JP6753287B2 - 異常検知システム、異常検知装置、異常検知プログラムおよび異常検知方法 - Google Patents

異常検知システム、異常検知装置、異常検知プログラムおよび異常検知方法 Download PDF

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Description

本発明は、異常検知システム、異常検知装置、異常検知プログラムおよび異常検知方法に関する。
警備等を目的に、施設内を所定のルートに沿って巡回する業務が存在する。屋内の施設ではGPS(Global Positioning System)が使えないとともに、巡回を行う作業員の位置や健康状態等の把握のために、施設内に配置された複数のビーコン発信機(ロケーションタグ)を用いた管理が行われる場合がある。作業員が携帯するビーコン受信機(ロケーションバッジ)によりビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれる識別子により自機の位置を把握するとともに、センタに位置情報やその他の作業員の情報等を送信することで、種々の管理が行われる。
ビーコン発信機はバッテリで駆動するものが多く、またバッテリ残量が少なくなるとインジケータを点灯する仕組みを有するものもある。また、発信機が発信する信号にバッテリ残量の情報を付加するものもある(特許文献1、2等を参照)。
特開2013−038539号公報 特開2012−039566号公報
上述したような、バッテリ残量が少なくなった際にインジケータで知らせる形態では、各発信機のインジケータを、担当者が随時チェックしなければならず、本来の巡回の業務とは別の作業が発生し、煩雑である。
また、発信機の発信する信号にバッテリ残量の情報を付加する形態では、各発信機がバッテリの電圧をチェックする手段と、その電圧情報からバッテリ残量を算出して送信する手段とが必要となり、発信機の複雑化を招いてしまう。また、これらの処理のために電力を消費してしまい、バッテリ残量をより減少させてしまうという問題もある。
そこで、一側面では、異常が発生している発信機を効率的に検知することを目的とする。
一つの形態では、複数の発信機が設置された領域を移動する受信機と、前記受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する管理装置と、を有する異常検知システムであって、前記受信機は、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を前記管理装置に送信し、前記管理装置は、受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する。
異常が発生している発信機を効率的に検知することができる。
一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 発信機の構成例を示す図である。 受信機の構成例を示す図である。 ゲートウェイの構成例を示す図である。 管理サーバの機能構成例を示す図である。 巡回の例を示す図(その1)である。 受信機および管理サーバにおける受信データの例を示す図(その1)である。 巡回の例を示す図(その2)である。 受信機および管理サーバにおける受信データの例を示す図(その2)である。 管理サーバの処理例を示すフローチャート(その1)である。 管理サーバの処理例を示すフローチャート(その2)である。 管理サーバの処理例を示すフローチャート(その3)である。 管理サーバの処理例を示すフローチャート(その4)である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。図1において、所定の領域内には複数の発信機(ロケーションタグ)1A、1B、1C、・・が設置されており、それぞれの発信機1(1A、1B、1C、・・)は各発信機1を識別する発信機IDを含む信号を電波等により発信している。
受信機(ロケーションバッジ)2は領域内を巡回する作業員等により所持される機器であり、発信機1の近傍に入った場合に発信機1から発信される信号を受信し、周期的または逐次に、ネットワーク4を介して管理サーバ5に対して所定の情報を送信する。受信機2から管理サーバ5への情報の送信は、受信機2にネットワーク接続機能がない場合には作業員の所持するゲートウェイ(スマートフォン等)3を介して行い、ネットワーク接続機能がある場合には直接に行うことができる。
図2は発信機1の構成例を示す図である。図2(a)は発信機1の機能構成例を示しており、設定部11とビーコン発信部13とを備えている。設定部11は、発信機1を一意に識別するための発信機ID等の設定データ12の設定を行う機能を有している。設定データ12はハードウェア上の記憶部に保持される。ビーコン発信部13は、設定データ12に基づいて、BLE(Bluetooth Low Energy)等の規格に従い、発信機IDを含んだビーコン信号を発信(送信)する機能を有している。
図2(b)は発信機1のハードウェア構成例を示している。図2(b)において、発信機1は、バス100を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、SSD(Solid State Drive)104を備えている。また、発信機1は、操作ボタン105、ディスプレイ/スピーカ106、無線I/F(Interface)107を備えている。また、発信機1は、各部に電源を供給するバッテリ108を備えている。
CPU101は、RAM103をワークエリアとしてROM102またはSSD104等に格納されたプログラムを実行することで、発信機1の動作を統括的に制御する。発信機1は、無線I/F107により、ビーコン信号を発信する。
図3は受信機2の構成例を示す図である。図3(a)は受信機2の機能構成例を示しており、設定部21とビーコン受信部23とデータ送信部25と異常判定・出力部26とを備えている。設定部21は、受信機ID等の設定データ22の設定を行う機能を有している。設定データ22はハードウェア上の記憶部に保持される。ビーコン受信部23は、ビーコン信号を受信して受信日時および発信機IDを含む受信データ24を内部的に保持する機能を有している。受信データ24はハードウェア上の記憶部に保持される。
データ送信部25は、一括または逐次に、設定データ22の受信機IDを伴った受信データ24をゲートウェイ3または管理サーバ5に送信する機能を有している。ゲートウェイ3への送信はBluetooth(登録商標)通信等により行われる。管理サーバ5への直接送信はWi−Fi等により行われる。異常判定・出力部26は、発信機1の異常の判定を管理サーバ5側に代わって受信機2側で行う場合、受信データ24に基づいて発信機1の異常を判定し、判定結果を出力する機能を有している。
図3(b)は受信機2のハードウェア構成例を示している。図3(b)において、受信機2は、バス200を介して相互に接続されたCPU201、ROM202、RAM203、SSD204、操作ボタン205、ディスプレイ/スピーカ206、無線I/F207を備えている。CPU201は、RAM203をワークエリアとしてROM202またはSSD204等に格納されたプログラムを実行することで、受信機2の動作を統括的に制御する。受信機2は、無線I/F207により、発信機1の発信するビーコン信号を受信し、受信データ等をゲートウェイ3または管理サーバ5に送信する。
図4はゲートウェイ3の構成例を示す図である。図4(a)はゲートウェイ3の機能構成例を示しており、データ受信部31とデータ送信部33とを備えている。データ受信部31は、受信機2からデータを受信して受信機ID、受信日時および発信機IDを含む受信データ32を内部的に保持する機能を有している。受信データ32はハードウェア上の記憶部に保持される。データ送信部33は、受信データ32を管理サーバ5に送信する機能を有している。
図4(b)はゲートウェイ3のハードウェア構成例を示している。図4(b)において、ゲートウェイ3は、バス300を介して相互に接続されたCPU301、ROM302、RAM303、SSD304、操作ボタン305、ディスプレイ/スピーカ306、無線I/F307を備えている。CPU301は、RAM303をワークエリアとしてROM302またはSSD304等に格納されたプログラムを実行することで、ゲートウェイ3の動作を統括的に制御する。ゲートウェイ3は、無線I/F307により、受信機2からデータを受信し、受信データを管理サーバ5に送信する。
図5は管理サーバ5の機能構成例を示す図である。図5(a)は管理サーバ5の機能構成例を示しており、データ受信部51と異常判定・出力部(異常検知プログラム)53とを備えている。データ受信部51は、受信機2またはゲートウェイ3からデータを受信して受信機ID、受信日時および発信機IDを含む受信データ52を内部的に保持する機能を有している。受信データ52はハードウェア上の記憶部に保持される。異常判定・出力部53は、受信データ52に基づいて発信機1の異常を判定し、判定結果を出力する機能を有している。異常判定・出力部53は、例えば、異常が検知された発信機について、ディスプレイに当該発信機の情報を表示することで、システム管理者に異常が発生した発信機を知らせることができる。
図5(b)は管理サーバ5のハードウェア構成例を示している。図5(b)において、管理サーバ5は、バス500を介して相互に接続されたCPU501、ROM502、RAM503、SSD/HDD(Hard Disk Drive)504、キーボード/マウス505、ディスプレイ/スピーカ506、無線I/F507を備えている。CPU501は、RAM503をワークエリアとしてROM502またはSSD/HDD504等に格納されたプログラムを実行することで、管理サーバ5の動作を統括的に制御する。管理サーバ5は、無線I/F507により、受信機2またはゲートウェイ3からデータを受信する。
<管理サーバによる判定、データの一括送受信>
図6は巡回の例を示す図であり、巡回ルートに沿って発信機1A、1B、1Cが配置され、発信機1A、1B、1Cはバッテリの消耗等もなく、破線で示すような所定の範囲(例えば、半径10m程度の範囲)で受信機2によりビーコン信号が受信できるものとする。
図6において、巡回警備員等が所持する受信機2が巡回ルートに沿って、発信機1Aの近傍→発信機1Bの近傍→発信機1Cの近傍を通過した場合、受信機2の受信データ24は図7(a)に示すようになる。すなわち、3つの発信機1A、1B、1Cからビーコン信号を受信した日時と、発信機IDとが、順序付けられて保持される。また、巡回後に一括に受信機2から管理サーバ5にデータ送信が行われた場合、管理サーバ5の受信データ52は図7(b)に示すようになり、受信機2の受信データ24に受信機ID「123」が付加されたものとなる。
その後、同じ巡回ルートに沿って巡回が行われるとして、ここでは、図8に示すように、発信機1Bがバッテリの消耗等によりビーコン信号を発信できなくなっているものとする。
図8において、巡回警備員等が所持する受信機2が巡回ルートに沿って、発信機1Aの近傍→発信機1Bの近傍→発信機1Cを通過した場合、受信機2の受信データ24は図9(a)に示すようになる。すなわち、発信機1Aからの受信は正常に行われて記録されるが、続く発信機1Bからの受信は行われず記録されない。また、その後の発信機1Cからの受信は正常に行われて記録される。また、巡回後に一括に受信機2から管理サーバ5にデータ送信が行われた場合、管理サーバ5の受信データ52は図9(b)に示すようになり、他の受信機2からのデータも加わったものとなる。
以下、管理サーバ5における異常検知の処理例を図10のフローチャートに沿って説明する。なお、この処理は、図9(b)に示したように、今回の受信データ以外に、少なくとも同じ受信機2からの正常と判定された前回分の受信データが蓄積されていることを前提とする。
図10において、管理サーバ5のデータ受信部51が、受信したデータを受信データ52の一部として記憶部に格納すると(ステップS101)、異常判定・出力部53は変数nに「0」を設定する(ステップS102)。
また、異常判定・出力部53は、今回判定するデータと同じ受信機IDに紐づけられた前回受信したデータのレコード数を変数mに設定する(ステップS103)。図9(b)において下の2行の受信機ID「123」のデータを対象とする場合、同じ受信機ID「123」のデータは上の3行にあり、変数mは「3」に設定される。
図10に戻り、次いで、異常判定・出力部53は変数nに「1」を加算(インクリメント)する(ステップS104)。
次いで、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのn番目のレコードの発信機IDを変数aに設定する(ステップS105)。また、異常判定・出力部53は、今回受信したデータのn番目のレコードの発信機IDを変数bに設定する(ステップS106)。
次いで、異常判定・出力部53は、変数aと変数bとが一致するか否か比較する(ステップS107)。一致する場合(ステップS107のYes)は、更に変数mと変数nとが一致するか否か比較し(ステップS108)、一致しない場合(ステップS108のNo)は変数nのインクリメント(ステップS104)に戻る。変数mと変数nとが一致する場合(ステップS108のYes)、異常判定・出力部53は処理を終了する。
また、変数aと変数bとが一致しない場合(ステップS107のNo)、異常判定・出力部53は、変数aの示す発信機IDの発信機1に異常が発生している旨を出力し(ステップS109)、処理を終了する。
図9(b)に示したデータの場合、
n=1 → a=A、b=A → 一致
n=2 → a=B、b=C → 不一致
となり、発信機ID「B」の発信機1Bに異常が発生している旨が出力される。
<管理サーバによる判定、データの逐次送受信>
受信機2から管理サーバ5に逐次にデータが送信されてくる場合、データを受信する都度に以下の処理を行う。なお、管理サーバ5において保持される受信データ52は図9(b)に示すものと同様であるが、今回のデータ、例えば、下の2行分のデータはその都度に受信される。また、前回のデータ、例えば、上の3行分のデータには、判定済の設定が行えるものとする。
以下、図11のフローチャートに沿って処理を説明する。図11において、管理サーバ5のデータ受信部51が、受信したデータを受信データ52の一部として記憶部に格納すると(ステップS201)、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのうち未判定の先頭のレコード(n番目)の発信機IDを変数aに設定する(ステップS202)。
次いで、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのn番のレコードに判定済を設定する(ステップS203)。
次いで、異常判定・出力部53は、今回受信したデータのレコードの発信機IDを変数bに設定する(ステップS204)。
次いで、異常判定・出力部53は、変数aと変数bとが一致するか否か比較し(ステップS205)、一致する場合(ステップS205のYes)は処理を終了する。
また、変数aと変数bとが一致しない場合(ステップS205のNo)、異常判定・出力部53は、変数aの示す発信機IDの発信機1に異常が発生している旨を出力し(ステップS206)、処理を終了する。
図9(b)に示したデータの場合、
n=1 → a=A、b=A → 一致
n=2 → a=B、b=C → 不一致
となり、発信機ID「B」の発信機1Bに異常が発生している旨が出力される。
<受信機による逐次判定>
この場合、受信機2の異常判定・出力部26が判定処理を行う点を除き、図11と処理は同様である。なお、受信機2では自機で受信したデータしか持たないため、受信機IDの一致を考慮する必要はない。
<管理サーバによる判定(後戻りを許容)、データの一括送受信>
ここでは、巡回する警備員が後戻りをした場合に、それが判定に影響を与えないようにしている。例えば、図6または図8の例において、発信機1Aの近傍→発信機1Bの近傍→発信機1Cの近傍のように素直に通過するのではなく、発信機1Aの近傍→発信機1Bの近傍→発信機1Aの近傍→発信機1Bの近傍→発信機1Cの近傍のように、途中で後戻りが加わるものである。
以下、図12のフローチャートに沿って処理を説明する。図12において、管理サーバ5のデータ受信部51が、受信したデータを受信データ52の一部として記憶部に格納すると(ステップS301)、異常判定・出力部53は変数nに「0」を設定する(ステップS302)。
また、異常判定・出力部53は、今回判定するデータと同じ受信機IDに紐づけられた前回受信したデータのレコード数を変数mに設定する(ステップS303)。
次いで、異常判定・出力部53は変数nに「1」を加算(インクリメント)する(ステップS304)。
次いで、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのn番目のレコードの発信機IDを変数aに設定する(ステップS305)。
次いで、異常判定・出力部53は、設定した発信機IDが判定済の発信機IDであるか判断する(ステップS306)。そして、判定済の発信機IDである場合(ステップS306のYes)は変数mをデクリメント(「1」を引く)して前回受信したデータの次のレコードの発信機IDを変数aに再設定し(ステップS307)、判定済か否かの判断(ステップS306)に戻る。なお、判定済でないことを確認してから変数aに設定するようにしてもよい。
判定済の発信機IDでない場合(ステップS306のNo)、異常判定・出力部53は、今回受信したデータのn番目のレコードの発信機IDを変数bに設定する(ステップS308)。
次いで、異常判定・出力部53は、設定した発信機IDが判定済の発信機IDであるか判断する(ステップS309)。そして、判定済の発信機IDである場合(ステップS309のYes)は今回受信したデータの次のレコードの発信機IDを変数bに再設定し(ステップS310)、判定済か否かの判断(ステップS309)に戻る。なお、判定済でないことを確認してから変数bに設定するようにしてもよい。
判定済の発信機IDでない場合(ステップS309のNo)、異常判定・出力部53は、変数aと変数bとが一致するか否か比較する(ステップS311)。一致する場合(ステップS311のYes)は、更に変数mと変数nとが一致するか否か比較し(ステップS312)、一致しない場合(ステップS312のNo)は変数nのインクリメント(ステップS304)に戻る。変数mと変数nとが一致する場合(ステップS312のYes)、異常判定・出力部53は処理を終了する。
また、変数aと変数bとが一致しない場合(ステップS311のNo)、異常判定・出力部53は、変数aの示す発信機IDの発信機1に異常が発生している旨を出力し(ステップS313)、処理を終了する。
<管理サーバによる判定(後戻りを許容)、データの逐次送受信>
図13のフローチャートに沿って処理を説明する。図13において、管理サーバ5のデータ受信部51が、受信したデータを受信データ52の一部として記憶部に格納すると(ステップS401)、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのうち未判定の先頭のレコード(n番目)の発信機IDを変数aに設定する(ステップS402)。
次いで、異常判定・出力部53は、前回受信したデータのn番のレコードに判定済を設定する(ステップS403)。
次いで、異常判定・出力部53は、設定した発信機IDが今回以前に判定済の発信機IDであるか判断する(ステップS404)。そして、判定済の発信機IDである場合(ステップS404のYes)は前回受信したデータの次のレコードの発信機IDを変数aに再設定し(ステップS405)、判定済か否かの判断(ステップS404)に戻る。なお、判定済でないことを確認してから変数aに設定するようにしてもよい。
判定済の発信機IDでない場合(ステップS404のNo)、異常判定・出力部53は、今回受信したデータのレコードの発信機IDを変数bに設定する(ステップS406)。
次いで、異常判定・出力部53は、設定した発信機IDが判定済の発信機IDであるか判断する(ステップS407)。そして、判定済の発信機IDである場合(ステップS407のYes)、異常判定・出力部53は処理を終了する。
また、判定済の発信機IDでない場合(ステップS407のNo)、異常判定・出力部53は、変数aと変数bとが一致するか否か比較し(ステップS408)、一致する場合(ステップS408のYes)は処理を終了する。
また、変数aと変数bとが一致しない場合(ステップS408のNo)、異常判定・出力部53は、変数aの示す発信機IDの発信機1に異常が発生している旨を出力し(ステップS409)、処理を終了する。
<受信機による逐次判定(後戻りを許容)>
この場合、受信機2の異常判定・出力部26が判定処理を行う点を除き、図13と処理は同様である。なお、受信機2では自機で受信したデータしか持たないため、受信機IDの一致を考慮する必要はない。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、異常が発生している発信機を効率的に検知することができる。
以上、好適な実施の形態により説明した。ここでは特定の具体例を示して説明したが、特許請求の範囲に定義された広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により限定されるものと解釈してはならない。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
複数の発信機が設置された領域を移動する受信機と、前記受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する管理装置と、を有する異常検知システムであって、
前記受信機は、
前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、
受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
ことを特徴とする異常検知システム。
(付記2)
前記管理装置は、一括に受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを順次に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記1に記載の異常検知システム。
(付記3)
前記管理装置は、逐次に受信した、受信機ID、受信日時および発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを時間順に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記1に記載の異常検知システム。
(付記4)
前記比較にあたり、比較済の発信機IDについて受信日時順で次のレコードの発信機IDを用いる、
ことを特徴とする付記2または3に記載の異常検知システム。
(付記5)
複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置であって、
前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
ことを特徴とする異常検知装置。
(付記6)
一括に受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを順次に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記5に記載の異常検知装置。
(付記7)
逐次に受信した、受信機ID、受信日時および発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを時間順に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記5に記載の異常検知装置。
(付記8)
前記比較にあたり、比較済の発信機IDについて受信日時順で次のレコードの発信機IDを用いる、
ことを特徴とする付記6または7に記載の異常検知装置。
(付記9)
複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置に、
前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
する処理を実行させることを特徴とする異常検知プログラム。
(付記10)
一括に受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを順次に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記9に記載の異常検知プログラム。
(付記11)
逐次に受信した、受信機ID、受信日時および発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを時間順に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記9に記載の異常検知プログラム。
(付記12)
前記比較にあたり、比較済の発信機IDについて受信日時順で次のレコードの発信機IDを用いる、
ことを特徴とする付記10または11に記載の異常検知プログラム。
(付記13)
複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置が、
前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
する処理を実行することを特徴とする異常検知方法。
(付記14)
一括に受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを順次に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記13に記載の異常検知方法。
(付記15)
逐次に受信した、受信機ID、受信日時および発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを時間順に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
ことを特徴とする付記13に記載の異常検知方法。
(付記16)
前記比較にあたり、比較済の発信機IDについて受信日時順で次のレコードの発信機IDを用いる、
ことを特徴とする付記14または15に記載の異常検知方法。
発信機1は「発信機」の一例である。受信機2は「受信機」の一例である。管理サーバ5は「管理装置」の一例である。受信データ52、24は「順番情報」の一例である。
1、1A〜1C 発信機
11 設定部
12 設定データ
13 ビーコン発信部
2 受信機
21 設定部
22 設定データ
23 ビーコン受信部
24 受信データ
25 データ送信部
26 異常判定・出力部
3 ゲートウェイ
31 データ受信部
32 受信データ
33 データ送信部
4 ネットワーク
5 管理サーバ
51 データ受信部
52 受信データ
53 異常判定・出力部

Claims (7)

  1. 複数の発信機が設置された領域を移動する受信機と、前記受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する管理装置と、を有する異常検知システムであって、
    前記受信機は、
    前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、
    受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
    ことを特徴とする異常検知システム。
  2. 前記管理装置は、一括に受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを順次に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常検知システム。
  3. 前記管理装置は、逐次に受信した、受信機ID、受信日時および発信機IDを含む前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した、受信機IDごとの受信日時順の発信機IDを含む順番情報とに基づき、同じ受信機についての発信機IDを時間順に比較し、不一致があった場合に該発信機に異常が発生していると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常検知システム。
  4. 前記比較にあたり、比較済の発信機IDについて受信日時順で次のレコードの発信機IDを用いる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の異常検知システム。
  5. 複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置であって、
    前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
    受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
    ことを特徴とする異常検知装置。
  6. 複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置に、
    前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
    受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
    する処理を実行させることを特徴とする異常検知プログラム。
  7. 複数の発信機が設置された領域を移動する受信機から前記複数の発信機に関する情報を受信する異常検知装置が、
    前記受信機から送信される、前記複数の発信機から信号を受信した順番を示す順番情報を受信し、
    受信した前記順番情報と、前記順番情報の受信以前に前記受信機から受信した順番情報との比較結果に基づいて、前記複数の発信機の内、異常が発生している発信機を特定する、
    する処理を実行することを特徴とする異常検知方法。
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