JP4065525B2 - 物品管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品管理装置に関し、特に、物品に付せられた無線タグを用いて物品を管理するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品の管理を軽減する方法として、物品に付けられた無線タグのIDを受信する無線ID受信装置を用いた物品管理方法がある。
このような物品管理方法の第1の従来例として、特開平10−49756号公報(テック;特許文献1)に記載されている技術がある。かかる技術では、商品ごとに専用の無線タグを作成し、前記無線タグを使って籠内の商品を取り出さずに登録作業を行い、前記商品の納品先により登録リストを切替えて前記商品を管理するようにしている。
【0003】
また、第2の従来例として、特開2001−39533号公報(ダスキン、東芝FAS;特許文献2)には、無線タグを用いた仕分け装置について開示されており、1つに纏められた複数の物品が、同一の宛先に正しく仕分けされるかをチェックする技術について開示されている。
【0004】
さらに、第3の従来例として、特開2000−113077号公報(東芝情報S;特許文献3)には、無線タグを物品識別用と、収納される区画用との双方に備えて物品を管理する技術について開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−49756号公報
【特許文献2】
特開2001−39533号公報
【特許文献3】
特開2000−113077号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記第1〜第3の従来の技術では、いずれも物品に対応するID番号を納入先や仕分け先毎に対応つけた表をあらかじめコンピュータ等で入力しておかなければならず、入力の手間や入力ミスを犯しやすいという欠点があった。
【0007】
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の物品を容易且つ確実に管理することができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の物品管理装置は、複数の物品に付せられた複数の無線タグのIDを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された複数の無線タグのIDが、同一のグループに属することを表すグループIDを、前記受信手段により受信された各々の無線タグのIDに、属性として付加するグループID付加手段と、前記複数の無線タグのIDと、前記複数の無線タグのIDに関連する前記複数の物品の情報とを対応付ける対応付け手段と、異なるIDを有する無線タグが付せられた複数の物品を一枚の画像として撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された複数の画像の中から一枚の画像をユーザに選択させるようにする画像選択手段と、前記画像選択手段により選択された画像に関連付けられた複数の無線タグのIDを、データベースから抽出する無線タグID抽出手段と、前記受信手段により新たに受信された無線タグのIDと、前記無線タグID抽出手段により抽出された複数の無線タグのIDとを比較する無線タグID比較手段と、前記無線タグID比較手段により比較された結果をユーザに通知する通知手段とを含み、前記対応付け手段は、前記撮影手段により撮影された一枚の画像と、前記複数の無線タグIDとを対応付けることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態における携帯情報処理端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1において、1は、データを入力する入力手段(入力部)であり、ここでは、ハードキーのシャッターボタン(決定ボタン)、通信ボタン、撮影−表示モード切替えボタン、属性追加−検索切替えボタン、及びグループon/offボタンなどの操作に基づいた入力信号を受け付ける。
【0010】
2は、入力手段1で入力されたデータや、データメモリ6内のデータや、操作の為のユーザーインターフェースなどを表示する表示手段(表示部)である。
【0011】
3は、入出力インターフェース(I/F)部であり、後述するプログラム処理にしたがって入力手段1からのデータ読みこみや、表示手段2へのデータ出力や、その他の信号の入出力を行うためのインターフェース(I/F)回路である。
【0012】
4は、MPU(Micro Processing Unit)であり、各種処理のための演算や、論理判断等を行い、カードスロット11及びカメラインターフェース(I/F)13からの入力を処理すると同時に指示出力を行い、バス9に接続された各構成要素を制御する。
【0013】
図1においてMPU4の入力端子の一つであるカードスロット11は、各種機能カードの挿入により機能を拡張する為の入力端子であり、本実施形態では、無線タグID受信カード10の挿入を想定している。
【0014】
同じくカメラインターフェース(I/F)端子13は、本端末に接続可能な撮像装置12からの撮像データを入力する為の入力端子である。
5は、プログラムメモリであり、フローチャートにつき後述する処理手順を含むMPU4による制御のためのプログラムを格納するメモリである。なお、プログラムメモリ5は、ROMであってもよいし、外部記憶装置などからプログラムがロードされるRAMであってもよい。
【0015】
6は、データメモリであり、各種処理で生じたデータを格納する。このデータメモリ6は、例えばRAMやROMである。
7は、ファイルデータベース(ファイルDB)であり、データメモリ6に入力された複数のファイルデータが格納されている。
【0016】
8は、IDテーブルであり、ファイルデータベース(ファイルDB)7の各データを関連付けるリンクデータが格納されている。
9は、MPU4の制御の対象となる各構成要素を指示するアドレス信号や、前記各構成要素を制御するためのコントロール信号や、前記各構成要素の相互間でやりとりされるデータなどの転送を行うためのバスである。
【0017】
10は、タグID受信カードであり、無線タグからのタグID(identification)信号を受信する為のものであり、電磁波発生器及び受信機を内蔵する。また、この受信機は撮像装置12の撮像方向とほぼ同じ方向の指向性を有していると共に、撮像装置12の撮像視野にほぼ対応した角度の受信指向性を有している。そのためには、カードスロットは同じ方向に向いていることが望ましい。
また、更には、撮像機能とタグID受信機能とが一体的にカードや管理装置本体に内蔵されていることが望ましい。
11はカードスロットであり、本端末に各種機能カードを挿入して機能を拡張する為の入力端子である。
【0018】
12は撮像装置であり、光学像を形成するレンズと、レンズによって形成された光学像を電気的な像信号に変換するCCDやCMOS等の撮像素子とを内蔵している。
13は、撮像装置12と本端末とを接続するカメラインターフェース(I/F)である。
以上のように、本実施形態では、前記携帯情報端末と、タグID受信カード10と、撮像装置12とにより物品管理装置が構成される。
【0019】
図2は、本実施形態の携帯情報処理端末におけるシステム全体の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、電源が投入されるとシステムが起動し、ステップs201において、電源がONされるまで待機する。そして、電源がONされると、ステップs202において、電源ON手段を起動し、電源を起動する。
【0020】
次に、ステップs203において、電源がOFFされたと判断された場合は、ステップs220に進み、システム終了手段を起動し、システムを終了する。
【0021】
一方、ステップs203において、電源がOFFされたと判断されない場合は、ステップs204に進み、撮影−表示モード切替えボタン(入力手段1)の操作内容に基づいて、モードが撮影であるか、それとも表示であるかを判断する。この判断の結果、モードが撮影であった場合にはステップs205に進み、通信ボタンまたはシャッターボタン(入力手段1)による入力を待つ。
【0022】
ステップs205で、前記通信ボタンが押された場合は、ステップs209に進んで受信手段を起動し、受信可能範囲にある無線タグのID(identification)を受信する。そして、続くステップs210において、受信ID表示手段を起動し、ステップs209で受信した無線タグのIDに対応する画像を、データメモリ6(データベース)より抽出して表示手段2に表示し、ステップs203に戻る。
【0023】
前記ステップs205で、前記シャッターボタンが押された場合は、ステップs206に進み、撮影手段を起動し、撮像装置12により撮影を実行する。
【0024】
そして、続くステップs207で前記受信手段を自動的に起動し、受信可能範囲にある無線タグのIDを受信する。
次に、ステップs208においてID登録手段を起動し、受信した無線タグのIDをデータメモリ(データベース)6に登録し、ステップs203に戻る。
【0025】
前記ステップs204における判断の結果、モードが表示であった場合には、ステップs211に進み、選択画面表示手段を起動し、選択画面を表示手段2に表示する。
次に、ステップs212において、ユーザによる入力手段1の操作入力を待つ。
このステップs212において、カーソルキーの操作に基づく入力であった場合には、その他の入力があるまで待機する。
【0026】
そして、前記ステップs212において、撮影−表示モード切替えボタンの操作に基づく入力であった場合には、ステップs203に戻り、ステップs203以降の対応する処理を実行する。
【0027】
また、前記ステップs212において、属性登録ボタンが押された場合は、ステップs213に進み、属性登録手段を起動して前記選択画面にて選択された画像のIDに属性を追加登録して、ステップs203に戻る。
【0028】
また、前記ステップs212において、通信ボタンが押された場合は、ステップs214に進み、前記受信手段を起動し、受信可能範囲にある無線タグのIDを受信する。
【0029】
そして、続くステップs215で照合手段を起動し、前記選択画面にて選択された画像に対応するIDと、ステップs214で受信した無線タグのIDとを照合する。
【0030】
次に、ステップs216において、通知手段を起動し、ステップs215における照合結果をユーザに通知して、ステップs203に戻る。
【0031】
また、前記ステップs212において、グループon/offボタンが押された場合は、ステップs217に進み、グループ化手段を起動し、前記選択画面にて選択された結果に応じてグループ化処理、またはグループ解除処理を実行し、ステップs203に戻る。
【0032】
また、前記ステップs212において、決定ボタンが押された場合は、ステップs218に進み、前記選択画面において現在選択中の画像を全画面表示し、ステップs203に戻る。
【0033】
図3は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記受信手段を起動させたときの第1の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、前記受信手段が起動されると、ステップs301において、前記無線タグのIDが取得できたか否かを判断し、前記無線タグのIDが取得できた場合には、ステップs302に進む。
【0034】
そして、ステップs302において、テンポラリリスト生成手段を起動し、前記取得した無線タグのIDよりテンポラリの受信IDリストを生成して終了する。
【0035】
一方、前記ステップs301において、前記無線タグのIDを取得できない場合には、以降の処理を行わずエラーを返して終了する。
【0036】
図4は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記ID登録手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。 同図に示すように、前記ID登録手段が起動されると、ステップs401において、前記ステップs302において作成されたテンポラリの受信IDリストを参照し、前記テンポラリの受信IDリストのデータが複数存在する場合は、ステップs402に進み、データメモリ(データベース)6にあるグループIDの末尾を1つ足し、グループIDに「グループIDの末尾+1」をセットする。
【0037】
一方、前記ステップs401において、前記テンポラリの受信IDリストのデータが1つ以下の場合は、ステップs403に進み、グループIDに「null」をセットする。
【0038】
次に、ステップs404において、処理対象を受信IDリストの先頭にセットする。
次にステップs405において、受信IDリストの処理が終了であるか否かを判断し、終了で無い場合には、ステップs406に進み、前記処理対象の物品に付された無線タグのID(受信したID)と、撮影された画像データを参照するためのサムネイルIDと、グループIDとをセットにしてデータメモリ(データベース)6のIDテーブル8に追加する。
【0039】
そして、続くステップs407において、受信IDリストの処理対象を1つ進め、ステップs405に戻り、受信IDリストの処理対象が全て終了するまでステップs405からステップs407までの処理を繰り返す。
そして、ステップs405において、受信IDリストの処理が全て終了と判断された場合には、処理を終了する。
【0040】
図5は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記属性登録手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。 同図に示すように、前記属性登録手段が起動されると、まずステップs501において、登録画面を表示手段2に表示する。
次に、ステップs502において、入力エリアの先頭にカーソルをセットする。
【0041】
次に、ステップs503において、カーソルキーが選択された場合には、ステップs504に進み、前記入力エリアを移動する。
一方、前記ステップs503において、ペンが選択された場合には、ステップs505に進み、ペン入力手段を起動してペン入力を行う。
【0042】
次に、ステップs506で、登録ボタンが押されるまでステップs503からステップs506を繰り返し、ステップs506で登録ボタンが押されると、ステップs507に進み、入力されたデータをデータメモリ(データベース)6のIDテーブル8に登録して、処理を終了する。
【0043】
図6は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記受信ID表示手段を起動させたときの処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、前記受信ID表示手段が起動されると、まずステップs601において、受信IDリストが存在するか否かを判断し、受信IDリストが存在する場合には、ステップs602に進み、受信IDリストと一致するデータをIDテーブル8から取得する。
【0044】
次に、ステップs603において、ステップs602で取得されたIDテーブル8のデータを表示手段2に表示し処理を終了する。 一方、ステップs601において、受信IDリストが存在しない場合には、ステップs604に進み、「受信範囲にIDは存在しません」等のメッセージを表示手段2に表示し処理を終了する。
【0045】
図7は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記所定の照合手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、前記照合手段が起動されると、ステップs701において、前記選択画面により選択された画像サムネイルに対応づけられたデータをIDテーブル8より取得して選択リストを生成し、カウンタを0にセットする。
【0046】
次にステップs702において、前記選択リストに対する処理が終了していない場合には、ステップs703に進み、さらに受信IDリストに対する処理が終了していない場合には、ステップs704に進み、前記選択リストと受信IDリストとを比較チェックする。
【0047】
このステップs704において、前記選択リストと受信IDリストとが一致する場合には、ステップs706に進み、前記カウンタを1つ進める。
次に、ステップs707において、処理対象の選択リストを1つ進め、ステップs702に戻る。
【0048】
一方、前記ステップs704において、処理対象の選択リストと受信IDリストとが一致しない場合には、ステップs705に進み、受信IDリストを1つ進める。
【0049】
そして、前記ステップs703において、受信IDリストに対する処理が終了した場合には、ステップs708に進み、処理対象の選択リストを検出失敗バッファに書き込み、ステップs707に進む。
【0050】
前記ステップs702において、選択リストに対する処理が終了している場合には、ステップs709に進み、選択リストのID数と受信リストのID数とカウンタの数とを比較し、これらが一致する場合は「True」を返して処理を終了する。
一方、前記ステップs709において、選択リストのID数と受信リストのID数とカウンタの数とが一致しない場合は「False」を返して処理を終了する。
【0051】
図8は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記通知手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、前記通知手段が起動されると、ステップs801において、前記ステップs709における比較の結果がTrue(前記ステップs709でYes)である場合には、ステップs803に進み、検出成功手段を起動し、「指定のIDは全て正しく検出されました。」等のメッセージを表示手段2に表示するなどして対応する処理を実行する。
【0052】
前記ステップs801において、前記ステップs709における比較の結果がFalse(前記ステップs709でNo)である場合には、ステップs802に進み、さらに検出失敗バッファの値が「null」でない場合には、ステップs804に進み、前記検出失敗バッファに格納されたIDを、検出失敗IDとして取得する。
【0053】
そして、ステップs805において、第1のエラー処理を起動し、「以下のIDは検出できませんでした。”検出失敗ID”。」等の警告メッセージを表示手段2に表示するなどして対応する処理を実行する。
【0054】
また、前記ステップs801において、前記ステップs709における比較の結果がFalse(前記ステップs709でNo)であり、かつステップs802において検出失敗バッファの値が「null」であると判断した場合には、ステップs806に進み、第2のエラー処理を起動し、「未指定の無線タグを受信しました。」等の警告メッセージを表示手段2に表示するなどして対応する処理を実行する。
【0055】
図9は、本実施形態における携帯情報処理端末の概観の第1の例を示す図である。
同図に示すように、携帯情報処理端末901は、タグID受信カード10と、撮像装置12と接続可能であり、ファインダ兼表示部(前記表示手段2)910と、ハードボタン(入力手段1)としてシャッターボタン911、カーソルキー912、決定ボタン913、表示−撮影モード切替えボタン914、及び通信ボタン915とを備えるものとする。
【0056】
物品902a〜902eには、それぞれ異なるIDを有する無線タグ903a〜903eが付加されている。なお、本実施形態では、任意の物品に対して、ユニークなIDを持つ微小な無線タグを付加することが可能である。
【0057】
図10は、本実施形態における携帯情報処理端末のデータベース構造の一例を示す図である。
同図に示すように、本実施形態の携帯情報処理端末のデータメモリ(データベース)6には、種々のIDリスト1001が格納されている。
具体的に説明すると、無線タグIDリスト、グループIDリスト、画像サムネイルIDリスト、属性リンクIDリストとがそれぞれ格納されており、IDテーブル8によりこれらが関連付けられている。
【0058】
図11は、本実施形態の携帯情報端末で撮影及びID登録を行う際の概念を説明するイメージ図である。
同図(a)に示すように、表示−撮影モード切替えボタン914により撮影モードに設定されているときにシャッターボタン911が押されると、撮像装置12により物品902の撮影が行われる。
【0059】
そして、物品902が撮影された後に、同図(b)に示すように、前記受信手段が自動的に起動し、受信した無線タグのIDと、撮影された画像のサムネイルデータとをファインダ兼表示部910に表示し、データメモリ(データベース)6に格納する。
【0060】
図12は、本実施形態の携帯情報端末で撮影及び登録を伴わない受信IDリストを表示する際の概念を説明するイメージ図である。
【0061】
同図(a)に示すように、表示−撮影モード切替えボタン914により撮影モードに設定されているときに、ファインダ兼表示部910に被写体1200を表示した状態で通信ボタン915が押されると、同図(b)に示すように、被写体1200の近傍にある(ファインダ兼表示部910に表示される範囲内で)受信可能な無線タグ903a〜903cのIDが受信される。
【0062】
そして、同図(b)に示すように、受信に成功した無線タグ903a〜903cのIDのデータを、データファイル(データベース)6より取得してファインダ兼表示部910に表示する。
【0063】
図13は、本実施形態の携帯情報端末で表示する前記選択画面の第1の表示例と、その後の操作例とを示した図である。
同図(a)に示すように、表示−撮影モード切替えボタン914により表示モードに設定されているときに選択画面1301をファインダ兼表示部910に表示する。
【0064】
その後、同図(b)に示すように、任意のサムネイル画像1302aが選択された状態で決定ボタン913が押されると、同図(c)に示すように、属性登録画面1303に切り替わり、ユーザは、この属性登録画面1303を用いて属性の入力を行う。
【0065】
このようにして属性を入力した後、属性登録画面1303にある登録ボタン1304を押すことにより入力された属性が確定する。属性登録画面1303の詳細については図15を用いて後述する。
【0066】
図14は、本実施形態の携帯情報端末で表示する前記選択画面の第2の表示例と、その後の操作例とを示した図である。
同図(a)に示すように、表示−撮影モード切替えボタン914により表示モードに設定されているときに選択画面1301をファインダ兼表示部910に表示する。
【0067】
その後、同図(b)に示すように、任意のサムネイル画像1302bが選択された状態で通信ボタン915が押されると、受信可能範囲内における無線タグ903のIDの受信を開始し、選択画面1301で選択されたサムネイル画像1302bに含まれるIDと、前記受信手段により検出されたIDとを比較し、その結果を通知する。
【0068】
本実施形態では、同図(c)に示す通知画面1401に示すようにして通知を行う。具体的に説明すると、正しく検出されたIDのリストと、検出比較ステータスを表すメッセージとを含む通知画面1401をファインダ兼表示部910に表示する。
【0069】
同図(c)に示した例では、選択画面1301で選択されたサムネイル画像1302bに含まれるIDと、前記受信手段により検出されたIDとが一致した場合であり、全て正しく検出されたことを示すメッセージとなっているが、これらが一致せず、検出結果に不足があった場合や、検出結果に過剰なIDが含まれている場合には、それぞれ対応したエラーメッセージを表示するものとする。
【0070】
なお、本実施形態では、通知方法として、データ及びメッセージを表示するようにしたが、ランプを点灯または点滅させたりする等して光により通知を行ったり、ビープ音(電子音)を発音させたりする等して音により通知を行ったりするようにしてもよい。
【0071】
図15は、本実施形態の携帯情報処理端末で表示する属性登録画面1303の例を示す図である。
同図に示すように、携帯情報処理端末901で表示する属性登録画面1303は、データメモリ(データベース)6から指定のIDテーブル8のデータを表示する登録画面1303aと、登録画面1303a上でカーソルキー912によってセル単位で移動する入力エリア1303bと、入力エリア1303bに文字列を入力するペン入力エリア1303cと、ペン入力エリア1303cにより入力された文字列のデータをデータメモリ(データベース)6への登録を確定する登録ボタン1304などとからなる。
【0072】
登録画面1303aとペン入力エリア1303cとは、固定の領域が与えられており、登録画面1303aに表示されるデータが一定数を超えた場合には同画面の右端にスクロールバー1501を表示する。
1503は、ペン入力に用いられるスタイラスの例である。
【0073】
図16は、本実施形態の携帯情報処理端末における前記受信手段を起動させたときの第2の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、前記受信手段が起動されると、ステップs1601において、ID取得開始ボタンが押されるまで待機し、前記ID取得開始ボタンが押されるとステップs1602に進み、無線タグ903のIDの取得を行う。
【0074】
次に、ステップs1603において、前記ID取得終了ボタンが押されるまで待機し、前記ID取得終了ボタンが押されると、ステップs1604に進み、所定のテンポラリリスト生成手段を起動し、取得した無線タグ903のIDより、テンポラリの受信IDリストを生成して終了する。
【0075】
図17は、本実施形態における携帯情報処理端末の概観の第2の例を示す図である。なお、同図において、図1及び図9に示した携帯情報処理端末と同一の部分については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0076】
同図に示すように、携帯情報処理端末1701は、タグID受信カード10と、撮像装置12と接続可能であり、ファインダ兼表示部910と、ハードボタンとしてシャッターボタン911、カーソルキー912、決定ボタン913、表示−撮影モード切替えボタン914、及びID取得開始−終了ボタン1710とを備えるものとする。ここで、ID取得開示−終了ボタン170が、前記図16を用いて説明したID取得開示ボタンとID取得終了ボタンに相当する。
【0077】
(第1の具体例)
以下に、本実施形態の携帯情報端末の動作の第1の具体例を上記のフローチャートを用いながら流れを追って説明する。
図9のようなハードウェア構成と、図1のようなシステム構成とを持つ携帯情報端末において、例えば、図11(a)に示すように、タグID受信カード10と撮像装置12とを、携帯情報端末に装着した状態であるとする。
【0078】
本例では、本体において、電源が投入されてシステムが起動し、図2のステップs202で説明した電源投入後のシステムの初期化処理を行い、ステップs204において、モードが撮影であると判断されたとする。
【0079】
そして、図11(a)に示したように、シャッターボタン911が押されると、図2のステップs206に進み、ファインダ兼表示部910に表示された被写体の画像の撮影が行われる。
【0080】
続いて、図2のステップs207において、前記受信手段が自動的に起動し、無線タグ903のIDの受信を行う。このとき、図11(b)に示したように、撮影された被写体の近傍、すなわち本装置(携帯情報処理端末901)が撮影時に存在した位置より受信可能な範囲内において受信可能な無線タグ903のIDが取得されることになる。
【0081】
このようにして無線タグ903のIDを受信すると、図3のステップs302において、受信IDリストを生成し、図2のステップs208において、前記ID登録手段を起動し図4に示した処理を行う。
【0082】
具体的には、図4のステップs401において、受信した無線タグ903のIDが複数であった場合には、新規グループのIDをデータメモリ(データベース)6より取得し、ステップs406において、受信した無線タグ903のIDと、グループIDと、撮影された画像のサムネイルIDとをセットにしてIDテーブル8に追加する。
【0083】
(第2の具体例)
次に、本実施形態の携帯情報端末の動作の第2の具体例を上記のフローチャートを用いながら流れを追って説明する。
本例においても第1の具体例と同様に、本体において、電源が投入されてシステムが起動し、図2のステップs202で説明した電源投入後のシステムの初期化処理を行い、ステップs204において、モードが撮影であると判断されたとする。
【0084】
そして、図12(a)に示したように、通信ボタン915が押されると、図2のステップs209において、前記受信手段が自動的に起動し、ファインダ兼表示部910に表示された被写体に対して、無線タグ903のIDの受信を行う。
【0085】
このとき、撮影された被写体の近傍、この場合は、バッグ1200等の中に無線タグ903を備えた物品902が入っており、視覚的には物品902そのものを認識することは不可であるが、タグIDカード10を装着した携帯情報処理端末901をバック1200にかざすことにより、無線タグ903を受信することが可能な範囲内に携帯情報処理端末901をおき、受信可能な無線タグ903のIDを取得する。
【0086】
その結果、図2のステップs210において、前記受信ID表示手段を起動し、図6のステップs602において、受信IDリストと一致するIDテーブル8のデータをデータメモリ(データベース)6より取得する。
【0087】
次に、ステップs603において、図12(b)に示したように、受信された無線タグ903のIDのデータメモリ(データベース)6内の対応するデータ、すなわち上記取得したIDテーブル8のデータを表示する。
【0088】
(第3の具体例)
次に、本実施形態の携帯情報端末の動作の第3の具体例を上記のフローチャートを用いながら流れを追って説明する。
本例においては、本体において、電源が投入されてシステムが起動し、図2のステップs202で説明した電源投入後のシステムの初期化処理を行い、ステップs204において、モードが表示であると判断されたとする。
【0089】
そして、図2のステップs211において、図13(a)に示したような選択画面1301を表示する。
この選択画面1301において、カーソルキー912を用いてサムネイル画像の選択を行い、図13(b)に示したようにして決定ボタン913が押されると、図2のステップs213において、前記属性登録手段を起動し、図5のステップs501において、図15(a)にあるような属性登録画面1303を表示する。
【0090】
これは、選択されたサムネイル画像に関連付けられているデータを、IDテーブル8より取得したものであり、ここで入力されたデータは、そのままIDテーブル8に書き込まれ、データメモリ(データベース)6に格納される。
【0091】
この属性登録画面1303が表示されると、まず図5のステップs502において、入力エリア1303bが属性登録画面1303の先頭にセットされ、これはカーソルキー912により移動可能である。
【0092】
そして、スタイラス1503を用いて、図15に示したペン入力エリア1303cに対してペン入力を開始すると、図5のステップs505において、前記ペン入力手段を起動し、ペン入力の内容を認識する。
【0093】
次に、属性登録画面1303上にある登録ボタン1304が押されると、図5のステップs506で属性が登録されたか否かを判別し、登録された場合には、これまでにペン入力エリア1303cに入力された文字列が、テキストデータとして、入力エリア1303bに格納される。
【0094】
(第4の具体例)
次に、本実施形態の携帯情報端末の動作の第4の具体例を上記のフローチャートを用いながら流れを追って説明する。
本例においても前記第3の具体例と同様に、本体において、電源が投入されてシステムが起動し、図2のステップs202で説明した電源投入後のシステムの初期化処理を行い、ステップs204において、モードが表示であると判断されたとする。
【0095】
そして、図2のステップs211において、図14(a)に示したような選択画面1301を表示する。
この選択画面1301において、カーソルキー912を用いてサムネイル画像の選択を行い、図2のステップs212において、図14(b)に示したようにして、通信ボタン915が押されると、図2のステップs214において、前記受信手段を起動し、ステップs302において、受信したIDのリスト(受信IDリスト)を生成する。
【0096】
続いて、ステップs215において、前記照合手段を起動し、図7のステップs701において、選択された画像サムネイルに対応づけられたデータをIDテーブル8より取得して選択リストを生成し、カウンタを0にセットする。
【0097】
そして、図7のステップs702以下の処理により、前記選択リストと受信IDリストとをひとつひとつ比較し、一致する場合には、ステップs706において前記カウンタを1つ進め、前記選択リストのIDに一致する受信IDリストのIDが無かった場合には、ステップs708において、該当する選択リストのIDを検出失敗バッファに格納する。
【0098】
このようにして全ての比較が終わったら、ステップs709において、選択リストのID数と、受信リストのID数と、カウンタの数とをチェックし、全て同数であった場合には「True」を返して終了する。
【0099】
図14(c)に示した例では、全て正しく比較され、「True」が返ってきた場合を示しており、検出された無線タグのIDに対応するデータメモリ(データベース)6内のIDテーブル8のデータと、正しく検出された旨を示すメッセージとを表示する。
【0100】
(第5の具体例)
次に、本実施形態の携帯情報端末の動作の第5の具体例を上記のフローチャートを用いながら流れを追って説明する。
本例では、例えば、図17(a)に示したように、タグID受信カード10と撮像装置12とを、携帯情報処理端末1701に装着した状態であるとする。
また、本例では、本体において、電源が投入されてシステムが起動し、図2のステップs202で説明した電源投入後のシステムの初期化処理を行い、ステップs204において、モードが撮影であると判断されたとする。
【0101】
そして、図17(a)に示したようにしてシャッターボタン911が押されると、ファインダ兼表示部910に表示された被写体の画像の撮影を行う。続いて図2のステップs207において、前記受信手段が自動的に起動し、図16のステップs1601で前記ID取得開始ボタンが押されてから(ID取得開始−終了ボタン1710によりID取得の開始が指示されてから)、ステップs1603で前記ID取得終了ボタンが押されるまで(ID取得開始−終了ボタン1710によりID取得の終了が指示されるまで)の間、図16のステップs1602において、無線タグ903のIDの取得を行う。
【0102】
このとき、無線タグ903のIDの取得の方法としては、前記ID取得開始ボタンが押されてから前記ID取得終了ボタンが押されるまでの間に受信された無線タグ903のIDを取得するようにすることが一例としてあげられる。
【0103】
また、前記ID取得開始ボタンが押されてから前記ID取得終了ボタンが押されるまでの間に、物品902のひとつひとつに対して携帯情報処理端末1701を接近させることにより受信した無線タグ903のIDを取得するようにしてもよい。
【0104】
このようにして、無線タグ903のIDを受信すると、図3のステップs302において、受信IDリストを生成し、前記ID登録手段を起動し、図4に示した処理を行う。
【0105】
具体的には、受信した無線タグ903のIDが複数であった場合には、新規グループのIDをデータメモリ(データベース)6より取得し、ステップs406において、受信した無線タグ903のIDと、グループIDと、撮影された画像のサムネイルIDとをセットにしてIDテーブル8に追加する。
【0106】
以上のように本実施の形態では、異なるIDが付せられた複数の物品を1枚の画像として撮像装置12により撮影するとともに、前記複数の物品に付せられた無線タグのIDを、タグID受信カード10を用いて受信し、前記受信した複数の無線タグのIDが同一のグループに属することを表すグループIDを、前記受信した各々の無線タグのIDに属性として付加し、前記付加したグループIDと、前記撮影した1枚の画像とを対応付けてデータメモリ(データベース)6に格納するようにしたので、前記複数の物品に対応するIDを予めデータベースに入力することなく、前記複数の物品に対応するIDを登録することができ、なお且つ前記複数の物品を非常に簡便にグルーピングすることができる。これにより、不特定多数の物品を容易に且つ確実に管理することができるようになる。
【0107】
また、撮影装置12により撮影された画像をサムネイル画像として複数表示し、前記表示した複数のサムネイル画像の中の一枚をユーザに選択させるようにし、前記ユーザにより選択されたサムネイル画像に関連付けられた全ての無線タグのIDを、データメモリ(データベース)6から抽出し、前記抽出した全ての無線タグのIDと、タグID受信カード10により新たに受信された無線タグのIDとを比較(照合)し、この比較(照合)した結果をユーザに通知するようにしたので、タグID受信カード10により新たに受信された無線タグのIDに対応する物品が、データメモリ(データベース)6に登録されている物品であるかどうかを確認することが可能になる。
【0108】
これにより、例えば、個人の持ち物と組合せとをデータメモリ(データベース)6に登録し、部屋の中や鞄に対して必要なものが揃っているかどうかを前記のようにしてチェックし、チェックした結果に応じて、必要なものが揃っているかどうかを光、音、メッセージ等によって通知する等の使用形態を採ることが可能になり、忘れ物防止に応用することができる。
【0109】
また、同様にして、無線タグのIDが付された物品が任意の場所(部屋の中や、鞄の中など)に存在するかどうかのチェックを、移動しながら行う等の使用形態を採ることが可能になり、紛失物探索にも応用することができる。
【0110】
また、工場などの部品管理において、完成品を構成する各部品に無線タグを付しておき、各部品に付した無線タグのIDを完成品の写真に対応付けてデータメモリ(データベース)6に登録して前記各部品管理する等の使用形態を採ることが可能になり、必要な組み立て部品または箱詰め部品が正しく揃っているかの検品管理にも応用することができる。このように、本発明は携帯端末に限定されない。また、無線タグとしてはバッテリ内蔵タイプにもバッテリを内蔵しないタイプにも本発明を適用できる。
【0111】
さらに、本実施形態では、一旦登録した属性を後から追加したり削除したりするなどして物品を管理することができるようにしたので、管理対象となる物品の追加、変更、及び削除を容易に行うことができる。
【0112】
(本発明の他の実施形態)
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0113】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0114】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0115】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0155】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の物品を非常に簡便にグルーピングすることができる。これにより、多数の物品を容易に且つ確実に管理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末におけるシステム全体の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における受信手段を起動させたときの第1の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末におけるID登録手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における属性登録手段を起動させたときの流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における受信ID表示手段を起動させたときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における照合手段を起動させたときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における通知手段を起動させたの流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末の概観の第1の例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末のデータベース構造の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態を示し、携帯情報端末で撮影及びID登録を行う際の概念を説明するイメージ図である。
【図12】本発明の実施形態を示し、携帯情報端末で撮影及び登録を伴わない受信IDリストを表示する際の概念を説明するイメージ図である。
【図13】本発明の実施形態を示し、携帯情報端末で表示する選択画面の第1の表示例と、その後の操作例とを示した図である。
【図14】本発明の実施形態を示し、携帯情報端末で表示する選択画面の第2の表示例と、その後の操作例とを示した図である。
【図15】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末で表示する属性登録画面の例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末における受信手段を起動させたときの第2の流れを示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態を示し、携帯情報処理端末の概観の第2の例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部
2 表示部
3 入出力インターフェース
4 MPU
5 プログラムメモリ
6 データメモリ
7 ファイルデータベース
8 IDリストテーブル
9 バス
10 タグID受信カード
11 カードスロット
12 撮像装置
13 カメラインターフェース
Claims (2)
- 複数の物品に付せられた複数の無線タグのIDを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された複数の無線タグのIDが、同一のグループに属することを表すグループIDを、前記受信手段により受信された各々の無線タグのIDに、属性として付加するグループID付加手段と、
前記複数の無線タグのIDと、前記複数の無線タグのIDに関連する前記複数の物品の情報とを対応付ける対応付け手段と、
異なるIDを有する無線タグが付せられた複数の物品を一枚の画像として撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された複数の画像の中から一枚の画像をユーザに選択させるようにする画像選択手段と、
前記画像選択手段により選択された画像に関連付けられた複数の無線タグのIDを、データベースから抽出する無線タグID抽出手段と、
前記受信手段により新たに受信された無線タグのIDと、前記無線タグID抽出手段により抽出された複数の無線タグのIDとを比較する無線タグID比較手段と、
前記無線タグID比較手段により比較された結果をユーザに通知する通知手段とを含み、
前記対応付け手段は、前記撮影手段により撮影された一枚の画像と、前記複数の無線タグIDとを対応付けることを特徴とする物品管理装置。 - 前記通知手段は、前記無線タグID比較手段により比較された結果を、文字、または画像表示、または光の点灯、または光の点滅、または音声、または電子音により通知することを特徴とする請求項1に記載の物品管理装置。
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