すように、雄ねじ部29は貫通孔10の孔壁に設けられた雌ねじ部32に螺着し、本例では、螺着状態の雄ねじ部29と雌ねじ部32とは接着剤によって固着される。また、偏心管本体14において取付部材28が装着される被装着部分33は取付部材28の内周面と同じく断面視円形状をしており、かつ、被装着部分33と取付部材28の内周面との間には若干(本例では0.5mm)の遊びが設けられている。さらに、取付部材28の先端は偏心管本体14の段部34に当接するように構成されている。従って、貫通孔10の孔壁に固着された取付部材28によって、貫通孔10に挿入された状態の偏心管本体14は、偏心管2の軸回りに回動可能に、かつ、逆向き開口部12から抜けないように保持される。
次に、湯水混合水栓の取付方法について述べる。
(1)まず、図6に示す偏心管2を組み立てる。
すなわち、偏心管本体14の各環状凹入部20にシール部材21を装着すると共に、接続具16の各環状凹入部24にシール部材25を装着し、図6において偏心穴13の下側から接続具16を上向きに挿入する。このとき、接続具16の外周面には、偏心穴13の一端(図6では上端)側に設けられた小径部分13aの内径よりも大きい外径部分16aを突設してあるので、接続具16が偏心穴13の上側から完全に抜けきってしまうことは、両者13a,16aの係合により防止される。
(2)その後、偏心穴14の上方に突出した接続具16の雄ねじ部17に、割リング27を装着するとともに、固定ナット18を螺着する。
(3)続いて、図6に示す偏心管2に取付部材28を装着して、図5並びに図8(A)及び(B)に示す状態にした後、この偏心管2を逆向き開口部12から貫通孔10に挿入し、取付部材28の雄ねじ部29を貫通孔10の雌ねじ部32に螺着するとともに、両者29,32を接着剤により固着する。すなわち、予め接着剤を雄ねじ部29に塗布しておく。
これにより、偏心管本体14は、取付部材28によって偏心管2の軸回りに360°回動可能に、かつ、逆向き開口部12側から抜けないように保持される。また、図3に示すように、偏心管本体14の外周面には、貫通孔10の先端(図3では下端)側に設けられた小径部分10aの内径よりも大きい外径部分14aを突設してあるので、偏心管本体14が壁向き開口部11側から完全に抜けきってしまうことは、両者10a,14aの係合により防止される。
同じく、接続具16は、偏心管本体14によって接続具16の軸回りに回動可能に、かつ、逆向き開口部12側から抜けないように保持される。また、図3に示すように、接続具16の雄ねじ部17には偏心管本体14の後端に当接する固定ナット18が螺着されているので、接続具16が壁向き開口部11側から完全に抜けきってしまうことは、偏心管本体14と固定ナット18との係合により防止される。
(4)次いで、各貫通孔10に対して逆向き開口部12から挿入された各偏心管2を偏心管2の中心軸回りに回動操作し、給湯配管P1及び給水配管P2に対する二つの偏心管2,2の先端に設けられた二つの接続部15,15の接続が可能となるように位置合わせを行い、給湯配管P1及び給水配管P2に対して二つの接続部15,15を接続(螺着)する。本例では、接続部15は雄ねじになっており、供給配管Pの先端部は接続部15が螺着される雌ねじになっている。
すなわち、貫通孔10に挿入され供給配管Pに接続されていない状態の偏心管2は偏心管2の中心軸回りに回動可能である。そして、各偏心管2を偏心管2の中心軸回りに回動操作することにより、両接続部15,15間の距離を変更することができ、両接続部15,15間の距離は、図11に示す状態では最大となり、図12に示す状態では最小となる。尚、本例では、図2に示すようにその中間の距離となる状態に位置合わせされている。
また、上記位置合わせ後における供給配管Pに対する接続部15の螺着は、内周壁部分26aに係合する図外の工具(本例では六角レンチ)を凹入部26に挿入した状態でこの工具を回動操作することにより行われる。そして、供給配管Pに接続部15を螺着する際に、水漏れを確実に防止するために、例えば接続部15にシールテープを巻く等の処理を適宜に施してもよい。
(5)そして、接続具16の後端部に設けられた雄ねじ部17に対して螺着されている固定ナット18を回動操作し、固定ナット18を偏心管本体14の後端に当接させる。これにより、水栓本体1に対する偏心管2,2の組付けが完了する(図13(A)参照)。
(6)最後に、図13(B)に示すように、水栓本体1に着脱自在の化粧カバー35を装着し、偏心管2,2が化粧カバー35によって覆われた状態とする。これにより、湯水混合水栓の取付けが完了する。
上記の工程(1)〜(6)を経て取り付けられた湯水混合水栓においては、図8(B)に示すように、偏心管本体14の外側連通部19と接続具16の内側連通部23とが互いに連通する状態となる。従って、給湯配管P1及び給水配管P2から偏心管2,2内に入った湯及び水は、それぞれ空洞部22、内側連通部23、外側連通部19をこの順に経て、水栓本体1内に設けられた湯水混合部8へと送られることになる。
本例の湯水混合水栓では、従来の湯水混合水栓とは異なり、水栓本体1の背面側(壁W側)に偏心管2,2が組み付けられるのではなく、水栓本体1を挿通する状態で偏心管2,2が組み付けられるので、水栓本体1の壁Wの表側への迫り出しを最小限に抑えることができ、省スペース化を図ることができる。
また、本例の湯水混合水栓の取付方法では、例えば上記の工程(1)〜(3)を工場等で予め行っておけば、施工現場では工程(4)の位置合わせから開始することができるので、取付施工性を格段に向上させることができる。
尚、本発明は本例に示す態様に限られず、種々に変形した態様で実施することができる。例えば、本例では、壁Wを浴室の壁としてあるが、壁Wはこのように部屋(室)を仕切るように設けられた略鉛直方向に延びる壁に限られず、例えば、化粧ボックスやハウジングをなすような壁であってもよく、洗面台上面をなす壁のように略水平方向に延びる壁等であってもよい。
また、水栓本体1は上記の構成を有するものに限られず、種々の構成を有する水栓本体1を採用することができる。さらに、貫通孔10,10を設ける位置は、ハウジング7の下部に限らず、適宜に設定することができる。
例えば、図14及び図15に示すように、水栓本体1は吐出部3をハウジング7の下部に有するものであってもよく、ハウジング7の上部に貫通孔10,10が設けられていてもよい。ここで、図14及び図15は、本発明の変形例に係る湯水混合水栓の化粧カバーを取り外した状態及び取り付けた状態の構成を概略的に示す斜視図である。
また、接続部15を雄ねじとし、供給配管Pの先端部を雌ねじとする構成に代えて、接続部15を雌ねじとし、供給配管Pの先端部を雄ねじとする構成を採用してもよい。
また、固定ナット18を用いなくてもよい。
また、外側連通部19を構成する孔19a及び内側連通部23を構成する孔23aは、上記の構成に限らず、その数や配置は適宜に変更することができる。
また、取付部材28を用いるに際して、雄ねじ部29を貫通孔10の雌ねじ部32に接着せずに螺着するのみとしてもよく、さらには、取付部材28を用いなくてもよい。しかし、この取付部材28または固定ナット18の少なくとも何れか一方は用いた方が施工性や安全性の点で好適であり、両方用いた方が施工性及び安全性の点でより好適となることはいうまでもない。
また、内周壁部分26aは正六角形状に限らず、例えば楕円形状や他の正多角形状等としてもよい。この場合、上記工程(4)において用いる工具としては、内周壁部分26aに係合するものを用いればよい。
また、接続具16に凹入部26を設け、上記工程(4)において、凹入部26に適宜の工具を挿入して接続具16の回動操作を行う構成に限らず、例えば凹入部26に代えて非円形状の凸部を設け、この凸部に係合する適宜の工具を用いて工程(4)における接続具16の回動操作を行うようにしてもよい。
また、上記工程(2)を工程(3)の後に行ってもよい。
本発明の一実施の形態に係る湯水混合水栓の取付け途中の状態の構成を概略的に示す斜視図である。 前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図である。 前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す横断面図である。 前記湯水混合水栓の使用状態を概略的に示す説明図である。 水栓本体から偏心管を分離した状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す斜視図である。 (A)及び(B)は偏心管の構成を概略的に示す正面図及び縦断面図である。 (A)〜(C)は取付部材の構成を概略的に示す正面図、横断面図及び側面図である。 (A)及び(B)は取付部材を装着した状態の偏心管の構成を概略的に示す正面図及び横断面図である。 前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す縦断面図である。 (A)及び(B)は図9のA−A線及びB−B線で湯水混合水栓の一部を切断して示す図である。 二つの接続部を最も離した状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図である。 二つの接続部を最も近づけた状態の前記湯水混合水栓の構成を概略的に示す背面図である。 (A)及び(B)は前記湯水混合水栓の構成について化粧カバーを取り外した状態及び取り付けた状態をそれぞれ概略的に示す斜視図である。 本発明の変形例に係る湯水混合水栓の化粧カバーを取り外した状態の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の変形例に係る湯水混合水栓の化粧カバーを取り付けた状態の構成を概略的に示す斜視図である。
符号の説明
1 水栓本体
2 偏心管
10 貫通孔
11 壁向き開口部
12 逆向き開口部
W 壁

Claims (12)

  1. 壁の裏側に配管された給湯配管及び給水配管に対して前記壁の表側から接続される二つの偏心管と、前記壁の表側に配置され前記二つの偏心管が組み付けられる水栓本体とを備え、前記水栓本体に、前記壁に向けて開口する壁向き開口部及び前記壁に背を向けて開口する逆向き開口部を有し、該逆向き開口部から前記給湯配管又は給水配管に接続可能な位置にまで挿入された前記偏心管を前記壁向き開口部から抜けないように保持する貫通孔が二つ設けられ、前記貫通孔に挿入され前記給湯配管及び給水配管に接続されていない状態の前記偏心管は該偏心管の中心軸回りに回動可能である湯水混合水栓。
  2. 前記偏心管は、略円柱状で軸方向に自身を貫通する偏心穴を有する偏心管本体と、略円柱状で前記偏心穴を挿通し先端に前記給湯配管又は給水配管に接続される接続部を有する接続具とを備え、
    前記偏心管本体は前記偏心管の中心軸回りに回動可能となるように前記貫通孔の孔壁によって保持され、
    前記接続具には、該接続具の先端面から後端側に向かって延びる空洞部と、この空洞部を該接続具の外周面側へと連通させる内側連通部とが設けられているとともに、前記偏心管本体には、前記偏心穴を該偏心管本体の外周面側へと連通させ、かつ、前記内側連通部に連通する外側連通部が設けられ、
    前記給湯配管及び給水配管から前記偏心管内に入った湯及び水は、前記空洞部、前記内側連通部、前記外側連通部をこの順に経て、前記水栓本体内に設けられた湯水混合部へと送られるように構成されている請求項1に記載の湯水混合水栓。
  3. 前記偏心管は、前記接続具の後端部に設けられた雄ねじ部に対して螺着され前記偏心管本体の後端に当接する固定ナットを備えた請求項2に記載の湯水混合水栓。
  4. 前記貫通孔に挿入された前記偏心管本体を前記偏心管の軸回りに回動可能に、かつ、前記逆向き開口部から抜けないように保持する取付部材が前記貫通孔の孔壁に固着されている請求項2または3に記載の湯水混合水栓。
  5. 前記接続具は該接続具の中心軸回りに回動可能となるように前記偏心穴の孔壁によって保持され、前記給湯配管又は給水配管に対して螺着によって接続されるように前記接続部が構成されている請求項2〜4の何れかに記載の湯水混合水栓。
  6. 前記接続具には、該接続具の後端面から先端側に向かって延び断面視が非円形状の内周壁部分を有する凹入部が設けられている請求項5に記載の湯水混合水栓。
  7. 壁の裏側に配管された給湯配管及び給水配管に対し、該給湯配管及び給水配管に接続される接続部を先端に有する二つの偏心管を用いて、前記壁の表側に配置される水栓本体を取り付ける湯水混合水栓の取付方法であって、
    前記水栓本体に、前記壁に向けて開口する壁向き開口部及び前記壁に背を向けて開口する逆向き開口部を有し、該逆向き開口部から前記給湯配管又は給水配管に接続可能な位置にまで挿入された前記偏心管を前記壁向き開口部から抜けないように保持する貫通孔が二つ設けられてあり、
    前記各貫通孔に対して前記逆向き開口部から挿入された各偏心管を該偏心管の中心軸回りに回動操作して前記給湯配管及び給水配管に対する前記二つの偏心管の先端に設けられた二つの前記接続部の接続が可能となるように位置合わせを行い、前記給湯配管及び給水配管に対して二つの前記接続部を接続する湯水混合水栓の取付方法。
  8. 前記偏心管は、略円柱状で軸方向に自身を貫通する偏心穴を有する偏心管本体と、略円柱状で前記偏心穴を挿通し先端に前記接続部を有する接続具とを備え、
    前記偏心管本体は前記偏心管の中心軸回りに回動可能となるように前記貫通孔の孔壁によって保持され、
    前記接続具には、該接続具の先端面から後端側に向かって延びる空洞部と、この空洞部を該接続具の外周面側へと連通させる内側連通部とが設けられているとともに、前記偏心管本体には、前記偏心穴を該偏心管本体の外周面側へと連通させ、かつ、前記内側連通部にも連通する外側連通部が設けられ、
    前記給湯配管及び給水配管から前記偏心管内に入った湯及び水は、前記空洞部、前記内側連通部、前記外側連通部をこの順に経て、前記水栓本体内に設けられた湯水混合部へと送られるように構成されており、
    前記位置合わせは、前記各貫通孔に対して前記逆向き開口部から挿入された各偏心管の前記偏心管本体を前記偏心管の中心軸回りに回動操作することによって行われる請求項7に記載の湯水混合水栓の取付方法。
  9. 前記給湯配管及び給水配管に対して二つの前記接続部を接続した後、前記接続具の後端部に設けられた雄ねじ部に対して螺着された固定ナットを回動操作し、該固定ナットを前記偏心管本体の後端に当接させる請求項8に記載の湯水混合水栓。
  10. 前記位置合わせの前に、前記貫通孔に挿入された前記偏心管本体を前記偏心管の軸回りに回動可能に、かつ、前記逆向き開口部から抜けないように保持する取付部材を前記貫通孔の孔壁に固着する請求項8または9に記載の湯水混合水栓。
  11. 前記接続具は該接続具の中心軸回りに回動可能となるように前記偏心穴の孔壁によって保持され、
    前記位置合わせの後の前記給湯配管及び給水配管に対する二つの前記接続部の接続を、前記接続具を回動操作して前記給湯配管及び給水配管に対して前記接続部を螺着することによって行う請求項8〜10の何れかに記載の湯水混合水栓の取付方法。
  12. 前記接続具には、該接続具の後端面から先端側に向かって延び断面視が非円形状の内周壁部分を有する凹入部が設けられており、
    前記給湯配管及び給水配管に対する前記接続部の螺着を、前記内周壁部分に係合する工具を前記凹入部に挿入した状態で回動操作することにより行う請求項11に記載の湯水混合水栓の取付方法。
JP2008274614A 2008-10-24 2008-10-24 湯水混合水栓及びその取付方法 Active JP5360872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008274614A JP5360872B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 湯水混合水栓及びその取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008274614A JP5360872B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 湯水混合水栓及びその取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010101101A JP2010101101A (ja) 2010-05-06
JP5360872B2 true JP5360872B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=42291970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008274614A Active JP5360872B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 湯水混合水栓及びその取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5360872B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6002121B2 (ja) * 2013-12-24 2016-10-05 株式会社タカギ 水栓装置
BR202018014138Y1 (pt) * 2018-07-11 2020-04-28 Yoshitaka Fukuyama Pedro corpo de fixação para chave de desvio de água e para componentes de torneira
BR202018014655Y1 (pt) * 2018-07-18 2020-07-07 Pedro Yoshitaka Fukuyama Corpo de fixacao para componente ductal de chave de desvio de agua e para componentes de torneira
CN113236881A (zh) * 2021-05-24 2021-08-10 台州丰华铜业有限公司 一种偏心接头
CN114754172A (zh) * 2022-04-02 2022-07-15 九牧厨卫股份有限公司 一种出水装置和水龙头

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08232309A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Toto Ltd 湯水混合栓
DE19527985A1 (de) * 1995-07-31 1997-02-06 Grohe Armaturen Friedrich Mischbatterie
JP3559906B2 (ja) * 2001-11-12 2004-09-02 株式会社カクダイ 混合水栓接続用管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010101101A (ja) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5360872B2 (ja) 湯水混合水栓及びその取付方法
US8616229B2 (en) Water stop valve device with rough-in sleeve and method of assembling the same
JPH102477A (ja) 配管接続具セット
JP2002115287A (ja) 壁付混合水栓の施工構造
JP4909117B2 (ja) 偏心管およびこれを備えた湯水混合水栓
JP2007090182A (ja) 水処理装置
JP3306487B2 (ja) 水栓継手用ニップルおよび水栓継手
JP7254560B2 (ja) ソケットユニット、水栓及び水栓の施工方法
JP5631518B1 (ja) 水栓蛇口
JP2002115283A (ja) 給水設備における壁付機器の施工構造及びこれに用いる継手管
JP4317972B2 (ja) 混合水栓接続用管継手
JP2006193924A (ja) 水栓のレバーハンドル固定構造
JP2005282102A (ja) シャワーパイプの支持構造
JP5366197B2 (ja) 湯水混合水栓
JP2017025596A (ja) 湯水混合栓への給水および給湯ホース組付け機構
JP3659488B2 (ja) 混合水栓の配管接続構造
JP2007270875A (ja) ヘッダー配管接続構造およびヘッダー配管接続方法
JP2005171650A (ja) 配管継手
JP2006207165A (ja) 湯水混合栓の取付構造
JP4441701B2 (ja) シャワーヘッド接続用継手およびシャワーヘッド付き水栓
JP2002340262A (ja) 流体用継手
JPH11140928A (ja) 埋込型水栓の取付構造
JP2002266391A (ja) 埋込水栓の配管接続構造
JPH06257689A (ja) 壁付け水栓の接続構造
JP2005163955A (ja) 回転式ヘッダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5360872

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250