JP5353481B2 - 物品監視装置、物品監視方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

物品監視装置、物品監視方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線タグを物品に付して、移送又は保管する物品を監視する物品監視装置、物品監視方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、物品にIntegrated Circuit(IC)タグ又はRadio Frequency Identification(RFID)タグ等の無線タグ、及びセンサを付して、物品の在庫管理又は配送管理等が行われている。無線タグは、一般的には物品のIDを記憶している。センサは、例えば温度センサ又はGlobal Positioning System(GPS)センサである。無線タグ及びセンサをモニタリングすることで、物品の種類、及び物品に関する環境情報(温度情報又は位置情報等)の取得が可能となる。これにより、物品の管理の手間を省くとともに、人為的ミスを防止することができる。
無線タグを用いて物品を管理する技術として、物品の梱包容器に、温度センサ、湿度センサ及び衝撃センサ等を付して、物品が極端な温度変化又は衝撃を受けていないかどうかを検知する技術がある(特許文献1参照)。また、温度センサを、個々の物品、及び物品を梱包した箱それぞれに付して、物品を管理する技術がある(特許文献2参照)。さらに、物品を管理する場合、無線タグ及びセンサから読み取った情報を逐次記憶して、記憶したデータ量が膨大とならないようにする技術もある(特許文献3参照)。
特開2004−315154号公報 特開2005−314073号公報 特開2005−228268号公報
しかしながら、管理する全ての物品にセンサを付した場合、コストが増大する問題が生じる。また、複数の物品をまとめて一つのセンサを固定的に割り当てた場合、一の物品が移動に伴って、センサが割り当てられた単位から外れたとき、外れた物品の環境情報が取得できなくなり、物品の管理が複雑になるおそれがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コストの高騰、及び管理の複雑化を抑制する物品監視装置、物品監視方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本願に開示する物品監視装置は、複数の物品それぞれに付された無線タグから、記憶されているタグ情報を所定時間内に複数取得した場合、無線タグそれぞれに対応する複数の物品の何れかに係る環境情報を検出するセンサがあるか否かを判定する。本願に開示する物品監視装置は、センサがある場合には、取得したタグ情報をグループ化し、センサが検出した環境情報をグループ化されたタグ情報に対応付ける。
本願に開示する物品監視装置の一観点によれば、環境情報を検出するセンサを、グループ化された物品すべてに対して用意する必要がないため、物品監視時に掛かるコストを軽減することができる。また、本願に開示する物品監視装置の一観点によれば、グループ化された物品の何れかの環境情報を検出するセンサがあればよいため、センサを固定的に設ける必要がないため、管理が複雑になることを抑制できる。さらに、本願に開示する物品監視装置の一観点によれば、センサの数を少なくできるため、監視する情報量を低減することができる。
実施形態1に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。 実施形態1に係る物品監視システムの構成を示すブロック図である。 時刻管理テーブルの模式図である。 センサ対応付けテーブルの模式図である。 検出結果格納テーブルの模式図である。 グルーピングテーブルの模式図である。 商品に係る商品情報管理テーブルの模式図である。 実施形態1に係るサーバ装置の機能を示す機能ブロック図である。 サーバ装置がタグIDを受信する際の動作を示すフローチャートである。 サーバ装置がタグIDを受信する際の動作を示すフローチャートである。 サーバ装置が検出温度を受信する際の動作を示すフローチャートである。 実施形態2に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。 センサ対応付けテーブルの模式図である。 グルーピングテーブルの模式図である。 実施形態2に係るサーバ装置の機能を示す機能ブロック図である。 サーバ装置が検出温度を受信した際の動作を示すフローチャートである。 商品の欠落を判定する動作を示すフローチャートである。 実施形態3に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。 実施形態4に係る物品監視システムの構成を示すブロック図である。 商品情報管理テーブルの模式図である。 温度検出機能を備えた無線タグの構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る物品監視装置の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。以下に説明する実施形態では、本発明に係る物品監視装置を、物品の品質又は位置情報等を監視する物品監視システムに用いる場合について説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態1に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。
本実施形態1に係る物品監視システムは、例えば生鮮食料品を倉庫Sに保管する際に、生鮮食料品の温度を監視して、生鮮食料品の品質を管理するためのシステムである。物品監視システムは、倉庫Sの搬出入口Gに設置された読取ゲート20、及び読取ゲート20と通信網Nを介して接続しているサーバ装置(物品監視装置)10を備えている。通信網Nは、Local Area Network(LAN)又はWide Area Network(WAN)等であり、有線又は無線の何れであってもよい。
本実施形態1では、生鮮食料品(以下、商品と言う)は、複数が一つのブロック(以下、搬送ブロックと言う)となって台車等に載せられ、読取ゲート20を通過して倉庫Sに搬入される。そして、倉庫Sで保管された後、必要な数の商品が倉庫Sから読取ゲート20を通過して搬出される。以下、商品A,B,C,D,Eを倉庫Sへ搬入し、商品A,Bを倉庫Sから搬出する場合について説明する。
商品A,B,C,D,Eには、それぞれ無線タグ2が付されている。無線タグ2は、ICタグ又はRFIDタグ等であって、書き換え可能な記憶領域にタグID(タグ情報)が予め記憶されている。タグIDは、自身を記憶する無線タグ2を識別するための情報である。無線タグ2は、タグIDの他に、商品の製造年月日又は消費期限等を記憶していてもよい。
また、商品Eには、温度センサ3が付されている。温度センサ3は、自身が付されている商品Eの温度(環境情報)又は周囲の温度等を定期的に検出する。温度センサ3は、無線通信機能を有しており、定期的に検出した温度(以下、検出温度と言う)を通信網Nを介してサーバ装置10へ送信する。検出温度を送信する際、温度センサ3は、自身を識別するためのセンサID(識別情報)を共に送信する。なお、温度センサ3は、搬送ブロックに含まれる複数の商品の少なくとも一つに付されていればよく、複数の商品に付されていてもよい。
読取ゲート20は、無線タグ2を付した商品A,B,C,D,Eが通過する際、それぞれの無線タグ2とデータ通信を行い、無線タグ2からタグIDを非接触で読み取る。読取ゲート20は、読み取ったタグIDをサーバ装置10へ送信する。
サーバ装置10は、読取ゲート20からタグIDを受信し、記憶する。サーバ装置10は、タグIDに基づいて、読取ゲート20を通過した商品A,B,C,D,Eを特定することができる。これにより、サーバ装置10は、読取ゲート20を通過し、倉庫Sに搬出入される商品A,B,C,D,Eを監視することができる。
また、サーバ装置10は、温度センサ3から定期的に送信される検出温度及びセンサIDを受信する。サーバ装置10は、受信したセンサIDに基づいて、検出温度を送信した温度センサ3が付されている商品Eを特定する。そして、サーバ装置10は、受信した検出温度を商品Eの温度とし、商品Eの品質温度を監視する。
さらに、サーバ装置10は、読取ゲート20を通過する複数の商品のグループ化を行う。本実施形態1では、商品A,B,C,D,Eは、台車等により搬送ブロックとして搬送されるため、略同時に読取ゲート20を通過する。なお、「略同時」とは、所定時間内(例えば、10秒内)を含む意味である。即ち、略同時に通過する場合とは、商品A,B,C,D,Eが所定時間内に読取ゲート20を通過する場合を含む。サーバ装置10は、略同時に通過する商品A,B,C,D,Eを、同じグループに設定する。そして、サーバ装置10は、温度センサ3から受信した検出温度、即ち、商品Eの温度を、商品Eと同じグループ内の他の商品A,B,C,Dに反映させる。これにより、温度センサ3を、倉庫Sへ搬入する全ての商品に設ける必要がなくなる。
なお、物品監視システムでは、商品A,B,C,D,Eを、ベルトコンベア等により搬送してもよい。この場合、商品A,B,C,D,Eが順に読取ゲート20を所定時間内に通過したときに、サーバ装置10は、商品A,B,C,D,Eにグループを設定する。
以下、本実施形態1に係る物品監視システムの具体的な構成及び動作について詳述する。図2は、実施形態1に係る物品監視システムの構成を示すブロック図である。
サーバ装置10は、Central Processing Unit(CPU)11、Read Only Memory(ROM)12、Random Access Memory(RAM)13、大容量記憶装置14、入出力部15及び通信部16等のハードウェア各部を備える。これらのハードウェア各部はバスを介して相互に接続されている。
CPU11は、ROM12又は大容量記憶装置14等に予め記憶されているプログラムを適宜RAM13に読み出して実行すると共に、上述したハードウェア各部の動作を制御する。ROM12は、サーバ装置10を本願に開示する物品監視装置として動作させるために必要なプログラム12aを予め記憶している。RAM13は、例えばStatic RAM(SRAM)、Dynamic RAM(DRAM)、フラッシュメモリ等である。RAM13は、CPU11によるプログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
大容量記憶装置14は、例えばハードディスクドライブ(以下、HDDと言う)である。大容量記憶装置14は、CPU11が読み出して実行するプログラム、処理中に生成されたデータテーブル及び予め登録されたデータテーブル等を記憶する。データテーブルは、商品を管理するためのテーブルであり、無線タグ2のタグID又は温度センサ3による検出結果などが記憶される。データテーブルについては後に詳述する。
入出力部15は、サーバ装置10の操作を入力し、処理結果を表示する例えばキーボード、マウス、スピーカ及びモニタ等である。通信部16は、通信網Nを介したデータ通信を可能にする。例えば、温度センサ3は、通信部3aを備えており、検出した温度を、自身を特定するセンサIDと共に定期的に発信する。そして、サーバ装置10は、通信網Nを介して温度センサ3の検出結果及びセンサIDを受信する。またサーバ装置10は、読取ゲート20が読み取った無線タグ2のタグIDを、読取ゲート20から受信する。
読取ゲート20は、CPU21、ROM22、RAM23、通信部24、及びアンテナ部25等のハードウェア各部を備える。これらのハードウェア各部はバスを介して相互に接続されている。
CPU21は、ROM22に予め記憶されているプログラムを適宜RAM23に読み出して実行すると共に、上述したハードウェア各部の動作を制御する。ROM22は、必要なプログラムを予め記憶している。RAM23は、例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM23は、CPU21によるプログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
通信部24は、通信網Nを介してサーバ装置10とのデータ通信を可能にする。アンテナ部25は、読取ゲート20の近傍にある無線タグ2との間で信号の送受信を行う。例えば、アンテナ部25は、無線タグ2にタグIDの送信を要求する信号(以下、要求信号と言う)を定期的に発信する。無線タグ2は、自身が付されている商品が読取ゲート20を通過する際、要求信号を受信し、自身が記憶しているタグIDを含む信号(以下、応答信号と言う)を発信する。アンテナ部25は、無線タグ2が発信した応答信号を受信する。アンテナ部25が受信した応答信号は復調されて、応答信号に含まれるタグIDがサーバ装置10へ送信される。
無線タグ2は、CPU2a、メモリ2b、アンテナ部2c及び電源2d等を備える。メモリ2bは、電気的に書き込み消去が可能なElectronically Erasable and Programmable ROM(EEPROM)、又はフラッシュROM等であり、タグIDが記憶されている。アンテナ部2cは、読取ゲート20との間で信号を送受信を行う。アンテナ部2cが要求信号を受信した場合、CPU2aは、メモリ2bに記憶されているタグIDを含む信号を発信する。なお、アンテナ部2cが要求信号を受信できる読取ゲート20との距離は、要求信号が発信される周波数に応じて決定される。電源2dは、各部へ電源電圧として供給する。電源2dを有することで、無線タグ2は、自ら微弱電波を発信することができる。なお、無線タグ2は、電源2dを有さず、読取ゲート20からの信号を受信して動作する、所謂パッシブタグであってもよい。
次に、サーバ装置10の大容量記憶装置14へ記憶される各種データテーブルについて説明する。
図3Aは、時刻管理テーブルの模式図である。時刻管理テーブルは、サーバ装置10がタグIDを受信したときに生成又は更新される。時刻管理テーブルは、サーバ装置10が読取ゲート20から受信したタグIDと、受信した時刻とを対応付けて格納している。サーバ装置10は、時刻管理テーブルを参照することで、読取ゲート20を通過して倉庫Sへ搬入された商品、又は倉庫Sから搬出された商品等の管理が可能となる。なお、以下では、タグIDは、無線タグ2が付された商品の符号と一致するものとして説明する。例えば、商品Aに付された無線タグ2のタグIDを「A」とする。
図3Bは、センサ対応付けテーブルの模式図である。センサ対応付けテーブルは、大容量記憶装置14に予め記憶されており、無線タグ2のタグIDと、温度センサ3のセンサIDとを対応付けて格納している。サーバ装置10は、タグIDを受信した場合、センサ対応付けテーブルにより、受信したタグIDを記憶している無線タグ2に、温度センサ3が対応付けられているかの判定を行う。換言すれば、サーバ装置10は、受信したタグIDに対応する商品に、温度センサ3が付されているか否かを判定する。なお、本実施形態1では、商品Eに付された温度センサ3のセンサIDを「X1」とする。
図3Cは、検出結果格納テーブルの模式図である。検出結果格納テーブルは、温度センサ3のセンサIDに、温度センサ3が検出した温度を対応付けて格納しており、温度センサ3から検出温度を受信する都度更新される。このとき、既に格納してある検出温度に上書きして更新してもよいし、受信した検出温度を履歴として記憶しておいてもよい。
図3Dは、グルーピングテーブルの模式図である。グルーピングテーブルは、複数の商品をグループ化する際に生成される。グルーピングテーブルは、温度センサ3のセンサIDと、温度センサ3が付された商品を含む搬送ブロック内の商品に付された無線タグ2のタグIDとを対応付けて格納している。例えば、図3Dでは、温度センサ3が付された商品E、及び商品Eと略同時に読取ゲート20を通過する商品A,B,C,Dに付された無線タグ2のタグIDと、温度センサ3のセンサID「X1」とが対応付けられている。斯かるグルーピングテーブルは、グループID(G−ID)、テーブルが生成された生成日時及び有効期限が格納されて管理される。
サーバ装置10は、グルーピングテーブルにより、同じグループに設定された商品に対して、当該グループに対応する温度センサ3の検出結果を反映させる。例えば、図3Dでは、センサID「X1」の温度センサ3が検出した商品Eの温度が、温度センサ3が付されていない商品A,B,C,Dの温度に反映される。
図4は、商品に係る商品情報管理テーブルの模式図である。商品情報管理テーブルは、無線タグ2のタグIDと、商品の搬送状況と、温度センサ3が検出した温度とを対応付けて格納している。商品情報管理テーブルは、サーバ装置10がタグID及び温度センサ3の検出温度を受信する都度更新される。図4は、商品A,B,C,D,Eの搬出入時における商品情報管理テーブルの変移を示している。
図4の上段は、商品A,B,C,D,Eをグループ化する前の商品情報管理テーブルを示している。例えば、商品Aの場合、搬送状況欄には「搬送中」が格納されており、温度欄には、温度センサ3が付されていないため「N/A(取得不可)」が格納されている。また、商品Eの場合、温度欄には、温度センサ3が検出した温度「8℃」が格納されている。
図4の中段は、商品A,B,C,D,Eをグループ化した後の商品情報管理テーブルを示している。サーバ装置10は、上述したように、図3Dに示すグルーピングテーブルを生成する。そしてサーバ装置10は、グルーピングテーブルに基づいて、商品情報管理テーブルを更新する。例えば、温度センサ3が付されていない商品A,B,C,Dは、商品Eと同じグループに設定されているため、商品Eの温度「8℃」が反映される。また、商品Eの温度が「5℃」に変化した場合、他の商品A,B,C,Dの温度も「5℃」に変更される。
図4の下段は、商品A,Bのグループ化を解除した場合の商品情報管理テーブルを示している。例えば、商品A,Bが倉庫Sから搬出される際、サーバ装置10は、商品A,BのタグIDを受信する。このとき、商品A,Bがグループ化されている場合、サーバ装置10は、商品A,Bのグループ化を解除する。この結果、商品A,Bは、同じグループに設定された商品Eの温度が反映されなくなり、商品情報管理テーブルにおける商品A,Bの温度欄は、「N/A」となる。
以上のように、サーバ装置10は、グルーピングテーブルに基づいて、商品情報管理テーブルを逐次更新することで、受信したタグIDに対応する商品の搬送状況及び温度による品質管理が可能となる。
次に、上述の物品監視システムにおいて、サーバ装置10で実現される機能について説明する。図5は、実施形態1に係るサーバ装置10の機能を示す機能ブロック図である。
サーバ装置10は、ROM12に格納されたプログラム12aを実行することで、タグID受信部101、グループ判定部102、グループ生成部103、グループ更新部104、タグ情報記憶部105、対応センサ記憶部106、及びグループ記憶部107等の機能を備える。タグ情報記憶部105は、時刻管理テーブル(図3A参照)を記憶する。対応センサ記憶部106は、センサ対応付けテーブル(図3B参照)を記憶する。グループ記憶部107は、グルーピングテーブル(図3D参照)を記憶する。
タグID受信部101は、読取ゲート20が読み取り、送信した無線タグ2のタグIDを受信する。タグID受信部101は、受信したタグIDと受信時刻とを対応付け、タグ情報記憶部105に記憶する。またタグID受信部101は、受信したタグIDをグループ判定部102に出力する。
グループ判定部102は、タグID受信部101が受信したタグIDが既にグループ化されているか否かを判定する。具体的には、グループ判定部102は、受信したタグIDを格納したグルーピングテーブルがグループ記憶部107に記憶されているか否かを判定する。グループ化されている場合、グループ判定部102は、グループ更新部104にタグIDを出力する。グループ化されていない場合、グループ判定部102は、グループ生成部103にタグIDを出力する。
グループ生成部103は、タグID受信部101が受信したタグIDにグループが設定されていない場合、グルーピングテーブルを生成し、グループ記憶部107に記憶する。具体的には、グループ生成部103は、対応センサ記憶部106に記憶されているセンサ対応付けテーブルを参照して、受信したタグIDを記憶した無線タグ2に対応する温度センサ3の有無を判定する。温度センサ3がある場合には、温度センサ3に対応するタグIDと略同時に受信した複数のタグIDを一つのグループとしてグルーピングテーブルを生成し、グループ記憶部107に記憶する。なお、グループ生成部103は、受信したタグIDがグループ化されていない場合であっても、対応する温度センサ3がなければグループ化を行わない。
グループ更新部104は、タグID受信部101が受信したタグIDがグループ化されている場合、タグIDのグループ化を解除する。具体的には、グループ更新部104は、同じグループが設定されているタグID全てを受信したときには、タグIDのグループ化を解除しない。同じグループ内全てのタグIDを受信した場合は、グループ更新部104は、搬送ブロックが読取ゲート20を通過したと判定する。これに対し、グループ内の一部のタグIDのみを受信した場合、グループ更新部104は、搬送ブロックから離れた一部の商品が読取ゲート20を通過したと判定する。この場合に、グループ更新部104は、受信したタグIDをグループから削除する。なお、グループ更新部104は、グループ化された全てのタグIDをグループから削除する、即ち、該当するグルーピングテーブルを削除してもよい。
これにより、例えば、グループ化された商品A,Bが、保管されている倉庫Sから搬出される場合、商品A,Bは、グループから削除される。この結果、商品A,Bは、商品Eに付された温度センサ3の検出温度が反映されなくなる。一方、商品C,D,Eは、同じグループが設定された状態で、倉庫Sに保管される。
またサーバ装置10は、センサ情報受信部108及びセンサ情報記憶部109等の機能をさらに備える。センサ情報記憶部109は、検出結果格納テーブル(図3C参照)を記憶する。センサ情報受信部108は、温度センサ3が検出した温度及びセンサIDを受信し、センサ情報記憶部109へ記憶する。
さらにサーバ装置10は、商品管理部110及び商品情報記憶部111等の機能を備える。商品情報記憶部111は、商品情報管理テーブル(図4参照)を記憶する。商品管理部110は、タグ情報記憶部105に記憶される時刻管理テーブルを参照し、搬出入される商品を管理する。そして、商品管理部110は、グループ記憶部107に記憶されるグルーピングテーブル、及びセンサ情報記憶部109に記憶される検出結果格納テーブル等に基づいて、商品情報管理テーブルを逐次更新する。
次に、上述の物品監視システムにおいて、サーバ装置10の動作について説明する。以下に説明する動作は、サーバ装置10のCPU11が、ROM12に等に格納してあるプログラム12aを実行することにより実行される。
図6及び図7は、サーバ装置10がタグIDを受信する際の動作を示すフローチャートである。
CPU11は、読取ゲート20が無線タグ2から読み取り、送信したタグIDを受信したか否かを判定する(S1)。タグIDを受信していない場合(S1:NO)、CPU11は、本処理を終了する。タグIDを受信した場合(S1:YES)、CPU11は、受信したタグIDと受信時刻とを対応付けて大容量記憶装置14へ記憶する(S2)。即ち、CPU11は、図3Aに示す時刻管理テーブルを更新する。
CPU11は、受信したタグIDが既にグループ化されているか否かを判定する(S3)。この場合、CPU11は、受信したタグIDを格納したグルーピングテーブルが大容量記憶装置14に記憶されているか否かを判定する。タグIDにグループ化されていない場合(S3:NO)、CPU11は、センサ対応付けテーブル(図3B参照)に基づいて、受信したタグIDに対応する温度センサ3があるか否かを判定する(S4)。
対応する温度センサ3がない場合(S4:NO)、CPU11は、読取ゲート20が他の無線タグ2から読み取ったタグIDを受信したか否かを判定する(S5)。S4における対応する温度センサ3がない場合とは、例えば、S1で受信したIDが商品A,B,C,DのタグIDであった場合である。他のタグIDを受信していない場合(S5:NO)、CPU11は、S1でタグIDを受信してから所定時間(例えば、5秒)経過したか否かを判定する(S6)。所定時間が経過していない場合(S6:NO)、CPU11は、S5の処理を実行する。所定時間が経過した場合(S6:YES)、CPU11は、最初にタグIDを受信してから所定時間内に温度センサ3が付された商品が読取ゲート20を通過していないと判定する。この場合、CPU11は、新たなグループを設定することなく、本処理を終了する。
他のタグIDを受信した場合(S5:YES)、CPU11は、受信したタグIDと受信時刻とを対応付けて大容量記憶装置14へ記憶する(S7)。そして、S5で受信したタグIDにグループが設定されているか否かを判定する(S8)。グループが設定されていない場合(S8:NO)、CPU11は、S4の処理を実行し、S5で受信したタグIDに対応する温度センサ3があるか否かを判定する。
グループが設定されている場合(S8:YES)、CPU11は、グループが設定されている商品と、設定されていない商品とが混合していると判定する。上述したように、読取ゲート20を通過する搬送ブロックに含まれる商品は、同じグループが設定される。従って、グループが設定されている商品と、設定されていない商品とが混在している場合、CPU11は、不規則な搬送が生じたとし、S5で受信したタグIDに設定されているグループを解除する(S15)。このとき、CPU11は、エラーとして警告するようにしてもよい。その後、CPU11は、本処理を終了する。
S4において、受信したタグIDに対応する温度センサ3がある場合(S4:YES)、CPU11は、新たなグループの設定を開始する(S9)。即ち、CPU11は、グルーピングテーブルの作成を開始し、G−ID、テーブルの生成日時及び有効期限を設定する。このとき、CPU11は、本処理を開始してから受信したタグIDがある場合には、グルーピングテーブルに追加する。
CPU11は、読取ゲート20が他の無線タグ2から読み取ったタグIDを受信したか否かを判定する(S10)。タグIDを受信した場合(S10:YES)、受信したタグIDと受信時刻とを対応付けて大容量記憶装置14へ記憶する(S11)。そして、CPU11は、受信したタグIDをグループに追加する(S12)。即ち、CPU11は、S9で生成したグルーピングテーブルに、受信したタグIDを追加する。
その後、CPU11は、S1でタグIDを受信してから所定時間経過したか否かを判定する(S13)。ここでの所定時間は、S6における所定時間と同じ値である。所定時間が経過していない場合(S13:NO)、CPU11は、所定時間が経過するまでS10以降の処理を繰り返す。これにより、CPU11は、温度センサ3に対応する無線タグ2のタグIDと共に所定時間内に受信した複数のタグID、即ち複数の商品を、同じグループに設定することができる。所定時間が経過した場合(S13:YES)、CPU11は、本処理を終了する。一方、タグIDを受信していない場合(S10:NO)、CPU11は、S13以降の処理を実行する。
S3において、タグIDがグループ化されている場合(S3:YES)、CPU11は、S1で受信したタグIDと同じグループが設定されている全てのタグIDを受信したか否かを判定する(S14)。換言すれば、CPU11は、同じグループが設定された商品からなる搬送ブロックが読取ゲート20を通過したか否かを判定する。全てのタグIDを受信した場合(S14:YES)、CPU11は、同じグループが設定された商品からなる搬送ブロックが読取ゲート20を通過したと判定し、本処理を終了する。
全てのタグIDを受信していない場合(S14:NO)、CPU11は、読取ゲート20を通過した商品は、搬送ブロックから外れた商品であると判定する。この場合、CPU11は、例えばグループが設定された商品A,Bが、保管されている倉庫Sから搬出されたと判定する。そして、CPU11は、受信したタグIDを、設定されているグループから解除する(S15)。即ち、CPU11は、グルーピングテーブルからタグIDのみを削除する。そして、CPU11は、本処理を終了する。
なお、S15でグループを解除する場合、CPU11は、同じグループが設定されている全てのタグIDを削除してもよい。この場合、CPU11は、該当するグルーピングテーブルを大容量記憶装置14から削除する。
図8は、サーバ装置10が検出温度を受信する際の動作を示すフローチャートである。
CPU11は、温度センサ3が検出し、センサIDと共に送信した検出温度を受信したか否かを判定する(S20)。検出温度及びセンサIDを受信していない場合(S20:NO)、CPU11は、本処理を終了する。検出温度及びセンサIDを受信した場合(S20:YES)、CPU11は、温度センサ3が検出した温度を更新する(S21)。例えば、CPU11は、大容量記憶装置14に記憶されている検出結果格納テーブル及び商品情報管理テーブルを更新する。
次に、CPU11は、受信したセンサIDに対応するグループがあるか否かを判定する(S22)。この場合、CPU11は、受信したセンサIDを格納したグルーピングテーブルが大容量記憶装置14に記憶されているか否かを判定する。対応するグループがない場合(S22:NO)、CPU11は、本処理を終了する。対応するグループがある場合(S22:YES)、CPU11は、グループに設定されている商品の温度に、受信した温度を反映させる(S23)。例えば図4の場合、CPU11は、商品Eに付されている温度センサ3の検出温度を、温度センサ3が付されていない商品A,B,C,Dに反映させる。これにより、同じグループに設定された商品A,B,C,D,Eには、同じ温度が設定される。
以上説明したように、本実施形態1では、搬送する全ての商品に温度センサ3を付さなくても、搬送する商品それぞれの温度を監視することで、商品の品質を監視することができる。この結果、商品の監視・管理に掛かるコストの高騰を抑制することができる。また、搬送ブロック内の商品A,B,C,D,Eの何れかに温度センサ3が付されていればよいため、温度センサ3を固定的に設ける必要がないため、管理が複雑になることを抑制できる。
なお、本実施形態1では、読取ゲート20は、搬出入口Gに設置し、倉庫Sへの搬入前に各商品にグループを設定しているが、搬送途中でグループを設定するようにしてもよい。グループ化するタイミングは適宜変更可能である。また、搬送ブロックは、5つの商品A,B,C,D,Eとしているが、商品の数はこれに限定されず、適宜変更可能である。また、商品E以外の商品に温度センサ3を付してもよい。また、サーバ装置10及び読取ゲート20を、物理的に異なる装置としているが、一つの装置で実現してもよい。例えば、読取ゲート20に、サーバ装置10が有する機能を備えるようにしてもよい。また、サーバ装置10を、一般的なパーソナルコンピュータで実現するようにしてもよい。本実施形態1では、搬送する商品として、生鮮食料品として説明しているが、温度を監視するもの、例えば冷凍食品、電子品などであってもよい。また、温度センサ3以外に、水平センサ又は加速度センサを商品に付して、搬送される状況を把握できるようにしてもよい。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る物品監視システムついて説明する。本実施形態2では、搬送ブロック内の商品の複数に温度センサが付される点で実施形態1と相違する。以下、相違点について説明する。また、実施形態1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施形態2に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。本実施形態2では、商品A,B,C,D,Eは、同じグループに設定されており、商品B及び商品Eには、温度センサ4a,4bが付されている。サーバ装置10及び読取ゲート20は、実施形態1と同様である。図9は、商品A,B,C,D,Eを搬送ブロックとして略同時に読取ゲート20を通過した後、商品Eのみが搬送ブロックから離れた状態を示している。
サーバ装置10は、定期的に温度センサ4a,4bから検出温度を受信する。このとき、サーバ装置10は、2つの温度センサ4a,4bの検出温度が一致しない場合、例えば所定値以上の差がある場合に、温度センサ4a,4bの一方が付された商品が、搬送ブロックから欠落したと判定する。例えば、温度センサ4a,4bから検出温度「5℃」を受信した後、温度センサ4aから検出温度「5℃」、温度センサ4bから検出温度「15℃」を受信した場合、サーバ装置10は、温度センサ4bが付された商品Eが搬送ブロックから離れたと判定する。このとき、サーバ装置10は、モニタ又はスピーカ等から、管理者等に警告する。
また、サーバ装置10は、温度センサ4aをメインセンサとし、温度センサ4bをサブセンサとして設定する。サーバ装置10は、温度センサ4a,4bから検出温度を受信した場合、温度センサ4aの検出温度、即ち商品Bの温度を、同じグループ内の他の商品A,C,D,Eに反映させる。また、温度センサ4aが故障した場合には、サーバ装置10は、温度センサ4bの検出温度、即ち商品Eの温度を、他の商品A,B,C,Dに反映させる。
なお、サーバ装置10は、温度センサ4a,4bの平均値を算出し、グループ内の商品A,B,C,D,Eの温度としてもよい。例えば、温度センサ4aの検出温度が「5℃」、温度センサ4bの検出温度が「6℃」である場合、サーバ装置10は、商品A,B,C,D,Eの温度を「5.5℃」としてもよい。
以下、サーバ装置10の大容量記憶装置14へ記憶される各種データテーブルについて説明する。
図10Aは、センサ対応付けテーブルの模式図である。センサ対応付けテーブルは、無線タグ2のタグIDと、温度センサ4a,4bのセンサIDとを対応付けて格納している。本実施形態2では、商品B及び商品Eに付された温度センサ4a,4bのセンサIDを「X2」及び「X3」とする。また、各温度センサ4a,4bには、メインセンサ及びサブセンサの設定が対応付けられている。
図10Bは、グルーピングテーブルの模式図である。グルーピングテーブルは、温度センサ4a,4bのセンサIDと、温度センサ4a,4bが付された商品を含む搬送ブロック内の商品に付された無線タグ2のタグIDとを対応付けて格納している。温度センサ4a,4bのセンサIDは、メインセンサ及びサブセンサの設定が対応付けられる。また、グルーピングテーブルは、G−ID、テーブルが生成された生成日時及び有効期限が格納されて管理される。
次に、上述の物品監視システムにおいて、サーバ装置10で実現される機能について説明する。図11は、実施形態2に係るサーバ装置の機能を示す機能ブロック図である。本実施形態2に係るサーバ装置10は、実施形態1で説明した機能に加え、異常検知部112、及び警告部113等の機能を備える。
異常検知部112は、センサ情報受信部108が受信した検出温度に基づいて、温度センサ4aに発生した異常を検知する。例えば、センサ情報受信部108が受信した検出温度が、今までの検出温度から異常に外れた値である場合、又はセンサ情報受信部108が一定時間以上検出温度を受信しない場合、異常検知部112は、異常を検知する。異常を検知した異常検知部112は、センサ対応付けテーブルを更新し、サブセンサに設定した温度センサ4bを、メインセンサに設定する。この場合、グループ生成部103は、グルーピングテーブルにおけるメインセンサ及びサブセンサの設定を切り替える。
また異常検知部112は、温度センサ4a,4bが検出した温度に、所定値以上の差があるか否かを判定する。所定値以上の差がある場合、異常検知部112は、温度センサ4a,4bが付された商品B,Eの一方が搬送ブロックから離れたと判定する。この場合、警告部113に報知し、警告部113は、モニタ又はスピーカ等から、管理者等に警告する。
次に、上述の物品監視システムにおいて、サーバ装置10の動作について説明する。図12は、サーバ装置10が検出温度を受信した際の動作を示すフローチャートである。なお、サーバ装置10がタグIDを受信する際の動作は、実施形態1と同様である。
CPU11は、温度センサ4a,4bのセンサID及び検出温度を受信したか否かを判定する(S30)。センサID及び検出温度を受信していない場合(S30:NO)、CPU11は、本処理を終了する。検出温度及びセンサIDを受信した場合(S30:YES)、CPU11は、温度センサ4a,4bの検出温度を更新する(S31)。例えば、CPU11は、大容量記憶装置14に記憶されている検出結果格納テーブル及び商品情報管理テーブルを更新する。
次に、CPU11は、受信したセンサIDに対応するグループがあるか否かを判定する(S32)。この場合、CPU11は、受信したセンサIDを格納したグルーピングテーブルが大容量記憶装置14に記憶されているか否かを判定する。対応するグループがない場合(S32:NO)、CPU11は、本処理を終了する。対応するグループがある場合(S32:YES)、CPU11は、受信した検出温度が、メインセンサに設定した温度センサ4aから受信したものであるか否かを判定する(S33)。
温度センサ4aから受信した場合(S33:YES)、CPU11は、温度センサ4aの検出温度が異常であるか否かを判定する(S34)。異常でない場合(S34:NO)、CPU11は、同じグループ内の商品の温度に、受信した温度を反映させる(S35)。これにより、商品A,B,C,D,Eには、同じ温度が設定される。その後CPU11は、本処理を終了する。
温度センサ4aの検出温度が異常である場合(S34:YES)、CPU11は、温度センサ4aが故障した可能性があると判定し、サブセンサに設定している温度センサ4bを、メインセンサに設定する(S36)。そして、CPU11は、本処理を終了する。なお、温度センサ4bの検出温度にも異常がある場合には、CPU11は、異常を報知するようにしてもよい。
一方S33において、メインセンサである温度センサ4aからの受信でない場合(S33:NO)、CPU11は、サブセンサである温度センサ4bから検出温度を受信したと判定する。そして、CPU11は、温度センサ4aに異常が生じ、温度センサ4aから検出温度を受信できない状態であると判定し、温度センサ4bをメインセンサに設定する(S36)。その後CPU11は、本処理を終了する。このように、一方の温度センサに異常が発生した場合であっても、予備的に温度センサを設けておくことで、商品の温度監視を続行させることが可能となる。
図13は、商品の欠落を判定する動作を示すフローチャートである。
CPU11は、温度センサ4a,4bそれぞれから検出温度を受信したか否かを判定する(S40)。受信していない場合(S40:NO)、CPU11は、本処理を終了する。受信した場合(S40:YES)、CPU11は、温度センサ4a,4bの検出温度に、所定値(例えば、10℃)以上の差があるか否かを判定する(S41)。所定値以上の差がない場合(S41:NO)、CPU11は、本処理を終了する。所定値以上の差がある場合(S41:YES)、CPU11は、商品が欠落したと判定し、その旨を管理者等に報知する(S42)。そしてCPU11は、本処理を終了する。
以上、本実施形態2では、実施形態1と同様の効果に加え、一方が故障した場合であっても、他方の温度センサにより商品の温度監視が可能となるため、商品の品質管理の続行が可能となる。また、本実施形態2では、温度センサ4a,4bが付された商品が、搬送ブロックから外れたことを検出できる。これにより、故意又は人為的なミスにより商品が搬送ブロックから取り除かれたことを検出することができる。
(実施形態3)
次に、本実施形態3に係る物品監視システムついて説明する。
図14は、本実施形態3に係る物品監視システムを模式的に示す概略図である。本実施形態3に係る物品監視システムは、例えば商品をトラックTなどにより配送する際に、商品の位置を監視して、商品の配送状況を管理するためのシステムである。本実施形態3では、商品A,B,C,D,EをトラックTで配送し、商品AをトラックTから搬出する場合について説明する。
商品A,B,C,D,Eには、それぞれ実施形態1と同様に無線タグ2が付されている。また、商品Eには、位置センサ5が付されている。位置センサ5は、自身が付されている商品Eの位置情報を定期的に取得する。位置センサ5は、例えばGPSセンサであってもよいし、交通情報を利用したセンサであってもよい。また位置センサ5は、トラックTに搬入される一の商品に付されていてもよいし、複数の商品に付されていてもよい。なお、本実施形態3に係る商品は、本、家具、電化製品など配送されるものであればよい。
本実施形態3に係る物品監視システムは、サーバ装置10、及びサーバ装置10と通信網Nを介して接続される携帯型読取装置30を備えている。携帯型読取装置30は、無線タグ2からタグIDを読み取る。携帯型読取装置30は、実施形態1の読取ゲート20と同じ機能を有しており、説明は省略する。
サーバ装置10は、位置センサ5が取得した位置情報を通信網Nを介して受信する。本実施形態3に係る通信網Nは、例えば携帯電話回線網又はインターネット回線などである。携帯型読取装置30が所定時間(例えば、10分)内に商品A,B,C,D,EからタグIDを読み取った場合、サーバ装置10は、商品A,B,C,D,Eを一のグループとして設定する。そして、サーバ装置10は、位置センサ5が取得した商品Eの位置情報を、同じグループ内の他の商品A,B,C,Dに反映させる。即ち、本実施形態3では、位置監視のための位置センサ5を、トラックTに搬入する全ての商品に設ける必要がなくなる。
また、トラックTから商品Aが搬出される際に、携帯型読取装置30により商品AのタグIDが読み取られた場合、サーバ装置10は、グループから商品AのタグID「A」を削除する。これにより、サーバ装置10は、位置情報を商品Aへ反映しなくなる。
なお、サーバ装置10及び携帯型読取装置30の構成、並びにサーバ装置10で実現される機能は、実施形態1と同様であるため説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態3では、配送する全ての商品に位置センサ5を付さなくても、配送する商品それぞれの位置を監視することで、商品の配送状況を監視することができる。この結果、商品の監視・管理に掛かるコストの高騰を抑制することができる。また、搬送ブロック内の商品A,B,C,D,Eの何れかに位置センサ5が付されていればよいため、位置センサ5を固定的に設ける必要がないため、管理が複雑になることを抑制できる
(実施形態4)
次に、実施形態4に係る物品監視システムについて説明する。実施形態1では、温度センサ3は、定期的に温度を検出し、サーバ装置10に送信している。これに対し、本実施形態4では、温度センサが検出した温度を専用の読取装置により読み取り、読取装置からサーバ装置へ送信される。換言すれば、実施形態1では、自動で検出温度がサーバ装置10に送信されるのに対し、実施形態4では、手動で送信される。以下、実施形態1との相違点について説明する。
図15は、本実施形態4に係る物品監視システムの構成を示すブロック図である。本実施形態4は、商品A,B,C,D,Eには、それぞれ無線タグ2が付されている。商品Eには、温度センサ6が付されている。温度センサ6は、温度を検出し、検出した温度を蓄積して記憶する記憶部6aを備えている。
物品監視システムは、実施形態1で説明したサーバ装置10及び読取ゲート20と、温度センサ6の記憶部6aに記憶された検出温度を読み取る読取装置40を備えている。読取装置40は、CPU41、ROM42、RAM43、通信部44及び読取部45等を備えている。CPU41は、ROM42に記憶されたプログラムを実行し、RAM43に一時的なデータを記憶する。通信部44は、通信網Nを介してサーバ装置10とデータ通信する。読取部45は、接触又は非接触により、温度センサ6に記憶されている検出温度を読み取る。読取部45が検出温度を読み取ったタイミングで、検出温度は、サーバ装置10へ送信される。
図16は、商品情報管理テーブルの模式図である。図16は、商品A,B,C,D,Eの搬出入時における商品情報管理テーブルの変移を示している。
図16の上段は、サーバ装置10が読取装置40から検出温度を受信する前の商品情報管理テーブルを示している。例えば、商品Aの場合、搬送状況欄には「搬送中」が格納されており、温度欄には、温度センサ3が付されていないため「N/A」が格納される。また、商品Eには温度センサ6が付されているが、検出温度を受信していないため、商品Eの温度欄にも「N/A」が格納される。
図16の中段は、商品A,B,C,D,Eを同じグループに設定し、読取装置40から検出温度を受信した後の商品情報管理テーブルを示している。サーバ装置10は、グルーピングテーブルに基づいて、商品情報管理テーブルを更新する。例えば、温度センサ3が付されていない商品A,B,C,Dは、商品Eと同じグループに設定されているため、商品Eの温度「8℃」が反映される。また、商品Eの温度が「5℃」に変化した場合、他の商品A,B,C,Dの温度も「5℃」に変更される。
図16の下段は、設定されたグループから商品A,Bが解除された場合の商品情報管理テーブルを示している。例えば、商品A,Bが倉庫Sから搬出される際、サーバ装置10は、商品A,BのタグIDを受信する。このとき、商品A,Bにグループが設定されている場合、サーバ装置10は、商品A,Bを設定されたグループから解除する。この結果、商品A,Bは、同じグループに設定された商品Eの温度が反映されなくなり、商品情報管理テーブルにおける商品A,Bの温度欄は、「N/A」となる。
なお、サーバ装置10が、グループを設定する動作、及び商品の検出温度を監視する動作については、実施形態1と同様であるため、説明は省略する。
以上説明したように、実施形態4では、実施形態1と同様の効果に加え、必要なときに商品の温度を更新させることができる。これにより、定期的に温度を更新する場合との対比において、記憶させる情報量を減らすことができる。また、ネットワークに障害が発生し、サーバ装置10で検出温度を監視できない場合であっても、温度センサ6に検出温度を蓄積記憶しておくことで、サーバ装置10は、障害の回復後に検出温度を取得することができる。
(実施形態5)
以下に、実施形態5について説明する。実施形態1では、商品Eに、無線タグ2と温度センサ3とを別々に商品に付しているが、本実施形態5では、商品Eに付した無線タグに、温度を検出する機能を設けている。以下、実施形態1との相違点について説明する。
図17は、温度検出機能を備えた無線タグの構成を示すブロック図である。本実施形態5に係る無線タグ7は、CPU7a、メモリ7b、アンテナ部7c、電源7d及び温度センサ7e等を備える。温度センサ7eが検出した温度は、メモリ7bに記憶される。そして、無線タグ7は、読取ゲート20によりタグIDと共に、メモリ7bに記憶してある検出温度を送信する。なお、商品A,B,C,Dには、実施形態1と同様の無線タグ2が付されている。また、無線タグ7は、商品A,B,C,D,Eの何れに付してもよい。
読取ゲート20は、商品A,B,C,D,Eが通過する際に、無線タグ2及び無線タグ7からタグIDを読み取り、また無線タグ7から検出温度を読み取る。そして、読取ゲート20は、読み取ったタグID及び検出温度を、サーバ装置10へ送信する。
サーバ装置10は、読取ゲート20からタグID及び検出温度を受信する。サーバ装置10は、タグIDと共に検出温度を受信するため、図3Bに示すセンサ対応付けテーブルを、予め記憶しておく必要がなくなる。そして、サーバ装置10は、読取ゲート20、又は図示しない他の読取装置により無線タグ2及び無線タグ7からタグIDを読み取る毎に、商品の温度を更新する。なお、サーバ装置10が、グループを設定する動作については、実施形態1と同様であるため、説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態5では、温度検出機能を備えた無線タグ7を用いることで、別途温度センサを用意する必要がなくなる。また、センサ対応付けテーブル(図3B参照)をサーバ装置10に記憶しておく必要がなくなるため、無線タグと温度センサの対応付けを予め行っておく必要がなくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施形態に限定されることはない。
以下に、上述の実施形態を含む実施形態に関し、更に付記を開示する。
(付記1)
物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、
該タグ情報取得手段が所定時間内に取得した複数のタグ情報に対応する複数の物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定する判定手段と、
物品にセンサが付されていると判定した場合、前記所定時間内に取得したタグ情報をグループ化する手段と、
前記センサが検出した環境情報を取得する手段と、
取得した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける対応付け手段と
を備える物品監視装置。
(付記2)
前記センサを識別する識別情報、及び無線タグのタグ情報を対応付けて記憶する手段
を備えており、
前記判定手段は、
記憶されている前記識別情報に対応するタグ情報を、前記タグ情報取得手段が取得した場合に、前記センサが付されていると判定するようにしてある
付記1に記載の物品監視装置。
(付記3)
前記タグ情報取得手段は、
前記センサが無線タグに備えられている場合、前記無線タグのタグ情報と共に、前記センサが検出した環境情報を取得し、
前記判定手段は、
前記タグ情報取得手段が環境情報を取得した場合に、前記センサが付されていると判定するようにしてある
付記1に記載の物品監視装置。
(付記4)
前記タグ情報取得手段が取得したタグ情報が、既にグループ化されたタグ情報である場合、以降の前記対応付け手段による対応付けを禁止する禁止手段
をさらに備える付記1から3の何れか一つに記載の物品監視装置。
(付記5)
前記禁止手段は、
グループ化された全てのタグ情報へ環境情報を対応付けるのを禁止するようにしてある
付記4に記載の物品監視装置。
(付記6)
複数の前記センサから環境情報を取得した場合、取得した環境情報が一致するか否かを判定する手段と、
取得した環境情報が一致しない場合、所定の情報を報知する手段と
をさらに備える付記1から5の何れか一つに記載の物品監視装置。
(付記7)
前記環境情報が数値データである場合、
複数の前記センサから環境情報を取得したとき、取得した環境情報を平均化する手段
をさらに備え、
前記対応付け手段は、
平均化された環境情報を対応させるようにしてある
付記1から6の何れか一つに記載の物品監視装置。
(付記8)
複数の前記センサの何れかを代表センサとして設定しており、
前記対応付け手段は、
代表センサに設定されているセンサから環境情報を取得したとき、該環境情報をグループ化されたタグ情報に対応付けるようにしてあり、
前記センサの異常を検知する検知手段と、
代表センサに設定しているセンサの異常を前記検知手段が検知した場合、代表センサの設定を他のセンサに切り替える手段と
付記1から7の何れか一つに記載の物品監視装置。
(付記9)
物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得し、
複数の無線タグからタグ情報を取得する場合、所定時間内に取得したタグ情報に対応する物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定し、
前記センサが付されていると判定した場合、所定時間内に取得したタグ情報をグループ化し、
前記センサが検出した環境情報を取得し、
取得した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける物品監視方法。
(付記10)
物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得するコンピュータを、
複数の無線タグからタグ情報を取得する場合、所定時間内に取得したタグ情報に対応する物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定する判定手段、
前記センサが付されていると判定した場合、所定時間内に取得したタグ情報をグループ化する手段、及び、
前記センサが検出した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける対応付け手段
として機能させるコンピュータプログラム。
2 無線タグ
3 温度センサ
10 サーバ装置
20 読取ゲート
A,B,C,D,E 商品
S 倉庫
G 搬出入口

Claims (8)

  1. 物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、
    該タグ情報取得手段が所定時間内に取得した複数のタグ情報に対応する複数の物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定する判定手段と、
    物品にセンサが付されていると判定した場合、前記所定時間内に取得したタグ情報をグループ化する手段と、
    前記センサが検出した環境情報を取得する手段と、
    取得した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける対応付け手段と
    を備える物品監視装置。
  2. 前記タグ情報取得手段が取得したタグ情報が、既にグループ化されたタグ情報である場合、以降の前記対応付け手段による対応付けを禁止する禁止手段
    をさらに備える請求項1に記載の物品監視装置。
  3. 前記禁止手段は、
    グループ化された全てのタグ情報へ環境情報を対応付けるのを禁止するようにしてある
    請求項2に記載の物品監視装置。
  4. 複数の前記センサから環境情報を取得した場合、取得した環境情報が一致するか否かを判定する手段と、
    取得した環境情報が一致しない場合、所定の情報を報知する手段と
    をさらに備える請求項1から3の何れか一つに記載の物品監視装置。
  5. 前記環境情報が数値データである場合、
    複数の前記センサから環境情報を取得したとき、取得した環境情報を平均化する手段
    をさらに備え、
    前記対応付け手段は、
    平均化された環境情報を対応させるようにしてある
    請求項1から4の何れか一つに記載の物品監視装置。
  6. 複数の前記センサの何れかを代表センサとして設定しており、
    前記対応付け手段は、
    代表センサに設定されているセンサから環境情報を取得したとき、該環境情報をグループ化されたタグ情報に対応付けるようにしてあり、
    前記センサの異常を検知する検知手段と、
    代表センサに設定しているセンサの異常を前記検知手段が検知した場合、代表センサの設定を他のセンサに切り替える手段と
    請求項1から5の何れか一つに記載の物品監視装置。
  7. 物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得し、
    複数の無線タグからタグ情報を取得する場合、所定時間内に取得したタグ情報に対応する物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定し、
    前記センサが付されていると判定した場合、所定時間内に取得したタグ情報をグループ化し、
    前記センサが検出した環境情報を取得し、
    取得した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける物品監視方法。
  8. 物品に付された無線タグに記憶されているタグ情報を取得するコンピュータを、
    複数の無線タグからタグ情報を取得する場合、所定時間内に取得したタグ情報に対応する物品の何れかに、前記物品に係る環境情報を検出するセンサが付されているか否かを判定する判定手段、
    前記センサが付されていると判定した場合、所定時間内に取得したタグ情報をグループ化する手段、及び、
    前記センサが検出した環境情報を、グループ化されたタグ情報に対応付ける対応付け手段
    として機能させるコンピュータプログラム。
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