JP5720102B2 - 荷物管理システム及び荷物収納装置 - Google Patents

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本発明は、荷物管理システム及び荷物収納装置に関する。
従来、物流分野における荷物の管理に無線タグ(RFID; Radio Frequency Dentification)が用いられている。
例えば、特許文献1には、物品が配送箱に箱詰めされる際に、物品に取り付けられた無線タグから管理情報を読み取り、箱詰めされた複数の物品の管理情報を一つの無線タグに書き込み、この無線タグを配送箱に取り付けることで、配送中に配送箱の無線タグを読み取るだけで配送箱の中にある物品の管理情報を知ることができるようにしたシステムが記載されている。
また、近年、複数のRFIDタグの情報を同時に読み取るマルチリード機能を備えたRFIDリーダが商品化されている。
特開2006−176249号公報
ところで、荷物には、温度、湿度、照度、衝撃等の輸送条件が厳しい荷物と、比較的緩やかな荷物がある。輸送条件が異なる荷物を同一の台車等の荷物収納装置に収納して輸送した場合、各荷物が輸送条件にあった環境下にあるか否かを配送者や配送会社の本部社員等の管理者が把握し管理することは難しい。そのため、輸送条件毎に収納を行って輸送を行うのが一般的である。特許文献1に記載のシステムにおける無線タグを用いたシステムにおいても、配送箱の中に箱詰めされた物品の管理情報を配送者が把握することはできるが、各荷物の輸送環境等を管理者が把握することはできない。
本発明の課題は、輸送条件の異なる荷物を同一の荷物収納装置に収納して輸送する場合に、荷物の数量、輸送環境を荷物の管理者が容易に管理できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
荷物を載置する載置部を収納可能な収納部を備える荷物収納装置と、前記荷物収納装置に収納された荷物を管理するホスト装置と、が通信接続される荷物管理システムであって、
前記収納部に収納される載置部は、
当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該荷物の識別情報が記録された第1の無線タグから前記荷物の識別情報を取得する第1のタグ情報取得部と、
当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該載置部における荷物の輸送環境を測定するセンサを有する第2の無線タグから前記センサの測定情報を取得する第2のタグ情報取得部と、を備え、
前記荷物収納装置は、
前記ホスト装置と通信を行うための通信部と、
前記収納部に収納された載置部から、前記第1のタグ情報取得部により取得された荷物の識別情報及び前記第2のタグ情報取得部により取得されたセンサの測定情報を取得し、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報を前記通信部により前記ホスト装置に送信する制御部と、
を備え
前記制御部は、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報をその載置部の識別情報と対応付けて前記荷物収納装置全体の荷物管理情報を生成し、前記ホスト装置に送信する
本発明によれば、輸送条件の異なる荷物を同一の荷物収納装置に収納して輸送する場合に、荷物の数量、輸送環境を荷物の管理者が容易に管理することが可能となる。
本発明の実施形態における荷物管理システムの全体構成例を示す図である。 図1のかご台車の外観構成を説明するための図である。 図2のマスタパレットの機能的構成を示すブロック図である。 図2のマスタパレット、スレーブパレットにおける荷物の載置態様の一例を示す図である。 温度及び湿度を表示したアクティブタグの一例を示す図である。 照度を表示したアクティブタグの一例を示す図である。 加速度を表示したアクティブタグの一例を示す図である。 マスタパレット、スレーブパレットにおけるアンテナ及びシールド部材の配置例を示す図である。 図1の携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。 図1のセンタサーバの機能的構成を示すブロック図である。 図3のCPUにより実行されるパレット制御処理を示すフローチャートである。 各パレットで生成される荷物管理条件情報の一例を示す図である。 各パレットで生成される荷物管理情報の一例を示す図である。 図9のパレット制御処理の変形例を示すフローチャートである。 図3のマスタパレットのCPUにより実行されるかご台車制御処理を示すフローチャートである。 図13のかご台車制御処理において生成されるかご台車荷物管理情報の一例を示す図である。 携帯端末及びセンタサーバに記憶される荷物管理条件情報の一例を示す図である。 図7及び図8のCPUにより実行されるホスト制御処理を示すフローチャートである。 図15のホスト制御処理において生成されるかご台車荷物管理情報の一例を示す図である。 シールド部材を備えるかご台車の一例を示す図である。 保温シートを備えるかご台車の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(荷物管理システム100の構成)
図1は、荷物管理システム100の全体構成を示す図である。荷物管理システム100は、荷物を配送する配送センタにおいて荷物の管理に使用されるシステムである。
図1に示すように、荷物管理システム100は、荷物収納装置としてのかご台車1と、ホスト装置としての携帯端末2及びセンタサーバ3と、を備えて構成されている。かご台車1は、無線通信により携帯端末2、センタサーバ3と通信可能である。なお、かご台車1、携帯端末2の台数は、特に限定されない。
かご台車1は、倉庫から出荷された荷物の輸送に使用される台車である。携帯端末2は、かご台車1を利用して荷物を配送するドライバ等が携帯して荷物の管理に使用する端末装置である。センタサーバ3は、配送センタ本部に設けられ、受付された荷物を管理するためのサーバである。
(かご台車1の構成)
以下、荷物管理システム100を構成する各装置について説明する。
まず、かご台車1の構成について説明する。
かご台車1は、図2に示すように、荷物を載置するための載置部としてのマスタパレット10a及びスレーブパレット10b、マスタパレット10a及びスレーブパレット10bを収納する収納部11、かご台車1を移動させるためのキャスタ12、携帯端末2やセンタサーバ3と無線通信を行うためのアンテナ108d等を備えている。スレーブパレット10bは、荷物の量に応じて収納部11に着脱することができる。
図3は、マスタパレット10aの機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、マスタパレット10aは、CPU101、RAM102、ROM103、表示部104、スイッチ105、パレット間I/F106、電源部107、無線通信部108、RFID部109、PAN部110、I/O111、音声出力部112等を備えて構成され、各部はバス113により接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、マスタパレット10aの各部を制御する。CPU101は、ROM103に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM102に展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。例えば、CPU101は、後述するパレット制御処理、かご台車制御処理を実行する。
RAM(Random Access Memory)102は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。
ROM(Read Only Memory)103は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成され、各種プログラム及び各種データを読み出し及び書き込み可能に記憶する。各種プログラムには、パレット制御処理、かご台車制御処理を実行するためのプログラムが含まれる。
表示部104は、LCD(Liquid Crystal Display)、ELD(Electro uminescent Display)等で構成され、CPU101からの表示信号に従って各種表示を行う。
スイッチ105は、かご台車1の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ、後述するパレット制御処理の開始/終了を指示するための開始/終了スイッチ等により構成される。
パレット間I/F106は、かご台車1にスレーブパレット10bが取り付けられた場合に、スレーブパレット10bと接続するためのインターフェースである。
電源部107は、リチウム電池等からなるバッテリーと、バッテリーを充電する充電制御部と、から構成され、マスタパレット10a及びパレット間I/F106を介して接続されたスレーブパレット10bの各部にバッテリーの電力を供給する。
無線通信部108は、WWAN(Wireless Wide Area Network)部108a、WLAN(Wireless Local Area Network)部108b、BT(Blue Tooth(登録商標))部108c、アンテナ108d等から構成される。
WWAN部108aは、無線通信カード等から構成され、無線通信により基地局N等を介してセンタサーバ3等の外部機器と通信する。WLAN部108bは、無線LANカード等から構成され、無線通信によりアクセスポイント等を介して無線LAN上の機器と通信する。BT部108cは、携帯端末2のBT部207cとの間で短距離無線通信を行う。BT部108cの通信距離は、10mより大きいものとする。アンテナ108dは、WWAN用アンテナ、WLAN用アンテナ、BT用アンテナ、又はこれらの兼用アンテナから構成され、電波の送受信を行う。
第1のタグ情報取得部としてのRFID(Radio Frequency IDentification)部109は、RFID I/F109a、リーダ109b、アンテナ109c等と備えて構成されている。RFIDI/F109aは、リーダ109bを接続するためのインターフェースである。リーダ109bは、アンテナ109cを介して荷物Pの個体に取り付けられた第1の無線タグとしてのパッシブタグ50とRFID通信を行い、パッシブタグ50のメモリに記憶された情報を読み出してCPU101に出力する。リーダ109bは、複数のパッシブタグ50の情報を同時に読み取るマルチリード機能を有する。
第2の情報取得部としてのPAN(Personal Area Network)部110は、アンテナ110aを有し、第2の無線タグとしてのアクティブタグ60や携帯端末2との間とで短距離無線通信を行う。PAN部110は、通信距離が10m以内程度のパーソナルエリアネットワーク通信を行う。
I/O111は、外部機器を接続するためのインターフェースである。外部機器としては、例えば、荷物Pの輸送条件を満たすように輸送環境を調整する手段としてのヒータ、エアコン、加湿器、除湿器、照明、圧力クッション等が挙げられる。
音声出力部112は、スピーカを備え、CPU101から入力される音声データをスピーカから出力する。
スレーブパレット10bは、CPU101、RAM102、ROM103、表示部104、パレット間I/F106、RFID部109、PAN部110、I/O111、音声出力部112等を備えて構成されている。各部の機能についてはマスタパレット10aにおいて説明したものと同様であるので説明を省略する。
かご台車1に収納される個々の荷物Pには、図4に示すように、各荷物Pの個体を識別するための識別IDが予め記録されたパッシブタグ50が取り付けられている。荷物Pは、所定の個数単位でダンボール等のケースCに入れた状態でマスタパレット10a又はスレーブパレット10bに載置される。各ケースCには、ケースCの識別ID、ケースC内の荷物Pの品物名、受付番号、配送日時、輸送条件、1ケース内の数量、配送先等が記録されたアクティブタグ60が取り付けられている。輸送条件とは、例えば、温度、湿度、照度、加速度等の条件である。
パッシブタグ50は、リーダ109bからの電波を整流し、それを電源として動作し、リーダ109bと無線通信を行うRFIDタグである。
リーダ109bのマルチリード機能は、荷物Pの置き方でパッシブタグ50が読み取り出来ないことがあるが、一度読み取り可能な状態に設定されたパッシブタグ50は位置を移動させない限り安定した読み取りが可能である。そこで、この特性を利用して、荷物Pは、リーダ109bによってその荷物Pのパッシブタグ50が読み取れるように載置される。
アクティブタグ60は、UHF(Ultra High Frequency)帯RFタグ等であり、電池を内蔵し、電池を電源としてマスタパレット10aやスレーブパレット10bのPAN部110との間で3m程度の近距離通信を行う。アクティブタグ60は、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、加速度センサを有しており、荷物Pの輸送環境(温度、湿度、照度、加速度)の測定が可能である。
アクティブタグ60は、図5A〜図5Cに示すように、正面に、表示部61、LED62、63、及び電源スイッチ64を備えている。図5Aに示すように、表示部64には、PAN通信の通信状況(アンテナマーク)と、電池残量と、現在日時情報と、温度センサ及び湿度センサにより検出された温度及び湿度と、が表示される。LED62は、例えば、緑色のLEDであり、点灯時に電源オン状態を示し、消灯時に電源オフ状態を示す。LED63は、例えば、赤色のLEDであり、点灯時に荷物の異常(環境情報の異常)状態を示し、消灯時に荷物の正常状態を示す。図5Bに示すように、表示部61には、温度及び湿度に替えて、照度センサにより検出された照度も表示される。図5Cに示すように、表示部61には、温度及び湿度に替えて、加速度センサ701により検出された加速度も表示される。温度及び湿度、照度、加速度の表示は、切り替えられて表示部61に表示される。
なお、ケースCに取り付けられたアクティブタグ60に記録されている情報は、荷物Pの受付時にセンタサーバ3に登録された受付情報(荷物Pの品物名、受付番号、配送日時、輸送条件、配送先、パッシブタグ50の識別ID等)に基づいて、センタサーバ3で生成された情報である。出荷時に、携帯端末2の無線通信機能やPC接続のRFIDリーダライタ(図示せず)を介してアクティブタグ60に登録される。また、アクティブタグ60は、電源がオンされ、携帯端末2からのスタートコマンドが受信されると有効となる。
マスタパレット10a及びスレーブパレット10bには、図6に示すように、上面(表面)全体に個々の荷物Pに取り付けられたパッシブタグ50とRFID通信を行うためのアンテナ109cが配置されており、載置された荷物Pのパッシブタグ50との通信性能が維持されるようになっている。アンテナ109cは、ループアンテナ等である。また、マスタパレット10a及びスレーブパレット10bの下面(裏面)には、外部(そのパレットに載置されている荷物Pのパッシブタグ50及びケースCのアクティブタグ60以外)の無線タグとの混信防止とRFIDの通信性能を確保するために電波を遮断する手段として、磁性シールド、電波吸収シート等のシールド部材114が設けられている。また、収納部11にもRFID磁性処理が施されている。このような構成により、他のパレットとの混信や読み取り漏れを防止できるので、マスタパレット10a及びスレーブパレット10bのそれぞれにおいて、そのパレットに載置された荷物Pの数量及び輸送環境を精度良く管理できるようになっている。
(携帯端末2の構成)
次に、携帯端末2の構成について説明する。
図7は、携帯端末2の機能的構成を示すブロック図である。
図7に示すように、携帯端末2は、CPU201、RAM202、ROM203、表示部204、操作部205、電源部206、無線通信部207、印刷部208、音声出力部209等を備えて構成され、各部はバス210により接続されている。
CPU201は、携帯端末2の各部を制御する。CPU201は、ROM203に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM202に展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。例えば、CPU201は、後述するホスト制御処理を実行する。
RAM202は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。
ROM203は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成され、各種プログラム及び各種データを記録媒体から読み出し及び書き込み可能に記憶する。各種プログラムには、ホスト制御処理を実行するためのプログラムが含まれる。
表示部204は、LCD、ELD等で構成され、CPU201からの表示信号に従って各種表示を行う。
操作部205は、テンキー、カーソルキー、電源ON/OFFキー、各種ファンクションボタン等を有し、キーやボタンの押下信号による操作信号をCPU201に出力する。
電源部206は、リチウム電池等からなるバッテリーと、バッテリーを充電する充電制御部と、から構成され、各部にバッテリーの電力を供給する。
無線通信部207は、WWAN部207a、WLAN部207b、BT部207c、アンテナ部207d等から構成され、かご台車1のマスタパレット10aと無線通信を行う。
印刷部208は、例えば、サーマルプリンタ(感熱式プリンタ)であり、CPU201から入力される印刷データに基づいて、用紙上に印刷を行う。
音声出力部209は、スピーカを備え、CPU201から入力される音声データをスピーカから出力する。
(センタサーバ3の構成)
次に、センタサーバ3の構成について説明する。
図8は、センタサーバ3の機能的構成を示すブロック図である。
図8に示すように、センタサーバ3は、CPU301、RAM302、記憶部303、表示部304、操作部305、電源部306、無線通信部307、有線通信部308、音声出力部309等を備えて構成され、各部はバス310により接続されている。
CPU301は、センタサーバ3の各部を制御する。CPU301は、記憶部303に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM302に展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。例えば、CPU301は、後述するホスト制御処理を実行する。
RAM302は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。
記憶部303は、HDD(Hard Disk)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成され、各種プログラム及び各種データを読み出し及び書き込み可能に記憶する。各種プログラムには、ホスト制御処理を実行するためのプログラムが含まれる。
表示部304は、LCD、ELD等で構成され、CPU301からの表示信号に従って各種表示を行う。
操作部305は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号をCPU301に出力する。
電源部306は、図示しない商用交流電源に接続され、商用交流電源から入力されたAC(交流)電源電力をDC(直流)電源電力に変換し、必要な電圧を各部にそれぞれ供給する。
無線通信部307は、WWAN部307a、WLAN部307b、BT部307c、アンテナ部307d等から構成され、かご台車1のマスタパレット10aと無線通信を行う。
有線通信部308は、LANカード等により構成され、LANにより接続されたプリンタ等の外部機器とデータ送受信を行う。また、有線通信部308は、USBインターフェース等を備え、外部機器と接続してデータ送受信を行う構成としてもよい。
音声出力部309は、スピーカを備え、CPU301から入力される音声データをスピーカから出力する。
(荷物管理システム100の動作)
次に、荷物管理システム100の動作について説明する。
〈パレット制御処理〉
まず、各パレット(マスタパレット10a、スレーブパレット10b)において実行されるパレット制御処理について説明する。図9は、パレット制御処理を示すフローチャートである。パレット制御処理は、スイッチ105の開始/終了スイッチが操作され、開始が指示された際に、CPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。パレット制御処理の実行により異常判断部としての機能が実現される。
まず、リーダ109bによりパッシブタグ50に記録されている情報の取得が行われる(ステップS1)。即ち、リーダ109bのマルチリード機能により、自パレットに載置された各荷物Pに取り付けられているパッシブタグ50に記録されている識別IDが取得され、RAM102に一時記憶される。識別IDに使用可能なビット数は予め定められているので、リーダ109bは、そのビット数の各値について問い合わせを行い、衝突や欠番があるかを確認することで、パッシブタグ50に記録されている識別IDを取得する。
次いで、PAN部110によりアクティブタグ60に記録されている情報の取得が行われる(ステップS2)。即ち、PAN部110により、自パレットに載置された各ケースCに取り付けられているアクティブタグ60に記録されている識別IDや輸送条件等の情報が読み出され、RAM102に記憶される。
次いで、ステップS1で取得されたパッシブタグ50の情報及びステップS2で取得されたアクティブタグ60の情報に基づいて、荷物管理条件情報71が生成され、RAM102に記憶される(ステップS3)。荷物管理条件情報71が生成又は更新されると、RAM102上のパッシブタグの情報及びアクティブタグの情報は削除される。
図10Aに、ステップS3において作成される荷物管理条件情報71の一例を示す。図10Aに示すように、荷物管理条件情報71は、輸送開始時にそのパレットに載置された荷物P及びケースCの識別ID、輸送条件(温度条件、湿度条件、照度条件、加速度条件)を示す情報である。
所定時間が経過すると、リーダ109bによりパッシブタグ50に記録されている情報の取得が行われる(ステップS4)。即ち、リーダ109bにより、自パレットに載置された各荷物Pに取り付けられているパッシブタグ50に記録されている識別IDが読み出され、RAM102に記憶される。
次いで、ステップS4で取得された識別IDと荷物管理条件情報71のパッシブタグ50の識別IDとが比較されることにより、荷物Pの数量が当初と一致するか否かが判断される(ステップS5)。荷物Pの数量が当初と一致していない、即ち、数量が異常であると判断されると(ステップS5;NO)、数量異常が発生したことを示すアラーム情報が生成される(ステップS6)。そして、パレット間I/F106を介してマスタパレット10aにアラーム情報が送信され(ステップS7)、処理はステップS8に移行する。なお、マスタパレット10aにおいては、無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ3にアラーム情報が送信される。アラーム情報は、例えば、数量異常が発生したことを示すメッセージ、衝突があった識別ID、欠番の識別ID等である。
荷物Pの数量が当初と一致していると判断されると(ステップS5;YES)、処理はステップS8に移行する。
ステップS8においては、PAN部110によりアクティブタグ60の情報の取得が行われる(ステップS8)。即ち、PAN部110により、自パレットに載置された各ケースCに取り付けられているアクティブタグ60に対し、内部のメモリに記録されている識別ID等の情報の送信要求が行われ、アクティブタグ60から情報が受信されると、受信された情報がRAM102に記憶される。
次いで、PAN部110によりアクティブタグ60の測定データの取得が行われる(ステップS9)。即ち、PAN部110により、自パレットに載置された各ケースCに取り付けられているアクティブタグ60に対し、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、加速度センサの測定データの送信要求が行われ、アクティブタグ60から測定データが受信されると、受信された情報がRAM102に記憶される。
次いで、各測定項目について、測定データの測定値が閾値(MAX)>測定値>閾値(MIN)であるか否かが判断される(ステップS10)。閾値(MAX)は、輸送条件の最大値、閾値(MIN)は、輸送条件の最小値である。測定データの測定値が閾値(MAX)>測定値>閾値(MIN)ではない項目が存在すると判断されると(ステップS10;NO)、その項目について輸送条件違反が発生したことを示すアラーム情報が生成され(ステップS11)、パレット間I/F106を介してマスタパレット10aにアラーム情報が送信され(ステップS12)、処理はステップS13に移行する。なお、マスタパレット10aにおいては、無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ2にアラーム情報が送信される。アラーム情報は、例えば、輸送条件違反を示すメッセージ、輸送条件違反のあった測定項目、測定結果等である。全ての測定項目について測定データの値が閾値(MAX)>測定値>閾値(MIN)であると判断されると(ステップS10;YES)、処理はステップS13に移行する。
ステップS13においては、ステップS4でパッシブタグ50から取得された情報、ステップS8でアクティブタグ60から取得された情報、ステップS5及びステップS10における判断結果に基づいて、荷物管理情報72が生成又は更新される(ステップS13)。荷物管理情報72が生成又は更新されると、RAM102上のパッシブタグ50の情報及びアクティブタグ60の情報は削除される。
図10Bに、荷物管理情報72の一例を示す。図10Bに示すように、荷物管理情報72は、現在そのパレットに載置されている荷物P及びケースCの識別ID、数量異常があるか否かを示す判定、温度、湿度、照度、加速度の測定結果及びその測定結果が輸送条件を満たしているか否かを示す判定等を示す情報である。
ステップS14においては、パレット間I/F106によりマスタパレット10aから荷物管理情報の送信要求が受信されたか否かが判断される(ステップS14)。マスタパレット10aから荷物管理情報の送信要求が受信されていないと判断されると(ステップS14;NO)、処理はステップS16に移行する。マスタパレット10aから荷物管理情報の送信要求が受信されたと判断されると(ステップS14;YES)、パレット間I/F106を介して荷物管理情報72がマスタパレット10aに送信され(ステップS15)、処理はS16に移行する。マスタパレット10aにおいては、ステップS14及びS15の処理は省略される。
次いで、スイッチ105の開始/終了スイッチが操作され、終了が指示されたか否かが判断される(ステップS16)。終了が指示されていないと判断されると(ステップS16;NO)、処理はステップS4に戻り、所定時間間隔でステップS4〜ステップS16の処理が実行される。終了が指示されたと判断されると(ステップS16;YES)、終了処理が実行される(ステップS17)。例えば、未送信データの送信、データのバックアップ等が行われ、待機状態へ移行する処理である。そして、パレット制御処理は終了する。
なお、各パレットに、温度を調整するためのヒータやエアコン、湿度を調整するための加湿器や除湿器等、照度を調整するための照明、加速度を調整するための圧力クッション等の機器がI/O111又は無線通信部108を介して接続されている場合、測定値が輸送条件の範囲内となるように、各パレットのCPU101でこれらの機器を制御することとしてもよい。この場合の制御の例としては、例えば、調整用の機器により制御可能な測定項目(例えば、エアコンがある場合は、温度。)については、図9のステップS10で判断を行わず、ステップS13の前等に図11に示すステップを実行することができる。なお、図11においては、各パレットがヒータを備えている場合を例にとり説明しているが、他の機器を備える場合においても同様の処理が実行される。以下、図11の処理について説明する。
まず、測定温度<閾値(MIN)であるか否かが判断される(ステップS111)。測定温度<閾値(MIN)であると判断されると(ステップS111;YES)、I/O111又は無線通信部108を介してヒータがONに制御され、パレット間I/F106によりマスタパレット10aにアラーム情報が送信される(ステップS112)。なお、マスタパレット10aにおいては、無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ2にアラーム情報が送信される。測定温度<閾値(MIN)ではないと判断されると(ステップS111;NO)、処理はステップS113に移行する。
ステップS113においては、ヒータがON、かつ測定温度>閾値(MIN)+5℃であるか否かが判断される(ステップS113)。ヒータがON、かつ測定温度>閾値(MIN)+5℃であると判断されると(ステップS113;YES)、I/O111又は無線通信部108を介してヒータがOFFに制御され、パレット間I/Fによりマスタパレット10aにアラーム解除情報が送信される(ステップS114)。なお、マスタパレット10aにおいては、無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ2にアラーム解除情報が送信される。ヒータがONでないか、又は測定温度>閾値(MIN)+5℃ではないと判断されると(ステップS113;NO)、処理はステップS115に移行する。
ステップS115においては、測定温度>閾値(MAX)であるか否かが判断される(ステップS115)。測定温度>閾値(MAX)であると判断されると(ステップS115;YES)、I/O111又は無線通信部108を介してヒータがOFFに制御され、パレット間I/Fによりマスタパレット10aにアラーム情報が送信される(ステップS116)。なお、マスタパレット10aにおいては、無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ2にアラーム情報が送信される。測定温度>閾値(MAX)ではないと判断されると(ステップS115;NO)、処理は図9のステップS13に移行し、以降の処理が実行される。
上述のパレット制御処理によって、各パレットにおいて、そのパレットに載置されている荷物Pの数量、輸送環境が荷物Pの輸送条件を満たしているか否かを容易に管理することができる。なお、アラーム情報は、表示部104や音声出力部112から表示又は音声出力することが好ましい。これにより、例えば配送を行っているドライバが近くにいるような場合に、直ちにアラーム情報を認識することが可能となる。
〈かご台車制御処理〉
次に、マスタパレット10aにおいて実行されるかご台車制御処理について説明する。図12は、かご台車制御処理を示すフローチャートである。かご台車制御処理は、マスタパレット10aにおいてスイッチ105の開始/終了スイッチが操作され、開始が指示された際に、CPU101とROM103に記憶されているプログラムとの協働により実行される。かご台車制御処理の実行により、制御部としての機能が実現される。
まず、かご台車1にセットされたパレットの情報が収集される(ステップS21)。具体的には、パレット間I/F106を介して接続要求が送信され、応答のあったスレーブパレット10bの個数やその識別情報、機能等が収集され、RAM102に一時記憶される。
次いで、マスタパレット10aの荷物管理情報72が取得される(ステップS22)。
次いで、収集されたパレット情報に基づいて、スレーブパレット10bが接続されているか否かが判断される(ステップS23)。スレーブパレット10bが接続されていると判断されると(ステップS23;YES)、パレット間I/F106を介してスレーブパレット10bに荷物管理情報72の送信要求が送信され、スレーブパレット10bの荷物管理情報72が取得され、RAM102に記憶される(ステップS24)。次いで、全てのスレーブパレット10bから荷物管理情報72が取得されたか否かが判断され、まだ取得されていないと判断されると(ステップS25;NO)、処理はステップS24に戻る。全てのスレーブパレット10bから荷物管理情報72が取得されたと判断されると(ステップS25;YES)、処理はステップS26に移行する。
ステップS26においては、ステップS22及びS24で取得された各パレットの荷物管理情報72に基づいて、かご台車1全体の荷物管理情報であるかご台車荷物管理情報73が生成又は更新される(ステップS26)。かご台車荷物管理情報73は、各パレットから取得された荷物管理情報72をそのパレットを識別する情報(ここでは1段、2段・・・)と対応付けてまとめることにより生成される。かご台車荷物管理情報73の生成後、RAM102上に記憶されている荷物管理情報72は削除される。図13に、かご台車荷物管理情報73の一例を示す。
次いで、パレット間I/F106を介してアラーム情報(アラーム解除情報)が受信されたか否かが判断される(ステップS27)。アラーム情報が受信されたと判断されると(ステップS27;YES)、受信されたアラーム情報が無線通信部108により(例えば、携帯端末2に対してはBT部108cにより、センタサーバ3に対してはWWAN部108aにより)携帯端末2及びセンタサーバ3に送信され(ステップS28)、処理はステップS29に移行する。アラーム情報が受信されていないと判断されると(ステップS27;NO)、処理はステップS29に移行する。
ステップS29においては、無線通信部108により、ホスト、即ち携帯端末2又はセンタサーバ3からのかご台車の荷物管理情報の送信要求が受信されたか否かが判断される(ステップS29)。携帯端末2又はセンタサーバ3からのかご台車の荷物管理情報の送信要求が受信されたと判断されると(ステップS29;YES)、無線通信部108により、要求元のホストにかご台車荷物管理情報73が送信され(ステップS30)、処理はステップS31に移行する。携帯端末2又はセンタサーバ3からのかご台車の荷物管理情報の送信要求が受信されていないと判断されると(ステップS29;NO)、処理はステップS31に移行する。
ステップS31においては、スイッチ105の開始/終了スイッチが操作されることにより、終了が指示されたか否かが判断される(ステップS31)。終了が指示されていないと判断されると(ステップS31;NO)、処理はステップS22に戻り、所定時間間隔でステップS22〜S31の処理が繰り返し実行される。終了が指示されたと判断されると(ステップS31;YES)、終了処理が実行される(ステップS32)。例えば、未送信データの送信、データのバックアップ等が行われ、待機状態へ移行する処理である。そして、かご台車制御処理は終了する。
なお、ステップS24において初回にスレーブパレット10bから荷物管理情報72の送信要求を行う場合には、併せてスレーブパレット10bから荷物管理条件情報71の送信要求を行い、各スレーブパレット10bの荷物管理条件情報71を取得しておくことが好ましい。そして、ステップS31において携帯端末2又はセンタサーバ3に初回にかご台車荷物管理情報73を送信する際に、併せてマスタパレット10a及びスレーブパレット10bの荷物管理条件情報71を送信することが好ましい。このようにすれば、携帯端末2又はセンタサーバ3において、図14に示すような、管理すべきかご台車1の荷物管理条件情報70を生成することが可能となる。
以上のかご台車制御処理によって、マスタパレット10aは、かご台車1の全パレットの荷物管理情報であるかご台車荷物管理情報73を取得することができる。
〈ホスト制御処理〉
次に、ホストとしての携帯端末2又はセンタサーバ3において実行されるホスト制御処理について説明する。図15は、ホスト制御処理を示すフローチャートである。ホスト制御処理は、携帯端末2においては、操作部205により当該処理の開始が指示された際に、CPU201とROM203に記憶されているプログラムとの協働により実行される。センタサーバ3においては、操作部305により当該処理の開始が指示された際に、CPU301と記憶部303に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、かご台車1の情報が収集される(ステップS41)。携帯端末2においては、例えば、無線通信部207のBT部207cにより接続要求が送信され、応答のあったかご台車1、即ち、そのドライバが管理すべきかご台車1の情報が収集される。センタサーバ3においては、例えば、無線通信部307のWWAN部307aにより応答要求がブロードキャストされ、応答のあったかご台車1、即ち、現在稼働中の、管理すべきかご台車1の情報が取得される。かご台車1の情報としては、例えば、かご台車1の個数やその識別情報、機能等が収集され、RAM202又はRAM302に記憶される。
次いで、携帯端末2においては無線通信部207により、センタサーバ3においては無線通信部307により、応答のあったかご台車1にかご台車荷物管理情報73の送信要求が送信され、各かご台車1からかご台車荷物管理情報73が取得され、RAM202又は302に記憶される(ステップS42)。
次いで、携帯端末2においては無線通信部207により、センタサーバ3においては無線通信部307により、かご台車1からのアラーム情報が受信されたか否かが判断される(ステップS43)。アラーム情報が受信されていないと判断されると(ステップS43;NO)、処理はステップS45に移行する。アラーム情報が受信されたと判断されると(ステップS43;YES)、異常処理が実行される(ステップS44)。異常処理とは、例えば、アラーム情報を表示部204又は304に表示させる、異常であることを示す音声メッセージやブザー音等を音声出力部209又は309から出力させる等の処理である。これにより、ドライバや本部社員等の荷物Pの管理者に、速やかに荷物Pの数量異常や輸送条件違反が発生していることを通知し、対処させることができる。異常処理後、処理はステップS45に移行する。
ステップS45においては、管理すべき全てのかご台車1からかご台車荷物管理情報73が取得されたか否かが判断され、取得されていないと判断されると(ステップS45;NO)、処理はステップS42に戻り、まだ取得されていないかご台車1について、ステップS42〜45の処理が繰り返し実行される。管理すべき全てのかご台車1からかご台車荷物管理情報73が取得されたと判断されると(ステップS45;YES)、処理はステップS46に移行する。
ステップS46においては、ステップS42において取得された各かご台車荷物管理情報73に基づいて、管理すべきかご台車1全体のかご台車荷物管理情報74が生成又は更新される。かご台車荷物管理情報74の生成後、RAM202及びRAM302上に記憶されているかご台車荷物管理情報73は削除される。図16に、かご台車荷物管理情報74の一例を示す。図16に示すように、かご台車荷物管理情報74は、管理すべき各かご台車1の識別情報とそのかご台車1のかご台車荷物管理情報73が対応付けられた情報である。
次いで、本処理を終了すべき事象が発生したか否かが判断される(ステップS47)。本処理を終了すべき事象とは、例えば、携帯端末2においては、荷物が正しく届けられた旨が操作部205から入力された場合である。センタサーバ3においては、例えば、携帯端末2から荷物が正しく届けられた旨を示す情報が携帯端末2から受信された場合である。
本処理を終了すべき事象が発生していないと判断されると(ステップS47;NO)、処理はステップS42に戻り、所定時間間隔で、ステップS42〜S46の処理が繰り返し実行される。本処理を終了すべき事象が発生したと判断されると(ステップS47;YES)、終了処理が実行される(ステップS47)。例えば、未送信データの送信、データのバックアップ等が行われ、待機状態へ移行する処理である。そして、ホスト制御処理は終了する。
上記ホスト制御処理により、携帯端末2及びセンタサーバ3において、管理すべき各かご台車1からかご台車荷物管理情報73が取得され、かご台車荷物管理情報74が生成又は更新される。従って、携帯端末2のユーザであるドライバや本部社員等の荷物の管理者は、かご台車荷物管理情報74を表示部204又は304に表示させたり、印刷部208や有線通信部308を介して接続されたプリンタから印刷したりすることができる。そして、管理すべき荷物Pの数量や輸送環境を把握することができる。
以上説明したように、荷物管理システム100のかご台車1のマスタパレット10a及びスレーブパレット10bは、そのパレットに載置された荷物Pに取り付けられたパッシブタグ50から識別IDを取得するためのRFID部109と、そのパレットに載置された荷物Pの輸送環境を測定するセンサを有するアクティブタグ60からセンサの測定データを取得するPAN部110とを備える。マスタパレット10aのCPU101は、各パレットのRFID部109により取得された荷物Pの識別ID及びPAN部110により取得されたセンサの測定データを取得し、各パレットから取得された荷物Pの識別ID及びセンサの測定データを含むかご台車荷物管理情報73を無線通信部108により携帯端末2及びセンタサーバ3に送信する。
従って、輸送条件の異なる荷物Pを同一のかご台車1に収納して輸送することが可能となる。また、輸送条件の異なる荷物Pを同一のかご台車1に収納して輸送した場合に、荷物の管理者は、各かご台車1パレット毎の荷物Pの数量、輸送環境をリアルタイムで把握することができるので、荷物Pを容易に管理することが可能となる。
また、マスタパレット10aのCPU101は、各パレットから取得された荷物の識別ID及びセンサの測定データをそのパレットの識別情報と対応付けてかご台車1全体の荷物管理情報73を生成し、ホスト装置である携帯端末2やセンタサーバ3に送信するので、無線タグが個別にホスト装置と通信する構成と比べて衝突、データ喪失、再送等を抑え、消費電力の消費を抑えることができる。また、荷物の管理者は、ホスト装置において、各かご台車1の各パレットの数量や輸送環境を容易に把握することができる。
また、マスタパレット10a及びスレーブパレット10bのCPU101は、載置された荷物Pの識別ID及び輸送条件をRAM102に記憶し、RAM102に記憶された荷物Pの識別IDとRFID部109から取得された荷物Pの識別IDとを比較することにより、荷物Pの数量に異常があるか否かを判断するとともに、RAM102に記憶された輸送条件とPAN部110から取得されたセンサの測定データを比較することにより輸送環境が輸送条件に違反するか否かを判断し、数量異常又は輸送条件違反があると判断した場合に、無線通信部108を介して携帯端末2及びセンタサーバ3に通知する。
従って、各パレットに数量異常や輸送条件が発生したか否かを判断し、発生した場合は携帯端末2及びセンタサーバ3に通知するので、荷物の管理者は、速やかに対処することができる。
また、アクティブタグ60は、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、加速度センサの何れか又はその組み合わせを有することで、輸送環境を容易に測定することが可能となる。
また、マスタパレット10a及びスレーブパレット10bのそれぞれに、載置された荷物Pの輸送環境が輸送条件を満たすように調整するためのヒータ、加湿器、除湿器、照明、圧力クッションを備え、またこれらを輸送条件に応じて制御することで、各パレットの輸送環境が輸送条件を満たすように人手によらずに自動調整することが可能となる。
また、マスタパレット10a及びスレーブパレット10b又はかご台車1に、電波を遮蔽するための磁性シールド、電波吸収シート等のシールド部材を設けることで、他のパレットとの混信や読み取り漏れを防止でき、荷物Pの数量や輸送環境を精度よく管理することができる。また、アクティブタグ60は通信距離を延ばす必要がないので、送信パワーを落とすことで、周波数効率(同じ周波数を複数のアクティブタグ60が利用できる)の向上と省電力化が可能となる。
また、各荷物Pに取り付ける無線タグをパッシブタグ50、複数の荷物P単位に取り付けることが可能な輸送環境測定用の無線タグをアクティブタグ60とすることで、使用するタグを安価に抑えることができる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る荷物管理システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、最良の態様として荷物Pの識別IDを記録した無線タグをパッシブタグ、輸送環境測定用のセンサを備えた無線タグをアクティブタグとした場合を例にとり説明したが、双方をパッシブタグにしてもよいし、双方をアクティブタグとしてもよい。また、荷物Pの識別IDを記録した無線タグをアクティブタグとし、輸送環境測定用のセンサを備えた無線タグをパッシブタグとしてもよい。また、上記実施形態においては、無線タグの実施態様に対応して、第1のタグ情報取得部をRFID部109、第2のタグ情報取得部をPAN部110とした場合について説明したが、荷物PやケースCに取り付けられる無線タグに応じて、これらは入れ替えられる場合もあるし、RFID部109又はPAN110が第1及び第2のタグ情報取得部を兼用する場合もある。
また、上記実施形態においては、マスタパレット10aが各パレットで生成された荷物管理情報72を取得してまとめてホスト装置である携帯端末2やセンタサーバ3に送信する場合を例にとり説明したが、各パレットとは別に、かご台車1がCPU等の制御ユニットを備える構成とし、その制御ユニットで図12のかご台車制御処理を行って、各パレットで生成された荷物管理情報72を取得してまとめてホスト装置である携帯端末2やセンタサーバ3に送信することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、荷物収納装置をかご台車1とした場合を例にとり説明したが、これに限定されない。例えば、キャスタを備えない収納箱のようなものであってもよい。
また、上記実施形態においては、輸送環境を測定するセンサとして温度センサ、湿度センサ、照度センサ、加速度センサを備えることとして説明したが、これらのうち何れか又はその組み合わせを備える構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、各パレットの裏面に磁性シートや電波吸収シートと備える構成として説明したが、図17Aに示すように、更に、かご台車1全体を磁性シートや電波吸収シート等のシールド部材で覆うこととしてもよい。また、かご台車1の全パレットにおける輸送条件の温度が高い場合は、図17Bに示すように、かご台車1全体を保温シートにより覆う構成としてもよい。
また、I/O111にかご扉の開閉を検出するセンサを設け、当該センサからかごの開閉が検知された場合に、図9のステップS4〜S16の処理を繰り返す間隔を狭めることとしてもよい。これにより、荷物の盗難や輸送環境の変化があった場合に、速やかにアラーム情報を送信することができ、管理の精度が向上する。また、加速度センサによりかご台車1の移動が検知された場合に、測定データの取得間隔を狭めることで、移動中にきめ細かな管理を行うことが可能となる。
その他、荷物管理システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 荷物管理システム
1 かご台車
10a マスタパレット
10b スレーブパレット
11 収納部
12 キャスタ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 表示部
105 スイッチ
106 パレット間I/F
107 電源部
108 無線通信部
108a WWAN部
108b WLAN部
108c BT部
108d アンテナ
109 RFID部
109a RFID I/F
109b リーダ
109c アンテナ
110 PAN部
110a アンテナ
111 I/O
112 音声出力部
113 バス
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 表示部
205 操作部
206 電源部
207 無線通信部
207a WWAN部
207b WLAN部
207c BT部
208 印刷部
209 音声出力部
210 バス
301 CPU
302 RAM
303 記憶部
304 表示部
305 操作部
306 電源部
307 無線通信部
307a WWAN部
307b WLAN部
307c BT部
308 有線通信部
309 音声出力部
310 バス
70 荷物管理条件情報
71 荷物管理条件情報
72 荷物管理情報
73 かご台車荷物管理情報
74 かご台車荷物管理情報

Claims (8)

  1. 荷物を載置する載置部を収納可能な収納部を備える荷物収納装置と、前記荷物収納装置に収納された荷物を管理するホスト装置と、が通信接続される荷物管理システムであって、
    前記収納部に収納される載置部は、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該荷物の識別情報が記録された第1の無線タグから前記荷物の識別情報を取得する第1のタグ情報取得部と、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該載置部における荷物の輸送環境を測定するセンサを有する第2の無線タグから前記センサの測定情報を取得する第2のタグ情報取得部と、を備え、
    前記荷物収納装置は、
    前記ホスト装置と通信を行うための通信部と、
    前記収納部に収納された載置部から、前記第1のタグ情報取得部により取得された荷物の識別情報及び前記第2のタグ情報取得部により取得されたセンサの測定情報を取得し、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報を前記通信部により前記ホスト装置に送信する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報をその載置部の識別情報と対応付けて前記荷物収納装置全体の荷物管理情報を生成し、前記ホスト装置に送信する荷物管理システム。
  2. 前記載置部は、
    当該載置部に載置された荷物の識別情報及び輸送条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された荷物の識別情報と前記第1のタグ情報取得部から取得された荷物の識別情報とを比較することにより当該載置部に載置された荷物の数量に異常があるか否かを判断するとともに、前記記憶部に記憶された輸送条件と前記第2のタグ情報取得部から取得されたセンサの測定情報を比較することにより当該載置部における輸送環境が輸送条件に違反するか否かを判断し、前記数量の異常又は輸送条件違反があると判断した場合に、前記通信部を介して前記ホスト装置に通知する異常判断部と、
    を備える請求項に記載の荷物管理システム。
  3. 前記第2の無線タグは、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、加速度センサの何れか又はその組み合わせを有する請求項1又は2に記載の荷物管理システム。
  4. 前記載置部は、当該載置部に載置された荷物の輸送環境が前記輸送条件を満たすように調整するための手段を備える請求項2又は3に記載の荷物管理システム。
  5. 前記載置部又は前記荷物収納装置は、電波を遮蔽するための電波遮蔽手段を備える請求項1〜の何れか一項に記載の荷物管理システム。
  6. 前記第1の無線タグはパッシブタグであり、前記第2の無線タグはアクティブタグである請求項1〜の何れか一項に記載の荷物管理システム。
  7. 荷物を載置する載置部を収納可能な収納部と、外部のホスト装置と通信を行うための通信部と、を備える荷物収納装置であって、
    前記収納部に収納される載置部は、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該荷物の識別情報が記録された第1の無線タグから前記荷物の識別情報を取得する第1のタグ情報取得部と、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該載置部における荷物の輸送環境を測定するセンサを有する第2の無線タグから前記センサの測定情報を取得する第2のタグ情報取得部と、を備え、
    前記荷物収納装置は、
    前記収納部に収納された載置部から、前記第1のタグ情報取得部により取得された荷物の識別情報及び前記第2のタグ情報取得部により取得されたセンサの測定情報を取得し、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報を前記通信部により前記ホスト装置に送信する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報をその載置部の識別情報と対応付けて前記荷物収納装置全体の荷物管理情報を生成し、前記ホスト装置に送信する荷物収納装置。
  8. 荷物を載置する載置部を収納可能な収納部と、外部のホスト装置と通信を行うための通信部と、を備える荷物収納装置であって、
    前記収納部に収納される載置部は、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該荷物の識別情報が記録された第1の無線タグから前記荷物の識別情報を取得する第1のタグ情報取得部と、
    当該載置部に載置された荷物に取り付けられ、当該載置部における荷物の輸送環境を測定するセンサを有する第2の無線タグから前記センサの測定情報を取得する第2のタグ情報取得部と、を備え、
    前記荷物収納装置は、
    前記収納部に収納された載置部から、前記第1のタグ情報取得部により取得された荷物の識別情報及び前記第2のタグ情報取得部により取得されたセンサの測定情報を取得し、前記載置部から取得された荷物の識別情報及びセンサの測定情報を前記通信部により前記ホスト装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記載置部は、
    当該載置部に載置された荷物の識別情報及び輸送条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された荷物の識別情報と前記第1のタグ情報取得部から取得された荷物の識別情報とを比較することにより当該載置部に載置された荷物の数量に異常があるか否かを判断するとともに、前記記憶部に記憶された輸送条件と前記第2のタグ情報取得部から取得されたセンサの測定情報を比較することにより当該載置部における輸送環境が輸送条件に違反するか否かを判断し、前記数量の異常又は輸送条件違反があると判断した場合に、前記通信部を介して前記ホスト装置に通知する異常判断部と、
    を備える荷物収納装置。
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