JP5359304B2 - 画像形成装置、光走査制御方法、光走査制御プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、光走査制御方法、光走査制御プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、回転多面体を使用して光書き込みを行う光走査装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複合して有するデジタル複合機などの画像形成装置、前記光走査装置及び画像形成装置で実施される光走査制御方法、この光走査制御方法をコンピュータで実行するための光走査制御プログラム、及び光走査制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
この種の技術として特許文献1に開示された発明が公知である。この発明は、表面が一定方向に移動する感光体と、画信号に基づいて変調されたレーザビームを出力するレーザビーム出力手段と、一定速度で回転しながら各面で次々と前記レーザビームを反射し、前記感光体の表面に、その移動方向である副走査方向と直交した主走査方向にこれを繰り返し照射する回転多面体と、この回転多面体の各面で反射されるレーザビームを前記各面に1回ずつ所定位置で検出するレーザビーム検出手段と、このレーザビーム検出手段がレーザビームの検出を行うたびにこれをカウントしこのカウント値が副走査方向の走査密度あるいは印字速度に応じた所定の数値Nに到達するたびに前記回転多面体の走査に同期した水平同期信号を出力する水平同期信号出力手段と、前記印字速度に応じて前記感光体の表面が移動する速度を設定する速度設定手段と、前記水平同期信号が出力されるたびに前記レーザビーム出力手段から出力されるレーザビームを画像情報に基づいて1ライン分だけ変調することで前記感光体上に静電潜像を形成させる静電潜像変調手段とを具備することを特徴とするものである。
レーザプリンタで印字速度を変更する場合には、感光体の表面速度や記録紙の搬送速度等のいわゆるプロセススピードを変更する必要があり、前記従来ではプロセススピードと共に、回転多面体(ポリゴンミラー)の回転速度を変化させて対応していた。同様に、副走査方向の走査密度を変更する場合は、プロセススピードを変更する必要はないが、回転多面体の回転速度を変化させることにより対応していた。しかし、このようなレーザプリンタの回転多面体は高速で回転させるべきものであり、その回転速度を正確に切り替えることは容易でなく、また切り替えのための装置回路も大掛かりなものになる。このようなことから、前記特許文献1記載の発明では、回転多面体の回転速度を変更することなく、印字速度や走査密度を変更することのできる画像形成装置を提供している。具体的には、ポリゴンモータの面飛ばし制御を行うことにより、ポリゴンモータの回転数を変えずに、半速モードを可能としている。
図13は面飛ばしを行う際に色ずれが生じる理由を説明するためのタイミングチャートである。なお、ここでいう面飛ばしとは、同期信号を間引き、回転多面体の反射面を1面毎、2面毎、あるいは3面毎等、所定面数毎に使用して書き込みを行い、他の反射面では書き込まないようにし、回転数を落としたときと同じ効果を得るようにしたものである。
このような面飛ばしを行うのは、次のような理由による。すなわち、厚紙、あるいはOHPシート(特殊紙)では、通常の用紙よりも多くの定着熱量が必要である。そこで、これに対応するため、定着熱量を増やすのではなく、定着速度を落とす。これにより単位面積あたりの熱量が増加する。このような場合に面飛ばし制御を行うと、回転多面体の回転数を落とさずに、定着速度を落とすことが可能となる。図13(a)はタンデム型の画像形成装置(図2参照)のY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色の画像を形成する第1ないし第4作像ステーション(以下、「1ST、2ST、3ST、4ST」と略す)の作像タイミングを示し、図13(b)は面飛ばしを行って書き込み速度を1/2にしたときの同期(検知)信号の出力タイミングを示す。図13(a)に示すように同期信号(負論理)が出力されているとして、各作像ステーションSTで非同期に面飛ばしを行うと、図13(b)のように同期信号が飛ばされる。飛ばされた同期信号は破線で示されている。このように同期信号を飛ばすと図10(b)において丸印で示した第2作像ステーション2STの同期信号は他の3つの作像ステーション1ST,3ST,4STの飛ばされた同期信号とタイミングがずれていることが分かる。
図13(c)は実際にデータが出力されるタイミングの一例を示すタイミングチャートで、同期信号とゲート開閉との関係を示している。図13(c)に示すように第1ないし第4の作像ステーション1ST〜4STで同期信号出力から一定のタイミングでデータが出力される。しかし、図13(b)のように、第2作像ステーション2STの同期信号の位相関係が他の作像ステーションST1,ST3,ST4とずれていると(図10(b)丸印)、第2作像ステーション2STにおけるデータ出力タイミングが他のステーション1ST、3ST、4STの位相関係とずれるので(図示矢印、及び符号A参照)、第2作像ステーション2STのみ1ライン分、他の色からずれることになる。すなわち、位置合わせできているフルカラー機においても、半速モードで書込を行うと、副走査方向に1ラインずれることがある。
このように、従来までの技術では、面飛ばしと称される手法を使用して半速(減速)モードに対応してはいるが、色ずれの解消まで配慮されてはいなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、回転多面体の面飛ばし制御を行う場合においても、副走査方向に色ずれが生じることのないようにすることにある。
記解題を解決するため、本発明の第1の手段は、点灯制御手段によって点灯制御される光源と、前記光源から出射される複数のビームを偏向走査する回転多面体と、前記回転多面体によって偏向走査されるビームが入射され、同期信号を出力する複数の同期検知手段と、を含む光走査装置を備え、複数色の画像形成が可能な画像形成装置であって、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を作成し、当該間引いた同期信号に基づいて画像を形成させる制御手段を備え、前記制御手段は、前記間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力して前記複数の同期信号が入力されない期間に前記間引きを行う同期制御手段を備え、前記光走査装置は、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、前記同期制御手段は、通常速で作像する際には1つの作像ステーションの同期検知手段から入力された同期信号の周期を他の作像ステーションの同期検知手段の同期信号として分配して前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記分配された同期信号から各作像ステーションの同期検知手段によって検知された同期信号に変更して前記点灯制御手段に出力することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、前記同期信号を間引くために当該同期信号に基づく点灯タイミングを変更することにより面飛ばしを実行することを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記光走査装置は、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、前記同期制御手段は、通常速で作像する際には前記各同期検知手段の同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があり、かつ、同期を揃える指示があったとき、前記間引きを行い、間引かれた同期信号を前記点灯制御手段に出力することを特徴とする。
本発明の第4の手段は、第の手段において、前記同期を揃える指示がゲート信号であり、当該ゲート信号のアサート幅が通常速の一周期以下に設定されていることを特徴とする。
本発明の第5の手段は、第の手段において、前記点灯制御手段は、前記同期制御手段と並列に入力される前記複数の同期信号から前記間引かれた同期信号を除いた同期信号に基づいて点灯制御を実行することを特徴とする。
本発明の第6の手段は、第の手段において、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられ、前記同期制御手段は、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段は、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源を点灯制御することを特徴とする。
本発明の第7の手段は、第の手段において、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられ、前記同期制御手段は、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段は、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源に対して画像データの書き込みを停止することを特徴とする。
本発明の第8の手段は、第の手段又は第7の手段において、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示は、連続した同期信号の中間の任意のタイミングで切替信号をアサートすることにより行われることを特徴とする。
本発明の第9の手段は、点灯制御手段によって点灯制御される光源と、前記光源から出射される複数のビームを偏向走査する回転多面体と、前記回転多面体によって偏向走査されるビームが入射され、同期信号を出力する複数の同期検知手段と、を含む光走査装置を備え、複数色の画像形成が可能な画像形成装置における光走査制御方法であって、制御手段により、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を作成し、当該間引いた同期信号に基づいて画像を形成させる画像形成ステップを有し、前記画像形成ステップは、前記制御手段が備える同期制御手段により、前記間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力して前記複数の同期信号が入力されない期間に前記間引きを行う間引きステップと、前記光走査装置により、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行う光書き込みステップと、前記同期制御手段により、通常速で作像する際には1つの作像ステーションの同期検知手段から入力された同期信号の周期を他の作像ステーションの同期検知手段の同期信号として分配して前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記分配された同期信号から各作像ステーションの同期検知手段によって検知された同期信号に変更して前記点灯制御手段に出力する光走査制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第10の手段は、第の手段において、前記間引きステップでは、前記制御手段により、前記同期信号を間引くために当該同期信号に基づく点灯タイミングを変更することにより面飛ばしを実行することを特徴とする。
本発明の第11の手段は、第9の手段又は第10の手段において、前記光書き込みステップでは、前記光走査装置により、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、前記光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、通常速で作像する際には前記各同期検知手段の同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があり、かつ、同期を揃える指示があったとき、前記間引きを行い、間引かれた同期信号を前記点灯制御手段に出力することを特徴とする。
本発明の第12の手段は、第9の手段において、前記光走査制御ステップでは、前記点灯制御手段により、前記同期制御手段と並列に入力される複数の同期信号から前記間引かれた同期信号を除いた同期信号に基づいて点灯制御を実行して前記光書き込みステップでの光書き込みを行うことを特徴とする。
本発明の第13の手段は、第の手段において、前記光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられた条件下で前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段により、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源を点灯制御して光書き込みを行うことを特徴とする。
本発明の第14の手段は、第の手段において、前記光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられた条件下で前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段により、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源に対して画像データの書き込みを停止して光書き込みを行うことを特徴とする。
本発明の第15の手段は、第9の手段〜第14の手段の何れか1つの手段における各ステップの手順を有してコンピュータにより実行可能な光走査制御プログラムであることを特徴とする。
本発明の第16の手段は、第1の手段をコンピュータにより読み取って実行可能に記録した記録媒体であることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、点灯制御手段は点灯機能部1b及びLDドライバ3に、光源はLD4,LD,LDに、回転多面体はポリゴンミラー9に、同期センサは符号5に、光走査装置は光ビーム走査装置30に、制御手段は同期調停機能部6又は半速切替信号生成機能部8を含む制御部1に、同期制御手段は同期調停機能部6に、作像ステーションは符号ST(1ST,2ST,3ST,4ST)に、通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示は半速モードトリガT1、同期切替トリガT2、半速切替信号SG7に、同期を揃える指示は同期揃えゲートG1に、同期制御手段と並列に入力される複数の同期信号から間引かれた同期信号を除いた同期信号は同期点灯位置制御信号SG8にそれぞれ対応する。
本発明によれば、回転多面体の回転数を変化させずに面飛ばしを行った場合においても、制御手段により複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号に基づいて画像を形成する処理において、光走査装置がそれぞれ同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行うとき、制御手段が備える同期制御手段により、通常速で作像する際には1つの作像ステーションの同期検知手段から入力された同期信号の周期を他の作像ステーションの同期検知手段の同期信号として分配して光源を点灯制御する点灯制御手段に出力し、通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、分配された同期信号から各作像ステーションの同期検知手段によって検知された同期信号に変更して点灯制御手段に出力する光走査制御を行うので、副走査方向の色ずれの発生を有効に防止することができる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の光走査装置部分の制御構成を示す図である。 実施例1に係るタンデム型の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 実施例1の光走査装置の制御構成の詳細を示すブロック図である。 実施例1における同期調停機能部の機能の一例を示すタイミングチャートである。 実施例1における同期調停機能部の機能の他の例を示すタイミングチャートである。 実施例1における同期調停機能部の機能のさらに他の例を示すタイミングチャートである。 実施例2に係る光走査装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例2における制御タイミングを示すタイミングチャートである。 実施例3に係る光走査装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例3における制御タイミングを示すタイミングチャートである。 実施例4に係る光走査装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例4における制御タイミングを示すタイミングチャートである。 面飛ばしを行う際に色ずれが生じる理由を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る各実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の光走査装置部分の制御構成を示す図である。同図において、光走査装置の制御構成は、制御部1を中心に、コントローラ2、LDドライバ3、LD4、同期センサ5、ポリゴンミラー9、及び光学部材10から構成されている。制御部1はCPUあるいはその周辺ASICからなる。制御部1ではコントローラ2からスタート信号SG1及びデータDを受けて、LDドライバ3へ1ライン毎、あるいは複数ライン毎というように予め設定されたタイミング毎に画像データを変調して送信している。
LDドライバ3は送信された画像形成信号(変調信号)SG2通りにLD4を駆動する。また、制御部1からはLDON信号を含む制御信号SG3がLDドライバ3に出力される。LD4により照射される光ビームはポリゴンモータにより駆動される回転多面体としてのポリゴンミラー9によって偏向され、fθレンズなどの光学部材10によって等角速度偏向から等線速度偏向に変更され、像担持体である感光体ドラム14上を等速でスキャンする。図1では、(水平)同期センサ5から出力される同期信号7に基づいて同期をとっており、これによって所定のタイミングで画像を形成することができる。なお、LD4は、同期センサ5を走査するとき、及び感光体ドラム14の書き込み範囲を走査するときに点灯し、書き込みに必要な水平同期信号(同期検知信号)7を出力し、この同期検知信号7に基づいて書き込みに必要な同期信号が同期調停機能部6で作成され、書き込みが行われる。
図2は本実施例1に係るタンデム型の画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。このタンデム型の画像形成装置は、いわゆる間接転写方式のもので、中間転写媒体としての中間転写ベルト13に一旦フルカラー画像を形成し、そのフルカラー画像を転写紙に一括転写することによってフルカラーの画像を得るものである。本実施形態では、中間転写ベルト13は駆動ローラ11、第1及び第2の従動ローラ12,22間に掛け渡され、駆動ローラ11によって駆動される。中間転写ベルト13はポリイミドなどの合成樹脂で構成されている。
この中間転写ベルト13の上方には、該中間転写ベルト13の搬送方向に沿って、上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kが配設されている。中間転写ベルト13は、図2において時計回りに回転する。
各感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの下部には中間転写ベルト13を挟んで一次転写装置15Y,15M,15C,15Kが設けられている。各感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの周囲には、感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの回転方向に沿って、前記感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの感光体表面を除電する除電装置16Y,16M,16C,16K、感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kを帯電する帯電装置17Y,17M,17C,17K、感光体ドラム上の潜像を現像する現像装置18Y,18M,18C,18K、一次転写装置15Y,15M,15C,15Kによって中間転写ベルト13に転写された後に残ったトナー像を清掃するクリーニング装置19Y,19M,19C,19Kが、それぞれ配置されている。クリーニング装置としては、クリーニングブレードあるいはクリーニングブラシ等が使用される。前記Y,M,C,Kの各感光体ドラム14とそのドラム回りの作像要素がそれぞれ前記図13を参照して説明した作像ステーション1ST,2ST,3ST,4STに対応する。
中間転写ベルト13の下方の第2の従動ローラ22に対向する位置には、二次転写装置としての二次転写ローラ21が配設されている。この二次転写ローラ21は中間転写ベルト13を挟んで第2の従動ローラ22とニップを形成し、中間転写ベルト13上に形成されたトナー像を記録媒体である転写紙に転写する。また、中間転写ベルト13には張力を与えるためのテンションローラ23が当接し、前記駆動ローラ11による駆動力が中間転写ベルト13に付与される。第2の従動ローラ22とテンションローラ23との間には、トナー画像を転写紙に転写した後に、中間転写ベルト13上に残留する残留トナーを除去するクリーニング装置24が設けられている。転写紙に転写されたトナー画像は、二次転写ローラ21の転写搬送方向下流側に設けられた定着装置25により、転写紙に定着される。なお、定着は、加熱及び加圧により行われる。
感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの上方には、光ビーム走査装置30が配置されている。光ビーム走査装置30から出射される光ビームによって、感光体ドラム14Y,14M,14C,14Kの上にイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの単色の潜像がそれぞれ形成される。光ビームを照射する光源としてはLD(Laser Diode)、LED(Light Emitting Diode)、EL(Electro Luminescence)等が挙げられる。これらの潜像は、現像装置18Y,18M,18C,18Kによって顕像化される。そして、これらの単色画像が順次中間転写ベルト13上に転写され、4色重ね合わせられることによって、カラー画像が形成される。中間転写ベルト13上に形成されたカラー画像は、第2の従動ローラ23が背面側に位置する中間転写ベルト13と二次転写ローラ21とのニップに送り込まれる転写紙上に前記二次転写ローラ21によって転写され、定着装置25において定着される。これらの構成は従来から公知であるので、詳細な構成や説明は省略する。なお、以下の説明において、各色共通の構成要素を総括的に述べる場合には、色を示すYMCKの添え字は省略する。
このタンデム方式の画像形成装置では色ずれが発生しやすいため、中間転写媒体である中間転写ベルト13上に決まったテストパターンを転写し、位置合わせセンサで読み取って書込制御部へフィードバックして各色間の位置を合わせる制御を行う。位置合わせセンサは図示していないが、中間転写ベルト13上で最終段の一次転写装置15Kから二次転写ローラ22までの間であればどこでもよい。
なお、この実施例1では、間接転写方式のタンデム型画像形成装置を例示して説明しているが、中間転写ベルト13に代えて転写紙を静電吸着して搬送しながら前記転写紙上に直接各色の画像を重畳してカラー画像を形成する直接転写方式のタンデム型画像形成装置でも同様である。
図3は、本実施例1の制御構成の詳細を示すブロック図である。
この制御構成では、図2に示した制御構成の制御部1をCPU1aで構成し、LDドライバ3、LD4、同期センサ5を各作像ステーション毎に設け(符号3,4,5−1ST、3,4,5−2ST、3,4,5−3ST、3,4,5−4STで各作像ステーションの要素を示す)、各作像ステーションSTの同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STによって検知され、当該同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STから出力される同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STを同期調停機能部6に入力する。同期調停機能部6では、同期検知信号とも言うべき同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STに対して所定の調停動作、ここでは同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STの間引き動作を行わせるようにしている。
この同期調停機能部6には、CPU1aから半速モードトリガ(信号)T1及び同期切替トリガ(信号)T2がそれぞれ入力され、入力された信号に基づいてLD点灯機能部1bに同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STからの同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STから所定の信号を間引いたLD点灯用の同期信号SG4を出力する。LD点灯機能部1bは、同期調停機能部6からの同期信号SG4に基づいてCPU1aから出力される第1のLDON信号SG5に対し、前記間引かれた同期信号SG4から実際にLD4を点灯させる第2のLDON信号SG6を決定する。決定された第2のLDON信号SG6は、各LDドライバ3−1ST、3−2ST,3−3ST、3−4STに出力され、データ書き込み時にLD4−1ST、4−2ST、4−3ST、3−4STのうちLDONが指示されたLD4を点灯させる。なお、CPU1aはコントローラ2からのプリントスタート信号SG1に基づいてLD点灯機能部1b及び同期調停機能部6にプリントスタート信号SG1を出力し、プリント動作が開始される。
すなわち、この構成では、CPU1aからLD点灯機能部1bを使用して各LDドライバ3を制御し、各LD4をON/OFFする。各LD4は対応する各感光体ドラム14にビームを照射し、各同期センサ5に入射する。各同期センサ5は同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STを出力し、同期調停機能部6へ入力する。同期調停機能部6では、従来どおり、1/2の線速であれば、入力された同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STを1面毎に飛ばす。飛ばし方は 図13に示されているように、1/2の線速であれば、例えば1回目の同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STはマスクされ、2回目の同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STが入ってきたときに同期信号SG4を出力し画像形成領域を示すゲートが出力される。1/3線速であれば3回に1回同期が出力される。LD4は単数である必要はなく、複数個であってもよい。すなわち、LDアレーを使用することもできる。
本実施例では複数のLDドライバ3−1ST,2ST,3ST,4ST、複数のLD4−1ST,2ST,3ST,4STから出力されるビームが1つの同期センサ5に入射するように構成することもできる。ただし、システムとして使用する同期センサ5の数は複数個が条件である。同期センサ5が1つの場合には、前述のポリゴンミラーの面飛ばし制御を行う場合においても、副走査方向に色ずれが生じることのないようにするという課題が生じることはない。
図4は、同期調停機能部6の機能の一例を示すタイミングチャートである。図4(a)は、全速でスキャンしたときの同期信号の出力タイミングを示すタイミングチャートである。この図から、各作像ステーションSTにおいて、同期信号の入る期間(「入」)と同期信号の入らない期間(「不入」)の2つの期間に分けることができる。同期信号が入らないステータス(「不入」)のときに、同期信号飛ばし(間引き)や、ポリゴンモータの面飛ばし(同期点灯制御信号の変更)を実行すれば、他に影響を与えることはない。
この制御では、同期調停機能部6において、同期入射ステータスBSの2つステータス(「入」、「不入」)を記憶しておく。例えば、同期センサ5へのビームの入射のタイミングは同期センサ5から出力される同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STから分かるので、同期調停機能部6において、同期信号が入る期間はネゲート、入らない期間をアサートとしてフリーランで信号を動作させていてもよい。半速モードのときは「1」を初期値としてダウンカウンタ(同期検知カウンタ)を回し、1/3速のときは「2」を初期値としてダウンカウンタを回せばよい。カウンタが「0」で 同期が入らないステータス(「不入」)のときに、各作像ステーションSTへの同期信号出力を許可する(同期間引きの場合)。
図4(b)では、プリントスタート信号SG1がアサートされ、プリント動作が開始された後、半速モードトリガT1がアサートされるが、半速モードトリガT1は内部的には同期入射ステータスBSが「不入」のときにアサートになる。そして、同期検知センサ5へのビーム入射ステータス(同期入射ステータスBS)が「不入」、同期飛ばしカウンタC1が「1」のアンド条件が成立するときに面飛ばしを行う。面飛ばしは、各作像ステーションSTの同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STの同じタイミングの同期検知信号7−1ST,2ST,3ST,4STについて全て間引く。この状態を図4(b)符号Aで示す。以下の実施例においても間引かれる同期信号は符号Aで示す。
図4(b)から分かるように、前記アンド条件が一旦成立すると、1面おきに面飛ばしが実行され、実質的に半速状態となる。同期信号点灯開始位置制御を変更してポリゴンミラー9の面飛ばしを行うときにおいても同様に、同期信号が入らない期間において、制御変更を行えばよい。このようなタイミングで面飛ばしが行われるように制御すれば、各作像ステーションST間で同期がとれ、色ずれが発生することはない。
なお、1/2速では、2回に1回面飛ばしを行っているが、1/3速では3回に2回、1/4速では4回に3回、言い換えれば、所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)面飛ばしを行えば、1/3速、1/4速、2/3速、3/4速などの低速書き込みに対応することができる。
図5は、本実施例1における同期調停機能部の機能の他の例を示すタイミングチャートである。図5は、同期切替トリガT2と各作像ステーションST1,ST2,ST3,ST4間の同期検知信号7−1ST,2ST,3ST,4STの出力タイミングを示している。
このモードでは、図3に示される同期調停機能部6において、同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STの間引きだけでなく、同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STの分配も行う例である。例えば、既に半速モードで動作している第1の作像ステーション1STの同期を他の作像ステーション2ST,3ST,4STへ分配しておき、あるタイミングで、同期切替トリガT2を送信すると、第1の作像ステーション1STの同期信号を他の作像ステーション2ST、3ST、4STで使用しているモードM1から、各々の作像ステーションSTで同期を使用するモードM2へと変更する。これにより、図4で示すタイミングで面飛ばしを行うことが可能となり、色ずれの発生を防止することができる。なお、M1のモードは画像を書き込んでいない場合のみ出力されるモードである。
本方式は、同期飛ばしのときも、同期点灯信号を調整してポリゴンモータの面飛ばしを実施するときも使用できる。
図6は、本実施例1における同期調停機能部の機能のさらに他の例を示すタイミングチャートである。図6は、半速モードトリガT1、同期揃えゲートG1、各ステーションSTの同期信号、及び半速モード開始フラグF1の出力タイミングを示している。
図6において、半速モードトリガT1がアサートされたとき、複数ある作像ステーション1ST,2ST,3ST,4STのうちの1つの同期信号がアサートすると(この例では、1ST)、同期揃えゲートG1をアサートする。同期揃えゲートG1がアサートしている状態で全ての作像ステーション(2ST、3ST、4ST)の同期信号が入力されると、半速モード開始フラグF1を生成する。したがって、図6のタイミングチャートでは、半速モード開始フラグF1の出力は、複数の同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4ST全ての入力信号(同期信号7−1ST,2ST,3ST,4ST)によって管理されることになる。同図においても間引かれた同期検知信号を符号Aで示す。これにより、同期信号は2回に1回、同じ面で飛ばされることが分かる。
ここで、同期揃えゲートG1はある一定の時間でネゲートするように設定されている。すなわち、図6において第3作像ステーション3STの同期信号が入る直前に、半速モードトリガT1がアサートし、同期揃えゲートG1がアサートしたとすると、第3及び第4作像ステーション3ST、4STの同期信号入力があり、しばらくの間同期検知信号の入力はない。そこで、同期揃えゲートG1のアサート幅は、全速モード時の一周期以下としておき、周期を跨いで同期信号が入力されたときには、半速モード開始フラグF1が出力されないようにしておく。半速モード開始フラグF1は、タイムアウトしたときCPU1aにタイムアウトを返すなどしておいて、再度半速モードトリガT1を受け取れるような構成にする。これは、いかなるタイミングでもポリゴンミラーの隣接する面を跨がないようにするためである。
本方式は、同期飛ばしのときも、同期点灯信号を調整してポリゴンモータの面飛ばしを実施するときも使用できる。
このようなことから、同期調停機能部6は、
1)同期入射ステータス検知BS
2)半速モード開始フラグ生成F1
3)同期揃えゲート生成G1
4)ステーション同期信号生成ST
の各信号を出力する機能を備え、前記図4、図5及び図6で示した動作に応じて前記機能が適宜使用される。
図7は、実施例2に係る制御構成を示すブロック図、図8は実施例2における制御タイミングを示すタイミングチャートである。この実施例2は、書き込み時に回転多面体の回転数を変更することなく、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、同期信号に基づく点灯タイミングを変更することにより回転多面体の複数面に一回同期信号を取得できるようにし、各色間で同期信号による点灯タイミングの変更時期を調停する調停手段を備えたものである。
具体的には、実施例1における同期調停機能部6に代えて半速切替信号生成機能部8とし、この半速切替信号生成機能部8によって同期点灯位置を制御するようにしたものである。すなわち、本実施例2では、同期調停機能部6に代えた半速切替信号生成機能部8とLD点灯制御機能部1bに、各作像ステーションSTの同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STから出力される同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STが並列に入力され、半速切替信号生成機能部8からLD点灯制御機能部1bに半速切替信号SG7が入力されるように構成している。なお、CPU1aから半速切替信号生成機能部8へは半速モードトリガT1が入力される。その他の構成は図3に示した実施例1の構成と同一である。
このように構成された実施例2における光走査装置では、CPU1aはLD点灯機能部1bにLDON信号SG5を出力し、LDドライバ3−1ST,2ST,3ST,4STを制御し、LD4−1ST,2ST,3ST,4STをON/OFFする。LD4−1ST,2ST,3ST,4STはLDドライバ3−1ST,2ST,3ST,4STのON/OFF制御に基づいてビームを出力し、その出射ビームが同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STに入射する。この出射ビームの入射によって同期センサ5−1ST,2ST,3ST,4STは同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STをそれぞれ出力し、LD点灯機能部1bと半速切替信号生成機能部8に入力する。
一方、半速切替信号生成機能部8では、図8のタイミングチャートに示すように半速モードで駆動する場合には、半速切換信号SG7がアサートされると、入力された同期検知信号7−1ST,2ST,3ST,4STに基づいてLD4の点灯タイミングを変更し、回転多面体9の複数面に一回同期信号を取得できるようにLD4−1ST,2ST,3ST,4STへの点灯タイミングを変更する。そこで、CPU1aから半速モード切替トリガT1が半速切替信号生成機能部8に入力されると、半速切替信号生成機能部8では、入力された半速モードトリガ信号T1に基づいて同期検知信号7−1ST,2ST,3ST,4STの出力タイミングを変更(間引き)してLD点灯制御機能部1bへ半速切替信号SG7を送信する。LD転動制御機能部1bでは、半速切替信号SG7がアサートされた時点で前記別途入力された同期検知信号7−1ST,2ST,3ST,4STから同期点灯位置(タイミング)制御信号SG8をLDドライバ3−1ST,2ST,3ST,4STに出力してLD4−1ST,2ST,3ST,4STを同期した状態で点灯させる。
半速切替信号生成機能部8は、実施例1の同期調停機能部6と同様に、
1)同期入射ステータス検知BS
2)半速モード開始フラグ生成F1
3)同期揃えゲート生成G1
4)ステーション同期信号生成ST
の各信号を生成する機能を備え、実施例1の図4で示したタイミング、図5で示したタイミング、図6で示したタイミングとそれぞれ同じタイミングで面飛ばしを行うように制御することができる。
なお、図4で示したタイミングでは、半速切替信号生成機能部8で半速切替信号SG7をLD点灯機能制御部1bへ送信し、そのタイミングで、第1作像ステーション1STの同期信号を他の作像ステーションSTで使用しているモードから、各々の作像ステーションSTで同期を使用するモードへと変化させるように構成することができる。なお、半速モードの場合には2面に1回、同期信号が出力される。言い換えれば2面に1回、図8符号Aで示すように同期検知信号が間引かれ、面飛ばしが行われる。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
図9は、実施例3に係る光走査装置の制御構成を示すブロック図である。この実施例3は図7に示した実施例2において、同期信号7−1ST,2ST,3ST,4STを半速切替信号生成機能部8のみに入力し、LD点灯制御機能部1bには、入力させないようにした点、第1ないし第4のLDをそれぞれ2個のLD,LDに置き換え、マルチビームとした点、及びLD点灯制御機能部1bからLDON/OFF信号SG9によってLD4の点灯のON/OFFを制御する点が異なる。これにより、LD点灯制御機能部1bから出力されるLDON/OFF信号SG9によってポリゴンモータの回転数を変更することなく、半速モードの書き込みを可能としたものである。そのため、図9を参照すると分かるようにLD4は各色について第1及び第2のLD,LDの2個、全4色で、符号LD4−1ST1,2、LD4−2ST1,2、LD4−3ST1,2、LD4−4ST1,2で示すように8個のLDが使用されている。
このように1色について2個のLD4を用いて書き込む(同色を2ビームで2ライン同時に書き込む)場合、ビームを間引くことにより副走査方向に色ずれが生じるのは、2ビームモード(2ビーム点灯)で書き込みを行っていて、あるタイミング(例えば異なる色のステージ間で同期信号を跨いで)で1ビームモード(1ビーム点灯)に移行したときである。このあるタイミングにならないようにするには、全ビーム消灯して各色のLD4(LD、LD)について第1のLDあるいは第2のLDの1ビーム点灯させるようにすればよく、このようにすれば色ずれは生じない。
しかし、全ビーム消灯すると、その消灯したタイミングに対応するポリゴンミラー9の面への書き込みが、消灯したタイミングに相当するライン分行われず、次に各色1ビームだけ点灯すると前記書き込みが行われなかった面数(タイミング)に対応するライン数分、ずれることになる。そこで、本実施例3では、図10のタイミングチャートから分かるように第1ないし第4作像ステーションST1ないしST4の第1及び第2の各LD,LDのLDON信号がアサートの状態(点灯状態)で、連続した同期信号の中間の任意のタイミングTonで半速切替信号SG7をアサートし、その直後の各色の作像ステーションのLD4の第2のLD(LD4−1ST2、LD4−2ST2、LD4−3ST2、LD4−4ST2)をネゲートとし、各色の第2のLDを消灯する。これにより各色第1のLD(LD4−1ST1、LD4−2ST1、LD4−3ST1、LD4−4ST1)のみが点灯される。同時に、前記半速切替信号SG7がアサートされた以降の各色の第2のLD(LD4−1ST2、LD4−2ST2、LD4−3ST2、LD4−4ST2)の同期信号を間引く。このように本実施例では、ある連続する同期信号の間で全色について各色2灯のうち1灯のLDを消灯するので、色ずれが生じることはなく、書き込み時にポリゴンモータの回転数を変更せず半速モードの書き込みを行うことが可能となる。なお、図10では、第1ないし第4作像ステーションの第1及び第2のLD、LDをそれぞれ1ST−LD,1ST−LD、2ST−LD,2ST−LD、3ST−LD,3ST−LD、4ST−LD,4ST−LDとして示している。
すなわち、本実施例では、LD点灯制御機能部1bは、CPU1aからのLDON信号SG5及び半速切替信号生成部8からの半速切替信号SG7を受けて、上述した図10に示すタイミングで各LD,LDがON/OFFするように、LDドライバ3にLDON/OFF信号SG8を送信する。LDドライバ3は、このLDON/OFF信号SG8に基づいて各作像ステーションSTの第1及び第2のLD、LDをON/OFFさせる。
なお、この実施例3では、8ビーム書き込みで、半速モードを4ビーム書き込みで実現しているが、8ビーム書き込みのとき、3/4速モードについては、6ビーム書き込みで実現することも可能である。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
図11は、実施例4に係る制御構成を示すブロック図である。この実施例4は図9に示した実施例3の制御構成に対してLD点灯制御機能部1bの前段にデータOFF信号生成部1cを設け、半速切替信号生成機能部8から出力される半速切替信号SG7をデータOFF信号生成部1cに入力し、データOFF信号生成部1cで生成されたデータOFF信号SG10をLD点灯制御機能部1bに入力するようにしたものである。また、CPU1aからLD点灯制御機能部1aには、データDも送信される。その他の各部は、図9に示した実施例3と同等に構成されているので、重複する説明は省略する。
本実施例4に係る光走査装置では、使用しないLDをOFFとするのではなく、LD点灯制御機能部1bで変調信号SG2を送信しないように制御する。すなわち、本実施例4では、データOFF信号生成部1cにおいて半速切替信号生成機能部8から出力される半速切替信号SG7を受けてデータOFF信号SG10を生成し、LD点灯制御機能部1bで、前記データOFF信号SG10によりデータパスを切り替える。LD点灯制御機能部1bでは、1色につき2つのLD、すなわち第1及び第2のLD,LDを使用する場合、1色分のデータを第1及び第2のLD,LDの2つのLDで使用する。そこで、例えば第2のLDのデータOFF信号を受信した場合、LD点灯制御機能部1bでデータパスを切り替え、第1のLDのみを使用して書き込みを行う。このとき、第2のLDはバイアス電流のみ流すスタンバイ状態で使用する。
図12は、この実施例4における動作タイミングを示すタイミングチャートである。同図において、半速切替信号SG7がネゲート状態では、全速状態で各色の作像ステーションSTについて第1及び第2の2個のLD,LDを点灯し、書き込みを行う。実施例3と同様に連続した同期信号の中間の任意のタイミングTonで半速切替信号SG7がアサートされると、半速モードに移行する。その際、半速切替信号SG7がアサートされるまでは、各色の作像ステーションSTの第1及び第2のLD,LD(LD4−1ST1,2、LD4−2ST1,2、LD4−3ST1,2、LD4−4ST1,2)のデータOFF信号はネゲート状態であり、データDが変調信号SG2によってLDドライバ3側に送られ、各色について2つのLD,LDで2ライン同時に書き込みが行われている。
そしてタイミングTonで半速切替信号SG7がアサートされた時点で、各色の作像ステーションSTの第2のLDへのデータOFF信号がアサートの状態となる。これにより、LDへは画像データは送られず、スタンバイ状態となる。一方、第2のLDに対応する同期信号は間引かれ、第1のLDに対応する同期信号に基づいて書き込みが行われる。なお、図12においても第1ないし第4作像ステーションの第1及び第2のLD、LDをそれぞれ1ST−LD,1ST−LD、2ST−LD,2ST−LD、3ST−LD,3ST−LD、4ST−LD,4ST−LDとして示している。
この実施例の場合も、ある連続する同期信号の間で全色について各色2灯のうち1灯の書き込みが実質的に行われないようにするので、色ずれが生じることなく、書き込み時にポリゴンモータの回転数を変更せずに半速モードの書き込みを行うことが可能となる。
なお、この実施例4では、8ビーム書き込みで、半速モードを4ビームの書き込みで実現しているが、8ビーム書き込みのとき、3/4速モードについては、2ビームについてはデータOFFをアサートして書き込み、6ビームが通常書き込みとして(データOFFをネゲートして)書き込むことによって実現することも可能である。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1及び実施例3と同等に構成され、同等に機能する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明は、回転多面鏡を使用して光書き込みを行う際、回転多面鏡の回転速度を書き込み時に変更することなく、半速モード、3/4速モード、1/3速モードなどの低速モードで書き込みが可能な光書き込み機能を有する光走査装置、この光走査装置を使用したプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置全般に適用することができる。
1 制御部
1a CPU
1b LD点灯機能部
1ST,2ST,3ST,4ST 作像ステーション
2 コントローラ
3,3−1ST,2ST,3ST,4ST LDドライバ
4,4−1ST,2ST,3ST,4ST,LD,LD LD(光源)
5,5−1ST,2ST,3ST,4ST 同期センサ
6 同期調停機能部
7−1ST,2ST,3ST,4ST 同期信号
8 半速切替信号生成機能部
9 ポリゴンミラー
14 感光体
30 光ビーム走査装置
G1 同期揃えゲート
SG4 同期信号
SG7 半速切替信号
SG8 同期点灯位置制御信号
ST,ST1,ST2,ST3,ST4 作像ステーション
T1 半速モードトリガ(信号)
T2 同期切替トリガ(信号)
特許第2576301号公報

Claims (16)

  1. 点灯制御手段によって点灯制御される光源と、前記光源から出射される複数のビームを偏向走査する回転多面体と、前記回転多面体によって偏向走査されるビームが入射され、同期信号を出力する複数の同期検知手段と、を含む光走査装置を備え、複数色の画像形成が可能な画像形成装置であって、
    前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を作成し、当該間引いた同期信号に基づいて画像を形成させる制御手段を備え
    前記制御手段は、前記間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力して前記複数の同期信号が入力されない期間に前記間引きを行う同期制御手段を備え、
    前記光走査装置は、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、
    前記同期制御手段は、通常速で作像する際には1つの作像ステーションの同期検知手段から入力された同期信号の周期を他の作像ステーションの同期検知手段の同期信号として分配して前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記分配された同期信号から各作像ステーションの同期検知手段によって検知された同期信号に変更して前記点灯制御手段に出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記同期信号を間引くために当該同期信号に基づく点灯タイミングを変更することにより面飛ばしを実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、前光走査装置は、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、前記同期制御手段は、通常速で作像する際には前記各同期検知手段の同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があり、かつ、同期を揃える指示があったとき、前記間引きを行い、間引かれた同期信号を前記点灯制御手段に出力することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、前同期を揃える指示がゲート信号であり、当該ゲート信号のアサート幅が通常速の一周期以下に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、前点灯制御手段は、前記同期制御手段と並列に入力される前記複数の同期信号から前記間引かれた同期信号を除いた同期信号に基づいて点灯制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、前光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられ、前記同期制御手段は、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段は、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源を点灯制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項記載の画像形成装置において、前光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられ、前記同期制御手段は、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段は、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源に対して画像データの書き込みを停止することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6又は7記載の画像形成装置において、前通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示は、連続した同期信号の中間の任意のタイミングで切替信号をアサートすることにより行われることを特徴とする画像形成装置。
  9. 点灯制御手段によって点灯制御される光源と、前記光源から出射される複数のビームを偏向走査する回転多面体と、前記回転多面体によって偏向走査されるビームが入射され、同期信号を出力する複数の同期検知手段と、を含む光走査装置を備え、複数色の画像形成が可能な画像形成装置における光走査制御方法であって、
    制御手段により、前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を作成し、当該間引いた同期信号に基づいて画像を形成させる画像形成ステップを有し、
    前記画像形成ステップは、前記制御手段が備える同期制御手段により、前記間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力して前記複数の同期信号が入力されない期間に前記間引きを行う間引きステップと、前記光走査装置により、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行う光書き込みステップと、前記同期制御手段により、通常速で作像する際には1つの作像ステーションの同期検知手段から入力された同期信号の周期を他の作像ステーションの同期検知手段の同期信号として分配して前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記分配された同期信号から各作像ステーションの同期検知手段によって検知された同期信号に変更して前記点灯制御手段に出力する光走査制御ステップと、を含むことを特徴とする光走査制御方法
  10. 請求項9記載の光走査制御方法において、前記間引きステップでは、前記制御手段により、前記同期信号を間引くために当該同期信号に基づく点灯タイミングを変更することにより面飛ばしを実行することを特徴とする光走査制御方法
  11. 請求項9又は10記載の光走査制御方法において、前記光書き込みステップでは、前記光走査装置により、それぞれ前記同期検知手段を備えた複数の作像ステーションへ光書き込みを行い、前記光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、通常速で作像する際には前記各同期検知手段の同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があり、かつ、同期を揃える指示があったとき、前記間引きを行い、間引かれた同期信号を前記点灯制御手段に出力することを特徴とする光走査制御方法
  12. 請求項9記載の光走査制御方法において、前記光走査制御ステップでは、前記点灯制御手段により、前記同期制御手段と並列に入力される複数の同期信号から前記間引かれた同期信号を除いた同期信号に基づいて点灯制御を実行して前記光書き込みステップでの光書き込みを行うことを特徴とする光走査制御方法。
  13. 請求項記載の光走査制御方法において、前光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられた条件下で前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段により、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源を点灯制御して光書き込みを行うことを特徴とする光走査制御方法。
  14. 請求項記載の光走査制御方法において、前光走査制御ステップでは、前記同期制御手段により、前記光源が複数色のそれぞれについて複数個設けられた条件下で前記回転多面体を通常速の回転数で駆動し、通常速より遅い速度で複数色の画像を形成する際、前記複数の同期検知手段から入力される複数の同期信号を同じタイミングで所定回に1回、あるいは所定回につき(所定回−1回)間引いた同期信号を前記点灯制御手段に出力し、前記点灯制御手段により、前記通常速より遅い速度で画像を形成する旨の指示があったとき、前記複数色のそれぞれについて複数個設けられた光源のうちの少なくとも1つの光源に対して画像データの書き込みを停止して光書き込みを行うことを特徴とする光走査制御方法。
  15. 請求項9〜14の何れか1項記載の光走査制御方法における各ステップの手順を有してコンピュータにより実行可能であることを特徴とする光走査制御プログラム
  16. 請求項15記載の光走査制御プログラムをコンピュータにより読み取って実行可能に記録したことを特徴とする記録媒体
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